JP2005263233A - 結束用紐 - Google Patents

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Yuichi Inagaki
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Abstract

【課題】接着テープのように、ボビン等の巻芯にぐるぐると巻いたブロッキングしない状態に備えておいて結束の必要が生じたときに、一端より繰り出して必要な長さでカットして袋や電気コード等の被結束物に適数回ぐるぐると巻き付け、巻き終わり端から手を離すと巻き解けることがなく粘着により自己係合して結束できる、結束用紐。
【解決手段】粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材に、巻束ねたときに前記粘着剤によりブロッキングが起きないように、かつ、巻重ねる結束時に解離可能に前記粘着剤による自己接着し得るように、離型剤が斑状にコートされてなる。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、袋や電気コード等の被結束物の結束に際してぐるぐると適数回巻回すだけで巻回状態を粘着により自己保持できて結束できる,結束用紐に関する。
従来、例えば食パンや菓子や野菜等の軟包装袋の上部を絞り込んで、ここに、粘着テープをU字にして巻き付け、テープ両端を合掌させるテープ結束方法が行われている。粘着テープは、束ねる個所の大きさに応じて適切な長さだけ使用できる利便性があるが、テープを取り外しにくい欠点がある。
又、従来、例えば食パンや菓子や野菜等の軟包装袋の上部を絞り込んで、ここに、入り口が小さくて奥で広がっているスリットを有するプラスチック製のチップロックである、クイックロック(登録商標)を嵌着させる結束方法が行われている。チップロックは、他の用途に適用できない、例えば、袋や電気コード等の結束のように束ねる個所が大きくて一定していない場合には適用できない。
又、従来、袋や電気コード等の結束のように束ねる個所の大きいものに対する結束方法として、締め付けバンドがあるが、束ねる個所の大きさに応じて適切な長さの締め付けバンドが必要になるので、長さが多種類の締め付けバンドを用意できない不便がある。リングに形成されていてた場合には適用できない。
結束紐としては以下の文献がある。
特開平8−25499号公報 この結束紐は、衣料や使い捨てオムツの縮みギャザーへの使用に適している。この結束紐は、引き伸ばす前はテープ状であり、粘着テープと同様に巻かれる。結束するには、先に一定長さに切って、弾性と粘着性が有るテープ体として、これを、例えば2倍乃至4倍位に引き伸ばして紐状とし、それから商品に結束するために巻き付ける。紐状に引き伸ばす前に粘着剤の面同士が密着してしまうとブロッキングした状態になり、ガムテープと同様に、剥がしにくくなる。 特開平10−101128号公報 この結束紐は、紐ではなく印刷されたテープであり、感熱粘着剤が塗布されていて、結束には、ヒーター付きの切断機が装備された結束装置が必要になる。
本願発明は、袋や電気コード等の被結束物の結束に際してぐるぐると適数回巻回すだけで巻回状態を粘着により自己保持できて結束できる、結束用紐を提供することを目的としている。
又、本願発明は、接着テープのように、ボビン等の巻芯にぐるぐると巻いたブロッキングしない状態に備えておいて結束の必要が生じたときに、一端より繰り出して必要な長さでカットして袋や電気コード等の被結束物に適数回ぐるぐると巻き付け、巻き終わり端から手を離すと巻き解けることがなく粘着により自己係合して結束できる、結束用紐を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材に、巻束ねたときに前記粘着剤によりブロッキングが起きないように、かつ、巻重ねる結束時に解離可能に前記粘着剤による自己接着し得るように、離型剤が斑状にコートされてなることを特徴とする,結束用紐である。
請求項2に記載の発明は、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている、結束する際の緊張力により伸長し得る伸長性可撓性芯材に、巻束ねたときに前記粘着剤によりブロッキングが起きないように、かつ、伸長性可撓性芯材が伸長されて巻重ねる結束時に薄膜が分断されて前記粘着剤が露出して解離可能に前記粘着剤による自己接着し得るように、ポリスチレン等の非延展性被膜が全面コートされてなることを特徴とする,結束用紐である。
本願発明の結束用紐は、袋や電気コード等の被結束物の結束に際してぐるぐると適数回巻回すだけで巻回状態を粘着により自己保持できて結束できる。
本願発明の結束用紐は、接着テープのように、ボビン等の巻芯にぐるぐると巻いたブロッキングしない状態に備えておいて結束の必要が生じたときに、一端より繰り出して必要な長さでカットして袋や電気コード等の被結束物に適数回ぐるぐると巻き付け、巻き終わり端から手を離すと巻き解けることがなく粘着により自己係合して結束できる。
本願発明の結束用紐は、接着テープのように、ボビン等の巻芯にぐるぐると巻いたブロッキングしない状態に備えて置けるものであるから、結束を解くときは、巻き終わりを掴んで巻き解いていくだけで容易に結束を解ける。
本願発明の結束用紐は、安価な製造設備で連続的に製造することができ、生産性が極めて高く、製品の製造コストを低く抑えられる。
本願発明の結束用紐の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、結束用紐について、第1の実施の形態を図1を参照して説明する。
図1は、結束用紐の一部分を示す拡大図である。図において、符号1は可撓性芯材、符号2は粘着剤、符号3は離型剤である。
可撓性芯材1は、可撓性を有している紐材であり、具体的には、例えば、綿糸、麻糸、合成繊維糸、釣り糸等のテグス、その他のストリングス、結束する際に加える力で伸びが生じる糸状素材が適用できる。可撓性芯材1には、結束する際の緊張力により伸長し得る伸長性を有する糸状素材である。具体的には、ナイロン製の長繊維糸やストリングス等の伸長性可撓性芯材も含むものである。
粘着剤2は、芯材1の表面に塗布されているか、含浸している。
綿糸、麻糸、合成繊維糸を粘着剤の液中にくぐらせたり、コーターロールで綿糸、麻糸、合成繊維糸に粘着剤をコートした場合には、含浸された状態になる。
釣り糸等のテグス、その他のストリングスを粘着剤の液中にくぐらせたり、コーターロールで綿糸、麻糸、合成繊維糸に粘着剤をコートした場合には、表面に塗布された状態になる。
粘着剤2としては、再剥離性を有していれば、アクリル系エマルション型粘着剤、アクリル系溶剤型粘着剤、ウレタン系粘着剤、水系粘着剤等のいずれであっても良い。圧着により簡単に接着させることができる感圧接着剤に限定されない。高分子ポリマーには、同じ素材同士で、互いに引き寄せあう自己粘着性を有していて粘着面同士は着くが、被包装物には着かないものがあり、このようなポリマーも本願発明の粘着剤2に含まれる。
芯材1に耐熱性のものを選択するときには、粘着剤2にも、優れた耐熱を有するシリコン粘着剤が塗布されているのが好ましい。ユリア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、溶剤系、水性系、ホットメルト系、感圧系のいずれの粘着剤であっても良い。
離型剤3は、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材1に対し、斑状にコートされていることが重要である。
離型剤3が可撓性芯材1に斑状にコートされている、ということは、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材1の粘着性を有する面が露出していることでもある。このため、例えば、ボビンに、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材1を巻き付けたときに、もしも離型剤3がコートされていなければ該可撓性芯材1がブロッキングして紐として一本に解けなくなってしまうことを回避できる。又、巻解かれた紐は、離型剤3が可撓性芯材1に全面的ではなく斑状にコートされているがゆえに、粘着性を有する面が露出しているので、結束の必要が生じたときに、一端より繰り出して必要な長さでカットして袋や電気コード等の被結束物に適数回ぐるぐると巻き付け、巻き終わり端から手を離すと巻き解けることがなく粘着により自己係合して結束できる。
粘着剤2としては、貼って剥がれない粘着剤(永久)は除かれる。これは、離型剤3が可撓性芯材1に斑状にコートされているとしても、ボビン等の巻芯にぐるぐると巻いた状態でブロッキングしてしまうからである。
離型剤3は、シリコン系離型剤や特殊なフッ素化合物を配合した高性能離型剤が塗布されていることが好ましい。離型剤3も、粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材1を離型剤の液中にくぐらせたり、コーターロール等でコートされていて、結果的に斑状に塗布されていれば足りる。
なお、ポリスチレン薄膜が斑状に塗布されている場合における、該ポリスチレン薄膜も粘着剤の粘着を阻害するので離型剤に含むものである。
本願発明の結束用紐は、数千m、数万mの連続体でも、連続体を数十cm、数m、数十mの長さにカットされた長尺物のいずれも、対象に含むものである。
次に、結束用紐について、第2の実施の形態を図2、図3を参照して説明する。
図2は、結束用紐の一部分を示す拡大図である。図において、符号4は伸長性可撓性芯材、符号5は粘着剤、符号6は非延展性被膜である。
この実施の形態では、可撓性芯材ではなくて伸長性可撓性芯材に限定している。伸長性可撓性芯材4は、結束する際の緊張力により伸長し得る伸長性を有する糸状素材である。具体的には、未延伸のナイロン製、ポリエステル製、ポリエチレン製あるいはポリプロピレン製のモノフィアラメントやストリングスが挙げられる。
粘着剤5は、第1の実施の形態の粘着剤2と同一である。
非延展性被膜6は、可撓性芯材4の表面に樹脂を含む液が数μmの厚さで塗布され溶剤又は水が揮発し乾固した状態であり、伸長性可撓性芯材4が結束する際の緊張力により伸長すると、被膜自体に延展性がないが密着力が強いので輪切り状に分断されてしまう性状の薄膜となっている。
非延展性被膜6としては、例えば、(1)ポリスチレンに代表されるが、(2)ポリビニルアルコールと大豆から精製した多糖類の混合物、(3) 低級アルコールと低級アルコールに可溶なポリビニルブチラール樹脂と一価アルコールモノ脂肪酸エステルと二価アルコールジ脂肪酸エステルとポリオキシエチレンアルキルエーテルの混合物、(4) 低級アルコールと低級アルコールに可溶なポリビニルブチラール樹脂と一塩基酸エステルとポリオキシエチレンアルキルエーテル等の混合物、(5) 低級アルコールと低級アルコールに可溶なポリビニルブチラール樹脂と二価アルコールジ脂肪酸エステルとポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等の混合物、(6) 低級アルコールと低級アルコールに可溶なポリビニルブチラール樹脂と不飽和脂肪酸エステルと燐酸エーテル等の混合物等を適用できる。
非延展性被膜6は、粘着剤5が表面コートされているか又は含浸されている伸長性可撓性芯材4に対して、全面的にコートされている状態である。非延展性被膜6が斑状にコートされ粘着性を有する面が露出しているものは、第1の実施の形態に含まれる。
非延展性被膜6は、当初、伸長性可撓性芯材4に全面的にコートされて形成されていて、その後に、伸長性可撓性芯材4に引っ張り力を加えて伸長させ、これによって、該非延展性被膜6が輪切り状に断続して、伸長性可撓性芯材4の粘着剤5が輪切り状に露出している状態のものは、この実施の形態に含まれる。
すなわち、この実施の形態は、可撓性芯材について伸長性可撓性芯材に限定し、又、離型剤についてポリスチレンに代表される非延展性の薄膜に限定して全面塗布した構成である。図3に示すように、伸長性可撓性芯材4を引っ張って、非延展性被膜6を輪切り状に断続させると、非延展性被膜で覆われないで露出する部分が粘着剤5であるので、この部分によって、結束して巻重ねるときに自己接着機能を担保させたものである。
しかし、図2に示すように、非延展性被膜6は、伸長性可撓性芯材4に全面的にコートされているから、ボビンに巻き付けたときに、粘着剤5によってブロッキングすることはない。
結束に際して巻解いて必要な長さをカットして、引っ張って、図3に示すように、非延展性被膜6を輪切り状に断続させ非延展性被膜で覆われない部分である粘着剤5を露出させて被結束物に適数回ぐるぐると巻き付けるようにすれば、巻き終わり端から手を離すと露出部分である粘着剤5同士が粘着しているので巻き解けることがなく自己係合して結束できる。
この実施の形態は、伸長性可撓性芯材4に全面的にコートされているから、粘着剤5として極めて強力な粘着剤を用いることができる。結束状態から、巻解くときも、非延展性被膜6が斑状ではなく輪切り状に断続していて粘着剤5によるブロッキングを強力に阻害しているので良好に巻解くことができる。
本願発明の第1の実施の形態を示す結束用紐の一部分を示す拡大正面図である。 本願発明の第2の実施の形態を示す結束用紐の一部分を示す拡大正面図である。 本願発明の第2の実施の形態を示す結束用紐を引き伸ばした状態の一部分を示す拡大正面図である。
符号の説明
1・・・可撓性芯材、2・・・粘着剤、3・・・離型剤、4・・・伸長性可撓性芯材、
5・・・粘着剤、6・・・非延展性被膜、

Claims (2)

  1. 粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている可撓性芯材に、巻束ねたときに前記粘着剤によりブロッキングが起きないように、かつ、巻重ねる結束時に解離可能に前記粘着剤による自己接着し得るように、離型剤が斑状にコートされてなることを特徴とする,結束用紐。
  2. 粘着剤が表面コートされているか又は含浸されている、結束する際の緊張力により伸長し得る伸長性可撓性芯材に、巻束ねたときに前記粘着剤によりブロッキングが起きないように、かつ、伸長性可撓性芯材が伸長されて巻重ねる結束時に薄膜が分断されて前記粘着剤が露出して解離可能に前記粘着剤による自己接着し得るように、ポリスチレン等の非延展性被膜が全面コートされてなることを特徴とする,結束用紐。
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