JP2005271814A - 車両用周辺確認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用周辺確認装置に関し、複数のカメラによる車両の周囲の画像を合成して表示する際に、容易にしかも見やすく表示することができるようにする。
【解決手段】 撮影範囲が一部重なるように車両に配置され、車両の周囲を撮影する第1及び第2のテレビカメラと、これらのテレビカメラにより撮影されたそれぞれの画像を合成して表示するディスプレイ13とをそなえ、ディスプレイ13に表示される合成画像14のうちの画像中心部と画像一側部14a,14bは、上記の第1及び第2のテレビカメラのうちの一方のテレビカメラによる画像によって構成され、合成画像4のうちの画像他側部14cは他方のテレビカメラによる画像によって構成されるようにする。
【選択図】 図3


Description

本発明は、車両の後方周囲の状況を確認するのに用いて好適の、車両用周辺確認装置に関する。
近年、車両の周辺の状況を確認するために、車両に小型カメラを搭載してこのカメラによって撮像する車両周囲の画像を車室内の運転席近傍にリアルタイムで表示させるようにする技術が開発されている。特に、一つのカメラでは車両の周囲を十分に捕らえることが困難なので、車両に複数のカメラを設置してこれらのカメラの画像を合成して表示することで、車両の周囲を広範囲に表示できるようにした技術も開発されている。
ところが、複数のカメラで撮影した画像を合成して表示する際に、同一規格のカメラであっても輝度や色バランス等がカメラ毎に違うため、両カメラの画像を滑らかに合成することができない。そこで、特許文献1には、2つのカメラを左右に隣接させて撮影範囲が若干重なるように配置し、これらの画像の重なった部分を参照して両カメラの輝度や色バランス等が均一になるように補正して、両カメラの画像を滑らかに合成できるようにする技術が提案されている。
特許第3297040号公報
ところで、車両の周辺の状況を確認する装置として、車両の後方を確認する、所謂リヤビュー装置も開発されている。このようなリヤビュー装置では、一般に、車両の真後ろを確認するものが多いが、真後ろだけでなく、車両後部の左右側方も確認できるようにしたい。
この場合、例えば、車両後部に、真後ろを撮影するテレビカメラ(動画用カメラ、以下単にカメラという)と、車両後部左側方を撮影するカメラと、車両後部右側方を撮影するカメラとをそれぞれ設けて、これらを何れも表示できるようにすればよいが、この場合、車両後部に3台ものカメラを設置しなくてはならない。
そこで、真後ろを撮影するカメラは設置せずに、車両後部左側方を撮影するカメラと、車両後部右側方を撮影するカメラとの2台のカメラだけを設置して、車両の真後ろ映像は、これらの2台のカメラ画像を合成することが考えられる。つまり、ある程度広角のカメラを使うと、2台のカメラで車両側方から車両下方までを撮影することができる。
つまり、図3に示すように、車両1の後部に、車両の左側後方から車両下後方(真後ろ)までを撮影するカメラ2Aと車両の右側後方から車両下後方(真後ろ)までを撮影するカメラ2Bとを設置して、車両の真後ろの画像は、図4のディスプレイ3の模式的に示すように、カメラ2Aにより撮影した画像とカメラ2Bにより撮影した画像とを合成して画像領域4に表示する。なお、この例では、ディスプレイ3の合成画像を示す領域4の上部において、左側の領域5Aに左側方の画像を、右側の領域5Bに右側方の画像を表示するようにしている。
この場合、車両の真後ろの画像は、例えば左右の中心線6を境にカメラ2Aの画像とカメラ2Bの画像とを接続して表示することになるが、前述のように、両カメラ2A,2B同一規格のカメラであっても輝度や色バランス等がカメラ毎に違うため、両カメラの画像を滑らかに合成するには、特許文献1に示すように、2つのカメラの輝度や色バランス等が均一になるように補正することが必要になる。
ところが、広角のカメラの場合、撮影した画像の中心部分に比べて周辺部分が大きく歪んでしまう。車両の側方且つ後方を撮影するカメラを利用して車両の下後方(真後ろ)の画像を得る場合、どうしても、撮影した画像の周辺部分の画像がひずむ部分を利用することになる。このため、左右の歪んだ画像同士を接続することになり、画像補正によって左右の画像を形状が連続するようにすることが必要になり、これに加えて、2つのカメラの輝度や色バランス等に応じた調整が加わることになる。特に、ディスプレイ3の左右の中心線6部分にこの画像の接続部分があると、例え形状が連続していても、輝度や色バランス等の相異によって画像が見難くなり、画像を通じた周辺の認識も難しくなる。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、複数のカメラによる車両の周囲の画像を合成して表示する際に、容易にしかも見やすく表示することができるようにして、車両の周囲の確認を適切に行なうことができるようにした、車両用周辺確認装置を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため、本発明の車両用周辺確認装置は、撮影範囲が一部重なるように車両に配置され、該車両の周囲を撮影する第1及び第2の撮影手段(テレビカメラ)と、上記の第1及び第2の撮影手段により撮影されたそれぞれの画像を合成して表示する表示手段(ディスプレイと)とをそなえ、該表示手段に表示される合成画像のうちの画像中心部と画像一側部は、上記の第1及び第2の撮影手段のうちの一方の撮影手段による画像によって構成され、該合成画像のうちの画像他側部は上記の第1及び第2の撮影手段のうちの他方の撮影手段による画像によって構成されていることを特徴としている(請求項1)。
該合成画像中の該一方の撮影手段による画像と該他方の撮影手段による画像との接続部分が滑らかに連続するように、該接続部分の周辺は画像補正が施されていることが好ましい(請求項2)。
また、該第1の撮影手段は、該車両の後部に該車両の右側方から該車両の真後ろにかけて撮影するように配置され、該第2の撮影手段は、該車両の後部に該車両の左側方から該車両の真後ろにかけて撮影するように配置され、該合成画像は、該車両の真後ろの画像として用いられていることが好ましい(請求項3)。
この場合、該第1の撮影手段は該車両の後部の左側に配置され、該第2の撮影手段は該車両の後部の右側に配置されていることが好ましい(請求項4)。
さらに、該表示手段には、該合成画像として表示される該車両の真後ろの画像に加えて、第1の撮影手段により撮影された該車両の右側方の画像と、該第2の撮影手段により撮影された該車両の左側方の画像とが表示されることが好ましい(請求項5)。
また、該合成画像の画像中心部と画像一側部とを構成する画像として、上記の第1及び第2の撮影手段のうちの何れの撮影手段による画像を表示するか選択可能になっていることが好ましい(請求項6)。
本発明の車両用周辺確認装置によれば、合成画像を、画像中心部と画像一側部は1つの撮影手段による画像によって構成し、画像他側部のみに他の撮影手段による画像によって構成することにより、2つの画像の接続部分が一般に注視される画像中心部から側方に外れることになる。このため、画像が接続部分で滑らかに接続していなくても、この画像の接続部分は目立たず、違和感のない合成画像を表示することができる(請求項1)。
合成画像中の一方の撮影手段による画像と他方の撮影手段による画像との接続部分が滑らかに連続するように、該接続部分の周辺に画像補正を施せば、より違和感のない合成画像を表示することができる(請求項2)。
第1の撮影手段を、車両の後部において車両の右側方から車両の真後ろにかけて撮影するように配置し、第2の撮影手段を、車両の後部において車両の左側方から車両の真後ろにかけて撮影するように配置して、合成画像を、車両の真後ろの画像として用いれば、車両に真後ろを向けた専用カメラを設置することなく、車両の真後ろの画像を表示することが可能になる(請求項3)。
第1の撮影手段を車両の後部の左側に配置し、第2の撮影手段を車両の後部の右側に配置すると、左側に配置した第1の撮影手段により、車両の右側方から車両の真後ろにかけての比較的広い範囲を撮影することができ、右側に配置した第2の撮影手段により、車両の左側方から車両の真後ろにかけての比較的広い範囲を撮影することができるため、2つの撮影手段によって、車両の右側方と左側方と真後ろとを撮影するのに有利になる(請求項4)。
該表示手段には、該合成画像として表示される該車両の真後ろの画像に加えて、第1の撮影手段により撮影された該車両の右側方の画像と、該第2の撮影手段により撮影された該車両の左側方の画像とが表示されれば、車両の後部の周囲をより認識できるようになる(請求項5)。
該合成画像の画像中心部と画像一側部とを構成する画像として、上記の第1及び第2の撮影手段のうちの何れの撮影手段による画像を表示するか選択可能になっていれば、より見やすい合成画像を選択することができる(請求項6)。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1,図2は本発明の一実施形態に係る車両用周辺確認装置を説明するもので、これらの図に基づいて説明する。
本実施形態に係る車両用周辺確認装置は、車両の後方を確認するリヤビュー装置であって、図2に示すように、車両の後部に設定された第1,第2の2台のテレビカメラ(撮影手段、以下、単にカメラともいう)12A,12Bをそなえている。特に、図2(a)に示すように、車両の後部の左側に設置された第1のカメラ(第1の撮影手段)12Aは、車両1の右側方から車両1の真後ろにかけて撮影するように配置され、車両の後部の右側に設置された第2のカメラ(第2の撮影手段)12Bは、車両1の左側方から車両1の真後ろにかけて撮影するように配置されている。したがって、両カメラ12A,12Bの撮影範囲は一部重なるように配置されている。
なお、本実施形態では、各カメラ12A,12Bは、車両に対して左右対称に配置されており、両カメラ12A,12Bとも、側面視では、図2(b)に示すように、車輌の略真下から所定距離だけ車輌後方まで撮影できるように配置されている。
本車両用周辺確認装置は、図1に示すように、このように配設された2つのカメラ12A,12Bと、これらのカメラ12A,12Bで撮影した画像を処理する画像処理装置(画像処理手段)17と、画像処理装置17により処理された画像を表示するディスプレイ(表示手段)13とをそなえている。
ディスプレイ13には、画面の上部左側の領域15Aに車輌の左側方(左真横から左やや後方までを含む左サイドニュー)の画像を、画面の上部右側の領域15Bに右側方(右真横から右やや後方までを含む右サイドニュー)の画像を表示するようになっている。また、ディスプレイ13の画面の下部の領域14には、カメラ12Aにより撮影した画像とカメラ12Bにより撮影した画像とを合成したリヤビュー画像(車両真後ろの画像)を表示するようになっている。
画像処理装置17では、カメラ12A,12Bで撮影した画像を処理してディスプレイ13に表示する。この画像処理装置17は、画像を一時記憶する画像メモリ18a,18bと、画像メモリ18a,18bに記憶された画像情報から、ディスプレイ13に表示すべき画像情報を抽出する画像抽出部19a,19bと、ディスプレイ13に表示すべき画像情報を抽出してこれらを合成する画像抽出・合成部20とをそなえている。
このうち、画像メモリ18aは、カメラ12Bで撮影した画像を一時記憶し、画像メモリ18bは、カメラ12Aで撮影した画像を一時記憶する。
画像抽出部19aは、画像メモリ18aに記憶されたカメラ12Bの画像情報(車両1の左側方から車両1の真後ろにかけての画像情報)から、ディスプレイ13の上部左側の領域15Aに表示すべき車両1の左側方の画像情報のみを抽出する。画像抽出部19bは、画像メモリ18bに記憶されたカメラ12Aの画像情報(車両1の右側方から車両1の真後ろにかけての画像情報)から、ディスプレイ13の上部右側の領域15Bに表示すべき車両1の右側方の画像情報のみを抽出する。
画像抽出・合成部20は、画像メモリ18aに記憶されたカメラ12Bの画像情報(車両1の左側方から車両1の真後ろにかけての画像情報)と、画像メモリ18bに記憶されたカメラ12Aの画像情報(車両1の右側方から車両1の真後ろにかけての画像情報)とから、ディスプレイ13の下部の領域14に表示すべき車両1の真後ろ(リヤビュー)の画像情報を抽出して、これらを合成する。
また、画像抽出・合成部20では、画像を合成するに当たって、両画像の接続部分で両画像が整合するように、少なくとも接続部分の近傍の画像形状を補正するようにしている。特に、カメラ12A,12Bは比較的広角のカメラであるため、このような画像補正がないと、接続部分で両画像が滑らかに繋がらないためこうした補正を行っている。ここでは、各カメラ12A,12Bによって広角で撮影した結果歪んでしまった画像全体をそれぞれ歪みのないものに補正した上で合成している。このような形状補正は、各カメラで撮影した映像の各画素に対して表示する画素位置をそれぞれ対応付けたもので、既知の手法で容易に補正することができる。
ところで、本装置では、カメラ12Aの画像とカメラ12Bの画像とを合成されてなる合成画像をディスプレイ13の下部の領域14に表示させるとともに、この領域14に表示される合成画像における両画像の接続部分は、ディスプレイ13の左右の中心線部分ではなく、左右いずれかに偏在している。ここでは、接続部分がディスプレイ13の右側16に設定されている。したがって、合成画像を表示する画面14は、画像中心部領域14a,画像一側部(左側部)領域14b及び画像他側部(右側部)領域14cによって構成され、中心部領域14aと一側部領域14bとは第2のカメラ12Bの画像が表示され、他側部領域14cとは第1のカメラ12Aの画像が表示されることになる。
本発明の一実施形態にかかる車両用周辺確認装置は上述のように構成されているので、ディスプレイ13の画面領域14には、画面の上部左側の領域15Aに車輌の左側方(左真横から左やや後方までを含む)の画像が、画面の上部右側の領域15Bに右側方(右真横から右やや後方までを含む)の画像がそれぞれ表示され、画面の下部の領域14には、カメラ12Aにより撮影した画像とカメラ12Bにより撮影した画像とを合成したリヤビュー画像(車両真後ろの画像)が表示される。
特に、領域14の合成画像は、画像中心部と画像一側部(左側部)はカメラ12Bの画像によって構成し、画像他側部(右側部)のみをカメラ12Bの画像によって構成しており、合成画像であるリヤビュー画像の接続部分16は、ディスプレイ13の左右の中心線部分ではなく、左右いずれかに偏在している。この結果、2つの画像の接続部分が一般に注視される画像中心部から側方に外れることになる。このため、画像が接続部分で滑らかに接続していなくても、この画像の接続部分は目立たず、違和感のない合成画像を表示することができる。これにより、見やすい画面によって車両の周辺認識を良好に行なうことができる。
また、本実施形態では、左側に配置したカメラ12Aにより車両の右方向から後ろ下方を撮影し、右側に配置したカメラ12Bにより車両の左方向から後ろ下方を撮影しているため、いずれのカメラ12A,12Bも車両の後ろ下方をより広い領域で撮影することができる。
つまり、図3に示すように、左側に配置したカメラ2Aにより車両の左方向から後ろ下方を撮影しようとすると、カメラ2Aが左側に位置している分だけ車両の後ろ下方を撮影する領域は狭まり、同様に、右側に配置したカメラ2Bにより車両の右方向から後ろ下方を撮影しようとすると、カメラ2Bが右側に位置している分だけ車両の後ろ下方を撮影する領域は狭まる。これに対して、本実施形態では、車両の右方向から後ろ下方を撮影するカメラ12Aは左側に位置しているので、この分だけ車両の後ろ下方を撮影する領域は広まり、同様に、車両の左方向から後ろ下方を撮影するカメラ12Bは右側に位置しているので、この分だけ車両の後ろ下方を撮影する領域は広まることになる。
特に、車両の後部の左右方向中央には、ナンバープレート等が装備されておるため、2台のカメラを配置する場合、この左右方向中央を避けて2台のカメラを左右に離して配置せざるを得ない場合が多い。このため、本実施形態[図2(a)]のように、左側のカメラ12Aで右方向を撮影し右側のカメラ12Bで左方向を撮影するようにカメラを向ければ、両カメラ12A,12Bとも車両の後ろ下方を十分な広さで撮影することができ、両カメラの領域は広まることになる。この結果、両カメラ12A,12Bの撮影範囲は広い範囲で重なるようになっており、上述のように、合成画像の接続部分を画面の左右何れかの端に容易に近づけることができるのである。
このようにして、本来、車両の左右の各側方を撮影する2つのカメラを用いて、左右側方の画像に加えて車両の真後ろ(リヤビュー)も見易く表示することができるため、低コストで確認性の良い車両用周辺確認装置を提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、接続部分は、ディスプレイ13の左側16´に設定されてもよいのはもちろんである。
また、接続部分を右側16にするか左側16´にするかを操作スイッチ等によって切り替え操作できるようになっていても良い。これにより、ドライバが例えばリヤビューの左部を中心にみたければ、接続部分16を図1に破線で示すように右側に設定し、ドライバが例えばリヤビューの右部を中心にみたければ、接続部分16を図1に二点差線で示すように左側に設定すればよく、車両の周辺認識をより良好に行なうことができる。
また、本実施形態では、合成画像を表示するにあたって、形状補正を行なっているが、合成する2つの画像の間で歪みが少なければ、このような形状補正を行なわなくてもよい。
また本実施形態では、輝度や色バランス等の補正までは必須ではなく、画像補正を形状補正のみとしているが、例えば特許文献1に記載の技術等を用いて、2つのカメラの輝度や色バランス等が均一になるように補正してもよい。これにより、より違和感のない見やすい合成画像を表示することができ、車両の周辺認識をより良好に行なうことができる。
また、画像抽出部19a,19bにおいても、単に画像を抽出するだけでなく、広角で撮影した結果歪んでしまった画像全体をそれぞれ歪みのないものに補正するようにしても、より違和感のない見やすい合成画像を表示することができる。
また、本実施形態では、両カメラ12A,12Bを左右対称に配置したが、必ずしも左右対称に配置しなくても良い。例えば、合成画面の左右いずれか一端側から左右方向中央部分の領域までの広い範囲を担当するカメラの方を他方のカメラよりもやや下向きに向けるようにしてもよい。これにより、合成画面の中央部分をカメラの撮影範囲の中央よりに写してより見やすい画像とすることや或いは、極端に広角のカメラを用いなくても一方のカメラで合成画面の中央部分のある程度広い領域を分担することができるようになり見やすい画像とすることができる。
また、本実施形態では、合成画面をリヤビュー表示に適用したが、かかる合成画面の表示手法は、これに限らず種々の表示に適用できる。
本発明の一実施形態にかかる車両用周辺確認装置の画像処理部をディスプレイ(表示装置)とともに示す構成図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用周辺確認装置のテレビカメラ(撮影手段)の配置を示す車両の模式図であって、(a)は車両の後部正面図、(a)は車両の後部側面図である。 本発明の案出過程で創案された車両用周辺確認装置のテレビカメラ(撮影手段)の配置を示す車両の模式的な後部正面図である。 本発明の案出過程で創案された車両用周辺確認装置におけるディスプレイ(表示装置)の表示態様を示す模式図である。
符号の説明
12A 第1のテレビカメラ(第1の撮影手段、カメラ)
12B 第2のテレビカメラ(第2の撮影手段、カメラ)
13 ディスプレイ(表示手段)
14 ディスプレイ13の下部の領域(リヤビュー,合成画面)
14a 画像中心部領域
14b 合成画像の画面の下部領域14の一側部(左側部)領域
14c 合成画像の画面の下部領域14の他側部(右側部)領域
15A ディスプレイ13の上部左側の領域(左サイドビュー)
15B ディスプレイ13の上部右側の領域(右サイドビュー)
16 合成画面の右側
16´ 合成画面の左側
17 画像処理装置(画像処理手段)
18a,18b 画像メモリ
19a,19b 画像抽出部
20 画像抽出・合成部

Claims (6)

  1. 撮影範囲が一部重なるように車両に配置され、該車両の周囲を撮影する第1及び第2の撮影手段と、
    上記の第1及び第2の撮影手段により撮影されたそれぞれの画像を合成して表示する表示手段とをそなえ、
    該表示手段に表示される合成画像のうちの画像中心部と画像一側部は、上記の第1及び第2の撮影手段のうちの一方の撮影手段による画像によって構成され、該合成画像のうちの画像他側部は上記の第1及び第2の撮影手段のうちの他方の撮影手段による画像によって構成されている
    ことを特徴とする、車両用周辺確認装置。
  2. 該合成画像中の該一方の撮影手段による画像と該他方の撮影手段による画像との接続部分が滑らかに連続するように、該接続部分の周辺は画像補正が施されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両用周辺確認装置。
  3. 該第1の撮影手段は、該車両の後部に該車両の右側方から該車両の真後ろにかけて撮影するように配置され、該第2の撮影手段は、該車両の後部に該車両の左側方から該車両の真後ろにかけて撮影するように配置され、
    該合成画像は、該車両の真後ろの画像として用いられている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両用周辺確認装置。
  4. 該第1の撮影手段は該車両の後部の左側に配置され、該第2の撮影手段は該車両の後部の右側に配置されている
    ことを特徴とする、請求項3記載の車両用周辺確認装置。
  5. 該表示手段には、該合成画像として表示される該車両の真後ろの画像に加えて、
    該第1の撮影手段により撮影された該車両の右側方の画像と、該第2の撮影手段により撮影された該車両の左側方の画像とが表示される
    ことを特徴とする、請求項3又は4記載の車両用周辺確認装置。
  6. 該合成画像の画像中心部と画像一側部とを構成する画像として、上記の第1及び第2の撮影手段のうちの何れの撮影手段による画像を表示するか選択可能になっている
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用周辺確認装置。
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