JP2005260814A - コンテンツ配信装置およびコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
交通機関を利用するユーザを対象としたコンテンツをビデオ・オン・デマンド方式で配信する場合、交通機関が目的地に到着するまでに、選択したコンテンツをユーザが視聴完了できるか否かがわからない。
【解決手段】
コンピュータが、コンテンツの配信に要する配信総時間とユーザの利用する交通機関のタイムスケジュールを比較して、ユーザが交通機関を利用する間にユーザが指定したコンテンツの最後まで視聴できるか否かを判定して、ユーザ端末へ判定結果を通知する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、航空機等、交通機関の利用ユーザに対するコンテンツ配信装置およびコンテンツ配信方法に関する。
現在、航空機の機内サービスとして、顧客の希望する動画コンテンツを座席に備え付けられた座席端末で上映するサービスが存在する。このサービスは、テレビ放送と同じように、顧客は希望のチャンネルを選択し、そのチャンネルで上映されているコンテンツを視聴する形式が殆どだが、なかには、機内ビデオ・オン・デマンドサービスの実施を表明する航空会社も既に存在する(非特許文献1)。
視聴者の利便性を追求するビデオ・オン・デマンドの場合、視聴者の要求するタイミングで希望コンテンツを再生だけでなく、数回に分けて視聴できるようにする必要がある。
このような分割視聴に対応するため、番組の視聴を途中で中止した場合に、同じ番組の続きを別の任意の時点で視聴できるビデオ・オン・デマンド・システムに関する技術が既に公開されている。(特許文献1)
すなわち、映像端末のデマンド制御装置にユーザIDが予め登録されたICカードを装填可能とし、このICカードに対して、ユーザが配信を要求した番組コード、および、デマンド制御装置が番組データの受信を停止した時の配信番組の経過時間データを記憶する。その後、同じ番組の配信要求をユーザが出した時、デマンド制御装置は、ICカードに記録される番組コードと経過時間を読み取ってビデオサーバへ送信する。この送信されてきた情報に基づき、ビデオサーバは、該当する番組データを受信停止位置から配信する。
特開平7−336318号公報 Compu-Kiss、this week in travel & transportation「Song, Delta's New Airline 」、[online]、[平成16年2月20日検索]、インターネット<URL:http://www.compukiss.com/populartopics/travel#transhtm/article870.htm>
第一の課題は、航空機、鉄道、バス等の交通機関を利用するユーザを対象としたビデオ・オン・デマンド方式のコンテンツ配信では、交通機関が目的地に到着するまでに、選択したコンテンツをユーザが完全に視聴できる時間があるか否かが問題となる。とくに、ユーザが数回に分けて同一コンテンツを分割視聴する場合に、この問題は際立つ。
すなわち、従来のテレビ放送方式の配信ならば、ユーザの交通機関の利用時間に基づきコンテンツの配信時間と配信時刻をコンテンツ提供者側が設定できるのに対して、ビデオ・オン・デマンド方式の配信では、コンテンツ配信に関する条件が全てユーザに委ねられてしまうため、ユーザが選択したコンテンツが完全に配信できるか否か、ユーザ側もコンテンツ提供者側も予測できない。
もし、交通機関の目的地到着に到った時点で初めて、コンテンツの最後まで視聴できないことにユーザが気づかされるようでは、ユーザの交通機関に対する満足度は下がらざるを得ないし、このような事態は交通機関の運営業者にとって好ましくない。
第二の課題として、コンテンツを選択する段階で、ユーザ自身が交通機関の目的地到着までの時間を考慮して選択することは、ユーザにとって非常に煩わしい。特に、交通機関の出発時刻や所要時間が変更になった場合、ユーザがその変更を迅速に把握することは困難である。
第三の課題として、コンテンツ配信者、ユーザの双方にとって、交通機関の目的地までの所要時間という制限を超えてコンテンツ候補の選択幅を広げるという課題がある。
すなわち、現状では、ユーザは、交通機関の利用中に配信を開始し配信完了できるコンテンツしか選択できない。つまり、目的地までの所要時間を超える配信総時間を有するコンテンツは、提供機会が制限されてしまう。コンテンツ配信者にとって、このような制限は、コンテンツ購入金額圧縮、コンテンツメニューの充実、コンテンツ配信に伴う配信手数料・広告料等の収入増といったビジネス上の観点から、極力排除すべきものである。一方、ユーザにとっても、交通機関の利用時には、改札や搭乗チェックインから出発時刻までの待合せ時間を如何に快適に過ごすかという課題が必ず付きまとう。
本発明の第一の目的は、ユーザに対して、ユーザが選択したコンテンツを目的地に到達するまでに視聴完了できるか否かの情報を提供し、上記のような顧客満足度低下を防ぐことにある。
本発明の第二の目的は、ユーザのスケジュールを考慮して、ユーザが視聴可能なコンテンツ候補をユーザに提供することである。
本発明の第三の目的は、ユーザが視聴可能なコンテンツ候補をユーザに提供する場合、単純にユーザが利用する交通機関の出発から目的地到着までの所要時間だけを考慮するのではなく、ユーザが交通機関を利用する以前の待合せ時間を加味して、コンテンツ候補を提供することである。
本発明は、端末から受信したユーザ情報およびコンテンツの再生済み位置に基づいて、ユーザ情報、コンテンツの配信総時間が対応づけて管理される視聴管理テーブルを参照し、受信した前記ユーザ情報に対応づけられた配信総時間と前記再生済み位置から、該ユーザ情報にコンテンツを配信するための配信所要時間を算出するとともに、ユーザ情報、予定情報が対応づけて管理されるスケジュール管理テーブルから前記ユーザ情報の所定の予定情報と現在日時から該ユーザがコンテンツを視聴できる視聴可能時間を算出した上で、前記配信所要時間を前記視聴可能時間との比較に基づいて、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信することを特徴とする。
また、本発明では、前記スケジュール管理テーブルに管理される予定情報が、ユーザが利用する交通機関の出発日時および該交通機関が目的地に到着する迄の所要時間が求められる情報であって、前記算出手段は、交通機関の前記所要時間と、現在日時から前記出発日時に基づいた待機時間を合算して視聴可能時間を算出することで、前記配信所要時間を前記視聴可能時間との比較して、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信することを特徴とする。
さらに、本発明は、前記視聴管理テーブルに前記ユーザ情報が存在しない場合、あるいは、前記受付手段が前記候補要求情報を受信した場合に、コンテンツ、配信総時間が対応づけて管理されるコンテンツ管理テーブルから、前記配信総時間が前記ユーザの視聴可能時間を超過しないコンテンツを抽出し、コンテンツ候補として該端末に送信することを特徴とする。
本発明によって、ユーザに対して、ユーザが選択したコンテンツが、目的地に到達するまでに視聴完了できるか否かの情報を情報提供し、顧客満足度低下を防ぐことが可能となる。
また、本発明によって、ユーザのスケジュールを考慮して、ユーザが視聴可能なコンテンツ候補をユーザに提供することで、ユーザ自身が交通機関のスケジュールを考慮したコンテンツ選択するという不便を解消できる。
また、本発明によって、ユーザが利用する交通機関の出発から目的地到着までの所要時間だけでなく、ユーザが交通機関を利用する以前の待合せ時間を加味して、コンテンツ候補を提供することで、コンテンツの選択幅を広げ、ユーザ満足度およびコンテンツ配信者のビジネスを増大させることが可能となる。
本発明における一実施形態のシステム全体の構成を図1に示す。尚、ここで示す実施形態は、航空機利用を想定したコンテンツ配信システムだが、当然ながら、鉄道、バスなど、いかなる旅客運輸交通機関にも本システムを適用できる。
本発明は、番組管理サーバ100、フライト管理システム200、ロビー端末300あるいは機内端末400、旅券媒体500で構成される。また、特に記していないが、番組管理サーバ100とフライト管理システム200、ロビー端末300あるいは機内端末400間でデータ交換を実現する、有線または無線ネットワークが存在する。
番組管理サーバ100は、さらに、番組決定手段110、再生手段120、終了手段130、視聴管理DB(データベース)140、広告管理DB150、番組管理DB160で構成される。
番組決定手段110は、ユーザの視聴可能時間を考慮したコンテンツ候補をユーザに提案し、ユーザが選択したコンテンツ情報を管理する。再生手段120は、ユーザのコンテンツ配信要求に基づきユーザの視聴可能時間内にコンテンツ配信が完了するか否かを判定し、もし配信完了しないと判定するとその旨の警告を端末表示させる。終了手段130は、ユーザの交通機関利用スケジュールに基づく所定の予定日時に達したか否かを監視し、達した場合は配信中のコンテンツを強制的に停止する。
視聴管理DB140には、ユーザの利用航空機や選択したコンテンツに関する情報が管理される。図11に示した視聴管理テーブル800のごとく、ユーザ毎に、ユーザの利用航空機のフライトNo、座席No、ロビー端末300か機内端末400のいずれを利用中か示す端末種別、端末No、コンテンツを識別するための番組No、コンテンツの配信総時間を示す上映時間、コンテンツの再生経過時間を示す再生済時間、および、現在コンテンツが配信中か否かを示す再生フラグ、といった情報が管理される。
なお、視聴管理DB140には、さらに、フライト管理システム200内のフライト管理DB210で管理される航空機毎の各フライトスケジュール情報のうち、ユーザの利用航空機に該当するフライトスケジュールが読み込まれ記録されてもよい。その際は、フライト管理DB210に変更があれば、その変更情報を視聴管理DB140に反映することとする。
広告管理DB150には、ユーザが選択したコンテンツに併せて送信される広告の情報と、広告コンテンツそのもののデータが管理される。図12に示した広告管理テーブル900の如く、広告毎に、広告を識別するための広告No、広告が選択されるべきコンテンツの内容ジャンルを示す分類、といった情報が管理される。そして、図示していないが、広告Noに対応づけられた広告コンテンツデータも広告管理DB150で管理される。
番組管理DB160には、ユーザに提供すべきコンテンツに関する情報、および、コンテンツそのもののデータが管理される。図10に示した番組管理テーブル700の如く、コンテンツ毎に、コンテンツを識別するための番組NO、コンテンツのタイトルを示す題名、コンテンツの概要である紹介文、コンテンツの配信総時間を示す上映時間、コンテンツの内容ジャンルを示す分類、といった情報が管理される。そして、図示していないが、番組NOに対応づけられたコンテンツデータも番組管理DB160で管理される。
なお、航空機内のコンテンツ配信をより確実に実施するために、コンテンツデータは、番組管理DB160だけでなく、併せて航空機内の図示していない記憶装置に保存されてもよい。
この場合、番組管理テーブル700には、コンテンツ毎に、さらに、このコンテンツをどの航空機が保存しているのか(つまり、配信対象にしているのか)を示すフライトNOが管理されることになる。そして、番組決定手段110は、航空機内での再生が視聴完了に必要なコンテンツを候補とする場合は、ユーザが搭乗する航空機のフライトNOに合致するコンテンツを番組管理テーブル700から絞り込むことになる。
フライト管理システム200は、フライト管理DB210や、その他フライト情報を生成変更管理する図示していないフライト制御手段で構成される。
フライト管理DB210には、各航空機のフライトスケジュールに関する情報が管理される。図9に示したフライト管理テーブル600のように、ここには、航空機毎に、航空機を識別するためのフライトNO,搭乗案内の時期を示す搭乗案内日時、出発の時期を示す出発日時、目的地へ到着する時期を示す到着日時、といった情報が管理される。なお、図9は、データを簡略化して時刻しか記入していないが、当然、各情報とも年月日を加えて管理しても差し支えない。これらの情報は、フライト制御手段が新規に入力したり、あるいは、スケジュールを監視して変更があれば、随時情報を更新する。
ロビー端末300、および、機内端末400は、それぞれ、ユーザからのコンテンツの選択や再生要求を番組管理サーバ100に伝えるとともに配信されたコンテンツを再生する閲覧手段310、410、および、ユーザが携帯する旅券媒体500に記憶された情報を読み取る媒体読取手段320、420で構成される。
閲覧手段310、410は、番組管理サーバ100から送信されてくるコンテンツ再生画面、コンテンツ再生中断画面を表示し、その際ユーザが今回コンテンツ再生を中断したところから継続して再生を希望する継続視聴を選択するボタンが押下されると、番組管理サーバ100に、今まで再生していたコンテンツをどこまで再生し終わったかを示す再生済み位置を送信する。
この再生済み位置は、閲覧手段310、410が再生したコンテンツの最終フレーム情報、あるいは、コンテンツの先頭位置からの累積時間を示すタイムインジケータなど、コンテンツ全体における任意の位置を特定できる情報であり、その位置情報からコンテンツの残り部分の配信時間を求めることができる情報であれば、その情報の形式や内容は問わない。
本発明の実施例においては、ロビー端末300は、ユーザが搭乗手続き以降待機する場所(空港ロビー、搭乗ゲートなど)に、一あるいは複数設置される。機内端末400は、航空機の一あるいは複数の座席に対応して設置される。
旅券媒体500は、記憶領域510を含む。搭乗手続き(チェックイン)が行なわれた際に、図示していない搭乗手続装置が記憶領域510に、搭乗する航空機を識別するためのフライトNo、ユーザの指定座席位置を示す座席Noを記憶させる。なお、この他、搭乗ゲートNoなど、旅客業務に必要な情報を記憶領域510に記憶させてもよい。旅券媒体500は、接触型あるいは非接触型のICカードやICタグ、さらには、紙チケットに印刷、貼付されるバーコードなど、上記情報が記録できる記憶媒体ならば、どのような媒体でもかまわない。
図2に、本発明の実施例における、旅券媒体500、ロビー端末300あるいは機内端末400、番組管理サーバ100間の全体処理フローを示す。
S1で、ロビー端末300あるいは機内端末400が、閲覧手段310、410上の操作を契機にユーザのコンテンツ配信要求を、挿入された旅券媒体500の記憶領域510から読み取ったフライトNOおよび座席NOとともに、番組管理サーバ100に送信する。
S2で、番組管理サーバ100の番組決定手段110は、ロビー端末300あるいは機内端末400からのコンテンツ配信要求を受信し、その端末NOおよび、フライトNO、座席NOを識別する。
S3で、番組管理サーバ100の番組決定手段110は、この配信希望ユーザが新規ユーザであるか否かを判断するために、視聴管理テーブル800を参照し、識別したフライトNOと座席NOの組み合わせ(ユーザを識別する情報となる)で管理されるユーザレコードが存在するか否か、を判定する。
なお、このS3の処理で、ロビー端末300あるいは機内端末400に表示される図示していない配信希望画面に、新規コンテンツ選択なのか、あるいは、既に視聴し始めたコンテンツの継続配信指示なのか、を選択できる指示ボタンを備えておき、選択されたボタン情報をロビー端末300あるいは機内端末400が番組管理サーバ100に送信するようにすれば、番組決定手段110は、視聴管理テーブル800を参照せずに、受信した選択ボタン情報の内容から、即座にS4、S7の何れの処理へ進むべきかを決定することが可能になる。
該当ユーザレコードが存在しない場合、番組決定手段110は、まだ配信すべきコンテンツが決定されていないと判断してS4の番組決定処理へ進む。一方、該当ユーザレコードが存在する場合は、既にコンテンツは選択されており、該選択済みのコンテンツの配信要求がなされていると判断して、番組決定手段110は、再生手段120に該当ユーザレコード情報を指定した上、以降のコンテンツ再生処理を実行するよう指示する。
但し、このS3の処理で、フライトNOと座席NOとの組み合わせが該当するユーザレコードが存在している場合でも、端末種別に機内端末400が設定されているならば、さらに、配信要求している端末NOとユーザレコードに記録される端末NOを照合し、一致しない場合は、自分の指定座席とは異なる座席でコンテンツ配信を希望していると判断して、番組決定手段110は、自分の指定座席から番組の視聴希望を行なうよう指示する警告画面を配信要求している機内端末400へ送信し、一連の処理を終了する。
S4で、番組決定手段110は、視聴管理テーブル800へ新規ユーザレコードを生成し、フライト管理テーブル600に管理される該当フライトNOのスケジュールや番組管理テーブル700を参照しながらコンテンツ候補をロビー端末300あるいは機内端末400へ送信し、S5で、該端末はその候補情報を図13のようなコンテンツ選択画面1000に表示し、S6で、該端末はユーザから指示された選択コンテンツ情報を再び番組管理サーバ100へ送信し、番組決定手段110は、選択されたコンテンツ情報を視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードへ記録した上で、該当ユーザレコード情報を指定して、再生手段120に再生処理を実行するように指示する。
なお、このS4の番組決定処理については、図3および図4を示しながら、その詳細処理フローを後に説明する。
S7で、番組管理サーバ100の再生手段120は、番組決定手段110からの再生処理指示を受けて、視聴管理テーブル800を参照し、該当ユーザが配信希望するコンテンツを所定の配信開始位置からロビー端末300あるいは機内端末400に配信する。
但し、配信を開始する前に、ユーザの視聴可能時間内にコンテンツ配信が完了するか否かを判断し、もし完了できないと判定すれば、ロビー端末300あるいは機内端末400に対してユーザの視聴可能時間内には配信完了できない旨を伝える図17のようなコンテンツ再生時間不足画面1500を表示する。そして、この画面表示に対して、ロビー端末300あるいは機内端末400から継続視聴を続けるとのユーザ指示があれば、該当ユーザレコードの再生済時間に記録される配信開始位置からコンテンツを配信する。
S8で、ロビー端末300あるいは機内端末400の閲覧手段310、410が、番組管理サーバ100から送信されるコンテンツや画面情報をディスプレイに表示し、あるいは、画面上で操作ボタン等のイベント指示が入力されるとその情報を番組管理サーバ100へ送信する。
S9で、番組管理サーバ100の終了手段130は、視聴管理テーブル800において再生フラグがコンテンツ配信中を示すユーザレコードを参照し、該ユーザの利用フライトNOのスケジュールをフライト管理テーブル600で確認し、所定の予定日時(搭乗案内日時や到着日時)に基づいた基準日時を特定し、現在再生中のコンテンツを強制的に停止すべきか否かを判断する。
コンテンツを強制的に停止すべきと判定すれば、ロビー端末300あるいは機内端末400に対して、コンテンツ配信を停止するとともに、強制停止情報と継続視聴の希望をユーザに問い合わせる情報を含む画面を表示する。そして、ロビー端末300あるいは機内端末400から、継続視聴予約指示が返信されれば、その指示情報に基づいて、視聴管理テーブル800の再生済時間を更新する。
S10で、ロビー端末300あるいは機内端末400の閲覧手段310、410は、番組管理サーバ100から送信される画面情報をディスプレイに表示し、あるいは、画面上で操作ボタン等のイベント指示が入力されるとその情報を番組管理サーバ100に送信する。
以上が、本発明の実施例における全体処理フローである。
図3および図4に、番組管理サーバ100の番組決定手段110が実行する番組決定処理の詳細処理フローを示す。図2の全体処理フローで既に述べたが、この番組決定処理は、番組決定手段110が、S2の依頼受付処理およびS3の新規ユーザ判定を行なって、配信を希望するユーザが新規ユーザであると判断された場合に実行される。
S21で、新規ユーザの情報を管理するため、番組決定手段110は、視聴管理テーブル800に新規レコードを作成し、S22で、ロビー端末300あるいは機内端末400から送信されてきたフライトNO、座席NO、端末NOを、この新規作成レコードに記録する。
この時、番組決定手段110は、端末NOから端末種別を識別し、併せて記録する。例えば、図11の視聴管理テーブル800の例では、「ST」という文字を含む端末NOは機内端末400を示すものとして、端末種別を「FLT」と記録する。また、「LB」という文字を含む端末NOはロビー端末300を示すものとして、端末種別を「LBY」と記録する。
この端末種別は、ロビー端末300と機内端末400とでは以降の処理内容が異なるために、設けられるものである。
S23で、番組決定手段110は、端末種別を識別することで、配信希望ユーザが搭乗案内までの待機場所、あるいは、航空機内、のどちらの場所に位置しているかを判定する。待機場所か機内かの違いは、番組決定手段110のユーザの視聴可能時間算出方法に影響する。そして、端末種別が「LBY」ならば空港ロビーにユーザがいると判断し、番組決定手段110はS24〜S30の処理へと進み、一方、端末種別が「FLT」ならば航空機内にユーザがいると判断し、S34〜S36へと進む。
空港ロビーにユーザがいると判断すると、S24で、番組決定手段110は、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードのフライトNOを識別し、フライト管理テーブル600の該当フライトNOレコードから、対応する搭乗案内日時、出発日時、到着日時を読み込む。
S25で、番組決定手段110は、該当フライトNOの航空機内におけるコンテンツ配信可能な時間である機内再生時間を算出する。すなわち、番組決定手段110は、出発日時と到着日時の差分時間から、さらに設定された所定時間(本実施例では40分間)を減じることで、機内再生時間を算出する。
通常、航空機内においては、離陸後および着陸前のある一定時間は、航空機の各種機器に影響を与えるのを防ぐため、あるいは、安全のため座席やテーブルを所定状態に整えるため等の条件で、機内端末400が使用できない時間を考慮する必要がある。差分時間から所定時間を減じるのは、こうした点を考慮している。
さらに、この所定時間は、出発から離陸までの時間等他の条件を考慮して設定することも可能であり、逆に、機内端末400が使用できない状態を想定する必要が無いのならば、所定時間を設定しなくともよい。
また、この所定時間は、プログラムに書き込まれるよりも、随時管理者が設定変更できるように、条件テーブルに、その他の条件項目とともに、記録されていることが望ましい。
S26で、番組決定手段110は、待機場所においてコンテンツを配信可能な時間である搭乗前再生時間を算出する。すなわち、番組決定手段110は、搭乗案内日時と現在日時の差分時間から、さらに設定された所定時間(本実施例では10分間)を減じることで、搭乗前再生時間を算出する。
この時、所定時間を設定して減じるのは、搭乗案内日時が開始される前に予めコンテンツ配信を停止し、ユーザの搭乗案内への準備を整えさせる時間を用意するためである。もしも、このような時間が必要ないのであれば、所定時間を減じる必要はない。
S27で、番組決定手段110は、S25で算出した機内再生時間と、S26で算出した搭乗前再生時間を合算する。これにより、配信希望ユーザの搭乗案内までの待機時間までふくめた最大限の視聴可能時間となる再生合計時間が算出される。
S28〜S30で、番組決定手段110は、機内再生時間、搭乗前再生時間、再生合計時間のそれぞれを条件に、番組管理テーブル700の上映時間を参照し、これら条件に合致するコンテンツを順次抽出する。
すなわち、S28で、番組決定手段110は、コンテンツの上映時間が搭乗前再生時間よりも短いコンテンツを選択し、コンテンツの番組NO、題名、紹介文、上映時間を番組B群として抽出する。この番組B群に抽出されたコンテンツは、今から搭乗案内日時の10分前までに視聴を完了できるものである。
S29で、番組決定手段110は、コンテンツの上映時間が機内再生時間よりも短いコンテンツを選択し、コンテンツの番組NO、題名、紹介文、上映時間を番組C群として抽出する。但し、既に番組B群に抽出されたコンテンツは、除外される。番組C群に抽出されたコンテンツは、機内に搭乗中だけでも視聴完了が可能であるが、それを待機時間から見始めることができるものである。
S30で、番組決定手段110は、コンテンツの上映時間が、搭乗前再生時間と機内再生時間を合算した再生合計時間よりも短いコンテンツを選択し、コンテンツの番組NO、題名、紹介文、上映時間を番組A群として抽出する。但し、既に番組B群・番組C群に抽出されたコンテンツは、除外される。さらに、番組決定手段110は、上映時間が機内再生時間をどれだけ超過しているか超過時間を算出する。
番組A群に抽出されたコンテンツは、機内だけでは視聴完了ができない、したがって、従来ならば、コンテンツ候補になり得なかったコンテンツである。
一方、S23の端末種別で機内端末であると判断した場合、番組決定手段110は、S34〜S36を処理して、コンテンツ候補の抽出する。
S34で、番組決定手段110は、フライト管理テーブル600の該当フライトNOレコードから到着日時を特定する。
S35で、番組決定手段110は、機内におけるコンテンツ視聴可能時間となる機内再生時間を算出する。機内再生時間は、到着日時と現在日時の差分時間から、さらに、設定された所定時間(本実施例では20分)を減じたものである。
この所定時間は、航空機の着陸前のある一定時間は、航空機各種機器に影響を与えるのを防ぐため、あるいは、座席やテーブルを所定状態に整えるため等の条件で、機内端末400が使用できないことを考慮している。所定時間には、さらにその他の条件を加えて設定されてもよいし、また、不要として設定しなくてもよい。
S36で、番組決定手段110は、算出した機内再生時間内で視聴完了できるコンテンツ候補を、番組管理テーブル700の各コンテンツレコードの上映時間を参照して抽出する。コンテンツの上映時間が機内再生時間よりも短いコンテンツを選択し、コンテンツの番組NO、題名、紹介文、上映時間を番組C群として抽出する。この番組C群に抽出されたコンテンツは、今から航空機が目的地へ到着する20分までに視聴を完了できるものである。そして、番組決定手段110は、S31の処理へと進む。
ロビー端末300あるいは機内端末400に対するコンテンツ候補を抽出した番組決定手段110は、S31で、番組選択画面情報を生成し、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードに記録される端末NOのロビー端末300あるいは機内端末400に画面情報を送信する。
図13に番組選択画面例を示す。コンテンツ選択画面1000は、フライト管理テーブル600から読み込まれた該当フライトNOのスケジュール情報から、現在日時以降のスケジュール日時を表示した後に、3つの番組群に分類してコンテンツ候補を表示している。
コンテンツ選択画面1000で、「機内だけでは見終わることができない番組を今から見る!」に分類されるコンテンツ候補は、番組A群に相当する。「搭乗前視聴(分)」はS30で番組決定手段110が算出した超過時間に相当し、「機内でご覧になれる最大視聴時間時間」は、S25で算出された機内再生時間に相当する。
ユーザは、選択ボタンを押下することで、視聴するコンテンツを決定する。この選択ボタンが押されると、ロビー端末300あるいは機内端末400は、対応するコンテンツの番組NO、上映時間を番組管理サーバ100へ送信する。
コンテンツ選択画面1000で、「搭乗案内開始までに見終わってしまう番組を見る!」に分類されるコンテンツ候補は番組B群に相当する。
コンテンツ選択画面1000で、「機内の時間だけでも見終われる番組を、今から見始める!」に分類されるコンテンツ候補は番組C群に相当する。また、「機内でご覧になれる最大視聴時間時間」は、ロビー端末300向けの画面ならばS25で算出された機内再生時間が相当し、機内端末400向けの画面ならばS35で算出された機内再生時間がこれに相当する。
但し、コンテンツ候補が抽出されなかった番組群については、見出しを含めた該当番組群の領域は情報生成されない。したがって、機内端末400向けの画面は、常に、番組C群に対応するコンテンツ候補領域しか表示されない。
また、コンテンツ候補が1つも抽出されなかった場合は、上記画面の代わりに、例えば、「ご覧いただけるコンテンツは現在ございません」といった内容のメッセージ情報がロビー端末300あるいは機内端末400へ送信される。
S32で、番組決定手段110は、ロビー端末300あるいは機内端末400から、フライトNO、座席NO、端末NO、ユーザに選択された番組NOおよび上映時間を受信する。
そして、S33で、番組決定手段110は、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードに、番組NOおよび上映時間を記録した上で、該当ユーザレコードの再生処理を実行するよう再生手段120に指示する。なお、この時点における該当ユーザレコードの再生済時間は記録されておらず、再生フラグは非再生中を示す状態になっている。
以上のような番組決定処理を、番組決定手段110は、サービス終了となるまで、ロビー端末300あるいは機内端末400からのコンテンツ配信要求を受信する毎に、繰り返し実行するのである。
次に、図2のS7再生処理に相当する詳細処理を、図5および図6に示しながら説明する。この再生処理は、番組管理サーバ100の再生手段120が行なう。
S41で、再生手段120は、番組決定手段110からの視聴管理テーブル800の再生対象となるユーザレコードを指定された上で、再生指示を受信する。この時、番組決定手段110は、該当ユーザレコードの情報内容を再生手段120に受け渡すようにすれば、再生手段120が改めて視聴管理テーブル800から該当ユーザレコードを読み込む作業を省略できる。
S42で、再生手段120は、該当ユーザレコードの端末種別からロビー端末300か機内端末400かを判定し、判定結果がロビー端末300ならばS43へ進み、機内端末400ならばS57へ進む。
コンテンツ配信先がロビー端末300と判断した場合、再生手段120は、S43で、フライト管理テーブル600で該当ユーザに対応するフライトNOレコードの搭乗案内日時を識別し、現在日時が搭乗案内日時を所定時間(本実施例では10分)繰り上げた判定日時に達しているか否かを判定する。この所定時間は、番組決定処理のS26で設定される所定時間と同一の値である。
そして、現在日時が判定日時に達していると判断した場合は、再生手段120は、S44へ進み、搭乗案内間際である、あるいは、搭乗案内が既に開始されているためにコンテンツの再生はできない旨のメッセージ画面情報を、該当するロビー端末300へ送信する。そして、再生手段120は、S56へ進む。
一方、まだ現在日時が判定日時に達していないと判断した場合は、再生手段120は、S45へ進み、指定されたコンテンツを配信するのに要する時間である残上映時間を算出する。すなわち、再生手段120は、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの上映時間から再生済時間を減じることで残上映時間を算出する。
次に再生手段120は、S46で機内再生時間、S47で搭乗前再生時間、S48で再生合計時間を算出する。これら算出方法は、それぞれ、番組決定処理のS25、S26、S27の処理と同一のため、説明は省略する。
なお、番組決定手段110がS25〜S27で算出した値を含めて、再生手段120へ該当ユーザレコードに関するコンテンツ再生処理を指示することも可能であり、その場合は、S46〜S48は、必要なくなる。
S43〜S48の処理は、コンテンツ配信先がロビー端末300の場合であるが、S42でコンテンツ配信先が機内端末400であると判断すると、再生手段120は、S57〜S61の処理を行なった上で、後述のS49の処理へ戻ってくる。
S57で、再生手段120は、フライト管理テーブル600で該当ユーザに対応するフライトNOレコードの到着日時を識別し、現在日時が到着日時を所定時間(本実施例では20分)繰り上げた判定日時に達しているか否かを判定する。この所定時間は、番組決定処理のS35で設定される所定時間と同一の値である。
そして、現在日時が判定日時に達していると判断した場合は、再生手段120は、S58へ進み、コンテンツの配信を停止し、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードを削除する。本実施例では到着20分前には航空機が着陸態勢に入り機内端末400が使用不可となり、また、そうなると、もうこれ以降で同一コンテンツを視聴する機会はなくなるので、視聴管理テーブル800に該当ユーザレコードを保持する必要がなくなるので、これを削除する。
なお、履歴管理のため削除ユーザレコードのログを保存しておいてもよい。また、全ての機内端末400が到着以前の所定時点で自動的にシステムで停止されるのであれば、S57のように日時を判定するのではなく、機内端末400が一括停止されているかを判断するようにしても構わない。
S59で、再生手段120は、残上映時間を算出する。この処理ステップは、S45と同一の処理なので説明は省略する。
S60で、再生手段120は、航空機到着予定以前の所定時点(本実施例では到着20分前)までにどれくらいコンテンツを配信可能なのか、を示す機内再生時間を算出する。すなわち、再生手段120は、フライト管理テーブル600の該当フライトNOレコードから到着日時を特定し、その到着日時と現在日時の差分時間から、設定された所定時間(本実施例では20分)を減じて機内再生時間を算出する。なお、番組決定手段110は、番組決定処理のS35で算出した値を含めて、再生手段120へ該当ユーザレコードに関するコンテンツ再生処理を指示することも可能であり、その場合は、S60の処理は、必要なくなる。
さらに、S61で、再生手段120は、この機内再生時間を再生合計時間、すなわち、機内で今から再生できる最大の時間として設定する。
ロビー端末300あるいは機内端末400を対象にした以上いずれかの処理を行なった上で、再生手段120は、S49に進み、残上映時間が再生合計時間を超過していないか否かを判定する。
そして、S49で残上映時間が再生合計時間を超過している(つまり、コンテンツの未視聴部分を全て視聴できる時間が残されていない)場合は、再生手段120は、S50で、該当するロビー端末300あるいは機内端末400へ、コンテンツの最後までは視聴できない旨のメッセージと、それでも配信を望むか否かの選択ボタンを含む画面情報を送信する。
図17に、ロビー端末300に表示されるコンテンツ再生時間不足画面1500を例示する。コンテンツ再生時間不足画面1500に表示される、コンテンツの「番組NO」、「番組の残り時間」の内容は、視聴管理テーブル800の該当ユーザテーブルの番組NOおよび再生済時間が対応し、また、コンテンツの「題名」の内容は、番組管理テーブル700の該当番組NOレコードに記憶されている題名が再生手段120によって参照される。
また、コンテンツ再生時間不足画面1500に表示される「ロビーでご覧いただける視聴可能時間」の内容はS47で算出した搭乗前再生時間であり、そして、「旅客機でご覧いただける視聴可能時間」の内容はS46で算出した機内再生時間である。
ユーザがコンテンツ再生時間不足画面1500に表示される「このまま再生」(継続配信)ボタンが押下されると、ロビー端末300から番組管理サーバ100へ該当コンテンツの配信指示が送信され、また、「視聴を止める」(継続配信放棄)ボタンが押下されると、放棄指示が送信されることになる。
機内端末400に表示されるコンテンツ再生時間不足画面1500では、「ロビーでご覧いただける視聴可能時間」が削除され、また、「旅客機でご覧いただける視聴可能時間」の内容は、再生手段120がS60で算出した機内再生時間に基づいて表示される。
S51で、再生手段120は、コンテンツ再生時間不足画面1500で操作したユーザ選択の結果をロビー端末300あるいは機内端末400から受信し、受信内容が、継続配信指示なのか、放棄指示なのか、を識別する。
そして、受信内容が配信放棄指示の場合は、再生手段120は、S52へ進み、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードを削除して、S56へ進む。
一方、受信内容が継続配信指示の場合は、再生手段120は、S53へ進み、視聴管理テーブル800における該当ユーザテーブルの番組NOに基づき、番組管理テーブル700の該当番組NOレコードに記録される分類を参照し、次に、広告管理テーブル800の全レコードの中から、該当する分類に対応づけられた広告NOを抽出する。この時、抽出される広告の数は所定値に所定の方法で絞り込んでもよい。
S54で、再生手段120は、図14に示すようなコンテンツ再生画面1100をロビー端末300あるいは機内端末400に送信した後、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの再生済時間を経過させたところから該当コンテンツデータを配信開始するとともに、S53で抽出した広告データを送信する。なお、再生手段120は、抽出された広告が複数ある場合は、コンテンツ配信中に、抽出した広告を順次入れ替えながら送信することになる。
図14に示したコンテンツ再生画面1100は、配信コンテンツが表示される番組再生領域、広告が表示される広告表示領域とともに、コンテンツ配信をユーザの意思で終了させる選択ボタンが備えられている。
この選択ボタンには、現在のコンテンツ配信を終了するとともに以降同一コンテンツの継続視聴を行なわないことを示す「視聴終了」(継続視聴放棄)ボタンと、現在のコンテンツ配信は終了するが以降同一コンテンツを終了した位置から再び継続視聴したいことを示す「中断(継続視聴予約)」ボタン、の2種類がある。
「視聴終了」ボタンが押下されれば、ロビー端末300あるいは機内端末400は、フライトNO、座席NO、コンテンツ配信終了指示および継続視聴放棄指示を番組管理サーバ100に送信し、番組管理サーバ100の終了手段130が、コンテンツ配信を終了し、該当ユーザレコードを削除する。
「中断(継続視聴予約)」ボタンが押下されれば、ロビー端末300あるいは機内端末400は、フライトNO、座席NO、コンテンツ配信終了指示、現在までに閲覧手段が番組再生領域に再生したコンテンツの再生済時間を含む継続視聴予約指示を番組管理サーバ100に送信し、終了手段130がコンテンツ配信を終了し、該当ユーザレコードの再生済み時間を更新し、また、再生フラグをOFF(当実施例では「1」を削除)に設定する。
そして、終了手段130は、端末種別を識別した上で、ロビー端末300ならば、再生処理のS45〜S47と同様の処理で、残上映時間、機内再生時間、搭乗前再生時間を算出し、該当コンテンツ情報と併せて図16の継続視聴予約確認画面1400を作成し、ロビー端末300に送信した上で、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの端末種別および端末NOを削除する。この時、さらに残上映時間が機内再生時間と搭乗前再生時間の合計時間を超える場合は、図17のコンテンツ再生時間不足画面1500を表示するようにしてもよい。この際の処理は再生処理におけるS50と同様の処理となる。
ここで、識別した端末種別が機内端末400ならば、終了手段130は、再生処理のS59〜S60と同様の処理で、残上映時間、機内再生時間を算出し、該当コンテンツ情報と合わせて図16の継続視聴予約確認画面1300を作成し、機内端末400へ送信する。この時、さらに残上映時間が機内再生時間を超える場合は、図17のコンテンツ再生時間不足画面1500を表示するようにしてもよい。
また、番組再生領域上のコンテンツを全て再生完了した場合は、ロビー端末300あるいは機内端末400は、「視聴終了」ボタンが押下された場合と同様の情報を番組管理サーバ100へ送信し、終了手段130も既述したのと同様な終了処理を実行する。
再生処理の説明に戻り、S55で、再生手段120は、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの再生フラブをON(当実施例では「1」)に設定する。
そして、S56で、再生手段120は、当コンテンツ配信システム全体の終了処理要求が起動されるか否かを監視し、当該システムの終了処理要求が起動されていなければ、再生手段120は、再びS41へ戻り、当該システムの終了処理要求が起動されているならば、再生手段120は、上記一連の再生処理を終了する。
S9の終了処理に相当する、番組管理サーバ100の終了手段130が実行する詳細処理について、図7および図8を用いて、説明する。
S71で、終了手段130は、視聴管理テーブル800における先頭のユーザレコードを読み込む。
S72で、終了手段130は、特定したユーザレコードの再生フラグを識別し、再生フラグがON(当実施例では「1」)であればS73以降へ進み、ONでなければS84へ進み、それぞれの処理を実行する。
再生フラグがONの場合、終了手段130は、S73で、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの端末種別を識別し、ロビー端末300ならばS74以降の処理へ進み、機内端末400ならばS86以降の処理へ進み、それぞれの処理を実行する。
端末種別がロビー端末300ならば、終了手段130は、S74で、搭乗案内間近となりロビー端末300へのコンテンツ配信を終了させるべき日時である再生期限日時を算出する。再生期限日時は、該当ユーザレコードのフライトNOをキーに、フライト管理テーブル600の該当フライトNOレコードの搭乗案内日時を所定時間(当実施例では10分)繰り上げた日時である。なお、繰り上げる所定時間は、番組決定処理におけるS26、および、再生処理におけるS47の所定時間と同一値となる。
S75で、終了手段130は、現在日時が再生期限日時に達しているか否かを判定し、達している場合はS76以降へ進み、達していない場合はS84へ進み、それぞれの処理を実行する。
現在日時が再生期限日時に達していると判定した場合、終了手段130は、S76で、ロビー端末300へのコンテンツ配信を終了し、S77で、ロビー端末300に番組再生中断画面を送信した上で、S78で視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの再生フラグをOFF(当実施例では「1」を削除)にする。
図15にコンテンツ再生中断画面1200の例を示す。コンテンツ再生中断画面1200には、間もなく搭乗案内が開始される旨のメッセージと、同一コンテンツの続きを視聴希望する「継続」(継続視聴予約)ボタン、継続希望せずにこのまま視聴を終了する「終了」(継続視聴放棄)ボタンが用意される。
同画面には、「あと10分で」と記載されるが、この時間は、S74で設定されている繰上げ所定時間と同一値である。
「終了」ボタンが押下されると、ロビー端末300は、フライトNO、座席NO、および継続視聴放棄指示を番組管理サーバ100に送信する。「継続」ボタンが押下されれば、ロビー端末300は、フライトNO、座席NO、現在までに閲覧手段がコンテンツ再生画面1100の番組再生領域に再生したコンテンツの再生済時間を含む継続視聴予約指示を番組管理サーバ100に送信する。
終了手段130は、S79で、コンテンツ再生中断画面1200の上記ボタンが押下された時点でロビー端末300が送信してくる送信内容を識別し、継続視聴放棄指示である場合は、S80へ進み視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードを削除して、S84へ進み、一方、継続視聴予約指示である場合は、S81以降の処理へ進む。
S81で、終了手段130は、継続視聴予約指示に含まれる終了時間を視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの再生済時間に書き込んだ上で、該当コンテンツの残りを配信するために要する時間である残上映時間を算出する。残上映時間は、該当ユーザレコードの上映時間から再生済時間を減じることで算出される。
S82で、終了手段130は、機内でコンテンツを配信できる最大限の時間となる機内再生時間を算出する。機内再生時間の算出方法は、番組決定処理におけるS25、および、再生処理におけるS46の場合と同一なので、説明は省略する。
S83で、終了手段130は、算出した残上映時間と機内再生時間に基づき、該当コンテンツ情報と併せて図16の継続視聴予約確認画面1300を作成しロビー端末に送信した上で、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードの端末種別および端末NOを削除する。
その後、終了手段130は、S84へ進み、当コンテンツ配信システム全体の終了処理要求が起動されているか否かを識別し、起動されていなければ、S85へ進み、視聴管理テーブル800の次のレコードを読み込んだ上で、S72の処理へ戻る。一方、システム全体の終了処理要求が起動されている場合は、終了手段130は、一連の終了処理を終える。
さて、S73で、コンテンツ再生中の該当ユーザレコードの端末種別が機内端末400であると判定した場合、終了手段130は、図8のS86へ進み、再生期限日時を算出する。ここでの再生期限日時は、該当ユーザレコードのフライトNOをキーに、フライト管理テーブル600の該当フライトNOレコードの到着日時を参照し、その到着日時から所定時間(当実施例では20分)繰り上げた日時である。なお、繰り上げ所定時間は、番組決定処理におけるS35、および、再生処理におけるS60の所定時間と同一の値である。
S87で、終了手段130は、現在日時が再生期限日時に達しているか否かを判定し、いまだ再生期限日時に達していなければS84へ進む。
一方、現在日時が再生期限日時に達していると判定した場合は、終了手段130は、S88へ進み、到着間近となりこれ以上はコンテンツ配信ができない旨を伝えるコンテンツ配信終了画面を該当機内端末400へ送信するとともに、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードを削除した上で、S84へ進む。
なお、コンテンツが全て再生完了した場合は、ロビー端末300あるいは機内端末400は、フライトNO、座席NO、コンテンツ配信終了指示および継続視聴放棄指示を番組管理サーバ100に送信し、番組管理サーバ100の終了手段130が、コンテンツ配信を終了し、視聴管理テーブル800の該当ユーザレコードを削除する。
さらに、終了手段130は、S77とS78の間で、S81〜S82を先に処理した上で、残上映時間が機内再生時間を超えないかを判定し、超過している場合は、コンテンツ再生中断画面1200の表示情報に加えて、上映残時間、機内再生時間、および、機内で最大限継続視聴してもコンテンツを最後まで視聴することは不可能である旨の情報を追加して表示するようにしてもよい。但し、S77の次に、ロビー端末300に対してコンテンツの再生済時間を照会することが必要である。こうすれば、コンテンツ視聴が中断される場合にも、予め、機内でコンテンツを最後まで視聴できるのか否かをユーザに認知させることが可能となる。
以上が、本発明における実施例の番組管理サーバ100の処理内容である。
当実施例のS4の番組決定処理、S7の再生処理、S9の終了処理は、いずれも、ロビー端末300あるいは機内端末400からの送信を待つような状況が生じるので、各処理を処理対象ユーザレコード毎に並列に処理するマルチスレッド方式で実行することがより好ましい。
他の実施例としては、フライトNOと座席NOの他に、さらにユーザを一意に特定するユーザ識別子を管理し、旅券媒体内の情報を読み込むことが可能な端末で操作さえすれば、航空機が目的地到着した以降もコンテンツを継続配信させる実施形態も考えうる。
この場合は、コンテンツ配信が完了するか、あるいは、ユーザからの継続視聴放棄指示を受信しない限り、該当ユーザレコードを削除しないで保持するような処理に変更し、視聴管理テーブル800には配信要求日時が到着日時を超えているか否かが識別できる到着後フラグを設け、到着後フラグがONに設定されたユーザレコードからの配信要求を受信した場合は、S7の再生処理やS9の終了処理を行わず、単純に、コンテンツ再生画面1100に用意された「視聴終了」ボタン・「中断(継続視聴予約)」ボタンが押下されるか、あるいは、コンテンツ配信の完了時点で端末から送信される終了情報に基づき、視聴管理テーブル800を管理することになる。
さらに、上記のような目的地到着後の継続視聴を許す場合は、到着後フラグがONに設定されているユーザに対しては、番組決定手段110は、新規のコンテンツ選択を実行しないようにすることが好ましい。
以下に付記する。
(付記1)
端末へコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、
ユーザ情報、コンテンツの配信総時間が対応づけて管理される視聴管理テーブルと、
ユーザ情報、予定情報が対応づけて管理されるスケジュール管理テーブルと、
端末からユーザ情報およびコンテンツの再生済み位置を受信する受付手段と、
前記視聴管理テーブルを参照し、前記ユーザ情報に対応づけられた配信総時間と前記再生済み位置から、前記ユーザ情報にコンテンツを配信するための配信所要時間を算出するとともに、前記スケジュール管理テーブルから前記ユーザ情報の所定の予定情報と現在日時から該ユーザがコンテンツを視聴できる視聴可能時間を算出する算出手段と、
前記配信所要時間と前記視聴可能時間の比較に基づいて、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信する表示手段と
を備えたことを特徴とするコンテンツ配信装置。(1)
(付記2)
前記表示手段は、前記配信所要時間を前記視聴可能時間と比較して、該配信所要時間が該視聴可能時間を超過する場合は、前記端末へコンテンツの最終までは視聴できない旨の警告情報を送信し、一方、前記配信所要時間が前記視聴可能時間を超過しない場合は、前記配信所要時間と前記視聴可能時間を示す通知情報を前記端末に送信する
ことを特徴とする付記1記載のコンテンツ配信装置。(2)
(付記3)
前記スケジュール管理テーブルに管理される前記予定情報は、ユーザが利用する交通機関の出発日時および該交通機関が目的地に到着する迄の所要時間が求められる情報であり、
前記算出手段は、前記視聴可能時間を、交通機関の前記所要時間と、現在日時から前記出発日時に基づいた待機時間を合算して算出する
ことを特徴とする付記1乃至2いずれかに記載のコンテンツ配信装置。(3)
(付記4)
前記表示手段が送信する通知情報には、前記視聴可能時間の内訳となる前記待機時間、前記交通機関の所要時間が別個に表示される
ことを特徴とする付記3記載のコンテンツ配信装置。
(付記5)
現在日時が前記交通機関の出発時刻に達している場合、
前記算出手段は、現在日時から該交通機関が目的地に到着する迄の所要時間を、前記視聴可能時間として算出する
ことを特徴とする付記1乃至3いずれかに記載のコンテンツ配信装置。
(付記6)
前記視聴管理テーブルには、前記再生済み位置が前記ユーザ情報、前記コンテンツの配信総時間に対応づけられて管理され、
前記受付手段は、前記端末からの前記コンテンツの再生済み位置を前記視聴管理テーブルに記録し、
前記表示手段は、前記視聴管理テーブルに記録された前記再生済み位置に基づき前記コンテンツを配信する
を備えることを特徴とする付記1記載のコンテンツ配信装置。
(付記7)
前記算出手段は、前記受付手段が配信要求を受信した際に、前記視聴管理テーブルに記録された前記再生済み位置から前記配信総時間を算出し、
前記表示手段は、前記配信所要時間が前記視聴可能時間を超過している場合は、前記端末へコンテンツの最終までは視聴できない旨の警告情報を送信し、一方、超過していない場合は、前記視聴管理テーブルに記録された前記再生済み位置から前記コンテンツを前記端末へ配信する
ことを特徴とする付記1記載のコンテンツ配信装置。
(付記8)
さらに、
コンテンツ、配信総時間が対応づけて管理されるコンテンツ管理テーブルと、
前記視聴管理テーブルに前記ユーザ情報が存在しないユーザ情報を含む配信要求、あるいは、視聴可能なコンテンツ候補を要求するユーザ情報を含む候補要求情報を前記受付手段が受信した場合、前記コンテンツ管理テーブルから、前記配信総時間が前記ユーザの視聴可能時間を超過しないコンテンツを抽出し、コンテンツ候補として該端末に送信する候補提示手段と
を備えることを特徴とする付記1乃至3いずれかに記載のコンテンツ配信装置。(4)
(付記9)
さらに、
前記コンテンツを前記端末に送信する再生手段と、
コンテンツ配信中のユーザを特定し、前記ユーザの予定情報に基づく基準日時を現在日時と比較して前記基準日時が現在日時に達している場合、前記コンテンツの配信を停止した上で、前記端末から該コンテンツの再生済み位置を受信し、該再生済み位置と前記配信総時間から配信所要時間を算出し、前記視聴可能時間が該配信所要時間を超過している場合は、前記端末へコンテンツ終了までは視聴できない旨の警告情報を送信する終了手段
とを備えたことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ配信装置。
(付記10)
端末へコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、
コンピュータが、
前記端末から受信したユーザ情報およびコンテンツの再生済み位置に基づいて、ユーザ情報、コンテンツの配信総時間が対応づけて管理される視聴管理テーブルを参照し、受信した前記ユーザ情報に対応づけられた配信総時間と前記再生済み位置から、該ユーザ情報にコンテンツを配信するための配信所要時間を算出するとともに、ユーザ情報、予定情報が対応づけて管理されるスケジュール管理テーブルから前記ユーザ情報の所定の予定情報と現在日時から該ユーザがコンテンツを視聴できる視聴可能時間を算出する算出ステップと、
前記配信所要時間と前記視聴可能時間との比較に基づいて、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信する表示ステップと
を備えたことを特徴とするコンテンツ配信方法。(5)
(付記11)
前記表示ステップは、前記配信所要時間を前記視聴可能時間と比較して、該配信所要時間が該視聴可能時間を超過する場合は、前記端末へコンテンツの最終までは視聴できない旨の警告情報を送信し、一方、前記配信所要時間が前記視聴可能時間を超過しない場合は、前記配信所要時間と前記視聴可能時間を示す通知情報を前記端末に送信する
ことを特徴とする付記10記載のコンテンツ配信方法。
(付記12)
前記スケジュール管理テーブルに管理される前記予定情報は、ユーザが利用する交通機関の出発時刻および該交通機関が目的地に到着する迄の所要時間が求められる情報であり、
前記算出ステップは、視聴可能時間を、交通機関の前記所要時間と、現在日時から前記出発時刻に基づいた待機時間を合算して算出する
ことを特徴とする付記10乃至11いずれかに記載のコンテンツ配信方法。
(付記13)
さらに、コンピュータが
前記視聴管理テーブルに前記ユーザ情報が存在しないユーザ情報を含む配信要求、あるいは、視聴可能なコンテンツ候補を要求するユーザ情報を含む候補要求情報を前記受付手段が受信した場合、コンテンツ、配信総時間が対応づけて管理されるコンテンツ管理テーブルから、前記配信総時間が前記ユーザの視聴可能時間を超過しないコンテンツを抽出し、コンテンツ候補として該端末に送信する候補提示ステップ
を備えることを特徴とする付記10記載のコンテンツ配信方法。
本発明の実施例における、構成例を示す図である。 本発明の実施例における、全体処理フローを示す図である。 本発明の実施例における、番組決定処理の詳細フローを示す図である。 本発明の実施例における、番組決定処理の詳細フローの続きを示す図である。 本発明の実施例における、再生処理の詳細フローを示す図である。 本発明の実施例における、再生処理の詳細フローの続きを示す図である。 本発明の実施例における、終了処理の詳細フローを示す図である。 本発明の実施例における、終了処理の詳細フローの続きを示す図である。 フライト管理テーブルを示す図である。 番組管理テーブルを示す図である。 視聴管理テーブルを示す図である。 宣伝管理テーブル例を示す図である。 コンテンツ選択画面を示す図である。 コンテンツ再生画面を示す図である。 コンテンツ再生中断画面を示す図である。 第一の実施例の、コンテンツ視聴予約画面を示す図である。 第一の実施例の、コンテンツ再生時間不足画面を示す図である。
符号の説明
100 番組管理サーバ
110 番組決定手段
120 再生手段
130 終了手段
140 視聴管理DB(データベース)
150 広告管理DB(データベース)
160 番組管理DB(データベース)
200 フライト管理システム
210 フライト管理DB
300 ロビー端末
310 閲覧手段
320 媒体読取手段
400 機内端末
410 閲覧手段
420 媒体読取手段
500 旅券媒体
510 記憶領域
600 フライト管理テーブル
700 番組管理テーブル
800 視聴管理テーブル
900 宣伝管理テーブル
1000 コンテンツ選択画面
1100 コンテンツ再生画面
1200 コンテンツ再生中断画面
1300 継続視聴予約確認画面(機内端末)
1400 継続視聴予約確認画面(ロビー端末)
1500 コンテンツ再生時間不足画面

Claims (5)

  1. 端末へコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、
    ユーザ情報、コンテンツの配信総時間が対応づけて管理される視聴管理テーブルと、
    ユーザ情報、予定情報が対応づけて管理されるスケジュール管理テーブルと、
    端末からユーザ情報およびコンテンツの再生済み位置を受信する受付手段と、
    前記視聴管理テーブルを参照し、前記ユーザ情報に対応づけられた配信総時間と前記再生済み位置から、前記ユーザ情報にコンテンツを配信するための配信所要時間を算出するとともに、前記スケジュール管理テーブルから前記ユーザ情報の所定の予定情報と現在日時から該ユーザがコンテンツを視聴できる視聴可能時間を算出する算出手段と、
    前記配信所要時間と前記視聴可能時間との比較に基づいて、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信する表示手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 前記表示手段は、前記配信所要時間を前記視聴可能時間と比較して、該配信所要時間が該視聴可能時間を超過する場合は、前記端末へコンテンツの最終までは視聴できない旨の警告情報を送信し、一方、前記配信所要時間が前記視聴可能時間を超過しない場合は、前記配信所要時間と前記視聴可能時間を示す通知情報を前記端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記スケジュール管理テーブルに管理される前記予定情報は、ユーザが利用する交通機関の出発日時および該交通機関が目的地に到着する迄の所要時間が求められる情報であり、
    前記算出手段は、前記視聴可能時間を、交通機関の前記所要時間と、現在日時から前記出発日時に基づいた待機時間を合算して算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至2いずれかに記載のコンテンツ配信装置。
  4. さらに、
    コンテンツ、配信総時間が対応づけて管理されるコンテンツ管理テーブルと、
    前記視聴管理テーブルに前記ユーザ情報が存在しないユーザ情報を含む配信要求、あるいは、視聴可能なコンテンツ候補を要求するユーザ情報を含む候補要求情報を前記受付手段が受信した場合、前記コンテンツ管理テーブルから、前記配信総時間が前記ユーザの視聴可能時間を超過しないコンテンツを抽出し、コンテンツ候補として該端末に送信する候補提示手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のコンテンツ配信装置。
  5. 端末へコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、
    コンピュータが、
    前記端末から受信したユーザ情報およびコンテンツの再生済み位置に基づいて、ユーザ情報、コンテンツの配信総時間が対応づけて管理される視聴管理テーブルを参照し、受信した前記ユーザ情報に対応づけられた配信総時間と前記再生済み位置から、該ユーザ情報にコンテンツを配信するための配信所要時間を算出するとともに、ユーザ情報、予定情報が対応づけて管理されるスケジュール管理テーブルから前記ユーザ情報の所定の予定情報と現在日時から該ユーザがコンテンツを視聴できる視聴可能時間を算出する算出ステップと、
    前記配信所要時間と前記視聴可能時間との比較に基づいて、前記端末へコンテンツの最終まで視聴完了できるか否かを示す通知情報を前記端末に送信する表示ステップと
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信方法。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055135A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Hitachi Ltd 情報通信システム
JP2009526689A (ja) * 2006-02-16 2009-07-23 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 航空機における情報システムおよびエンターテイメントシステム
JP2013521674A (ja) * 2010-02-26 2013-06-10 トムソン ライセンシング 電子番組ガイドをポーズされた番組と同期させるシステム及び方法
JP2019115069A (ja) * 2019-03-25 2019-07-11 株式会社 ミックウェア システム、情報処理方法及びプログラム

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