JP2005272136A - 物品管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各物品に付したRFIDタグにそれぞれの物品の識別コードの他に関連付け情報を記録することにより、物品管理を確実に行い、且つ必要物品の検索を迅速に行うことが可能な物品管理システムを提供する。
【解決手段】 この書類管理システム300は、物品を管理する上で必要な管理情報を記憶したRFIDタグ200を付した書類A、B、Cからなる書類群30と、RFIDタグ200に対する管理情報の読み書きを行うリーダライタ100と、このリーダライタ100から読み取られた管理情報を制御するパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)50と、を備えて構成される。尚、PC50にはデータを入力するキーボード52とリーダライタ100により読取られた情報を表示するモニタ51を備えている。また、複数の書類30を一括して保管するホルダ31がある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、物品管理システムに関し、さらに詳しくは、複数の物品の関連性情報を各物品に付されたRFIDタグに記憶して物品の関連付けを自動的に行う技術に関するものである。
近年、ICカードと呼ばれる新しい情報記憶媒体が市場に広く出回っている。ICカードとは、クレジットカード、銀行カード、ポイントカード等のカード状あるいはシート状の形状を備え、カード内、或いはカード上にIC(Integrated Circuit)が組み込まれているものを総称した名称である。このICカードの応用として、構造的にはICカードと全く同様なRFID(Radio Frequency Identification)タグを、ファイル及び書類に貼付して管理するファイル管理システムが注目されている。
しかし、ファイル管理を確実に且つ自動化して行うためには、その設備に多大のコストと多くの開発期間を必要とする。そこで、各書類にその書類の管理情報を記憶したRFIDタグを取り付け、書類単位に管理する方法が一般化している。この場合、それぞれのRFIDタグの管理情報の記憶は個々に行われるため、各RFIDに記憶された各管理情報は相互に全く関連性がなく独立した情報であった。そのため関連性のある必要な書類を検索するには多大の時間を要していた。
図9は従来のファイル管理を説明するための模式図である。例えば、図9(a)では書類がA60〜D63まであり、それぞれに管理情報が記憶されたRFIDタグ64〜67が取り付けられている。そして書類A60、B61、C62がホルダF68に保管され、書類D63がホルダH69に保管されているとする。しかし、各書類同士、及び書類とファイルには関連付けがなされていないため、図9(b)のように図示しないパソコン等により、そのメモリ内にキーワードにより各書類とホルダを関連付けしておかなければならなかった。例えば、書類A60、B61、C62を関連付けるために夫々に同じキーワード「XX」が与えられる。このとき書類A60、B61、C62は同じホルダFに保管されるためホルダ名はFが記憶される。同様にして書類D63は他の書類と関連付けるために異なるキーワード「YY」が与えられ、ホルダ名はHが記憶される。即ちこの図から、書類A、C、Bが同じホルダFに保管され、且つキーワードが「XX」と同じであるので関連された書類であることがわかる。そして、書類D63は書類A60、B61、C62とは関連がないことがわかる。
しかし、図9の従来のファイル管理システムにおいては、各書類に付されたRFIDタグの管理情報が独立した情報であるため、その情報から相互の関連性を見つけることができなかった。そのため各書類間の関連性を明確にするためには、別のパソコン等のメモリに関連性を記憶しておく必要があった。
また関連性のある必要な書類を検索するためには、パソコンの画面を開いて検索しなければならず、検索のために多大の時間を要するといった問題があった。
また、関連付けの作業を手作業により行うため手間がかかり、作業ミスを招く虞があった。
本発明は、かかる課題に鑑み、各物品に付したRFIDタグにそれぞれの物品の識別コードの他に関連付け情報を記録することにより、物品管理を確実に行い、且つ必要物品の検索を迅速に行うことが可能な物品管理システムを提供することを目的とする。
また他の目的は、関連付け情報の記憶方法を確実に、且つ迅速に行う物品管理システムを提供することである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、物品に付されて該物品に係る管理情報を記憶したRFIDタグと、前記RFIDタグに対して管理情報の読み書きを行うリーダライタと、該リーダライタを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記リーダライタにより読み取られた前記管理情報の中から識別コードを関連付けて記憶し、該関連付けられた識別コードを前記RFIDタグの記憶領域に記憶することにより、当該RFIDタグが付された物品同士の関連付けを行うことを特徴とする。
各物品に付されたRFIDタグには、管理情報として少なくとも自己の識別コードが記憶されている。そしてこの識別コードはRFIDタグごとに全て異なるものであり、言い換えれば各物品ごとに異なるコードであり各物品を特定することができる。即ち、複数の物品を関連付けるためには、識別コードを関連付ければ充分であることが分る。そこで本発明では、関連付けする物品に付されたRFIDタグの識別コードを読んで制御手段のメモリに関連付けて一旦記憶し、その記憶した識別コードを同じ物品のRFIDタグの記憶領域に記憶するものである。その結果、各物品のRFIDタグには自己の識別コードの他に関連付けられた他の物品の識別コードが記憶される。尚、物品とは、異種又は同種を関連付けしておくことにより管理が便利となる全ての物を含むものである。以下、同様とする。
かかる発明によれば、制御手段は、リーダライタにより読み取られた管理情報の中から識別コードを関連付けて記憶し、この関連付けられた識別コードをRFIDタグの記憶領域に記憶することにより、当該RFIDタグが付された物品同士の関連付けを行うので、容易に且つ確実に物品の関連付けを行うことができる。
請求項2は、前記RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードを記憶する自己ID領域と、前記関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、当該RFIDタグが付された物品の保管ホルダ名を記憶するホルダID領域と、を備えていることを特徴とする。
一般にRFIDタグの記憶領域は左程大きくはない。そして最低限自己の識別コードを記憶する自己ID領域が必要である。そしてその記憶領域以外に、関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域を設ける。この領域は複数の識別コードを記憶するために多少大きく確保する。そして最後に当該物品を保管するホルダ名を記憶する領域を設ける。尚、ホルダとは物品一般を収納或いは保管する容器全般を含むものとする。
かかる発明によれば、RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードを記憶する自己ID領域と、関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、当該RFIDタグが付された物品の保管ホルダ名を記憶するホルダID領域と、を備えているので、自己の物品の識別と関連物品及び保管場所を全て1つのRFIDタグに記憶することができる。
請求項3は、前記RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードと当該RFIDタグが付された物品を保管する保管ホルダのホルダ識別コードとを記憶する自己ID領域と、前記関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、を備えていることを特徴とする。
ホルダとそのホルダに保管する物品同士を関連付ける場合、ホルダにRFIDタグを付してホルダ自身の識別コードを持ち、自己ID領域にRFIDタグの識別コードとホルダ自身の識別コードとを同時に記録することにより、物品を関連付ければ自動的にホルダも関連付けることになる。
かかる発明によれば、RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードと当該RFIDタグが付された物品を保管する保管ホルダのホルダ識別コードとを記憶する自己ID領域と、関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、を備えているので、物品とその物品を保管するホルダとを同時に関連付けることができる。
請求項4は、前記RFIDタグに対する管理情報の読み書きを単独で行う機能を有するリーダライタにより複数の前記物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの前記自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、再度、前記リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの前記関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを記憶することを特徴とする。
リーダライタには、同時に1種類のRFIDタグからの情報しか読み書きできないタイプがある。本発明のシステムでは、このようなタイプのリーダライタを使用して物品を関連付ける場合、まずリーダライタを読み取りモードにして、関連付ける物品をリーダライタに1つずつ近接してRFIDタグに記憶されている自己ID領域の識別コードを読み取る。そしてその識別コードを順次制御手段のメモリに記憶していき関連データを作成する。次に、リーダライタを書き込みモードにして、読み取ったときと同じ物品を順次リーダライタに近接してRFIDタグの関連ID領域に制御手段のメモリの関連データを記憶する。尚、近接とはリーダライタに物品が接近した場合、かざされた場合、接触した場合、またはリーダライタの読み取り領域から若干離れた位置で操作をした場合等、読み書きが可能な範囲に近づいた場合を全て含むものである。以下同様とする。
かかる発明によれば、RFIDタグに対する管理情報の読み書きを単独で行う機能を有するリーダライタにより複数の物品を関連付ける場合、制御手段は、リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、再度、リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に、関連付けられた識別コードを記憶するので、リーダライタに近接する物品の順番を気にせず、自動的に関連付けを行うことができる。
請求項5は、前記制御手段は、前記リーダライタに物品が近接される時間間隔を監視し、所定の時間経過しても次の物品が近接されない場合は、前記関連付け動作を終了することを特徴とする。
関連付けする物品を1つずつリーダライタに近接する場合、通常は関連付けする物品を一括して用意して行うものである。従って、物品を近接する間隔は所定の時間内に完了するものと推測することができる。即ち、所定の時間経過しても次の物品が近接されない場合は、関連付けの動作が終了したと判断することができる。
かかる発明によれば、制御手段は、リーダライタに物品が近接される時間間隔を監視し、所定の時間経過しても次の物品が近接されない場合は、関連付け動作を終了するので、特別の操作を必要とせず制御を簡略化することができる。
請求項6は、複数のRFIDタグに対する管理情報の読み書きを一括して行う機能を有するリーダライタにより複数の前記物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの前記自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの前記関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを一括して記憶することを特徴とする。
リーダライタには、もう一つのタイプとして同時に複数のRFIDタグからの情報を読み書きできるタイプがある。本発明のシステムでは、このようなタイプのリーダライタを使用して物品を関連付ける場合、まずリーダライタを読み取りモードにして、関連付ける複数の物品をリーダライタに同時に近接してRFIDタグに記憶されている自己ID領域の識別コードを一括して読み取る。そしてその識別コードを制御手段のメモリに記憶していき関連データを作成する。次に、リーダライタを書き込みモードにして、読み取ったときと同じ物品のRFIDタグの関連ID領域に制御手段のメモリの関連データを一括して記憶する。
かかる発明によれば、複数のRFIDタグに対する管理情報の読み書きを一括して行う機能を有するリーダライタにより複数の物品を関連付ける場合、制御手段は、リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に、関連付けられた識別コードを一括して記憶するので、リーダライタに近接する物品が一括して読み書きでき、関連付けの速度と利便性を向上することができる。
請求項7は、前記RFIDタグの前記関連ID領域に前記関連付けられた識別コードを記憶する場合、当該RFIDタグの自己ID領域に記憶されている識別コードを除いて記憶することを特徴とする。
制御手段のメモリには読み取った順番で自己ID領域に記憶されている識別コードが記憶される。そして次にその識別コードを記憶する時は、記憶するRFIDタグと同じ識別コードが1つ存在する。そこで本発明では、同じ識別コードを除いて記憶することにより、余分な記憶領域を使用することを防止できる。
かかる発明によれば、RFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを記憶する場合、当該RFIDタグの自己ID領域に記憶されている識別コードを除いて記憶するので、少ない記憶領域を有効に使用することができる。
請求項8は、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記既に関連付けられた物品と新たな物品とに夫々付された各RFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記既に関連付けられた物品と新たな物品に付された各RFIDタグの関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを上書きすることを特徴とする。
既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける方法として最も簡単な方法は、既に関連付けられた物品と新たな物品を一括して、最初から関連付けの動作をし直すことである。このとき既に記憶されている識別コードは必要ないので上書きして消去する必要がある。本発明では、この方法を採用するものである。
かかる発明によれば、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、制御手段は、既に関連付けられた物品と新たな物品とに付された各RFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、既に関連付けられた物品と新たな物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを上書きするので、簡単な方法で既に記憶された識別コードを消去しながら新たな識別コードを記憶することができる。
請求項9は、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品とに付されたRFIDタグの前記自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品に付されたRFIDタグの前記関連ID領域に前記関連付けられた識別コードを記憶することを特徴とする。
既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付けるもう一つの方法として、既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品とを関連づける方法である。この場合は、関連付ける物品の数が多い場合に有効であり、最小限の物品のみで多くの物品と関連付けが可能となる。
かかる発明によれば、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、制御手段は、既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品とに付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを記憶するので、最小限の物品のみで多くの物品と関連付けが可能となる。
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、制御手段は、リーダライタにより読み取られた管理情報の中から識別コードを関連付けて記憶し、この関連付けられた識別コードをRFIDタグの記憶領域に記憶することにより、当該RFIDタグが付された物品同士の関連付けを行うので、容易に且つ確実に物品の関連付けを行うことができる。
また請求項2では、RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードを記憶する自己ID領域と、関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、当該RFIDタグが付された物品の保管ホルダ名を記憶するホルダID領域と、を備えているので、自己の物品の識別と関連物品及び保管場所を全て1つのRFIDタグに記憶することができる。
また請求項3では、RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードと当該RFIDタグが付された物品を保管する保管ホルダのホルダ識別コードとを記憶する自己ID領域と、関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、を備えているので、物品とその物品を保管するホルダとを同時に関連付けることができる。
また請求項4では、RFIDタグに対する管理情報の読み書きを単独で行う機能を有するリーダライタにより複数の物品を関連付ける場合、制御手段は、リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、再度、リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に、関連付けられた識別コードを記憶するので、リーダライタに近接する物品の順番を気にせず、自動的に関連付けを行うことができる。
また請求項5では、制御手段は、リーダライタに物品が近接される時間間隔を監視し、所定の時間経過しても次の物品が近接されない場合は、関連付け動作を終了するので、特別の操作を必要とせず制御を簡略化することができる。
また請求項6では、複数のRFIDタグに対する管理情報の読み書きを一括して行う機能を有するリーダライタにより複数の物品を関連付ける場合、制御手段は、リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に、関連付けられた識別コードを一括して記憶するので、リーダライタに近接する物品が一括して読み書きでき、関連付けの速度と利便性を向上することができる。
また請求項7では、RFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを記憶する場合、当該RFIDタグの自己ID領域に記憶されている識別コードを除いて記憶するので、少ない記憶領域を有効に使用することができる。
また請求項8では、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、制御手段は、既に関連付けられた物品と新たな物品とに付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、既に関連付けられた物品と新たな物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを上書きするので、簡単な方法で既に記憶された識別コードを消去しながら新たな識別コードを記憶することができる。
また請求項9では、既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、制御手段は、既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品とに付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に関連付けられた識別コードを記憶するので、最小限の物品のみで多くの物品と関連付けが可能となる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。以下、物品を書類に特定して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のRFIDタグ用リーダライタの構成を示すブロック図である。このRFIDタグ用リーダライタ100は、外部にありリーダライタ100に対してデータの授受を行ってシステム全体を制御するコンピュータ(上位機器)50と、外部のコンピュータ50とのデータの通信プロトコルを司る送受信装置1と、リーダライタ100全体の動作を制御する制御装置2と、制御装置2を動作させる手順を記憶したファームウェアと読み取ったデータを格納するメモリ装置3と、制御装置2からのデータを搬送波に乗せて変調する変調器4と、操作コマンドを入力する入力装置5と、制御装置2により制御された情報を表示する表示装置6と、制御装置2からの交流信号である電力供給用信号と変調器4からの書き込みコマンドを電力増幅する電力増幅器7と、ループアンテナ9から受信した搬送波から2値化データに変換する検波復調器8と、図示しないRFIDタグとの電力用搬送波とデータの授受をするループアンテナ9とを備えて構成されている。
次に、本構成によるリーダライタ100の動作を説明する前に、対を成すRFIDタグの構成を先に説明しておく。図2は、本発明の実施形態のRFIDタグの構成を示すブロック図である。本実施形態のRFIDタグ200は、リーダライタ100からの電力用搬送波によりデータの授受をするループアンテナ20と、書き込みコマンド読み出しコマンドを生成する送受信回路21と、ループアンテナ20からの電力用搬送波を受け、それを整流して直流電力に変換する電力生成回路22と、制御用ファームウェアとデータの記憶を司るメモリ装置23と、制御回路26からの送信コマンドに搬送波を乗せて変調する変調器24と、送受信回路21からの搬送波データから2値化データに変換する検波器25と、RFIDタグ200の全体の動作を制御する制御回路26と、を備えて構成されている。
次に、図1と図2を併せて参照してそれぞれ単独の動作について説明する。リーダライタ100は、図示しない電源が入れられると制御装置2のイニシャル動作後、メモリ装置3に記憶されたプログラムに従い動作を開始する。まず、初期化が行われる。次に、制御装置2は、RFIDタグ200に供給する電力供給用信号と、ポーリング信号を交互に電力増幅器7から送信する。その信号は、ループアンテナ9から電磁波として外部に放射される。次に、RFIDタグ200がリーダライタ100に近接すると、ループアンテナ20が電力供給用信号を受信し、電力生成回路22によりその搬送波を整流して直流電力に変換して、タグ内の全ての回路に供給する。電力を供給されて制御回路26が駆動すると、メモリ装置23に格納されたプログラムに従って、制御を開始する。
次に、制御回路26は、まず送受信回路21からコマンドを検波器25で復調して2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。その結果自分が呼び出されていることを認識すると、レスポンスを変調器24により変調して送受信回路21を介してループアンテナ20から送信する。このレスポンスをリーダライタ100がループアンテナ9で受信して、検波復調器8で2値化コードに変換し、制御回路2により解析してRFIDタグ200が規格に合致したタグであると認識する。それにより、以後リーダライタ100とRFIDタグ200の間でポーリングが行われる。
図3は本発明の一実施形態の書類管理システムの構成を示すブロック図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この書類管理システム300は、物品を管理する上で必要な管理情報を記憶したRFIDタグ200を付した書類A、B、Cからなる書類群30と、RFIDタグ200に対する管理情報の読み書きを行うリーダライタ100と、このリーダライタ100から読み取られた管理情報を制御するパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)50と、を備えて構成される。尚、PC50にはデータを入力するキーボード52とリーダライタ100により読取られた情報を表示するモニタ51を備えている。また、複数の書類30を一括して保管するホルダ31がある。
また本実施形態では、説明を簡略化するために、書類群30に付された夫々のRFIDタグ200には、イニシャル状態の管理情報として各書類の識別コードのみが記録されているものとする。以下、各書類を関連付ける概略動作について説明する。リーダライタ100は、RFIDタグ200に記憶されている管理情報を単独で読み書きするタイプとする。例えば、図3の書類A、B、Cを関連付ける場合、PC50はリーダライタ100を読み取りモードに設定する。そして順番は不同で構わないが、3種類の書類を順次リーダライタ100に近接する。リーダライタ100は書類に付されたRFIDタグ200に記録されている管理情報を読み取りPC50に入力する。PC50ではその管理情報をメモリに順次記憶していく。尚、管理情報はリアルタイムにモニタ51に表示しても良い。そして3種類の全ての管理情報をPC50のメモリの所定の領域に関連付け情報として記憶される。次にPC50のメモリに記憶された関連付け情報をRFIDタグ200に記録するために、PC50はリーダライタ100を書き込みモードに設定する。そして再び同じ書類を順不同でも構わないが、リーダライタ100に順次近接ことにより、PC50のメモリに記憶された関連付け情報がRFIDタグ200に記録される(詳細は後述する)。
このように各書類に付されたRFIDタグ200には、管理情報として少なくとも自己の識別コードが記録されている。そしてこの識別コードはRFIDタグごとに全て異なるものであり、言い換えれば各書類ごとに異なるコードであり各書類を特定することができる。即ち、複数の書類を関連付けるためには、識別コードを関連付ければよいことが分る。そこで本実施形態では、関連付けする書類30に付されたRFIDタグ200の識別コードを読んでPC50のメモリに関連付けて一旦記憶し、その記憶した識別コードを同じ書類30のRFIDタグ200の記憶領域に記録するものである。その結果、各書類のRFIDタグには自己の識別コードの他に関連付けられた書類の識別コードが記録されることになる。
図4は本発明の書類管理システムの各書類の関連付けを説明するための模式図である。この例では、ホルダF57には書類A40、書類B41、及び書類C42が保管され、ホルダL51には書類D43と書類E44が保管されているものとする。そしてホルダF57、ホルダL51にはそれぞれRFIDタグ57a、51aが付され、書類A40、書類B41、及び書類C42にはそれぞれRFIDタグa45、b46、c47が付され、書類D43と書類E44にはそれぞれRFIDタグd48、e49が付されている。そしてRFIDタグa45の識別コードを「aaa」、RFIDタグb46の識別コードを「bbb」、RFIDタグc47の識別コードを「ccc」、RFIDタグd48の識別コードを「ddd」、RFIDタグe49の識別コードを「eee」とし、RFIDタグ57aの識別コードを「fff」、RFIDタグ51aの識別コードを「lll」とする。
次に図5を参照して複数の書類同士を関連付ける動作と、他の書類を追加して関連付ける動作について説明する。
図5(a)は書類A40、書類B41、及び書類C42を関連付ける動作を説明する図である。図5(a)の左側はRFIDタグa45、b46、c47のイニシャル時のメモリ領域の内容を表し、自己ID領域(各符号の末尾にaが付された領域)には各RFIDタグの自己の識別コードが記録されている。例えば、RFIDタグa45には「aaa」、RFIDタグb46には「 bbb」、RFIDタグc47には「ccc」が記録されている。また関連ID領域(各符号の末尾にbが付された領域)には未だ関連付けがされていないので何も記録されていない。またホルダID領域(各符号の末尾にcが付された領域)には全て同じホルダF57の識別コード「fff」が記録されている。
また図5(a)中央部はPC50のメモリ領域55に関連付け情報が記憶された状態を表している。例えば書類A40、書類B41、及び書類C42が順番にリーダライタ100に近接されると、PC50のメモリ領域55に順次自己ID領域の識別コード「aaa」、「bbb」、「ccc」が記憶される。そして予めこのメモリ領域55に記憶された識別コードは、互いに関連付けされた識別コードであると決めておけばよい。
また、図5(a)の右側はPC50のメモリ領域55に記憶された識別コード(以下、関連付け識別コードと呼ぶ)を書類A40、書類B41、及び書類C42の各RFIDタグの関連ID領域に記録した状態を表している。例えばRFIDタグa45の関連ID領域45bには、関連付け識別コード「bbb」、「ccc」が記録される。同じくRFIDタグb46の関連ID領域46bには、関連付け識別コード「aaa」、「ccc」が記録される。同じくRFIDタグc47の関連ID領域47bには、関連付け識別コード「aaa」、「bbb」が記録される。ここで本実施形態では各RFIDタグの関連ID領域に関連付け識別コードを記録する場合、各RFIDタグの自己ID領域(一番上の領域)に記録されている識別コードを除いて記録している。これにより、少ないメモリ領域を有効に使用することができる。
図5(b)は書類D43を追加して関連付ける動作を説明する図である。図5(a)では書類A40、書類B41、及び書類C42が既に関連付けられている。そしてこの例では書類D43を追加して書類A40、書類B41、及び書類C42と関連付ける一例である。例えば書類C42と書類D43を関連付ける場合について説明する。RFIDタグd48には「ddd」が記録されている。また関連ID領域48bには未だ関連付けがされていないので何も記録されていない。またホルダID領域48cには全て同じホルダL51の識別コード「lll」が記録されている。
また図5(b)の中央部はPC50のメモリ領域55に関連付け情報が記憶された状態を表している。例えば書類C42と書類D43が順番にリーダライタ100に近接されると、PC50のメモリ領域55に順次自己ID領域の識別コード「ccc」、「ddd」が記憶される。
尚、ホルダF57の識別コード「fff」は前述のイニシャル時に記録する他に、書類とホルダの関連付けにより45c〜47cに記録させても良い。
また図5(b)の右側はPC50のメモリ領域55に記憶された関連付け識別コードを書類C42、書類D43の各RFIDタグの関連ID領域に記録した状態を表している。例えばRFIDタグc47の関連ID領域47bには、関連付け識別コード「aaa」、「bbb」、「ddd」が記録される。同じくRFIDタグd48の関連ID領域48bには、関連付け識別コード「ccc」が記録される。これによりRFIDタグc47の関連ID領域47bには識別コード「ddd」が追加され、書類C42に書類D43が追加して関連付けられたことになる。更にRFIDタグd48の関連ID領域48bには識別コード「ccc」が記録され、書類D43と書類C42が関連付けられたことになる。その結果、書類D43は書類A40、書類B41、及び書類C42と関連付けられる。
尚、図5(a)、(b)ではホルダの識別コードをホルダID領域に記録したが、図5(c)のようにRFIDタグa45の場合を例にとれば、自己ID領域45aに識別コード「aaa」とホルダ識別コード「fff」を同じ領域に関連付けて記録することにより、異なるホルダに保管された書類が関連付けられた場合、書類の関連付けを行うと同時にホルダ間の関連付けも同時に行うことができる。
このように既に関連付けられた書類に新たな書類を関連付ける場合、既に関連付けられた書類の中の少なくとも1つ以上の書類と新たな書類とに付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コード(ここでは「ccc」と「ddd」)を関連付けて記録し、既に関連付けられた書類の中の少なくとも1つ以上の書類と新たな書類とに付されたRFIDタグの関連ID領域に、関連付けられた識別コードを記録するので、最小限の書類のみで多くの書類と関連付けが可能となる。
また既に関連付けられた書類に新たな書類を関連付ける方法として最も簡単な方法は、既に関連付けられた書類と新たな書類を一括して、最初から関連付けの動作をし直すことである。このとき既に記録されている識別コードは必要ないので上書きして消去する必要がある。
図6は本発明の書類管理システムの関連付けの動作における読み取り動作のフローチャートである。図3を参照しながら説明する。この例ではリーダライタ100はRFIDタグ200に記録されている管理情報を単独で読み書きするタイプとする。例えば、図3の書類A、B、Cを関連付ける場合、PC50はリーダライタ100を読み取りモードに設定する。そして順番は不同で構わないが、書類をリーダライタ100に近接する(S1)。次にPC50内のタイマを所定の時間に設定する(S2)。そしてリーダライタ100は書類に付されたRFIDタグ200に記録されている自己ID領域の識別コード(図5(a)の「aaa」、「bbb」、「ccc」の何れか)を読み取りPC50に入力する。PC50ではその識別コードをメモリ(図4のメモリ領域55)に順次記憶していく(S3)。尚、識別コードはリアルタイムにモニタ51に表示しても良い。そしてタイムオーバか否かをチェックし(S4)、タイマの時間が超過していなければ(S4でNOのルート)次の書類がリーダライタ100に近接されたか否かをチェックするために、近接された書類のRFIDタグの識別コードを読取って前と同じ識別コードか否かをチェックする(S5)。もし同じ識別コードであれば(S5でYESのルート)、次の書類が近接されていないので、ステップS4に戻って時間監視する。このステップでタイマが所定の時間超過すると(S4でYESのルート)次の書類が近接されないと判断して関連付けの動作を終了する(S7)。ステップS5で識別コードが異なれば(S5でNOのルート)違う書類が近接されたと見なしてステップS2に戻って新たにタイマを設定しなおして、PC50は次の書類の識別コードをメモリに順次記憶していく(S3)。そして全ての識別コードをPC50が記憶すると、その情報はメモリの所定の領域(メモリ領域55)に関連付け情報として記憶される。
本実施形態のように関連付けする書類を単独でリーダライタに近接する場合、通常は関連付けする書類を一括して用意して行うものである。従って、書類を近接する間隔は所定の時間内に完了するものと推測することができる。即ち、所定の時間経過しても次の書類が近接されない場合は、関連付けの動作が終了したと判断することができる。
図7は本発明の書類管理システムの関連付け動作における書き込み動作のフローチャートである。図3を参照しながら説明する。PC50のメモリに記憶された関連付け情報(図5のメモリ領域55の「aaa」、「bbb」、「ccc」)をRFIDタグ200に記録するために、PC50はリーダライタ100を書き込みモードに設定する。そして再び同じ書類を順不同でも構わないが、リーダライタ100に順次近接する(S10)。次にPC50のメモリに記憶された関連付け情報(図5のメモリ領域55の「aaa」、「bbb」、「ccc」の何れか)がRFIDタグ200の関連ID領域に記録される(S11)。このとき前述したように自己の識別コードを除いて記憶される。そして全ての関連付け書類を読ませたか否かをチェックし(S12)、まだ残っている場合(S12でNOのルート)次の書類がリーダライタ100に近接されたか否かをチェックするために、近接された書類のRFIDタグの管理情報を読取って前と同じ識別コードか否かをチェックする(S13)。もし同じ識別コードであれば、次の書類が近接されていないので、ステップS12に戻って全ての関連付け書類を読ませたか否かを再びチェックする。このステップで全ての関連付け書類を読ませると(S12でYESのルート)関連付けの動作を終了する(S14)。ステップS13で識別コードが異なれば(S13でNOのルート)違う書類が近接されたと見なしてステップS11に戻ってPC50がメモリに記憶された関連付け識別コードをRFIDタグ200に記録する(S11)。
図8は本発明の書類管理システムの関連付けの動作のフローチャートである。この例ではリーダライタ100はRFIDタグ200に記録されている管理情報を一括して読み書きするタイプとする。この例では、関連付けする書類を同時にリーダライタ100に近接する(S20)。リーダライタ100は一括して各書類に付されたRFIDタグの識別コードを読み込んでPC50に入力し、PC50のメモリに識別コードを関連付けてメモリに記憶する(S21)。その状態でPC50はリーダライタ100に対してメモリに記憶した関連付け情報を各書類のRFIDタグの関連ID領域に記録する。その動作は一括して行われる(S22)。
リーダライタには、もう一つのタイプとして同時に複数のRFIDタグからの情報を読み書きできるタイプがある。本実施形態のシステムでは、このようなタイプのリーダライタを使用して書類を関連付ける場合、まずリーダライタ100を読み取りモードにして、関連付ける複数の書類をリーダライタに同時に近接してRFIDタグに記録されている自己ID領域の識別コードを一括して読み取る。そしてその識別コードをPC50のメモリ領域55に記憶していき関連付け情報を作成する。次に、リーダライタ100を書き込みモードにして、読み取ったときと同じ書類のRFIDタグの関連ID領域にPC50のメモリ領域55の関連付け情報を一括して記録する。
以上、本実施形態では書類にRFIDタグを付して複数の書類同士を関連付ける実施形態について説明したが、書類に限らず他の物品、例えば、カメラに関連するカメラ本体、取り扱い説明書、及び三脚等により1つの商品を構成する場合、これらにRFIDタグを付して夫々関連情報を記録しておくことにより、商品構成の漏れを未然に防止することができる。即ち、物品が複数の構成要件から成る場合、夫々の構成要件に本発明のRFIDタグを付して関連付けの管理を行っても本発明の主旨を逸脱するものではない。
RFIDタグ用リーダライタの構成を示すブロック図。 RFIDタグの構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態の書類管理システムの構成を示すブロック図。 本発明の書類管理システムの各書類の関連付けを説明するための模式図。 複数の書類同士を関連付ける動作と、他の書類を追加して関連付ける動作について説明する図。 本発明の書類管理システムの関連付けの動作における読み取り動作のフローチャート。 本発明の書類管理システムの関連付け動作における書き込み動作のフローチャート。 本発明の書類管理システムの関連付けの動作のフローチャート。 従来のファイル管理を説明するための模式図。
符号の説明
30 書類、31 ホルダ、50 PC、51 モニタ、52 キーボード、100 リーダライタ、200 RFIDタグ、300 書類管理システム

Claims (9)

  1. 物品に付されて該物品に係る管理情報を記憶したRFIDタグと、前記RFIDタグに対して管理情報の読み書きを行うリーダライタと、該リーダライタを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記リーダライタにより読み取られた前記管理情報の中から識別コードを関連付けて記憶し、該関連付けられた識別コードを前記RFIDタグの記憶領域に記憶することにより、当該RFIDタグが付された物品同士の関連付けを行うことを特徴とする物品管理システム。
  2. 前記RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードを記憶する自己ID領域と、前記関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、当該RFIDタグが付された物品の保管ホルダ名を記憶するホルダID領域と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の物品管理システム。
  3. 前記RFIDタグの記憶領域は、当該RFIDタグの識別コードと当該RFIDタグが付された物品を保管する保管ホルダのホルダ識別コードとを記憶する自己ID領域と、前記関連付けられたRFIDタグの識別コードを記憶する関連ID領域と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の物品管理システム。
  4. 前記RFIDタグに対する管理情報の読み書きを単独で行う機能を有するリーダライタにより複数の前記物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの前記自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、再度、前記リーダライタに順次近接された物品に付されたRFIDタグの前記関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを記憶することを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の物品管理システム。
  5. 前記制御手段は、前記リーダライタに物品が近接される時間間隔を監視し、所定の時間経過しても次の物品が近接されない場合は、前記関連付け動作を終了することを特徴とする請求項4に記載の物品管理システム。
  6. 複数のRFIDタグに対する管理情報の読み書きを一括して行う機能を有するリーダライタにより複数の前記物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの前記自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記リーダライタに同時に近接された複数の物品に付されたRFIDタグの前記関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを一括して記憶することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の物品管理システム。
  7. 前記RFIDタグの前記関連ID領域に前記関連付けられた識別コードを記憶する場合、当該RFIDタグの自己ID領域に記憶されている識別コードを除いて記憶することを特徴とする請求項1、2、4又は6に記載の物品管理システム。
  8. 既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記既に関連付けられた物品と新たな物品とに夫々付された各RFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記既に関連付けられた物品と新たな物品に付された各RFIDタグの関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを上書きすることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の物品管理システム。
  9. 既に関連付けられた物品に新たな物品を関連付ける場合、前記制御手段は、前記既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品とに付されたRFIDタグの自己ID領域から読み取られた識別コードを関連付けて記憶し、前記既に関連付けられた物品の中の少なくとも1つ以上の物品と新たな物品に付されたRFIDタグの関連ID領域に、前記関連付けられた識別コードを記憶することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の物品管理システム。
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