JP2005273364A - 玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置、及びレベル出し方法 - Google Patents

玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置、及びレベル出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 周枠から離れた位置でも仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができるレベル出し装置と、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床のレベルを均一に仕上げることが可能なレベル出し方法を提供する。
【解決手段】 周枠1の対向する二辺の枠杆2a,2aの下部から対向状に内方突成された一定高さの支持杆5,5と、該支持杆5,5に両端を支持されて、二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6と、該レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とによりモルタル床のレベル出し装置4を構成した。また、対向する二辺の枠杆2a,2a間に同一設定高さで間隔を置いて差し渡された複数のレベル指標杆6,6上に均し定規19を交差状に差し渡して、該レベル指標杆6,6上を摺動させることにより、周枠1内に打設されたモルタルを均すようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、玄関マットの周枠内に所要深さのモルタル床を形成する際に、該周枠に装着して使用されるモルタル床のレベル出し装置、及び該モルタル床のレベル出し方法に関する。
金属製の玄関マットfを囲繞する周枠aは、施工に際して、図12に示すように、コンクリート基盤gに植設した差筋sに溶接されるアンカーeにより所定高さに保持され、その周囲及び内部にモルタルmが打設される。この時、周枠aの内部には玄関マットfの厚み寸法に一致する所要深さのモルタル床bが形成される。そして、該モルタル床b上に玄関マットfが直接敷設されることとなる。
かかる施工にあっては、モルタル床b上に敷設される玄関マットfの表面と周枠aの表面を面一状とするために、周枠aの上面から玄関マットfの厚み寸法に相当する深さ位置にモルタルmを均一状に打ち込む必要がある。そこで、従来は、周枠aの内面の上下方向に複数設けられた位置決め目盛cの高さ位置に合わせてモルタルmを打設して、所定深さのモルタル床bを形成するようにしていた(特許文献1参照)。ここで、前記複数の位置決め目盛cは、周枠aの上面までの高さが、既定厚み寸法の異なる複数種類の玄関マットfの、その各既定厚み寸法に夫々一致するように設けられており、敷設する玄関マットfの既定厚み寸法に一致する位置決め目盛cを目印にして、該位置決め目盛cの高さ位置までモルタルmを打設することにより、敷設する玄関マットfの既定厚み寸法に相当する深さ位置にモルタル床bを形成し得るものとなっている。
実用新案登録第2544021号公報
ところで、上記のような周枠aの内面に設けられた位置決め目盛cを目印にしてモルタルmを打設して所要深さのモルタル床bを形成する場合、周枠aの近傍では位置決め目盛cにより容易にモルタル床bの仕上げレベルを知り得るが、周枠aから離れた位置では目印となるものがないため仕上げレベルを知ることができなかった。ここで、熟練した職人にあっては、周枠aの内面に設けられた位置決め目盛cに基づいて、周枠aから離れた位置でもモルタル床bのレベルを均一に仕上げることが可能であるが、未熟な職人がこれを行うと、モルタル床bが凹凸状となり易いため、周枠aから離れた位置にも仕上げレベルの基準となる何らかの目印を、各人が工夫して設けなければならなかった。
本発明は、かかる従来の実状に鑑みてなされたものであり、周枠から離れた位置でも仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができるレベル出し装置と、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床のレベルを均一に仕上げることが可能なレベル出し方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、内部に玄関マットを敷設する所要深さのモルタル床が形成される周枠に装着されるものであって、前記周枠の対向する二辺の枠杆の下部から対向状に内方突成された一定高さの支持杆と、該支持杆に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置である。
前記高さ設定手段としては、左右側壁と天壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して係合可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端で前記天壁の内壁面に当接してレベル指標杆を支承し、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を上動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して選択的に係合させる固定螺子とからなるものとした構成が提案される。
また、他の高さ設定手段としては、左右側壁と、天壁及び/又は底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設された複数対の位置決め段部からなり、該位置決め段部の何れかが、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に乗載されるものとした構成が提案される。
さらに、この構成において、レベル指標杆の底壁に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端が支持杆の下面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を相対的に下動させて、位置決め段部を支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して圧接させる固定螺子を備えたものとした構成が提案される。
また、上記各高さ設定手段により設定されるレベル指標杆の高さ位置が、既定厚み寸法が異なる複数種類の玄関マットの、その各既定厚み寸法に夫々一致するものである構成が提案される。
また、上記各構成からなるレベル出し装置を用いるレベル出し方法として、対向する二辺の枠杆間に同一設定高さで間隔を置いて差し渡された複数のレベル指標杆上に均し定規を交差状に差し渡して、該レベル指標杆上を摺動させることにより、周枠内に打設されたモルタルを均すようにしたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し方法が提案される。
また、本発明は、内部に玄関マットを敷設する所要深さのモルタル床が形成される周枠に用いられるものであって、前記周枠の対向する二辺の枠杆の上縁に外端が摺動可能に係止される一対の支持杆と、該支持杆の内端に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の下縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置である。
前記高さ設定手段としては、左右側壁と底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えた前記レベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して乗載可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に上方から螺合されて、下端が前記底壁の内壁面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を下動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に圧接させる固定螺子とからなるものとした構成が提案される。
本発明は、上述したように、周枠の対向する二辺の枠杆の下部から対向状に内方突成された一定高さの支持杆と、該支持杆に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置であるから、周枠の対向する二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆の上縁の高さ位置を、高さ設定手段によって選択的に設定することにより、周枠から離れた位置でも二辺の枠杆間に亘るレベル指標杆の上縁によってモルタル床の仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができる。従って、周枠内に打設されるモルタルの上面の高さ位置を、レベル指標杆の上縁に一致させて施工することにより、周枠の近傍だけでなく、周枠から離れた位置にあっても、モルタル床のレベルを均一に仕上げることができる。
そして、前記高さ設定手段を、左右側壁と天壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して係合可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端で前記天壁の内壁面に当接してレベル指標杆を支承し、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を上動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して選択的に係合させる固定螺子とからなるものとした構成にあっては、レベル指標杆に設けられた複数対の位置決め段部の何れかを、固定螺子の螺進操作によるレベル指標杆の上動作用を介して、支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して選択的に係合させることにより、レベル指標杆の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。また、かかる高さ設定手段にあっては、固定螺子によってレベル指標杆が周枠の対向する二辺の枠杆に連結されることにより、周枠の外周囲に打設されるモルタルの押圧力によって二辺の枠杆が内方に湾曲変形する不具合を防止することができる。
また、前記高さ設定手段を、左右側壁と、天壁及び/又は底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設された複数対の位置決め段部からなり、該位置決め段部の何れかが、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に乗載されるものとした構成にあっては、レベル指標杆に設けられた複数対の位置決め段部の何れかを、支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に乗載させることにより、レベル指標杆の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。
さらに、この構成において、レベル指標杆の底壁に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端が支持杆の下面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を相対的に下動させて、位置決め段部を支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して圧接させる固定螺子を備えたものとした構成にあっては、レベル指標杆をその設定高さ位置で固定することができる。また、固定螺子によってレベル指標杆が周枠の対向する二辺の枠杆に連結されることにより、周枠の外周囲に打設されるモルタルの押圧力によって二辺の枠杆が内方に湾曲変形する不具合を防止することができる。
また、上記各高さ設定手段により設定されるレベル指標杆の高さ位置が、既定厚み寸法が異なる複数種類の玄関マットの、その各既定厚み寸法に夫々一致するものとした構成にあっては、同一のレベル出し装置により、複数種類の既定厚み寸法の玄関マットに対応することができる。
また、上記各構成からなるレベル出し装置を用いるレベル出し方法として、対向する二辺の枠杆間に同一設定高さで間隔を置いて差し渡された複数のレベル指標杆上に均し定規を交差状に差し渡して、該レベル指標杆上を摺動させることにより、周枠内に打設されたモルタルを均すようにしたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し方法にあっては、複数のレベル指標杆上に交差状に差し渡した均し定規を、該レベル指標杆上で摺動させて、周枠内に打設されたモルタルを均すことにより、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床の全面のレベルを均一に仕上げることができる。
また、本発明は、上述したように、周枠の対向する二辺の枠杆の上縁に外端が摺動可能に係止される一対の支持杆と、該支持杆の内端に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の下縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置であるから、周枠の対向する二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆の下縁の高さ位置を、高さ設定手段によって選択的に設定することにより、周枠から離れた位置でも二辺の枠杆間に亘るレベル指標杆の下縁によってモルタル床の仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができる。従って、周枠内に打設されるモルタルの上面の高さ位置を、レベル指標杆の下縁に一致させて施工することにより、周枠の近傍だけでなく、周枠から離れた位置にあっても、モルタル床のレベルを均一に仕上げることができる。また、かかるレベル出し装置にあっては、レベル指標杆を所定高さ位置に支持する両端の各支持杆が、対向する二辺の枠杆の上縁に摺動可能に係止されていることにより、該支持杆を介してレベル指標杆を二辺の枠杆の上縁に沿って摺動させて、周枠内に打設されたモルタルを均すことにより、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床の全面のレベルを均一に仕上げることができる。
そして、前記高さ設定手段を、左右側壁と底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えた前記レベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して乗載可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に上方から螺合されて、下端が前記底壁の内壁面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を下動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に圧接させる固定螺子とからなるものとした構成にあっては、レベル指標杆に設けられた複数対の位置決め段部の何れかを、固定螺子の螺進操作によるレベル指標杆の下動作用を介して、支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に圧接させることにより、レベル指標杆の下縁の高さ位置を選択的に設定することができる。
本発明の第一実施例を、図1〜図5に基づいて説明する。
金属製の玄関マットf(図12参照)を囲繞する周枠1は、図2等に示すように、外方へ開口する嵌合溝3を備えた断面チャンネル形の四本の枠杆2a,2a,2b,2bが、図1に示すように、矩形状に組み付けられている。該周枠1には、各枠杆2a,2a,2b,2bの嵌合溝3に先端部を嵌合して螺子n(図12参照)で固定された複数のアンカーeが取り付けられており、施工時に、各アンカーeの基部をコンクリート基盤gに植設した差筋sに夫々溶接することにより、周枠1を所定高さに保持し得るようになっている。
前記周枠1の長手方向に沿って対向する二辺の枠杆2a,2aには、本発明にかかる二個のレベル出し装置4,4が装着されている。各レベル出し装置4は、前記二辺の枠杆2a,2aの下部から対向状に内方突成された一定高さの支持杆5,5と、該支持杆5,5に両端を支持されて、二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6と、該レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とによって構成されている。
前記支持杆5,5は、図2,図3に示すように、外端部に垂直に立ち上がる取付片部5aが連成されており、該取付片部5aには螺子8を挿通し得る透孔9が穿設されている。そして、各支持杆5を枠杆2aの下面に当接させ、かつ、取付片部5aを枠杆2aの外側面に宛がった状態で、透孔9に挿通した螺子8を、枠杆2aの嵌合溝3内に予め嵌装した固定片10の螺子孔11に螺合させることにより、その緊締作用を介して各支持杆5を枠杆2aの下面に対応する一定高さ位置で固定し得るようになっている。
前記支持杆5,5に両端を支持されて、二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6は、その上縁の高さ位置が高さ設定手段により選択的に設定される。この第一実施例では、図2,図4に示すように、レベル指標杆6が左右側壁12,12と天壁13とにより囲繞される嵌挿空隙14を備え、その左右側壁12,12の内壁面の異なる高さ位置に左右で一対をなす位置決め段部15a,15a、15b,15bが対向状に突設されている。尚、このレベル指標杆6には、アルミニウムの押出成形型材が好適に用いられ得る。また、前記支持杆5,5には、図3に示すように、上下方向の螺子孔16,16が夫々穿設されており、該螺子孔16,16に固定螺子17,17が下方から螺合される。該固定螺子17,17は、その上端が前記天壁13の内壁面に当接してレベル指標杆6を支承し、かつその螺進作用を介してレベル指標杆6を上動させて、前記複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを各支持杆5の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に係合させ得るようになっている。これにより、第一実施例における高さ設定手段が構成されている。
ここで、図4(イ)は、下側の位置決め段部15a,15aを、支持杆5の左右側縁の下面に直接係合させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の上縁の高さ位置が最も高く、枠杆2aの上面までの距離d1 が例えば13mmに設定されるようになっている。図4(ロ)は、下側の位置決め段部15a,15aを、支持杆5の左右側縁の下面にスペーサ板18を介して係合させた状態を示しており、該スペーサ板18の厚み分だけレベル指標杆6の上縁の高さ位置が下がり、枠杆2aの上面までの距離d2 が例えば15mmに設定されるようになっている。また、図4(ハ)は、上側の位置決め段部15b,15bを、支持杆5の左右側縁の下面に直接係合させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の上縁の高さ位置が最も低く、枠杆2aの上面までの距離d3 が例えば20mmに設定されるようになっている。
一方、玄関マットf(図12参照)は、断面略T字形の金属製メインバーkを所定間隔で並列させ、横杆yで連結したグレーチングであり、図5に示すように、高さ寸法が異なる金属製メインバーkを用いて三種類の既定厚み寸法に形成されている。そして、この三種類の玄関マットfの、その各既定厚み寸法に、前記高さ設定手段により設定されるレベル指標杆6の上縁の高さ位置から枠杆2aの上面までの距離d1 〜d3 が夫々一致している。
かかる構成にあって、レベル出し装置4を周枠1に装着するには、周枠1をコンクリート基盤g(図12参照)に植設した差筋sに溶接されるアンカーeにより所定高さに保持した状態において、先ず、二辺の枠杆2a,2aの何れか一方の枠杆2aに対して、図3に示すように、支持杆5を螺子8で固定し、該支持杆5をレベル指標杆6の端部から嵌挿空隙14内に嵌装させる。この時、敷設すべき玄関マットfの、その既定厚み寸法に対応する位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを選定し、その選定した位置決め段部15a,15a(または位置決め段部15b,15b)に係合可能な空隙位置に支持杆5を嵌装する。そして、該支持杆5の螺子孔16,16に螺合されている固定螺子17,17を上方に螺進する方向に回転させると、その螺進作用を介してレベル指標杆6が上動し、選定した前記位置決め段部15a,15a(または位置決め段部15b,15b)が支持杆5の左右側縁の下面に係合されて、レベル指標杆6の一端が固定される。ここで、図4(ロ)に示すように、枠杆2aの上面までの距離d2 をレベル指標杆6の上縁の高さ位置に設定する場合には、予めスペーサ板18を位置決め段部15a,15a上に介装しておけばよい。次に、該レベル指標杆6の他端から別の支持杆5を嵌挿空隙14内に嵌装させる。この時、上記と同様に、敷設すべき玄関マットfの、その既定厚み寸法に対応する位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを選定し、その選定した位置決め段部15a,15a(または位置決め段部15b,15b)に係合可能な位置に支持杆5を嵌装する。この状態で対向する他方の枠杆2aに対して支持杆5を螺子8(図3参照)で固定する。そして、上記と同様に、固定螺子17,17を螺回操作し、その螺進作用を介してレベル指標杆6を上動させて、選定した前記位置決め段部15a,15a(または位置決め段部15b,15b)を支持杆5の左右側縁の下面に係合させることにより、レベル指標杆6の他端を固定する。これにより、レベル出し装置4が周枠1に装着され、上縁の高さ位置が敷設すべき玄関マットfの既定厚み寸法に一致するように設定されたレベル指標杆6が、対向する二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されることとなる。
そして、このように、対向する二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6の上縁の高さ位置を、高さ設定手段によって選択的に設定することにより、周枠1から離れた位置でも二辺の枠杆2a,2a間に亘るレベル指標杆6の上縁によってモルタル床b(図12参照)の仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができる。従って、周枠1内に打設されるモルタルの上面の高さ位置を、レベル指標杆6の上縁に一致させて施工することにより、周枠1の近傍だけでなく、周枠1から離れた位置にあっても、モルタル床bのレベルを均一に仕上げることができる。
また、図1に示すように、二辺の枠杆2a,2a間に、少なくとも二本のレベル指標杆6,6を同一設定高さで間隔を置いて差し渡し、該レベル指標杆6,6上に交差状に差し渡される均し定規19を、レベル指標杆6,6上で摺動させて、周枠1内に打設されたモルタルの上面を均すことにより、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床bの全面のレベルを均一に仕上げることができる。
また、この第一実施例における高さ設定手段の構成にあっては、レベル指標杆6に設けられた複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを、固定螺子17の螺進操作によるレベル指標杆6の上動作用を介して、支持杆5の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に係合させることにより、レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。また、かかる高さ設定手段にあっては、固定螺子17によってレベル指標杆6が周枠1の対向する二辺の枠杆2a,2aに連結されることにより、周枠1の外周囲に打設されるモルタルの押圧力によって二辺の枠杆2a,2aが内方に湾曲変形する不具合を防止することができる。
図6,図7は、第二実施例を示し、この第二実施例は、レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段の構成を若干変更したものであって、レベル指標杆6は左右側壁12,12と天壁13及び底壁20とにより囲繞される嵌挿空隙14を備え、その左右側壁12,12の内壁面の異なる高さ位置に左右で一対をなす位置決め段部15a,15a、15b,15bが対向状に突設されており、該位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかが、前記嵌挿空隙14に嵌装された支持杆5の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に乗載される。また、前記底壁20には、上下方向の螺子孔21,21が夫々穿設されており、該螺子孔21,21に固定螺子17,17が下方から螺合される。該固定螺子17,17は、その上端が支持杆5の下面に当接し、かつその螺進作用を介してレベル指標杆6を相対的に下動させて、支持杆5に乗載された前記位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを該支持杆5に直接またはスペーサ板18を介して圧接させ得るようになっている。これにより、第二実施例における高さ設定手段が構成されている。
ここで、図7(イ)は、下側の位置決め段部15a,15aを、支持杆5の左右側縁の上面にスペーサ板18を介して圧接させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の上縁の高さ位置が最も高く、枠杆2aの上面までの距離d1 が例えば13mmに設定されるようになっている。図7(ロ)は、下側の位置決め段部15a,15aを、支持杆5の左右側縁の上面に直接圧接させた状態を示しており、図7(イ)の状態に比してスペーサ板18の厚み分だけレベル指標杆6の上縁の高さ位置が下がり、枠杆2aの上面までの距離d2 が例えば15mmに設定されるようになっている。また、図7(ハ)は、上側の位置決め段部15b,15bを、支持杆5の左右側縁の上面に直接圧接させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の上縁の高さ位置が最も低く、枠杆2aの上面までの距離d3 が例えば20mmに設定されるようになっている。
かかる構成にあっては、レベル指標杆6に設けられた複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを、支持杆5の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に乗載させることにより、レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。また、支持杆5の下面に当接する固定螺子17,17の螺進作用を介してレベル指標杆6を相対的に下動させて、支持杆5に乗載された前記位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを該支持杆5に圧接させることにより、レベル指標杆6をその設定高さ位置で固定することができる。また、この第二実施例の高さ設定手段にあっては、第一実施例と同様に、固定螺子17によってレベル指標杆6が周枠1の対向する二辺の枠杆2a,2aに連結されることにより、周枠1の外周囲に打設されるモルタルの押圧力によって二辺の枠杆2a,2aが内方に湾曲変形する不具合を防止することができる。
図8は、第二実施例の変形実施例を示し、この変形実施例は第二実施例の高さ設定手段において、レベル指標杆6の底壁20と、該底壁20に螺合される固定螺子17,17を除去したものである。かかる構成にあっては、レベル指標杆6に設けられた複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを、図8(イ)〜(ハ)に示すように、支持杆5の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に乗載させることにより、レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。尚、この変形実施例の高さ設定手段にあっては、固定螺子17によるレベル指標杆6の端部と支持杆5との固定作用は得られないが、レベル指標杆6は、位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかに乗載されており、上方から押圧されてもその高さ位置を維持し得るので使用上の問題はない。また、螺子孔21,21(図6参照)の形成加工、及び固定螺子17,17が不要であるため、製造コストを低減し得る利点がある。
図9は、第二実施例の他の変形実施例を示し、この変形実施例は第二実施例の高さ設定手段において、レベル指標杆6の天壁13と、底壁20の螺子孔21,21と、該螺子孔21,21に螺合される固定螺子17,17を除去したものである。かかる構成にあっては、レベル指標杆6に設けられた複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを、図9(イ)〜(ハ)に示すように、支持杆5の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に乗載させることにより、レベル指標杆6の上縁の高さ位置を選択的に設定することができる。尚、この変形実施例の高さ設定手段にあっても、螺子孔21,21(図6参照)の形成加工、及び固定螺子17,17が不要であるため、製造コストを低減し得る利点がある。
図10,図11は、第三実施例を示し、この第三実施例におけるレベル出し装置4は、前記二辺の枠杆2a,2aの上縁に外端が摺動可能に係止される一対の支持杆5,5(図10には一方の支持杆5のみを図示したが、他方の支持杆5は対称に表れる。)と、該支持杆5,5の内端に両端を支持されて、二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6と、該レベル指標杆6の下縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とによって構成されている。
前記支持杆5,5は、図10に示すように、夫々断面クランク形に形成されており、外端の高位側水平部が枠杆2aの上縁に摺動可能に係止される係止片部5bとなっている。また、該支持杆5,5の内端の低位側水平部には、上下方向の螺子孔16,16が夫々穿設されており、該螺子孔16,16に固定螺子17,17が上方から螺合される。
支持杆5,5の内端に両端を支持されて、二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6は、左右側壁12,12と底壁20とにより囲繞される嵌挿空隙14を備え、その左右側壁12,12の内壁面の異なる高さ位置に左右で一対をなす位置決め段部15a,15a、15b,15bが対向状に突設されている。尚、この第三実施例におけるレベル指標杆6は、第一実施例のレベル指標杆6の上下を反転させたものが用いられている。そして、レベル指標杆6の端部から嵌挿空隙14内に前記支持杆5を嵌装させた状態で、該支持杆5の螺子孔16,16に上方から螺合した固定螺子17,17の下端を底壁20の内壁面に当接させ、かつその螺進作用を介してレベル指標杆6を下動させて、前記複数対の位置決め段部15a,15a、15b,15bの何れかを各支持杆5の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板18を介して選択的に係合させ得るようになっている。これにより、第三実施例における高さ設定手段が構成されている。
ここで、図11(イ)は、下側の位置決め段部15b,15bを、支持杆5の左右側縁の上面にスペーサ板18を介して圧接させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の下縁の高さ位置が最も高く、枠杆2aの上面までの距離d1 が例えば13mmに設定されるようになっている。図11(ロ)は、下側の位置決め段部15b,15bを、支持杆5の左右側縁の上面に直接圧接させた状態を示しており、図11(イ)の状態に比してスペーサ板18の厚み分だけレベル指標杆6の下縁の高さ位置が下がり、枠杆2aの上面までの距離d2 が例えば15mmに設定されるようになっている。また、図4(ハ)は、上側の位置決め段部15a,15aを、支持杆5の左右側縁の下面にスペーサ板18を介して圧接させた状態を示しており、この時のレベル指標杆6の上縁の高さ位置が最も低く、枠杆2aの上面までの距離d3 が例えば20mmに設定されるようになっている。その他の構成は、第一実施例と同じであり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
かかる構成にあって、対向する二辺の枠杆2a,2a間に差し渡されるレベル指標杆6の下縁の高さ位置を、高さ設定手段によって選択的に設定することにより、周枠1から離れた位置でも二辺の枠杆2a,2a間に亘るレベル指標杆6の下縁によってモルタル床b(図12参照)の仕上げレベルを容易かつ確実に知ることができる。従って、周枠1内に打設されるモルタルの上面の高さ位置を、レベル指標杆6の下縁に一致させて施工することにより、周枠1の近傍だけでなく、周枠1から離れた位置にあっても、モルタル床bのレベルを均一に仕上げることができる。
また、この第三実施例にかかるレベル出し装置4にあっては、レベル指標杆6を所定高さ位置に支持する両端の各支持杆5,5が、対向する二辺の枠杆2a,2aの上縁に摺動可能に係止されていることにより、該支持杆5,5を介してレベル指標杆6を二辺の枠杆2a,2aの上縁に沿って摺動させて、周枠1内に打設されたモルタルを均すことにより、職人の熟練度に関係なく、誰でも簡単にモルタル床b(図12参照)の全面のレベルを均一に仕上げることができる。
本発明にかかるレベル出し装置4を装着した周枠1の平面図である。 第一実施例の高さ設定手段の構成を示す部分斜視部である。 同上の高さ設定手段の縦断側面図である。 同上の高さ設定手段の縦断正面図である。 高さ寸法が異なる金属製メインバーkと、レベル指標杆6の上縁の高さ位置から枠杆2aの上面までの距離d1 〜d3 との関係を示す説明図である。 第二実施例の高さ設定手段の縦断側面図である。 同上の高さ設定手段の縦断正面図である。 第二実施例の変形実施例における高さ設定手段の縦断正面図である。 第二実施例の他の変形実施例における高さ設定手段の縦断正面図である。 第三実施例の高さ設定手段の縦断側面図である。 同上の高さ設定手段の縦断正面図である。 従来構成の施工状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 周枠
2a 枠杆
4 レベル出し装置
5 支持杆
6 レベル指標杆
7 高さ設定手段
12 左右側壁
13 天壁
14 嵌挿空隙
15a,15b 位置決め段部
16 螺子孔
17 固定螺子
18 スペーサ板
19 均し定規
20 底壁
21 螺子孔
f 玄関マット
b モルタル床

Claims (8)

  1. 内部に玄関マットを敷設する所要深さのモルタル床が形成される周枠に装着されるものであって、
    前記周枠の対向する二辺の枠杆の下部から対向状に内方突成された一定高さの支持杆と、該支持杆に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の上縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  2. 高さ設定手段が、左右側壁と天壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して係合可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端で前記天壁の内壁面に当接してレベル指標杆を支承し、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を上動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の下面に直接またはスペーサ板を介して選択的に係合させる固定螺子とからなるものであることを特徴とする請求項1に記載した玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  3. 高さ設定手段が、左右側壁と、天壁及び/又は底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えたレベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設された複数対の位置決め段部からなり、該位置決め段部の何れかが、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に乗載されるものであることを特徴とする請求項1に記載した玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  4. レベル指標杆の底壁に形成された上下方向の螺子孔に下方から螺合されて、上端が支持杆の下面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を相対的に下動させて、位置決め段部を支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して圧接させる固定螺子を備えていることを特徴とする請求項3に記載した玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  5. 高さ設定手段により設定されるレベル指標杆の高さ位置が、既定厚み寸法が異なる複数種類の玄関マットの、その各既定厚み寸法に夫々一致するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載した玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載したレベル出し装置を用いるものであって、
    対向する二辺の枠杆間に同一設定高さで間隔を置いて差し渡された複数のレベル指標杆上に均し定規を交差状に差し渡して、該レベル指標杆上を摺動させることにより、周枠内に打設されたモルタルを均すようにしたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し方法。
  7. 内部に玄関マットを敷設する所要深さのモルタル床が形成される周枠に用いられるものであって、
    前記周枠の対向する二辺の枠杆の上縁に外端が摺動可能に係止される一対の支持杆と、該支持杆の内端に両端を支持されて、二辺の枠杆間に差し渡されるレベル指標杆と、該レベル指標杆の下縁の高さ位置を選択的に設定する高さ設定手段とを備えたことを特徴とする玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
  8. 高さ設定手段が、左右側壁と底壁とにより囲繞される嵌挿空隙を備えた前記レベル指標杆の、その左右側壁の内壁面の異なる高さ位置に対向状に突設され、前記嵌挿空隙内に嵌挿された支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して乗載可能な複数対の位置決め段部と、支持杆に形成された上下方向の螺子孔に上方から螺合されて、下端が前記底壁の内壁面に当接され、かつその螺進作用を介してレベル指標杆を下動させて、前記複数対の位置決め段部の何れかを支持杆の左右側縁の上面に直接またはスペーサ板を介して選択的に圧接させる固定螺子とからなるものであることを特徴とする請求項7に記載した玄関マット用の周枠におけるモルタル床のレベル出し装置。
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