JP2005266506A - 投射型液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 階調性能と動画性能を同時にかつ簡単に改善する投射型液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 光源からの光を画像信号に応じて空間光変調素子により変調し、変調した光をスクリーン上に投射して結像させる投射型液晶表示装置が、画像信号から輝度信号を検出する輝度検出部と、光源から空間光変調素子へ入射する光を輝度信号に応じて遮断し、空間光変調素子への入射光量を制御する光量制御部と、画像信号から生成された空間光変調素子への入力信号を輝度信号に応じて変調する画質制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投射型液晶表示装置に関する。
従来、液晶素子からなる空間光変調素子を用いて、光源からの光を画像信号に応じて変調し、変調した光をスクリーン上に投射して画像を表示する投射型液晶表示装置が知られている。
このような投射型液晶表示装置は、直視型CRT画像表示装置に比べて階調性能が劣るという問題があった。例えば、直視型CRT画像表示装置は、画面全体を白黒表示する場合で10000:1以上のダイナミックレンジを実現している。一方、投射型液晶表示装置のダイナミックレンジは、最高でも1000:1程度である。
そこで、投影光学系の絞りを制御し、その光量にあった信号を光変調素子へ入力する方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、投射型液晶表示装置には、動画像を表示した場合に画像がぼけて見える現象が生じるという問題もあった。より詳細には、以下のとおりである。
CRT画像表示装置は、表示された画素がその画素の選択期間の後に暗くなる「インパルス型表示」で画像を表示する。「インパルス型表示」の場合、60Hzで書き換えられる動画のフレーム間に黒が表示される。そのため、観察者の眼球がなめらかに動体を追従する場合でも、動画の1フレームがそれぞれ独立した画像として観察者に提示され、観察者にはっきりとした動画として認識される。
これに対して、液晶表示装置の表示方式は、表示された画像が1フレーム期間保持される「ホールド型表示」である。「ホールド型表示」の場合、表示された画像は1フレーム期間静止しているので、観察者の網膜上に、動体の速度に応じたずれた画像が提示される。観察者は、これらのずれた画像が重ね合わされた二重画像を知覚するため、動画がぼけて見える。この現象は、動画の動きが高速になるほど顕著となる。
特開2002−214697号公報
本願発明の目的は、階調性能と動画性能を同時にかつ簡単に改善する投射型液晶表示装置を提供することである。
この発明の投射型液晶表示装置は、光源からの光を画像信号に応じて空間光変調素子により変調し、変調した光をスクリーン上に投射して結像させる投射型液晶表示装置であって、
画像信号から輝度信号を検出する輝度検出部と、
光源から空間光変調素子へ入射する光を輝度信号に応じて遮断し、空間光変調素子への入射光量を制御する光量制御部と、
画像信号から生成された空間光変調素子への入力信号を輝度信号に応じて変調する画質制御部と、
を有する。
好ましくは、光量制御部は、強誘電性液晶層またはネマティック液晶層を含むシャッター手段を有する。
本願発明によれば、階調性能と動画性能とを同時に改善する投射型液晶表示装置を提供することができる。
以下、図1乃至3を参照して本発明の一実施形態の投射型液晶表示装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の投射型液晶表示装置10を示す。
投射型液晶表示装置10は、光源14と、光源14からの光量を制御する光量制御部22と、例えば液晶層を有する透過型液晶素子からなる空間光変調素子12と、複数の空間光変調素子12を透過した光をスクリーン(図示せず)上に投射する投射レンズ16と、を有する。
投射型液晶表示装置10はさらに、画像信号Sが入力される信号受信端子18と、信号受信端子18に入力された画像信号Sから各画素の輝度情報(輝度レベル)を含む輝度信号を検出し、各フレームにおける輝度レベルの最大値をフレーム最大輝度Bmaxとして決定する輝度検出部20と、を有する。
そして、光量制御部22は、輝度信号に応じて制御信号Sを出力するコントローラ28と、制御信号Sに応じて光源14から空間光変調素子12への入射光Lを遮断するシャッター手段26と、を有する。
より詳細には、コントローラ28は、輝度検出部20によって決定されたフレーム最大輝度Bmaxに応じて、各フレーム期間Tにおける光源14からの光Lの遮断時間tを計算する。nビット(2階調)の画像信号の場合、コントローラ28は、遮断時間tを、例えば、
Figure 2005266506
によって計算する。そして、コントローラ28は、前記tだけシャッターを閉じる信号Sをシャッター手段26へ出力する。
図2は、1フレーム期間Tにおける、シャッター手段26の出力輝度Bと時間tとの関係を示す。図示のとおり、1フレーム期間Tのうち遮断時間0〜tでは、シャッター手段26が光源14からの光Lを遮断し、シャッター手段26の出力輝度Bは0となる。一方、残りの時間t〜T−tでは、シャッター手段26が光源14からの光Lを透過させ、シャッター手段26の出力輝度Bは光源14の輝度に応じた出力輝度Bとなる。
例えば、8ビットの画像信号においてフレーム最大輝度Bmaxが128である場合t=T/2となり、光源14からの光Lは、1フレーム期間Tの50%の時間にわたって遮断される。
なお、シャッター手段26は、強誘電性液晶、ネマティック液晶などの液晶素子を有することが好ましい。これらの液晶素子の透過率は、非常に速い応答速度で変化し得る。従って、これらの液晶素子をシャッター手段26として使用することにより、光源14からの光Lを高速で遮断・透過させることができる。
このように、1フレーム期間T毎に光源14からの光Lを遮断し、空間光変調素子12へ光Lを間歇的に入射させることにより、CRT画像表示装置の「インパルス型表示」と同様に、1フレーム期間T毎に黒画面が挿入された動画をスクリーンに表示することができる。これにより、各フレームの画像が重なることなく観察者に認識されるため、動画像がぼけて見える現象がなくなり、動画性能が向上する。
再び図1を参照すると、投射型液晶表示装置10はさらに、信号受信端子18からの画像信号Sに基づいて空間光変調素子への入力信号(書き込み信号)Sを生成する書き込み信号生成部23と、輝度検出部20から送られる輝度信号に応じて書き込み信号Sを変調する画質制御部24と、を有する。
より詳細には、画質制御部24は、書き込み信号生成部23から送られる書き込み信号Sを、輝度検出部20によって決定されたフレーム最大輝度Bmaxに応じて、空間光変調素子の使用ダイナミックレンジが100%となるように増幅する。例えば、8ビットの画像信号の場合、画質制御部24は、空間光変調素子の使用ダイナミックレンジ100%に対応する輝度レベル255を前記フレーム最大輝度Bmaxで除した増幅率255/Bmaxで書き込み信号Sを増幅し、増幅した書き込み信号S=(255/Bmax)×Sを空間光変調素子12へ出力する。
図3は、空間光変調素子12への入力信号(書き込み信号)Sと空間光変調素子12の出力輝度Bとの関係を示す。すなわち、空間光変調素子12において出力輝度Bは、入力信号Sに比例して増大するものである。従って、前記増幅書き込み信号S=(255/Bmax)×Sが、空間光変調素子12へ入力されることにより、空間光変調素子12の出力輝度Bのダイナミックレンジが増大し、低輝度の画像を表示する場合の画像の階調性が向上する。
なお、この書き込み信号Sの増幅は、光量制御部22による光源14から空間光変調素子12への入射光Lの遮断と同期して行われる。
以下、図1〜図3を参照しながら、投射型液晶表示装置10の動作を説明する。
信号受信端子18に画像信号Sが入力されると、輝度検出部20により画像信号Sから輝度信号が抽出され、1フレーム毎に輝度の最大値がフレーム最大輝度Bmaxとして決定される。
前記フレーム最大輝度Bmaxに基づいて、コントローラ28により、光源14から空間光変調素子12への入射光Lの遮断時間tが、例えば式1により
Figure 2005266506
と計算され、時間tにわたって光源14からの光Lを遮断するための制御信号Sが生成され、シャッター手段26へ入力される。
これにより、光源14からの光Lは、図2に示すように、1フレーム期間Tのうち遮断時間0〜tにおいて遮断される。
従って、1フレーム期間T毎に黒画面が挿入され、各フレームの画像が重なって観察者に認識されることが防止され、動画性能が向上する。
一方、信号受信端子18に入力された画像信号Sに基づいて、書き込み信号生成部23により書き込み信号Sが生成される。
この書き込み信号Sが、前記フレーム最大輝度Bmaxに応じて画質制御部24により、例えば増幅率255/Bmaxで増幅される。
この画質制御部24により増幅された増幅書き込み信号S(=255/Bmax×S)が、前記制御信号Sのシャッター手段26への入力と同期して、空間光変調素子12へ入力される。
この増幅書き込み信号S(=255/Bmax×S)に応じて、空間光変調素子12が動作することにより、光源からの光Lが変調され、投射レンズ16を介してスクリーン上に所定の動画が表示される。
このように、空間光変調素子12が増幅書き込み信号Sに応じて動作することにより、既に図3を用いて説明したように、空間光変調素子12から出力される映像のダイナミックレンジ及び階調性能が向上する。
また、以上の構成により、空間光変調素子12からの光Lの出射時間は、光Lの入射時間に応じて(T−t)/T倍に減少し、空間光変調素子12からの出射光Lの輝度は255/Bmax倍に増大する。従って、入射光の遮断による影響が書き込み信号の増幅によって補償され、空間光変調素子12からの出射光量は、画像信号Sに応じたレベルに維持され、入射光の遮断及び書き込み信号の増幅を行わない場合と同じ明るさで画像が表示される。
以上説明したように、本発明の一実施形態による投射型液晶表示装置10によれば、輝度情報に応じて画像のフレーム内に黒表示を挿入する時間を制御することで、インパルス型表示を行うと同時に、低輝度の(暗い)映像のダイナミックレンジを上げることができる。
要するに、本願発明による投射型液晶表示装置の実施形態は、以下の特徴を有する。
1.光源14からの光を画像信号Sに応じて空間光変調素子12により変調し、変調した光をスクリーン上に投射して結像させる投射型液晶表示装置10であって、
画像信号Sから輝度信号を検出する輝度検出部20と、
光源14から空間光変調素子12へ入射する光を輝度信号に応じて遮断し、空間光変調素子12への入射光量を制御する光量制御部22と、
画像信号Sから生成された空間光変調素子12への入力信号Sを輝度信号に応じて変調する画質制御部24と、
を有する。
2.光量制御部22は、強誘電性液晶層またはネマティック液晶層を含むシャッター手段26を有する。
前記投射型液晶表示装置10は、以下の効果を奏する。
(1)インパルス型表示を行うことにより、動画性能を改善することができる。
(2)輝度のダイナミックレンジが増大することにより、階調性能を改善することができる。
本発明は、前述の実施形態に限られるものではなく、種々の態様で実施可能である。例えば、輝度検出部20は、1フレーム毎に輝度の累積ヒストグラムを演算し、累積出現率が所定値に達する輝度レベルをフレーム最大輝度として検出してもよい。また、光量制御部22は、1フィールド毎に検出された最大輝度に基づいて空間光変調素子12への入射光を制御するように構成してもよい。
図1は、本発明の一実施形態の投射型液晶表示装置を示す。 図2は、図1の投射型液晶表示装置におけるシャッター手段の出力輝度と時間の関係を示す。 図3は、図1の投射型液晶表示装置の空間光変調素子における入力信号と出力輝度との関係を示す。
符号の説明
10 投射型液晶表示装置
12 空間光変調素子
14 光源
16 投射レンズ
18 信号受信端子
20 輝度検出部
22 光量制御部
23 書き込み信号生成部
24 画質制御部
26 シャッター手段
28 コントローラ

Claims (2)

  1. 光源からの光を画像信号に応じて空間光変調素子により変調し、変調した光をスクリーン上に投射して結像させる投射型液晶表示装置であって、
    前記画像信号から輝度信号を検出する輝度検出部と、
    前記光源から空間光変調素子へ入射する光を前記輝度信号に応じて遮断し、前記空間光変調素子への入射光量を制御する光量制御部と、
    前記画像信号から生成された前記空間光変調素子への入力信号を輝度信号に応じて変調する画質制御部と、
    を有する液晶表示装置。
  2. 光量制御部は、強誘電性液晶層またはネマティック液晶層を含むシャッター手段を有する液晶表示装置。
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JP2008020611A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 M & S Fine Tec Kk 液晶表示装置における残像低減方法および液晶表示装置

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