JP2005266943A - Webサービス仲介装置、Webサービス仲介方法、及びプログラム - Google Patents

Webサービス仲介装置、Webサービス仲介方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】Webサーバ上で稼働するWebアプリケーションを変更せずにクライアント装置に対してWebサービスを提供する。
【解決手段】Webサービス仲介装置は、Webサービスにおける要求メッセージとWebサーバとの通信手順とを対応付けて記憶する通信手順記憶部と、クライアント装置から送信されてくる要求メッセージを受信する要求メッセージ受信部と、要求メッセージ受信部が受信した要求メッセージに対応する通信手順を通信手順記憶部から取得する通信手順取得部と、要求メッセージと通信手順とに基づいてWebサーバとデータの送受信を行うWebサーバ通信部と、Webサーバ通信部がWebサーバから受信したデータに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成する応答メッセージ生成部と、応答メッセージをクライアント装置に送信する応答メッセージ送信部とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、Webサーバ上で稼働するWebアプリケーションを変更せずにクライアント装置に対してWebサービスを提供するためのWebサービス仲介装置、Webサービス仲介方法、及びプログラムに関する。
インターネットの普及に伴い、Webブラウザ(以後、「ブラウザ」と称する)を利用する情報処理システムの構築が行われている。図8は、ブラウザを利用する情報処理システムの構成を示す図である。図8の情報処理システムは、Webサーバ10、DBサーバ11、及びWebクライアント12を含んで構成されている。Webサーバ10には、CGI(Common Gateway Interface)等を介して起動されるプログラムであるWebアプリケーション13が実装されている。
Webクライアント12は、ブラウザを用いてWebサーバ10にアクセスする。Webサーバ10では、Webクライアント12からの要求に応じてWebアプリケーション13が実行される。Webアプリケーション13は、DBサーバ11に格納されているデータの参照や更新を行う。Webサーバ10とWebクライアント12との間の通信プロトコルはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)である。Webクライアント12は、HTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたデータをWebサーバ10から受信し、その内容をブラウザに表示する。
しかし、クライアント/サーバ型の情報処理システム等においてクライアント側のコンピュータで実行されるアプリケーションと比較して、Webクライアント12におけるブラウザの画面表示機能やデータ入力支援機能には制約が多い。そこで、図8のようなブラウザを利用する情報処理システムを、画面表示機能やデータ入力支援機能が充実しているリッチ・クライアントを用いた情報処理システムに移行することが進められている。
図9は、非特許文献1に開示されているリッチ・クライアントを用いた情報処理システムの構成を示す図である。図9の情報処理システムは、Webアプリケーションサーバ14、DBサーバ11、Webサービスクライアント15、及びWebクライアント12を含んで構成されている。図8のWebアプリケーション13で実現されていた機能は、Webサービス16としてWebアプリケーションサーバ14に実装されている。ここで、Webサービス16とは、例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)のようにメッセージを送受信することにより利用することができるアプリケーションのことである。
Webサービスクライアント15には、ブラウザよりも豊富な画面表示機能やデータ入力支援機能を備えるアプリケーション(以後、「クライアントアプリケーション」と称する)が実装されている。Webサービスクライアント15は、Webサービス16を利用するための要求メッセージをWebアプリケーションサーバ14に送信する。Webアプリケーションサーバ14では、Webサービスクライアント15から受信する要求メッセージに応じてWebサービス16の機能を実行し、その結果を応答メッセージとしてWebサービスクライアント15に送信する。
また、Webアプリケーションサーバ14には、JSP(Java Server Pages)やサーブレット等により実現されるインタフェースアプリケーション17が実装されている。インタフェースアプリケーション17は、Webクライアント12のブラウザでの入出力とWebサービス16の入出力とを仲介するためのアプリケーションである。
嶋本正、他8名,「Webサービス完全構築ガイド」,株式会社日経BP,2001年12月,p.210
しかし、図8に示すブラウザを利用する情報処理システムを、図9に示す情報処理システムに移行するためには、Webサーバ10に実装されているWebアプリケーション13をWebサービス16として再構築する必要がある。
また、移行後の情報処理システムにおいては、リッチ・クライアントであるWebサービスクライアント15からのアクセスのみでなく、ブラウザを利用するWebクライアント12からのアクセスも必要となる場合が多い。このような場合、図9に示す情報処理システムの構成では、Webクライアント12からのアクセスに対しても、再構築されたWebサービス16が実行されることとなる。そのため、従来から用いていたブラウザからのアクセスについても動作確認テストを行う必要がある。
このように、ブラウザを利用する情報処理システムを、リッチ・クライアントを用いた情報処理システムへ移行する際には、開発やテストの工数が大きくなってしまう。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、Webサーバ上で稼働するWebアプリケーションを変更せずに、リッチ・クライアントであるクライアント装置にWebサービスを提供するためのWebサービス仲介装置、Webサービス仲介方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のWebサービス仲介装置は、Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続され、前記クライアント装置と前記Webサーバとの間の通信を仲介するWebサービス仲介装置であって、Webサービスにおける要求メッセージと、前記Webサーバとの通信手順とを対応付けて記憶する通信手順記憶部と、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信する要求メッセージ受信部と、前記要求メッセージ受信部が受信した前記要求メッセージに対応する前記通信手順を前記通信手順記憶部から取得する通信手順取得部と、前記要求メッセージ受信部が受信した前記要求メッセージと、前記通信手順取得部が取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行うWebサーバ通信部と、前記Webサーバ通信部が前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成する応答メッセージ生成部と、前記応答メッセージ生成部が生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信する応答メッセージ送信部と、を備えることとする。
なお、前記要求メッセージ及び前記応答メッセージを前記クライアント装置と送受信するプロトコルがSOAPであることとしてもよい。
また、前記Webサービス仲介装置は、前記要求メッセージを構成するために必要となるWebサービスのインタフェースを記憶するインタフェース記憶部を備えることとしてもよい。
さらに、前記インタフェース記憶部に記憶されているWebサービスのインタフェースがWSDLで記述されていることとしてもよい。
また、本発明のWebサービス仲介方法は、Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続されるコンピュータによって、前記クライアント装置と前記Webサーバとの間の通信を仲介する方法であって、前記コンピュータが、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信し、前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージに対応する通信手順を所定の通信手順記憶部から取得し、前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージと、前記通信手順記憶部から取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行い、前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成し、生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信することとする。
また、本発明のプログラムは、Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続されるコンピュータに実行させるプログラムであって、前記プログラムが、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信するステップと、前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージに対応する通信手順を所定の通信手順記憶部から取得するステップと、前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージと、前記通信手順記憶部から取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行うステップと、前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成するステップと、生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信するステップと、を備えることとする。
本発明によれば、Webサーバ上で稼働するアプリケーションを変更せずにクライアント装置にWebサービスを提供することが可能となる。
==システム構成==
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、Webサービスサーバ20(本発明の「Webサービス仲介装置」に該当)、Webサービスクライアント15(本発明の「クライアント装置」に該当)、Webサーバ10、DBサーバ11、及びWebクライアント12を含んで構成されている。なお、Webサーバ10、DBサーバ11、及びWebクライアント12は図8の構成と同様であり、Webサーバ10にはWebアプリケーション13が実装されている。
Webサービスサーバ20は、Webサービスクライアント15とWebサーバ10とを仲介するサーバである。Webサービスサーバ20は、Webサービスクライアント15からSOAP形式の要求メッセージを受信すると、その要求メッセージに対応するWebアプリケーション13の起動要求をWebサーバ10に送信する。そして、Webサーバ10からWebアプリケーション13の実行結果を受信すると、その実行結果をSOAP形式の応答メッセージに変換してWebサービスクライアント15に送信する。つまり、Webサービスサーバ20は、Webサービスクライアント15に対して仮想的なWebサービス(以後、「仮想Webサービス」と称する)を提供している。仮想Webサービスは、Webアプリケーション13が備える機能をWebサービスクライアント15に提供することができる。
なお、本実施の形態の情報処理システムは、例えば、預金の残高照会等の機能を備えるインターネットバンキングサービスを提供するものとするが、本発明の適用範囲はこれに限らない。
==ハードウェア構成==
図2は、Webサービスサーバ20のハードウェア構成を示す図である。Webサービスサーバ20は、CPU21、メモリ22、記憶装置23、通信インタフェース24、及び記録媒体読取装置27等を含んで構成される。
記憶装置23は、例えばハードディスクドライブである。記憶装置23に記憶されているプログラムがメモリ22に順次格納され、CPU21がそのプログラムを実行することにより、様々な機能が実現される。
通信インタフェース24は、ネットワークを介してデータの送受信を行うためのインタフェースであり、Webサービスクライアント15及びWebサーバ10との通信のために用いられる。
記録媒体読取装置25は、例えばCD−ROMドライブである。記録媒体読取装置25は、CD−ROM等の記録媒体26に記録されているプログラムを読みとり、記憶装置23に記憶することができる。
==機能構成==
図3は、Webサービスサーバ20が備える機能を示す図である。Webサービスサーバ20は、要求メッセージ受信部31、通信手順取得部32、通信手順記憶部33、Webサーバ通信部34、応答メッセージ生成部35、応答メッセージ送信部36、及びインタフェース記憶部37を備えている。これらの機能は、Webサービスサーバ20が備えるハードウェア、又はCPU21が実行するプログラムにより実現される。
要求メッセージ受信部31は、Webサービスクライアント15からSOAP形式の要求メッセージを受信する。通信手順取得部32は、要求メッセージ受信部31が受信した要求メッセージに対応するWebサーバ10との通信手順を通信手順記憶部33から取得する。Webサーバ通信部34は、通信手順取得部32が取得した通信手順に従いWebサーバ10との間でデータの送受信を行う。応答メッセージ生成部35は、Webサーバ通信部34がWebサーバ10から取得するデータに基づいて、SOAP形式の応答メッセージを生成する。そして、応答メッセージ送信部36は、生成されたSOAP形式の応答メッセージをWebサービスクライアント15に送信する。
この一連の動作により、Webサービスサーバ20はWebサービスクライアント15に対して仮想Webサービスを提供することができる。
また、インタフェース記憶部37には、仮想Webサービスにより提供される機能が記述されたファイルが記憶されている。このファイルはWSDL(Web Services Description Language)で記述されている。そのため、Webサービスクライアント15は、仮想Webサービスにより提供される機能を、通常のWebサービスにより提供される機能として利用することができる。
==メッセージのデータ構造==
図4に、Webサービスクライアント15とWebサービスサーバ20との間で送受信されるメッセージのデータ構造を示す。本実施の形態においては、Webサービスクライアント15とWebサービスサーバ20との間の通信プロトコルはHTTPである。そのため、送受信されるメッセージは全てHTTPデータ40となっている。HTTPデータ40は、HTTPヘッダ41及びHTTPボディ42で構成されている。そして、HTTPボディ42の中に、Webサービスにおける要求メッセージや応答メッセージを構成するSOAPエンベロープ43が含まれている。SOAPエンベロープ43は、SOAPヘッダ44とSOAPボディ45とで構成される。SOAPヘッダ44には、要求メッセージや応答メッセージを処理する際の認証や暗号化等に関する情報が記述される。SOAPボディ45には、要求メッセージの場合には仮想Webサービスにより提供されるメソッドやその引数、応答メッセージの場合にはメソッドにより実行された結果等が記述される。
なお、本実施の形態においては、Webサービスクライアント15とWebサービスサーバ20との間の通信プロトコルはHTTPであることとしたが、HTTPに限らず、FTP(File Transfer Protocol)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等であることとしてもよい。
==WSDLファイル(図5)==
図5は、インタフェース記憶部37に記憶されている仮想Webサービスのインタフェースが記述されたファイル50(以後、「WSDLファイル」と称する)の構造を示す図である。WSDLファイル50は、メッセージ定義51、ポートタイプ定義52、バインディング定義53、及びサービス定義54で構成されている。
メッセージ定義51には、仮想Webサービスにおけるメッセージの種類と、メッセージに含まれるデータの型が記述される。メッセージとしては、例えば、インターネットバンキングサービスにおいて預金の残高を照会するための「残高照会要求メッセージ」が定義されている。また、残高照会の結果を送信するための「残高照会応答メッセージ」が定義されている。そして、「残高照会応答メッセージ」に含まれる残高を表すデータの型が記述されている。
ポートタイプ定義52には、メッセージ定義51に記述されている要求メッセージ及び応答メッセージを用いて実現される機能が記述される。例えば、「残高照会要求メッセージ」と「残高照会応答メッセージ」とが対応付けられることにより、「残高照会」という機能が提供されることが記述されている。
バインディング定義53には、ポートタイプ定義52に定義されている機能を利用するためのプロトコルが定義されている。ここで指定されるプロトコルとはSOAP−RPCやSOAP−Document等である。
サービス定義54には、Webサービスサーバ20が仮想Webサービスを提供するURL及びポートが記述されている。
クライアントアプリケーションの開発者は、このWSDLファイル50をWebサービスサーバ20から取得することにより、仮想Webサービスの機能を利用するクライアントアプリケーションを作成することができる。
==通信手順==
図6は、通信手順記憶部33に記憶されている通信手順テーブル60を示す図である。通信手順テーブル60は、要求メソッド601、Webサーバ識別子602、順序603、HTTPメソッド604、及び通信データ605で構成されている。
要求メソッド601には、仮想Webサービスの要求メッセージに含まれるメソッドが設定されている。図6には、「残高照会要求メッセージ」である“GetBalanceRequest”と「銀行振込要求メッセージ」である“TransferRequest”が例示されている。Webサーバ識別子602には、要求メッセージに応じて通信を行うWebサーバ10の識別子が設定されている。そして、通信データ605には、要求メッセージに応じてWebサーバ10に送信するHTTPリクエストを構成するためのURLやCGI等の情報が設定されている。そして、HTTPメソッド604には、HTTPリクエストをWebサーバ10に送信する際のメソッド(GETメソッド、POSTメソッド等)が設定されている。
また、一つの要求メッセージに対してWebサービスサーバ20とWebサーバ10との間で複数回の通信が行われる可能性がある。そのため、順序603には通信データ605を送信する順序が設定されている。例えば、「残高照会要求メッセージ」の場合、“GetBalanceRequest”には口座種別・店番・口座番号が設定されている。これに対応する通信データ605として、まず、残高照会可能な口座番号のリストをWebサーバ10に要求するためのデータが設定される(順序603「1」)。そして、取得した口座番号のリスト中に指定された口座番号が含まれている場合に、当該口座番号の残高照会をWebサーバ10に要求するためのデータが設定される(順序603「2」)。このように、Webクライアント12がWebサーバ10とやりとりする順序に従って順序603が設定されている。
==処理の説明==
本実施の形態の情報処理システムにおける処理の流れを説明する。図7は、Webサービスクライアント15、Webサービスサーバ20、及びWebサーバ10で実行される処理を示すフローチャートである。
まず、Webサービスクライアント15は、「残高照会要求メッセージ」等の要求メッセージを生成し(S701)、生成した要求メッセージをWebサービスサーバ20に送信する(S702)。
要求メッセージ受信部31は、Webサービスクライアント15から送信されてくる要求メッセージを受信する(S703)。そして、通信手順取得部32は、当該要求メッセージに設定されている要求メソッド601に対応するWebサーバ識別子602、順序603、HTTPメソッド604、及び通信データ605を通信手順テーブル60から取得する。Webサーバ通信部34は、要求メッセージに設定されている「口座番号」等の情報を通信データ605の変数に設定し、HTTPリクエストを生成する。そして、Webサーバ通信部34は、生成したHTTPリクエストをHTTPメソッド604に従いWebサーバ識別子602で示されるWebサーバ10に送信する(S705)。
Webサーバ10は、Webサービスサーバ20から受信する通信データ605に基づいてWebアプリケーション13を実行し(S706)、その処理結果をWebサービスサーバ20に送信する(S707)。
Webサーバ通信部34は、Webサーバ10から送信されてくる処理結果を受信する(S708)。通信手順テーブル60から取得した順序603が複数ある場合、Webサーバ通信部34は、上述したS705〜S708の処理を順序603の順に繰り返し実行する。
応答メッセージ生成部35は、Webサーバ通信部34が全ての順序603の通信データ605の送信を完了しているか、またはWebサーバ10からエラーメッセージを受信しているかを確認している(S709)。全ての順序603の通信データ605の送信が完了するか又はエラーメッセージを受信すると、応答メッセージ生成部35は、Webサーバ10から受信した結果に基づいて応答メッセージを生成する(S710)。なお、応答メッセージの生成は、WSDLファイル50に定義されている内容に基づいて行うことができる。もしくは、通信データ605に対応する応答メッセージが通信手順テーブル60に設定され、その内容に基づいて応答メッセージを生成することとしてもよい。そして、応答メッセージ送信部36は、当該応答メッセージをWebサービスクライアント15に送信する(S711)。
最後に、Webサービスクライアント15が、Webサービスサーバ20から送信されてくる応答メッセージを受信する(S712)。これで、一つの要求メッセージに対する一連の処理が完了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、Webサーバ10に実装されているWebアプリケーション13をWebサービス16に再構築することなく、Webサービスクライアント15からの要求に応じることができる。
また、本実施の形態によれば、Webサーバ10におけるWebクライアント12からのアクセスに対する処理は従来の情報処理システムから変更されない。そのため、ブラウザからのアクセスに関する動作確認テストを行う必要がない。
したがって、ブラウザを利用する情報処理システムを、リッチ・クライアントを用いた情報処理システムへ移行する際の開発及びテストの工数を抑えることが可能となる。
さらに、仮想WebサービスのインタフェースをWSDLファイル50に記述することにより、仮想Webサービスを通常のWebサービス16と同等のものとしてWebサービスクライアント15に提供することができる。
本発明の一実施形態における情報処理システムの全体構成図である。 Webサービスサーバのハードウェア構成を示す図である。 Webサービスサーバが備える機能を示す図である。 WebサービスクライアントとWebサービスサーバとの間で送受信されるデータの構造を示す図である。 インタフェース記憶部に記憶されるWSDLファイルの構造を示す図である。 通信手順記憶部に記憶される通信手順テーブルを示す図である。 Webサービスクライアント、Webサービスサーバ、及びWebサーバで実行される処理を示すフローチャートである。 従来のWebサーバを用いた情報処理システムの全体構成図である。 従来のWebサービスに対応した情報処理システムの全体構成図である。
符号の説明
10 Webサーバ 11 DBサーバ
12 Webクライアント 13 Webアプリケーション
14 Webサービスクライアント 20 Webサービスサーバ
31 要求メッセージ受信部 32 通信手順取得部
33 通信手順記憶部 34 Webサーバ通信部
35 応答メッセージ生成部 36 応答メッセージ送信部
37 インタフェース記憶部 60 通信手順テーブル

Claims (6)

  1. Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続され、前記クライアント装置と前記Webサーバとの間の通信を仲介するWebサービス仲介装置であって、
    Webサービスにおける要求メッセージと、前記Webサーバとの通信手順とを対応付けて記憶する通信手順記憶部と、
    前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信する要求メッセージ受信部と、
    前記要求メッセージ受信部が受信した前記要求メッセージに対応する前記通信手順を前記通信手順記憶部から取得する通信手順取得部と、
    前記要求メッセージ受信部が受信した前記要求メッセージと、前記通信手順取得部が取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行うWebサーバ通信部と、
    前記Webサーバ通信部が前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成する応答メッセージ生成部と、
    前記応答メッセージ生成部が生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信する応答メッセージ送信部と、
    を備えることを特徴とするWebサービス仲介装置。
  2. 請求項1に記載のWebサービス仲介装置であって、
    前記要求メッセージ及び前記応答メッセージを前記クライアント装置と送受信するプロトコルがSOAPであること
    を特徴とするWebサービス仲介装置。
  3. 請求項1に記載のWebサービス仲介装置であって、
    前記要求メッセージを構成するために必要となるWebサービスのインタフェースを記憶するインタフェース記憶部を備えること
    を特徴とするWebサービス仲介装置。
  4. 請求項4に記載のWebサービス仲介装置であって、
    前記インタフェース記憶部に記憶されているWebサービスのインタフェースがWSDLで記述されていること
    を特徴とするWebサービス仲介装置。
  5. Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続されるコンピュータによって、前記クライアント装置と前記Webサーバとの間の通信を仲介する方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信し、
    前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージに対応する通信手順を所定の通信手順記憶部から取得し、
    前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージと、前記通信手順記憶部から取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行い、
    前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成し、
    生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信すること、
    を特徴とするWebサービス仲介方法。
  6. Webサービスに対応したクライアント装置及びWebサーバと通信可能に接続されるコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記プログラムが、
    前記クライアント装置から送信されてくる前記要求メッセージを受信するステップと、
    前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージに対応する通信手順を所定の通信手順記憶部から取得するステップと、
    前記クライアント装置から受信した前記要求メッセージと、前記通信手順記憶部から取得した前記通信手順とに基づいて前記Webサーバとデータの送受信を行うステップと、
    前記Webサーバから受信した前記データに基づいて、Webサービスにおける応答メッセージを生成するステップと、
    生成した前記応答メッセージを前記クライアント装置に送信するステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010028509A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Kyocera Mita Corp 画像形成システム、画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP6425257B1 (ja) * 2017-09-12 2018-11-21 株式会社三井住友銀行 新旧システムの並行稼働に伴う移行負担・リスクを軽減するシステム移行方法、移行システム及びプログラム

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