JP2005262454A - 混練装置 - Google Patents

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Koji Urabe
幸治 占部
Tomohiro Ito
友裕 伊藤
Mitsuhiro Iwata
充宏 岩田
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Abstract

【課題】混練材料の供給終了後に、送出し用材料を使用することなく混練中の混練材料を混練しながら送ることを可能し、それにより剥がし作業を不要にして作業性を改善することができる混練装置を提供する。
【解決手段】回転可能な2本の混練ロール7,9を並設し、回転する2本の混練ロール7,9の混練部7A,9A間のバンク15に供給した混練材料17を一方の混練ロール7の混練部7Aに巻き付けつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練装置1である。一方の混練ロール7の混練部7Aに巻き付けられた混練材料17を押しながら一方側から他方側に送り込む材料送込み手段80がロール軸方向に沿って往復移動可能に設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、混練装置に関し、更に詳しくは、作業性を改善するようにした混練装置に関する。
従来、熱硬化性樹脂材料などを混練する装置として、回転可能な2本の混練ロールを並設し、回転する2本の混練ロールの混練部間のバンクに供給した混練材料を一方の混練ロールの混練部に巻き付けながら、ロール軸方向に一方側から他方側に送りつつ混練する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような混練装置は、混練材料の供給中は、混練材料が混練されながら他方側に送られるが、混練材料の供給が終了すると、混練ロールに巻き付いた混練中の混練材料を他方側に送れなくなる。そこで、従来、混練材料の供給終了後、例えば、混練材料を送り出す送出し用材料(例えば、未加硫ゴム)を続けて供給し、この送出し用材料により混練中の混練材料を他方側まで送りながら混練するようにしている。
しかしながら、上記のように送出し用材料を使用すると、混練材料を他方側に送り出して混練を終了した後、送出し用材料が混練ロールに巻き付いているため、これを剥がす作業が必要になり、作業性が悪いという問題があった。
特開2003−47834号公報
本発明の目的は、混練材料の供給終了後に、送出し用材料を使用することなく混練中の混練材料を混練しながら送ることを可能し、それにより剥がし作業を不要にして作業性を改善することができる混練装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、回転可能な2本の混練ロールを並設し、回転する該2本の混練ロールの混練部間のバンクに供給した混練材料を一方の混練ロールの混練部に巻き付けつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練装置において、前記一方の混練ロールの混練部に巻き付けられた混練材料を押しながら一方側から他方側に送り込む材料送込み手段をロール軸方向に沿って往復移動可能に設置したことを特徴とする。
上述した本発明によれば、一方の混練ロールの混練部に巻き付けられた混練材料を押しながら一方側から他方側に送り込む材料送込み手段をロール軸方向に沿って往復移動可能に設置したので、混練材料の供給終了後に材料送込み手段が左側に移動しながら、回転する混練ロールの混練部に巻き付けられて混練されている混練材料を左側に押しながら送り込むことができるため、従来のような送出し用材料の使用が不要になり、従って混練ロールから送出し用材料を剥がす作業を不要にして作業性を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2は本発明の混練装置の一例を示し、この混練装置1は左右の支持体3,5間に前後に水平に並設した回転自在な2本の混練ロール7,9を有している。混練ロール7,9は、それぞれ支持体3,5内に配置した速度制御可能なインバータモータ11により減速機13を介して回転可能になっており、前側の混練ロール7の回転速度を後側の混練ロール9の回転速度よりも速く制御することで、回転する2本の混練ロール7,9の混練部7A,9A間のバンク15に供給された混練材料17(図5参照)を前側の混練ロール7の混練部7Aにのみ巻き付けながら、混練するようになっている。
図3に示すように、混練ロール7,9の混練部7A,9Aの表面7a,9aには、螺旋状に延在する複数の溝19が、混練ロール7,9間で螺旋方向を逆向きにして形成されている。溝19は同じ溝幅でその螺旋間隔がロール軸方向に左側(一方側の材料供給側)から右側(他方側の材料排出側)にいくほど次第に狭くなっている。この溝19により、図5に示すように、混練材料17が対流・置換を行いながら圧縮剪断作用を受けつつ混練されると共に、ロール軸方向に左側から右側に送られるようになっている。
混練ロール7は、図4に示すように、混練部7A内に密閉した内部空洞部21を有し、その内部空洞部21がロール軸方向で左右に水密的に区切られた左空洞部23と右空洞部25とから構成されている。内部空洞部21内には両端側を二重管構造にした配管27がロール軸中心上に延設され、混練ロール両端部から突出する端部27aがロータリジョイント29に接続されている。
左側のロータリジョイント29に設けた供給口31から温度を調整した水などの流体が配管27の内側通路aを通って左空洞部23内に供給され、左空洞部23を循環した流体が配管27の外側通路bを通って左側のロータリジョイント29に設けた排出口33から排出されるようになっている。
右空洞部25内にも、右側のロータリジョイント29に設けた供給口35から温度を調整した水などの流体が二重配管27の内側通路a’を通って供給され、外側通路b’を通って右側のロータリジョイント29に設けた排出口37から外部に排出され、右空洞部25内を循環できるようにしている。
供給口31,35、排出口33,37に不図示の流体回路が接続されるようになっている。図示せぬが、混練ロール9も同様の構成であり、これにより2本の混練ロール7,9の混練部7A,9Aがそれぞれ温度制御可能であり、また各混練ロール7,9の混練部7A,9Aのロール軸方向左右部でもそれぞれ温度制御が可能になっている。
混練ロール7,9の上側には、混練材料17が混練ロール7,9の混練部7A,9Aからロール軸方向外側に溢れ出すのを防止するための堰止め手段41が設けられている。この堰止め手段41は、左右の支持体3,5の上面に立設した支持部材43間に所定の間隔で2本のガイドロッド45が配設され、この2本のガイドロッド45の左側に摺動ブロック体47がガイドロッド45に沿って摺動自在に取り付けられている。ガイドロッド45の右側には固定ブロック体49がガイドロッド45に固設されている。
摺動ブロック体47及び固定ブロック体49には、ぞれぞれ下端を連結バー51で連結した、上下に延在する2本の支持バー53が取り付けられている。連結バー51には、混練材料17が混練部7A,9Aの外側に溢れ出るのを防止する堰止め部材55がネジ(不図示)により着脱自在に固定されている。堰止め部材55は、混練ロール7,9の混練部7A,9A両側のバンク15内に配置され、図2に示すように、隣接する混練ロール7,9の混練部7A,9Aの表面7a,9aに対応した円弧状の面55a,55bを下側に有する逆三角形状に形成されている。面55a,55bは混練部7A,9Aの表面7a,9aと僅かな隙間を介して対面している。
固定ブロック体49に取り付けた支持バー53は、不図示のヒンジ機構を介して固定ブロック体49に配設され、固定ブロック体49に取り付けたレバー57を矢印xで示すように下方に下げることで、支持バー53が矢印yで示すように旋回移動し、図示する堰止め位置から堰止め部材55を離間できるようになっており、これにより混練ロール7,9の清掃を容易にしている。
左側の支持体3上には、ブラケット59を介してストローク調整機能付きシリンダー61が設置され、このストローク調整機能付きシリンダー61のロッド63の先端が摺動ブロック体47に連結されている。ロッド63の進退により、摺動ブロック体47がガイドロッド45に沿って左右に移動し、それにより左側の堰止め部材55Xが面55a,55bを混練ロール7,9の混練部7A,9Aの表面7a,9aに近接対面させながら左右に移動できるようになっている。
この左側に配置した、ストローク調整機能付きシリンダー61により摺動ブロック体47を介してロール軸方向に沿って往復移動可能な堰止め部材55Xは、混練ロール7の混練部7Aに巻き付けられた混練材料17を押しながら左側から右側に送り込む材料送込み手段80を構成し、混練ロール7,9間の左側のバンク15に供給される混練材料17の供給が終了すると、ストローク調整機能付きシリンダー61の作動によりロッド63が伸長し、それにより右側に移動する堰止め部材55Xにより回転する混練ロール7の混練部7Aに巻き付けられている混練材料17を押しながら右側に排出部65まで送る込むようになっている。
排出部65は混練ロール7の混練部7Aの右端に設けられており、この排出部65に混練が終了した混練材料17を混練ロール7から引き剥がすための幅広のカッター67が配設されている。カッター67は、左右の支持体3,5間に架設された支持部材69に固定され、先端の刃部71が混練部7Aの混練部7Aの表面7aに当接している。混練が終了した混練材料17は、刃部71により表面7aから引き剥がされ、その下方に配置した回収タンク73に落下して回収されるようになっている。
上述した本発明によれば、一方の混練ロール7の混練部7Aに巻き付けられた混練材料17を押しながら右側から左側に送り込む材料送込み手段80をロール軸方向に沿って往復移動可能に設置したので、混練材料17の供給終了後に材料送込み手段80が左側に移動しながら、回転する混練ロール7の混練部7Aに巻き付けられて混練されている混練材料17を左側に押しながら送り込むことができる。そのため、従来のような送出し用材料の使用が不要になるので、送出し用材料の引き剥がし作業が発生することがなく、従って作業性の改善が可能になる。
また、材料送込み手段80を堰止め手段41の堰止め部材55Xと兼用することで、コストを低減し、かつ装置をシンプルにすることができる。
また、混練ロール7の内部空洞部21内に温度調節した水などの流体を循環可能にして、混練ロール7,9の混練部7A,9Aをそれぞれ温度制御可能にすることで、例えば、混練材料17を巻き付ける混練ロール7の内部空洞部21内に温水を循環させて混練材料17を加熱する一方、混練ロール9の内部空洞部21内に冷却水を循環させて混練材料17を冷却しながら混練することができる。そのため、粘度差のある固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混練するのに好適に使用することができる。
更に、内部空洞部21をロール軸方向で左右に水密的に区切られた左空洞部23と右空洞部25とから構成し、各混練ロール7,9の混練部7A,9Aの軸方向左右部でそれぞれ温度制御可能にすることで、例えば、混練ロール7,9の混練部7A,9Aの左側のバンクに粘度差のある固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合してなる混練材料を供給して上記のように温度制御しながら混練し、更にその混練された材料に対して、区切られた中央部で混練された他の熱硬化性樹脂材料を供給し、両者を混練ロール7,9の混練部7A,9Aの中央から右側の領域で温度制御しながら混練することが可能になる。そのため、熱硬化性樹脂マトリックス中に固形ゴム成分を均一的に分散した熱硬化性樹脂を得るのに好適に使用することができる。
本発明は、当然のことながら上述した混練装置に限定され、回転可能な2本の混練ロール7,9を並設し、回転する2本の混練ロール7,9の混練部7A,9A間のバンク15に供給した混練材料17を一方の混練ロール7の混練部7Aに巻き付けつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練装置であれば、いずれにも好適に用いることができる。
本発明の混練装置の一例を示す正面図である。 図1のP−P矢視図である。 混練ロールの拡大平面図である。 混練ロールの部分断面正面図である。 混練ロールによる作用を示す断面説明図である。
符号の説明
1 混練装置 7,9 混練ロール
7A,9A 混練部 7a,9a 表面
15 バンク 17 混練材料
19 溝 21 内部空洞部
23 左空洞部 25 右空洞部
41 堰止め手段 47 摺動ブロック体
55,55X 堰止め部材 61 ストローク調整機能付きシリンダー
80 材料送込み手段

Claims (6)

  1. 回転可能な2本の混練ロールを並設し、回転する該2本の混練ロールの混練部間のバンクに供給した混練材料を一方の混練ロールの混練部に巻き付けつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練装置において、
    前記一方の混練ロールの混練部に巻き付けられた混練材料を押しながら一方側から他方側に送り込む材料送込み手段をロール軸方向に沿って往復移動可能に設置した混練装置。
  2. 前記混練材料が前記混練ロールの混練部からロール軸方向外側に溢れ出すのを防止する堰止め手段を有し、該堰止め手段が前記混練ロールの混練部両側のバンク内に配置した堰止め部材を具備し、前記材料送込み手段を一方側に配置した堰止め部材をロール軸方向に沿って往復移動可能にすることで構成した請求項1に記載の混練装置。
  3. 前記2本の混練ロールの混練部表面に、螺旋状に延在する溝を混練ロール間で螺旋方向を逆向きとなるようにして設けた請求項1または2に記載の混練装置。
  4. 前記溝を同じ溝幅でその螺旋間隔がロール軸方向の他方側にいくほど狭くなるように配置した請求項3に記載の混練装置。
  5. 前記2本の混練ロールの混練部をそれぞれ温度制御可能にした請求項1,2,3または4に記載の混練装置。
  6. 前記2本の混練ロールを各混練ロールの混練部の軸方向左右部でそれぞれ温度制御可能にした請求項5に記載の混練装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083852A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 日本コークス工業株式会社 2本ロール型混練機

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