JP2005261029A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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茂 遠藤
Tomohito Yamashita
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Abstract

【課題】電源が投入された際に、ねじ軸部材の軸方向絶対位置を瞬時に検出可能にし、この検出を電動アクチュエータ本体を大形化することなく、実現可能にすること。
【解決手段】ナット部材14に螺合されたねじ軸部材15に当該ねじ軸部材15の中心線に沿って中空部15aを形成し、この中空部15aにねじ軸部材15の軸方向絶対位置を検出する絶対位置検出機構4を設けて、ナット部材14を駆動するモータ1の回転角に応じたねじ軸部材15の軸方向絶対位置を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータの回転によりねじ軸部材を軸方向移動させる電動アクチュエータに関し、特に、モータの回転角度に対応するねじ軸部材の軸方向絶対位置を検出するための電動アクチュエータに関する。
従来から、モータにより回転するナット部材にねじ軸部材を螺合させ、モータの1回転あたりのねじ軸部材の送り量に基づき、モータの回転角度に対応する位置にねじ軸部材を軸方向移動させる(位置決めする)電動アクチュエータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電動アクチュエータでは、ロータリエンコーダで検出したモータまたはナット部材の回転角度(回転数)と指定したねじ軸部材の停止位置との誤差に基づき、この誤差を例えばゼロに近づけるように、指定した軸方向位置にねじ軸部材の位置決めを行なっている。
実開平1−86457号公報
しかしながら、前記電動アクチュエータにあっては、モータまたはナット部材の1回転あたりのねじ軸部材の送り量と、ロータリエンコーダにより検出したモータの回転角度とに基づきねじ軸部材の軸方向位置を認識するため、電動アクチュエータの駆動装置の電源を切ってしまうと、電源を再投入した際、ロータリエンコーダの信号情報が保存されていないため、ねじ軸部材の軸方向位置を正しく認識できない。従って、ねじ軸部材の軸方向ストローク内の任意の位置に設置された原点センサを探し、その位置を軸方向の基準位置とする原点復帰動作が必要になる。
また、前記のような電動アクチュエータを自動車のトランスミッションやブレーキなどに用いる場合には、大きな問題がある。例えば、自動車の走行中に発生するノイズより、電動アクチュエータの駆動回路がシステムリセットされたり、他の系統で瞬間的に大電力が消費されたりして、電源ラインに大きな電圧降下が生じると、電動アクチュエータが瞬間的に停電状態になることがある。ロータリエンコーダはこれまでの回転検出情報を残していないため、ねじ軸部材の現在位置を認識できなくなる。従って、この停電時にはトランスミッションやブレーキが動作しないという重大な問題がある。
一方、電動アクチュエータの駆動回路がシステムリセットされたり、電源が切れたりしたときのねじ軸部材の位置を、半導体メモリに記憶させる方法が提案されている。この方法では、システムブートしている間や停電している間に、電動アクチュエータに何らかの軸方向外力が加わると、ナット部材が強制的に回転付勢され、ねじ軸部材が位置ずれしてしまう。この位置ずれは、位置誤差として累積されてくるため、やはり前記原点センサとこの原点センサに基づく原点復帰動作が必要になる。
さらに、ねじ軸部材のストローク分の長さが持つリニアスケール等の絶対位置検出器を、そのねじ軸部材に対し平行配置する方法が考えられる。しかし、その絶対位置検出器の設置スペースが電動アクチュエータ本体の体格を増大してしまう。従って、省スペースが要求される自動車用の電動アクチュエータとして用いるには不適当である。特に、機構部品が密集している部位の取り付けが不可能となる場合があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ねじ軸部材の中心線に沿って形成した中空部に絶対位置検出機構を配置することにより、絶対位置検出機構の占有空間をねじ軸部材内に収めることができ、また、停電が発生した場合などにも、停電回復後はモータまたはナット部材およびねじ軸部の停電直前の絶対位置を認識できる電動アクチュエータを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係る電動アクチュエータは、下記(1)〜(12)を特徴としている。
(1)モータを駆動しナット部材を回転させることにより、前記ナット部材に螺合されたねじ軸部材を軸方向移動させるための電動アクチュエータであって、
前記ねじ軸部材に当該ねじ軸部材の中心線に沿って形成された中空部と、
前記中空部に設けられた絶対位置検出機構と、
を備え、
前記絶対位置検出機構が、前記モータの回転角に対応する前記ねじ軸部材の軸方向における軸方向絶対位置を検出すること。
(2)上記(1)記載の電動アクチュエータであって、前記絶対位置検出機構が、前記中空部に臨むように前記ねじ軸部材に設けられた磁路部と、当該磁路部に対向するように軸方向配置されたコイルと、を含むこと。
(3)上記(1)記載の電動アクチュエータであって、前記モータの回転軸と前記ナット部材とが減速機構を介して連結されていること。
(4)上記(1)記載の電動アクチュエータであって、前記モータの回転軸に前記ナット部材が直接組み付けられていること。
(5)上記(1)記載の電動アクチュエータであって、前記モータが、ブラシレスDCモータであること。
(6)上記(2)記載の電動アクチュエータであって、前記コイルが、交流電圧が印加される1次コイルと、当該1次コイルのコイル軸方向の両側に配置された2次コイルと、を含むこと。
(7)上記(2)記載の電動アクチュエータであって、前記コイルが、交流電圧が印加される第1のコイルと、当該第1のコイルのコイル軸方向の一側に配設され、かつ前記第1のコイルと同等の交流電圧が印加される第2のコイルと、を含むこと。
(8)上記(2)記載の電動アクチュエータであって、前記磁路部が、前記ねじ軸部材の中空部内へ環状に突出する環状突出部であること。
(9)上記(2)記載の電動アクチュエータであって、前記コイルが、交流電圧が印加される1つのコイルであり、前記磁路部が、前記ねじ軸部材の中空部内へ環状に突出し、かつ軸方向にテーパ状に形成されていること。
(10)上記(3)記載の電動アクチュエータであって、前記減速機構が、前記モータによって回転するウォームギアと、当該ウォームギアに噛合されて前記ナット部材に前記モータの回転を伝えるウォームホイールと、を有していること。
(11)上記(3)記載の電動アクチュエータであって、前記減速機構が、前記モータによって回転する第1の平歯車と、当該第1の平歯車に噛合されて前記ナット部材に回転を伝える第2の平歯車と、を有していること。
(12)上記(1)記載の電動アクチュエータであって、前記絶対位置検出機構が、前記ねじ軸部材の内周に設けられた環状の永久磁石と、当該永久磁石内に軸方向配置された磁歪材料と、を有し、前記磁歪材料に対し超音波を発信してから、この磁歪材料の密度変化部位からエコーが戻ってくるまでの時間を計測することにより、前記ねじ軸部材の軸方向絶対位置を検出すること。
上記(1)記載の電動アクチュエータによれば、絶対位置検出機構は、ねじ軸部材の中空部内に収納されて、このねじ軸部材に相対向し、軸方向移動するねじ軸部材の軸方向絶対位置を監視する。これにより、絶対位置検出部材設置のための占有空間をねじ軸部材の外に別途設ける必要がなくなる。従って、絶対位置検出部の新たな設置によって電動アクチュエータ本体の体格が大形化するのを回避できる。
上記(2)記載の電動アクチュエータによれば、ねじ軸部材に設けられた磁路部が、ねじ軸部材に螺合されたモータの回転によって軸方向移動するため、この磁路部に対向配置された固定側のコイルに、磁路部との磁気結合度合いに応じて誘起電圧や自己インピーダンスの変化を生じさせる。これにより、このコイルの電気特性の変化からねじ軸部材の軸方向移動による絶対位置を、コイルへの電源供給が遮断されて再び電源が回復した後も、正確に検出できる。
上記(3)記載の電動アクチュエータによれば、ナット部材の回転速度をモータの回転軸の回転速度に対し十分に緩めることにより、体格の小さなモータであっても、ねじ軸部材に大きな軸方向推力を発生することができる。よって、電動アクチュエータの体格を小さくすることができる。
上記(4)記載の電動アクチュエータによれば、モータ(の回転軸)とナット部材との間に減速機構を介在させることがないため、電動アクチュエータのねじ軸部材に軸方向外力が加わると、ナット部材とモータの回転軸が回転付勢される逆作動が生じ易い。よって、意図的に逆作動させる必要のある用途(例えば、電動アクチュエータのモータが故障した際に手動で動作させる必要がある場合等)にも適用できる。
上記(5)記載の電動アクチュエータによれば、ブラシレスDCモータが回転子の永久磁石の角度に応じて複数組のコイルに駆動電流を順次流す構成をとるところから、回転子の電気角1周期内の絶対角度を検出し、ねじ軸部材のねじのリード長さおよび減速機の減速比をその回転子の絶対角度で除算した信号を併用することで、ねじ軸部材の軸方向絶対位置を更に高い位置分解能で得ることができる。
上記(6)記載の電動アクチュエータによれば、1次コイルおよび2次コイルがこれらに対し相対的に軸方向移動するねじ軸部材とともに差動トランスを構成し、ふたつの2次コイルには、ねじ軸部材の軸方向移動位置に応じて電磁結合度が相対的に変化する誘起電圧が得られる。これらの誘起電圧はねじ軸部材の軸方向移動量に応じた信号であり、これらの両信号を差動演算することにより、ねじ軸部材のねじ軸方向の絶対位置を得ることができる。この軸方向絶対位置を用いてモータを駆動制御すれば、ねじ軸部材の軸方向位置を任意に位置決めすることができる。
上記(7)記載の電動アクチュエータによれば、ねじ軸部材の軸方向位置により第1のコイルおよび第2のコイルの自己インダクタンスが相対的に増減するため、各コイルに交流電圧を印加すると各コイルの電流振幅が相対的に増減する。これらの相対的に増減する電流を差動演算することで、各コイルに対するねじ軸部材の軸方向位置を検出することができる。
上記(8)記載の電動アクチュエータによれば、環状突出部は、その内径部が円形であるため、この内径部に対するコイルの同軸度のずれによる磁気結合度合への影響が小さい。よって高精度にねじ軸部材の軸方向位置を検出することができる。
上記(9)記載の電動アクチュエータによれば、ねじ軸部材が軸方向移動するとき、これに対向するコイルの自己インダクタンスが、このコイルと磁路部との間隔が変化することにより変化する。従って、この自己インダクタンスの変化を電圧、電流の変化として捉えることで、ねじ軸部材の軸方向移動位置を極めて簡単かつ安価な構成にて得ることができる。
上記(10)記載の電動アクチュエータによれば、ウォームホイールの周辺に小径短寸のウォームギアを螺合する構成であるため、高速から低速への動力変換機構を、ウォームホイールより僅か大きい半径内の空間に収めることが可能になる。従って、減速機構および電動アクチュエータ本体の小形化を実現できる。
上記(11)記載の電動アクチュエータによれば、第1の平歯車の周辺に小径短寸の第2の平歯車を螺合する構成であるため、高速から低速への動力変換機構を、第1の平歯車よりも僅かに大きい半径内の空間に収めることが可能になり且つ、ねじ機構とモータを軸方向に平行に配置することができる。従って、減速機構および電動アクチュエータ本体の小形化を実現できる。
上記(12)記載の電動アクチュエータによれば、磁歪材料を用いることで、簡単にねじ軸部材の軸方向絶対位置を検出でき、特にストロークの長い電動アクチュエータを構成するのに有用である。
本発明の電動アクチュエータは、ねじ軸部材に形成した中空部に絶対位置検出機構を設けたことで、電動アクチュエータ本体を大形化することを回避できる。また、モータの回転によって軸方向移動されるねじ軸部材の軸方向絶対位置を、電動アクチュエータの駆動装置への電源が断たれ、その後回復した場合にも、高精度に検出可能とすることができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る電動アクチュエータの第1実施形態の要部縦断面図であり、図2は図1の断面と直交する方向に切断した際の電動アクチュエータの第1実施形態の要部縦断面図である。尚、図1および図2ではモータを縦に切断せず示している。この電動アクチュエータは、回転型DCモータなどのモータ1と、モータ1の回転を減速する減速機構2と、減速機構2に連結されたねじ機構3と、ねじ機構3に連結された絶対位置検出機構4とからなる。
モータ1は電動アクチュエータの動力源となるものであり、例えば自動車に搭載される電動アクチュエータの駆動に用いる場合には、ブラシ付きのDCモータのほかブラシレスDCモータなどが用いられる。
このモータ1は、電動アクチュエータの本体を包む略円筒状の中ケース5の外周面に着脱可能に取り付けられている。このモータ1の回転軸6は中ケース5に形成された、図2に示すような有底型のモータ軸収納孔7内に突出している。
このモータ軸収納孔7の底部には軸受部材(ボールベアリング)8が設置されており、この軸受部材8に回転軸6の下端周面が回転自在に支持されている。
中ケース5の左右端部には、左ケース9および右ケース10がそれぞれボルトなど締結部材(図示しない)により着脱可能に取り付けられている。これらの左ケース9および右ケース10は、中心部が外側に突出する突出部9aおよび突出部10aを持つ。
突出部9aは、後述のねじ軸部材15の左端部を一定の間隙をおいて軸方向移動自在に収納するサイズ、形状に形成されている。突出部10aは突出部9aに比べて軸方向に長く、先端が開放されている。また、この突出部10aはねじ軸部材15の外周を摺動自在に支承する内径寸法および長さに形成されている。
減速機構2はモータ1の回転速度を一定の減速割合で減速し、後述のナット部材に伝えるものであり、ウォームギア11とこのウォームギア11に噛合するウォームホイール12とからなる。減速割合はウォームギア11とウォームホイール12とのギア数の比であり、ウォームギア11の回転がウォームホイール12に伝えられ、これが低速回転する。
ウォームギア11はモータ1の回転軸6に取り付けられ、回転軸6とともに回転する。ウォームホイール12はフランジ部12aとシリンダ部12bを一体に有し、フランジ部12aの周縁にギアが形成されている。
また、ウォームホイール12のシリンダ部12bの外周が、中ケース5の内周に嵌挿された2組の軸受部材13によって、垂直面内で回転可能に支持されている。
ねじ機構3は、モータ1の回転がウォームホイール12を介して伝達されるナット部材14と、このナット部材14の内周にボール16を介して螺合されたねじ軸部材15とからなる。ナット部材14はフランジ部14aとシリンダ部14bを一体に有し、このシリンダ部14bの外周にウォームホイール12のシリンダ部12b内周が嵌合、固定されている。従って、ナット部材14は、ウォームホイール12とともにねじ軸部材15の廻りに円滑に回転可能となっている。
ねじ軸部材15は全体に円筒状となし、従って中心部は中空部15aとなっている。このねじ軸部材15は、図上、略左半分の外周にねじ溝17が形成されている。ねじ溝17はボール16を介してナット部材14内周のねじ溝(符号を省略)に螺合されている。一方、ねじ軸部材15外周の右半分は円滑面18となっている。この円滑面18は突出部10aの内周に軸方向摺動自在に支持されている。円滑面18部には、軸方向の所定長に亘って所定深さおよび幅の細長いガイド溝19が所定長に亘って形成されている。
また、突出部10aには、これの肉厚内を貫通するように、回り止めピン20がねじ込まれ、その先端がガイド溝19内に突出している。従って、ねじ軸部材15は各ケース5、9、10内において回転が規制され、ガイド溝19の長さ内で軸方向移動が可能となっている。ねじ軸部材15の右端(開放端)には筒内への塵埃や湿気の侵入を防止し且つ本電動アクチュエータの出力を他の機構部品へ伝達するためのキャップ21がはめ込まれている。22は右ケース10aおよびねじ軸部材15間をシールするシールリングである。
ねじ軸部材15は磁性材からなり、このねじ軸部材15の内周に、中空部15a内へ環状に突出する磁路部としての環状突出部23が一体に設けられている。この環状突起部23は絶対位置検出機構4の一部を構成している。
絶対位置検出機構4は、環状突起部23と、この環状突起部23に対向するように中空部15a内に配置された1次コイル24と、2次コイル25、26とから構成されている。各コイル24、25、26は軸方向に並置され、1次コイル24の両隣りに2次コイル25、26がそれぞれ配置されている。なお、各コイル25、26は電気的特性および機械的特性が略等しく、1次コイル24の軸方向長さと2次コイル25、26のうち1本の軸方向長さを合計した長さと、環状突起部23の軸方向長さとが略等しくされている。
また、1次コイル24および2次コイル25、26は磁性材のコイル軸27に嵌挿されている。このコイル軸27は一端が左ケース9の突出部9a端の中心部に、これを貫通するように螺合されて、中空部15a内の軸方向に延びている。28はその螺合状態を保持する締め付け用ナットである。
従って、1次コイル24および2次コイル25、26はコイル軸27上に固定的に支持され、各コイル24、25、26の周囲を、ねじ軸部材15の環状突起部23が微小間隙を介し、軸方向移動可能となっている。29は各コイル24、25、26端を外部へ引き出すためのリード線である。このリード線29は、例えばコイル軸27に設けた中心孔などを通して、前記のように外部へ引き出される。
図3は前記電動アクチュエータを利用した絶対位置検出機構4の電気系統を示すブロック図である。図1および図2と同一の構成部分には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。絶対位置検出機構4は、1次コイル24に接続された交流電源41と、差動増幅器42と、同期整流器43と、ローパスフィルタ44とを備えている。ここで、2次コイル25、26は、コイル軸27に対し互いに逆方向の磁束を発生するように、直列接続されている。2次コイル25、26の互いに接続されない側の各一端は、差動増幅器42の2つの入力端子にそれぞれ接続されている。
差動増幅器42は、2次コイル25、26に誘起された2つの電圧を差動結合するように機能する。同期整流器43は差動結合された電圧と1次コイル24を励磁する交流電源41の電圧とを入力として、同位相または逆位相判別のための同期整流信号を生成するものである。ローパスフィルタ44は同期整流信号に含まれるリップル成分を除去するように機能する。
次に、前記のように構成された電動アクチュエータの基本動作および絶対位置検出動作について、説明する。
モータ1が駆動開始され、回転軸6が回転すると、減速機構2のウォームギア11およびウォームホイール12を介して、ねじ機構3のナット部材14がモータ1の回転に対して減速回転する。このナット部材14の回転は、ボール16を介して螺合するねじ機構3のねじ軸部材15に伝えられる。
ナット部材14はウォームホイール12および軸受13を介して中ケース5側に固定されているため、ねじ軸部材15はナット部材14の回転方向に応じて、左または右の軸方向にケース5、9、10内を移動する。
ねじ軸部材15は、回り止めピン20がガイド溝19に入り込んでいるため、回転が規制されるとともに、軸方向移動がガイド溝19の長さ内可能となっている。従って、ねじ軸部材15はモータ1の回転数に対応する距離だけ軸方向移動し、指定した位置で停止する。
続いて、モータ1の駆動によって軸方向移動したねじ軸部材15の位置決めを行なう等のために、そのねじ軸部材15の現在の軸方向位置を検出する場合を説明する。
モータ1の駆動を開始すると、減速機構2のウォームギア11、ウォームホイール12を介してねじ機構のナット部材14が減速回転する。このモータ1およびナット部材14の回転角(回転数)は、ナット部材14とともにボールねじを構成するねじ軸部材15の軸方向移動量に対応する。
このため、ねじ軸部材15に一体の環状突起部23を介しての、1次コイル24に対する二つの2次コイル25、26の電磁結合の度合いが、相対的に増減する。従って、1次コイル24に交流電源41から図4(a)に示すような交流電圧を印加して励磁すると、図4(b)に示すようなねじ軸部材15の軸方向変移(右方向変移、左方向変移)に対して、2次コイル25、26に、図4(c)および図4(d)に示すような電圧が誘起される。
この場合において、直列接続された2次コイル25、26に誘起される電圧のレベルはねじ軸部材15の軸方向変移位置、つまり2次コイル25、26の環状突起部23に対する相対位置関係により、前記のように変化する。
このように2次コイル25、26にそれぞれ誘起された電圧は、差動増幅器42の二つの入力端子に入力される。この差動増幅器42では、入力された二つの電圧信号を差動結合し、図4(e)に示すような信号を生成する。
次に、その差動結合した2次コイル25、26の誘起電圧と1次コイル24に入力される交流電源電圧の各周期を同期整流器43に入力して、同位相または逆位相の判別を行なうことで、図4(f)に示すような正負の全波整流信号を生成する。
続いて、この全波整流信号をローパスフィルタ44に通してリプルを除去し、図4(g)に示すような1次コイル24および2次コイル25、26に対するねじ軸部材15の軸方向位置、すなわち、ねじ軸部材15の軸方向絶対位置の信号を生成する。
このような電動アクチュエータ構成では、仮に一旦電動アクチュエータの駆動回路の電源が切れた場合であっても、電源の再投入時に再び1次コイル24が励磁され、2次コイル25、26はねじ軸部材15の軸方向絶対位置を瞬時に認識する。従って、従来におけるような原点復帰動作が不要となる。
また、このような軸方向絶対位置の検出手段である1次コイル24、2次コイル25、26および環状突起部23は、すべてねじ軸部材15の中空部15a内に納めておくことができる。従って、このような検出手段のために電動アクチュエータ本体に別途設置空間を用意する必要がなくなり、電動アクチュエータ全体の体格が大きくなるのを回避できる。この結果、省スペース化が要求される自動車用電動アクチュエータとして、利用価値が高いものとなる。
さらに、このようにして得られたねじ軸部材15の軸方向絶対位置を用いて、モータ1の回転角度および回転数を制御することにより、ねじ軸部材を任意に指定した軸方向位置に位置決めしたり、任意の速度で移動したりすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る電動アクチュエータの第2実施形態を図面に基づき説明する。図5は電動アクチュエータの第2実施形態の要部縦断面図である。本実施形態は、絶対位置検出機構4Aを除いて、第1実施形態と同様の構成であり、軸方向絶対位置の検出にコイルの自己インダクタンスの変化を検出する手法を用いるものである。
図5において、コイル軸27には、磁路23に対向する部位に、第1のコイル51および第2のコイル52が隣り合うように配置されている。第1のコイル51および第2のコイル52は、図6の電動アクチュエータにおける絶対位置検出回路に示すように接続されている。この絶対位置検出回路では、第1のコイル51が電流検出用の抵抗53を介して交流電源41に接続され、また第2のコイル52が電流検出用の抵抗54を介して電源41に接続されている。第1のコイル51および第2のコイル52は電気特性、機械特性が同等のものが用いられる。
第1のコイルと51と抵抗53との接続点P1および第2のコイル52と抵抗54との接続点P2が、それぞれ差動増幅器42の2つの入力端子に接続されている。また、差動増幅器42には同期整流器43およびローパスフィルタ44が順次接続されている。
差動増幅器42、同期整流器43およびローパスフィルタ44は、第一の実施形態について述べたものと同一の機能を持ち、差動増幅器42は、第一のコイル51および第二のコイル52に流れる電流によって抵抗53および抵抗54に生じる2つの電圧を差動結合するように機能する。
同期整流器43は差動結合された電圧と交流電源41の電圧とを入力として、同位相または逆位相判別のための同期整流信号を生成するものである。フィルタ44は同期整流信号に含まれるリプルを除去するように機能する。
前記のように構成された電動アクチュエータの基本動作および絶対位置検出動作について、図7を参照して説明する。図7は図6に示すねじ軸部材15の移動と電気系統各部の信号波形を示す説明図である。
まず、モータ1が駆動開始され、回転軸6が回転すると、減速機構2のウォームギア11およびウォームホイール12を介して、ねじ機構3のナット部材14がモータ1の回転に対して減速回転する。このナット部材14の回転は、ボール16を介して螺合するねじ機構3のねじ軸部材15に伝えられる。
ナット部材14はウォームホイール12および軸受13を介して中ケース5側に固定されているため、ねじ軸部材15はナット部材14の回転方向に応じて、左または右の軸方向にケース5、9、10内を移動する。ねじ軸部材15はモータ1の回転数に対応する距離だけ軸方向移動し、指定した位置で停止する。
次に、モータ1の駆動によって軸方向移動したねじ軸部材15の位置決めを行なう等のために、そのねじ軸部材15の現在の軸方向位置を検出する場合を説明する。
まず、モータ1の駆動を開始すると、減速機構2のウォームギア11、ウォームホイール12を介してねじ機構のナット部材14が減速回転する。このモータ1およびナット部材14の回転角(回転数)は、ナット部材14とともにボールねじを構成するねじ軸部材15の軸方向移動量に対応する。
このため、ねじ軸部材15に一体の環状突起部23に対する1次コイル51および2次コイル52の電磁結合の度合いが、相対的に増減する。従って、各コイル51、52の自己インダクタンスも相対的に増減する。
そこで、各コイル51、52に交流電源41を接続して、図7(a)に示すような電圧を印加すると、ねじ軸部材15の図7(b)に示すような軸方向変移に対し、図7(c)または図7(d)に示すような電流が各コイル51、52に流れる。
この電流の振幅は各コイル51、52が持つ自己インダクタンスに応じて相対的に変化する。抵抗53、54は各コイル51、52に流れる電流に対する電圧を発生し、これらの各電圧が差動増幅器42に2つの入力端子から入力される。この差動増幅器42では、入力された2つの電圧信号を差動結合し、図7(e)に示すような信号を生成する。
次に、その差動結合した各電圧信号の周期を同期整流器43に入力して同位相または逆位相の判別を行なうことで、図7(f)に示すような正負の全波整流信号を生成する。
続いて、この全波整流信号をローパスフィルタ44に通してリプルを除去し、図7(g)に示すような各コイル51、52に対するねじ軸部材15の軸方向位置、すなわち、ねじ軸部材15の軸方向絶対位置の信号を生成する。
このような電動アクチュエータ構成においても、一旦電動アクチュエータの駆動回路の電源が切れた場合に、電源の再投入時にねじ軸部材15の軸方向絶対位置が瞬時に認識される。従って、従来におけるような原点復帰動作が不要となる。
前記各実施形態では、減速機構として、コンパクトでありながら大きな減速比が、得られ、かつ逆動作せずに位置保持性が良いという利点から、ウォームギア11およびウォームホイール12を用いた例を示した。これに代えて、ねじ機構3とモータ1の位置関係や減速比によっては平歯車および傘歯車などからなる、他の形式の減速機構を必要に応じて用いることができる。例えば、本電動アクチュエータが設置されるスペースの制限により、ねじ機構3とモータ1の位置関係を軸方向に平行にする必要がある場合は、ウォームギア11およびウォームホイール12の代わりに平歯車を用いればよい。また、本実施形態の如く、ねじ機構3の軸とモータ1の軸の位置関係を直交とし且つ、減速比を小さくとりたい場合は、ウォームギア11およびウォームホイール12の代わりに傘歯車を用いるとよい。
また、前記実施形態では、モータ1の効率とねじ軸部材15の軸方向移動速度等の諸元から、モータ1とねじ軸部材15との間に前記減速機構2を配置したが、用途によってはナット部材14に回転子を、中ケース5に固定子をそれぞれ組み込んだ形式のダイレクトドライブモータを構成し、直接ナット部材14に回転力を与えるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、絶対位置検出機構4として、ねじ軸部材15に対し中空部15a内へ突出する環状突起部23を設けた例を示したが、ねじ軸部材15の内周を軸方向にテーパ状に突出させた環状突起部を設け、これに対向するコイル軸27上の位置に1つのコイルを配設するようにしてもよい。これにより、ねじ軸部材15が軸方向移動することによって変化するコイルのインダクタンスによって、ねじ軸部材15の軸方向絶対位置を検出することができる。
さらに、ねじ軸部材15の内周に環状突起部として円環状の永久磁石を設け、この永久磁石の中に前記のようなコイルではなく、軸状の磁歪材料を配設するようにしてもよい。この場合には、永久磁石の磁場により磁歪材料の密度が変化して音響インピーダンスに差が生じる。
そこで、この磁歪材料の片端面または両端面に圧電素子などにより少なくとも半周期の超音波を発信する。すると、音響インピーダンスに差が出ている部位(永久磁石の軸方向絶対位置)からエコーが戻ってくる。
この超音波の発信からエコーが戻ってくるまでの時間を計測することで、ねじ軸部材15の軸方向絶対位置を検出することができる。この磁歪材料を用いた軸方向絶対位置の検出方法は、ストロークの長い電動アクチュエータを構成する場合に、特に有用である。
また、前記実施形態では、モータ1としてブラシ付きのDCモータを用いた場合を示したが、ブラシレスDCモータなど、他の形式のモータも適用できる。例えばブラシレスDCモータでは、通電切り替え(回転子の永久磁石の角度に応じて、各相のモータ巻線にトルク電流を流す)のために、回転子の絶対角度を検出する機構を有する。
そこで、回転子の電気角1周期内の絶対角度を検出し、ねじ機構のリード長さおよび減速機の減速比を回転子の前記絶対角度で除算した信号を併用することで、ねじ軸部材15の軸方向絶対位置を更に高い位置分解能で得ることができる。
また、前記実施形態では、ねじ機構としてボールねじを用いた場合を示したが、転動体を用いないすべりねじを使用してもよい。しかしながら、転動体としてボールを用いたボールねじの方が、トルク性能や効率等の面からは好ましい。なお、ボールねじは、移動体と軌道面の隙間が無い予圧形式が好ましいが、転動体と軌道面の隙間がある形式であっても、低コストに電動アクチュエータを構成できるという利点がある。
本発明に係る電動アクチュエータの第1実施形態の要部縦断面図である。 図1の断面と直交する方向に切断した際の電動アクチュエータの第1実施形態の要部縦断面図である。 本発明の電動アクチュエータにおける絶対位置検出部を示す電気系統図である。 図3におけるねじ軸部材の位置と電気系統図各部の信号との関係を示す説明図である。 本発明に係る電動アクチュエータの第2実施形態の要部縦断面図である。 本発明の電動アクチュエータにおける他の絶対位置検出部を示す電気系統図である。 図6におけるねじ軸部材の位置と電気系統図各部の信号との関係を示す説明図である。
符号の説明
1:モータ
2:減速機構
3:ねじ機構
4:絶対位置検出機構
5:中ケース
6:モータの回転軸
9:左ケース
10:右ケース
11:ウォームギア
12:ウォームホイール
14:ナット部材
15:ねじ軸部材
23:環状突起部
24:1次コイル
25、26:2次コイル
27:コイル軸
41:交流電源
42:差動増幅器
43:同期整流器
44:ローパスフィルタ
51:第一のコイル
52:第二のコイル
53、54:抵抗

Claims (12)

  1. モータを駆動しナット部材を回転させることにより、前記ナット部材に螺合されたねじ軸部材を軸方向移動させるための電動アクチュエータであって、
    前記ねじ軸部材に当該ねじ軸部材の中心線に沿って形成された中空部と、
    前記中空部に設けられた絶対位置検出機構と、
    を備え、
    前記絶対位置検出機構が、前記モータの回転角に対応する前記ねじ軸部材の軸方向における軸方向絶対位置を検出することを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記絶対位置検出機構が、前記中空部に臨むように前記ねじ軸部材に設けられた磁路部と、当該磁路部に対向するように軸方向配置されたコイルと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記モータの回転軸と前記ナット部材とが減速機構を介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記モータの回転軸に前記ナット部材が直接組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記モータが、ブラシレスDCモータであることを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記コイルが、交流電圧が印加される1次コイルと、当該1次コイルのコイル軸方向の両側に配置された2次コイルと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  7. 前記コイルが、交流電圧が印加される第1のコイルと、当該第1のコイルのコイル軸方向の一側に配設され、かつ前記第1のコイルと同等の交流電圧が印加される第2のコイルと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  8. 前記磁路部が、前記ねじ軸部材の中空部内へ環状に突出する環状突出部であることを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  9. 前記コイルが、交流電圧が印加される1つのコイルであり、前記磁路部が、前記ねじ軸部材の中空部内へ環状に突出し、かつ軸方向にテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  10. 前記減速機構が、前記モータによって回転するウォームギアと、当該ウォームギアに噛合されて前記ナット部材に前記モータの回転を伝えるウォームホイールと、を有していることを特徴とする請求項3に記載の電動アクチュエータ。
  11. 前記減速機構が、前記モータによって回転する第1の平歯車と、当該第1の平歯車に噛合されて前記ナット部材に回転を伝える第2の平歯車と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の電動アクチュエータ。
  12. 前記絶対位置検出機構が、前記ねじ軸部材の内周に設けられた環状の永久磁石と、当該永久磁石内に軸方向配置された磁歪材料と、を有し、前記磁歪材料に対し超音波を発信してから、この磁歪材料の密度変化部位からエコーが戻ってくるまでの時間を計測することにより、前記ねじ軸部材の軸方向絶対位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
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