JP2005259071A - 画像形成装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体から交換部品の非接触ICタグに対してデータに読み書きするシステムにおいて、通信に要する時間を短縮する。
【解決手段】すべての変調回路128a〜dに対し搬送波発生回路124から搬送波が供給される。RF制御回路122はデータ送信を行う場合、切換回路132により対象のタグ210に対応する変調回路128を選択してデータ信号を供給する。これにより、対応のアンテナ152からデータを示す変調信号が出力される。このデータ送信の間、他のアンテナ152は、無変調の搬送波を出力する。各アンテナ152はデータ送信を行わない場合でも常に搬送波を出力するので、いったん各非接触ICタグ210との間で通信確立を行えば、データ送信が終わっても通信確立状態は維持されるので、従来のように通信のたびに通信確立動作を行わずに済み、該動作の分だけ通信に要する時間を短縮できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICタグが取り付けられた複数の交換部品が装着される画像形成装置に関し、特に装着された交換部品の非接触ICタグに対するデータの書き込み、及び/又は、そのタグからのデータの読み出しのための通信機構に関する。
従来から、非接触型の情報記憶媒体として、受信した高周波信号から得られる電力を電源として動作する非接触ICタグ(RFID(Radio Frequency IDentification)タグとも呼ばれる)が用いられている。この非接触ICタグへの電力の供給や、情報の読み出し及び書き込みは、無線空間を介して、リーダライタにより行われる。
このような非接触ICタグとリーダライタを適用した一例として、カラー複写機(以下、「複写機」という。)やカラープリンタなどの画像形成装置本体と、これに装着されるトナー・カートリッジ等の交換部品からなるシステムがある。このシステムでは、複写機本体に搭載されたリーダライタと、トナー・カートリッジに搭載された非接触ICタグとの間の通信が行われている。
複写機は、トナー・カートリッジの消費量や残量など消耗部品の情報を管理することにより画質維持などの機能向上を図ることがある。例えば、複写機は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色(以下、「YMCKの4色」という。)の各々のトナー・カートリッジを有しており、それらのトナー残量を、そのトナー・カートリッジに搭載された非接触ICタグに記憶保持させている。
まず、電源が投入された場合は、複写機に搭載されたリーダライタは、1つのトナー・カートリッジに搭載された非接触ICタグに記憶保持されたそのタグIDを読み込むことで、通信を確立し、その後、非接触ICタグに記憶保持されたトナー残量情報を読み込む。そして、この通信を4つのトナー・カートリッジの非接触ICタグについて、順次行うことによって、各トナー・カートリッジのトナー残量を検出することができる。そして、これを、使用者に知らせることができる。さらに、プリント・ジョブが発生するたびに、複写機は、そのジョブによる各色の使用量から各トナー・カートリッジのトナー残量を計算する。そして、リーダライタは、計算されたトナー残量を更新情報として、トナー・カートリッジの非接触ICタグに、その更新情報を書き込む(更新)。従って、非接触ICタグには、常に更新されたトナー残量が記憶保持される。
従って、その使用者は、各々のトナー・カートリッジのトナー残量を、複写機に搭載されたディスプレイなどを通して把握することができる。そして、複写機のトナー・カートリッジを新品に交換したり、複写機間でインク・トナー・カートリッジを交換したりしても、そのインク残量情報が各々の非接触ICタグに記憶保持されているため、リーダライタからそのインク残量情報を読み込むことにより、そのインク・トナー・カートリッジのインク残量を把握することができる。
以上トナー・カートリッジを例示したが、感光体ドラム・カートリッジなど他の交換部品にも非接触ICタグを設けて必要な情報を読み書きできるようにしているケースが少なくない。この場合、タンデム型カラー機では、トナー・カートリッジとドラム・カートリッジがそれぞれ4つずつ存在するので、少なくとも合計8個の非接触ICタグに対応するリーダライタ機構が必要になる。これには、もっとも単純には、個々の非接触ICタグ(交換部品)ごとにリーダライタを設ければよいが、これだとコスト高を招いてしまう。
これに対する1つの解決策として特許文献1には、アンテナだけを個々の非接触ICタグに対応して個別に設け、読み書きの制御や信号の送受信のための回路機構は1つに共通化した画像形成装置が開示されている。この装置では、その回路機構とアンテナ群との間にスイッチを設け、このスイッチにより送受信を行うアンテナ(読み書きする非接触ICタグ)を1つ選択している。
ちなみに、画像形成装置に関するものではないが、特許文献2及び3には、トランスポンダや非接触型情報記憶媒体と通信するためのアンテナを複数設け、それら複数のアンテナを切り換えながら選択することで、1つのRFコントローラやリード・ライト装置で信号の送受信を行う装置が示されている。
特開2002−49283号公報 特開平6−281747号公報 特開2001−52124号公報
上述のタンデム型のカラー複写機では、例えば1つの印刷ジョブが終わるたびに、C,M,Y,K各色のトナー・カートリッジやドラム・カートリッジに更新データを書き込む。この場合、混信等の問題を避けるには、使用するアンテナを1つずつ切り替えながら、カートリッジ1つずつに対して書込を行う。このときに、特許文献1の構成をとると、1つのカートリッジに書込を行おうとするたびに、スイッチでそれに対応するアンテナを選択し、非接触ICタグとの間で規格(例えばISO14443)に従ってアンチコリジョン等の通信確立処理を行った後、更新データの書き込みを行うことになる。
このように特許文献1の装置では、プリント・ジョブが続いて発生する場合などにおいて、データ通信の回数だけ通信確立動作を行う必要があり、通信速度や印刷速度といったシステム動作速度を向上させるための課題となっていた。また、非接触ICタグの中にはデータ通信時に比して通信確立動作時に大電力を要するものがあり、このようなタグを用いると通信確立動作時に電力不足等でエラーが生じやすくなる。エラーが生じると、最初からやり直しになるので、通信に益々時間が掛かってしまう。このようなことから、例えばカラー機のように1ジョブごとに通信しなければならないタグの数が多くなると、1ジョブごとの通信に時間が掛かるので、ジョブ間隔が短い高速機には特許文献1の方式は適用が困難であった。
また、特許文献2や特許文献3も、特許文献1と同様読み書きの制御や信号の小受信のための回路機構を複数のアンテナで共用しているので、仮にこれらの方式を複写機等の画像形成装置に適用したとしても、特許文献1と同様の問題がでてくる。
本発明に係る画像形成装置は、非接触ICタグが取り付けられた交換部品を装着可能な画像形成装置であって、該画像形成装置における前記各交換部品の装着位置に近接してそれぞれ設けられ、それぞれ対応する装着位置に装着された交換部品の非接触ICタグと通信を行うためのアンテナと、搬送波信号を発生する搬送波発生手段と、非接触ICタグに送信すべきデータ信号により前記搬送波信号を変調する変調手段と、いずれかの交換部品の非接触ICタグと通信を行う場合、前記アンテナ群のうち該交換部品に対応するものを選択し、選択したアンテナに対して前記変調手段の出力を供給して送信させるとともに、選択しなかったアンテナ群に対して前記搬送波信号を供給して送信させる送信制御手段とを備える。
この構成によれば、対応する非接触ICタグとの間でデータの通信を行っているアンテナ以外のアンテナからも搬送波が出力されるので、その通信の間、通信を行っていない非接触ICタグも電力供給を受けている。ここで、ある非接触ICタグとの通信が終わって別の非接触ICタグとの通信を行う場合を考えると、そのとき従来装置の場合のように後者が電源オフの状態であれば、そこから通信可能な状態まで移行するには、初期化ルーチンや非接触ICタグの規格に従った通信確立動作などが必要になり、かなりの時間を要する。これに対し、本発明の構成では、後者はその時点で既に電力が供給されている状態にあるので、後者との通信を開始できるまでの期間を従来より短くすることができる。特に送信制御手段と各非接触ICタグとの間でいったん通信を確立してしまった後は、非接触ICタグへの電力供給を切らなければその通信確立状態を維持することができるので、ある非接触ICタグから別の非接触ICタグへと素早く通信相手を切り替えることができる。
また、本発明の好適な態様では、前記送信制御手段は、いずれの交換部品の非接触ICタグとも通信を行わない場合には、前記すべてのアンテナに対して前記搬送波信号を供給して送信させる。
この態様では、どの非接触ICタグとも通信をしない場合でも、それら非接触ICタグに対して電力を供給し続けることができるので、その後いずれかの非接触ICタグと通信をする必要が出てきた際に、素早く通信を開始できる。
また、本発明の別の好適な態様では、前記変調手段は前記複数のアンテナの各々に対応して、該アンテナに接続された変調回路を備え、それら各変調回路は、共通の前記搬送波発生手段から搬送波信号の供給を受け、データ信号が入力される場合には該搬送波信号を該データ信号で変調してその結果得られる被変調信号を、データ信号が入力されない場合には無変調の前記搬送波信号を、接続された前記アンテナに供給し、前記送信制御手段は、前記選択したアンテナに接続された変調回路に対しデータ信号を供給し、その他のアンテナに接続された変調回路に対してはデータ信号を供給しないように制御する。
この態様によれば、搬送波発生手段及び送受信制御手段を複数のアンテナで共通化することができるので、回路規模を小さくすることができ、コストの削減を見込める。
また別の好適な態様では、前記送信制御手段は、前記アンテナごとに、前記搬送波発生手段の出力と前記変調手段の出力とのうちの一方を選択的に該アンテナに供給するためのスイッチをそれぞれ備え、前記選択したアンテナに対応するスイッチに前記変調手段の出力を選択させ、選択しなかったアンテナ群の各々に対応するスイッチは前記搬送波発生手段の出力を選択させる。
この態様によれば、搬送波発生手段及び送受信制御手段に加え、更に変調手段も複数のアンテナで共通化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の要部、すなわち交換部品と、これら交換部品に設けられた非接触ICタグに対してデータの読み書きを行うためのリーダライタ機構とを、模式的に示す図である。ここで画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、デジタル複写機など、用紙に対して画像を印刷するための機構を備えた装置である。印刷の方式には、電子写真方式やインクジェット方式などの様々な方式があるが、本発明はそのような方式に依存するものではない。
この画像形成装置は、画像形成装置本体100と交換部品200a〜d(適宜、交換部品200と総称する)を備えている。画像形成装置本体100は、筐体、ユーザインタフェース用のディスプレイやボタンなど、画像形成装置における実質的に固定的な部分である。交換部品200は、この画像形成装置本体100に着脱可能であり、消耗した場合に交換されるユニットである。交換部品200としては、例えばトナー・カートリッジ、感光体ドラム・カートリッジ、現像ユニット、定着ユニットなどを例示することができる。この例では4個の交換部品200a〜dを例示しているが、これは例えばC,M,Y,Kの4つのトナー・カートリッジを想起してもらえばよい。この他に、例えば更に感光体ドラム・カートリッジにも非接触ICタグを設ける場合は、交換部品の数は8個になる。
交換部品200a〜dには、それぞれ非接触ICタグ210a〜d(適宜、非接触ICタグ210と総称する)が取り付けられている。この非接触ICタグ210は、当該交換部品200の消耗量(該部品を何枚の印刷に使ったか、など)や、画質向上の為の画質制御用のパラメータなどの管理データを記憶するための記憶装置として用いられる。非接触ICタグ210は、管理データを記憶するための不揮発性メモリ、これに対する読出書込のための回路、画像形成装置本体100側のリーダライタ機構と通信を行うためのアンテナ及び送受信回路を備えている。
非接触ICタグ・システムには、密着型、近接型、近傍型など様々なタイプがあるが、画像形成装置の大きさや、その中でのリーダライタ機構のレイアウトの自由度、電波規制などを考慮して、ここでは通信距離10cm以下程度である近接型(ISO14443)を用いる。
近接型の非接触ICタグには、Aタイプ、Bタイプなど、いくつかのタイプが存在するが、いずれを採用してもよい。
画像形成装置本体100には、メイン基板110、RF制御回路基板120、及びアンテナ基板150a〜d(適宜、アンテナ基板150と総称する)が搭載されている。
メイン基板110は、画像形成装置の全体的な制御を行うCPU(中央演算ユニット)112を搭載した基板である。RF制御回路基板120は、各交換部品200の非接触ICタグ210に対するデータの読み書きのための回路を搭載した基板である。アンテナ基板150a〜dは、非接触ICタグ210a〜dに対するデータの読み書きのためのアンテナ152a〜dを搭載した基板である。各アンテナ基板150はそれぞれ、画像形成装置本体100内の、対応する1つの交換部品200の装着部位に近接する位置に配設される。RF制御回路基板120と各アンテナ基板150a〜dとの間はそれぞれ信号線のハーネスにより接続されるので、ハーネスを引き回すことで各アンテナ基板150a〜dをそれぞれ各交換部品200a〜d近傍の、それぞれ対応する非接触ICタグ210a〜dと通信可能な適切な位置に配設することができる。同様に、メイン基板110とRF制御回路基板120との間も信号線のハーネスで接続している。なお、ここでは、RF制御回路基板120とメイン基板110とを別体とした構成を例示しているが、これはあくまで一例である。アンテナ152は交換部品200の近接する位置になければならないが、RF制御回路等はその必要性はないので、RF制御回路基板120上の各回路をメイン基板110上に設けてもよい。また、交換部品の非接触ICタグの位置に合わせて基板の形状を工夫することで、アンテナ152をRF制御基板120上に設けても良い。
次にRF制御回路基板120上の各回路について説明する。
まずRF制御回路122は、各非接触ICタグ210に対するデータの読み書きのための一般的なリーダライタの機構のうちの論理部を担当する回路である。すなわち、RF制御回路122は、CPU112からの指示に応じて搬送波発生回路124や変調回路128、切換回路132、受信回路136等を制御して非接触ICタグ210との通信を行う。
搬送波発生回路124は、通信のための搬送波信号を発生する回路である。非接触ICタグ210としてISO14443規格準拠のものを用いる場合には、該規格にしたがった13.56MHzの搬送波信号を発生する。搬送波発生回路124は、スイッチ126を介して、複数の変調回路128a〜dに対して並列に接続されている。
スイッチ126は、RF制御回路122に制御される。スイッチ126が閉じると、搬送波発生回路124の出力する搬送波信号がすべての変調回路128a〜dに供給される。
変調回路128a〜d(適宜、変調回路128と総称する)は、各変調回路128a〜dは、それぞれ信号線を介して切換回路132に接続されており、この切換回路132を介してRF制御回路122からデータ信号を受け取り、このデータ信号で、搬送波発生回路124から供給される搬送波信号を変調する。ISO14443に準拠したシステムの場合、変調回路128は、このとき、図2の(a)に示すようなASK(振幅偏移)変調の被変調信号を生成する。また変調回路128a〜dは、データ信号の供給を受けていないときには、図2の(b)に示すように、無変調の搬送波信号を出力する。各変調回路128a〜dの出力は、それぞれ対応する増幅器130a〜dでの増幅を経た後、対応するアンテナ152a〜dから放射される。
切換回路132は、RF制御回路122からの制御により、データ信号の供給先とする変調回路128を選択する回路である。本実施形態では、1つのRF制御回路基板120に接続される複数のアンテナ152a〜dのうち、データ信号を送信するアンテナを1つだけ選択する。
すなわち、RF制御回路122は、通信相手に選択した1つの非接触ICタグ210に対し送信すべきデータ信号を切換回路132へのデータ信号線へ出力すると共に、切換回路132への制御信号線に対し、その選択した非接触ICタグ210に対応する変調回路128への出力を選択させるための制御信号を供給する。この制御により、データ信号は、通信相手の非接触ICタグ210に対応した変調回路128のみに供給されることとなる。これにより、その非接触ICタグ210に対し、対応するアンテナ152を介してデータ信号を送信することができる。一方、搬送波信号は、スイッチ126が閉じている限り、すべての変調回路128a〜dに供給されるので、1つの非接触ICタグ210に対し対応するアンテナ152からデータ信号を送信している間も、他の非接触ICタグ210はそれぞれ対応するアンテナ152から搬送波を受ける。また、いずれの非接触ICタグ210にもデータ送信を行わないときでも、スイッチ126がオンしていれば、各アンテナ152からそれぞれ対応する非接触ICタグ210に対して搬送波が供給される。
このように送信したデータ信号に対する非接触ICタグ210からの応答信号は、対応するアンテナ152により受信される。各アンテナ152a〜dは、それぞれダイオード134a〜dを介して共通の受信回路136に接続されている。受信回路136は、アンテナ152から入力される信号に対し、フィルタリング・増幅・検波・波形整形など、非接触ICタグ210からの受信信号に対する一般的な信号処理を施し、その処理結果の信号をRF制御回路122へと入力する。この回路構成では、各アンテナ152a〜dが受信した信号がすべて合流して受信回路136に入力されることになるが、本実施形態のデータ通信制御によれば、非接触ICタグ210a〜dのうちの複数が同時に応答することはないので、混信等の問題はほとんど生じない。
以上、本実施形態の画像形成装置におけるリーダライタ機構の構成について説明した。次に、図3を参照して、リーダライタ機構及び非接触ICタグ群の動作について説明する。
画像形成装置本体100の電源がオフされている場合は、非接触ICタグ210a〜dはすべて電源オフ状態である。本体100の電源がオンされると、メイン基板110やRF制御回路基板120に電源が供給され、これによりCPU112やRF制御回路122等の各回路が起動する。この起動時の処理ルーチンの一環で、CPU112からRF制御回路122に対し、搬送波オン指示が与えられ、これに応じてRF制御回路122はスイッチ126をオンする(S100)。これにより、搬送波発生回路124の発する搬送波信号が各変調回路128a〜dに供給され、増幅器130a〜dで増幅された上で、アンテナ152a〜dから放射される。
これにより、画像形成装置本体100に装着された各交換部品200a〜dの非接触ICタグ210a〜dは、それぞれ対応するアンテナ152a〜dから搬送波を受け、この搬送波の電力を電源として動作を開始し、所定の初期化ルーチンを実行して待機(IDLE)状態になる。初期化ルーチン自体は規格に規定されているので、説明は省略する。
一方、CPU112は、搬送波オン指示の後、通信確立処理の指示をRF制御回路122に与える。すると、RF制御回路122は、切換回路132を制御することで通信を行うアンテナ152a〜d(従ってそれに対応する変調回路128a〜d)を1つずつ選択し(S102)、その選択したアンテナ152を介して、対応する非接触ICタグ210と通信を行うことで、そのタグ210との通信確立を行う(S104、S202)。
この通信確立処理の際、RF制御回路122は、選択した変調回路128に対し、通信確立に必要なリクエスト等のデータ信号を供給して変調させ、その結果得られる変調波をアンテナ152から放射させ、これに対する非接触ICタグ210からの応答信号を受信回路136を介して受け取ることで通信を行う。
この通信確立処理では、まずRF制御回路122側からのリクエストコマンド(例えばREQAやREQB)又はウェークアップコマンド(例えばWUPAやWUPB)を発行し、次いでアンチコリジョン(衝突防止)処理を行う。アンチコリジョン処理が完了すると、S102で選択したアンテナ152に対応する位置の非接触ICタグ210とRF制御回路122とは通信確立状態となる。通信確立処理により、RF制御回路122は、その非接触ICタグ210のタグIDを知り、これをその選択したアンテナ152と対応づけて記憶する。これにより、RF制御回路122は、以後このタグIDを用いることで、その非接触ICタグ210と通信を行うことができる。また、その非接触ICタグ210は、通信確立処理が完了することで、アクティブ(活性)状態へと移行する。
以上のS102及びS104の処理を、RF制御回路基板120に接続されたすべてのアンテナ152について繰り返す(S106)ことで、該基板120が担当するすべての交換部品200のタグ210と通信が確立される。
ここで、本実施形態では、搬送波信号をすべての変調回路128a〜dに供給しつつ、データ信号を与える変調回路128を1つずつ切り替えていく構成を取っており、データ信号の供給が終わっても搬送波だけは変調回路128に供給される。また、RF制御回路122は、非接触ICタグ210に対する通信確立処理が終わっても、そのタグ210に対してホルト(HLT:一時休止)やディセレクト(DISELECT:選択解除)のコマンドは出さず、そのタグ210に対応するアンテナ152へのデータ信号供給を止めることで該タグ210との通信を切るようにしている。本実施形態のように、非接触ICタグ210とアンテナ152とに一対一の対応関係が成立している装置構成では、このような通信制御で問題がない。このような制御によれば、いったん通信が確立してアクティブ状態となった非接触ICタグ210は、通信確立処理が終わっても搬送波により途切れなく電力の供給を受け続け、アクティブ状態を維持する。
このように、すべてのタグ210と通信確立が完了し、全タグ210がアクティブ状態にある状態を、ここでは「通信可能状態」と呼ぶことにする。この通信可能状態にある間、RF制御回路122は、CPU112の指示に従って、各非接触ICタグ210に対する読み書きその他のための通信を行う。
なお、通信可能状態のときに、画像形成装置本体100の電源がオフされると、各非接触ICタグ210への搬送波による電源供給も断たれるので、それらすべてのタグ210が電源オフ状態へと遷移する。
また、画像形成装置は、電力消費を抑えるために、ある程度長時間使用されないと省電力モードに移行するものが多い。この省電力モードに移行する際、スイッチ126をオフして各アンテナ152からの搬送波出力を停止(S108)すれば、節電の観点から好適である。また、省電力モード時にRF制御回路基板120に対する電源供給を断つようにしてもよく、この場合も各アンテナ152からの搬送波出力は断たれる。これにより各非接触ICタグ210は電源オフ状態に移行する。その後、省電力モードが解除されたときには、RF制御回路122は電源オン時と同様の処理を行い、各非接触ICタグ210と通信確立を行う。
なお、図示は省略したが、ユーザが画像形成装置本体100から交換部品200を取り外した場合は、該部品200の非接触ICタグ210は、対応するアンテナ152の動作磁界から外れるので電源オフ状態となる。この場合、外された交換部品200が再び画像形成装置本体100に再び装着されたときに、その再装着を検知したセンサの信号を受けたCPU112が、RF制御回路122に対し、該部品200の非接触ICタグ210に対する通信確立動作を指示するようにすればよい。
次に、図4を参照して、通信可能状態にあるときの、リーダライタ機構と非接触ICタグとの間の通信動作について説明する。
CPU112は、いずれかの交換部品200のタグ210に対するデータ書込や読込が必要となる所定のイベント(例えば印刷ジョブの終了)の発生を検知すると、RF制御回路122に対し、データ書込や読込の指示を行う。例えば、この指示には、対象とする非接触ICタグ210の選択と、該タグに対する操作の種類、その操作に用いるデータ(例えば書き込むべきデータ)やパラメータ(例えば書込や読込の対象アドレス)などが含まれる。RF制御回路122は、このような指示を受けると(S110)、その指示に対応するコマンドを示すデータ信号を生成し、その指示により選択されているタグ210に対応するアンテナ152を切換回路132により選択することで(S112)、そのタグ210と通信する(S114,S210)。これにより、CPU112の指示に応じ、非接触ICタグ210に対する操作がなされる。このとき、RF制御回路122は、指示に従った必要な通信が終わった後は、単にアンテナ152へのデータ信号の供給を止めるだけであり、搬送波信号の供給は続けられるので、その非接触ICタグ210はアクティブ状態のままである。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。本実施形態では、複数の非接触ICタグ210に対する読み書きのために、RF制御回路122及び搬送波発生回路124,受信回路136がそれぞれ1つでよいので、交換部品ごとにリーダライタを設ける場合よりも大幅にコスト削減ができる。また、部品点数が減るので、基板の実装面積が削減でき、実装上のスペース確保にも有利である。
また、本実施形態によれば、はじめに各非接触ICタグ210と通信を確立してしまえば、データ通信を行っていない場合でも常にすべての非接触ICタグ210に搬送波が供給されるので、それらすべての非接触ICタグ210はアクティブ状態を維持できる。したがって、電源オン時や省電力モード解除時などにいったんすべての非接触ICタグ210と通信確立してしまえば、その後、電源オフなどしない限りは、通信確立動作を行うことなく通信を開始できる。したがって、いったん通信が終わったタグ210と再度通信を行う場合に、その都度通信確立を行っていた従来と比べて素早く通信が行える。また、複数の非接触ICタグ210に続け手順に通信を行う場合、従来ならば、1つのタグ210と通信が終わった後、次のタグと通信を行うには通信確立を行う必要があったが、本実施形態では、そのような必要がなくなるので、通信のための時間を短縮できる。例えば印刷ジョブが完了するたびにトナー・カートリッジやドラム・カートリッジの各種交換部品のタグに更新データを書き込むような構成の場合、カラー複写機ではそれら各種のカートリッジがCMYKの各色ごとに存在するので、印刷ジョブが終わって次の印刷ジョブを始めるまでの間に極めて多数のタグと通信しなければならないので、本実施形態による時間短縮効果は極めて重要である。
また、本実施形態では、複数のアンテナ152のうちデータ通信を行うのは高々1つだけであり、残りのアンテナはそのデータ通信の搬送波を放射するだけである。一般に複数の「アンテナ−タグ」のペアが近接して通信を行うと相互干渉のおそれがあるが、本実施形態では、仮にアンテナ152同士が近接してしまっても、上述のように通信を行うのは1つだけで、残りは搬送波を出しているだけなので、干渉はほとんどない。また、本実施形態の構成では、各アンテナ152とその相手のタグとの位置関係は固定的であり、レイアウト設計により両者は十分近接させることができるので、各アンテナ152からの送信出力は一般的用途のリーダ・ライタの場合よりも弱くすることができる。このため相互干渉や混信の可能性は少ない。更に万全を期すため、各「アンテナ−タグ」のペアを含んだ領域を金属板や金属メッシュ等で遮蔽することも可能である。
次に、図5を参照して、変形例の回路構成を説明する。図5において、図1に示した要素に対応する要素には同一符号を付し、説明を省略する。また図では、煩雑さを避けるために送信信号用の増幅器の表示を省略している。この増幅器は、例えばスイッチ142とこれに対応するアンテナ152との間に設ければよい。また、受信回路136を初めとする受信関係の回路構成は図1と同様でよいので、図5では図示を一部省略している。
図1の実施形態では、複数のアンテナ152に対してRF制御回路122及び搬送波発生回路124,受信回路136を共通化していたが、変調回路128は各アンテナ152ごとに設けていた。これに対し、図5の例では変調回路128も共通化して1つにしている。このため、この変形例ではスイッチ部140を設けている。スイッチ部140には、各アンテナ152a,b,c...に接続されたスイッチ142a,b,c...(以下スイッチ142と総称する)が含まれる。各スイッチ142はそれぞれ2つの入力端子を有しており、一方の入力端子は搬送波発生回路124の出力に、他方は変調回路128の出力に、それぞれ接続されている。そして、スイッチ142は、それら2つの入力端子のうちの一方を選択し、対応するアンテナ152に接続する。これらスイッチ142の切換は、RF制御回路122の制御により行われる。
すなわち、RF制御回路122は、画像形成装置本体100の電源がオンされたときには、各スイッチ142に対して搬送波出力回路124の出力を選択させ、各アンテナ152から搬送波が出力されるようにする。そして、通信確立やその後のデータ通信の際にいずれかの非接触ICタグ210にデータ信号を送信する場合には、RF制御回路122は、送信すべきデータ信号を変調回路128に供給すると共に、その非接触ICタグ210に対応するアンテナ152のスイッチ142を、変調回路128側に切り替える。他のスイッチ142は、搬送波発生回路124側を選択したままである。したがって、変調回路128は搬送波発生回路124から供給される搬送波信号をそのデータ信号で変調して出力するが、その変調出力は、スイッチ142が変調回路128側を選択しているアンテナ152のみから送出されることとなり、他のアンテナ152は搬送波を出力し続ける。データ送信が終了すると、RF制御回路122は、変調回路128側を選択していたスイッチ142を再び搬送波発生回路124側に切り替える。
このような変形例の回路構成においても、図3及び図4に示したような通信制御が実現できることは明らかであろう。
次に、図6を参照して、更なる変形例を説明する。図6において、図1に示した要素に対応する要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
図6の変形例では、各アンテナ基板160a,b...(アンテナ基板160と総称)上に、それぞれアンテナ162a,b...(アンテナ162と総称),搬送波発生回路164a,b...(搬送波発生回路164と総称),変調回路166a,b...(変調回路166と総称),受信回路168a,b...(受信回路168と総称)を実装しており、RF制御回路基板120には、RF制御回路122のみを実装している。またRF制御回路122は、複数の出力ポートを持っており、それら各ポートに対しそれぞれアンテナ基板160へと伸びる信号線ハーネスが接続される。
この構成では、画像形成装置本体100の電源がオンされている間は、タグ210との通信を行わない場合でも、各アンテナ162から搬送波が出力されるようにする。
すなわち、画像形成装置本体100の電源がオンされると、RF制御回路122からの制御により、すべてのアンテナ基板160の変調回路166が、対応する搬送波発生回路164から供給される搬送波を無変調のまま出力するようにする。これにより、各非接触ICタグ210が待機状態になると、次にRF制御回路122は、各タグ210を1つずつ選んで、順に通信確立処理を行う。このとき、あるタグ210に対する通信確立が終わっても、そのタグ210に対応するアンテナ基板10の搬送波発生回路164の動作を止めずに、アンテナ162から無変調の搬送波が出力されるようにする。また通信確立後に、あるタグ210へのデータを送信する際には、RF制御回路122は、そのタグ210に対応するアンテナ基板160の変調回路166aにそのデータの信号を供給し、アンテナ162からそのデータ信号に対応した変調波が送信されるようにし、送信が終わっらそのアンテナ162から無変調の搬送波が出力されるようにする。
このような構成でも、図1の構成と同様、図3及び図4に示したような通信制御が実現できるので、図1の構成と同様の通信時間の短縮効果を得ることができる。
また、図6の変形例では、メイン基板110とRF制御回路基板120との間、及びRF制御回路基板120と各アンテナ基板160との間は、搬送波に比してはるかに周波数の低いベースバンドのデータ信号(ロジック信号)が流れるだけであり、高周波が流れるのは個々のアンテナ基板160の内部だけである。したがって、例えば各アンテナ基板160を画像形成装置本体100内に自由にレイアウトできるよう、各アンテナ基板160を長い信号線ハーネスでRF制御回路基板120と接続しても、そのハーネスには高い周波数の信号は流れない。このため、その長いハーネス部分についてのインピーダンス整合やそこからの電波放射について特段の配慮を行う必要がないというメリットがある。
なお、図5及び図6の構成でも、図1の構成同様、RF制御回路基板120とメイン基板110を同一の基板に統一することもできる。
本発明に係る画像形成装置のリーダライタ機構の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るリーダライタから出力される搬送波と変調波の様子を示す図である。 リーダライタ機構と非接触ICタグ群からなるシステムの、全体的な動作及び状態遷移を説明するための図である。 通信可能状態におけるリーダライタ機構及び非接触ICタグ群の動作を説明するための図である。 画像形成装置のリーダライタ機構の別の構成例を示す図である。 画像形成装置のリーダライタ機構の更に別の構成例を示す図である。
符号の説明
110 メイン基板、112 CPU、120 RF制御回路基板、122 RF制御回路、124 搬送波発生回路、126 スイッチ、128a〜d 変調回路、130a〜d 増幅器、132 切換回路、134a〜d ダイオード、136 受信回路、150a〜d アンテナ基板、152a〜d アンテナ、200a〜d 交換部品、210a〜d 非接触ICタグ。

Claims (6)

  1. 非接触ICタグが取り付けられた交換部品を複数個着脱可能な画像形成装置であって、
    該画像形成装置における前記各交換部品の装着位置に近接してそれぞれ設けられ、それぞれ対応する装着位置に装着された交換部品の非接触ICタグと通信を行うためのアンテナと、
    搬送波信号を発生する搬送波発生手段と、
    非接触ICタグに送信すべきデータ信号により前記搬送波信号を変調する変調手段と、
    いずれかの交換部品の非接触ICタグと通信を行う場合、前記アンテナ群のうち該交換部品に対応するものを選択し、選択したアンテナに対して前記変調手段の出力を供給して送信させるとともに、選択しなかったアンテナ群に対して前記搬送波信号を供給して送信させる送信制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記送信制御手段は、いずれの交換部品の非接触ICタグとも通信を行わない場合には、前記すべてのアンテナに対して前記搬送波信号を供給して送信させる、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記変調手段は前記複数のアンテナの各々に対応して、該アンテナに接続された変調回路を備え、
    それら各変調回路は、共通の前記搬送波発生手段から搬送波信号の供給を受け、データ信号が入力される場合には該搬送波信号を該データ信号で変調してその結果得られる被変調信号を、データ信号が入力されない場合には無変調の前記搬送波信号を、接続された前記アンテナに供給し、
    前記送信制御手段は、前記選択したアンテナに接続された変調回路に対しデータ信号を供給し、その他のアンテナに接続された変調回路に対してはデータ信号を供給しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送信制御手段は、前記アンテナごとに、前記搬送波発生手段の出力と前記変調手段の出力とのうちの一方を選択的に該アンテナに供給するためのスイッチをそれぞれ備え、前記選択したアンテナに対応するスイッチに前記変調手段の出力を選択させ、選択しなかったアンテナ群の各々に対応するスイッチは前記搬送波発生手段の出力を選択させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記非接触ICタグ群からの応答波を受信するための受信回路として、前記複数のアンテナに対して接続された共通の受信回路を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置に搭載され、該画像形成装置に装着された各交換部品に対して取り付けられた非接触ICタグに対し、データの読取又は書込のうちの少なくとも一方のために通信を行う際の通信制御方法であって、
    いずれかの交換部品の非接触ICタグにデータ信号を送信する場合に、前記画像形成装置における前記各交換部品の装着位置に近接してそれぞれ設けられた各アンテナから該交換部品に対応するものを選択し、選択したアンテナに対しては搬送波信号を前記データ信号で変調した変調出力を供給して送信させるとともに、選択しなかったアンテナ群に対して前記搬送波信号を供給して送信させる通信制御方法。
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