JP2005270728A - 用水の磁気防食方法 - Google Patents
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Abstract
飲料用水、工業用水などを用いる装置において、水に流速がある場合に実用範囲内での磁力を用いて、腐食しやすい金属の腐食を防止する防食方法を提供する。【解決手段】
用水に用いる装置の経路の一部に、流速のある通過水流を使用するとともに、該通過水流に磁束密度が0.8T以上2Tまでとした磁場を作用させて、清缶剤、防食剤、分散剤、防スライム剤や、これらの組み合わせを併用し、腐食しやすい金属の腐食を防止する用水の磁気防食方法である。
【選択図】図1
Description
しかし、物理処理による水処理技術であっても、特許文献1によれば、科学的な根拠があって、実用上の再現性もある磁気利用による防食方法は確立されていない実情に対し、改めて磁気の作用について検討を進め、防食への磁気利用についての技術の確立を研究の課題とした技術が開示されいる。
この特許文献1では、銅の腐食溶解は、銅表面に硝酸イオンが特異的に吸着されることによって開始されると考えられる。
すなわち、段落[0013]以下に記載されているように、次式のように反応し、
Cu + 2NO3 - → Cu(NO3)2+2e (化1)
Cu(NO3)2 → Cu2++2NO3 -
そして全体では
Cu → Cu2+ +2e
という反応で腐食溶解が進行する。
つまり、局部電池が形成されて腐食が進行し、この際に、特許文献1の図2に示されるように、溶液側に腐食電流(i)が一部もれることになる。そこで、このもれ電流(i)に磁場が作用することでローレンツカ(F)が生じ、局所的な溶液の流動が生じ、この「マイクロMHD効果」により腐食開始剤である硝酸イオンが銅板の表面から離脱されて防食効果が生じると推定されるとしている。
Cu2+ + 2e = Cu 0.337(E°/V) (1)
NO3 - + 4H+ + 3e = NO(g) + 2H2O 0.957(E°/V) (2)
式(1)×3+(2)×2とすると化学反応式は次の式となる
3Cu + 2NO3 - + 8H+ = 3Cu2+ + 2NO(g) + 4H2O (3)
この式では、腐食電流の2e 他に上記(化1)に書かれていない水に溶けにくいNOが、気体となって発生することを意味しており、 一般に気体発生が生ずれば、溶液の流動が生ずる。
このことは、磁場がない場合でも腐食発生と同時に溶液の流動は、生じていることを示してしいる。また、実験例からは、溶液の流動があるので硝酸イオンも移動するはずであるが、実験では激しい腐食が発生している。
水溶液の場合は、貯蔵状態のような静止状態の他に配管の中を流れるような場合があるので、この特許文献1での状況が全て当てはまるとは限らない。
また、この文献では、0〜10T(テスラ)(1テスラ=10000ガウス)まで出力できる強磁場を超伝導マグネットにより実験しているが、現在の技術では工業的規模で3T以上を出すことは困難で、経済的な面からすると実用には向かないとうい問題点がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の磁気防食方法において、磁束密度1.35T乃至1.5Tとした磁場を作用させたことを特徴とする用水の磁気防食方法である。
請求項3の発明は、ボイラ用水に用いる請求項1又は請求項2に記載の磁気防食方法において、清缶剤、又は防食剤を併用したことを特徴とする用水の磁気防食方法である。
請求項4の発明は、冷却用水に用いる請求項1又は請求項2に記載の磁気防食方法において、分散剤、又は防食剤、又は防スライム剤を併用したことを特徴とする用水の磁気防食方法である。
Ox + ze = Red (4)
なる電極電位Eは、次のNernst式で与えられる。
E= E°+(RT/zF)ln(aox/ared)
ここで鉄の場合の化学反応のE°は次のようになる
Fe2+ + 2e = Fe −0.440(E°/V) (5)
Fe3+ + e = Fe2+ 0.771(E°/V) (6)
鉄が腐食するのは式(5)によって表される。このとき腐食電流が流れるが、磁力に防食効果があれば、この腐食電流を阻害して腐食を防止する。
純粋な水と鉄のみであれば、上記反応で単純であるが、一般的な地下水や工業水では、微量ながら不純物を含んでいる。この不純物の中には、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、塩化物イオン、硫酸イオンなどのイオン性物質が数ppm以上含まれているため、電気伝導率も数10mS/mを示す。
イオン性物質の流れに直角に磁場をかけると磁場や流速に比例して電位が発生し、電流が流れる。電流が微少な場合は、腐食促進効果は、少ないが、ある値を過ぎると腐食促進電流となることが予想される。
このことは、流速がある場合は、磁力による腐食防止効果と腐食電流による腐食促進効果の競争反応が、存在すると考えられる。すなわち、磁力による防食効果は磁力に比例して向上する防食効果でなく、腐食も促進されるので、腐食防止効果には磁場依存性と共に極小値が存在することが予測できる。
これは、前述した特許文献1での図2が直線的に腐食量が減少するのではなく、双曲線的な減少傾向を示し、5T(テスラ)から10Tの磁場では防食効果率が少なくなっていることからも予測できる。
このように腐食防止の最適磁場が見つかれば、効率的な防止効果が可能となるとの知見を得、この最適磁場の値を精力的に調査して本発明に想到した。
この冷却塔での使用する給水(用水)は地下水を使用した。この地下水の水質は、pH6.2、酸消費量(pH4.8)20 (mgCaCO3 /L)、塩化物イオン10(mgCl- /L)、全硬度 68(mgCaCO3/L)、硫酸イオン 23(mgSO4 2- /L)、シリカ 29(mg SiO2 /L)、 全鉄 0.03(mg Fe /L)以下、電気伝導率 24.6(mS/m)であった。
試験機は、冷却能力7,800kcal/h、循環水量26L/minの冷却塔を用い入口水37℃出口水温32℃になるよう熱交換器を入れてコントロールし約7日実施した。濃縮倍数(通常、地下水は純水ではなく若干の不純物がある。)は、塩化物イオン換算で約8倍で運転した。磁気処理装置を通過する水は冷却塔のピットから取り入れ磁気処理後再びピットに戻すよう組み立てた。磁気処理装置を通過する処理水の流速は12L/minで行った。
腐食速度を求めるテストピースは、市販の鉄のテストピースを使用した。テスト後直ちに腐食減量を求め腐食速度mdd(mg/dm2/day)を算出し
図1及び図2での実施例1の値から判るように、腐食速度にも明らかに磁束密度依存性があることが確認できた。すなわち、磁場が無いときの腐食速度は65mddであったものが、腐食速度は0.8T(テスラ)(1テスラ=10000ガウス)以上になると急激に低下し、1.5T付近で極小となり、その後増加の傾向を示す。
このことから、腐食防止効果が認められるのは0.8T〜2.5Tまでは鉄の腐食速度は磁場がない場合の65mddの半分以下、すなわち、30mdd以下になっている。また、高い腐食防止効果を求める場合は、1.35T〜1.7Tの範囲で10mdd以下となりこの範囲で磁気処理するのが望ましく、更に好ましくは1.35T〜1.7Tの範囲が最適である。また、鉄以外の金属でも同じ傾向であり、分散剤、防食剤、防スライム剤やこれらの組み合わせを併用してもほぼ同様の傾向であったので、必要に応じて使用すればよいことが判る。
このような磁場2T(テスラ)以下の範囲であれば、十分市販の磁気処理器で対応が可能であり、経済的効果も発揮できる。
図1及び図2での実施例2の値から判るように、腐食速度にも明らかに磁束密度依存性と共に極小値が存在することが確認でき、実施例1と同様に流速を変えて行った実験でもほぼ同じ腐食速度は磁場依存性を示した。すなわち、磁場が無いときの腐食速度は74mddであったものが、腐食速度は磁場を付加すると急激に低下し、1.4T付近で極小となり、その後増加の傾向を示す。
このことから、腐食防止効果が認められるのは1T〜2Tまでは腐食速度は磁場がない場合の65mddの半分以下、すなわち30mdd以下になっている。また、高い腐食防止効果を求める場合は、1.35T〜1.5Tの範囲で12mdd以下となりこの範囲で磁気処理するの範囲が最適である。しかも、このような磁場2T(テスラ)以下の範囲であれば、十分市販の磁気処理器で対応が可能であり、経済的効果も発揮できる。
ここで、実施例1及び実施例2で共通して言えることは、少なくとも、0.8T〜2Tまでは腐食速度は磁場がない場合の半分以下、すなわち30mdd以下では防食効果がみとめられ、高い防食効果を求める場合は、1.35T〜1.5Tの範囲で12mdd以下となりこの範囲で磁気処理するのが最適であり、鉄以外の金属でもほぼ同じ傾向であった。
[用水の流速]
この実験結果から判ることは、流速が0.5m/secを超えると腐食量が急激に減少しほぼ一定値になるがその後再び上昇し、10m/sec 付近から急速に腐食量が増加し、その傾きは磁場なしよりも大きな値となる。これは流速による腐食電流が大きくなり、その影響で腐食速度が、大きくなったと推定される。
このグラフ2から知見できることは、鉄に関して流速が0.5m/sec〜10m/secでは腐食速度がほぼ20mdd以下となり適しており、さらに4m/sec〜6m/secの流速が最適であり、逆に、流速が10m/sec以上となると腐食速度も上昇して磁束による効果も得られない。
なお、流速による防食効果は、金属の種類によって変化することがあるが同じ傾向である。しかし、ステンレスなどでは流速が30m/sec以上でも、比較的腐食しないので、使用する配管の材質によって所定の流速範囲に設定すればよく、その場合に最適流速範囲であれば、磁束の無い場合に比較して確実に防食効果が得られる。
したがって、本発明は所定の磁束密度の磁場を作用させ、かつ、微少であっても流速が無くてはならないが、配管の材質等によってそれに適した流速範囲が存在するので、この流速範囲で防食効果が大きい最適な流速で使用すことが望ましい。
試験機は、冷却能力208RT、循環水量2,700L/minのもので、これに、磁束密度は1.4Tで処理し、このクーリングタワーではスライム防止用として次亜塩素酸塩を使用し残留塩素濃度として0.2〜1.0ppmの範囲でコントロールした。
更に、この実施例3では、使用する用水の水を蒸発させて濃縮倍数約6倍(通常、地下水は純水ではなく若干の不純物がある。)に凝縮させ、24時間運転で73日、158日運転時のテストピースの腐食速度を計測したが、それぞれ鉄(SS-400)は6.6mdd,5.5md、銅(CP1100)は0.09mddあって、磁場が無いときの腐食速度の鉄91mdd、銅0.96mddと比べ非常によい結果を示した。
なお、本実施例では次亜塩素酸塩を使用したが、次亜塩素酸塩は非常に腐食性が高いため高濃度の使用は一般に使用できないが、横浜市水を使用し残留塩素濃度を1.1ppmとし7日間実験したところ腐食速度は約100〜130 mddと大きく、本実施例では、同じような条件にもかかわらず前記のような優れた防食効果を示した。この値は、薬品の防食剤を使用した場合と同等の値が得られた。
試験機は、冷却能力272,500kcal 循環水量525L/minで、これに、磁束密度は1.4Tで処理し、このクーリングタワーではスライム防止用として次亜塩素酸塩を使用し残留塩素濃度として0.2〜1.0ppmの範囲でコントロールし、160時間連続運転し、その他の条件は実施例3と同じである。
このときの腐食速度は、次のようになった。
鉄(SS400) 9.4mdd、 ステンレス(SUS304)0.08mdd、
銅(C1100p)0.3mdd、 アルミニウム(A2024P)0.00mdd
以上のように鉄の他に銅、ステンレス、アルミニウムでも、実施例3と同様に優れた防食効果が得られた。
試験器のボイラは、使用圧力19kg/cm2,軟水使用、磁束密度を1.4Tで処理し、濃縮倍数20倍で、101時間運転で、ボイラ缶内での腐食速度は、鉄SB42では2.0mdd、鉄SS400では3.1mddと、磁場が無いときの腐食速度の鉄STBでは65mdd、SS400では104mddと比べ優れた防食効果が得られ、薬品並みの防食効果が得られた。この実施例5においては、清缶剤、防食剤、これらの組み合わせを併用しても同じ傾向があったので、必要に応じて使用すればよいことが判る。
このような磁場2T(テスラ)以下の1.4の範囲であれば、十分市販の磁気処理器で対応が可能であり、経済的効果も発揮できる。
塩、重合リン酸塩、ホスホン酸塩、ピロリン酸塩、リン酸エステル、アミン類(
例えば、ヒドラジン、モルホリン・オクタデシルアミン、ジエチルアミノエタノ
ール、シクロヘキシルアミン、プロパノールアミン、アミノエタノール、ジエチ
ルヒドロキシアミン、アミノプロパノールアミン)、亜硫酸塩、モリブデン酸塩、塩素系殺菌剤、有機窒素系殺菌剤、亜硝酸塩、無機アルカリ剤、高分子分散剤
などの物質を適宜併用してもよい。
Claims (4)
- 用水に用いる装置の経路の一部に、流速のある通過水流を使用するとともに、該通過水流に磁束密度0.8T乃至2Tとした磁場を作用させて、腐食しやすい金属の腐食を防止することを特徴とする用水の磁気防食方法。
- 請求項1に記載の磁気防食方法において、磁束密度1.35T乃至1.5Tとした磁場を作用させたことを特徴とする用水の磁気防食方法。
- ボイラ用水に用いる請求項1又は請求項2に記載の磁気防食方法において、清缶剤、又は防食剤を併用したことを特徴とする用水の磁気防食方法。
- 冷却用水に用いる請求項1又は請求項2に記載の磁気防食方法において、分散剤、又は防食剤、又は防スライム剤を併用したことを特徴とする用水の磁気防食方法。
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