JP2005270539A - 染毛用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】毛髪に染毛液を塗布するときに染毛液を頭皮、顔、額、首筋等に付けずに、さらには衣服等を汚さずに毛髪をむらなく綺麗に手軽に染めることができる染毛用具の提供。
【解決手段】不透液性の手袋または指サックに、連続した空隙を有するシートに穴およびまたは溝が複数配置された塗布部材を貼付したことを特徴とする染毛用具。穴または溝は、一般的に粘度の高い染毛液を充分な量付着保持でき,更に毛髪への塗布に際しては付着保持した染毛液を手袋または指サック越しに手または指を使って毛髪に押付けて擦りつけたり指と指で毛髪を挟んで摺り込むようにして付けたりする時にスムーズに染毛液を毛髪に移行できる大きさである。
【選択図】図1
【解決手段】不透液性の手袋または指サックに、連続した空隙を有するシートに穴およびまたは溝が複数配置された塗布部材を貼付したことを特徴とする染毛用具。穴または溝は、一般的に粘度の高い染毛液を充分な量付着保持でき,更に毛髪への塗布に際しては付着保持した染毛液を手袋または指サック越しに手または指を使って毛髪に押付けて擦りつけたり指と指で毛髪を挟んで摺り込むようにして付けたりする時にスムーズに染毛液を毛髪に移行できる大きさである。
【選択図】図1
Description
本発明は、白髪染めやおしゃれ染めをするヘアカラー用の染毛液を使って毛髪全体を染めたりまたは部分染めをしたりする場合に、染毛液を頭皮、顔、額、首筋等に付けずに、さらには衣服等を汚さずに毛髪をむらなく綺麗に手軽に染めることができる染毛用具に関するものである。
従来、染毛液を使って毛髪を白髪染めやおしゃれ染めするに際しては、コーム(櫛)またはヘアダイブラシ(刷毛)またはスポイトを使って直接染毛液を毛髪に塗布している。
ところが、染毛液を毛髪の生え際に櫛、ヘアダイブラシ、スポイト等によって手加減で塗布しようとすると、櫛、ヘアダイブラシ、スポイト等が頭皮に触れて染毛液が頭皮に付着し易い。また櫛、ヘアダイブラシへの染毛液の付着量やスポイトからの滴下量が多目になった場合も頭皮に染毛液が垂れて頭皮に付着し易いし、染める毛髪の位置によっては染毛液が垂れて顔、額、首筋等への付着や衣服等を汚すといった不具合が生じてしまう。
このため、毛髪の生え際の毛染め作業が慎重になって、毛髪生え際の染毛液の塗布量が毛先の染毛液の塗布量よりも多くなったり、染毛液の垂れ下がりを防ぐために櫛、ヘアダイブラシへの染毛液の付着量やスポイトからの滴下量を少な目にする事などにより毛染め作業に時間を要してしまったりし、発色斑が発生する要因となっていた。
または、頭髪全体を染毛後、色の違いが目立つようになった生え際だけを染毛する場合や、部分的な白髪を染毛する部分染めに際しては、ゴム手袋の指先にスポンジや毛を取り付けて染毛出来る様にした手袋(特許文献1)やシートに特定形状のブラシ部を設けそのシートを指先に巻き付け、貼付等により装着する染毛ブラシ(特許文献2)が提案されている。
従来の手袋式あるいは指先に装着するブラシ式であれば櫛、ヘアダイブラシ、スポイトに比べ染める部分が狭く限られている事もあり染めむらなどによる発色斑は少ないものの、スポンジやブラシへの染毛液の付着量の加減により多すぎれば垂れて頭皮、顔、額、首筋への付着や衣服等を汚すといった不具合が発生し、少なすぎれば1回の塗布では不充分な為塗布を繰り返すこととなり、毛染め作業に時間を要してしまい発色斑が発生する要因となってしまう。
実開昭64−30311号
特開2003−339424号
本発明は、毛髪に染毛液を塗布するときに染毛液を頭皮、顔、額、首筋等に付けずに、さらには衣服等を汚さずに毛髪をむらなく綺麗に手軽に染めることができる染毛用具の提供を目的とする。
本発明は、不透液性の手袋または指サックに、連続した空隙を有するシートに穴およびまたは溝が複数配置された塗布部材を貼付したことを特徴とする染毛用具に関する。
本発明によれば、白髪染めやおしゃれ染めをするヘアカラー用の染毛液を使って毛髪全体を染めたりまたは部分染めをしたりする場合に、染毛液を頭皮、顔、額、首筋等に付けずに、さらには衣服等を汚さずに毛髪をむらなく綺麗に手軽に染めることができる。
不透液性の手袋または指サックに、連続した空隙を有するシートに穴およびまたは溝が複数配置された塗布部材を貼付した染毛用具を使用する。
前記穴または溝は、一般的に粘度の高い染毛液を充分な量付着保持でき,更に毛髪への塗布に際しては付着保持した染毛液を手袋または指サック越しに手または指を使って毛髪に押付けて擦りつけたり指と指で毛髪を挟んで摺り込むようにして付けたりする時にスムーズに染毛液を毛髪に移行できる大きさであり、穴の場合は直径が好ましくは2.0mm〜10.0mm、より好ましくは3.0mmから7.0mmであり、溝の場合は狭い方の幅が好ましくは2.0〜6.0mm、より好ましくは3.0〜4.0mmである。
前記穴または溝の数や配置は、前記塗布部材を手袋または指サックへ貼付する位置により適宜決められる。また、前記穴の形状は円以外の三角形、四角形、五角形等の多角形や異形形状であっても構わない。また、前記溝の形状は矩形、楕円形、波形、弓形等であっても構わない。
前記塗布部材の大きさや貼付する位置は、毛髪全体を染める場合は指部を含む手のひら全てや指や手の折り曲げを考慮した部分的な貼付が望ましく、部分染めの場合は親指、人差し指、中指の第1関節から上部などが望ましいが、特に限定されるものではない。また指の手の平側にだけの貼付や指の側面を覆う貼付さらには指全体を覆う貼付なども特に限定されるものではない。
前記連続した空隙を有するシートは、前記穴または溝に付着保持した染毛液を手袋または指サック越しに手または指を使って毛髪に押付けて擦りつけたり指と指で毛髪を挟んで摺り込むようにして付けたりする時に均一に塗り広げる事ができる軟らかさと弾力性を有しており、その程度は指で押付けた時にその厚さが3分の1から3分の2位に薄くなり、押付けを解除した時にはほぼ元の厚さに戻る程度の軟らかさと弾力性が好ましい所である。
さらに前記連続した空隙を有するシートは、前記穴または溝に付着保持した染毛液を手袋または指サック越しに手または指を使って毛髪に押付けて擦りつけたり指と指で毛髪を挟んで摺り込むようにして付けたりする時に、染毛液が毛髪に多く付いたり垂れて顔などに付いたり衣服を汚したりすることの無いように、過剰な染毛液を再び付着または含浸できるものであり、前記空隙率は好ましくは50〜95%より好ましくは70〜92%である。なお、空隙率は次により算出される。
空隙率(%)=((穴または溝を含まない)連続した空隙を有するシート部分の空隙容積)÷((穴または溝を含まない)連続した空隙を有するシート部分の全容積)×100
空隙率(%)=((穴または溝を含まない)連続した空隙を有するシート部分の空隙容積)÷((穴または溝を含まない)連続した空隙を有するシート部分の全容積)×100
さらに前記連続した空隙を有するシートの厚さは、厚すぎて染毛液を毛髪に塗布する時に指または手の動きを制約しないことと、さらに薄すぎて染毛液を穴または溝に付着保持する量が不足しないことが重要であり、好ましくは0.5〜5.0mm、より好ましくは1.0〜3.5mmである。
さらに前記連続した空隙を有するシートは、単糸が1〜22デシテックスで、材質がポリエステル、アクリル、ナイロン、ポリオレフィン系、ウール、綿、セルロースなどよりなる繊維群から選ばれた1種または2種以上により構成されるフェルトまたはウレタンフォーム、ポリオレフィン系フォーム、ポリスチレン系エラストマー多孔質体などのスポンジよりなる。前記フェルト材は、熱プレスにより繊維と繊維が部分的に融着することで繊維の抜け落ち防止可能となる熱融着タイプの繊維を使用するのがより好ましい。
前記不透液性手袋または指サックは、不透液性で伸縮性などがある作業性のよいもので前記連続した空隙を有するシートの貼付性がよいものであれば材質等特に問題としないが、天然ラテックス製、ニトリルゴム製、ポリエチレン製、塩ビ製等が挙げられ、中では天然ラテックス製、ニトリルゴム製がより好ましい。
図1に本発明の第1実施例を示す。本実施例は、3.3デシテックスのエステル繊維と融点の低い4.4デシテックスのエステル繊維とからなるフェルトを熱プレスして得られた厚さ2.5mm、空隙率88%の連続した空隙を有するシートにポンチにてプレス加工した直径dが5.0mmの円形孔を14個配置している塗布部材2aを天然ラテックス製手袋1の親指、人差し指、中指のほぼ第1関節から上部の手のひら側に貼付しており部分染めに適している。
図2に本発明の第2実施例を示しており、構成は前記した図1の態様ものと基本的に同一であるため共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成について説明する。第2実施例の塗布部材2bは、第1実施例と同じ構成のシートにポンチにてプレス加工した狭い方の幅tが3.0mmの溝を4本配置しており部分染めに適している。
図3に本発明の第3実施例を示しており、構成は前記した図1の態様のものと基本的に同一であるため共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成について説明する。第3実施例の塗布部材2cは、第1実施例と同じ構成のシートにポンチにてプレス加工した直径dが5.0mmの穴が指の最先端部に狭い方の幅tが3.0mmの溝がその下方に3本配置されており部分染めに適している。
図4に本発明の第4実施例を示す。本実施例は、3.3デシテックスのエステル繊維と融点の低い4.4デシテックスのエステル繊維とからなるフェルトを熱プレスして得られた厚さ2.5mm、空隙率88%の連続した空隙を有するシートにポンチにてプレス加工した直径dが5.0mmの孔が指部を含む手のひら全体に配置された塗布部材2dを天然ラテックス製手袋に貼付しており、毛髪全体の毛染めまたは指先だけを使った部分染めに適している。
図5に本発明の第5実施例を示す。本実施例は、3.3デシテックスのエステル繊維と融点の低い4.4デシテックスのエステル繊維とからなるフェルトを熱プレスして得られた厚さ2.5mm、空隙率88%の連続した空隙を有するシートにポンチにてプレス加工した直径dが5.0mmの孔を14個配置している塗布部材2eをニトリルゴム製の指サック3の第1関節から上部に貼付しさらに前記シートにポンチにてプレス加工した狭い方の幅tが3.0mmの溝を3本配置している塗布部材2fを第1関節と第2関節の間に該当する位置に貼付している染毛用具であり指の折り曲げが可能でより広い範囲の部分染めに適している。
図6に本発明の第6実施例を示す。本実施例は、3.3デシテックスのエステル繊維と融点の低い4.4デシテックスのエステル繊維とからなるフェルトを熱プレスして得られた厚さ2.5mm、空隙率88%の連続した空隙を有するシートにポンチにてプレス加工した直径dが5.0mmの孔を多数個配置している塗布部材2gをニトリルゴム製の指サック3の指先端を含む全周を包囲するように第1関節から上部に貼付している染毛用具であり第1関節から上の指全てを使うことができより細かな部分染めに適している。
本発明は、ヘアカラー用の染毛液を使って毛髪を染めるための用具に適している。
1 天然ラテックス製手袋
2a 塗布部材
2b 塗布部材
2c 塗布部材
2d 塗布部材
2e 塗布部材
2f 塗布部材
2g 塗布部材
3 ニトリルゴム製指サック
d 穴の直径
t 狭い方の幅
2a 塗布部材
2b 塗布部材
2c 塗布部材
2d 塗布部材
2e 塗布部材
2f 塗布部材
2g 塗布部材
3 ニトリルゴム製指サック
d 穴の直径
t 狭い方の幅
Claims (1)
- 不透液性の手袋または指サックに、連続した空隙を有するシートに穴およびまたは溝が複数配置された塗布部材を貼付したことを特徴とする染毛用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004091873A JP2005270539A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 染毛用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004091873A JP2005270539A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 染毛用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005270539A true JP2005270539A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35170803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004091873A Pending JP2005270539A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 染毛用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005270539A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009143612A1 (en) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Nick Antonacci | Disposable system for stain protection during hair dying |
RU2671180C1 (ru) * | 2018-03-12 | 2018-10-29 | Диана Михайловна Шремед | Способ окрашивания волос |
JP2021029622A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | 萩原 豊 | 髪染め補助具、髪染め用手袋 |
WO2021039688A1 (ja) | 2019-08-26 | 2021-03-04 | 萩原 豊 | 髪染め補助具、髪染め用手袋 |
JP2021154005A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 豊 萩原 | 髪染め補助具、髪染め用手袋 |
-
2004
- 2004-03-26 JP JP2004091873A patent/JP2005270539A/ja active Pending
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