JP2005265398A - ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で氷噛みが発生することのない扉開閉機構を備えるディスペンサを提供する。
【解決手段】アイスディスペンサ1の扉開閉機構7は、氷片を貯留する貯氷庫5に画成された放出口5aを開閉するように回転軸10回りに揺動自在に枢支される開閉扉8と、開閉扉8を開閉駆動させるように開閉扉8にリンク機構(9a,10,11,12,13,16)を介して連結する駆動手段14と、を備えている。そして、開閉扉8は放出口5aを塞ぐ円弧状表面82を有する底部81を有し、駆動手段14により開閉扉8が開駆動された時には、底部81の円弧状表面82が放出口5aを上から下に開放する方向に、回転軸10回りに揺動して、氷片が開放扉8の底部81の円弧状表面82とは反対側に画成された空間部87を通って放出され、駆動手段14により開閉扉8が閉駆動された時には、底部81の円弧状表面82が放出口5aを下から上に閉鎖する方向に、回転軸10回りに揺動するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、氷片を放出するディスペンサに関し、特に、氷片を貯留する貯氷庫に画成された氷片の放出口を塞ぐ扉開閉機構に関する。
従来から喫茶店やレストランなどの飲食施設において、水やジュースなどの飲料水を提供する際には、コップに所要量の氷片を供給するアイスディスペンサが使用されている。このアイスディスペンサは、所定寸法の氷片を連続的に製造する製氷装置と、この製氷装置で製造された氷片を貯留する貯氷庫と、この貯氷庫の放出口を開閉する開閉扉を作動させる開閉装置などを基本的に備えており、使用者が所定の押しボタンスイッチあるいは放出レバーを押すと氷片が放出口から放出されるように構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
図8を用いて、貯氷庫100の放出口101の開閉動作を説明する。貯氷庫100の前面に開設された放出口101には、枢支軸102に回動自在(矢印方向)に枢支された開閉扉103が配置されており、捻りばね104のばね力によって、常には放出口101を閉成する方向に付勢されている。開閉扉103を開閉作動させる開閉装置105は、貯氷庫100の外壁に取付けられており、開閉装置105を作動させると開閉扉103が放出口101を開放する方向に回動し、放出口101から氷片が放出されシュート106を介してコップなど(図示せず)に案内されるように構成されている。
開閉装置105は、プランジャ107を下方に指向させた電磁ソレノイド108を備えており、プランジャ107の下端には連結軸109を介して連杆110が回動自在に枢支されている。この連杆110の下端は、開閉扉103の枢支軸102による枢支位置から偏位した位置に、枢支ピン111を介して回動自在に枢支されている。このような構成の開閉装置105において、電磁ソレノイド108が励磁されていない時には、開閉扉103は捻りばね104のばね力により放出口101を閉成するように付勢されているが、使用者が上述した押しボタンスイッチを押すことによって電磁ソレノイド108が励磁されると、プランジャ107を上方に引き込むことにより連杆110を引き上げるので、捻りばね104の弾力に抗して開閉扉103が枢支軸102を中心として回動し、放出口101を開放する。また、この開閉扉103が開くと同時に、貯氷庫100の内部に配設された攪拌装置であるアジテータ120が回転し、貯氷室100内の氷片に回転力が与えられて、放出口101から氷片が放出される。その後、使用者が押しボタンスイッチを離すと、電磁ソレノイド108への通電が切られて消磁し、開閉扉103は捻りばね104のばね力により再び放出口101を閉成するように構成されている。
特許第3190840号公報 特許第3108638号公報 特許第3307880号公報
しかしながら、開閉扉103が閉じる際には、開閉扉103が貯氷庫100の放出口101から放出される氷片の流れに対して上方から押し潰すように回動するため、図9に示すように、開閉扉103の先端とスロープ106との間で氷片130を噛むことがあった。このような氷噛みが発生すると、開閉扉103の先端とスロープ106との間に隙間が形成され、この隙間を通って貯氷庫100内に貯留されている氷片がポロポロとこぼれ落ち、放出が止まらなくなるという問題があった。
また、上述したように構成されているディスペンサにおいては、製氷装置による製氷運転中は、貯氷庫100内のアジテータ120も回転するように構成されているため、アジテータ120の先端付近に位置する氷片が開閉扉103側へ押し付けられて、開閉扉103を開けようとする力が働くことがあるため、開閉装置105には、必要時以外に開閉扉103が回動しないようにロックする開閉扉ロック機構が設けられている。この開閉扉ロック機構は、連杆110にロックアーム支持軸112を介して回動自在に且つ連杆110と平行に設けられた金属製の開閉扉ロックアーム113を備えており、この開閉扉ロックアーム113には、プランジャ107が連結されていると共に枢支軸102の外周面と係合する半円形状のフック部114が形成されている。また、開閉扉ロック機構は、ロックアーム支持軸112の外周にロックアーム付勢ばね115を備えており、このロックアーム付勢ばね115のばね力で開閉扉ロックアーム113のフック部114を枢支軸102の外周面に押し付けて開閉扉103をロックするように構成されている。
以上のような構成の開閉扉ロック機構を備えることにより、開閉扉103の内側へ氷片を放出しようとする力が働いた場合でも、開閉扉103を回動不能に維持することができるようになっているが、この開閉扉ロック機構の構成が非常に複雑で部品点数も多いため、寸法が少しでもばらつくとすぐに動作不良を起こしたり、あるいはまた、多数の回転部や摺動部から成り立っているため、装置の耐久性をのばすことが困難であったり、短期間に破損する原因にもなりかねないという問題もあった。
従って、本発明は、上述した従来の技術の問題を解決するためになされたもので、構造が簡単で氷噛みが発生することのない扉開閉機構を備えるディスペンサを提供することを主な目的とするものである。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載の本発明によれば、ディスペンサは、氷片を貯留する貯氷庫に画成された放出口を開閉するように回転軸回りに回動自在に枢支される開閉扉と、前記開閉扉を開閉駆動させるように該開閉扉にリンク機構を介して連結する駆動手段と、を備えており、前記開閉扉は前記放出口を塞ぐ円弧状表面を有する底部を有し、前記駆動手段により前記開閉扉が開駆動された時には、前記底部の前記円弧状表面が前記放出口を上から下に開放する方向に、前記回転軸回りに揺動して、前記氷片が前記開放扉の前記底部の前記円弧状表面とは反対側に画成された空間部を通って放出され、前記駆動手段により前記開閉扉が閉駆動された時には、前記底部の前記円弧状表面が前記放出口を下から上に閉鎖する方向に、前記回転軸回りに揺動するように構成されている扉開閉機構を備えることを特徴としている。
なお、前記放出口の上端側に、該放出口に対して外向きにオフセットし且つ下方に延びる氷こぼれ防止板をさらに配設することも好ましい。
開閉扉が放出口に対して下から上に向かって揺動して該放出口を塞ぐので、貯氷庫から放出口を通って放出される氷片の流れを下から上に向かって割くように開放扉が動くため氷を噛むことがなく、放出口からの氷片の放出が止まらなくなることがない。
次に、本発明の好適な実施の形態を、添付図面を参照しながら説明するが、図中、同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。
以下では、本発明を、オーガスクリューを備えたオーガ式製氷機により所定寸法の圧縮氷を製造し、このオーガ式製氷機の上側に配置された貯氷庫に圧縮氷を貯留するように構成したアイスディスペンサに適用した例を説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係るアイスディスペンサ1の概略を示す一部破断して示す側面図である。アイスディスペンサ1は、筐状の本体2を備えており、この本体2の内部には、オーガスクリュー4を備えるオーガ式製氷機3が配設されると共に、このオーガ式製製氷機3の上部に、この製氷機で製造された氷片を貯留する貯氷庫5が配設されていて、冷却円筒内壁面に形成された層状の薄氷をオーガスクリュー4により削氷しつつ上方へ移動し、固定刃で圧縮してから所要形状に切断し、貯氷庫5に貯留されるようになっている。
貯氷庫5の内部には、複数の攪拌棒からなる攪拌装置6がオーガスクリュー4の上方に回転自在に配設されており、貯氷庫5の内部に堆積した氷片群を攪拌して相互に固結するのを防止すると共に、貯氷庫に開設された放出口5aからの氷片の円滑な放出を助けるべく機能する。また、この攪拌装置6は、使用者がアイスディスペンサ1の所定の押しボタンスイッチや放出レバー(図示せず)を押して氷片が要求された際には、単独で回転するが、オーガ式製氷機3による製氷運転中は、オーガスクリュー4と同期して回転するように構成されている。貯氷庫5の前面側には、貯氷庫5の放出口5aを開閉する開閉扉8を駆動するための扉開閉機構7が取付ブラケット9を介して配設されている。そして、開閉扉8の後述するスロープ部86の下方における本体2の対応する位置には開口部2aが開設されており、扉開閉機構7により開閉扉8が開いて放出口5aから氷片が放出されると、スロープ部86に案内されて開口部2aを介して外部に放出されるように構成されている。
次に、扉開閉機構7を、図2〜4を用いて詳述する。図2は開閉扉8が放出口5aを塞いだ状態を示す側面図、図3はその斜視図、図4は開閉扉8が放出口5aを開放した状態を示す側面図、そして図5はその斜視図である。これらの図から良く分かるように、開閉扉8は、一対の扇型をした側壁80の間に、放出口5aを塞ぐ円弧状表面82を有する底部81を備える有底扇型部84と、扇型の中心から後方に延びる側壁80からなる延長部85とから構成されている。底部81の円弧状表面82とは反対側には、平坦なスロープ部86が形成されており、両側壁80とスロープ部86とで囲まれた部分により氷片が通過する空間部87が画成されている。
開閉扉8は、側壁80の扇型の中心近傍において、取付ブラケット9の下方に延在する支持板9aに軸支された回転軸10回りに回動自在に枢支されており、この回転軸10回りに回動している間、底部80の円弧状表面82が貯氷庫5の放出口5aの下端部5bと一定の間隔を保つように、円弧状表面82の円弧形状が構成されている。一方、平坦なスロープ部86は、開閉扉8が放出口5aを総て開放した状態で、図4に示すように、放出口5aの下端部5bと整列して氷片の放出が滑らかに行われるように構成されている。
開閉扉8の延長部85の後端側は、リンク軸11を介して作動板12の一端部に回動自在に接続されている。取付ブラケット9には、駆動手段である電磁ソレノイド14がプランジャ15を下方に指向する状態で固定されており、このプランジャ15に支点軸13を介して作動板12の他端部が回動自在に接続されている。なお、支点軸13は、取付ブラケット9に固定されたガイド部材16の細長形状のガイド穴17に沿って鉛直方向に往復動し、このガイド穴17に沿った支点軸13の往復動によって、開閉扉8が回転軸10回りに揺動するように構成されている。また、図2(B)から良く分かるように、取付ブラケット9の支持板9aと開閉扉8の両側壁80とに跨って捻りばね18が取付けられており、開閉扉8が放出口5aを塞ぐ方向へ常時付勢している。
以上のような構成において、扉開閉機構7は、回転軸10回りに回動自在に枢支された開閉扉8と、開閉扉8を開閉駆動させる駆動手段である電磁ソレノイド14と、電磁ソレノイド14のプランジャ15及び開閉扉8間を連結するリンク機構とから構成されている。ここで、一構成要素であるリンク機構は、取付ブラケット9の支持板9aと、回動軸10と、リンク軸11と、作動板12と、支点軸13と、ガイド部材16とから構成されており、従来のリンク機構と比べて構造が簡単で安価である。また、構成部品が減ったことにより、回転部や摺動部が従来と比べて少なくなっているため耐久性が向上する。さらに、従来の開閉扉の構造は、非常に複雑で多くの部品から構成されていたため、部品間の隙間などに汚れが付き易く、クリーニングに多大な費用がかかっていたが、本願発明の開閉扉8は、一対の側壁80の間に底部81を取付けただけの非常に単純な構造であるため、汚れが付き難く衛生的である。
以上のように構成された扉開閉機構7を備えたアイスディスペンサの動作を説明する。使用者が押しボタンスイッチや氷放出レバー(図示せず)を押すと、その時の貯氷庫5内部の氷の貯留状態によるが、例えば、貯氷庫5が満杯状態であれば、ギャードモータ(図示せず)が回転を始めて攪拌装置6を回転させると同時に、電磁ソレノイド14に通電され、プランジャ15が鉛直上方へ引き上げられる。その際、プランジャ15に枢支された支点軸13がガイド部材16のガイド穴17に沿って上方へ移動し、作動板12を介してリンク軸11を上方へ引き上げる。これにより開閉扉8が回転軸10を中心に上から下向きに揺動して、貯氷庫5の放出口5aを開放し、放出口5aと開閉扉8のスロープ部86とが整列する位置で開閉扉8の揺動が終了する。そして、氷片20が攪拌装置6の回転力を受けて貯氷庫5の放出部5aから押し出され、図5に示すように、開閉扉8の空間部87を通ってスロープ部86を滑り落ちて、所定のコップの中に落ちる。ここで、開閉扉8が放出口5aを開放するために揺動している間、放出口5aの下端部5bと底部81の円弧状表面82との間が一定の間隔を保つように構成されているため、これらの間で氷噛みが発生することがない。
所望量の氷片がコップに入ると、使用者は、押しボタンスイッチや氷放出レバーを離す。そうすると、ギャードモータが停止して攪拌装置6の回転が止まると共に、電磁ソレノイド14への通電が止まる。そうすると、開閉扉8の開動作とは逆方向にリンク機構が作動し、プランジャ15の鉛直下方への押し出し動によって支点軸13がガイド部材16のガイド穴17に沿って下方へ移動し、作動板12を介してリンク軸11が下方へ押されることにより、開閉扉8が回転軸10を中心に下から上向きに揺動して、貯氷庫5の放出口5aを閉鎖する。ここで、開閉扉8は、氷片の放出が続いている放出口5aにおいて、放出される氷片の流れに対して下から上向きにこの流れを割くように動くため、特に、開閉扉8の底部81の一端部(円弧状表面82と平坦なスロープ部86とで形成された鋭角端部)81aで流れを割くため、氷噛みが生じることがない。
また、上述したようにオーガ式製氷機3による製氷運転中は、攪拌装置6がオーガスクリュー4と同期して常に回転しているため、扉開閉機構7による開閉扉8の開閉動作だけ行われる。開閉扉8が放出口5aを塞いでいる間に製氷運転が行われると、貯氷庫5内部の攪拌装置6が回転するため、氷片を放出口5aへ押し出す力が働くことがある。すなわち、開閉扉8を貯氷庫5の内側から外側に向けて押す力が働くことがある。しかしながら、本願発明においては、開閉扉8の揺動中心である回転軸10は、放出口5aの水平方向前方に位置するように構成されているため、開閉扉8の底部81の円弧状表面82に働く押し出し力を、この回転軸10で受け止めることができる。従って、この回転軸10が開閉扉8のロック機構として機能し、従来のような複雑なロック機構を一切必要としない。
この実施形態においては、開放扉8が放出口5aを開放するために揺動している間、放出口5aの下端部5bと底部81の円弧状表面82との間で氷噛みが発生しないように、これらの間が一定の間隔を保つように構成したが、例えば、放出口5aの周囲、あるいは開放扉の底部に弾性部材を取り付けて、互いに摺動するようにすれば隙間がなくなり、氷噛みの発生をより確実に防止することができる。
次に、図6及び図7を参照しながら、本発明の別の実施形態を説明する。先の実施形態と異なるのは、貯氷庫5に画成された氷の放出口5aの上端5c側に、この放出口5aに対して外向きにオフセットし且つ下方に延びる氷こぼれ防止板50を取付けた点である。それ以外の構成は、前の実施形態と同じであるため、説明は省略する。
詳述すると、放出口5aの上端5c側の、貯氷庫5の外側には、氷こぼれ防止板50の上端側の平坦な取付部51がねじ止めや溶接などの適当な手段によって取付けられている。氷こぼれ防止板50の下端側のこぼれ防止部52は、取付部51から放出口5aに対して外向きにオフセットしつつ下方に延在している。オフセット量は、氷一個分の大きさより小さくなっている。取付部51とこぼれ防止部52との間の連設部53は、傾斜している。連設部53を取付部51に対して垂直にすることも可能であるが、傾斜させることにより、連設部53と開閉扉8の底部81の鋭角端部81aとの間で、氷噛みが発生し難くなる。氷こぼれ防止板50の下端側、すなわち、こぼれ防止部52は、放出口5aを塞いだ状態にある開閉扉8と氷一個分程度重なるような寸法形状になっている。また、氷こぼれ防止板50の幅は、ほぼ放出口5aを塞ぐ寸法形状になっているが、開閉扉8の一対の側板80(図2参照)の間に収まるように構成されている。
次に、以上のように構成された氷こぼれ防止板50の作用を説明する。先の実施形態において説明したように、開閉扉8が回転軸10を中心に下から上向きに揺動し貯氷庫5の放出口5aを閉鎖する際、開閉扉8は、氷片の放出が続いている放出口5aにおいて、放出される氷片の流れに対して下から上向きにこの流れを割くように動くため、特に、開閉扉8の鋭角端部81aで流れを割くため氷噛みが生じることがないが、万が一、放出口5aの上端5cと鋭角端部81aとの間で氷片20を噛んでしまい、開閉扉8が完全に放出口5aを塞がない半閉状態になった場合でも、放出口5aの上端側(すなわち、氷片20により隙間が形成されている部分)の外側を氷こぼれ防止板50が塞いでいるので、氷片20が外側にこぼれ落ちてしまうことがない。また、氷こぼれ防止板50は、放出口5aに対して外向きにオフセットしているため、通常の氷の放出を妨げることがない。以上のように、万が一、氷噛みが発生した場合でも、構造が簡単にして安価である氷こぼれ防止板50により、氷の外部落下を防止することができる。
以上のように、本発明を、オーガスクリューを備えたオーガ式製氷機により所定寸法の圧縮氷を製造し、このオーガ式製氷機の上側に配置された貯氷庫に圧縮氷を貯留するように構成したアイスディスペンサに適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、オーガ式ではない別の製氷機を備えるアイスディスペンサにも、同様に適用することができるし、あるいは、氷のみのアイスディスペンサではなく、氷に加えて、水やジュースなどの清涼飲料水も同時に抽出できるようなディスペンサにも、同様に適用することができるものである。
本発明の好適な実施形態に係るアイスディスペンサの概略を示す一部破断側面図である。 図1に示したアイスディスペンサの開閉扉が放出口を塞いだ状態の扉開閉機構を示す側面図である。 図2の斜視図である。 開閉扉が放出口を開放した状態の扉開閉機構を示す側面図である。 図4の斜視図である。 放出口の上端側に氷こぼれ防止板を取付けた状態を示す側面図である。 図6の斜視図である。 従来の扉の開閉機構を示す側面構成図である。 氷噛みが生じた状態を示す概要図である。
符号の説明
1 アイスディスペンサ
3 オーガ式製氷機
5 貯氷庫
5a 放出口
5b 下端部
6 攪拌装置
7 扉開閉機構
8 開閉扉
9 取付ブラケット
9a 支持板
10 回転軸
11 リンク軸
12 作動板
13 支点軸
14 電磁ソレノイド
15 プランジャ
16 ガイド部材
17 ガイド穴
18 捻りばね
20 氷片
50 氷こぼれ防止板
80 側壁
81 底部
82 円弧状表面
84 有底扇型部
85 延長部
86 スロープ部
87 空間部

Claims (2)

  1. 氷片を貯留する貯氷庫に画成された放出口を開閉するように回転軸回りに回動自在に枢支される開閉扉と、
    前記開閉扉を開閉駆動させるように該開閉扉にリンク機構を介して連結する駆動手段と、を備え、
    前記開閉扉は前記放出口を塞ぐ円弧状表面を有する底部を有し、
    前記駆動手段により前記開閉扉が開駆動された時には、前記底部の前記円弧状表面が前記放出口を上から下に開放する方向に、前記回転軸回りに揺動して、前記氷片が前記開放扉の前記底部の前記円弧状表面とは反対側に画成された空間部を通って放出され、
    前記駆動手段により前記開閉扉が閉駆動された時には、前記底部の前記円弧状表面が前記放出口を下から上に閉鎖する方向に、前記回転軸回りに揺動するように構成されている扉開閉機構を備えるディスペンサ。
  2. 前記放出口の上端側に、該放出口に対して外向きにオフセットし且つ下方に延びる氷こぼれ防止板をさらに配設する請求項1に記載のディスペンサ。
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