JP2005257438A - ホログラム回折光の分光計測装置および方法 - Google Patents

ホログラム回折光の分光計測装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホログラムの任意の位置において、色特性の定量的な計測を効率的に行うこと。
【解決手段】ホログラム2から発せられる回折光を分光計測する装置であって、ホログラムが備えられたホログラム面に検査光kを照射した場合、ホログラム面から発せられる回折光hが、ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、ホログラム面に検査光kを照射する照光部15と、回折光のうち、法線方向に沿って進む回折光hを抽出する抽出部21と、抽出部によって抽出された回折光を各波長毎に分光する分光器23と、分光された各波長の光を撮像する撮像デバイス25と、撮像デバイスによって撮像された撮像データから把握される波長と光強度との関係に基づいて、抽出部によって抽出された回折光の分光特性を算出し、この算出された分光特性を色度空間に変換するデータ補正部34とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホログラムから発せられる回折光を分光計測する装置および方法に関する。
ホログラムのデザインは多種多様であり、回折方向は様々で任意の方向を取る。これによってホログラムは、視点によって画像の見え方が変化する。このため、直接反射光や、単一もしくは複数の光源を用いた照明条件下では、一度に全体を見ることはできない。また、光の照射条件の僅かな違いによっても見える画像が変化する。したがって、ホログラムの品質検査を、画像を見ることによって検査しようとしても、検査しようとする画像が安定せず、検査結果も信頼性が保てない。
したがって、ホログラムの品種に応じて角度が固定された光照射系と撮像系とからなる検査装置を用いて検査する方法が一番現実的、かつ、容易とされていた。
しかしながら、検査対象とするホログラムの品種を変更する毎に光照射系と撮像系とを調節してから検査すること自体容易な作業ではなく、手間と時間とを要していた。また、ホログラムのとる回折角度によっては、検査装置の構造上回折光を取れず、部分的な検査しかできない場合もあった。
このため、任意の品種のホログラムを自動的に検査することは、到底現実的ではなく、ホログラムの品質は一部、あるいは大部分を目視チェックに頼らざるを得ない状況が続いていた。
しかし、これでは、表面に正しい回折格子が形成されず、欠陥のあるホログラムが製造されても、その欠陥を検出することは困難であり、欠陥のあるホログラムが連続して多数製造され続ける可能性があるということが懸念されていた。
これを解決すべく、本願の出願人による特願2002−314544号(特許文献1)では、ホログラムから発せられる全ての回折光を撮像する技術が開発された。ここで言う全ての回折光の撮像とは、言い換えると、ホログラムから任意の方向に発せられる回折光を、全回折方向に亘って周回積分して撮像することである。そして、この撮像結果から、ホログラムの回折格子の潰れや、回折格子の欠けといった、ピンホール状、あるいは塊状の欠陥を検出することが可能となった。また、任意の品種のホログラムの欠陥検査に汎用的に利用することができ、かつ欠陥を精度良く検出することも可能となった。
一方、ホログラムの品質評価には、前記欠陥検出の他に、回折効率や回折角のバラツキの程度の検出も含まれる。元来ホログラムは、官能的に良し悪しが判断されるのが通常である。これは、ホログラムが、回折格子が持つ光学特性である分光現象や回折現象を利用して視覚的に訴えるものであるからである。
特願2002−314544号
確かに、特許文献1による装置では、ホログラムの欠陥を効率的に検出することができる。しかしながら、上述したような回折効率や回折角のバラツキの程度といった品質を確認することはできない。したがって、このような品質確認を行う場合には、やはりホログラムの一部、あるいは大部分を目視チェックに頼らざるを得ない状況が続いている。本発明はこのような事情に鑑みてなされたものである。
官能的な品質評価における評価指標の一つに色特性がある。ホログラムの色特性は、通常の印刷物と異なり、回折角や回折効率に依存している。このため、本発明は、回折効率や回折角のバラツキの程度を推定するために、ホログラムの色特性を効率的に測定しようというものである。
すなわち、本発明は、ホログラムの任意の位置において、色特性の定量的な計測を効率的に行うことが可能なホログラム回折光の分光計測装置および方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、ホログラムから発せられる回折光を分光計測する装置であって、ホログラムが備えられたホログラム面に検査光を照射した場合、ホログラム面から発せられる回折光が、ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、ホログラム面に検査光を照射する検査光用光源と、回折光のうち、法線方向に沿って進む回折光を抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出された回折光を各波長毎に分光する分光手段と、分光手段によって分光された各波長の光を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された撮像データから把握される波長と光強度との関係に基づいて、抽出手段によって抽出された回折光の分光特性を算出する算出手段と、算出手段によって算出された分光特性を色度空間に変換する変換手段とを備えた分光計側装置。
従って、請求項1の発明の分光計測装置においては、以上のような手段を講じることにより、ホログラムの任意の位置において、色特性を定量的に、かつ効率的に計測することが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の分光計測装置において、検査光用光源は、円筒形状をしており、法線方向が円筒軸方向と一致するように筒内に配置されたホログラムに対して、検査光を照射する。
従って、請求項2の発明の分光計測装置においては、以上のような手段を講じることにより、検査光用光源が円筒形状の構造をとることにより、回折格子の持つホログラム面に対する回折角に依存しない分光測定が可能となる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明の分光計測装置において、検査光用光源を、前記検査光として白色光を照射する白色光源としている。白色光は、全ての色成分を含むので、分光計測用の検査光に適している。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項の発明の分光計測装置において、撮像手段は、分光手段によって分光された各波長の光をそれぞれ受光する複数の受光素子を備えている。
従って、請求項4の発明の分光計測装置においては、以上のような手段を講じることにより、波長毎に回折光を撮像することができ、その結果、精度の高い色特性を得ることが可能となる。
請求項5の発明は、請求項4の発明の分光計測装置において、検査光用光源は複数の光源を組み合わせてなり、各光源それぞれの特性に基づいて、同一特性の各検査光がホログラム面を照射するように、各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、各受光素子それぞれの特性に基づいて、各受光素子が同一特性を持つように調整する。
従って、請求項5の発明の分光計測装置においては、以上のような手段を講じることにより、複数の光源からなる検査光用光源を用いた場合であっても、各光源から照射される検査光の強度のばらつきを補正することができる。更に、各受光素子の個別の特性を補正することによって、精度の高い計測結果を得ることが可能となる。
請求項6の発明は、請求項5の発明の分光計測装置において、経時的に変化する各光源それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、同一特性の各検査光がホログラム面を照射するように、各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、経時的に変化する各受光素子それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、各受光素子が同一特性を持つように調整する。
従って、請求項6の発明の分光計測装置においては、請求項5の発明の分光計測方法に加えて、更に各検査光の照射強度と各受光素子の特性の経時的変化をも考慮することができるので、計測がなされた時間帯に関わらず、同一の条件で計測を行うことが可能となる。
請求項7の発明は、ホログラムから発せられる回折光を分光計測する方法であって、検査光照射用光源を用いて、ホログラムが備えられたホログラム面に検査光を照射した場合、ホログラム面から発せられる回折光が、ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、前記ホログラム面に前記検査光を照射し、回折光のうち、法線方向に沿って進む回折光を抽出し、抽出された回折光を各波長毎に分光し、分光された各波長の光を撮像し、撮像された撮像データから把握される波長と光強度との関係に基づいて、抽出された回折光の分光特性を算出し、更にこの算出された分光特性を色度空間に変換する。
従って、請求項7の発明の分光計測方法においては、以上のような手段を講じることにより、ホログラムの任意の位置において、色特性を定量的に、かつ効率的に計測することが可能となる。
請求項8の発明は、請求項7の発明の分光計測方法において、円筒形状をしており、法線方向が円筒軸方向と一致するように筒内に配置されたホログラムに対して検査光を照射する検査光照射用光源から検査光を照射する。
従って、請求項8の発明の分光計測方法においては、以上のような手段を講じることにより、検査光照明用光源が円筒形状の構造をとることにより、回折格子の持つホログラム面に対する回折角に依存しない分光測定が可能となる。
請求項9の発明は、請求項7または請求項8の発明の分光計測方法において、検査光を白色光とする。白色光は、全ての色成分を含むので、分光計測用の検査光に適している。
請求項10の発明は、請求項7乃至9のうち何れか1項の発明の分光計測方法において、分光された各波長の光を撮像する場合には、分光された各波長の光をそれぞれ複数の受光素子によって受光することによって行う。
従って、請求項10の発明の分光計測方法においては、以上のような手段を講じることにより、波長毎に回折光を撮像することができ、その結果、精度の高い色特性を得ることが可能となる。
請求項11の発明は、請求項10の発明の分光計測方法において、検査光照射用光源は複数の光源を組み合わせてなり、各光源それぞれの特性に基づいて、同一特性の各検査光がホログラム面を照射するように、各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、各受光素子それぞれの特性に基づいて、各受光素子が同一特性を持つように調整する。
従って、請求項11の発明の分光計測方法においては、以上のような手段を講じることにより、複数の光源からなる検査光照射用光源を用いた場合であっても、各光源から照射される検査光の強度のばらつきを補正することができる。更に、各受光素子の個別の特性を補正することによって、精度の高い計測結果を得ることが可能となる。
請求項12の発明は、請求項11の発明の分光計測方法において、経時的に変化する各光源それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、同一特性の各検査光がホログラム面を照射するように、各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、経時的に変化する各受光素子それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、各受光素子が同一特性を持つように調整する。
従って、請求項12の発明の分光計測方法においては、請求項11の発明の分光計測方法に加えて、更に各検査光の照射強度と各受光素子の特性の経時的変化をも考慮することができるので、計測がなされた時間帯に関わらず、同一の条件で計測を行うことが可能となる。
本発明のホログラム回折光の分光計測装置および方法によれば、ホログラムの任意の位置において、色特性を定量的に、かつ効率的に計測することが可能となる。更に、色特性は、ホログラムの回折角や回折効率に依存しているので、ホログラムの回折角や回折効率のバラツキの程度を推定するために資することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置の一例を示す構成概念図である。
すなわち、同実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置は、被検体である薄板状のホログラム製品2の表面に備えられたホログラムから発せられる回折光を分光計測する装置であって、光照射部10と、撮像部20と、データ処理部30とを備えている。
光照射部10は、検査位置11に背面板14上に配置されたホログラム製品2に、周囲から検査光kを照射する照光部15を備えている。検査位置11には、図示していないが、ホログラム製品2を固定するための機構を設けている。
この照光部15は、円筒形状をしており、ホログラム製品2の表面に対する法線方向が円筒軸方向と一致するように筒内に配置されたホログラム製品2に対して、検査光kを照射する。すなわち、図1に示す照光部15は、円筒半分について断面図示したものである。また、光照射部10は、その下部開口部に、遮蔽板13を備えている。
遮蔽板13は、外乱の影響を防止するために、すなわち、検査光k以外の光が検査位置11に入射させないためのものであり、図2にその斜視図を示すように、中心に設けられた測定用穴13a以外は黒塗装の完全拡散面からなる円盤形状である。この測定用穴13aは、検査位置11の直上に位置するようにしている。なお、測定用穴13aの形状は、図2に示すような長方形状に限るものではなく、撮像条件に合わせて任意の形状をとりうる。
背面板14もまた、黒塗装の完全鏡面とすることが望ましい。照光部15は円筒形状であるために、背面板14には、その法線方向(真上方向)から検査光kが照射されることはない。したがって、検査光kが背面板14で正反射してなる正反射光には、法線方向(真上方向)に進む成分はない。
ホログラム製品2の表面に対する検査光kの照射範囲は、最小角をとる光路aから、最大角をとる光路bまでの間であり、照明の円周方向に一様としている。この照射範囲を決定する光路a,bの値は、ホログラムの回折角の範囲により決定される。光路a,bの決定方法については後述する。
前記の通り、ホログラムは視覚的に観るものであるから、一般的に可視光の範囲とされる380nm〜780nmの色特性が必要となる。このような視覚特性を代表する色特性を定量化し、品質管理基準とする必要がある。
したがって、照光部15の光源は、少なくとも可視範囲とされる380nm〜780nmに強度を持つ白色光源を使用する。点灯や消灯の切り替えに対する応答の速さ、照明輝度が安定するまでの時間の短さ、寿命の長さといった面からもLED光源が最も望ましい。LED光源を使用すれば、光量制御も容易にできる。なお、LED光源の代わりに蛍光管を用いても良いが、前記応答速度が長いこと、輝度調整ができないことに注意して校正(後述)をする必要がある。また、照光部15の内側には、拡散板など、光源から発せられた光を散乱させるための光学的な機構を適宜備えるようにしても良い。
図3は、照光部15の詳細構造の一例を示す概念図である。すなわち円筒形状をした照光部15は、図3に示すように、円周方向にN等分されたN個の照明ブロック16を組み合わせて構成してなる。例えば全円周360°に対して、10°単位で照明ブロック16を備える場合には、照明ブロック16の数N=36となる。各照明ブロック16はそれぞれ個別に点消灯が可能な光源を備え、この光源を点灯させることによって検査光kを照射するようにしている。
各照明ブロック16の光源を全て点灯させることによって、検査位置11に固定されたホログラム製品2に対して、その全周囲側から同時に検査光kを照射すると、この検査光kがホログラム製品2上に設けられたホログラムによって回折し、回折光を生じる。その中には、ホログラム面の法線方向に沿ってホログラム面から上方へと進む回折光hもある。このような回折光hを生ぜしめる検査光kの、ホログラム面に対する入射角度は、検査光kの波長によって異なる。この原理を図4を用いて説明する。
すなわち、図4に示すように半球上の一点Aから、ホログラム製品2が固定されている検査位置11に白色光源のような連続スペクトルからなる検査光kを照射した場合、回折光の回折角度は、検査光kの波長毎に異なることから、各波長に応じて様々な回折角度を持つ回折光が発生する。検査光kの波長範囲を、可視光領域である380nmから780nmとし、検査光kのうち380nmの検査光成分の回折角度がαである場合、780nmの検査光成分の回折角度は、それよりも大きいβ(α<β)となる。更にこの場合、図4に示すように、A点が、検査位置11に固定されているホログラム製品2に対して角度(90−α)(=γ)の方向にある場合には、A点から検査位置11に対して照射された検査光kのうち、380nmの検査光成分からの回折光hは、ホログラム面において回折角度αで回折し、法線方向に沿って上方へと、すなわち図4における半球の天頂方向に進む。一方、検査光kのうち、780nmの検査光成分からの回折光hは、ホログラム面においてより大きな回折角度βで回折し、天頂方向とは異なる方向に進む。380nmと780nmとの間の波長をとる検査光成分による回折光は、回折角度αと回折角度βとの間の回折角度をもって、回折範囲Rに含まれる方向に進む。
回折角度α,βは、ホログラムの回折格子のピッチをd(nm)とすると、以下の式により求められる。
α=arcsin(380/d)
β=arcsin(780/d)
以上を逆に考える。つまり、可視光領域(380〜780nm)にある検査光kの全ての波長における成分光の回折光を、天頂方向、すなわち法線方向に沿って上方に進行させるためには、図5に示すように、380nmの検査光成分kについては、検査位置11に固定されているホログラム製品2に対して角度αの方向にあるA点から、780nmの検査光成分kについては、検査位置11に固定されているホログラム製品2に対して角度βの方向にあるB点からそれぞれ検査位置11に向けて照射すればよい。また、380nmと780nmとの間の波長をとる検査光成分については、A点とB点との間の領域rにある何れかの点を含む方向から検査位置11に向けて照射すれば、その回折光は、ホログラム面に対する法線方向に沿って天頂に向かって進む。よって、照光部15の高さは、図5におけるA点を実現可能な高さを有していればよい。光路aは、A点から検査位置11に向けて検査光kが、光路bは、B点から検査位置11に向けて検査光kがそれぞれ照射される光路に対応する。このようにすることによって、照光部15は、ホログラム製品2のホログラム面に検査光kを照射した場合、ホログラム面から発せられる回折光hが、ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、ホログラム面に検査光kを照射することになる。
なお、検査光kのホログラムにおける正反射光は、照光部15の配置上、法線方向に沿って、天頂に向かって進むことはない。というのも、天頂方向に正反射光を入れるためには、天頂方向に光源を配しホログラムを照射しなければならない。円筒照明では、天頂方向からの光源は存在しないからである。したがって、検査光kが照射されたホログラムから発せられる光のうち、法線方向に沿って天頂に向かって進む光は、必ず回折光の成分となり、それ以外の方向に進む光は、回折光または正反射光となる。
撮像部20は、抽出部21と、ハーフミラー22と、分光器23と、結像レンズ24と、撮像デバイス25と、ミラー26と、結像レンズ27と、撮像デバイス28とを備えている。
抽出部21は、検査光kがホログラムにおいて回折してなる回折光のうち、法線方向に沿って進む回折光hを抽出し、ハーフミラー22へと送る。このような抽出部21には、斜め方向から入射する光成分をカットするテレセントリックレンズが好適である。ここで、可視光領域以外の光成分であり紫外域や赤外域の光を遮断するためのフィルタを適宜備えても良い。なお、検査光kが背面板14に反射してなる正反射光は、背面板14が鏡面であるが故に法線方向に向かって進むことはないので、ハーフミラー22側へ送られることはない。
ハーフミラー22は、抽出部21によって抽出された回折光hを2分割して、2分割されたうちの一方の回折光gを分光器23へ、他方の回折光fをミラー26へとそれぞれ送る。
分光器23は、例えばプリズムを用い、ハーフミラー22から送られた回折光gを波長別に分光し、結像レンズ24へと送る。
結像レンズ24は、分光器23によって分光された各波長別の光成分を、撮像デバイス25面上に結像する。なお、この結像レンズ24は、色収差補正のために、色消し凹レンズと組み合わせてもよい。
撮像デバイス25は、図6に示すように、結像レンズ24を介して送られる分光器23によって分光された各波長の光成分をそれぞれ受光する複数の受光素子29を備えている。各受光素子29に各波長の光成分がそれぞれ受光される原理を以下に説明する。
すなわち、分光器23に回折光gが入射すると、分光器23は、この回折光gを、各波長の屈折率に応じて、図6中に示すx方向に分光する。低波長側は屈折率が大きいため、例えば380nmの回折光成分はpに示す光路を取る。逆に高波長側は屈折率が小さいため、例えば780nmの回折光成分はpに示す光路を取る。
一方、撮像デバイス25は、波長方向の分解能に応じた数の受光素子29を配列している。この配列方向は、図1における水平方向と一致している。分光された各回折光成分は図中に示すy方向に幅を持っているが、結像レンズ24はこれを集光し、対応する受光素子29上に結像させる。このようにして、各受光素子29に、対応する波長の回折光成分がそれぞれ結像するようにすることによって、撮像デバイス25が、各回折光成分を撮像するようにしている。
ミラー26は、ハーフミラー22から送られた回折光fを結像レンズ27に送り、結像レンズ27は、この回折光fを、撮像デバイス28の図示しない受光素子上に結像する。これによって、撮像デバイス28は、回折光fを撮像するようにしている。
撮像デバイス25によって撮像された各回折光成分の撮像データは、データ処理部30に送られ、ここで以下に示すようなデータ処理に供されるようにしている。なお、回折光gとの相関を取る必要がある場合には、撮像デバイス28によって撮像された回折光fの撮像データもまた、データ処理部30に送られ、同様なデータ処理が行われることによって、各分析光成分の撮像データとの比較に用いられるようにしている。
データ処理部30は、制御部31と、撮像制御部32と、データ蓄積部33と、データ補正部34と、データ表示部35と、照明制御部36とを備えている。
制御部31は、撮像制御部32と、データ蓄積部33と、データ補正部34と、データ表示部35とを制御する。
照明制御部36は、照光部15に備えられた光源に対して、点灯信号および消灯信号を出力することによって光源の点灯および消灯を制御する。なお、点灯信号および消灯信号は、撮像制御部32に対しても出力されるようにしている。
撮像制御部32は、照明制御部36から出力される点灯信号や消灯信号に基づいて、撮像デバイス25に対して、撮像タイミングを指示し、撮像デバイス25に対して撮像データを取得させる。撮像デバイス25による撮像データと、撮像デバイス28による撮像データとを比較する場合には、更に撮像デバイス28に対しても同じタイミングで撮像タイミングを指示し、対応する撮像データを取得させる。そして、このように取得させた撮像データを、撮像デバイス25や撮像デバイス28から取得し、データ蓄積部33に送る。
データ蓄積部33は、撮像制御部32から撮像データが送られると、これを蓄積する。
データ補正部34は、データ蓄積部33に蓄積された撮像デバイス25によって撮像された撮像データから、波長と光強度との関係を把握する。そして、この関係に基づいて回折光gの分光特性を算出し、更に、この分光特性を、例えば、人の視覚特性に最も近いとされるCIEL空間のような色度空間に変換する。本発明における分光方式のように撮像デバイス25の受光素子29の数を多くして、波長分解能を高めるようにすれば、RGBの3値からCIEL空間を生成する場合よりも、精度良く変換することを可能としている。
データ表示部35は、データ補正部34によってなされた結果を表示する。
以上のように構成した本発明の実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置を用いてホログラムの分光計測を行う場合には、以下に示すように、先ず、計測条件の校正を行う必要がある。
この校正は、各受光素子29の感度のバラツキと、照明ブロック16の光源から照射される各検査光kのバラツキに対する補正、及び両者に対する経時的な変動に対して行う。これは、検査位置11にホログラム製品2を配置する代わりに、例えばBaSOなどの校正用白色板を配置してそれに検査光kを照射し、この校正用白色板からの散乱光を用いて行う。図7に、この校正の具体的手順を示すフローチャートを示す。
まず、前述したように、検査位置11にホログラム製品2を配置する代わりに、校正用白色板を配置し、N個の照明ブロック16のうち、1つの照明ブロック16(#1)の光源のみを点灯させる(S1,S2)。
この状態で、撮像部20によって、前述したような撮像処理を行い、撮像デバイス25の各受光素子29に、各波長毎の光成分を受光させる。そして、この撮像データに基づいて、データ処理部30のデータ蓄積部33に、各波長λ毎の光成分の強度W(λ)を蓄積する(S3)。
そして、照明ブロック16(#1)の光源を消灯し、次の照明ブロック16(#2)を対象として(S4)、ステップS2およびステップS3の処理を行うことによって、データ処理部30のデータ蓄積部33に、各波長λ毎の光成分の強度W(λ)を蓄積する。
同様の処理を繰り返し、最後に照明ブロック16(#N)の光源のみを点灯させ、データ処理部30のデータ蓄積部33に、各波長λ毎の光成分の強度W(λ)を蓄積する(S5)。
次に、データ補正部34において、得られたW(λ)〜W(λ)に対して、各波長毎の分光特性D(λ)を用いて、以下の式に基づく補正を行い、補正強度W’(λ)を得る。この分光特性D(λ)は、光源の特性、および各受光素子29の特性を合わせてなる特性であって、事前にあらかじめ把握しておく(S6)。
W’(λ)=W(λ)/D(λ)
ここで、1≦n≦N(n、Nともに整数)、380≦λ≦780(単位はnm)である。
次に、同じくデータ補正部34では、各補正強度W’(λ)〜W’(λ)に対する偏差が小さくなるように、各光源の駆動電流(または駆動電圧)を調整する(S7)。
以上が校正手順の一例であるが、分光計測値は温度変動等の影響を受けやすいため、適宜、適当なタイミングで上記校正を行い、経時的に変化する特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、同一条件での計測を行うことができるようにすることが望ましい。
次に、以上のように校正した本発明の実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置の動作について図8および図9に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、計測を行う前に、図7のフローチャートにその手順を示すような校正が行われる(S11)。次に、検査位置11から校正用白色板が取り除かれ、代わりに計測対象とするホログラム製品2が配置される(S12)。
そして、照明制御部36によって、各照明ブロック16(#1〜#N)に駆動電流が供給され、光源が点灯される。なお、各光源に供給される駆動電流は、ステップS11のステップS7で調整された値である。これによって、ホログラム面から発せられる回折光hが、ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、ホログラム面に検査光kが照射される(S13)。
検査光kがホログラムにおいて回折してなる回折光のうち、法線方向に沿って進む回折光hのみが抽出部21によって抽出され、ハーフミラー22に送られる(S14)。そして、この回折光hは、ハーフミラー22によって2分割され、回折光gおよび回折光fとして分光器23およびミラー26へとそれぞれ送られる(S15)。
例えばプリズムが用いられた分光器23では、ステップS15においてハーフミラー22から送られた回折光gが波長別に分光され、結像レンズ24へと送される(S16)。
結像レンズ24では、分光器23によって分光された各波長別の光成分が、撮像デバイス25面上に結像され、各受光素子29に各波長の光成分がそれぞれ受光される(S17)。
なお、ステップS15においてミラー26に送られた回折光fは、結像レンズ27へと送られ、更に撮像デバイス28の図示しない受光素子上へと結像されることによって撮像される(S18)。
ステップS17において撮像デバイス25の各受光素子29によって受光された各回折光成分の撮像データは、撮像制御部32によってデータ蓄積部33に蓄積される。なお、回折光gとの相関を取る必要がある場合には、ステップS18において撮像デバイス28によって撮像された回折光fの撮像データもまた、撮像制御部32によってデータ蓄積部33に蓄積される(S19)。
データ補正部34では、データ蓄積部33に蓄積された撮像デバイス25によって撮像された撮像データから、波長と光強度との関係が把握される(S20)。そして、この関係に基づいて回折光gの分光特性が算出され、更に、この分光特性が、例えば、人の視覚特性に最も近いとされるCIEL空間のような色度空間に変換される(S21)。この変換された色度空間を、良品であるホログラム製品2の色度空間と比較することによって、計測対象とされたホログラム製品2の品質が評価される(S22)。
上述したように、本発明の実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置においては、上記のような作用により、ホログラムの任意の位置において、色度空間のような色特性を定量的に、かつ効率的に計測することが可能となる。この計測精度は、撮像デバイス25の受光素子29の数を多くして、波長分解能を高めることによって、更に高めることができる。また、色特性は、ホログラムの回折角や回折効率に依存しているので、ホログラムの回折角や回折効率のバラツキの程度を推定することができ、もって、ホログラムの品質の定量的評価が可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態では、顕微分光を想定し記述しているが、測定点を微小な領域に固定する必要はない。検査光kよりも測定点が十分小さい(例えば1桁以上小さい)範囲では、測定点のサイズの大小は、技術上、もしくは原理上の制約を受けない。むしろ顕微分光よりも大きな測定点での計測データの方が管理上便利な場合もある。
本発明の実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置の一例を示す構成概念図。 遮蔽板の一例を示す斜視図。 照光部の詳細構造の一例を示す概念図。 検査光の波長によって回折光の回折角度が異なる原理を説明するための模式図。 異なる波長の検査光の回折光が法線方向に向かって進む原理を説明するための模式図。 分光器によって分光された各波長の光成分が撮像デバイスの各受光素子によって受光される原理を説明するための模式図。 校正の具体的手順を示すフローチャート。 同実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置の動作を示すフローチャート(その1)。 同実施の形態に係る分光計測方法を適用した分光計測装置の動作を示すフローチャート(その2)。
符号の説明
2…ホログラム製品、10…光照射部、11…検査位置、13…遮蔽板、13a…測定用穴、14…背面板、15…照光部、16…照明ブロック、20…撮像部、21…抽出部、22…ハーフミラー、23…分光器、24…結像レンズ、25…撮像デバイス、26…ミラー、27…結像レンズ、28…撮像デバイス、29…受光素子、30…データ処理部、31…制御部、32…撮像制御部、33…データ蓄積部、34…データ補正部、35…データ表示部、36…照明制御部

Claims (12)

  1. ホログラムから発せられる回折光を分光計測する装置であって、
    前記ホログラムが備えられたホログラム面に検査光を照射した場合、前記ホログラム面から発せられる回折光が、前記ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、前記ホログラム面に前記検査光を照射する検査光用光源と、
    前記回折光のうち、前記法線方向に沿って進む回折光を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された回折光を各波長毎に分光する分光手段と、
    前記分光手段によって分光された各波長の光を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された撮像データから把握される波長と光強度との関係に基づいて、前記抽出手段によって抽出された回折光の分光特性を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された分光特性を色度空間に変換する変換手段と
    を備えた分光計側装置。
  2. 請求項1に記載の分光計測装置において、
    前記検査光用光源は、円筒形状をしており、前記法線方向が円筒軸方向と一致するように筒内に配置された前記ホログラムに対して、前記検査光を照射するようにした分光計測装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の分光計測装置において、
    前記検査光用光源を、前記検査光として白色光を照射する白色光源とした分光計測装置。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の分光計測装置において、
    前記撮像手段は、前記分光手段によって分光された各波長の光をそれぞれ受光する複数の受光素子を備えた分光計測装置。
  5. 請求項4に記載の分光計測装置において、
    前記検査光用光源は複数の光源を組み合わせてなり、各光源それぞれの特性に基づいて、同一特性の各検査光が前記ホログラム面を照射するように、前記各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、
    前記各受光素子それぞれの特性に基づいて、前記各受光素子が同一特性を持つように調整する
    ようにした分光計測装置。
  6. 請求項5に記載の分光計測装置において、
    経時的に変化する前記各光源それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、同一特性の各検査光が前記ホログラム面を照射するように、前記各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、
    経時的に変化する前記各受光素子それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、前記各受光素子が同一特性を持つように調整する
    ようにした分光計測装置。
  7. ホログラムから発せられる回折光を分光計測する方法であって、
    検査光照射用光源を用いて、前記ホログラムが備えられたホログラム面に検査光を照射した場合、前記ホログラム面から発せられる回折光が、前記ホログラム面に対する法線方向に沿って得られるような全方向から、前記ホログラム面に前記検査光を照射し、
    前記回折光のうち、前記法線方向に沿って進む回折光を抽出し、
    前記抽出された回折光を各波長毎に分光し、
    前記分光された各波長の光を撮像し、
    前記撮像された撮像データから把握される波長と光強度との関係に基づいて、前記抽出された回折光の分光特性を算出し、更にこの算出された分光特性を色度空間に変換する
    ようにした分光計側方法。
  8. 請求項7に記載の分光計測方法において、
    円筒形状をしており、前記法線方向が円筒軸方向と一致するように筒内に配置された前記ホログラムに対して前記検査光を照射する前記検査光照射用光源から前記検査光を照射するようにした分光計測方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の分光計測方法において、
    前記検査光を白色光とした分光計測方法。
  10. 請求項7乃至9のうち何れか1項に記載の分光計測方法において、
    前記分光された各波長の光を撮像する場合には、前記分光された各波長の光をそれぞれ複数の受光素子によって受光することによって行うようにした分光計測方法。
  11. 請求項10に記載の分光計測方法において、
    前記検査光照射用光源は複数の光源を組み合わせてなり、各光源それぞれの特性に基づいて、同一特性の各検査光が前記ホログラム面を照射するように、前記各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、
    前記各受光素子それぞれの特性に基づいて、前記各受光素子が同一特性を持つように調整する
    ようにした分光計測方法。
  12. 請求項11に記載の分光計測方法において、
    経時的に変化する前記各光源それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、同一特性の各検査光が前記ホログラム面を照射するように、前記各光源から照射される検査光の照射強度を調整し、
    経時的に変化する前記各受光素子それぞれの特性に基づいて、何れの時間に計測が行われた場合であっても、前記各受光素子が同一特性を持つように調整する
    ようにした分光計測方法。
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