JP2005275446A - 辞書情報の自動更新システムおよび方法、辞書管理サーバ、並びに辞書管理プログラム - Google Patents

辞書情報の自動更新システムおよび方法、辞書管理サーバ、並びに辞書管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが常に最新の言葉に対応した辞書を使うことが可能となる辞書データの自動更新システムを提供することにある。
【解決手段】辞書管理サーバ1は、ユーザ端末2から新語情報を受信するとその受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数する。辞書管理サーバ1は、その計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには新語情報を市場で認知されたまたは市場で認知されつつある用語として自サーバ内に保存する。ユーザ端末2は、保存された新語情報の供給依頼を辞書管理サーバ1に行うことで辞書管理サーバ1から保存された新語情報を取得する。ユーザ端末2は、その取得した新語情報をユーザ辞書24に登録することでユーザ辞書24を更新する。この場合のユーザ端末2の供給依頼は、メール受信時またはユーザの画面操作または定期的に行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、辞書情報の自動更新システムおよび方法、辞書管理サーバ、並びに辞書管理プログラムに関し、特に、新語における辞書情報の自動更新システムおよび方法、辞書管理サーバ、並びに辞書管理プログラムに関する。
従来、クライアントがサーバから新語をユーザ辞書に登録する方法として、例えば、特開平11−66059号公報が開示されている。この特開平11−66059号公報には、クライアントが新語の一覧を表示し、その表示した語句が選択されると、クライアントは選択された語句をユーザ辞書に登録する技術が記載されている。辞書データの追加は、ユーザが手動で入力するしか実現方法がなかった。
また、従来、サーバがクライアントからの新語をサーバ内の共有辞書に登録する方法として、例えば、特開平11−66059号公報が開示されている。この特開平11−66059号公報には、クライアントからの登録要求により新語情報をそのまま共有辞書に登録する技術が記載されている。
特開平11−66059号公報(段落番号0051)
しかしながら、上記の特開平11−66059号公報では、ユーザの画面操作により新語の一覧表示を表示させその表示された新語をクライアントがユーザに選択させることでユーザ辞書に登録するようにしている。そのため、新語を入手するには、ユーザが画面操作により入手したい新語を選択することで新語を取得するしかなく、操作上手間がかかり、面倒であるという問題点がある。特に、携帯端末等の小さい画面上に新語情報を表示させて選択させた新語をユーザ辞書に登録することは、パソコン等のクライアントに比べて更に操作が複雑で面倒である。
また、ユーザがクライアント端末内のユーザ辞書に登録されていない新語だけを登録したい場合を想定するとする。しかし、特開平11−66059号公報では、新語の一覧表を入手できたとしてもユーザ辞書に登録されていない新語がどれなのか判別することができないため、ユーザ辞書に簡単に登録することができないという問題点がある。
また、上記の特開平11−66059号公報では、クライアントから登録要求により新語情報をそのまま共有辞書に登録するようにしているため、ユーザ側が市場に認知された新語なのかを判断しなければならないという問題点がある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、辞書を管理するサーバからユーザ端末内のユーザ辞書に市場で認知された(もしくは市場で認知されつつある)と判断された新しい用語を自動的に登録することにある。
また、本発明の他の目的は、上記問題点に鑑み、市場で認知された(もしくは市場で認知されつつある)と判断された新しい用語をサーバ内の共有辞書に自動的に登録することにある。
また、本発明の他の目的は、上記の問題点に鑑み、辞書を管理するサーバからユーザ端末内のユーザ辞書に市場で認知された(もしくは市場で認知されつつある)と判断された新しい用語をできるだけユーザの手間を省いて登録することになる。
また、本発明の他の目的は、ユーザが常に最新の言葉に対応した辞書を使うことが可能となる辞書データの自動更新システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の辞書情報の自動更新システムは、ユーザ辞書を有する少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき辞書情報を管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークを備えた辞書情報の自動更新システムであって、前記辞書管理サーバは、前記ユーザ端末から新語情報を受信するとその受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数する計数手段と、前記計数手段で計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには自サーバ内に保存する保存手段と、を有し、前記ユーザ端末は、前記保存手段により保存された新語情報の供給依頼を送信することで前記辞書管理サーバから前記保存手段により保存された新語情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した新語情報を前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する更新手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明の第2の辞書情報の自動更新システムは、少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークを備えた辞書情報の自動更新システムであって、前記辞書管理サーバは、前記ユーザ端末から新語情報を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数する第1の計数手段と、前記第1の計数手段で計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新する第1の更新手段と、を有することを特徴としている。
更に、上記の第1または第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、メール送信時に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を前記辞書管理サーバに送信する第1の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第1または第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報をユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに送信する第2の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第1または第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、予め決められた時間毎に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を前記辞書管理サーバに送信する第3の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、メール受信時に前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第1の依頼手段と、前記第1の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第2の更新手段と、を有し、前記辞書管理サーバは、前記第1の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると、前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第4の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、ユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第2の依頼手段と、前記第2の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第3の更新手段と、を有し、前記辞書管理サーバは、前記第2の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると前記対応する新語情報があれば、前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第5の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記ユーザ端末は、予め決められた時間毎に辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第3の依頼手段と、前記第3の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第4の更新手段と、を有し、前記辞書管理サーバは、前記第3の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると前記対応する新語情報があれば、前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第6の送信手段を有することを特徴としている。
更に、上記の第2の辞書情報の自動更新システムにおいて、前記辞書管理サーバは、前記新語情報が入力された場合にその新語情報が登録されていなければ入力元のユーザIDの使用通知数を計数する第2の計数手段と、前記第2の計数手段により計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動する割引手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明の第1の辞書管理サーバは、入力された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバであって、前記新語情報の利用通知の入力があった場合にその新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記新語情報毎に入力数を計数する計数手段と、前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を保存する保存手段と、新語情報供給依頼の入力があった場合に前記保存手段により保存した新語情報を出力する出力手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明の第2の辞書管理サーバは、入力された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバであって、前記新語情報が入力された場合にその入力された新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記入力された新語情報毎に入力数を計数する計数手段と、前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新する第1の更新手段と、新語情報供給依頼の入力があった場合に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を出力する出力手段と、を有することを特徴としている。
更に、上記の第1または第2の辞書管理サーバにおいて、前記ユーザ端末から新語情報を受信した場合にその受信した新語情報が登録されていなければ送信元のユーザIDの使用通知数を計数する第2の計数手段と、前記第2の計数手段により計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動する割引手段と、を有することを特徴としている。
また、本発明の第1の辞書情報の自動更新方法は、少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき辞書情報を更新管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークにおける辞書情報の自動更新方法であって、新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎にユーザ端末数を計数するステップと、前記計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには新語情報供給サービスの契約をした各ユーザの前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信するまでユーザID毎に前記対応する新語情報を一時的に保存するステップと、を含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、メール送信時に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知として前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知としてユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、予め決められた時間毎に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知として前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、メール受信時に前記辞書管理サーバに前記新語情報供給依頼を行うステップと、前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、ユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行うステップと、前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記ユーザ端末が、予め決められた時間毎に前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行うステップと、前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴としている。
更に、上記の第1の辞書情報の自動更新方法において、前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が登録されていなければ送信元のユーザIDの使用通知数を計数するステップと、前記辞書管理サーバが、前記計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動するステップと、を有することを特徴としている。
また、本発明の第2の辞書情報の自動更新方法は、入力された新語情報に基づき共通辞書を更新管理する辞書情報の自動更新方法であって、
前記新語情報の利用通知を受信した場合にその新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記新語情報毎に入力数を計数するステップと、
前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を保存するステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明の第3の辞書情報の自動更新方法は、入力された新語情報に基づき共通辞書を更新管理する辞書情報の自動更新方法であって、前記新語情報が入力された場合に前記受信した新語情報毎に入力数を計数するステップと、前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新するステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明の第1の辞書管理プログラムは、ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自装置内の共通辞書を更新管理する処理を、少なくとも2以上のユーザ端末と通信ネットワークで接続したコンピュータに実行させる辞書管理プログラムであって、前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数するステップと、前記計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときにはその以上になった新語情報を市場で認知されたまたは市場で認知されつつある用語として保存するステップと、前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信した場合に前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させる。
また、本発明の第2の辞書管理プログラムにおいて、ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自装置内の共通辞書を更新管理する処理を、少なくとも2以上のユーザ端末と通信ネットワークで接続したコンピュータに実行させる辞書管理プログラムであって、前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数するステップと、前記計数したユーザ端末数が所定の閾値を超えたときにはその以上になった新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新するステップと、前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信した場合に前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させる。
上記の本発明は、ユーザ側で提供した新語情報をサーバ側で送信元のユーザ端末数が規定以上になった場合にその新語情報を辞書に登録するようにしている。そのため、本発明は、市場に認知された用語(または市場に認知されつつある用語)として自動的に辞書に登録することができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、図1は、本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態における全体のシステムの構成を示すブロック図である。すなわち、この実施の形態におけるシステムは、ユーザ辞書管理サーバ1と、ユーザ端末2と、通信ネットワーク901とを有している。なお、通信ネットワーク901は、ユーザ辞書管理サーバ1とユーザ端末2とを相互に接続する。また、通信ネットワーク901には、ユーザ端末2と無線で接続する無線基地局、無線事業者がインターネットとの接続を管理する接続サーバ等が含まれている。従って、各ユーザ端末2は、接続サーバを介してインターネット上のユーザ辞書管理サーバ1と接続することができる。
ユーザ辞書管理サーバ1は、ユーザ辞書提供サイトとして設置され、サーバ、パソコン、ワークステーション等の情報処理装置である。ユーザ辞書管理サーバ1は、制御部11と、インタフェース部12と、ユーザ情報データベース13と、共通辞書14と、新語を管理する新語管理テーブル15とを有している。
インタフェース部12は、制御部11の制御の下で、通信ネットワーク901とのデータのやり取りを行う。
ユーザ情報データベース13および共通辞書14は、図示していない不揮発性の記録媒体装置(例えば磁気ディスク)内に割り当てられている。
図2は、ユーザ情報データベース13内の構成概略図である。すなわち、ユーザ情報データベース13には、ユーザ辞書提供サイトの加入者毎に、ユーザIDエリア、新語供給モードエリア、使用通知数エリア、新語供給エリア、供給確認エリア、新語供給サービス料金等が割り当てられている。ユーザIDエリアには、ユーザ辞書提供サイトの加入者の識別を示すユーザIDが格納されている。新語供給モードエリアには、新語供給サービスの有無(例えば、「ON」であれば、新語供給サービスを受ける)を示す情報が格納されている。使用通知数エリアには、ユーザ端末2から一般辞書に登録されていない新語情報(すなわち、ユーザ辞書24に新語として登録した用語)が送信されてきた回数が格納される。ユーザ辞書管理サーバ1の事業者と新語供給サービスの契約を行ったユーザは、自分のユーザIDに対応する使用通知数があらかじめ決められた値以上になっていれば、割引価格(または無償)で新語供給サービスを受けることができる。新語供給エリアには、ユーザ端末2に供給すべき新語情報(用語の表示、読み方等の情報)が登録される。供給確認エリアには、供給した新語情報がユーザ端末2のユーザ辞書24に登録されたかどうかを示す情報(例えば、「ON」であれば、ユーザ辞書に登録済み)が格納される。
共通辞書14には、一般に使用されている用語の辞書である一般辞書エリアと、一般辞書に登録されていなくて制御部11により市場に認知されていると判断された新語情報を登録する新語情報登録辞書エリアとが割り当てられている。
新語管理テーブル15は、図示していないRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等のメモリ、または磁気ディスク等の不揮発性の記録媒体装置内に割り当てられている。図3は、新語管理テーブルの構成概略図である。この新語管理テーブル15には、新語情報エリアと、新語情報のアップロード数をカウントするアップロード端末数エリアとが割り当てられている。
制御部11は、図示していないCPUによりプログラム制御で動作する。制御部11は、本サーバにアップロードされた新語情報の管理を新語管理テーブル15で行っている。制御部11は、ある一定のアップロード端末数の用語があった場合には、用語を市場が認知した新しい用語として認識する。更に、制御部11は、ユーザ情報データベース13に登録された新語供給モードが「ON」であれば、新しい用語として認識した新語情報をユーザ辞書提供サイトの加入者に配信する。
ユーザ端末2は、携帯電話等の携帯端末である。ユーザ端末2は、制御部21と、インタフェース部22と、操作部23と、ユーザ辞書24と、新語管理テーブル25とを有している。
インタフェース部22は、制御部21の制御の下で、通信ネットワーク901とのデータのやり取りを行う。
ユーザ辞書24および新語管理テーブル25は、図示していない不揮発性のメモリ(例えばフラッシュメモリ)内に割り当てられている。ユーザ辞書24は、用語の表記、読み方等の情報を含む辞書情報が登録されており、制御部21により、ユーザの画面上での文書作成時のカナ漢字変換に利用される。新語管理テーブル25は、図示していないフラッシュメモリ等のメモリ内に割り当てられている。
図4は、新語管理テーブル25の構成概略図である。新語管理テーブル25には、ユーザIDエリア、URLエリア、新語情報エリア等が割り当てられている。新語情報エリアには、ユーザ辞書管理サーバ1に登録する前の新語情報(表記、読み方等の情報)が一時的に登録(複数の登録が可能)される。ユーザIDエリアには、ユーザ辞書管理サーバ1を管理する事業者と契約した場合に発行されるユーザIDが登録されている。URLエリアには、ユーザ辞書管理サーバ1のURLが予め登録されている。なお、この場合のURLは、Uniform Resource Locatorの略で、ユーザ辞書管理サーバ1のインターネット上のロケーションを示す。
制御部21は、図示していないCPUによりプログラム制御で動作する回路である。制御部21は、メールを送信する際に新語情報が新語管理テーブル25に登録されている新語情報をユーザ辞書管理サーバ1に送信する手段と、送信の終えた新語情報を新語管理テーブル25から削除する手段とを有する。更に、制御部21は、メールを受信すると、ユーザ辞書管理サーバ1に新語情報の供給依頼を行う手段と、供給依頼により受信した新語情報をユーザ辞書24に登録する手段とを有する。更に、制御部21は、ユーザの画面操作により新語情報登録通知を行うことで新語管理テーブル25に登録されている新語情報をユーザ辞書管理サーバ1に送信する手段と、送信の終えた新語情報を新語管理テーブル25から削除する手段とを有する。更に、制御部21は、ユーザの画面操作により新語情報の供給依頼を行う手段と、供給依頼により受信した新語情報をユーザ辞書24に登録する手段とを有する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。
ユーザaがユーザ辞書管理サーバ1を管理している事業者と新語情報の供給サービスの契約を行っているため、ユーザ辞書管理サーバ1のユーザ情報データベース13には、予めユーザ情報が登録されている。すなわち、ユーザ情報データベース13のユーザIDエリアに契約したユーザIDが設定され、ユーザ情報データベース13の新語供給モードエリアに「ON」が設定されている。この場合のユーザ登録方法は、インターネットで登録しても、郵送で登録しても良い。
また、ユーザaは、新語管理テーブル25内のURLエリアにユーザ辞書管理サーバ1のURLを、ユーザIDエリアにユーザIDを、それぞれ予め登録しておく。この場合の例としては、ユーザaは、ユーザ端末2の操作部23からの画面操作により、ユーザ辞書管理サーバ1から通知のあったユーザIDとユーザ辞書管理サーバ1のURLとを入力する。すると、ユーザ端末2の制御部21は、新語管理テーブル25内のユーザIDエリアにユーザIDを、URLエリアにユーザ辞書管理サーバ1のURLを、それぞれ登録する。
今、ユーザaが新語情報として新しい用語A(例えば、表記:「横蟻」、読み方:「よこあり」)をユーザ辞書に登録するために、自分のユーザ端末2の操作部23から図示していない画面を見ながら新しい用語Aを入力する。すると、ユーザ端末2の制御部21は、ユーザ辞書24に新しい用語Aを登録すると共に、新語管理テーブル25に一時的に登録する。
ユーザ端末2は、メール送信時に新語情報をユーザ辞書管理サーバ1に送信する機能を有している。この機能を用いた場合のユーザ辞書管理サーバ1の動作およびユーザ端末2の動作について説明する。
ユーザ辞書24に用語Aを登録した後、ユーザaが自分のユーザ端末2の操作部23からメールを送信すると、ユーザ端末2の制御部21は、インタフェース部22を介してメールを送信すると共に、新語管理テーブル25に新語情報が登録されているかを確認する。この場合、登録されているので、制御部21は、新語管理テーブル25に登録されたURLとユーザIDと新しい用語Aとを読み出す。更に、制御部21は、読み出したURLを宛先として読み出したユーザIDと新しい用語Aとをインタフェース部22を介して送信する。すなわち、ユーザ端末2の制御部21は、ユーザ辞書提供サイトのユーザ辞書管理サーバ1に新しい用語Aをアップロードすることで用語Aの使用通知を行う。(図6のステップS201〜S203)。
なお、ユーザ端末の制御部21がユーザ辞書管理サーバ1との通信を行う場合の方法としては、制御部21が、図示していない記憶部(例えば、フラッシュメモリ)に予め格納されているWebブラウザソフトを立ち上げる。立ち上げた後、制御部21は、このWebブラウザソフトを利用してユーザIDと新しい用語Aとを付加した新語情報使用通知を、URL先であるユーザ辞書管理サーバ1に送信(アップロード)する。すなわち、制御部21は、ユーザ端末2内で初めて新語情報(この場合、新語情報は用語A)を使用したことをユーザ辞書管理サーバ1に通知することになる。更に、新しい用語とユーザIDを送信したユーザ端末2の制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内に終了報告があるかどうかを待つ。(ステップS204〜S205)。
一方、インタフェース部12を介してユーザIDと新しい用語Aとをユーザ端末2から受信したユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、ユーザ情報データベース13内で受信したユーザIDの使用通知数を+1加算(カウントアップ)する。更に、制御部11は、用語Aが共通辞書14の新語登録辞書に登録されているかを、用語Aをキーにして検索することにより確認する。(図5のステップS101,S102)。
ステップS102において、登録されていなければ、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、用語Aが新語管理テーブル15に登録されているかを、用語Aをキーにして検索する。(ステップS103〜S105)。
ステップS104において、登録されていれば、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、新語管理テーブル15内の該当する用語Aのアップロード端末数を+1加算する。更に、制御部11は、加算したアップロード端末数が図示していない記憶部(例えば、磁気ディスク)に予め格納された規定値α以上かを確認する。この場合のαは、2以上の正の整数であり、αの値は、ユーザ辞書管理サーバ1を管理する事業者が予めシステム構築または更新時に設定される。(ステップS105〜S108)。
ステップS108において、規定値α以上であれば、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、用語Aは市場に認知された(または認知されつつある)用語として判断する。更に、制御部11は、共通辞書14の新語登録辞書に用語Aを登録する。更に、制御部11は、ユーザ情報データベース13内において、新語供給モードが「ON」になっている全ユーザIDに該当する新語供給エリアに用語Aを登録する。このユーザ情報データベース13に登録する理由は、新語供給依頼通知を受けたときに、市場に認知された(または認知されつつある)用語Aをアップロードによる新語供給サービスの契約をしたユーザに送信するためである。更に、制御部11は、送信元のユーザ端末2にインタフェース部12を介して終了報告を行い、動作を終了する。(ステップS109,S110,S112)。
一方、ステップS102において、登録されていれば、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、既に、用語Aは市場に認知された(または認知されつつある)用語として判断する。更に、制御部11は、送信元のユーザ端末2にインタフェース部12を介して終了報告を行い、動作を終了する。(ステップS112)。
一方、ステップS105において、登録されていなければ、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、用語Aは市場に認知されていない初めての用語として判断する。更に、制御部11は、新語管理テーブル15内の該当する用語Aのアップロード端末数を初期値として「1」に設定する。更に、制御部11は、送信元のユーザ端末2にインタフェース部12を介して終了報告を行い、動作を終了する。(ステップS111,S112)。
一方、ステップS108において、規定値α以上でなければ、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、用語Aはまだ市場に認知されていない用語として判断する。更に、制御部11は、送信元のユーザ端末2にインタフェース部12を介して終了報告を行い、動作を終了する。(ステップS112)。
このようにして、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、ユーザ端末2から新語情報使用通知(新語情報付)を受信する毎に、受信した新語情報毎(例えば、用語A、用語B、用語C、・・・)にアップロードのユーザ端末数(送信元のユーザ端末数)を計数することになり、市場で認知された(もしくは市場で認知されつつある)と判断された用語を認識することができる。
一方、ステップS205において、インタフェース部22を介してユーザ辞書管理サーバ1から終了報告を受けたユーザ端末2の制御部21は、用語Aを新語として通知したものと判断する。制御部21は、新語管理テーブル25から該当する用語Aを削除し、動作を終了する。(図6のステップS206)。
この後、月の切り換わる時(例えば、月の最後の日の24時)に図示していないタイマによりタイマ割込が制御部11に発生すると、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、月ごとの新語供給サービスを利用したユーザの利用料金を算出する。この場合、制御部11は、新語供給サービス契約したユーザID(新語供給モードが「ON」になっているユーザID)毎にユーザ辞書データベース13を検索し算出する。すなわち、供給確認エリアが「ON」で使用通知数がn未満であれば、制御部11は、「基本料金」を新語供給サービス料金エリアに設定する。供給確認エリアが「ON」で使用通知数がn以上でm未満であれば、制御部11は、<「基本料金」−x>を新語供給サービス料金エリアに設定する。供給確認エリアが「ON」で使用通知数がm以上であれば、制御部11は、<「基本料金」−y>を新語供給サービス料金エリアに設定する。このように制御部11は、ユーザ辞書データベース13の新語供給サービス料金エリアに設定した後、供給確認モードエリアをOFFにする。すなわち、新語情報の使用通知数の頻度が多くなれば、新語供給サービスの料金が割安になる。なお、この場合のnは、2以上の正の整数であり、nの値は、ユーザ辞書管理サーバ1を管理する事業者が予めシステム構築または更新時に設定される。また、mはn以上の整数であり、xは「基本料金」を超えない料金であり、yは「基本料金」を超えない料金(または等しい値)でかつxよりも大きい料金である。また、上述では、供給確認エリアが「ON」になっていなくても、制御部11が上記の算出方法で新語供給サービス料金を算出しても良い。また、上述では、月が切り換わっても使用通知数をそのまま利用するようにしたが、月が切り換わったときに、制御部11が使用通知数をクリア(「0」に設定)するようにしても良い。
また、図1のユーザ端末2は、新語情報を画面上から送信する機能を有している。この機能を用いた場合のユーザ辞書管理サーバ1の動作およびユーザ端末2の動作について説明する。
ユーザ辞書24に用語Aを登録した後、ユーザaが自分のユーザ端末2の操作部23を使って画面操作を行うことにより、図示していない画面上に表示されているメニューからサーバへの新語登録通知の項目を選択する。すると、ユーザ端末2の制御部21は、新語管理テーブル25に新語情報が登録されているかを確認する。この場合、登録されているので、制御部21は、新語管理テーブル25に登録されたURLとユーザIDと新しい用語Aとを読み出す。更に、制御部21は、読み出したURLを宛先として読み出したユーザIDと新しい用語Aとをインタフェース部22を介して送信する。すなわち、ユーザ端末2の制御部21は、ユーザ辞書提供サイトのユーザ辞書管理サーバ1に新しい用語Aをアップロードすることになる。(図7のステップS211〜S213)。
更に、新しい用語AとユーザIDを送信したユーザ端末2の制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内にユーザ辞書管理サーバ1からの終了報告があるかどうかを待つ。(ステップS214〜S215)。
ユーザID付の新しい用語Aを受信したユーザ辞書管理サーバ1の動作については、上記のユーザ端末2のメール送信時におけるユーザ辞書管理サーバ1の動作(図5のフローチャート参照)と同じなので説明を省略する。
ステップS215において、インタフェース部22を介してユーザ辞書管理サーバ1から終了報告を受けたユーザ端末2の制御部21は、用語Aを新語として通知したものとして判断する。制御部21は、新語管理テーブル25から該当する用語Aを削除し、動作を終了する。(ステップS216)。
次に、新語情報を入手する方法としては、ユーザ端末2は、メール受信時に新語情報を自端末内のユーザ辞書24に登録する機能を利用している。この場合のメール受信時におけるユーザ端末2およびユーザ辞書管理サーバ1の動作について説明する。
携帯端末2の制御部21は、インタフェース部22を介してメールの受信を検出すると、メールの受信処理を行う。メールの受信処理終了後、制御部21は、新語管理テーブル25からURLを読み出す。制御部21は、Webブラウザソフトを起動し、Webブラウザによりインタフェース部22を介してURLにあるユーザ辞書管理サーバ1と接続する。更に、制御部21は、新語管理テーブル25からユーザIDを読み出して、ユーザ辞書管理サーバ1に対して、新語情報の供給依頼(読み出したユーザIDを添付)を行う。更に、制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内に応答があるかどうかを待つ。(図9のステップS221〜S224)。
インタフェース部12を介して新語情報依頼を受信したユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、依頼先のユーザ端末2に通知すべき新語情報がユーザ情報データベース13に登録されているかを確認する。この場合の確認方法として、ユーザ情報データベース13において、制御部11は、依頼のあったユーザIDに該当する新語供給エリアに新語情報が登録されているかを確認する。(図8のステップS121〜S122)。
ステップS122において、登録されていれば、制御部11は、確認した新語通知エリアにある新語情報を読み出し、その読み出した新語情報を依頼元のユーザ端末2にインタフェース部12を介して送信する。この場合、新語情報が複数あれば、制御部11は、複数の新語情報を送信することになる。送信した後、制御部11は、ユーザ端末2からユーザ辞書の更新完了通知を待つ。(ステップS123,S124)。
ステップS224において、インタフェース部22を介して新語情報を応答として受信したユーザ端末2の制御部21は、受信した応答の内容が新語情報かどうかを確認する。この場合、新語情報なので、制御部21は、受信した新語情報をユーザ辞書24に登録することでユーザ辞書24を更新する。登録が終了すると、制御部21は、インタフェース部22を介してユーザ辞書24の更新完了通知をユーザ辞書管理サーバ1に送信して動作を終了する。なお、ステップS225において、新語情報でなければ、制御部21は、そのまま動作を終了する。(図9のステップS225〜S227)。
ステップS124において、ユーザ辞書管理サーバ1の制御部11は、インタフェース部12を介してユーザ端末2から更新完了通知を受信すると、ユーザ情報データベース13内で更新完了を受けたユーザIDに該当する新語供給エリアから、送信した新語情報を削除する。更に、制御部11は、ユーザ情報データベース13内で更新完了を受けたユーザIDの供給確認エリアに「ON」をセットし、動作を終了する。(図8のステップS125)。
また、図1のユーザ端末2には、画面操作によりユーザ辞書管理サーバ1から新語情報を自端末のユーザ辞書に自動更新を行う機能(すなわち、画面操作によりユーザ辞書管理サーバ1に新語供給依頼を行う機能)を有している。この機能を用いた場合のユーザ辞書管理サーバ1の動作およびユーザ端末1の動作について説明する。
ユーザaが自分のユーザ端末2の操作部23を使って画面操作を行うことにより、図示していないメニュー画面に表示されている新語情報の自動更新の項目を選択する。携帯端末2の制御部21は、新語管理テーブル25からURLを読み出す。制御部21は、Webブラウザソフトを起動し、Webブラウザによりインタフェース部22を介してURLにあるユーザ辞書管理サーバ1と接続する。更に、制御部21は、新語管理テーブル25からユーザIDを読み出して、ユーザ辞書管理サーバ1に対して、新語情報の供給依頼(読み出したユーザIDを添付)を行う。更に、制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内に応答があるかどうかを待つ。(図10のステップS231〜S233)。
新語情報の供給依頼を受信したユーザ辞書管理サーバ1の動作については、上記のユーザ端末のメール受信時におけるユーザ辞書管理サーバ1の動作(図8のフローチャートを参照)と同じなので説明を省略する。
ステップS233において、インタフェース部22を介して新語情報を応答として受信したユーザ端末2の制御部21は、受信した応答の内容が新語情報かどうかを確認する。この場合、新語情報なので、制御部21は、受信した新語情報をユーザ辞書24に登録することでユーザ辞書を更新する。登録が終了すると、制御部21は、インタフェース部22を介してユーザ辞書24の更新完了通知をユーザ辞書管理サーバ1に送信して終了する。(図9のステップS234〜S236)。
ステップS234において、応答の内容が新語情報でない場合は、制御部22は、図示していない画面上にユーザ辞書24に登録する新語情報がない旨のメッセージを表示する。
また、上記の説明では、ユーザ端末2がメール送信時または画面操作によりユーザ辞書管理サーバ1に新語情報登録通知を送信するようにしたが、一定期間毎に新語情報登録通知を自動的に行うようにしても良い。この場合の方法として以下に説明する。
ユーザ端末2には、図示していない監視タイマがあり、この監視タイマが予め設定された時間間隔毎(例えば、24時間毎)に制御部21に割込をかけるようになっている。
ユーザ辞書24に用語Aを登録した後に監視タイマが制御部21に割込をかけると、ユーザ端末2の制御部21は、新語管理テーブル25に新語情報が登録されているかを確認する。この場合、登録されているので、制御部21は、新語管理テーブル25に登録されたURLとユーザIDと新しい用語Aとを読み出す。更に、制御部21は、読み出したURLを宛先として読み出したユーザIDと新しい用語Aとをインタフェース部22を介して送信する。すなわち、ユーザ端末2の制御部21は、ユーザ辞書提供サイトのユーザ辞書管理サーバ1に新しい用語Aをアップロードすることになる。(図11のステップS261〜S263)。
更に、新しい用語とユーザIDを送信したユーザ端末2の制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内にユーザ辞書管理サーバ1からの終了報告があるかどうかを待つ。(ステップS264〜S265)。
ユーザID付の新しい用語を受信したユーザ辞書管理サーバ1の動作については、上記のメール送信時のユーザ辞書管理サーバ1の動作(図5のフローチャート参照)と同じなので説明を省略する。
ステップS245において、インタフェース部22を介してユーザ辞書管理サーバ1から終了報告を受けたユーザ端末2の制御部21は、用語Aを新語として通知したものと判断する。制御部21は、新語管理テーブル25から該当する用語Aを削除し、ユーザ辞書管理サーバ1への新語情報使用通知処理を終了する(ステップS266)。
新語情報使用通知処理終了後、携帯端末2の制御部21は、新語情報供給依頼処理を行う。すなわち、携帯端末2の制御部21は、新語管理テーブル25からURLを読み出す。制御部21は、Webブラウザソフトを起動し、Webブラウザによりインタフェース部22を介してURLにあるユーザ辞書管理サーバ1と接続する。更に、制御部21は、新語管理テーブル25からユーザIDを読み出して、ユーザ辞書管理サーバ1に対して、新語情報の供給依頼(読み出したユーザIDを添付)を行う。更に、制御部21は、図示していないタイマを起動し、予め決められた時間内に応答があるかどうかを待つ。(図10のステップS267〜S269)。
新語情報の供給依頼を受信したユーザ辞書管理サーバ1の動作については、上記のユーザ端末2のメール受信時におけるユーザ辞書管理サーバ1の動作(図8のフローチャートを参照)と同じなので説明を省略する。
ステップS269において、インタフェース部22を介して新語情報を応答として受信したユーザ端末2の制御部21は、受信した応答の内容が新語情報かどうかを確認する。この場合、新語情報なので、制御部21は、受信した新語情報をユーザ辞書24に登録することでユーザ情報を更新する。登録が終了すると、制御部21は、インタフェース部22を介してユーザ辞書24の更新完了通知をユーザ辞書管理サーバ1に送信し、新語情報供給依頼処理を終了する。(図9のステップS270〜S272)。
更に、ユーザ端末2の制御部21は、監視タイマを再起動し、監視タイマによる割り込み処理を終了する。(ステップS274)。
上記の説明では、規定値α以上になった新語情報をユーザ端末1に送信するようにしたが、新語情報を送らないで、共通辞書14の内容を送るようにして、ユーザ端末内のユーザ辞書24を更新するようにしても良い。上記で説明したフローチャートの内、説明が異なる点を以下に説明する。
すなわち、図5のステップS110において、制御部11は、ユーザ辞書データベース13内の新語情報エリアに新語情報を登録しないで共通辞書14が更新されたことを示す識別情報(例えば、「更新」)を登録する。図8のステップS121において、制御部11は、新語供給エリアに新語情報が登録されているかの確認の代わりに、新語供給エリアに「更新」が登録されているかを確認する。図8のステップS123において、制御部11は、新語通知エリアから新語情報を読み出して依頼元に送信する代わり、に共通辞書14内の新語情報登録辞書の内容(更新された辞書情報)を読み出して依頼元に送信する。図9のステップS226、図10のステップS235、図11のステップS271において、制御部21は、新語情報を登録する代わりに、新語情報登録辞書の内容(更新された辞書情報)をユーザ辞書24に登録する(この場合、上書きする)。
上記の説明では、ユーザ端末2を携帯端末としたが、ユーザ端末2がパソコン、ワークステーション等の端末であっても良いし、システムが携帯端末とパソコン等とを混在させたユーザ端末2を含んでいても良い。
また、上記の説明では、ユーザ端末2を携帯端末として説明したが、パソコン等の情報処理装置をユーザ端末2として使用しても良い。
以上説明したように、ユーザ辞書管理サーバ1は、ユーザ端末数が規定値α以上になったときに新語情報を市場で認知されたまたは市場に認知されつつあると判断してユーザ情報データベース13内に保存する。更にユーザ端末2が新語情報供給依頼を行うことによりユーザ辞書管理サーバ1からユーザ情報データベース13内に保存された新語情報を取得し、ユーザ辞書24に登録することで更新するようにしている。そのため、ユーザ端末2は、最新の用語に対応したカナ漢字変換辞書として使用することができる。更に、ユーザ端末2が新語情報供給依頼を、ユーザ辞書管理サーバ1に定期的に行っているか、または/およびメール送信時に行っているため、自動的にユーザ端末2内のユーザ辞書に24に登録することができる。
また、以上説明したように、ユーザ辞書管理サーバ1は、ユーザ端末数が規定値α以上になったときに新語情報を市場で認知されたまたは市場に認知されつつあると判断して共通辞書14に登録する。そのため、ユーザ辞書管理サーバ1は、市場で認知されたまたは市場に認知されつつあると判断された新しい用語を共通辞書14に自動的に登録することができる。
本発明の実施の形態における全体のシステムの構成を示すブロック図である。 図1のユーザ辞書管理サーバのユーザ辞書データベース内の構成の概略を示す構成概略図である。 図1のユーザ辞書管理サーバの新語管理テーブル内の構成の概略を示す構成概略図である。 図1のユーザ端末の新語管理テーブル内の構成の概略を示す構成概略図である。 図1のユーザ辞書管理サーバが新語情報使用通知を受信した場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末がメールを送信した場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末がユーザの画面処理による新語情報使用通知処理を行う場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ辞書管理サーバが新語情報供給依頼を受信した場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末がメールを受信した場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末がユーザの画面処理により新語情報供給依頼を行う場合の動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末が監視タイマ割込の場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザ辞書管理サーバ
2 ユーザ端末
11,21 制御部
12,22 インタフェース部
13 ユーザ情報データベース
14 共通辞書
15,25 新語管理テーブル
23 操作部
24 ユーザ辞書
901 通信ネットワーク

Claims (24)

  1. ユーザ辞書を有する少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき辞書情報を管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークを備えた辞書情報の自動更新システムであって、
    前記辞書管理サーバは、前記ユーザ端末から新語情報を受信するとその受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数する計数手段と、
    前記計数手段で計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには自サーバ内に保存する保存手段と、を有し、
    前記ユーザ端末は、前記保存手段により保存された新語情報の供給依頼を送信することで前記辞書管理サーバから前記保存手段により保存された新語情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した新語情報を前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する更新手段と、を有することを特徴とする辞書情報の自動更新システム。
  2. 少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークを備えた辞書情報の自動更新システムであって、
    前記辞書管理サーバは、前記ユーザ端末から新語情報を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段で計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新する第1の更新手段と、を有することを特徴とする辞書情報の自動更新システム。
  3. 前記ユーザ端末は、メール送信時に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を前記辞書管理サーバに送信する第1の送信手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の辞書情報の自動更新システム。
  4. 前記ユーザ端末は、自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報をユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに送信する第2の送信手段を有することを特徴とする請求項1,2または3記載の辞書情報の自動更新システム。
  5. 前記ユーザ端末は、予め決められた時間毎に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を前記辞書管理サーバに送信する第3の送信手段を有することを特徴とする請求項1,2,3,または4記載の辞書情報の自動更新システム。
  6. 前記ユーザ端末は、メール受信時に前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第1の依頼手段と、
    前記第1の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第2の更新手段と、を有し、
    前記辞書管理サーバは、前記第1の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第4の送信手段を有することを特徴とする請求項2,3,4,または5記載の辞書情報の自動更新システム。
  7. 前記ユーザ端末は、ユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第2の依頼手段と、
    前記第2の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第3の更新手段と、を有し、
    前記辞書管理サーバは、前記第2の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると前記対応する新語情報があれば、前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第5の送信手段を有することを特徴とする請求項2,3,4,5,または6記載の辞書情報の自動更新システム。
  8. 前記ユーザ端末は、予め決められた時間毎に辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行う第3の依頼手段と、
    前記第3の依頼手段により受信した前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新する第4の更新手段と、を有し、
    前記辞書管理サーバは、前記第3の依頼手段により前記新語情報供給依頼を受信すると前記対応する新語情報があれば、前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信する第6の送信手段を有することを特徴とする請求項2,3,4,5,6,または7記載の辞書情報の自動更新システム。
  9. 前記辞書管理サーバは、前記ユーザ端末から新語情報を受信した場合にその受信した新語情報が登録されていなければ送信元のユーザIDの使用通知数を計数する第2の計数手段と、
    前記第2の計数手段により計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動する割引手段と、を有することを特徴とする請求項2から8の内いずれか1つ記載の辞書情報の自動更新システム。
  10. 入力された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバであって、
    前記新語情報の利用通知を受信した場合にその新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記新語情報毎に入力数を計数する計数手段と、
    前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を保存する保存手段と、
    新語情報供給依頼の入力があった場合に前記保存手段により保存した新語情報を出力する出力手段と、を有することを特徴とする辞書管理サーバ。
  11. 入力された新語情報に基づき自サーバ内の共通辞書を更新管理する辞書管理サーバであって、
    前記新語情報が入力された場合に前記受信した新語情報毎に入力数を計数する計数手段と、
    前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新する第1の更新手段と、
    新語情報供給依頼の入力があった場合に前記対応する新語情報があれば前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を出力する出力手段と、を有することを特徴とする辞書管理サーバ。
  12. 前記新語情報が入力された場合にその新語情報が登録されていなければ入力元のユーザIDの使用通知数を計数する第2の計数手段と、
    前記第2の計数手段により計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動する割引手段と、を有することを特徴とする請求項10または11記載の辞書管理サーバ。
  13. 少なくとも2以上のユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された新語情報に基づき辞書情報を更新管理する辞書管理サーバと、前記ユーザ端末および辞書管理サーバとを相互に接続する通信ネットワークにおける辞書情報の自動更新方法であって、
    新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎にユーザ端末数を計数するステップと、
    前記計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときには新語情報供給サービスの契約をした各ユーザの前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信するまでユーザID毎に前記対応する新語情報を一時的に保存するステップと、を含むことを特徴とする辞書情報の自動更新方法。
  14. 前記ユーザ端末が、メール送信時に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知として前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴とする請求項13記載の辞書情報の自動更新方法。
  15. 前記ユーザ端末が、自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知としてユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴とする請求項13または14記載の辞書情報の自動更新方法。
  16. 前記ユーザ端末が、予め決められた時間毎に自端末内のユーザ辞書に登録した新語情報を新語情報の利用通知として前記辞書管理サーバに送信するステップを含むことを特徴とする請求項13,14,または15記載の辞書情報の自動更新方法。
  17. 前記ユーザ端末が、メール受信時に前記辞書管理サーバに前記新語情報供給依頼を行うステップと、
    前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴とする請求項13,14,15,または16記載の辞書情報の自動更新方法。
  18. 前記ユーザ端末が、ユーザの画面操作により前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行うステップと、
    前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴とする請求項13,14,15,16,または17記載の辞書情報の自動更新方法。
  19. 前記ユーザ端末が、予め決められた時間毎に前記辞書管理サーバに新語情報供給依頼を行うステップと、
    前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から前記新語情報供給依頼を受信した場合にユーザIDに対応して一時的に保存した前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報を送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記新語情報供給依頼により受信した前記対応する新語情報を自端末内の前記ユーザ辞書に登録することで前記ユーザ辞書を更新するステップと、を含むことを特徴とする請求項13,14,15,16,17,または18記載の辞書情報の自動更新方法。
  20. 前記辞書管理サーバが、前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が登録されていなければ送信元のユーザIDの使用通知数を計数するステップと、
    前記辞書管理サーバが、前記計数した使用通知数の大きさに対応して新語情報提供サービスの割引価格を変動するステップと、を有することを特徴とする請求項13から19の内いずれか1つ記載の辞書情報の自動更新方法。
  21. 入力された新語情報に基づき共通辞書を更新管理する辞書情報の自動更新方法であって、
    前記新語情報の利用通知を受信した場合にその新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記新語情報毎に入力数を計数するステップと、
    前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を保存するステップと、を含むことを特徴とする辞書情報の自動更新方法。
  22. 入力された新語情報に基づき共通辞書を更新管理する辞書情報の自動更新方法であって、
    前記新語情報が入力された場合に前記受信した新語情報毎に入力数を計数するステップと、
    前記入力数が所定の閾値以上になったときには対応する新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新するステップと、を含むことを特徴とする辞書情報の自動更新方法。
  23. ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自装置内の共通辞書を更新管理する処理を、少なくとも2以上のユーザ端末と通信ネットワークで接続したコンピュータに実行させる辞書管理プログラムであって、
    前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数するステップと、
    前記計数したユーザ端末数が所定の閾値以上になったときにはその以上になった新語情報を市場で認知されたまたは市場で認知されつつある用語として保存するステップと、
    前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信した場合に前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させる辞書管理プログラム。
  24. ユーザ端末から送信された新語情報に基づき自装置内の共通辞書を更新管理する処理を、少なくとも2以上のユーザ端末と通信ネットワークで接続したコンピュータに実行させる辞書管理プログラムであって、
    前記ユーザ端末から新語情報の利用通知を受信した場合にその受信した新語情報が前記共通辞書に登録されていなければ前記受信した新語情報毎に送信元のユーザ端末数を計数するステップと、
    前記計数したユーザ端末数が所定の閾値を超えたときにはその以上になった新語情報を前記共通辞書に登録することで前記共通辞書を更新するステップと、
    前記ユーザ端末から新語情報供給依頼を受信した場合に前記対応する新語情報があれば前記ユーザ端末に前記対応する新語情報または前記更新した共通辞書の内容を送信するステップと、を含む処理を前記コンピュータに実行させる辞書管理プログラム。
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