JP2005259810A - 熱電素子内蔵の半導体装置 - Google Patents

熱電素子内蔵の半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005259810A
JP2005259810A JP2004066061A JP2004066061A JP2005259810A JP 2005259810 A JP2005259810 A JP 2005259810A JP 2004066061 A JP2004066061 A JP 2004066061A JP 2004066061 A JP2004066061 A JP 2004066061A JP 2005259810 A JP2005259810 A JP 2005259810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoelectric element
semiconductor device
semiconductor substrate
conductivity type
thermoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004066061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4424014B2 (ja
Inventor
Ko Funamizu
航 船水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2004066061A priority Critical patent/JP4424014B2/ja
Publication of JP2005259810A publication Critical patent/JP2005259810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4424014B2 publication Critical patent/JP4424014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】 半導体装置の内蔵に適した熱電素子の構造を提供する。
【解決手段】
本発明の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成される熱電素子とを備える。この熱電素子は、半導体基板に形成される第1導電型領域と、第1導電型領域の一端に電気的に接続される1次電極と、第1導電型領域の他端に電気的に接続される2次電極とを備える。このような構成の半導体装置では、1次電極と2次電極との間に流れる電流によって発生する温度差を用いて、半導体基板の少なくとも一部に対して、冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施すことが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱電素子内蔵の半導体装置に関する。特に、本発明は、半導体基板の面内に所望の熱流路を設計可能にし、半導体回路の熱問題のために従来困難であった高性能な半導体装置を実現するための技術に関する。
従来、バルク型の熱電材料を用いて、ゼーベック効果、ペルチェ効果、またはトムソン効果などの熱電効果を発揮する熱電素子が実用化されている。
特に、電子製品の冷却機構として、バルク型の熱電材料を用いたペルチェ素子がよく知られている。この種のバルク型ペルチェ素子は、被冷却物(ICパッケージなど)の外表面に、熱伝導率の高いペーストなどを介して貼り付けて使用される。
一方、特許文献1に示されるように、サファイヤやガラス等の絶縁基板上に、ペルチェ素子を薄膜構造で形成するものも開示されている。
特開昭63−76463号公報(第1図,第2図)
従来のペルチェ素子は、バルク型の熱電材料を切り出して作成するため、サイズが大きくなる。そのため、たとえ小さな被冷却物の冷却であっても、ペルチェ素子のサイズが大きいために、製品全体を小型化できないという問題点があった。
また、従来のペルチェ素子は、ICパッケージの外表面に貼り付けることで、ICの内奥部の発熱箇所を間接的に冷却する。そのため、IC内部の発熱箇所を直に冷却できず、冷却効率が低くかった。
さらに、従来のペルチェ素子は、ICの内奥部を充分冷却するために、外気と接するパッケージの外表面を強力に冷却しなければならず、冷やされた外表面が結露するなどの不具合も生じやすかった。
一方、特許文献1の薄膜型ペルチェ素子は、サファイヤやガラスなどの絶縁基板の上にBi等の熱電材料を薄膜形成していた。そのため、一般の半導体製造プロセスとは異なる工程が必要であった。
さらに、この薄膜型ペルチェ素子に、微細な被冷却物を確実に貼り付けることは難しく、『確実な接着方法』、『接着箇所の機械的歪みや機械的強度』、および『接着コスト』といった問題を解決しなければならなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みて、半導体装置に対して熱電作用を効率よく及ぼす熱電素子技術を提供することを目的とする。
《請求項1》
請求項1の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成される熱電素子とを備える。
この熱電素子は、半導体基板に形成される第1導電型領域と、第1導電型領域の一端に電気的に接続される1次電極と、第1導電型領域の他端に電気的に接続される2次電極とを備える。このような構成の半導体装置では、1次電極と2次電極との間に流れる電流によって温度差が発生する。この温度差を用いて、半導体基板の少なくとも一部に対して、冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施すことが可能になる。
《請求項2》
請求項2の発明は、請求項1の半導体装置において、熱電素子が、第2導電型領域、および3次電極を更に備える。
第2導電型領域は、2次電極と電気的に接続され、半導体基板に形成される。
3次電極は、第2導電型領域と電気的に接続される。
このような構成の半導体装置では、1次電極と3次電極との間に流れる電流によって発生する温度差を用いて、半導体基板の少なくとも一部に冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施すことが可能になる。
《請求項3》
請求項3の発明は、請求項2の半導体装置において、第1導電型領域と2導電型領域との間に、電気的に分離する機能を有する接合分離を設けたことを特徴とする。
《請求項4》
請求項4の発明は、請求項2の半導体装置において、第1導電型領域と2導電型領域との間に、電気的に分離する機能を有するトレンチ構造を設けたことを特徴とする。
《請求項5》
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項の半導体装置において、半導体基板に複数の熱電素子が形成され、複数の熱電素子が熱的にカスケード接続されていることを特徴とする。
《請求項6》
請求項6の発明は、請求項5の半導体装置において、半導体基板の面方向に複数の熱電素子が形成され、面方向に延在する熱伝導部を介して、複数の熱電素子が熱的にカスケード接続されていることを特徴とする。
《請求項7》
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項の半導体装置において、半導体基板には、熱電素子と熱的に接続された半導体回路が少なくとも一つ形成される。熱電素子が発生する温度差を用いて、この半導体回路に冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施す。
《請求項8》
請求項8の発明は、請求項7の半導体装置において、半導体基板の温度を計測する温度センサと、温度センサの計測温度に応じて熱電素子に流す電流を変更して、半導体回路の温度をコントロールする温度制御回路とを備えたことを特徴とする。
《請求項9》
請求項9の発明は、請求項7または請求項8の半導体装置において、半導体回路は、遮光膜を備えた撮像素子回路であり、熱電素子を遮光膜に熱的に接続し、遮光膜を介して、撮像素子回路を冷却、熱流発生、または温度コントロールすることを特徴とする。
《請求項10》
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれか1項の半導体装置において、熱電素子に発生する不要な熱量を、半導体基板の外部に排出する熱出力端子を備えたことを特徴とする。
《請求項11》
請求項11の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成される熱電素子とを備える。
熱電素子は、半導体基板に形成される第1導電型領域と、第1導電型領域の一端に電気的に接続される1次電極と、第1導電型領域の他端に電気的に接続される2次電極とを備える。このような構成の半導体装置は、1次電極と2次電極との間にかかる温度差を電気エネルギーに変換することが可能になる。
本発明では、半導体基板に、第1導電型領域、1次電極、および2次電極を形成する。この第1導電型領域の一端に1次電極を電気的に接続し、他端に2次電極を電気的に接続することにより、基本的な熱電素子の構造が半導体基板上に形成される。
このように半導体基板に直に熱電素子を形成することにより、半導体基板と熱電素子との間の熱抵抗による伝熱ロスが小さくなり、熱電作用を半導体基板に対して『高速』かつ『効率的』に及ぼすことが可能になる。
また、熱電素子を半導体基板に直に形成することにより、バルク型ペルチェ素子を外付けするよりも、製品全体を小型化することが容易になる。
さらに、半導体基板(熱電作用の作用先)に直に熱電素子を形成することにより、特許文献1のように被冷却物を後から貼り付ける接着工程などが不要となる。さらに、一般的な半導体製造プロセスの使用とも相俟って、特許文献1の薄膜型ペルチェ素子よりも製造コストを低く抑えることが容易となる。
また、熱電素子を半導体基板に直に形成することにより、半導体基板の熱流を積極的に設計することが可能になる。その結果、半導体装置における不要な熱流や蓄熱による弊害(例えば、熱ノイズや、最大絶対定格の低下)を改善することが容易になる。
《第1の実施形態》
図1は、第1の実施形態における熱電素子2の平面図である。
図2[A]は、図1に示すD−D′部の断面図である。
図2[B]は、図1に示すE−E′部の断面図である。
図2[C]は、図1に示すF−F′部の断面図である。
以下、これらの図に基づいて、熱電素子2の構造について説明する。
まず、シリコンなどのN型半導体基板1に、P型ウェル3が形成される。このP型ウェル3の領域内に、N+型不純物領域4が形成される。一方、P型ウェル3の領域外に、N+型不純物領域4と平行するように、P+型不純物領域5が形成される。
このような不純物領域4,5の上面は、絶縁層15によって覆われる。N+型不純物領域4の一端には、この絶縁層15に設けたコンタクトホール6を介して、1次電極7がオーミック接触する。また、N+型不純物領域4の他端には、絶縁層15のコンタクトホール8を介して2次電極9がオーミック接触する。また、この2次電極9は、絶縁層15のコンタクトホール10を介して、P+型不純物領域5の一端にオーミック接触する。さらに、P+型不純物領域5の他端は、絶縁層15のコンタクトホール11を介して3次電極12にオーミック接触する。
なお、電極7,9,12の材料としては、アルミニウム,銅,タングステン,チタニウム,およびこれらの合金や化合物などが好ましい。
[発明との対応関係]
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の半導体基板は、N型半導体基板1に対応する。
請求項記載の熱電素子は、熱電素子2に対応する。
請求項記載の第1導電型領域は、N+型不純物領域4に対応する。
請求項記載の1次電極は、1次電極7に対応する。
請求項記載の2次電極は、2次電極9に対応する。
請求項記載の第2導電型領域は、P+型不純物領域5に対応する。
請求項記載の3次電極は、3次電極12に対応する。
請求項記載の接合分離は、N+型不純物領域4とP型ウェル3とのPN接合に対応する。
[熱電素子2による熱流生成動作]
上記構成の熱電素子2を用いて、N型半導体基板1に熱流を発生させる場合、1次電極7をプラスにし、3次電極12をマイナスにした極性の電圧Vを、電流源回路や電圧源回路や温度制御回路などの駆動部から印加する。
この極性の電圧Vでは、N+型不純物領域4とP型ウェル3との間のPN接合が逆バイアスされ電気的に分離される。すると、P+型不純物領域5とN+型不純物領域4との間に内在するPNPNサイリスタ構造は逆阻止状態に安定する。その結果、不純物領域の間に漏れ電流は殆ど流れない。
したがって、上記極性の電圧Vの印加により、下記の経路を辿って電流が流れる。
(1次電極7)−(N+型不純物領域4)−(2次電極9)−(P+型不純物領域5)−(3次電極12)
この電流経路により、N+型不純物領域4内の多数キャリアである電子は、2次電極9側から1次電極7側へ向かって移動する。また、P+型不純物領域5内の多数キャリアであるホールは、2次電極9側から3次電極12側へ向かって移動する。
このようなキャリア移動に伴って、2次電極9側を吸熱側とし、1次電極7および3次電極12側を加熱(放熱)側とする熱流がN型半導体基板1内に強制的に発生する。すなわち、熱電素子2は、あたかも熱のポンプ(ヒートポンプ)のように働く。
このようにして、N型半導体基板1内の所望の経路に、ヒートポンプである熱電素子2を配置することによって、N型半導体基板1内の熱流経路を局所的かつ自在に設計することが可能になる。
例えば、N型半導体基板1内で熱源となる半導体回路(撮像素子の出力段アンプなど)の近傍に2次電極9を配置して、1次電極7および3次電極12側へ強制的に熱を伝搬するといった応用が可能になる。この場合、熱電素子2による熱流経路を、熱雑音が悪影響する箇所(撮像素子の受光画素部など)を避けて配置することにより、熱雑音の極めて少ない高S/Nの半導体装置を実現できる。
また、この場合の熱流経路を、熱によって破壊や誤動作が問題となる箇所を避けて配置することにより、最大絶対定格が高くなり、高信頼性の半導体装置を実現できる。
さらに、熱電素子2と半導体回路は、同一のN型半導体基板1に同一プロセスで形成することが可能である。そのため、ペルチェ素子を後から接着する従来形態に比べて、両者間に介在する熱抵抗は極めて小さくなる。この場合、比較的僅かな電流量を熱電素子2に流すだけで、半導体回路に対して『高速』かつ『効率的』な冷却作用(または加熱作用)を及ぼすことが可能になる。
さらに、熱電素子2内の漏れ電流を、接合分離といった一般的な半導体構造で抑えているため、半導体基板の種類を特に選ぶ必要がなく、熱電素子2を低コストに製造することができる。
また、本実施形態では、電極と不純物領域との接続箇所をオーミック接触により低抵抗化しているため、接続箇所におけるジュール熱の発生が小さく、高い熱電効率を得ることができる。
これらの理由により、本実施形態では、従来不可能であった半導体基板上における精細な熱流設計が可能になる。したがって、半導体基板上の不要な熱流や蓄熱の弊害(例えば、熱ノイズや、最大絶対定格の低下や、熱による誤動作)を改善できる。その結果、従来困難であった『高S/N』や『高耐圧』や『高信頼性』といった半導体装置を一段と容易に実現できる。
[熱電素子2による発電動作]
上記構成の熱電素子2に『熱から電気へのエネルギー変換』を発生させる場合、2次電極9を低温側に配置し、1次電極7および3次電極12側を高温側に配置すればよい。この温度差により生じる熱流によって、N+型不純物領域4内の多数キャリアである電子は、1次電極7側から2次電極9側へ拡散移動する。一方、P+型不純物領域5内の多数キャリアであるホールも、3次電極12側から2次電極9側へ拡散移動する。このような電荷移動に伴って、1次電極7をプラスとし、3次電極12(2次電極9)をマイナスとした電位差が発生する。
このような極性の電位差により、N+型不純物領域4とP型ウェル3との間のPN接合が逆バイアスされ電気的に分離される。すると、P+型不純物領域5とN+型不純物領域4との間に内在するPNPNサイリスタ構造は逆阻止状態に安定する。その結果、不純物領域の間に漏れ電流が流れることは殆どなく、電位差を効率的に取り出すことができる。
このようにして熱電素子2の電位差を検出することにより、半導体基板上の局所−局所間の温度差を計測することができる。
また、この電位差を半導体回路の駆動電圧やリファレンス電圧などに使用することにより、半導体装置の省電力化を図ることも可能になる。
《第2の実施形態》
図3は、第2の実施形態における熱電素子22の平面図である。
図4[A]は、図3に示すH−H′部の断面図である。
図4[B]は、図3に示すI−I′部の断面図である。
図4[C]は、図3に示すJ−J′部の断面図である。
以下、これらの図に基づいて、熱電素子22の構造について説明する。
まず、熱電素子22は、SOI半導体基板21に形成される。ここでは、SOI半導体基板21として、信越化学工業株式会社製のUNIBOND(登録商標)ウェハを使用する。このウェハは、表面下に埋込絶縁層34が設けられ、その埋込絶縁層34の上にシリコン単結晶の表面層が設けられる。
このSOI半導体基板21には、埋込絶縁層34まで届くトレンチ構造31が『日の字』形状に形成される。このトレンチ構造31によって、N型不純物区画42およびP型不純物区画43が電気的に分離される。
さらに、本実施形態では、トレンチ構造31の内壁や底に、酸化シリコンなどの絶縁膜31aを設け、その溝内にポリシリコンなどを充填している。
このN型不純物区画42は、N型不純物領域32と、その中央に設けた不純物濃度の更に高いN+型不純物領域4とから構成される。
一方、P型不純物区画43は、P型不純物領域33と、その中央に設けた不純物濃度の更に高いP+型不純物領域5とから構成される。
このような不純物区画42,43の上面は、絶縁層15によって覆われる。N+型不純物領域4の一端には、この絶縁層15に設けたコンタクトホール6を介して、1次電極7がオーミック接触する。また、N+型不純物領域4の他端には、絶縁層15のコンタクトホール8を介して2次電極9がオーミック接触する。また、この2次電極9は、絶縁層15のコンタクトホール10を介して、P+型不純物領域5の一端にオーミック接触する。さらに、P+型不純物領域5の他端は、絶縁層15のコンタクトホール11を介して3次電極12にオーミック接触する。
[発明との対応関係]
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の半導体基板は、SOI半導体基板21に対応する。
請求項記載の熱電素子は、熱電素子22に対応する。
請求項記載の第1導電型領域は、N+型不純物領域4またはN型不純物区画42に対応する。
請求項記載の1次電極は、1次電極7に対応する。
請求項記載の2次電極は、2次電極9に対応する。
請求項記載の第2導電型領域は、P+型不純物領域5またはP型不純物区画43に対応する。
請求項記載の3次電極は、3次電極12に対応する。
請求項記載のトレンチ構造は、トレンチ構造31に対応する。
[熱電素子22による熱流生成動作]
熱電素子22も、第1の実施形態と同様に、2次電極9を冷却側とし、1次電極7および3次電極12を加熱(放熱)側とする熱流をSOI半導体基板21内に発生させることができる。したがって、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、熱電素子22では、トレンチ構造31によって漏れ電流を防いでいるため、3次電極12から1次電極7に向かって電流を流すことも可能になる。この場合、2次電極9を加熱(放熱)側とし、1次電極7および3次電極12を冷却側とする逆向きの熱流をSOI半導体基板21内に発生させることができる。その結果、熱電素子22は、熱流の向きを変更して冷却/加熱を自在に切り換えることが可能になり、より柔軟な温度コントロールが可能になる。
さらに、熱電素子22の構造上の特徴から、トレンチ構造31の充填材料の熱伝導率を部分的または全体的に変化させることで、熱電素子22の周辺に対する熱伝導の度合いを積極的にコントロールすることが可能になる。その結果、SOI半導体基板21上における更に精細な熱流設計が可能になる。
例えば、トレンチ構造31の溝内を空気や真空などの熱伝導率の低い状態とすることにより、熱電素子22全体を断熱構造に近づけることができる。この場合、近傍に対する熱の漏れが少なくなる。その結果、より限定的な範囲を局所的に温度コントロールすることが容易になる。
[熱電素子22による発電動作]
熱電素子22も、第1の実施形態と同様に、温度差を与えることによって電位差を発生させることができる。したがって、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、熱電素子22では、トレンチ構造31によって漏れ電流を防いでいるため、3次電極12側をプラス、1次電極7側をマイナスとした電位差を発生させても、熱電素子22には漏れ電流は発生しない。
したがって、2次電極9を高温側に配置し、1次電極7および3次電極12側を低温側に配置することも可能となり、正負の温度差を検出することが可能になる。
《第3の実施形態》
図5は、第3の実施形態における熱電モジュール50の平面図である。
図6は、図5に示すA−A′部の断面図である。
以下、これらの図に基づいて、熱電モジュール50の構造について説明する。
まず、熱電モジュール50は、上述した熱電素子22と同一タイプの熱電素子51〜53から構成される。
この内、熱電素子51と熱電素子52とは、隣り合う3次電極と1次電極とを1枚の電極54で兼ねることで、電気的に直列接続される。この直列接続に両端の電極55,または電極56から電流を流すと、熱電素子51,52それぞれの熱流が略同一の向きに近接して発生し、幅の広い熱流が生成される。
さらに、この熱流の上流に、熱的にカスケード接続した熱電素子53が設けられる。この熱電素子53の1次電極57は、金属膜などの熱伝導部58によって面方向に延在され、絶縁膜59を介して熱電素子51の2次電極70に熱的に接続される。また、熱電素子53の3次電極71は、金属膜などの熱伝導部72によって面方向に延在され、絶縁膜59を介して熱電素子52の2次電極73に熱的に接続される。
この熱流の最上流に位置する熱電素子53の2次電極74は、絶縁膜59を介して、金属膜などの熱伝導部75に熱的に接続される。この熱伝導部75は面方向に延在され、温度コントロールの対象である半導体回路Zと熱的に接続される。
なお、これら熱電素子51〜53を包括するように、半導体基板60にトレンチ構造77が形成される。このトレンチ構造77が、半導体基板60の埋込絶縁層34に届くことにより、熱電素子51〜53の各不純物区画は、電極による接続箇所を除いて、相互に電気的に分離される。
[熱流路パターンの設計について]
本実施形態では、半導体基板60の面方向に熱伝導部58,72を延在させて、熱電素子の電極57,70,71,73に部分的に重ねることにより、従来無かった熱電素子の2次元的なカスケード接続を実現している。
従来、バルク型ペルチェ素子では、バルクの厚さ方向に素子を積み重ねることで、3次元的なカスケード接続が行われていた。これと同様の3次元構造を半導体基板60上に形成した場合、カスケード接続の段数に比例して半導体の層数をそのまま増加させなければならず、製造プロセスの工程数が非現実的なまでに増加してしまう。
しかしながら、本実施形態の2次元的なカスケード接続の構造では、図6に示すように、カスケード接続の段数が更に増えても、半導体の層数は増加せず、製造プロセスの工程数もさほど増えない。そのため、本実施形態の2次元的なカスケード接続は、半導体基板上にカスケード接続を形成する上で、極めて優れた合理的な構造となる。
さらに、この熱的な2次元カスケード接続と、上述した熱電素子の電気的な直列接続とを自在に組み合わせることにより、2次元的な熱流路パターンを自在な形状で形成することが可能になる。
このように形成される熱流路パターンには、ヒートポンプである熱電素子51〜53が節々に設けられる。したがって、特許文献1のように単なる放熱フィンを設ける構造よりも、一段と確実に熱を伝搬することが可能になる。
さらに、図5のような末広がり形状(またはピラミッド形状)に熱電素子51〜53を配置することにより、下流にいくに従って熱流の幅を徐々に太くすることができる。このような末広がり形状では、下流側において熱流の停滞や逆流が少なくなるため、スムーズに熱流を下流側へ流すことができる。その結果、上流側の冷却(または加熱)作用を一段と高めることができる。
また、本実施形態では、熱電素子の直列接続数や幅などを自在に変更することで熱流路パターンの幅を自在に変更することもできる。その結果、半導体基板60上の回路パターンの隙間に納まるように、熱流路パターンの幅を柔軟に変更することができる。なお、熱流路パターンの幅が狭い箇所(ネック箇所)ができる場合には、その箇所の熱電素子の電流量を増やすことが好ましい。このような電流調整により、ネック箇所における熱流の伝搬速度を速めて、ネック箇所における熱流停滞を防止することが可能になる。
《第4の実施形態》
図7は、第4の実施形態における、熱電素子を内蔵した撮像素子130の外観図である。
図8は、この撮像素子130の半導体基板120を示す平面図である。
以下、これらの図に基づいて、撮像素子130の構造について説明する。
まず、半導体基板120上には、受光素子群や転送回路などからなる撮像素子回路100が形成される。この撮像素子回路100を覆うように、金属膜などの遮光膜110がパターン形成される。この遮光膜110は、転送回路などの余計な入射光を遮るものである。
遮光膜110の周囲には、複数の熱電モジュール101,102が配置される。これらの熱電モジュール101,102それぞれは、上述した熱電モジュール50を拡張した構造である。この熱電モジュール101,102の冷却側は、遮光膜110と熱的に接続される。
なお、撮像素子回路100の近傍には、ダイオードなどの温度センサDが設けられる。この温度センサDは、温度制御回路105に接続される。この温度制御回路105は、『温度センサDの計測温度』と『予め定められた冷却目標の温度(Vref)』との誤差分をフィードバックして、熱電モジュール101,102に流す電流量や向きを調整する回路である。この温度制御回路105の働きにより、撮像素子回路100の温度が、冷却目標の温度にほぼ維持される。この冷却作用により、撮像素子回路100の熱雑音が抑制され、高S/Nの撮像素子130が実現する。
一方、熱電モジュール101,102の放熱側には、熱出力端子111,112が設けられる。これらの熱出力端子111,112は、半導体基板120を固定するリードフレームの枠部分や、1本ないし複数本のボンディングワイヤなどを介して、パッケージ132の外部の熱出力端子133に熱的に接続される。なお、リードフレームの枠部分を介して熱を出力する場合には、リードフレームと半導体基板120との間に断熱部材を挟むことで、出力熱が半導体基板120へなるべく逆流しないようにすることが好ましい。
このような構成では、冷却中の撮像素子回路100が、パッケージ133やフィルタカバー131によってしっかり封止される。そのため、冷却された撮像素子回路100によって、外気が冷却されるおそれは少ない。そのため、従来のようにパッケージの外部にペルチェ素子を接着する場合に比較して、パッケージ133やフィルタカバー131が結露するおそれは極めて少なくなる。
さらに、本実施形態では、半導体基板120の排熱を有効利用して、積極的に結露を防止している。すなわち、熱出力端子133の出力熱の一部(図7に示す結露防止熱Tb)は、結露防止用の伝熱板134を介して、撮像素子130のフィルタカバー131に伝達される。この構成により、撮像素子回路100を充分に冷却しつつ、その一方でフィルタカバー131を適度に暖めることが可能になる。その結果、フィルタカバー131に外気の水蒸気が結露するといった問題を確実に防止することができる。
なお、熱出力端子133の出力熱の余剰分Taについては、電子カメラの筐体部や放熱フィンや放熱器や冷却機構などを介して外界に排熱される。
《実施形態の補足事項など》
なお、上述した実施形態では、説明を簡明にするため、導電型および電流の向きを明記した。しかしながら、本発明はこれらの導電型や電流の向きに限定されるものではない。導電型や電流の向きを変更しても勿論かまわない。
また、上述した実施形態では、熱電素子2,22や熱電モジュール50を用いて、半導体基板上に局所的な温度差を作るケースについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、熱電素子2,22や熱電モジュール50で生成される温度差の一方を、熱出力端子を介して、半導体装置のパッケージ外に出力してもよい。この場合、N型半導体基板1内の不要な熱を、熱電素子2の熱電作用によって、熱出力端子から積極的に排熱することが可能になる。さらに、この熱出力端子を放熱器に熱的に接続したり、外部ペルチェ素子や液冷機構や空冷機構によって更に冷却することによって、パッケージ内奥部のN型半導体基板1を更に効果的に冷却することが可能になる。
なお、上述した第1の実施形態では、N+型不純物領域4とP+型不純物領域5との間に内在するPNPNサイリスタを安定的な逆阻止状態にすることにより、熱電素子2内の漏れ電流を防いでいる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、3次電極12をプラス、1次電極7をマイナスにした電圧を与えた状態で、P型ウェル3にマイナス電位を与えることにより、PNPNサイリスタをオフ状態に維持することができる。この状態においても熱電素子2内の漏れ電流を防ぐことが可能である。この場合、2次電極9を発熱側とし、1次電極7および3次電極12を吸熱側とすることが可能になる。
なお、上述した第3および第4の実施形態では、熱電素子22を基本単位として熱電モジュール50,101,102を構成している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。熱電素子2を基本単位として熱電モジュールを構成してもよい。
また、上述した第3および第4の実施形態では、熱伝導部と電極とを絶縁膜で電気的に絶縁している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。電気的接続に支障が無ければ、電極と熱伝導部とを直に接続することで、両者間の熱伝導効率を更に高めることができる。
なお、上述した第4の実施形態では、2つの熱電モジュール101,102を用いて、遮光膜110および撮像素子回路100を冷却する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、より多数の熱電素子(熱電モジュール)を、遮光膜110を取り囲むように設置することで、遮光膜110の全域をなるべく均一に冷却することが好ましい。
また、上述した第4の実施形態では、遮光膜110を冷却することで、撮像素子回路100を冷却している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。一般的には、撮像素子回路100に横断するように設けられ、かつなるべく熱伝導効率の高いパターンや領域を冷却することが好ましい。例えば、CCD撮像素子では、CCD転送電極を、熱電素子(熱電モジュール)に熱的に接続してもよい。また例えば、XYアドレス式の撮像素子では、垂直読み出し線や接地線や垂直転送用制御線を、熱電素子(熱電モジュール)に熱的に接続してもよい。さらに、これら各層の冷却を組み合わせることで、撮像素子を更に均一に冷却することが可能になる。
なお、上述した熱電素子を内蔵した半導体装置を、露光装置(半導体露光装置、液晶露光装置、ヘッド露光装置など)や電子カメラの構成部品に採用してもよい。このような露光装置や電子カメラでは、構成部品の外部冷却機構を省略または簡素化したり、構成部品の高S/N化により処理性能を一段と高精度化することが可能になる。
例えば、本発明による高S/Nの撮像素子を用いて、露光装置の収差計測を行ってもよい。この場合、撮像素子に大袈裟な外部冷却を施さずとも、簡単な構造で、投影光学系の収差補正の精度を高めることができる。その結果、露光装置における露光パターンの鮮明度やコントラストを一段と高めることができる。
また例えば、本発明による高S/Nの撮像素子を用いて、露光装置のアライメント計測を行ってもよい。この場合、撮像素子に大袈裟な外部冷却を施さずとも、簡単な構造で、アライメント計測の精度を高めることができる。その結果、露光装置における露光パターン(またはレチクルやマスク)と露光対象物との位置合わせ精度を高めることができる。
さらに例えば、本発明による高S/Nの撮像素子を電子カメラに搭載することにより、撮像素子に大袈裟な外部冷却を施さずとも、簡単な構造で、高S/Nの画像信号を撮像することができる。
また例えば、熱破壊により実用的な寿命を達成できない半導体装置に、本発明を適用してもよい。このような場合、半導体装置内部の発熱箇所または熱に弱い箇所を直に冷却することによって熱破壊を確実に防止し、半導体装置の長寿命化を達成できる。
以上説明したように、本発明は、熱電素子(または熱電モジュール)を内蔵した半導体装置の製品化に利用可能な技術である。
熱電素子2の平面図である。 熱電素子2の断面図である。 熱電素子22の平面図である。 熱電素子22の断面図である。 熱電モジュール50の平面図である。 熱電モジュール50の断面図である。 熱電素子を内蔵した撮像素子130の外観図である。 撮像素子130の半導体基板120を示す平面図である。
符号の説明
1 N型半導体基板
2 熱電素子
3 P型ウェル
4 N+型不純物領域
5 P+型不純物領域
6,8,10,11 コンタクトホール
7 1次電極
9 2次電極
12 3次電極
15 絶縁層
21 SOI半導体基板
22 熱電素子
31 トレンチ構造
31a 絶縁膜
32 N型不純物領域
33 P型不純物領域
34 埋込絶縁層
42 N型不純物区画
43 P型不純物区画
50 熱電モジュール
51,52,53 熱電素子
57 1次電極
58,72,75 熱伝導部
59 絶縁膜
60 半導体基板
70,73,74 2次電極
77 トレンチ構造
100 撮像素子回路
101,102 熱電モジュール
105 温度制御回路
110 遮光膜
111,112 熱出力端子
120 半導体基板
130 撮像素子
131 フィルタカバー
133 熱出力端子
Z 半導体回路
D 温度センサ

Claims (11)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成される熱電素子とを備え、
    前記熱電素子は、
    前記半導体基板に形成される第1導電型領域と、
    前記第1導電型領域の一端に電気的に接続される1次電極と、
    前記第1導電型領域の他端に電気的に接続される2次電極と
    を有し、
    前記1次電極と前記2次電極との間に流れる電流によって発生する温度差を用いて、前記半導体基板の少なくとも一部に対して、冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施す
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記熱電素子は、
    前記2次電極と電気的に接続され、前記半導体基板に形成される第2導電型領域と、
    前記第2導電型領域と電気的に接続される3次電極とを更に備え、
    前記1次電極と前記3次電極との間に流れる電流によって発生する温度差を用いて、前記半導体基板の少なくとも一部に冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施す
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第1導電型領域と前記2導電型領域との間に、電気的に分離する機能を有する接合分離を設けた
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  4. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第1導電型領域と前記2導電型領域との間に、電気的に分離する機能を有するトレンチ構造を設けた
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板に複数の前記熱電素子が形成され、
    複数の前記熱電素子が熱的にカスケード接続される
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の面方向に複数の前記熱電素子が形成され、
    前記面方向に延在する熱伝導部を介して、複数の前記熱電素子が熱的にカスケード接続される
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板には、前記熱電素子と熱的に接続された半導体回路が少なくとも一つ形成され、
    前記熱電素子が発生する温度差を用いて、前記半導体回路に冷却、加熱、熱流発生、または温度コントロールを施す
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の温度を計測する温度センサと、
    前記温度センサの計測温度に応じて前記熱電素子に流す電流を変更して、前記半導体回路の温度をコントロールする温度制御回路と
    を備えたことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の半導体装置において、
    前記半導体回路は、遮光膜を受光面に備えた撮像素子回路であり、
    前記熱電素子を前記遮光膜に熱的に接続し、
    前記遮光膜を介して、前記撮像素子回路を冷却、熱流発生、または温度コントロールする
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記熱電素子に発生する不要な熱量を、半導体基板の外部に排出する熱出力端子を備えた
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
  11. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成される熱電素子とを備え、
    前記熱電素子は、
    前記半導体基板に形成される第1導電型領域と、
    前記第1導電型領域の一端に電気的に接続される1次電極と、
    前記第1導電型領域の他端に電気的に接続される2次電極と、
    を有し、
    前記1次電極と前記2次電極との間にかかる温度差を電気エネルギーに変換する
    ことを特徴とする熱電素子内蔵の半導体装置。
JP2004066061A 2004-03-09 2004-03-09 熱電素子内蔵の半導体装置 Expired - Lifetime JP4424014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066061A JP4424014B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 熱電素子内蔵の半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066061A JP4424014B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 熱電素子内蔵の半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005259810A true JP2005259810A (ja) 2005-09-22
JP4424014B2 JP4424014B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=35085275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004066061A Expired - Lifetime JP4424014B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 熱電素子内蔵の半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4424014B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191742A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Origin Electric Co Ltd 電子部品装置、それを用いた直流高電圧電源装置、及びその高安定化方法
CN103650144A (zh) * 2011-07-13 2014-03-19 意法半导体(鲁塞)公司 用于在三维集成结构内产生电功率的方法及相应链接器件
KR20170053102A (ko) * 2015-11-03 2017-05-15 한국전자통신연구원 열전 소자 및 열전 모듈

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191742A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Origin Electric Co Ltd 電子部品装置、それを用いた直流高電圧電源装置、及びその高安定化方法
JP4576238B2 (ja) * 2005-01-06 2010-11-04 オリジン電気株式会社 電子部品装置、及びそれを用いた直流高電圧電源装置
CN103650144A (zh) * 2011-07-13 2014-03-19 意法半导体(鲁塞)公司 用于在三维集成结构内产生电功率的方法及相应链接器件
US9847373B2 (en) 2011-07-13 2017-12-19 Stmicroelectronics (Rousset) Sas Method for generation of electrical power within a three-dimensional integrated structure and corresponding link device
CN103650144B (zh) * 2011-07-13 2018-02-09 意法半导体(鲁塞)公司 用于在三维集成结构内产生电功率的方法及相应链接器件
CN108110129A (zh) * 2011-07-13 2018-06-01 意法半导体(鲁塞)公司 用于在三维集成结构内产生电功率的方法及相应链接器件
US11075246B2 (en) 2011-07-13 2021-07-27 Stmicroelectronics (Rousset) Sas Method for generation of electrical power within a three-dimensional integrated structure and corresponding link device
CN108110129B (zh) * 2011-07-13 2022-03-25 意法半导体(鲁塞)公司 用于在三维集成结构内产生电功率的方法及相应链接器件
KR20170053102A (ko) * 2015-11-03 2017-05-15 한국전자통신연구원 열전 소자 및 열전 모듈
KR102092403B1 (ko) 2015-11-03 2020-03-24 한국전자통신연구원 열전 소자 및 열전 모듈

Also Published As

Publication number Publication date
JP4424014B2 (ja) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105789229B (zh) 光电转换装置、图像拾取系统及制造光电转换装置的方法
US7592536B2 (en) Solar cell structure with integrated discrete by-pass diode
US8609978B2 (en) Leadframe based photo voltaic electronic assembly
US20090159128A1 (en) Leadframe receiver package for solar concentrator
JP2012008003A (ja) 赤外線センサ
US10224474B2 (en) Wafer scale thermoelectric energy harvester having interleaved, opposing thermoelectric legs and manufacturing techniques therefor
US4422091A (en) Backside illuminated imaging charge coupled device
US9515245B2 (en) Apparatus, system, and method for on-chip thermoelectricity generation
TW202002266A (zh) 背照式感測器及製造感測器之方法
US20200312913A1 (en) Semiconductor apparatus, photodetection system, light emitting system, and moving body
JP6083554B2 (ja) 撮像モジュール
KR20040075719A (ko) 멤브레인을 갖는 센서 및 그 제조 방법
JP4424014B2 (ja) 熱電素子内蔵の半導体装置
JPH05167105A (ja) 半導体熱電装置
JPH01245549A (ja) 半導体装置およびその製法
US11322672B2 (en) Integrated thermoelectric structure, method for manufacturing an integrated thermoelectric structure, method for operating same as a detector, thermoelectric generator and thermoelectric Peltier element
JP2012532468A (ja) 複数の熱電素子を有するモジュール
JP2012173156A (ja) 赤外線センサモジュール
WO2016132616A1 (ja) 赤外線検出装置
US20180226559A1 (en) Thermoelectric conversion device
JP2007103525A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH104219A (ja) ペルチェ素子
JP3121424B2 (ja) 半導体光検出装置
JP2011176049A (ja) 半導体素子の実装構造
JPH08288486A (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4424014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151218

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151218

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250