JP2005266913A - ソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法、システム、及びプログラム - Google Patents

ソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法、システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアパッケージ製品を使用しているユーザがその製品のパッチ情報を入手する際の手間を低減し、必要なパッチ情報のみを確実に入手する。
【解決手段】ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末10と、該製品を利用するユーザ側の端末20とにそれぞれ通信可能に接続されるパッチ情報提供サーバ40が、1)ユーザ端末20上に、製品名、OS、バージョン、及び連絡先の電子メールアドレスを入力するWeb画面を表示させ、2)入力されたユーザ情報をデータベース41に登録し、3)開発元端末10上に、製品のパッチの対象となる製品名、OS、バージョン、及びユーザへの通知文を入力するWeb画面を表示させ、4)入力された情報を基にユーザ情報データベース41を検索し、5)製品名、OS、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該当する電子メールアドレスに対し、パッチ情報の通知文をメール送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法及びシステムに係り、とくにパッチ情報を的確に提供及び入手する方法及びシステムに関する。
ソフトウェアパッケージ製品を購入して使用しているユーザは、その製品にバグや機能追加及び変更等があった場合に開発元から出されるその製品用のパッチ(「パッチ・モジュール」、「パッチ・プログラム」等とも言う)の情報について、インターネット上で開発元のホームページ(Webページ)を頻繁に閲覧することにより入手する必要がある。
この場合、個人で使用するパソコンにインストールされたソフトウェアパッケージ製品であれば、この入手方法でもとくに大きな問題とはならないが、大規模システムの運用・保守を担当しているシステム管理者にとっては、使用しているソフトウェアパッケージ製品の数が多いため、逐一、開発元のWebページの情報をチェックすることは困難である。
また、ソフトウェアパッケージ製品がインストールされた担当システムのコンピュータの使用OS(オペレーティングシステム)の種類やそのソフトウェアパッケージ製品のバージョンも多岐に渡るため、提供されたパッチが担当システムで本当に必要かどうか確認するための手間もかかる。この場合、すべてのパッチを適用するという方法も考えられるが、パッチ適用のたびにシステム停止や縮退運転などを行わなければならず、現実的ではない。
一方、開発元としては、上記問題を解決するためには使用OSや製品のバージョンを把握し管理しなければならず、またパッチが出るたびに該当ユーザを検索して個々に情報提供をする手間がかかる。さらに、複数の開発元がある場合はそれぞれでユーザ情報を管理しなければならず、開発元及びユーザの双方にとって効率的ではない。
なお、本発明に関連する先行技術として、次のものがある。
特開2002−55839号公報 特開2003−296132号公報
以上のように、従来の方法では、ソフトウェアパッケージ製品のパッチが出された場合、その情報はホームページ等で公開され、ユーザは自らそのページを確認してパッチ情報を入手していた。この方法では、パッチ情報がいつ出されるか分からないため、ユーザは頻繁にホームページを確認しなければならず大変手間がかかるという問題があった。また、パッチの対象となるOS、製品のバージョンに関わらず全てのパッチ情報を入手してしまうため、ユーザのシステムで本当に必要なパッチ情報のみを入手することが困難であった。
また、特許文献1では、システムで採用しているOS及びパッケージソフトウェアの種類、バージョンに応じて必要なパッチ情報をアプリケーションの開発元より入手するものが開示され、さらに、特許文献2では、現在どのパッチが導入されているかチェックし未適用のパッチを見つけて適用するものが開示されているが、いずれも上記のような問題の解決を意図するものではない。
本発明は、このような従来の問題を考慮してなされてもので、ソフトウェアパッケージ製品を使用しているユーザがその製品のパッチ情報を入手する際の手間を低減し、必要なパッチ情報のみを確実に入手することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法は、ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータを用いたソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法であって、前記コンピュータが、前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させるステップと、前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するステップと、前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させるステップと、前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索するステップと、前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段を用いて送信させるステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供システムは、ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータを有するパッチ情報提供システムであって、前記コンピュータは、前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させる第1のWeb画面表示手段と、前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するユーザ情報登録手段と、前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させる第2のWeb画面表示手段と、前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索する検索手段と、前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段を用いて送信させるパッチ情報送信手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るプログラムは、ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータで用いるプログラムであって、前記コンピュータに、前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させるステップと、前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するステップと、前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させるステップと、前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索するステップと、前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段により送信するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明に係るソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法、システム、及びプログラムにおいて、前記通信手段は、電子メールを用いた通信手段であり、前記連絡先は、電子メールアドレスであってもよい。また、前記開発元側の端末は、複数の開発元側のそれぞれに設置され、前記コンピュータは、前記複数の開発元の端末のそれぞれにインターネットを介して通信可能に接続されていてもよい。
本発明によれば、事前にユーザ情報を登録しておくことにより、必要なパッチ情報のみが自動的に送信されるため、ソフトウェアパッケージ製品を使用しているユーザがその製品のパッチ情報を入手する際の手間を低減し、必要なパッチ情報のみを確実に入手することができる。また、ユーザ情報の登録をWeb画面で自動的に行うため、開発元はユーザ情報の管理をしなくても済む。
次に、本発明に係るソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法、システム、及びプログラムを実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本形態では、ソフトウェアパッケージ製品の開発元がその製品のユーザに対して自動的にパッチ情報を提供し、ユーザは必要な情報のみ入手することができる方法及びシステムを提供する。即ち、ソフトウェアパッケージ製品のパッチが出された場合、従来では、その情報はホームページ等で公開され、ユーザは自らそのホームページを確認してパッチ情報を入手するのが一般的であるが、本形態では、ユーザからは何もアクションを起こすことなく適切なパッチ情報のみ入手することができる方法及びシステムを提供する。開発元からのパッチ情報の提供は、電子メールによりユーザに対して直接通知を行う。ただし、不必要な情報の提供を防ぐため、ユーザが使用しているOS及び製品のバージョン情報をあらかじめデータベースに登録しておき、パッチが出されると、対象となるOS及びバージョンを使用しているユーザに対してのみ電子メールによる情報提供を行う。
図1は、本実施例のシステム構成を示す。
図1に示すシステムは、ソフトウェアパッケージ製品を開発及び提供する複数の開発元側の端末(開発元端末)10と、ソフトウェアパッケージ製品を使用する複数のユーザ側の端末(ユーザ端末)20と、開発元端末10及びユーザ端末20のそれぞれにインターネット30を介して通信可能に接続されるパッチ情報提供サーバ(本発明のパッチ情報提供システムのコンピュータを成す)40と、パッチ情報提供サーバ40内に構築されるユーザ情報データベース41とを有する。インターネット30は、TCP/IPに基づく通信プロトコルにより各ノード間を通信可能に接続するIPネットワーク網で構成される。
開発元端末10及びユーザ端末20は、インターネット30上のWebサーバにより提供されるWebページを閲覧するWebブラウザ及びインターネット30を介し電子メールを送受信させる電子メール機能を搭載可能なコンピュータマシンであれば、いずれのタイプでもよく、例えば各側で構築されるコンピュータシステム内の端末として使用されるパーソナルコンピュータ(PC)等を例示できる。いずれのタイプでも、ハードウェア及びソフトウェア構成は、既知のものを使用できるため、その詳細は省略する。
図2は、パッチ情報提供サーバ40の内部構成を示す。
図2に示すパッチ情報提供サーバ40は、インターネット30上のWebサイトを成すWebサーバ(電子メール機能等も搭載)として機能する1台又は複数台のコンピュータマシン(専用サーバマシン、PCサーバ等)で構成される。図2の例では、パッチ情報提供サーバ40には、バス401に接続されるCPU402、ROM403、RAM404、ディスクコントローラ405、通信ネットワーク30用の通信インターフェース(I/F)407、表示コントローラ408、及び入力コントローラ410が搭載される。
このうち、ディスクコントローラ405には、ハードディスク等の記録媒体(ディスク媒体)406が接続される。また、表示コントローラ408には、CRT、液晶ディスプレイ等の表示器409が接続される。さらに、入力コントローラ410には、キーボード、マウス等の入力器が接続される。また、ROM403、RAM404、及び記録媒体406には、CPUにより実行されるプログラム及びデータ(一時的に生成される中間データも含む)を格納する記憶領域420として、プログラム領域430及びデータ領域440が形成される。
プログラム領域430には、オペレーティングシステム(OS)431のほか、OS431上で動作するソフトウェアとして、インターネット30で使用されるTCP/IP等の通信プロトコル用プログラム432、Webサーバ用プログラム433、電子メール用プログラム434、ユーザ情報登録プログラム435、パッチ情報登録プログラム436、及びその他制御プログラム437等が含まれる。
また、データ領域440には、上記のユーザ情報データベース41のほか、Webサーバ用プログラム433によりWebブラウザで閲覧可能に提供される例えばHTML又はXMLファイル形式のWebページ442や、その他制御データ445が含まれる。Webページ442には、後述するユーザ情報登録画面ページ443及びパッチ情報登録画面ページ444等が含まれる。
図3は、ユーザ情報データベース41のデータ構造例を示す。図3の例では、ユーザ情報データベース41は、ソフトウェアパッケージ製品毎に表(テーブル)を作成してなり、各表には、1レコード毎に、「ユーザ名」、「OS」、「バージョン」、及び「連絡先」の各フィールドが設定されている。ユーザ名は、ユーザをコンピュータ上で一意的に識別可能な名称であればよく、ユーザID等のコード化された識別情報でもよい。OSは、ソフトウェアパッケージ製品がインストールされているユーザ側のコンピュータにおいて使用されているOSの種類である。バージョンは、ユーザ側のコンピュータにインストールされているソフトウェアパッケージ製品のバージョンである。連絡先は、パッチ情報の連絡先となるユーザの電子メールアドレスである。
図4は、ユーザ情報登録画面ページ443のWeb画面表示例を示す。図4の例では、ユーザ情報登録画面ページ443には、ユーザ情報として、「製品名」、「OS」、「製品のバージョン」、及び「パッチ情報の連絡先」の各入力欄が含まれている。製品名は、ソフトウェアパッケージ製品の名称であり、OSは、ソフトウェアパッケージ製品がインストールされているコンピュータのOSの種類であり、製品のバージョンは、ソフトウェアパッケージ製品のバージョンであり、パッチ情報の連絡先は、ユーザの電子メールアドレスである。このユーザ情報登録画面ページ443のWeb画面を見ながら、ユーザがユーザ端末20を操作して各入力欄にデータをそれぞれ入力することにより、その入力データがインターネット30経由でパッチ情報提供サーバ40に送信され、これによりユーザ情報データベース41に登録可能となっている。
図5は、パッチ情報登録画面ページ444のWeb画面表示例を示す。図5の例では、パッチ情報登録画面ページ444には、パッチ情報として、「製品名」、「OS」、「製品のバージョン」、及び「通知文」の各入力欄が含まれている。製品名は、パッチの対象となるソフトウェアパッケージ製品の名称であり、OSは、パッチの対象となるソフトウェアパッケージ製品がインストールされているコンピュータのOSの種類であり、製品のバージョンは、パッチの対象となるソフトウェアパッケージ製品のバージョンである。通知文は、ソフトウェアパッケージ製品のパッチが出された旨をユーザに知らせるもので、必要に応じてパッチのダウンロード先となるインターネット30上のURL情報(開発元のWebサイト)も含まれる。このパッチ情報登録画面ページ444のWeb画面を見ながら、開発元の担当者が開発元端末20を操作して各入力欄にデータをそれぞれ入力することにより、その入力データがインターネット30経由でパッチ情報提供サーバ40に送信可能となっている。
ここで、本実施例の動作を説明する。
まず、図6及び図7を参照して、ユーザ情報登録時の処理を説明する。
図6は、パッチ情報提供サーバ40の処理を示すフローチャート、図7はその処理の流れを模式的に説明する図である。
図6において、パッチ情報提供サーバ40は、CPU402が制御プログラム437を実行することより、ソフトウェアパッケージ製品のユーザによるユーザ端末20からインターネット30経由でWebページ442へのアクセス要求があった場合、これに応答して、例えばRAM404上に常駐しているWebサーバ用プログラム433を起動させる(ステップSt11、12)。次いで、パッチ情報提供サーバ40は、Webページ442へのアクセス要求がユーザ情報を登録するためのものであれば、Webサーバ用プログラム433の動作によりユーザ情報登録画面ページ443をインターネット30経由でユーザ端末20に送信し、ユーザ端末20のWebブラウザの動作により表示されるWeb画面上にそのユーザ情報登録画面ページ443を表示させる(ステップSt13、14)。
これにより、ユーザは、ユーザ端末20のWebブラウザの動作により表示されるWeb画面上でユーザ情報登録画面ページ443を参照しながら、ユーザ情報として、ソフトウェアパッケージ製品の「製品名」、その製品をインストールしているコンピュータ(サーバ等)の「OS」、「製品のバージョン」、及び「パッチ情報の連絡先(ユーザの電子メールアドレス)」をそれぞれの入力欄に入力する(ステップSt15、図7参照)。
上記ユーザ情報の入力が完了すると、ユーザ情報の入力データ(「製品名」、「OS」、「製品のバージョン」、及び「パッチ情報の連絡先」)がWebブラウザの動作によりユーザ端末20からインターネット30経由でパッチ情報提供サーバ40に送られる。これに応答して、パッチ情報提供サーバ40は、ユーザ情報登録プログラムを起動し(ステップSt16、図7参照)、ユーザ情報の入力データをユーザ情報データベース41の製品毎の表中にユーザ毎にその「OS」、「バージョン」、「連絡先(電子メールアドレス)」を登録する(ステップSt17、図7参照)。
上記ユーザ情報登録時の処理は、ソフトウェアパッケージ製品購入時等のほか、既に登録済みのユーザ情報データベース41の登録データ(例えば「連絡先」等)に変更があった場合のユーザ情報更新処理でも同様に行われる。これにより、ユーザ情報データベース41には、常に最新のデータが登録されることになる。
次いで、図8及び図9を参照して、パッチ情報提供時の処理を説明する。
図8は、パッチ情報提供サーバ40の処理を示すフローチャート、図9はその処理の流れを模式的に説明する図である。
図8において、パッチ情報提供サーバ40は、CPU402が制御プログラム437を実行することより、開発元の担当者による開発元端末10からインターネット30経由でWebページ442へのアクセス要求があった場合、これに応答して、例えばRAM404上に常駐しているWebサーバ用プログラム433を起動させる(ステップSt21、22)。次いで、Webページ442へのアクセス要求がパッチ情報を登録するためのものであれば、パッチ情報提供サーバ40は、Webサーバ用プログラム433の動作により、パッチ情報登録画面ページ444をインターネット30経由で開発元端末10に送信し、これにより開発元端末10のWebブラウザの動作により表示されるWeb画面上にそのパッチ情報登録画面ページ444を表示させる(ステップSt23、24)。
これにより、開発元の担当者は、開発元端末10のWebブラウザの動作により表示されるWeb画面上でパッチ情報登録画面ページ444を参照しながら、パッチ情報として、パッチの対象となる「製品名」、「OS」、「製品のバージョン」、及び「通知文」をそれぞれの入力欄に入力する(ステップSt25、図9参照)。
上記入力が完了すると、パッチ情報の入力データ(「製品名」、「OS」、「製品のバージョン」、及び「通知文」)がWebブラウザの動作によりユーザ端末20からインターネット30経由でパッチ情報提供サーバ40に送られる。これに応答して、パッチ情報提供サーバ40は、パッチ情報提供プログラム436を起動させ(ステップSt26)、そのパッチ情報提供プログラム436の動作により、パッチ情報の入力データをキーにして、ユーザ情報データベース41に登録されているユーザ情報の中からパッチの対象となる製品のユーザを検索する(ステップSt27、図9参照)。
上記処理では、データベースに登録されているソフトウェアパッケージ製品毎の表中で、1)パッチ情報として入力された「製品名」と一致する表中にユーザの登録があり、かつ、2)パッチ情報として入力された「製品のバージョン」及び「OS」のいずれとも一致するユーザ情報をもつユーザが検索される(ステップSt28〜St30)。
その結果、ユーザが検索された場合は、電子メール用プログラム433を起動させ(ステップSt31)、その電子メール用プログラム433の動作により、検索されたユーザに対応するユーザ情報の内の「パッチの連絡先」に登録されている電子メールアドレス宛に、パッチ情報として入力されたデータの内の「通知文」を、インターネット30経由で送信する(ステップSt32、図9参照)。上記パッチ情報提供時の処理は、パッチが提供される度に行われる。
例えば、前述した図3に示すユーザ情報データベース41の場合、開発元端末10上で表示されるパッチ情報登録画面ページ444上で、パッチ情報として、製品名「Network Controller」、OS「CCC」、製品のバージョン「3.1」、通知文「XXXX」が入力されると、上記検索条件に該当するユーザとして「香芝百貨店」が検索され、その「パッチ情報の連絡先」に登録されている電子メールアドレス「fghi@kashiba.co.jp」宛に通知文「XXXX」がメール送信されることになる。
従って、本実施例によれば、事前にユーザ情報を登録しておくことにより、必要なパッチ情報のみが自動的にメール送信されるため、ユーザは自動的に必要なパッチ情報のみを入手できる。また、ユーザ情報の登録はWeb画面上で行われるため、開発元はユーザ情報を管理しなくても済み、さらに開発元が複数の場合でも、共通のユーザ情報データベースを使用できるため、各開発元のそれぞれがユーザ情報を管理する必要がないといった利点も得られる。
なお、上記実施例では、パッチ情報の連絡先として電子メールアドレスのみを登録しておき、この電子メールアドレス宛にメール送信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えばパッチ情報の連絡先として電子メールアドレスに加え、ファクシミリ番号を登録しておき、何れかの事情により電子メールが使用できない、或いはユーザ側の要請等の場合には、必要に応じて、このファクシミリ番号宛にパッチ情報の通知文をファクシミリ送信してもよい。
本発明の実施例に係るパッチ情報提供システムの全体構成を示す図である。 パッチ情報提供サーバの内部構成を示すブロック図である。 ユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。 ユーザ情報登録画面のWeb画面表示を示す図である。 パッチ情報登録画面のWeb画面表示を示す図である。 ユーザ情報登録時の処理を示すフローチャートである。 図6の処理の流れを模式的に示す図である。 パッチ情報提供時の処理を示すフローチャートである。 図8の処理の流れを模式的に示す図である。
符号の説明
10 開発元端末
20 ユーザ端末
30 インターネット
40 パッチ情報提供サーバ
41 ユーザ情報データベース

Claims (9)

  1. ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータを用いたソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させるステップと、
    前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するステップと、
    前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させるステップと、
    前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索するステップと、
    前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段を用いて送信させるステップとを有することを特徴とするソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法。
  2. 前記通信手段は、電子メールを用いた通信手段であり、
    前記連絡先は、電子メールアドレスであることを特徴とする請求項1記載のソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法。
  3. 前記開発元側の端末は、複数の開発元側のそれぞれに設置され、前記コンピュータは、前記複数の開発元の端末のそれぞれにインターネットを介して通信可能に接続されることを特徴とする請求項1又は2記載のソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供方法。
  4. ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータを有するパッチ情報提供システムであって、
    前記コンピュータは、
    前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させる第1のWeb画面表示手段と、
    前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するユーザ情報登録手段と、
    前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させる第2のWeb画面表示手段と、
    前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索する検索手段と、
    前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段を用いて送信させるパッチ情報送信手段とを有することを特徴とするソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供システム。
  5. 前記通信手段は、電子メールを用いた通信手段であり、
    前記連絡先は、電子メールアドレスであることを特徴とする請求項4記載のソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供システム。
  6. 前記開発元側の端末は、複数の開発元側のそれぞれに設置され、前記コンピュータは、前記複数の開発元の端末のそれぞれにインターネットを介して通信可能に接続されることを特徴とする請求項4又は5記載のソフトウェアパッケージ製品のパッチ情報提供システム。
  7. ソフトウェアパッケージ製品の開発元側の端末と、前記ソフトウェアパッケージ製品を利用するユーザ側の端末とにそれぞれ通信可能に接続されるコンピュータで用いるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記ユーザ側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品の製品名、該製品がインストールされるコンピュータのOSの種類、該製品のバージョン、及び所定の通信手段による連絡先を有するユーザ情報を入力するための第1のWeb画面を表示させるステップと、
    前記第1のWeb画面上で入力された前記ユーザ情報をデータベースに登録するステップと、
    前記開発元側の端末上に、前記ソフトウェアパッケージ製品のパッチの対象となる製品名、OSの種類、バージョン、及びユーザへの通知文を有するパッチ情報を入力するための第2のWeb画面を表示させるステップと、
    前記第2のWeb画面上で入力された前記パッチ情報を基に前記データベースを検索するステップと、
    前記データベース上で前記パッチ情報の製品名、OSの種類、バージョンと一致するユーザ情報が検索された場合、該ユーザ情報の連絡先に対し、前記パッチ情報の通知文を前記通信手段により送信するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記通信手段は、電子メールを用いた通信手段であり、
    前記連絡先は、電子メールアドレスであることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 前記開発元側の端末は、複数の開発元側のそれぞれに設置され、前記コンピュータは、前記複数の開発元の端末のそれぞれにインターネットを介して通信可能に接続されることを特徴とする請求項7又は8記載のプログラム。
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