JP2005276126A - 流用設計支援プログラム及び流用設計支援装置 - Google Patents

流用設計支援プログラム及び流用設計支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 性能項目に対してより近い仕様値を持った実績のある設計データを設計者に提示する流用設計支援プログラムを提供する。
【解決手段】新たに設計するユニットのユニット名を要求ユニット名13に記憶する要求ユニット名取得手段31と、実績設計データ14を順次読み出すとともに、実績設計データ14のユニット名が要求ユニット名に一致する実績設計データを抽出する実績設計データ検索手段32と、新たに設計するユニットの要求ユニット名、性能項目及び仕様値を含む要求仕様データ16を生成する要求仕様入力手段34と、抽出された実績設計データと要求仕様データ16を読み出すとともに、性能項目毎に実績設計データと要求仕様データの仕様値の差分を算出し、ユニット識別子毎に離れ量を算出して、ユニット識別子毎の離れ量に基づいてユニット識別子を昇順にソートして検索順位を付与する離れ量算出手段36を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製品設計において、既に設計した実績のあるユニットの設計データを流用して、新たにユニットを設計する流用設計支援プログラム及び流用設計支援装置に関する。
近年の製品の設計において、PDM(Product Data Management)システムの活用が普及している。PDMシステムとは、設計から製造全般にわたる多種多様なエンジニアリングデータを統合し、一元管理するシステムである。PDMシステムにおける機能の一つに、製品を構成するユニット、ユニットの機能を示す性能項目及び仕様値、CADデータ、ドキュメントデータなどの製品情報を管理する機能が挙げられる。PDMシステムは、製品開発にかかわるあらゆるデータを管理するので、CAD、CAM、CAEなどの開発支援ツールの連携を強化し、これらのツールの導入効果を最大限に引き出す効果が期待されている。
PDMシステムと開発支援ツールとの連携の一つとして、設計や製品化の実績のある製品の設計データをPDMシステムから流用して、流用した設計データを基に開発支援ツールで設計することがある。これにより、設計者は、新規の製品の設計プロセスを短縮できる。
新規の製品の設計においてPDMシステムで設計データを流用するとき、設計者はまず、実績のある製品の設計データから、新規の製品の近い設計データを検索する。このとき設計者は、「任意の文字」を意味する特殊文字、即ちワイルドカードを含んだキーワードを設定し、PDMシステムのドキュメントデータにおいてそのキーワードを含む設計データを検索する。又、製品やユニットの性能項目に対する仕様値を入力して、その仕様値に該当する設計データを検索する。
しかし、この様なキーワードで検索したり性能項目の仕様値で検索する方法は、以下のような問題がある。
キーワードを含む設計データを検索する方法では、キーワードが一致しなければ検索結果を取得することはできない。従って、検索結果を得るために設計者はあらゆるキーワードを設定し、何度も検索を行う必要があった。更に、検索された結果は、キーワードの合致率順に表示されるため、設計者が別途設計データを比較して、流用可能なユニットを決定することになる。
一方、性能項目と仕様値による検索方法では、PDMシステムに登録されている仕様値の範囲内でないと検索結果を取得することはできない。従って、所定の性能項目について新規の製品に近い仕様値を持つユニットを検索したとしても、その他の性能項目の仕様値が大きく異なっているユニットも検索されてしまう問題がある。又、性能項目の仕様値が全般的に近いユニットがあったとしても、検索時に指示した性能項目の仕様値が一致しなければ検索されない問題もある。
従って本発明は上記問題点に基づきなされたもので、その目的は、性能項目に対してより近い仕様値を持った実績のある設計データを設計者に提示する流用設計支援プログラム及び流用設計支援装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、既に設計したユニットのユニット識別子、ユニット名、ユニットの性能項目及び仕様値を含む既存の実績設計データの流用を支援するコンピュータ読みとり可能な流用設計支援プログラムに関する。即ち本発明の第1の特徴に係る流用設計支援プログラムは、新たに設計するユニットのユニット名に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名として記憶装置に記憶するステップと、実績設計データを順次読み出すとともに、記憶装置から要求ユニット名を読み出し、実績設計データのユニット名が要求ユニット名に一致する実績設計データを抽出して、記憶装置に記憶するステップと、新たに設計するユニットの性能項目及び仕様値に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名、性能項目及び仕様値を含む要求仕様データを生成し、記憶装置に記憶するステップと、抽出された実績設計データと要求仕様データを読み出すとともに、性能項目毎に実績設計データと要求仕様データの仕様値の差分を算出し、差分に基づいて、ユニット識別子毎に離れ量を算出して記憶装置に記憶するステップと、記憶装置からユニット識別子毎の離れ量を読み出し、離れ量に基づいてユニット識別子を昇順にソートしてユニット識別子毎に検索順位を付与するステップと、検索順位に基づいてユニット識別子を表示装置に表示させる出力信号を生成して、出力信号を表示装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる。
又、ユニットの性能項目と、性能項目の仕様値をレベルに変換する閾値とを含む閾値マスタを生成し、記憶装置に記憶するステップと、抽出された実績設計データを読み出すとともに、記憶装置から閾値マスタを読み出し、実績設計データの仕様値を、閾値に基づいてレベルに変換してユニット識別子毎に実績設計性能分類表を生成し、記憶装置に記憶するステップと、記憶装置から要求仕様データを読み出すとともに、記憶装置から閾値マスタを読み出し、要求仕様データの仕様値を、閾値に基づいてレベルに変換して要求仕様性能分類表を生成して記憶装置に記憶するステップとを更に備え、離れ量を算出するステップは、記憶装置から実績設計性能分類表及び要求仕様性能分類表を読み出し、性能項目毎に実績設計性能分類表のレベルと要求仕様性能分類表のレベルの差分を算出して、ユニット識別子毎に差分を累計して離れ量を算出して記憶装置に記憶するステップであることが好ましい。
又、記憶装置に記憶された閾値マスタは、性能項目毎の重みを更に含んでおり、離れ量を算出するステップは、記憶装置から実績設計性能分類表及び要求仕様性能分類表を読み出すとともに、記憶装置から閾値マスタの性能項目毎の重みを読み出し、性能項目毎に実績設計性能分類表のレベルと要求仕様性能分類表のレベルの差分を算出して差分に性能項目毎の重みを乗算するとともに、ユニット識別子毎に重みが乗算された差分を累計して乖離値を算出して記憶装置に記憶するステップであり、ユニット識別子毎に検索順位を付与するステップは、記憶装置からユニット識別子毎の乖離量を読み出し、乖離量に基づいてユニット識別子を昇順にソートしてユニット識別子毎に検索順位を付与するステップであることが好ましい。
本発明の第2の特徴は、既に設計したユニットのユニット識別子、ユニット名、ユニットの性能項目及び仕様値を含む既存の実績設計データの流用を支援する流用設計支援装置に係る。本発明の第2の特徴に係る流用設計支援装置は、新たに設計するユニットのユニット名に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名として記憶装置に記憶する要求ユニット名取得手段と、実績設計データを順次読み出すとともに、記憶装置から要求ユニット名を読み出し、実績設計データのユニット名が要求ユニット名に一致する実績設計データを抽出して、記憶装置に記憶する実績設計データ検索手段と、新たに設計するユニットの性能項目及び仕様値に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名、性能項目及び仕様値を含む要求仕様データを生成し、記憶装置に記憶する要求仕様入力手段と、抽出された実績設計データと要求仕様データを読み出すとともに、性能項目毎に実績設計データと要求仕様データの仕様値の差分を算出し、差分に基づいて、ユニット識別子毎に離れ量を算出して記憶装置に記憶し、記憶装置からユニット識別子毎の離れ量を読み出し、離れ量に基づいてユニット識別子を昇順にソートしてユニット識別子毎に検索順位を付与する離れ量算出手段と、検索順位に基づいてユニット識別子を表示装置に表示させる出力信号を生成して、出力信号を表示装置に送信する流用設計データ取得手段とを備える。
本発明によれば、性能項目に対してより近い仕様値を持った実績のある設計データを設計者に提示する流用設計支援プログラム及び流用設計支援装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
図1を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置1を説明する。流用設計支援装置1は、例えば一般的なコンピュータに流用設計支援プログラムなどのソフトウェアプログラムがインストールされ、そのソフトウェアプログラムが中央処理制御装置101において実行されることにより実現される。
図2に示すように、本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置1は、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及び入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107及びリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から流用設計支援装置1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106などの入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107などに記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算又は加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110及び入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、例えば中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、流用設計支援装置1をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号又は出力信号として、入出力インタフェース及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は磁気ディスク装置であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置1の記憶装置107には、流用設計支援プログラムが記憶されるとともに、性能項目マスタ11、閾値マスタ12、要求ユニット名13、実績設計データ14、実績設計性能分類表15、要求仕様データ16、要求仕様性能分類表17、離れ量データ18、流用設計データ19及び実績設計データ20が記憶される。又、流用設計支援プログラムが流用設計支援装置1の中央処理制御装置101に読み込まれ実行されることによって、要求ユニット名取得手段31、実績設計データ検索手段32、性能分類表生成手段33及び35、要求仕様入力手段34、離れ量算出手段36、流用設計データ取得手段37及び設計手段38が流用設計支援装置1に実装される。
性能項目マスタ11は、設計する製品の製品名及び製品の小分類となるユニット名をキーとして、ユニット名に要求される性能項目が関連づけられたデータである。性能項目マスタ11に記憶された製品名、ユニット名及び性能項目は、後述する実績設計データ14の各項目に対応する。性能項目マスタ11は予め作成されていても良いし、後述する閾値マスタ12や実績設計データ14から動的に作成されても良い。
性能項目マスタ11は、例えば、図3に示すようなデータ構造とデータを備える。
図3(a)は、ユニット名として、製品に用いられるユニット種別が関連づけられている。即ち、図3(a)によれば、「モータ」という製品名に対して、モータの小分類として「小型DCモータ」、「コアレスモータ」、「DCサーボモータ」などのモータの種類が関連づけられている。更に、例えば「小型DCモータ」ユニットに要求される性能項目として、「定格電圧」、「定格トルク」、「定格電流」、「無負荷回転数」などが関連づけられている。又、例えば中分類として「ブラシレスDCモータ」を設け、小分類として「ラジアル形ブラシレスDCモータ」、「アキシャル形ブラシレスDCモータ」などが関連づけられても良い。一方、図3(b)は、ユニット名として、製品に用いられる構成ユニットが関連づけられている。即ち、図3(a)によれば、「パッケージダイシング装置」をの小分類として、「架台」、「ローダストッカ」、「ダイシングユニット」などの構成ユニットが関連づけられている。更に、例えば「ダイシングユニット」に要求される性能項目として、「可動範囲」、「ダイシング幅」、「ブレード外径」、「ブレード枚数」などが関連づけられている。
閾値マスタ12は、製品名及びユニット名をキーとして、ユニットの性能項目と、性能項目の仕様値をレベルに変換する閾値とが記憶されている。閾値マスタ12は、例えば所定の性能項目についてレベル1乃至レベル8に分ける場合の閾値として、所定のレベルに該当する仕様値の上限値又は下限値が記憶されているのが好ましい。記憶装置107から閾値マスタ12を読み出し、所定の性能項目の仕様値と閾値マスタの閾値とを比較することにより、仕様値をレベルに変換することができる。閾値マスタ12の製品名、ユニット名及び性能項目は、性能項目マスタ11の各項目に対応する。
閾値マスタ12は、例えば、図4及び図5に示す様なデータ構造とデータを備える。
図4は、「小型DCモータ」ユニットについての閾値マスタ12aの一例であって、例えば、「定格電圧」の仕様値が0[V]以下のときは「レベル1」、5[V]以下のときは「レベル2」、「100[V]」以上のときは「レベル5」と変換される。図5は、「ダイシングユニット」についての閾値マスタ12bの一例であって、例えば、「ブレード回転数」の仕様値が0[rpm]から20000[rpm]のときは「レベル1」、20000[rpm]から30000[rpm]のときは「レベル2」と変換される。図4及び図5に示すように、全ての性能項目に応じて、変換するレベル数を設定しても良い。
閾値マスタ12は、流用設計支援装置1において実装される閾値マスタ更新手段(図示せず)によって、更新されても良い。又、閾値マスタ12において設けられる閾値は、ユニットの用途や設計パターンなどに応じて設定されるのが好ましい。これにより、新たに設計するユニットの用途や設計パターンなどに応じて、同一のレベルが付与されるので、より流用しやすいユニットを検索することができる。
実績設計データ14は、既に設計したユニットのユニット識別子、ユニット名、ユニットの性能項目及び仕様値を含むデータである。ユニット識別子とは、実績設計データ14に記憶されている複数のユニットの実績設計データを一意に識別するための識別子である。実績設計データ14に更に、設計した結果得られるCADデータなどの設計データや、仕様書などのドキュメントデータが電子ファイルとして含まれても良い。
実績設計データ14は、例えば、図6に示す様なデータ構造とデータを備える。
図6は、「小型DCモータ」ユニットに関する実績設計データの一例である。図6に示すように、「小型DCモータA」などのユニット識別子をキーとして、小型DCモータのそれぞれの性能項目について仕様値、設計データ及びドキュメントが対応づけられている。図6に示した製品名、ユニット名及び性能項目は、性能項目マスタ11及び閾値マスタ12の各項目に対応する。
実績設計データ14は、流用設計支援装置1の記憶装置107に記憶されても良いし、流用設計支援装置1の通信制御装置106を介して接続される別の装置上に記憶されても良い。即ち、本発明の実施の形態に係る流用設計支援装置1の中央処理制御装置101によって読み出されれば良い。
要求ユニット名取得手段31は、新たに設計するユニットのユニット名に基づく入力信号を入力装置104から受信し、要求ユニット名13として記憶装置107に記憶する手段である。設計者は構想設計段階で、製品を構成するユニットの構成を定義して要求ユニット名を入力する。このとき、要求ユニット名が入力される際、記憶装置107から性能項目マスタ11を読み出して製品名及びユニット名に基づく出力信号を生成して表示装置105で提示し、設計者に表示装置105に提示された製品名及びユニット名から、入力装置104によって選択させても良い。要求ユニット名は、性能項目マスタ11、閾値マスタ12、後述する実績設計データ14のユニット名に対応する。本実施の形態においては、モータのユニットである「小型DCモータ」を新たに設計する場合について説明する。
要求ユニット名取得手段31によって記憶された要求ユニット名13は、既に設計した設計実績ユニットについて処理する設計実績ユニット処理部41と、新規に設計する構想設計ユニットについて処理する構想設計ユニット処理部42によって読み出される。
まず、設計実績ユニット処理部41における処理について説明する。設計実績ユニット処理部41は、実績設計データ14、実績設計性能分類表15、実績設計データ検索手段32及び性能分類表生成手段33を備える。
実績設計データ検索手段32は、実績設計データ14を順次読み出すとともに、記憶装置107から要求ユニット名13を読み出し、実績設計データ14のユニット名が要求ユニット名に一致する実績設計データを抽出して、記憶装置107に記憶する手段である。実績設計データ検索手段32は、中央処理制御装置101で生成されるコマンドに基づいて、実績設計データ14を読み出し、実績設計データ14の「ユニット名」項目のデータが、「小型DCモータ」であるレコードを検索する。更に、実績設計データ検索手段32は、ユニット識別子が「小型DCモータA」、「小型DCモータB」及び「小型DCモータC」となるレコードを抽出し、記憶装置107に記憶する。ここで、性能項目毎の仕様値も、記憶装置107に記憶されるのが好ましい。
性能分類表生成手段33は、実績設計データ検索手段32によって記憶装置107に記憶された実績設計データを読み出すとともに、記憶装置107から閾値マスタ12を読み出し、実績設計データの仕様値を、閾値に基づいてレベルに変換してユニット識別子毎に実績設計性能分類表15を生成し、記憶装置107に記憶する手段である。実績設計性能分類表15は、実績設計データ検索手段32で抽出された実績設計データのユニット識別子毎に生成される。
実績設計性能分類表15は、例えば、図7(a)乃至(c)に示すようなデータ構造とデータを備える。
図7(a)は、実績設計データ検索手段32で抽出された実績設計データのうち、ユニット識別子が「小型DCモータA」となっている実績設計データについて生成された実績設計性能分類表15aである。図7(a)に示すように、性能分類表生成手段33によって、小型DCモータの各性能項目について、所定のレベルに該当する場合は「1」を、該当しない場合は「0」がマッピングされる。具体的には、図6に記載され様に、小型DCモータAの定格電圧の仕様値は、「20[V]」である。一方、図4に示した閾値マスタ12aを読み出すと、定格電圧が20[V]の場合は「レベル3」に変換される。従って、図7(a)に示した小型DCモータAの性能分類表15aにおいて、定格電圧の「レベル3」に相当するセルに「1」をマッピングし、「レベル1」乃至「レベル2」及び「レベル4」乃至「レベル8」に相当するセルに「0」をマッピングする。これにより、小型DCモータAの定格電圧の仕様値は、「レベル3」に変換されることがわかる。同様に、「小型DCモータB」及び「小型DCモータC」についても、図7(b)及び図(c)に示した様に性能分類表15b及び15cを生成して、記憶装置107に記憶する。
本実施の形態における性能分類表は、図7に示すように、性能項目を行に配置し、レベルを列に配置したマトリクスを生成し、各セルに「該当する」又は「該当しない」をマッピングしたが、これに限られるものではない。例えば、「定格電圧」は「レベル3」など、単に性能項目毎にレベルを対応づけたものを性能分類表としても良い。実績設計データの各性能項目の仕様値と、その仕様値に基づいて変換されたレベルとの関連が明らかになれば良い。
次に、構想設計ユニット処理部42における処理について説明する。構想設計ユニット処理部は、要求仕様データ、要求仕様性能分類表17、要求仕様入力手段34、性能分類表生成手段35を備える。
要求仕様入力手段34は、新たに設計するユニットの性能項目及び仕様値に基づく入力信号を入力装置104から受信し、要求ユニット名、性能項目及び仕様値を含む要求仕様データ16を生成し、記憶装置107に記憶する手段である。このとき要求仕様入力手段34は、性能項目マスタ11を読み出して性能項目を取得するのが好ましい。要求仕様入力手段は、要求ユニット名13から新たに設計するユニットのユニット名を読み出し、読み出されたユニット名をキーとして性能項目マスタ11を読み出して、性能項目マスタ11のユニット名が要求ユニット名に一致するレコードを抽出して、要求ユニット名に関連づけられた性能項目に基づく出力信号を生成し、表示装置105に提示する。表示装置105に提示されたそれぞれの性能項目について、設計者に入力装置104より性能項目の仕様値を入力させ、中央処理制御装置101に送信する。中央処理制御装置101は、入力装置104より受信した信号に基づいて、性能項目と仕様値を対応づけた要求仕様データ16を生成し、記憶装置107に記憶する。この様に入力されたユニット名に基づいて性能項目マスタ11を読み出して性能項目を提示することにより、必要な性能項目を網羅できるので、仕様間違いを防止することができる。
要求仕様データ16は、例えば、図8に示すようなデータ構造とデータを備える。
図8に示すように、新たに設計する小型DCモータ関する要求仕様データ16は、定格電圧の仕様値は、「10[V]」、定格トルクの仕様値は「150[g・cm]」…と、小型DCモータの性能項目毎に、仕様値が設定されている。
性能分類表生成手段35は、記憶装置107から要求仕様データ16を読み出すとともに、記憶装置107から閾値マスタ12を読み出し、要求仕様データ16の仕様値を、閾値に基づいてレベルに変換して要求仕様性能分類表17を生成して記憶装置107に記憶する手段である。構想設計ユニット処理部42の性能分類表生成手段35は、設計実績ユニット処理部41の性能分類表生成手段33と同様の方法で性能分類表を生成する。
要求仕様性能分類表17は、例えば図9に示すようなデータ構造とデータを備える。
図9は、図8に示された要求仕様データ16について生成された要求仕様性能分類表17である。図9に示すように、性能分類表生成手段35によって、要求仕様データ16における各性能項目について、所定のレベルに該当する場合は「1」が、該当しない場合は「0」がマッピングされる。具体的には、図8に記載される様に、要求ユニットの定格電圧の仕様値は、「10[V]」である。一方、図4に示した閾値マスタ12aを読み出すと、定格電圧が10[V]の場合は「レベル3」に変換される。従って、図9に示した要求ユニットの性能分類表17において、定格電圧の「レベル3」に相当するセルに「1」がマッピングされ、「レベル1」乃至「レベル2」及び「レベル4」乃至「レベル8」に相当するセルに「0」がマッピングされる。これにより、要求仕様の定格電圧の仕様値は、「レベル3」に変換されることがわかる。
本実施の形態において、性能分類表として図8に示すように、性能項目を行に配置し、レベルを列に配置したマトリクスを生成し、各セルに「該当する」又は「該当しない」をマッピングしたが、これに限られるものではない。例えば、「定格電圧」は「レベル3」など、単に性能項目毎にレベルを対応づけたものを性能分類表としても良い。要求仕様データの各性能項目の仕様値と、その仕様値に基づいて変換されたレベルとの関連が明らかになれば良い。
離れ量算出手段36は、抽出された実績設計データ14と要求仕様データ16に基づいて、性能項目毎に実績設計データ14と要求仕様データ16の仕様値の差分を算出し、この差分に基づいて、実績設計データ14のユニット識別子毎に離れ量を算出して離れ量データ18を生成し、記憶装置107に記憶する手段である。より具体的には、記憶装置107から実績設計性能分類表15及び要求仕様性能分類表17を読み出し、性能項目毎に実績設計性能分類表のレベルと要求仕様性能分類表のレベルの差分を算出して、ユニット識別子毎に差分を累計して離れ量を算出して離れ量データ18を生成し、記憶装置107に記憶する手段である。離れ量は、実績設計データ14と要求仕様データ16について、それぞれの性能項目についてレベルの差分を求め、累計したものである。従って、離れ量は、実績設計データ14のユニット識別子毎に算出されるので、離れ量データ18においては、実績設計データのユニット識別子をキーとして、離れ量が対応づけられている。
離れ量算出手段36は、更に、記憶装置107からユニット識別子毎の離れ量を読み出し、離れ量に基づいてユニット識別子を昇順にソートして、ユニット識別子毎に検索順位を付与する手段である。離れ量に基づいてユニット識別子を昇順にソートする場合、バブルソート、クイックソートなどのアルゴリズムに基づいてRAM103などの一時記憶装置において、離れ量の少ない順にソートされる。
離れ量算出手段36によって算出される実績設計データ毎の離れ量は、実績設計データ14と要求仕様データ16との性能項目毎の仕様値の離れ度合いに基づくものである。従って離れ量の少ない実績設計データほど、要求仕様の仕様値に近く、流用設計に用いられる可能性が高いと考えられる。
離れ量データ18は、例えば、図10に示すようなデータ構造とデータを備える。
例えば、図7(a)に示した小型DCモータAの性能分類表15aと、図9に示した要求仕様の性能分類表17について離れ量を算出すると、小型DCモータAの定格電圧の仕様値は「レベル3」に変換され、要求仕様の定格電圧の仕様値は「レベル3」に変換されるので、定格電圧におけるレベルの差分は「0」となる。同様に、小型DCモータAの定格トルクの仕様値は「レベル2」に変換され、要求仕様の定格トルクの仕様値は「レベル3」に変換されるので、定格トルクにおけるレベルの差分は「0」となる。この様な小型DCモータAの性能項目毎のレベルと、要求仕様の性能項目毎の差分を算出し、累計を求めるた結果、性能項目毎の離れ量の累計は「8」と記憶されている。この性能項目毎の離れ量の累計をユニット識別子毎に算出し、離れ量の少ない順に検索順位が付与され、記憶されている。
流用設計データ取得手段37は、検索順位に基づいてユニット識別子を表示装置105に表示させる出力信号を生成して、出力信号を表示装置105に送信する手段である。設計者によって入力装置104での操作によって、既に設計したユニットから流用できるユニットの信号を受信し、そのユニットの設計データやドキュメントを実績設計データ14から読み出して、流用設計データ19として記憶装置107にする手段である。
例えば、表示装置105において要求仕様の仕様値に近い仕様値を持つ実績設計データのユニット識別子が順に提示される。次に、設計者に、提示されたユニット識別子から、流用できる可能性の高そうな実績設計データを入力装置104を介して選択させ、選択されたユニット識別子に基づく信号を生成し、中央処理制御装置101の流用設計データ取得手段37に送信する。本実施例においては、離れ量の少ない順に、「小型DCモータB」、「小型DCモータC」、「小型DCモータA」という順番で提示される。流用設計データ取得手段37は、受信したユニット識別子をキーとして、実績設計データ14を読み出して、ユニット識別子が受信したユニット識別子に一致する実績設計データを抽出し、設計データ、ドキュメントなどを表示装置105に表示する出力信号を出力する。
設計手段38は、流用設計データ19を読み出して表示装置105に提示し、設計者に、実績設計データ14から読み出された設計データを元に編集させることにより、新しいユニットの設計データ及びドキュメントを生成させ、実績設計データ20として記憶装置107に記憶させる手段である。設計手段38で生成された実績設計データ20は、要求仕様データ16とともに実績設計データ14に記憶され、又新たにユニットを設計する場合に流用可能な実績設計データとなる。設計手段38は、実績設計データ14から読み出された設計データを編集する必要のない場合、そのまま新しいユニットの設計データに組み入れ、詳細設計を行っても良い。
次に、図11を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置1の処理の流れを説明する。
まず、ステップS101において、要求ユニット名取得手段31によって中央処理制御装置101は、設計者に入力装置104から要求ユニット名を入力させ、入力装置104から要求ユニット名に基づく信号を受信して要求ユニット名13を生成し、記憶装置107に記憶する。
要求ユニット名が取得されると、ステップS102において、実績設計データ検索手段32によって中央処理制御装置101は、実績設計データ14を読み出して、実績設計データ14のユニット名が要求ユニット名13に一致する実績設計データを抽出して、RAM103に記憶する。
次に、ステップS103において、性能分類表生成手段33によって中央処理制御装置101は、RAM103を読み出して検索された全ての実績設計データについて、性能項目毎の仕様値に基づいて、実績設計性能分類表15を作成し、記憶装置107に記憶する。
一方、ステップS101において要求ユニット名が取得されると、ステップS104において、要求仕様入力手段34によって中央処理制御装置101は、要求ユニット名13から要求ユニット名を読み出す。更に、読み出された要求ユニット名に関連づけられた性能項目を性能項目マスタ11から読み出し、要求ユニットの性能項目毎の仕様値を、設計者に入力装置104を介して入力させる。要求仕様入力手段34は、入力装置104からの入力信号に基づいて、新たに設計するユニットの性能項目と、性能項目毎の仕様値とを関連づけた要求仕様データ16を生成し、記憶装置107に記憶する。
次に、性能分類表生成手段35によって中央処理制御装置101は、要求仕様データ16を読み出し、要求仕様データ16に記憶された性能項目毎の仕様値に基づいて、要求仕様性能分類表17を生成し、記憶装置107に記憶する。
実績設計性能分類表15及び要求仕様性能分類表17が生成されると、ステップS106において、離れ量算出手段36によって中央処理制御装置101は、ステップS102で検索された実績設計データ、即ちステップS103で生成された全ての性能分類表について、要求仕様に基づく性能分類表と、実績設計データに基づく性能分類表とから、性能項目毎に離れ量を算出する。全ての性能項目について離れ量が算出されると、ステップS107において、検索された実績設計データ毎に離れ量の累計を算出し、離れ量データ18を生成して記憶装置107に記憶する。
最後に、ステップS108において、離れ量算出手段36によって中央処理制御装置101は、離れ量の累計で実績設計データをソートし、検索順位を付与する。更に、表示装置105に提示し、設計者に流用する実績設計データを選択させる。
次に図12を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置1の表示装置105に提示される画面の流れの一例を説明する。
まず、流用設計が開始されると、流用設計する製品の製品名を選択させる画面P101が提示される。画面P101においては、例えば性能項目マスタ11に記憶された製品名が提示される。更に、流用設計支援装置1は、設計者に新たに設計する製品名を選択させる。
設計者によって「モータ」が選択されると、流用設計支援装置1は、性能項目マスタ11を読み出して、流用設計するユニットのユニット名を選択させる画面P102が提示される。画面P102においては、例えば性能項目マスタ11に記憶されたユニット名のうち、「モータ」に関連づけられたユニット名が提示される。更に、流用設計支援装置1は、設計者に新たに設計するユニット名を選択させる。このとき流用設計支援装置1は、実績設計データ14から新たに設計するユニットに関連する実績設計データを抽出し、実績設計性能分類表15を生成する。
設計者によって「小型DCモータ」が選択されると、流用設計支援装置1は、性能項目マスタ11を読み出して、小型DCモータの性能項目毎の仕様値を入力させる画面P103が提示される。画面P103においては、小型DCモータの性能項目毎に、テキストボックスを提示し、設計者にテキストボックスに仕様値を入力させる。
仕様値が入力されると、流用設計支援装置1は、入力仕様値に基づいて、要求仕様性能分類表17を生成し、実績設計性能分類表15と要求仕様性能分類表17に基づいて離れ量を算出し、離れ量の少ない順に並べた画面P104を提示する。画面P104においては、実績設計データ14のユニット識別子と、離れ量を提示しており、ユニット識別子は、詳細な仕様値を提示する画面P105へのリンクが設けられている。
画面P105が提示されると、設計者は流用設計をするか否かを判定し、この実績設計データを元に流用設計する場合、設計データ流用ボタンB101をクリックさせる。
この様な本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置によれば、キーワード、や性能項目毎の仕様値が一致しなくても、設計者が入力した仕様値に近い仕様値を有する実績設計データを抽出することができる。
更に、新たに設計するユニットを選択し、その仕様値を定義することにより、類似ユニットを高精度で検索できるので、流用設計の利用率向上が期待でき、製品の信頼性及び短納期化につながる。
(最良の実施の形態の変形例)
次に、上述した最良の実施の形態の変形例について説明する。本発明の最良の実施の形態の変形例に係る流用設計支援装置1は、閾値マスタ12は、性能項目毎の重みを更に含んでおり、離れ量の算出において、性能項目毎に重みを設ける点が異なる。
例えば、図4に示したように、本発明の最良の実施の形態に係る閾値マスタ12は、性能項目毎に閾値が設定されているのに対し、変形例に係る閾値マスタ12は、性能項目毎に重みが更に関連づけられる。この重みは、性能項目の仕様値が、ユニット全体の性能に影響を及ぼす寄与率に基づいて設定されるのが好ましい。
これに伴い変形例に係る離れ量算出手段36は、記憶装置107から実績設計性能分類表15及び要求仕様性能分類表17を読み出すとともに、記憶装置107から閾値マスタ12の性能項目毎の重みを読み出し、性能項目毎に実績設計性能分類表15のレベルと要求仕様性能分類表17のレベルの差分を算出してその差分に性能項目毎の重みを乗算するとともに、ユニット識別子毎に重みが乗算された差分を累計して乖離値を算出して離れ量データ18を生成し、記憶装置107に記憶する手段である。例えば、閾値マスタ12において、小型DCモータの定格電圧の重みが「2」に設定されていると、図10に示した離れ量データ18の小型DCモータBとの定格電圧の差分は、レベルの差分「1」に重み「2」を乗算した「2」と記憶される。この様なそれぞれの性能項目について重みを乗算し、累積して乖離値を算出する。
更に、離れ量算出手段36は、記憶装置107の離れ量データ18からユニット識別子毎の乖離量を読み出し、乖離量に基づいてユニット識別子を昇順にソートしてユニット識別子毎に検索順位を付与し、検索順位に基づいてユニット識別子を表示装置105に表示させる出力信号を生成して、出力信号を表示装置105に送信する手段である。
この様な本発明の最良の実施の形態の変形例に係る流用設計支援装置1は、性能項目毎に設定された重みに基づいて離れ量が算出されるので、流用ユニットをより精度の高く検索することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の最良の実施の形態において、実績設計データの性能分類表は、要求ユニット名を取得する度に生成する様に記載したが、実績設計データに記憶された全ての実績設計データについて予め性能分類表を作成していても良い。
又、本発明の最良の実施の形態においては、一つの装置上に全ての機能が実装される場合について記載したが、複数の装置にまたがって実装されても良い。例えば、実績設計データを流用設計支援装置とは異なる装置上に実装し、流用設計支援装置から通信制御装置等を介して実績設計データを読み出しても良いし、更に実績設計データ検索手段も流用設計支援装置とは異なる装置上に実装しても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援プログラムの処理を示す機能ブロック図である。 本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置の構成図である。 本発明の最良の実施の形態に係る性能項目マスタのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る閾値マスタにおいて、小型DCモータに関するデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る閾値マスタにおいて、ダイシングユニットに関するデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る実績設計データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る実績設計性能分類表のデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る要求仕様データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る要求仕様の性能分類表のデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る離れ量データのデータ構造とデータの一例を示す図である。 本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援プログラムの処理を示したフローチャートである。 本発明の最良の実施の形態に係る流用設計支援装置が提示する画面のデザインの一例である。
符号の説明
1…流用設計支援装置、11…性能項目マスタ、12…閾値マスタ、13…要求ユニット名、14…実績設計データ、15…実績設計性能分類表、16…要求仕様データ、17…要求仕様性能分類表、18…離れ量データ、19…流用設計データ、20…実績設計データ、31…要求ユニット名取得手段、32…実績設計データ検索手段、33,35…性能分類表生成手段、34…要求仕様入力手段、36…量算出手段、37…流用設計データ取得手段、38…設計手段、41…設計実績ユニット処理部、42…構想設計ユニット処理部、101…中央処理制御装置、102…ROM、103…RAM、104…入力装置、105…表示装置、106…通信制御装置、107…記憶装置、108…リムーバブルディスク、109…入出力インタフェース、110…バス

Claims (4)

  1. 既に設計したユニットのユニット識別子、ユニット名、前記ユニットの性能項目及び仕様値を含む既存の実績設計データの流用を支援するコンピュータ読みとり可能な流用設計支援プログラムにおいて、
    新たに設計するユニットのユニット名に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名として前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記実績設計データを順次読み出すとともに、前記記憶装置から前記要求ユニット名を読み出し、前記実績設計データのユニット名が前記要求ユニット名に一致する前記実績設計データを抽出して、前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記新たに設計するユニットの前記性能項目及び前記仕様値に基づく入力信号を前記入力装置から受信し、前記要求ユニット名、前記性能項目及び前記仕様値を含む要求仕様データを生成し、前記記憶装置に記憶するステップと、
    抽出された前記実績設計データと前記要求仕様データを読み出すとともに、前記性能項目毎に前記実績設計データと前記要求仕様データの仕様値の差分を算出し、前記差分に基づいて、前記ユニット識別子毎に離れ量を算出して前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記記憶装置から前記ユニット識別子毎の前記離れ量を読み出し、前記離れ量に基づいて前記ユニット識別子を昇順にソートして前記ユニット識別子毎に検索順位を付与するステップと、
    前記検索順位に基づいて前記ユニット識別子を表示装置に表示させる出力信号を生成して、前記出力信号を前記表示装置に送信するステップ
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする流用設計支援プログラム。
  2. 前記ユニットの性能項目と、前記性能項目の仕様値をレベルに変換する閾値とを含む閾値マスタを生成し、記憶装置に記憶するステップと、
    抽出された前記実績設計データを読み出すとともに、前記記憶装置から前記閾値マスタを読み出し、前記実績設計データの前記仕様値を、前記閾値に基づいてレベルに変換して前記ユニット識別子毎に前記実績設計性能分類表を生成し、前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記記憶装置から前記要求仕様データを読み出すとともに、前記記憶装置から前記閾値マスタを読み出し、前記要求仕様データの前記仕様値を、前記閾値に基づいてレベルに変換して前記要求仕様性能分類表を生成して前記記憶装置に記憶するステップとを更に備え、
    前記離れ量を算出するステップは、
    前記記憶装置から前記実績設計性能分類表及び前記要求仕様性能分類表を読み出し、前記性能項目毎に前記実績設計性能分類表のレベルと前記要求仕様性能分類表のレベルの差分を算出して、前記ユニット識別子毎に前記差分を累計して前記離れ量を算出して前記記憶装置に記憶するステップである
    ことを特徴とする請求項1に記載の流用設計支援プログラム。
  3. 前記記憶装置に記憶された前記閾値マスタは、前記性能項目毎の重みを更に含んでおり、
    前記離れ量を算出するステップは、
    前記記憶装置から前記実績設計性能分類表及び前記要求仕様性能分類表を読み出すとともに、前記記憶装置から前記閾値マスタの前記性能項目毎の重みを読み出し、前記性能項目毎に前記実績設計性能分類表のレベルと前記要求仕様性能分類表のレベルの差分を算出して前記差分に前記性能項目毎の重みを乗算するとともに、前記ユニット識別子毎に前記重みが乗算された前記差分を累計して乖離値を算出して前記記憶装置に記憶するステップであり、
    前記ユニット識別子毎に検索順位を付与するステップは、
    前記記憶装置から前記ユニット識別子毎の前記乖離量を読み出し、前記乖離量に基づいて前記ユニット識別子を昇順にソートして前記ユニット識別子毎に検索順位を付与するステップである
    ことを特徴とする請求項2に記載の流用設計支援プログラム。
  4. 既に設計したユニットのユニット識別子、ユニット名、前記ユニットの性能項目及び仕様値を含む既存の実績設計データの流用を支援する流用設計支援装置において、
    新たに設計するユニットのユニット名に基づく入力信号を入力装置から受信し、要求ユニット名として前記記憶装置に記憶する要求ユニット名取得手段と、
    前記実績設計データを順次読み出すとともに、前記記憶装置から前記要求ユニット名を読み出し、前記実績設計データのユニット名が前記要求ユニット名に一致する前記実績設計データを抽出して、前記記憶装置に記憶する実績設計データ検索手段と、
    前記新たに設計するユニットの前記性能項目及び前記仕様値に基づく入力信号を前記入力装置から受信し、前記要求ユニット名、前記性能項目及び前記仕様値を含む要求仕様データを生成し、前記記憶装置に記憶する要求仕様入力手段と、
    抽出された前記実績設計データと前記要求仕様データを読み出すとともに、前記性能項目毎に前記実績設計データと前記要求仕様データの仕様値の差分を算出し、前記差分に基づいて、前記ユニット識別子毎に離れ量を算出して前記記憶装置に記憶し、前記記憶装置から前記ユニット識別子毎の前記離れ量を読み出し、前記離れ量に基づいて前記ユニット識別子を昇順にソートして前記ユニット識別子毎に検索順位を付与する離れ量算出手段と、
    前記検索順位に基づいて前記ユニット識別子を表示装置に表示させる出力信号を生成して、前記出力信号を前記表示装置に送信する流用設計データ取得手段
    とを備えることを特徴とする流用設計支援装置。

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