JP2005275745A - 業務システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 審査/承認等のワークフロー機能を有する業務システムにおいて、入力/表示項目および処理内容の変更を容易に行え、低コスト・短納期で実現できる業務システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 審査/承認等のワークフロー機能を有する業務システムにおいて、上記審査/承認等の対象となる電子文書上の入力/表示項目の設計情報を定義するテキストベースのコンフィギュレーションファイルと、上記コンフィギュレーションファイルを読み込んで環境設定を行う手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は入力/表示項目および処理内容の変更が容易な業務システムに関する。
サーバ・クライアント間の通信にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol),HTML(Hyper Text Markup Language),URL(Uniform Resource Locator)といったインターネット技術を採用し、クライアント側のソフトウェアとしてWebブラウザ(無償の製品が多い)を採用して、業務システム(Webアプリケーション業務システム)を構築することが多くなってきている。なお、このようなWebアプリケーション業務システムは、バックエンドの業務データ格納用としてリレーショナルデータベース(RDB)を採用し、Web処理層および業務処理層と組み合わせた3階層システムとして構築されるケースが多い。
先行技術文献として、例えば特許文献1、2には、この種のWebアプリケーション業務システムにおけるシステム開発を容易にするための手法が開示されている。
特開2003−6217号公報 特開2003−15870号公報
ところで、各種申請書等の電子文書作成に始まり審査/承認等の処理を経るワークフロー機能を有するような業務システムでは、対象とする業務側の運用ルールの追加や業務内容の小さな変更に伴い、次のようなシステムエンハンス要求が頻繁に生じる傾向にある。
(1)電子文書の「入力/表示項目」(管理データ項目)の追加/削除
(2)ワークフロー投入前(審査/承認依頼時)の入力チェック項目の追加/削除
(3)処理実行を指示するアクションボタン押下時のチェックロジックの追加/削除(人的ミスによるデータ不整合のチェック等、運用上のフェールセーフを狙ったチェック機能の改修)
(4)操作性の改善やアクセス制御を目的にした、アクションボタンの画面配置の変更(例:"A"画面に検索ボタン"X"を追加。"B"画面から"編集"画面への遷移ボタン"Y"を削除等)
従来、こういった比較的軽微なシステムの改修においてもソースコードレベルの開発およびテストが必要であり、改修部分が少ないにもかかわらず開発コストがかかるとともに、相当な開発期間がかかるという問題があった。また、ソースコードレベルの開発およびテストにはJava(登録商標)等の開発言語に習熟した開発者のアサインが必要であり、開発体制を組む段階における要員の確保も難しいという問題があった。
一方、特許文献1(発明の名称:データベース構築支援プログラム及びデータベースを利用したWebアプリケーション構築プログラム)には、データベースおよびWebアプリケーションの構築をGUI(Graphical User Interface)等を用いて容易に行うための開発ツールの構成方法が開示されているが、開発の対象となる業務システム自体は従前と何ら変わるものではなく、入力/表示項目および処理内容の変更が容易な業務システムを開示するものではない。
また、特許文献2(発明の名称:Webアプリケーション開発方法および開発支援装置)には、制御・画面表示クラスとDBアクセスクラスの間に処理上のクッションとなる仕組み(共有データ保持クラス、出力データ保持クラス)を設けることで画面遷移仕様の変更に柔軟に対応できるようにした技術が開示されているが、画面遷移仕様の変更以外の一般的な入力/表示項目および処理内容の変更を容易にするものではない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、審査/承認等のワークフロー機能を有する業務システムにおいて、入力/表示項目および処理内容の変更を容易に行え、低コスト・短納期で実現できる業務システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、審査/承認等のワークフロー機能を有する業務システムにおいて、上記審査/承認等の対象となる電子文書上の入力/表示項目の設計情報を定義するテキストベースのコンフィギュレーションファイルと、上記コンフィギュレーションファイルを読み込んで環境設定を行う手段とを備えるようにしている。
また、請求項2に記載されるように、処理実行を指示するアクションボタンの設計情報を上記コンフィギュレーションファイルで定義することができる。
また、請求項3に記載されるように、上記入力/表示項目とデータベース上のデータとの対応情報、および上記データベースにアクセスするための命令のテンプレート情報を上記コンフィギュレーションファイルで定義することができる。
また、請求項4に記載されるように、上記コンフィギュレーションファイルの更新後、システム稼動中の任意の時点でサービス停止無しに環境設定を行うようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、上記業務システムをHTMLおよびJava(登録商標)技術に基づくWebアプリケーションとして構成することができる。
また、請求項6に記載されるように、上記コンフィギュレーションファイルは、画面定義情報を保持するHTMLテンプレート定義ファイルおよびタグ定義ファイルを含み、画面定義Beanが上記HTMLテンプレート定義ファイルおよびタグ定義ファイルを読み込んで環境設定を行うようにすることができる。
また、請求項7に記載されるように、上記コンフィギュレーションファイルは、アクションの処理内容を保持するPlugIn定義ファイルを含み、PlugIn定義Beanが上記PlugIn定義ファイルを読み込んで環境設定を行うようにすることができる。
また、請求項8に記載されるように、上記コンフィギュレーションファイルは、上記入力/表示項目とデータベース上のデータとの対応情報を保持する論理列名定義ファイルを含み、論理列名マッピングBeanが上記論理列名定義ファイルを読み込んで環境設定を行うようにすることができる。
また、請求項9に記載されるように、上記コンフィギュレーションファイルは、データベースにアクセスするための命令のテンプレート情報を保持するSQLテンプレート定義ファイルを含み、SQLテンプレートBeanが上記SQLテンプレート定義ファイルを読み込んで環境設定を行うようにすることができる。
また、請求項10に記載されるように、データベースに対するSQL文生成のための条件を抽出するSQL条件抽出Beanと、動的にSQL文を生成する動的SQL生成Beanとを備えるようにすることができる。
本発明にあっては、電子文書の作成に始まり審査/承認等のワークフロー機能を有するような業務システムにおいて、頻繁に生じがちであるエンハンス要求に対して、テキストベースのコンフィギュレーションファイルの変更によりHTML編集程度のスキルで対応できることとなり、従来よりも低コスト・短納期でユーザのエンハンス要求に応えていくことが可能となる。また、担当者のアサインが容易となることで、より短納期でのシステム改修が可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる業務システムの構成および処理を示す図である。なお、この実施形態においては、クライアントブラウザからのHTTPリクエストに応答して動作するWebアプリケーション業務システムとしているとともに、バックエンドの業務データ格納用としてSQL文でデータアクセス可能なリレーショナルデータベースRDBを採用し、更にJava(登録商標)言語で開発されたクラスオブジェクト(Bean)を用いてシステムを構成しているが、これらに限定されるものではない。
図1において、業務システムの入力/表示項目および処理内容の変更を容易に行えるようにするため、業務システムの環境設定を行うためのコンフィギュレーションファイル(Configファイル)として、画面定義系に分類されるHTMLテンプレート定義ファイルF1とタグ定義ファイルF2が、RDBアクセス系に分類される論理列名定義ファイルF3とSQLテンプレート定義ファイルF4が、アクション定義系に分類されるPlugIn定義ファイルF5が設けられている。各ファイルはそれぞれ以下の情報を管理している。
<画面定義系Configファイル>
HTMLテンプレート定義ファイルF1:各画面の画面デザイン(HTML)と、タグ定義名で識別される「入力/表示項目」「アクションボタン」の画面上のレイアウトを指定する記述を保持する。
タグ定義ファイルF2:各「入力/表示項目」を識別するタグ定義名と、「入力/表示項目」の型(テキスト、テキストエリア、ラジオボタン、チェックボックス、ファイルアップロード、表示のみ等)と、これらの「入力/表示項目」のリレーショナルデータベースRDB上のデータ格納位置を抽象化した情報(「論理列名」)とを表現するタグ定義情報を保持する。また、各「アクションボタン」に対応する「アクション」を識別するタグ定義名と、各「アクション」のアクセス制御情報とを表現するタグ定義情報についても保持している。
<RDBアクセス系Configファイル>
論理列名定義ファイルF3:タグ定義ファイルF2で指定された「論理列名」を、リレーショナルデータベースRDB上の「物理テーブル名+カラム名」へ翻訳する情報を保持する。
SQLテンプレート定義ファイルF4:論理列名定義ファイルF3で与えられたリレーショナルデータベースRDB上の「物理テーブル名+カラム名」と合わせて、実際にリレーショナルデータベースRDBのデータにアクセスするためのSQL文を自動生成するためのテンプレートとなる情報を保持する。一般にリレーショナルデータベースRDB上には数百のテーブルに分かれてデータが格納されるが、この物理的なテーブル間の構成情報を持ち、複数テーブルのJoin(結合)の規則を与える。
<アクション定義系Configファイル>
PlugIn定義ファイルF5:各「アクション」を識別する「タグ定義名」毎に、「アクション」の動作時に呼び出されるJava(登録商標)メソッド(関数)のリスト情報を保持する。
また、図1において、各コンフィギュレーションファイルF1〜F5の設定内容を読み込み、記述内容を解釈してシステム内にロードするための機能部分として、HTMLテンプレート定義ファイルF1およびタグ定義ファイルF2を処理する画面定義Bean101と、SQLテンプレート定義ファイルF4を処理するSQLテンプレートBean102と、論理列名定義ファイルF3を処理する論理列名マッピングBean103と、PlugIn定義ファイルF5を処理するPlugIn定義Bean104とが設けられている。
一方、電子文書の参照・更新等の通常の業務プロセスを実行するための機能部分として、クライアントブラウザからインターネットもしくはイントラネットを経由してHTTPリクエストを受け付けるサーブレット105と、制御の全体の流れをコントロールする役割を果たす業務プロセスBean106と、参照もしくは更新の対象となる電子文書のデータを画面描画に適した体系で一旦保持する役割を果たす業務データ管理Bean107と、表示もしくは更新等の共通の処理を実行する共通BoBean108と、リレーショナルデータベースRDBに対するSQL文生成のための条件を抽出するSQL条件抽出Bean109と、リレーショナルデータベースRDBに対するアクセスのインタフェースの役割を果たすDBI/FBean110と、動的にSQL文を生成する動的SQL生成Bean111と、クライアントブラウザに対する表示画面のHTMLデータを生成するHTML生成Bean112と、アクションで用いられるJava(登録商標)メソッドを実行するPlugInBoBean113とが設けられている。
以下、上記の実施形態の動作をパターン毎に説明する。なお、図中に矢印の付いた線を伴って小さく四角で囲んで示した「1」「2」等の数字はクラスオブジェクト間の制御の流れ(処理の順序)を表しており、以下の説明では「制御1」「制御2」・・のように呼ぶこととする。
<<Configファイル読み込み処理>>
業務システムの起動時に、各Configファイルにより設定された内容に従って環境設定を行うため、Configファイル読み込み処理を行う。すなわち、画面定義Bean101がHTMLテンプレート定義ファイルF1およびタグ定義ファイルF2を読み込んで解釈・ロードを行い、SQLテンプレートBean102がSQLテンプレート定義ファイルF4を読み込んで解釈・ロードを行い、論理列名マッピングBean103が論理列名定義ファイルF3を読み込んで解釈・ロードを行い、PlugIn定義Bean104がPlugIn定義ファイルF5を読み込んで解釈・ロードを行う。
<<電子文書データの参照処理>>
外部のクライアントブラウザからサーブレット105に対しHTTPプロトコルによる画面表示リクエストが入力(POST)された時点から処理が開始される(制御0)。このPOSTデータ中には、表示要求する画面の型を示す「画面ID」情報と、表示すべき電子文書を特定する「文書ID(データID)」が含まれている。
サーブレット105は業務プロセスBean106へ処理のコントロールを移し(制御1)、業務プロセスBean106は業務データ管理Bean107へPOSTデータを格納する(制御2,3)。
業務プロセスBean106は画面表示のために共通BoBean108に対して画面描画命令(「Display()」アクション)の呼び出しを行い(制御6)、共通BoBean108は更にSQL条件抽出Bean109を呼び出す(制御7)。
SQL条件抽出Bean109は、「画面ID」を引数として画面定義Bean101へアクセスし、「論理列名」情報を取り出し(制御8,9)、続いて、DBI/FBean110を介し、「論理列名」リストと「文書ID(データID)」を引数として動的SQL生成Bean111を呼び出す(制御10,11)。
動的SQL生成Bean111は、与えられた「論理列名」リストを元にSQLテンプレートBean102および論理列名マッピングBean103へアクセスし(制御12〜15)、リレーショナルデータベースRDB上のデータを読み出すためのSQL文を生成する。
動的SQL生成Bean111は、生成したSQL文に基づき、「文書ID(データID)」をキーとして、画面描画に必要なデータをリレーショナルデータベースRDBから取得する(制御16,17)。
取得されたデータは、制御の呼び出し元であるSQL条件抽出Bean109へ返され、ここから業務データ管理Bean107へ格納され(制御18〜22)、制御は一旦、業務プロセスBean106まで戻される(制御23〜25)。
次いで、業務プロセスBean106はHTML生成Bean112へ処理のコントロールを移す(制御30)。
HTML生成Bean112は画面定義Bean101へアクセスして画面デザイン(HTML)および画面上の「入力/表示項目」「アクションボタン」のレイアウト情報を取り出すとともに(制御31,32)、業務データ管理Bean107へアクセスして描画に必要な電子文書のデータを取り出し(制御33,34)、画面表示リクエストへの結果となるHTMLデータを生成する。
そして、HTML生成Bean112は、クライアントブラウザに対し生成したHTMLデータを送信し(制御35)、一連の参照処理が完了する。
<<画面入力による電子文書データの更新処理>>
「画面入力による電子文書データの更新処理」においても、基本的に上記の「電子文書データの参照処理」と同様の仕組みで処理が行われる。
すなわち、上記の一連の処理(1回目)で、データ編集用の画面がクライアントブラウザに返される。次に、ユーザがその編集画面上で電子文書データを編集し「保存/更新」アクションを実施することで、更新命令がクライアントブラウザからサーブレット105に対し入力(POST)される。
ここから、上記の一連の処理と同様の2回目の処理でリレーショナルデータベースRDB上のデータの更新が行われるが、1回目の処理と異なるのは次の3点である。
(a)制御6で業務プロセスBean106から呼び出される共通BoBean108の命令はデータ更新命令(「Update()」アクション)となる。
(b)制御16,17のリレーショナルデータベースRDBからのデータ取得処理(Select)がデータ更新処理(Update)に置き換わる。
(c)制御16,17のリレーショナルデータベースRDBへのデータ更新処理(Update)に先立って、動的SQL生成Bean111から業務データ管理Bean107へユーザがPOSTしたデータを取得しに行く処理が挿入される。
<<電子文書上の「入力/表示項目」の追加>>
対象とする業務側の運用ルールの追加や業務内容の小さな変更に伴い、電子文書上の「入力/表示項目」を追加する必要が生じた場合、以下の手順でConfigファイルを変更することで業務システムの設計に反映させることができる。
(1)新規「入力/表示項目」に対応する「タグ定義名」を決定し、画面レイアウト上の位置を考慮してHTMLテンプレート定義ファイルF1上の適切な位置へ追加する。なお、一般に参照用画面定義と編集用画面定義はペアで用意されるので、参照用と編集(入力)用2つの「タグ定義名」を決定する必要がある。これらの作業はHTML編集作業のスキルがあれば容易に遂行することができる。
(2)上記(1)で決定した「タグ定義名」に対応するタグ定義情報をタグ定義ファイルF2に追加する。すなわち、「入力/表示項目」の型(テキスト、テキストエリア、ラジオボタン、チェックボックス、ファイルアップロード、表示のみ等)、および「論理列名」を定義する。
(3)上記(2)で定義した「論理列名」と、リレーショナルデータベースRDB上の「物理テーブル名+カラム名」の対応を論理列名定義ファイルF3上に追加する。なお、新たな「論理列名」の追加に伴い、RDB上の既存のテーブルにカラムを追加する必要が生じる場合あるが、当初からシステムの拡張を見込んでカラム数に余裕を持ったテーブルを定義しておくことで、新たなカラムの追加を行わないで済むようにすることができる。また、非常にレアケースではあるが、データ格納のために新規テーブルを追加しなければならないケースに対しては、SQLテンプレート定義ファイルF4の追加で対応することができる。
<<電子文書上の「入力/表示項目」の削除>>
電子文書上の「入力/表示項目」の削除にあたっては、以下の手順でConfigファイルを変更することで業務システムの設計に反映させることができる。
(4)不要となった「入力/表示項目」に対応する「タグ定義名」を、HTMLテンプレート定義ファイルF1上から削除する。なお、必須ではないが、追加時の(2)(3)の手順の逆を行い、それぞれ不要な定義をタグ定義ファイルF2および論理列名定義ファイルF3から削除するようにしても良い。
<<電子文書上の「入力/表示項目」の種類の変更>>
電子文書上の「入力/表示項目」の種類の変更にあたっては、以下の手順でConfigファイルを変更することで業務システムの設計に反映させることができる。
(5)タグ定義ファイルF2上で、対象となる「入力/表示項目」の型の情報を変更する。
<<アクションボタンによる電子文書データの更新処理>>
ユーザによって押下されるアクションボタンによる電子文書データの更新処理にあっては、Configファイル群として、HTMLテンプレート定義ファイルF1、タグ定義ファイルF2に加え、PlugIn定義ファイルF5が重要な役割を果たす。
先ず、外部のクライアントブラウザからサーブレット105に対しHTTPプロトコルによるアクション実行リクエストが入力(POST)された時点から処理が開始される(制御0)。このPOSTデータ中には、実行要求する「アクション」を識別する「タグ定義名」、アクションの実行後(正常終了時)に表示する画面の型を示す「画面ID」情報が含まれている。また、アクションの実行対象の電子文書を指定する「文書ID(データID)」などが含まれる場合が一般的である。
サーブレット105は業務プロセスBean106へ処理のコントロールを移し(制御1)、業務プロセスBean106は業務データ管理Bean107へPOSTデータを格納する(制御2,3)。
業務プロセスBean106は、実行要求アクションの「タグ定義名」を引数としてPlugIn定義Bean104へアクセスし、アクション実行時に呼び出すべき一連のJava(登録商標)メソッドのリスト情報を取り出す(制御4,5)。
業務プロセスBean106は、取り出された一連のJava(登録商標)メソッドをリストの上から順番にPlugInBoBean113にて実行することで、目的のアクションの動作を達成する(制御26〜29)。なお、実行されるJava(登録商標)メソッドは、業務データ管理Bean107上のデータへアクセスして値の変更を行うものを図中に例示しているが、実装により、直接リレーショナルデータベースRDB上のデータを更新するメソッドや、外部プログラムの呼び出しを行うメソッドであってもよい。
一連のJava(登録商標)メソッドの処理が正常に終了した場合、業務プロセスBean106は、「電子文書データの参照」処理と同様の処理手順で、アクションの実行結果の確認画面を表示する。仮に、一連のJava(登録商標)メソッドの処理のどこかで異常終了が起こった場合は、その時点でエラー画面の表示処理を行う。
<<「アクションボタン」の画面上の表示位置の変更>>
「アクションボタン」の画面上の表示位置を変更する必要が生じた場合、以下の手順でConfigファイルを変更することで業務システムの設計に反映させることができる。
(6)HTMLテンプレート定義ファイルF1上で、対象となる「アクションボタン」のタグ挿入位置を変更する。
<<「アクションボタン」の処理内容の変更>>
「アクションボタン」の処理内容の変更(追加/削除)にあたっては、以下の手順でConfigファイルを変更することで業務システムの設計に反映させることができる。
(7)PlugIn定義ファイルF5上で、アクション実行時に呼び出すべき一連のJava(登録商標)メソッドのリストを変更する。すなわち、Java(登録商標)メソッド名の追加ないしは削除を行う。なお、呼び出されるJava(登録商標)メソッドが予め実装されていること、および、呼び出されるJava(登録商標)メソッドが正常終了ケースにおいて分岐ロジックを持たない実装となっていることを前提としている。
アクションの追加/削除の例として、"ユーザからPOSTされたデータの入力チェック処理"を追加/削除するような場合がある。この場合、PlugIn定義ファイルF5上で、アクションの一連のJava(登録商標)メソッドリストの先頭に、"ユーザからPOSTされたデータの入力チェック処理"を行う処理のメソッド名を追加/削除することで、容易にアクション実行前のユーザ入力のチェック処理を追加/削除することができる。
また、別の例として、PlugIn定義ファイルF5上で、アクションの一連のJava(登録商標)メソッドリストの末尾に、"実行アクション名、実行ユーザ名、リクエスト元IPアドレス等のログ出力"を行う処理のメソッド名を追加/削除することで、容易に特定のアクション実行時のログ出力機能を追加/削除することができる。こういったログ情報は、特定のアクションの利用傾向を把握することや、システム運用上のサービス停止可否の判断をするために役立つ。
<<システム稼動中におけるシステム変更の反映>>
システム変更を実現するConfigファイルの更新を行った際、稼動中のシステムへの反映については、画面定義Bean101、SQLテンプレートBean102、論理列名マッピングBean103、PlugIn定義Bean104を任意のタイミングで起動することで、ユーザへのサービス停止なしにシステム変更の反映が可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の一実施形態にかかる業務システムの構成および処理を示す図である。
符号の説明
RDB リレーショナルデータベース
F1 HTMLテンプレート定義ファイル
F2 タグ定義ファイル
F3 論理列名定義ファイル
F4 SQLテンプレート定義ファイル
F5 PlugIn定義ファイル
101 画面定義Bean
102 SQLテンプレートBean
103 論理列名マッピングBean
104 PlugIn定義Bean
105 サーブレット
106 業務プロセスBean
107 業務データ管理Bean
108 共通BoBean
109 SQL条件抽出Bean
110 DBI/FBean
111 動的SQL生成Bean
112 HTML生成Bean
113 PlugInBoBean

Claims (10)

  1. 審査/承認等のワークフロー機能を有する業務システムにおいて、
    上記審査/承認等の対象となる電子文書上の入力/表示項目の設計情報を定義するテキストベースのコンフィギュレーションファイルと、
    上記コンフィギュレーションファイルを読み込んで環境設定を行う手段とを備えたことを特徴とする業務システム。
  2. 処理実行を指示するアクションボタンの設計情報を上記コンフィギュレーションファイルで定義することを特徴とする請求項1に記載の業務システム。
  3. 上記入力/表示項目とデータベース上のデータとの対応情報、および上記データベースにアクセスするための命令のテンプレート情報を上記コンフィギュレーションファイルで定義することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の業務システム。
  4. 上記コンフィギュレーションファイルの更新後、システム稼動中の任意の時点でサービス停止無しに環境設定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の業務システム。
  5. 上記業務システムをHTMLおよびJava(登録商標)技術に基づくWebアプリケーションとして構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の業務システム。
  6. 上記コンフィギュレーションファイルは、画面定義情報を保持するHTMLテンプレート定義ファイルおよびタグ定義ファイルを含み、
    画面定義Beanが上記HTMLテンプレート定義ファイルおよびタグ定義ファイルを読み込んで環境設定を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の業務システム。
  7. 上記コンフィギュレーションファイルは、アクションの処理内容を保持するPlugIn定義ファイルを含み、
    PlugIn定義Beanが上記PlugIn定義ファイルを読み込んで環境設定を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の業務システム。
  8. 上記コンフィギュレーションファイルは、上記入力/表示項目とデータベース上のデータとの対応情報を保持する論理列名定義ファイルを含み、
    論理列名マッピングBeanが上記論理列名定義ファイルを読み込んで環境設定を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の業務システム。
  9. 上記コンフィギュレーションファイルは、データベースにアクセスするための命令のテンプレート情報を保持するSQLテンプレート定義ファイルを含み、
    SQLテンプレートBeanが上記SQLテンプレート定義ファイルを読み込んで環境設定を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の業務システム。
  10. データベースに対するSQL文生成のための条件を抽出するSQL条件抽出Beanと、
    動的にSQL文を生成する動的SQL生成Beanとを備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の業務システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013246524A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Mizuho Information & Research Institute Inc 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム

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