JP2005267667A - 音声記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
複数のマイクが集音した音声信号を記録する音声記録再生装置において、発言が行われた時間帯と発言が行われなかった時間帯とを正確に表示することができる音声記録再生装置を提供する。
【解決手段】
音声信号を入力する複数の入力部と、時計部と、音声記録部と、再生部と、信号レベル検出部と、信号レベルの積算値の大小に応じた判別データを出力する信号レベル判別部と、判別データを記録するデータ記録部と、一定時間帯毎の信号レベルの積算値の大小に応じてその大小を示す表示をする表示部と、複数の入力部へ略同時に略同一の信号レベルの音声信号が入力された場合同時同レベル検出信号を出力する同時同レベル信号検出部と、同時同レベル信号検出部から同時同レベル検出信号が出力された場合信号レベルの積算を行わないよう信号レベル判別部を制御する制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のマイクが集音した音声信号を記録する音声記録再生装置に関する。
従来の音声記録再生装置として、会議などで複数人の会話の音声を記録した後に記録した音声を再生しようとする場合、その会議における発言進行状況を視覚的に表示することにより、目的とする話者の発言内容を瞬時に再生可能とする音声記録再生装置がある(例えば、特許文献1参照)。この音声記録再生装置は、各マイク子機から入力された音声信号を音声ファイルに記憶すると共に、音声信号が入力された時刻を管理ファイルに記憶し、マイク子機から音声信号が入力された時刻を発言進行状況としてディスプレイに表示する。ユーザーは、ディスプレイに表示された発言進行状況から目的の発言内容を指示することによって、目的とする話者の発言内容を瞬時に再生することができる。
しかしながら、特許文献1に開示された構成を用いて会議での音声信号を記憶するためには、それぞれの発言者が発言を行う毎にマイクスイッチを切換える必要があり、その切換作業が煩わしい。
また、マイクから入力された音声信号の信号レベルを検出し、検出した音声レベルの遷移を表示部へ表示することにより、信号レベルの遷移を過去に遡って把握することができる音声レベル表示装置がある(例えば、特許文献2参照)。この音声レベル表示装置は、マイクが集音した音声信号の音声レベルの遷移をメモリに記憶し、音声レベルの波形の時間的変化を表示部へ表示する。使用者は、表示部を目視することによって、マイクが集音した音声レベルの波形の時間的変化を認識することができる。
このように、特許文献1に開示された構成と特許文献2に開示された技術を利用した音声記録再生装置によって、会議などの複数人の会話の音声を記録した場合、音声レベルの表示によって、会議内で発言が行われた時間帯と発言が行われなかった時間帯とを認識することができる。
特開2003−122397号公報 特開平9−247053号公報
会議を行う場所によっては、発言以外の音が外部から聴こえてくることがある。例えば、会議を行う場所に隣接した鉄道の路線を電車が通過し、その電車の走行音が会議場内に聴こえる場合である。
例えば、3人が出席した会議において、第1のマイク、第2のマイク及び第3のマイクをそれぞれの出席者の前に配設し、従来の音声記録再生装置によって会議の発言内容を記録したとする。この会議では、11時00分から11時30分までの30分間に亘る会議の発言内容が記録され、その会議の内、11時10分と11時20分に発言が行われ、それ以外の時間帯では発言が行われていなかったとする。また、この会議では、11時15分に会議場の近くを電車が通過したとする。
この場合、特許文献1に開示された構成に前述したような音声レベル検出部を備えた音声記録再生装置によって会議の発言内容の記録を行うと、会議場の近くを電車が通過した際、電車の通過音を発言者の発言であると音声レベル検出部が誤検出してしまい、会議場の近くを電車が通過した11時15分にも発言が行われたとして、発言進行状況としてディスプレイに表示されてしまう。このため、ディスプレイを目視した者は、発言が行われた11時10分と11時20分以外の時刻では発言が行われていなかったにも拘わらず、11時15分に発言が行われたと誤認してしまう。また、発言内容を再生しようとする者は、発言が行われた11時10分と11時20分以外に、11時15分の時点の音声信号の内容を聴く作業が必要になり、手間が掛かってしまう。
また、特許文献2に開示された構成を備える音声記録再生装置によって、マイクにより集音され入力された音声信号の音声レベルの遷移をメモリに記憶し、音声レベルの波形の時間的変化を表示部へ表示した場合、当該表示を目視した者は、発言が行われた11時10分と11時20分以外では発言が行われていなかったにも拘わらず、会議場の近くを電車が通過した11時15分の時点に発言があったと誤認識してしまう。
本発明は、複数のマイクが集音した音声信号を記録する音声記録再生装置において、発言が行われた時間帯と発言が行われなかった時間帯とを正確に表示することができる音声記録再生装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1記載の発明は、音声記録再生装置において、音声信号を入力する複数の入力部と、時刻情報を出力する時計部と、前記入力部が入力した音声信号を記録する音声記録部と、前記音声記録部に記録された音声信号を再生する再生部と、前記入力部が入力した複数の音声信号の信号レベルを検出する信号レベル検出部と、前記信号レベル検出部が検出した信号レベルに基づいて前記入力部へ入力された一定時間帯毎の音声信号の信号レベルの積算値が予め定めた値以上か否かを算出し当該時間帯での信号レベルの積算値の大小に応じた判別データを出力する信号レベル判別部と、前記時計部が出力する時刻情報と共に前記信号レベル判別部が出力した判別データを記録するデータ記録部と、前記データ記録部が記録した判別データと時刻情報に基づいて一定時間帯毎の信号レベルの積算値の大小に応じてその大小を示す表示をする表示部と、前記複数の入力部へ略同時に略同一の信号レベルの音声信号が入力された場合同時同レベル検出信号を出力する同時同レベル信号検出部と、前記同時同レベル信号検出部から同時同レベル検出信号が出力された場合信号レベルの積算を行わないよう前記信号レベル判別部を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の音声記録再生装置によれば、複数のマイクが集音した音声信号を記録する音声記録再生装置において、発言が行われた時間帯と発言が行われなかった時間帯とを正確に表示することができる音声記録再生装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の音声記録再生装置の一実施例を示すブロック図である。
音声記録再生装置20は、第1の入力部1、第2の入力部2、第3の入力部3、信号処理部4、時計部5、制御部6、音声記録部7、信号レベル検出部8、信号レベル判別部9、データ記録部10、再生部11、出力部12、操作部13、表示部14及び同時同レベル信号検出部16を備える。第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3は、それぞれ第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23に接続されている。出力部12は、スピーカ15に接続されている。
第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3は、それぞれ第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23が集音した音声信号の出力を受け、信号処理部4へ出力する。信号処理部4は、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3へ入力された音声信号をそれぞれ個別の音声信号として信号レベル検出部へ出力し、また、それぞれの入力部からの音声信号を1の音声信号に合成する処理を行ない、当該合成した音声信号を制御部6へ出力する。
操作部13は、音声信号の記録を開始する記録開始指示信号及び音声信号の記録の停止を指示する記録停止指示信号を出力する。制御部6は、操作部13から記録開始指示信号が出力されると、信号処理部4から出力された音声信号を音声記録部7へ記録し、操作部13から記録停止指示信号が出力されると、音声記録部7への音声信号の記録を停止するよう制御する。音声記録部7は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)からなり、制御部6の制御により、信号処理部4から出力された音声信号を記録する。
信号レベル検出部8は、信号処理部4を介して第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3から入力された音声信号のそれぞれの信号レベルを検出する。時計部5は、時刻の情報を出力する。信号レベル判別部9は、信号レベル検出部8が検出した音声信号の信号レベルに基づいて、予め定めた時間、例えば、1分間に検出した信号レベルの積算値を算出する。信号レベル判別部9は、信号レベルの積算値が予め定めた第1の値未満である場合、第1の判別データを出力する。信号レベル判別部9は、信号レベルの積算値が予め定めた第1の値以上で第2の値未満である場合、第2の判別データを出力する。信号レベル判別部9は、信号レベルの積算値が予め定めた第2の値以上である場合、第3の判別データを出力する。制御部6は、信号レベル判別部9が出力した第1の判別データ〜第3の判別データを1分毎にデータ記録部10が記録するよう制御する。
同時同レベル信号検出部16は、時計部5が出力した時刻の情報と、信号レベル検出部8が検出する第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3から入力されるそれぞれの音声信号の信号レベルに基づいて、それぞれの入力部から入力される音声信号が略同時に略同一の信号レベル、例えば、それぞれの信号レベルの差が5dB以内の音声信号が5秒以上継続して入力されたか否かを検出する。同時同レベル信号検出部16は、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3へ入力されたそれぞれの音声信号の信号レベルの差が5dB以内である音声信号が5秒以上継続して入力された場合、同時同レベル検出信号を制御部6へ出力する。
制御部6は、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力された場合、その時間に入力された音声信号の信号レベルを積算せず、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力されなかった時間の信号レベルの積算値のみを算出するよう信号レベル判別部9を制御する。例えば、11時24分から11時25分の時間帯の内、11時24分30秒から11時24分35秒の時間に同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力され、11時24分40秒から11時24分50秒の時間の信号レベルの積算値が予め定めた第1の値以上で第2の値未満である場合、制御部6は、11時24分30秒から11時24分35秒の時間に入力された音声信号の信号レベルを積算せず、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力されなかった時間、すなわち、11時24分30秒から11時24分35秒の時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値を算出するよう信号レベル判別部9を制御する。この場合、信号レベル判別部9は、制御部6の制御に基づいて、第1の判別データを出力する。
制御部6は、ある時間帯において、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力された時間を除いた時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値が予め定めた第1の値未満である場合、当該時間帯の判別データを第4の判別データとして出力するよう信号レベル判別部9を制御する。
データ記録部10は、ハードディスクドライブを備え、時計部5が出力した時刻情報に基づいて、音声信号の記録を開始した記録開始時刻データ、音声信号の記録を停止した記録終了時刻データ及び記録開始時刻と記録終了時刻から算出した記録時間データを記録する。データ記録部10は、制御部6の制御により、信号レベル判別部9が出力した第1の判別データ〜第4の判別データを記録する。表示部14は、データ記録部10に記録されている記録開始時刻データ、記録終了時刻データ及び記録時間データと第1の判別データ〜第4の判別データに基づいた表示をする。
図2は、表示部14による表示状態を示す模式図で、図2(a)は記録時間が12分の会議内容を記録した場合を示す図、図2(b)は記録時間が24分の会議内容を記録した場合を示す図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、表示部14は、データ記録部10に記録された記録開始時刻データ、記録終了時刻データ及び記録時間データに基づいて、記録開始時刻表示141、記録終了時刻表示142及び記録時間表示143を所定の位置に表示する。表示部14は、記録状況表示窓144を備える。記録状況表示窓144には、記録の開始から停止までの発言を一定の幅の帯で表示する時間帯表示部500と、再生指示カーソル146を備える。時間帯表示部500は、データ記録部10に記録された記録時間データに基づいて、1分毎の状況表示エリアに分割して表示する。例えば、図2(a)に示すように、記録時間が12分の場合は、時間帯表示部500を状況表示エリア145a〜145mの12の状況表示エリアに分割する。また、図2(b)に示すように、記録時間が24分の場合は、時間帯表示部500を状況表示エリア145a〜145zの24の状況表示エリアに分割して表示する。時間帯表示部500は、分割したそれぞれの状況表示エリアに非発言表示50、第1の発言表示51及び第2の発言表示52を表示する。即ち、データ記録部10に記録された1分毎の判別データが第1の判別データの場合は、該当する状況表示エリアに、例えば、白色の非発言表示50を表示し、第2の判別データの場合は、該当する状況表示エリアに、例えば、青色の第1の発言表示51を表示し、第3の判別データの場合は、該当する状況表示エリアに、例えば、赤色の第2の発言表示52を表示する。
操作部13は、再生指示カーソル146の移動を指示する移動指示信号と音声信号の再生を開始する再生開始指示信号を出力する。再生指示カーソル146は、操作部13の操作により、時間帯表示部500に沿って矢印A方向または矢印B方向へ移動する。
制御部6は、操作部13から再生開始指示信号が出力されると、再生指示カーソル146が近接した状況表示エリアに該当する時間帯の音声信号を再生するよう再生部11を制御する。再生部11は、制御部600の制御により、音声記録部7に記録された音声信号の中から再生指示カーソル146に近接した状況表示エリアに該当する時間帯の音声信号を再生する。出力部12は、再生部11により再生された音声信号をスピーカ15へ出力する。スピーカ15は、再生部11により出力された音声信号を音声として出力する。
図3は、音声記録再生装置20によって、鉄道の路線に隣接した場所での会議内容を記録した場合の表示部14による表示状態を示す模式図である。例えば、3人の者が出席した会議において、第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23をそれぞれの出席者の前に配設した状態で音声記録再生装置20によって会議の発言内容を記録したとする。また、第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23は、それぞれ離れた場所に配設され、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3は、発言者からそれぞれのマイクまでの距離が近くなるにつれて高い信号レベルで音声信号を入力するものとする。
この会議では、11時15分から11時27分までの12分間に亘る会議の発言内容が記録され、11時22分30秒から11時22分35秒までの時間と11時24分30秒から11時24分35秒までの時間に会議場の近くを電車が通過したとする。また、この会議では、11時16分から11時17分までの時間帯に発言が行われ、11時20分から11時21分までの時間帯に更に活発な発言が行われた。また、この会議では、11時20分から11時21分までの時間帯の内、会議場の近くを電車が通過していない11時22分40秒から11時22分50秒までの時間に発言が行われた。また、それ以外の時間帯では発言が行われていなかった。
会議を行っている途中で11時22分30秒から11時22分35秒までの間に会議場の近くを電車が通過し、その音が会議場に届いた場合、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3には、電車の走行音が略同時に略同一の信号レベルで入力される。同時同レベル信号検出部16は、信号レベル検出部8が検出する音声信号の信号レベルに基づいて、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3へ略同一の信号レベルの音声信号が略同時に入力されたことを検出し、外部検出信号を制御部6へ出力する。制御部6は、11時22分30秒から11時22分35秒の時間に入力された音声信号の信号レベルを積算しないよう信号レベル判別部9を制御する。制御部6は、11時22分から11時23分までの時間帯において、同時同レベル信号検出部16から外部検出信号が出力された11時22分30秒から11時22分35秒までの時間を除いた時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値を算出するよう信号レベル判別部9を制御する。信号レベル判別部9は、制御部6の制御に基づいて、11時22分から11時23分までの時間帯の信号レベルの積算値が予め定めた第1の値未満であると算出する。制御部6は、11時22分から11時23分までの時間帯において、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力された時間を除いた時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値が予め定めた第1の値未満である場合、当該時間帯の判別データを第4の判別データとして出力するよう信号レベル判別部9を制御する。信号レベル判別部9は、制御部6の制御により、第4の判別データを出力する。
会議を行っている途中で11時24分30秒から11時24分35秒までの間に会議場の近くを電車が通過し、その音が会議場に届いた場合、同時同レベル信号検出部16は、外部検出信号を制御部6へ出力する。制御部6は、11時24分30秒から11時24分35秒の間に入力された音声信号の信号レベルを積算しないよう信号レベル判別部9を制御する。制御部6は、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力された時間以外の時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値を算出するよう信号レベル判別部9を制御する。信号レベル判別部9は、制御部6の制御に基づいて、11時24分40秒から11時24分50秒までの時間に行われた発言によって入力された音声信号の信号レベルの積算値を算出し、算出した積算値が予め定めた第1の値以上で第2の値未満であるとして、第1の判別データを出力する。
時間帯表示部500は、分割したそれぞれの状況表示エリアに非発言表示50、第1の発言表示51、第2の発言表示52及び外部入力表示53を表示する。時間帯表示部500は、データ記録部10に記録された1分毎の判別データが第4の判別データの場合は、該当する状況表示エリアに、例えば、黄色の外部入力表示53を表示する。
図3に示すように、11時16分から11時17分までの時間帯と11時24分から11時25分までの時間帯を示す状況表示エリア145b及び状況表示エリア145jには第1の発言表示51が表示され、11時20分から11時21分までの時間帯を示す状況表示エリア145fには第2の発言表示52が表示される。また、11時22分から11時23分までの時間帯を示す状況表示エリア145hには外部入力表示53が表示される。また、それ以外の状況表示エリアには、非発言表示50が表示される。
以上の構成により、鉄道の路線に隣接した会議場で行われ、会議場の近くを電車が通過し、その音が会議場に届く状況で行われた会議において、11時15分から11時27分までの発言を音声記録再生装置20によって記録した場合、11時22分から11時23分までの時間帯においては、発言が行われていなかったが、11時22分30秒から11時22分35秒までの間に会議場の近くを電車が通過したことにより、11時22分から11時23分までの時間帯を示す状況表示エリア145hには外部入力表示53が表示される。また、11時24分から11時25分までの時間帯においては、11時24分30秒から11時24分35秒までの時間に会議場の近くを電車が通過し、11時24分40秒から11時24分50秒までの時間に発言が行われたことにより、11時24分から11時25分までの時間帯を示す状況表示エリア145jには第1の発言表示51が表示される。
このことにより、11時16分から11時17分までの時間帯、11時20分から11時21分までの時間帯及び11時24分から11時25分までの時間帯以外の時間帯では発言が行われていなかったにも拘わらず、11時22分30秒と11時24分30秒の時刻に会議場の近くを電車が通過したことにより、この時間帯の信号レベルの積算値が大きくなり、状況表示エリア145hと状況表示エリア145jに第2の発言表示52が表示されてしまうことを防止することができる。
記録状況表示窓144を目視した者は、11時16分から11時17分までの時間帯と11時24分から11時25分までの時間帯では発言が行われ、11時22分から11時23分までの時間帯では11時16分から11時17分までの時間帯及び11時24分から11時25までの時間帯より更に活発な発言が行われ、11時22分から11時23分までの時間帯と11時24分から11時25分までの時間帯では外部からの音が入力され、それ以外での時間帯では発言がなかったことを正確に認識することができる。会議の発言内容を聴こうとする者は、状況表示エリア145b、状況表示エリア145f及び状況表示エリア145jにそれぞれ再生指示カーソル146を近接させ、それぞれの時間帯に記録された音声信号の内容のみを再生させることにより、会議で発言された内容を認識することができる。
一般に、会議に出席した者は、それぞれ個別に発言を行うか、または2人が同時に発言を行う場合が殆んどである。よって、出席者の発言が第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3からそれぞれの信号レベルの差が5dB以内の音声信号が5秒以上継続して入力されることは稀である。これに対して、会議を行っている場所の外からの音は、第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23へ略同時に略同一の信号レベルで入力される。本実施例の音声記録再生装置20は、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3からそれぞれの信号レベルの差が5dB以内の音声信号が5秒以上継続して入力された場合、その時間に検出した音声信号の信号レベルを積算せず、その時間以外の信号レベルの積算値に基づいて状況表示エリア145を第1の発言表示51または第2の発言表示52として表示をすることにより、外部の騒音等があった時間帯を発言があった時間帯であると誤認識することを防止することができる。
また、本実施例の音声記録再生装置20は、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3からそれぞれの信号レベルの差が5dB以内の音声信号が5秒以上継続して入力された場合のみ、その時間に検出した音声信号の信号レベルを積算しない構成とすることにより、例えば、外部の騒音等の最中に、当該騒音の信号レベルより高い信号レベルで発言が行われていれば、第1のマイク21、第2のマイク22及び第3のマイク23へ入力される音声信号が略同一の信号レベルとならないので、その時間に検出した音声信号の信号レベルを積算し、この信号レベルの積算値に基づいた表示をする。このことから、外部の騒音等と同時に発言があった時間帯を発言がなかった時間帯であると誤認識することを防止することができる。
また、本実施例の音声記録再生装置20は、ある時間帯において、同時同レベル信号検出部16から同時同レベル検出信号が出力された時間を除いた時間に入力された音声信号の信号レベルの積算値が予め定めた第1の値未満である場合、その時間帯に該当する状況表示エリア145を外部入力表示53として表示する。これにより、例えば、外部の騒音があった最中に、当該騒音の信号レベルより低い信号レベルで発言が行われた場合でも、記録状況表示窓144を目視した者は、この外部入力表示53に該当する時間帯では、外部の騒音があった最中に、発言があったかもしれないと推測することができる。よって、記録状況表示窓144を目視した者が、外部の騒音と同時に発言があった時間帯を発言がなかった時間帯だと断定してしまうことを防止することができる。
本実施例の音声記録再生装置20は、第1の入力部1、第2の入力部2及び第3の入力部3の3つの入力部を備える構成としたが、2つの入力部または4つ以上の入力部を備える構成としても良い。また、本実施例の音声記録再生装置20は、信号レベル判別部9が1分間毎の信号レベルの積算値を算出する構成としたが、更に短い時間毎の積算値を算出する構成としても良い。これにより、更に短い時間帯毎で発言が行われた時間帯と発言が行われなかった時間帯とを正確に認識することができる。
本発明の音声記録再生装置の一実施例を示すブロック図。 表示部14による表示状態を示す模式図で、図2(a)は記録時間が12分の会議内容を記録した場合を示す図、図2(b)は記録時間が24分の会議内容を記録した場合を示す図。 音声記録再生装置20によって、鉄道の路線に隣接した場所での会議内容を記録した場合の表示部14による表示状態を示す模式図。
符号の説明
1 第1の入力部、2 第2の入力部、3 第3の入力部、4 信号処理部、
5 時計部、6 制御部、7 音声記録部、8 信号レベル検出部、
9 信号レベル判別部、10 データ記録部、11 再生部、12 出力部、
13 操作部、14 表示部、15 スピーカ、16 同時同レベル信号検出部、
20 音声記録再生装置、
21 第1のマイク、22 第2のマイク、23 第3のマイク、
141 記録開始時刻表示、142 記録終了時刻表示、143 記録時間表示、
144 記録状況表示窓、145 状況表示エリア、146 再生指示カーソル、
50 非発言表示、51 第1の発言表示、52 第2の発言表示、53 外部入力表示

Claims (1)

  1. 音声信号を入力する複数の入力部と、時刻情報を出力する時計部と、前記入力部が入力した音声信号を記録する音声記録部と、前記音声記録部に記録された音声信号を再生する再生部と、前記入力部が入力した複数の音声信号の信号レベルを検出する信号レベル検出部と、前記信号レベル検出部が検出した信号レベルに基づいて前記入力部へ入力された一定時間帯毎の音声信号の信号レベルの積算値が予め定めた値以上か否かを算出し当該時間帯での信号レベルの積算値の大小に応じた判別データを出力する信号レベル判別部と、前記時計部が出力する時刻情報と共に前記信号レベル判別部が出力した判別データを記録するデータ記録部と、前記データ記録部が記録した判別データと時刻情報に基づいて一定時間帯毎の信号レベルの積算値の大小に応じてその大小を示す表示をする表示部と、前記複数の入力部へ略同時に略同一の信号レベルの音声信号が入力された場合同時同レベル検出信号を出力する同時同レベル信号検出部と、前記同時同レベル信号検出部から同時同レベル検出信号が出力された場合信号レベルの積算を行わないよう前記信号レベル判別部を制御する制御部とを備えることを特徴とする音声記録再生装置。
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