JP2005257556A - 着座検出装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用性を損なうことなくシートの着座面に加わる荷重の検出精度の低減を抑制することができる着座検出装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 着座検出装置は、直列接続された複数の検出部23が印刷され、検出部は、第1電極23aを備える第1配線23bと、第2電極23cを備えるとともに固定抵抗24が印刷される開放部23eを介して隣り合う検出部と直列接続された第2配線23dとの分岐形状を有する第1フィルム14と、第1及び第2電極の間隙に対応して開口部が形成された第2フィルムと、第1及び第2電極の間隙に対応して対向電極が印刷された第3フィルムとが重ね合わされ、固定抵抗と、開口部における第1及び第2電極と対向電極との接触面積に応じた抵抗との合成抵抗を全検出部で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する。複数の検出部の一部の検出部の開放部23eは短絡部23fにより短絡されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、シートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置及びその製造方法に関するものである。
従来、シートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この着座検出装置は、基本的に対向面にそれぞれ電極が印刷された一対の絶縁フィルムと、開口部を有してこれらの間に介装されたスペーサとを備えるものである。そして、この着座検出装置は、開口部における両電極の接触面積に応じた抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する。また、この着座検出装置では、検出感度(動作荷重)の調整のために開口部の内径等を調整することが提案されている。
ところで、この着座検出装置の両電極は、シートの着座面に荷重が加わらないときに開放されたスイッチとして機能し、所定レベル以上の荷重が加わった場合においてのみ荷重に応じた可変抵抗として機能する。従って、両電極が開放されたスイッチとして機能しているときには、これがシートの着座面に荷重が加わっていないことによるものなのか、断線等によるものなのかを判断することができなかった。
特開平10−214537号公報(第3図、第4図)
そこで、例えば図10に示した構造を有する着座検出装置が本出願人によって提案されている。すなわち、この着座検出装置は第1〜第3の絶縁フィルムが重ね合わされた構造を有しており、図10(a)に示すように第1の絶縁フィルム91には、直列接続された複数の検出部92が銀ペーストにて印刷されている。各検出部92は、第1電極92aを備える第1配線92bと、第2電極92cを備えるとともに開放部92dを介して隣り合う検出部92と直列接続された第2配線92eとの分岐形状を有している。そして、図10(b)に示すように上記開放部92dには、カーボンにて固定抵抗93が印刷されている。このように固定抵抗93が印刷された検出部92は、図10(c)に示すようにその外形に沿って酸化防止用のカーボンにて印刷された被覆部94により被覆されている。
一方、第2の絶縁フィルムには第1及び第2電極92a,92cの間隙に対応して開口部が形成されており、第3の絶縁フィルムには第1及び第2電極92a,92cの間隙に対応して対向電極が印刷されている。従って、各検出部92では、固定抵抗93と、開口部における第1及び第2電極92a,92cと対向電極との接触面積に応じた抵抗との並列接続による合成抵抗が形成される。着座検出装置は、この合成抵抗を全検出部92で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する。この際、シートの着座面に荷重が加わっていない状態であっても、固定抵抗93によって複数の検出部92が常時接続されることになり、断線時にのみ接続が遮断されることから直ちにその異常を検出することができる。
ところで、こうした検出部92等をシートの着座面に一律に配置する場合、その配置される場所によっては検出荷重に反映させたくない場合がある。これは、例えば乗員の荷重が加わる可能性の少ないシートの着座面であるにも関わらず、例えばチャイルドシート(以下、「CRS(Child Restraint System)」とういう)などを搭載しているときに加わる荷重が検出荷重に反映されてしまうと、その検出精度が低減されることがあるためである。
こうした検出精度の低減を回避するため、上記検出部92等をシートの着座面に一律に配置するのではなく、検出荷重に反映させたくない場所に合わせて検出部92等を割愛することも考えられる。しかしながら、こうした検出荷重に反映させたくない場所は、シートの種類ごとに異なることが一般的であり、着座検出装置の汎用性が著しく低減されてしまう。
本発明の目的は、汎用性を損なうことなくシートの着座面に加わる荷重の検出精度の低減を抑制することができる着座検出装置及びその製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、直列接続された複数の検出部が印刷され、該検出部は、第1電極を備える第1配線と、第2電極を備えるとともに固定抵抗が印刷される開放部を介して隣り合う検出部と直列接続された第2配線との分岐形状を有する第1の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して開口部が形成された第2の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して対向電極が印刷された第3の絶縁フィルムとが重ね合わされ、前記固定抵抗と、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗との合成抵抗を全検出部で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置において、前記複数の検出部の一部の検出部の開放部を短絡する短絡線を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の着座検出装置において、前記短絡線は、前記検出部の印刷に併せて印刷された短絡部であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、直列接続された複数の検出部が印刷され、該検出部は、第1電極を備える第1配線と、第2電極を備えるとともに固定抵抗が印刷される開放部を介して隣り合う検出部と直列接続された第2配線との分岐形状を有する第1の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して開口部が形成された第2の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して対向電極が印刷された第3の絶縁フィルムとが重ね合わされ、前記固定抵抗と、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗との合成抵抗を全検出部で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置の製造方法において、前記複数の検出部の印刷に併せて一部の検出部の開放部を短絡して印刷することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の着座検出装置の製造方法において、前記第1の絶縁フィルムに前記複数の検出部を印刷する型は、一部の検出部の開放部を短絡して印刷する型部を有することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の着座検出装置の製造方法において、前記型は、前記開放部を印刷する第1の中子又は該開放部を短絡して印刷する第2の中子を選択的に装着可能な複数の中子装着部を備え、前記型部は、前記中子装着部に装着された第2の中子であることを要旨とする。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明では、前記開放部を短絡する短絡線を備えた一部の検出部は、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗の大きさに関わらず、隣り合う検出部を接続する導体として機能する。すなわち、当該検出部は、荷重が加わっても全検出部で総和した上述の抵抗を変化させることはなく、実質的に荷重に反応しない検出部として機能する。従って、このように荷重に無反応な検出部を、例えば乗員の荷重が加わる可能性の少ないシートの着座面に対応して配置することで、例えばCRSなどを搭載しているときに加わる荷重が検出荷重に反映されることを抑制することができ、該荷重の検出精度を向上させることができる。特に、直列接続された複数の検出部を基本的には一律に印刷しても、一部の検出部の開放部を短絡線で短絡すれば荷重に無反応な検出部になるため、わずかな形状変更のみで荷重に無反応な検出部を設けることができる。
請求項2に記載の発明では、前記短絡線は、前記検出部の印刷に併せて印刷される短絡部であるため、該検出部を印刷する型の変更のみで荷重に無反応な検出部を設けることができる。
請求項3に記載の発明では、前記開放部を短絡して印刷された一部の検出部は、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗の大きさに関わらず、隣り合う検出部を接続する導体として機能する。すなわち、当該検出部は、荷重が加わっても全検出部で総和した上述の抵抗を変化させることはなく、実質的に荷重に反応しない検出部として機能する。従って、このように荷重に無反応な検出部を、例えば乗員の荷重が加わる可能性の少ないシートの着座面に対応して配置することで、例えばCRSなどを搭載しているときに加わる荷重が検出荷重に反映されることを抑制することができ、該荷重の検出精度を向上させることができる。特に、直列接続された複数の検出部を基本的には一律に印刷しても、これに併せて一部の検出部の開放部を短絡して印刷すれば荷重に無反応な検出部になるため、該検出部を印刷する型の変更によるわずかな形状変更のみで荷重に無反応な検出部を設けることができる。
請求項4に記載の発明では、前記複数の検出部を印刷する型に前記型部を設けるだけで、当該型部に対応する一部の検出部を荷重に無反応な検出部にすることができる。
請求項5に記載の発明では、例えば荷重に無反応な検出部にする必要性が包括的に予測される配置に合わせて前記型に複数の中子装着部を予め設けておき、実際に前記開放部を短絡して印刷する一部の検出部に対応する中子装着部に前記第2の中子を装着するとともに、それ以外の中子装着部には開放部を印刷する第1の中子を装着することで、型自体の汎用性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7を参照して説明する。
図5は、着座検出装置を自動車などの車両用シートに適用した場合を示す平面図である。同図5に示されるように、本実施形態の着座検出装置11は、車両用シートのシートクッション10の着座面に沿って広がる態様で収容配置されている。この着座検出装置11は、複数(3枚)のフィルムが重ね合わされたシート(薄板)形状を有している。そして、上記着座検出装置11には、シートクッション10の前後方向及び幅方向に規則的に配置された複数のセル12,13が配設されている。
本実施形態では、セル12,13を併せて48個(=6×8)が設けられている。すなわち、セル13はシートクッション10の車両前方に向かって中央部前側(図5の上側)に設定された非検出領域11aに合計6個(=2×3)で配置されており、セル12はシートクッション10の非検出領域11a以外である検出領域11bに合計42個(=48−6)で配置されている。後述するように、これらセル12,13は直列接続されており、セル12は荷重検知用の可変抵抗として、セル13は実質的に導体としてそれぞれ機能する。そして、直列接続された全セル12,13の合成抵抗は、セル12において荷重に応じた変動をする。全セル12,13の合成抵抗の両端子は直流電源(バッテリ)に接続されており、着座検出装置11ではこの合成抵抗に応じた電流が流れることになる。このときの電流値は、図示しない制御装置において着座面上に印加された荷重として検出される。制御装置は、着座面上に印加された荷重を閾値判定することで乗員の有無等を判別する。この制御装置による判別結果は、例えば車両用シートの乗員を保護するためのエアバッグが備えられている場合において、当該シートのエアバッグを作動させるか否かを判断等するために供される。
次に、セル12,13の構成について説明する。図1(a)はセル12,13を示す平面図であり、図1(b)は着座検出装置11を構成する複数の絶縁フィルム(第1フィルム14、第2フィルム15及び第3フィルム16)でセル12,13を分解して示す平面図である。また、図2は、図1(a)のA−A線に沿った断面を第1〜第3フィルム14〜16で分解して示す分解図である。
上記第1フィルム14は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)材からなり、その下面には検出部17が印刷されている。この検出部17は、各セル12,13で1単位をなして隣り合うセルの検出部17と直列接続されている。この検出部17は、第1電極17aを備える第1配線17bと、第2電極17cを備える第2配線17dとの分岐形状を有する。第1配線17b及び第2配線17dは、相反する側に湾曲された円弧形状を有している。
第1配線17bは先端側で開放されており、長手方向中央部でこれに接続された第1電極17aは第2配線17dの対向する径方向に突出している。一方、第2配線17dは基端側に印刷された固定抵抗21若しくは短絡部22を介して隣り合うセルの検出部17と直列接続されており、長手方向中央部でこれに接続された第2電極17cは第1配線17bの対向する径方向に突出している。これら第1及び第2電極17a,17cは、所定の間隙を有して並行配置されている。なお、上記固定抵抗21はセル12に固有の構造であり、第2配線17dに所定の抵抗値を設定する。また、上記短絡部22はセル13に固有の構造であり、第2配線17dを短絡する。
上記第2フィルム15は、例えばPET材からなり、接着剤が塗布された上面に第1フィルム14が載置されることでこれと結合されている。この第2フィルム15には、第1フィルム14と重ね合わせたときにその第1及び第2配線17b,17d間の中央部に対応して円形に開口する開口部15aが形成されている。この開口部15aは、並行に並んだ第1及び第2電極17a,17cの間隙に対応してその長手方向中間部を包囲する内径を有している。また、この第2フィルム15には、隣接する開口部15a間を連通する内部空気通路15bが形成されている。
上記第3フィルム16は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)材からなり、下面に接着剤が塗布された第2フィルム15が載置されることでこれと結合されている。この第3フィルム16の上面には、開口部15aの内径よりも若干大きい外径を有する円形の対向電極18が印刷されている。この対向電極18は、第2フィルム15と重ね合わせたときにその開口部15aと同心軸上に配置されている。すなわち、この対向電極18も、第1及び第2電極17a,17cの間隙に対応して配置されている。
以上説明したように、各セル12,13は、第1〜第3フィルム14〜16に形成されたこれらの形状を1単位として形成されている。ここで、各セル12,13に形成される可変抵抗の構造及びその動作について更に説明する。図2に示されるように、第1フィルム14及び第3フィルム16は、第2フィルム15が介装されることで所定の間隔に保持されている。そして、第1フィルム14の第1及び第2電極17a,17cと、第3フィルム16の対向電極18は、第2フィルム15の開口部15aにおいて対向している。
従って、例えば第1フィルム14及び第3フィルム16間の荷重が小さいときには、第1及び第2電極17a,17cと、対向電極18とが第2フィルム15を介して離隔されているため、これら第1及び第2電極17a,17c間は開放される。一方、第1フィルム14及び第3フィルム16間の荷重が大きくなってこれらが撓み、第1及び第2電極17a,17cと、対向電極18とが接触すると、これら第1及び第2電極17a,17c間は対向電極18を介して接続される。このとき、第1及び第2電極17a,17c間には、対向電極18との接触面積に応じた抵抗値を有する可変抵抗が構成される。第1及び第2電極17a,17cと、対向電極18との接触面積は、第1フィルム14及び第3フィルム16間の荷重が大きくなってこれらの撓み量が大きくなるほど大きくなる。
本実施形態では、このような荷重に応じた抵抗変化を利用して着座面上に印加された荷重を検出する。なお、第1フィルム14及び第3フィルム16の撓みに伴い開口部15a内の空気が圧縮等されることになる。この圧縮等された空気は、前記内部空気通路15bを介して最終的に外部へ放出等される。
次に、セル12が備える固定抵抗21及びセル13が備える短絡部22について、図3に基づきそれぞれ説明する。これら固定抵抗21及び短絡部22は、いずれも第1フィルム14に印刷されており、図3(a)(b)はそれぞれに対応する図1(b)のB−B線に沿った断面図を示している。同図に示されるように、第1フィルム14には、実質的に前記検出部17を形成する検出部23が銀ペーストにて印刷されている。すなわち、図6(a)に併せ示すように、この検出部23は、前記検出部17の第1電極17a、第1配線17b、第2電極17c及び第2配線17dの各形状に合わせて第1電極23a、第1配線23b、第2電極23c及び第2配線23dを有している。
図3(a)に示されるように、固定抵抗21に対応する前記検出部23の第2配線23dには、これを断線する開放部23eが形成されている。そして、第2配線23dには、この開放部23eを橋渡しする態様で固定抵抗24がカーボンにて印刷されている。これにより、上記第2配線23dには、開放部23eにおいて固定抵抗24に固有の抵抗値が設定される。
一方、図3(b)に示されるように、短絡部22に対応する第2配線23dは、開放部23eに代えて形成された短絡部23fにより連続している。そして、第2配線23dには、固定抵抗24に準じて隆起部25がカーボンにて印刷されている。ここでの第2配線23dは短絡部23fにより短絡されていることから、隆起部25の存否によって第2配線23dが影響を受けることはない。
なお、固定抵抗24若しくは隆起部25が印刷された検出部23は、これらともどもその外形に沿ってカーボンにて印刷された酸化防止用の被覆部26により被覆されている。この被覆部26は、検出部23よりも小さい電気伝導度を有するものの導体として形成されている。そして、この被覆部26の印刷により固定抵抗21若しくは短絡部22を有する検出部17が形成されている。ここで、固定抵抗21若しくは短絡部22を有する検出部17は、被覆部26の印刷を除いて実質的に固定抵抗24若しくは隆起部25が印刷された検出部23と同義であり、検出部23によってその機能が規定されている。従って、以下では検出部17を検出部23に置き換えてセル12,13に対応するそれらの動作を説明する。
図4は、このような構造を有するセル12,13を示す等価回路図である。同図に示されるように、セル12の等価回路は、第1及び第2電極23a,23c(17a,17c)と対向電極18との接触面積に応じたスイッチSW付きの可変抵抗Rvを備えている。また、セル12の等価回路は、固定抵抗24(21)に相当する固定抵抗Rcを備えている。これらスイッチSW付きの可変抵抗Rvと、固定抵抗Rcとは、第1及び第2配線23b,23d(17b,17d)の分岐により並列接続されている。
一方、セル13の等価回路も、同様に第1及び第2電極23a,23c(17a,17c)と対向電極18との接触面積に応じたスイッチSW付きの可変抵抗Rvを備えている。また、セル12の等価回路は、短絡部23f(22)に相当する短絡線Sを備えている。これらスイッチSW付きの可変抵抗Rvと、短絡線Sとは、第1及び第2配線23b,23d(17b,17d)の分岐により並列接続されている。しかしながら、スイッチSWの開閉若しくは可変抵抗Rvの大きさに関わらず、セル13の機能は短絡線Sによって支配されることになる。つまり、セル13は隣り合うセル12,13を接続する導体として機能するのみとなって、ここで加わる荷重が前述の合成抵抗の変化として反映されることはない。
次に、上記着座検出装置11の製造方法について説明する。図6は、着座検出装置11において、特に第1フィルム14に検出部17を形成する態様を段階的に示す平面図である。また、図7は、検出部23の第2配線23dに開放部23e若しくは短絡部23fを選択的に形成する場合を説明する模式図である。
図6(a)に示されるように、まず、第1フィルム14に対して検出部23が印刷される。この検出部23は、その輪郭に合わせて開口部を有する型31(図7参照)を第1フィルム14に載置し、この型31の開口部から銀ペーストを押し出すことで印刷される。なお、型31は、基本的に開放部23eを印刷し得るようにその開口部が形成されているが、1度の印刷で検出部23に開放部23e若しくは短絡部23fを同時に印刷できるように図7に示した構造を有している。すなわち、型31には、短絡部23fを印刷する必要があると予想される位置に合わせて複数の中子装着部31aが形成されている。そして、この中子装着部31aには、開放部23e若しくは短絡部23fの印刷に合わせて選択的に第1の中子32若しくは第2の中子33が装着される。
第1の中子32には、少なくとも開放部23eを含む第2配線23dの輪郭に合わせて開口部を有しており、第1の中子32が装着された型31の開口部から銀ペーストを押し出すことで開放部23eが印刷される。一方、第2の中子33には、少なくとも短絡部23fを含む第2配線23dの輪郭に合わせて開口部を有しており、第2の中子33が装着された型31の開口部から銀ペーストを押し出すことで短絡部23fが印刷される。
第1フィルム14は、印刷された検出部23の焼成後に次の工程で処理される。すなわち、図6(b)に示されるように、第1フィルム14には、第2配線23dの開放部23e若しくは短絡部23fに対応して固定抵抗24若しくは隆起部25が形成される。上記固定抵抗24及び隆起部25は、その輪郭に合わせて開口部を有する型を検出部23が印刷された第1フィルム14に載置し、この型の開口部からカーボンを押し出すことで印刷される。なお、このときの型は、開放部23e若しくは短絡部23fの区別なく一律に同一の開口部を有しており、上記固定抵抗24若しくは隆起部25は開放部23e若しくは短絡部23fに応じた印刷結果(形状)の相違として区別されるものである。換言すれば、このときの型は、着座検出装置11の非検出領域11a及び検出領域11bの配置に関係なく規則的に配置された一律の開口部を有している。
第1フィルム14は、印刷された固定抵抗24及び隆起部25の焼成後に次の工程で処理される。すなわち、図6(c)に示されるように、第1フィルム14には、検出部23、固定抵抗24及び隆起部25ともどもその輪郭に沿ってこれらを被覆する被覆部26が印刷される。上記被覆部26は、その輪郭に合わせて開口部を有する型を検出部23等が印刷された第1フィルム14に載置し、この型の開口部からカーボンを押し出すことで印刷される。なお、このときの型も、開放部23e若しくは短絡部23fの区別なく一律に同一の開口部を有する。換言すれば、このときの型も、非検出領域11a及び検出領域11bの配置に関係なく規則的に配置された一律の開口部を有している。以上の態様で印刷された被覆部26が焼成されると第1フィルム14上に検出部17が形成される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記開放部23eを短絡する短絡部23fが印刷された検出部23(17)は、前記開口部15aにおける前記第1及び第2電極23a,23c(17a,17c)と前記対向電極18との接触面積に応じた抵抗の大きさに関わらず、隣り合う検出部23を接続する導体として機能する。すなわち、当該検出部23は、荷重が加わっても全検出部23で総和した抵抗を変化させることはなく、実質的に荷重に反応しない検出部として機能する。従って、このように荷重に無反応な検出部23(セル13)を、乗員の荷重が加わる可能性の少ないシートの着座面(非検出領域11a)に対応して配置することで、例えばCRSなどを搭載しているときに加わる荷重が検出荷重に反映されることを抑制することができ、同荷重の検出精度を向上させることができる。
特に、直列接続された複数の検出部23を基本的には一律に印刷しても、一部の検出部23の開放部23eを短絡部23fで短絡すれば荷重に無反応な検出部23になるため、わずかな形状変更のみで荷重に無反応な検出部を設けることができる。
例えば、こうした荷重に無反応な検出部(セル13)を設けるために、前記開口部15aの内径を零に近づけることが考えられるが、この場合には前記内部空気通路15bが塞がれることからその対策のためのコストの増大が予測される。あるいは、検出部23自体を印刷しないことも考えられるが、この場合には検出部23を印刷する型31の変更のみならず被覆部26を印刷する型等の変更も要することからコストの増大を余儀なくされる。本実施形態では、複数の検出部23を一律に印刷する型31に若干の変更(第2の中子33の装着)を行うだけで荷重に無反応な検出部を設けることができる。そして、固定抵抗24等を一律に印刷する型や被覆部26を印刷する型に手を加える必要がないため、必要な型費等も削減することができる。これらにより、全体としてコストの増大を抑制することができる。
(2)本実施形態では、例えば荷重に無反応な検出部23にする必要性が包括的に予測される配置に合わせて前記型31に複数の中子装着部31aを予め設けておくことで、型自体の汎用性を向上させることができる。すなわち、これら複数の中子装着部31aにおいて、実際に前記開放部23eを短絡して印刷する検出部23に対応する中子装着部31aに前記第2の中子33を装着するとともに、それ以外の中子装着部31aには開放部23eを印刷する第1の中子32を装着することで、シートの種類が異なっても対応が可能である。
(3)本実施形態では、荷重に無反応な検出部23にするために第2配線23dの開放部23eに短絡部23fを印刷して短絡した。従って、例えば第1及び第2電極23a,23cを短絡して荷重に無反応な検出部23にする場合に比べ、必要な型費等を削減することができる。これは、第1及び第2電極23a,23cを短絡する場合には、これを印刷する型(31)や被覆部26を印刷する型に変更を加えることになるためである。また、荷重検出に係る第1及び第2電極23a,23cは極めてデリケートな部分であることから、これらを変更する場合に比べて検出精度に及ぼす影響を抑制することもできる。
(4)本実施形態では、第2配線23d(検出部23)を印刷してから固定抵抗24等を印刷したことで、例えばこれらの順番を逆にした場合のように固定抵抗等に上刷りすることで生じる第2配線23dの変形を回避することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、被覆部を印刷してから固定抵抗等を印刷してもよい。この場合、図8(a)に示されるように、第2配線23dの開放部23eには、同開放部23eに対応して開放部36aを有する被覆部36がカーボンにて印刷される。そして、この開放部36aを橋渡しする態様で固定抵抗37がカーボンにて印刷される。これにより、上記第2配線23dには、被覆部36の開放部36aにおいて固定抵抗37に固有の抵抗値が設定される。一方、図8(b)に示されるように、短絡部23fが印刷された第2配線23dには、同短絡部23fに対応して開放部36bを有する被覆部36がカーボンにて印刷される。そして、固定抵抗37に準じて隆起部38がカーボンにて印刷される。ここでの第2配線23dは短絡部23fにより短絡されていることから、隆起部38の存否によって第2配線23dが影響を受けることはない。
・前記実施形態において、各セル12,13の数、及びその配置(非検出領域、検出領域の配置)は一例である。例えば、図9に示されるように、セル13はシートクッション10の車両前方に向かって両端の前側(図9の上側)にそれぞれ設定された非検出領域11c,11dに3個ずつ配置されており、セル12はシートクッション10の非検出領域11c,11d以外である検出領域11eに合計42個(=48−6)で配置されている。このようにセル12,13が配置される場合であっても、検出部23の印刷にあたって開放部23e若しくは短絡部23fを印刷することで容易に対応することができる。
・前記実施形態において、セル12,13の合計数は一例である。ただし、車両用シートの種類が変わってもこの合計数を変更しなくてすむよう、汎用的な合計数を選択しておくことが好ましい。
・前記実施形態において、セル12,13全体の配置(前後方向に6行、幅方向に8列)は一例である。ただし、車両用シートの種類が変わってもこの全体の配置を変更しなくてすむよう、汎用的な配置を選択しておくことが好ましい。
・前記実施形態において、荷重に無反応な検出部23(短絡部23f)の配置が異なる車両用シートごとに検出部23を印刷する型自体を変えてもよい。このときの型は、短絡部23fをその配置に応じて印刷する型部を有すればよい。この場合であっても、
・前記実施形態において、シートの着座面に対応して着座検出装置11を便宜的に複数の領域に分割し、各領域ごとにセル12,13(検出部23)を直列接続したとしても、各領域ごとの合成抵抗を実質的に総和してシートに加わる荷重を検出する場合には本発明を逸脱するものではない。
・前記実施形態においては、検出部23を印刷してから固定抵抗24等を印刷したが、これらの順番は逆であってもよい。
・前記実施形態において、検出部23を銀−炭素系ペーストで印刷してもよい。
・前記実施形態において、短絡部23fは直線状に限らず開放部23eを短絡し得るのであれば適宜曲成されていてもよい。
・前記実施形態において、開放部23eを有する複数の検出部23を一律に印刷しておいて、一部の検出部23の開放部23eをリード線などの接続線(短絡線)で短絡して荷重に無反応な検出部にしてもよい。
(a)(b)は、本発明の一実施形態を示す平面図。 同実施形態の分解図。 (a)(b)は、図1(b)のB−B線に沿った断面図。 同実施形態の等価回路図。 同実施形態が適用される車両用シートを示す平面図。 (a)(b)(c)は、検出部を示す平面図。 検出部の印刷態様を示す模式図。 (a)(b)は、同実施形態の別例を示す断面図。 同実施形態の別例が適用される車両用シートを示す平面図。 (a)(b)(c)は、従来の検出部を示す平面図。
符号の説明
11…着座検出装置、14…第1の絶縁フィルムとしての第1フィルム、15…第2の絶縁フィルムとしての第2フィルム、15a…開口部、16…第3の絶縁フィルムとしての第3フィルム、18…対向電極、23…検出部、23a…第1電極、23b…第1配線、23c…第2電極、23d…第2配線、23e…開放部、23f…短絡線としての短絡部、24…固定抵抗、31…型、31a…中子装着部、32…第1の中子、33…型部としての第2の中子。

Claims (5)

  1. 直列接続された複数の検出部が印刷され、該検出部は、第1電極を備える第1配線と、第2電極を備えるとともに固定抵抗が印刷される開放部を介して隣り合う検出部と直列接続された第2配線との分岐形状を有する第1の絶縁フィルムと、
    前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して開口部が形成された第2の絶縁フィルムと、
    前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して対向電極が印刷された第3の絶縁フィルムとが重ね合わされ、
    前記固定抵抗と、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗との合成抵抗を全検出部で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置において、
    前記複数の検出部の一部の検出部の開放部を短絡する短絡線を備えたことを特徴とする着座検出装置。
  2. 請求項1に記載の着座検出装置において、
    前記短絡線は、前記検出部の印刷に併せて印刷された短絡部であることを特徴とする着座検出装置。
  3. 直列接続された複数の検出部が印刷され、該検出部は、第1電極を備える第1配線と、第2電極を備えるとともに固定抵抗が印刷される開放部を介して隣り合う検出部と直列接続された第2配線との分岐形状を有する第1の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して開口部が形成された第2の絶縁フィルムと、前記第1電極及び前記第2電極の間隙に対応して対向電極が印刷された第3の絶縁フィルムとが重ね合わされ、前記固定抵抗と、前記開口部における前記第1及び第2電極と前記対向電極との接触面積に応じた抵抗との合成抵抗を全検出部で総和した抵抗に基づきシートの着座面に加わる荷重を検出する着座検出装置の製造方法において、
    前記複数の検出部の印刷に併せて一部の検出部の開放部を短絡して印刷することを特徴とする着座検出装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の着座検出装置の製造方法において、
    前記第1の絶縁フィルムに前記複数の検出部を印刷する型は、一部の検出部の開放部を短絡して印刷する型部を有することを特徴とする着座検出装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の着座検出装置の製造方法において、
    前記型は、前記開放部を印刷する第1の中子又は該開放部を短絡して印刷する第2の中子を選択的に装着可能な複数の中子装着部を備え、
    前記型部は、前記中子装着部に装着された第2の中子であることを特徴とする着座検出装置の製造方法。
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