JP2005257385A - ワイヤクランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 取り出し方向に依らずワイヤの経路を確保可能なワイヤクランプを提供する。
【解決手段】 ワイヤクランプ9は、フロア側部材に対するシート側部材の上下動により撓むセンシングプレート2と、センシングプレート2に配設される歪みゲージ部と、センシングプレート2の一端から横方向に突設されセンシングプレート2の撓みにより発生する歪みゲージ部の電気信号を増幅するアンプ40と、歪みゲージ部とアンプ40との間を連結し電気信号を伝達するワイヤ5と、を備えてなる荷重センサの、センシングプレート2に装着される。ワイヤクランプ9は、ワイヤ5を湾曲させながら案内するガイド部900L、900Rを持ちセンシングプレート2の一面に対向するクランプ本体90と、クランプ本体90をセンシングプレート2に係止する係止部91L、91Rと、を備え、ガイド部900L、900Rは、横方向に略対称に複数配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4
【解決手段】 ワイヤクランプ9は、フロア側部材に対するシート側部材の上下動により撓むセンシングプレート2と、センシングプレート2に配設される歪みゲージ部と、センシングプレート2の一端から横方向に突設されセンシングプレート2の撓みにより発生する歪みゲージ部の電気信号を増幅するアンプ40と、歪みゲージ部とアンプ40との間を連結し電気信号を伝達するワイヤ5と、を備えてなる荷重センサの、センシングプレート2に装着される。ワイヤクランプ9は、ワイヤ5を湾曲させながら案内するガイド部900L、900Rを持ちセンシングプレート2の一面に対向するクランプ本体90と、クランプ本体90をセンシングプレート2に係止する係止部91L、91Rと、を備え、ガイド部900L、900Rは、横方向に略対称に複数配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
本発明は、荷重センサのワイヤの配線経路を確保するワイヤクランプに関する。
荷重センサは、シートのフロア側部材とシート側部材との間に介装されている(例えば、特許文献1参照)。シートの座面に荷重が加わると、シート側部材が下方に変位する。荷重センサのセンシングプレートは、この荷重を受け撓む。センシングプレートには、四枚の歪みゲージからなるゲージ部が配設されている。歪みゲージ部は、センシングプレートの撓みを、電気信号として検出する。検出された信号は、ワイヤを介して、アンプに伝送される。アンプにて増幅された信号は、乗員検知ECU(電子制御装置)に伝送される。乗員検知ECUは、入力された信号から、シート上の乗員が大人か子供かあるいは空席かを判別する。
特開平9−207638号公報
ところで、アンプは、センシングプレートに対して、横方向に突出して配置されている。このため、歪みゲージ部とアンプとを結ぶワイヤは、湾曲せざるを得ない。しかしながら、ワイヤの配線経路は何ら規制されていなかった。このため、シートのスライド等により、湾曲部分が近隣部材と干渉するおそれがあった。
ここで、ワイヤをセンシングプレートに固定することも考えられる。しかし、荷重センサの配置場所(例えば、シートの左側あるいは右側)により、センシングプレートに対するアンプの突出方向は、左右異なる。これに応じて、ワイヤの取り出し方向も左右異なる。したがって、センシングプレートに、仮に左側取り出し用としてワイヤを固定する場合、右側取り出しには対応できない。反対に、センシングプレートに、仮に右側取り出し用としてワイヤを固定する場合、左側取り出しには対応できない。このように、ワイヤをセンシングプレートに固定すると、荷重センサの配置場所が限定されてしまう。
本発明のワイヤクランプは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、ワイヤの取り出し方向に依らずワイヤの配線経路を確保できるワイヤクランプを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のワイヤクランプは、フロア側部材に対するシート側部材の上下動により撓むセンシングプレートと、該センシングプレートに配設される歪みゲージ部と、該センシングプレートの一端から横方向に突設され該センシングプレートの撓みにより発生する該歪みゲージ部の電気信号を増幅するアンプと、該歪みゲージ部と該アンプとの間を連結し該電気信号を伝達するワイヤと、を備えてなる荷重センサの、該センシングプレートに装着されるワイヤクランプであって、前記ワイヤを湾曲させながら案内するガイド部を持ち前記センシングプレートの一面に対向するクランプ本体と、該クランプ本体を該センシングプレートに係止する係止部と、を備え、該ガイド部は、横方向に略対称に複数配置されていることを特徴とする。
本発明のワイヤクランプのクランプ本体は、ガイド部を備えている。このため、ワイヤの配線経路を確保することができる。また、ガイド部は、横方向に略対称に複数配置されている。このため、ワイヤの取り出し方向に依らず、配線経路を確保することができる。
(2)好ましくは、前記係止部は、前記センシングプレートにおける前記一面の背面を把持し、該クランプ本体は、さらに、該センシングプレートの該一面を押圧する押圧部を持つ構成とする方がよい。
本構成の係止部は、クランプ本体とセンシングプレートとが離間するのを抑制している。反対に、本構成の押圧部は、クランプ本体とセンシングプレートとが接近するのを抑制している。これら係止部と押圧部との作用により、クランプ本体とセンシングプレートとの距離を一定に保つことができる。つまり、センシングプレートに対するワイヤクランプのがたつきを抑制することができる。
(3)好ましくは、前記ガイド部は、前記クランプ本体の内面に配置されている構成とする方がよい。つまり、本構成は、クランプ本体の内面(センシングプレートに対向する面)に、ガイド部を配置するものである。本構成によると、センシングプレートとクランプ本体とにより囲まれた空間内にワイヤの配線経路が確保される。このため、ワイヤの湾曲部分が近隣部材と干渉するおそれが小さい。
(4)好ましくは、前記ガイド部は、前記クランプ本体の外面に配置されている構成とする方がよい。つまり、本構成は、クランプ本体の外面(センシングプレートに対向しない面)に、ガイド部を配置するものである。本構成によると、センシングプレートにワイヤクランプを組み付けた後からでも、ガイド部に沿ってワイヤを配線することができる。
本発明によると、ワイヤの取り出し方向に依らずワイヤの配線経路を確保できるワイヤクランプを提供することができる。
以下、本発明のワイヤクランプの実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
まず、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサの配置について説明する。図1に、同荷重センサが配置されたシートの透過斜視図を示す。図に示すように、シートレール10は、アッパレール100とロワレール101とからなる。シートレール10は、車幅方向に並んで、二列配列されている。ロワレール101は、車両フロア(図略)に止着されている。アッパレール100は、ロワレール101に対し、前後方向にスライド可能である。シート(助手席)102は、アッパレール100と一体に、前後方向にスライド可能である。シート102のシートフレーム(図略)とアッパレール100との間には、荷重センサ1a〜1d(説明の便宜上、直方体で示す。)が、介装されている。シートフレームは、本発明のシート側部材に含まれる。アッパレール100は、本発明のフロア側部材に含まれる。
まず、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサの配置について説明する。図1に、同荷重センサが配置されたシートの透過斜視図を示す。図に示すように、シートレール10は、アッパレール100とロワレール101とからなる。シートレール10は、車幅方向に並んで、二列配列されている。ロワレール101は、車両フロア(図略)に止着されている。アッパレール100は、ロワレール101に対し、前後方向にスライド可能である。シート(助手席)102は、アッパレール100と一体に、前後方向にスライド可能である。シート102のシートフレーム(図略)とアッパレール100との間には、荷重センサ1a〜1d(説明の便宜上、直方体で示す。)が、介装されている。シートフレームは、本発明のシート側部材に含まれる。アッパレール100は、本発明のフロア側部材に含まれる。
荷重センサ1aは、シート102の右前部分(以下、車両進行方向に対して左右を定義する)に配置されている。荷重センサ1bは、シート102の右後部分に配置されている。荷重センサ1cは、シート102の左後部分に配置されている。荷重センサ1dは、シート102の左前部分に配置されている。シート102裏面には、乗員検知ECU103が固定されている。荷重センサ1a〜1dと、乗員検知ECU103とは、各々、ワイヤハーネス(図略)により接続されている。
次に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサの構成について説明する。以下、四つの荷重センサ1a〜1dを代表して、荷重センサ1cについて説明する。なお、荷重センサ1dの構成は、荷重センサ1cの構成と同様である。また、荷重センサ1a、1bの構成は、荷重センサ1cの構成と左右対称である。図2に、荷重センサの分解斜視図を示す。図3に、荷重センサの透過斜視図を示す。
これらの図に示すように、荷重センサ1cは、センシングプレート2と歪みゲージ部3(図2において点線ハッチングで示す)とアンプ4とワイヤ5とアッパアーム6とロアアーム7とスペーサ80とブラケット81とを備えている。
センシングプレート2は、金属製であって細板状を呈している。センシングプレート2の後端には、後端固定孔20が二つ穿設されている。一方、センシングプレート2の前端には、前端固定孔21が二つ穿設されている。
歪みゲージ部3は、センシングプレート2の下面に配置されている。歪みゲージ部3は、四枚の歪みゲージ(図略)から構成されている。四枚の歪みゲージは、ブリッジ回路を形成している。
ロアアーム7は、金属製であって、平板部70と隆起部71とを備えている。ロアアーム7は、前出図1のアッパレール100に固定されている。平板部70には、フロア側固定孔700が二つ凹設されている。フロア側固定孔700の左右両側からは、一対のプレート後端保持壁701が立設されている。前記センシングプレート2の後端は、この一対のプレート後端保持壁701の間に配置される。隆起部71は、平板部70の前方に配置されている。隆起部71の右面からは、円柱状の突起710が突設されている。
スペーサ80は、金属製であって矩形板状を呈している。スペーサ80には、スペーサ側固定孔800が二つ穿設されている。スペーサ側固定孔800と前記後端固定孔20と前記フロア側固定孔700とは、上下方向に直列に並んでいる。ボルト801は、スペーサ側固定孔800と後端固定孔20とを貫通し、フロア側固定孔700に螺着されている。すなわち、ボルト801により、センシングプレート2の後端は、ロアアーム7に固定されている。
アッパアーム6は、金属製であって、左壁60と右壁61と架橋部62とを備えている。左壁60の長手方向略中央には、凹部600が形成されている。凹部600には、前記ロアアーム7の突起710が挿入される。突起710の外周径は、凹部600の内周径よりも小さい。したがって、突起710は、凹部600内において相対的に揺動可能である。左壁60および右壁61の前端には、一対のプレート前端保持壁63が配置されている。前記センシングプレート2の前端は、この一対のプレート前端保持壁63の間に配置される。架橋部62は、一対のプレート前端保持壁63同士を連結している。架橋部62下面には、シート側固定孔64が二つ凹設されている。
ブラケット81は、金属製であって平板状を呈している。ブラケット81には、ブラケット側固定孔810が二つ穿設されている。ブラケット側固定孔810と前記前端固定孔21と前記シート側固定孔64とは、上下方向に直列に並んでいる。ボルト811は、ブラケット側固定孔810と前端固定孔21とを貫通し、シート側固定孔64に螺着されている。すなわち、ボルト811により、センシングプレート2の前端は、アッパアーム6に固定されている。また、ブラケット81には、アンプ用固定孔812が穿設されている。
アンプ4は、ワイヤ用コネクタ40とECU用コネクタ41とアンプ固定孔42とを備えている。アンプ固定孔42と前記アンプ用固定孔812とは、上下方向に直列に並んでいる。ボルト420は、アンプ固定孔42を貫通し、アンプ用固定孔812に螺着されている。すなわち、ボルト420により、アンプ4がブラケット81に螺着されている。ECU用コネクタ41には、前出図1の乗員検知ECU103に繋がるワイヤハーネス(図略)が接続される。
ワイヤ5は、導線が螺旋状に結束されたツイストワイヤである。ワイヤ5は、歪みゲージ部3から前右方に取り出されている。ワイヤ5の前端には、ワイヤ側コネクタ50が配置されている。ワイヤ側コネクタ50は、前記アンプ4のワイヤ用コネクタ40に接続される。ワイヤクランプ9は、センシングプレート2の下方に配設されている。ワイヤクランプ9は、ワイヤ5の配線経路を確保している。
次に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサの動きについて説明する。シート102に荷重が加わると、荷重センサの1cのセンシングプレート2の前端が下方に変位する。すなわち、センシングプレート2が撓む。このため、歪みゲージ部3が歪み、電圧が発生する。この電圧は、ワイヤ5を介して、アンプ4に伝送される。アンプ4により増幅された電圧データは、ECU用コネクタ41から、乗員検知ECU103に伝送される。乗員検知ECU103には、荷重センサ1cの他、荷重センサ1a、1b、1dからも電圧データが伝送される。荷重センサ1a〜1dから得られた四つの電圧データの総和は、乗員検知ECU103の持つ種々のしきい値と比較される。この比較により、乗員検知ECU103は、シート102上の乗員が大人か、子供か、あるいは空席かを、判別する。
次に、本実施形態のワイヤクランプ9の構成について説明する。図4に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサ1c(左側)のセンシングプレート前端の透過斜視図を示す。なお、説明の便宜上、アンプについては、ワイヤ用コネクタ40のみ示す。図に示すように、ワイヤクランプ9は、クランプ本体90と係止部91L、91Rと押圧部92とを備えている。ワイヤクランプ9は、樹脂製であって射出成形により一体に形成されている。
クランプ本体90は、矩形板状を呈している。クランプ本体90は、センシングプレート2の下面に対向して配置されている。クランプ本体90の上面(本発明における「内面」に相当)からは、左右一対のガイド部900L、900Rが突設されている。また、ガイド部900L、900Rの中央前方には、押圧部92が突設されている。
ガイド部900L、900Rは角柱状を呈している。右側のガイド部900Rの左前の角部には、テーパ面901Rが形成されている。ワイヤ5は、このテーパ面901Rに沿って、センシングプレート2から右側に取り出されている。同様に左側のガイド部900Lの左前の角部には、テーパ面901Lが形成されている。
押圧部92は、半円柱状を呈している。押圧部92の上端は、センシングプレート2の下面を押圧している。また、押圧部92は、ワイヤ5を右側に案内している。
係止部91L、91Rは、矩形板状を呈している。係止部91L、91Rは、クランプ本体90上面の左右両端から、上方に立設されている。左側の係止部91Lの上端には係止爪910Lが形成されている。係止爪910Lは、センシングプレート2の上面左縁を把持している。一方、右側の係止部91Rの上端には係止爪910Rが形成されている。係止爪910Rは、センシングプレート2の上面右縁を把持している。
図5に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサ1b(右側)のセンシングプレート前端の透過斜視図を示す。図に示すように、ワイヤクランプ9は、前出図4のワイヤクランプと同一である。ただし、ワイヤ5は、テーパ面901Lに沿って、センシングプレート2から左側に取り出されている。
次に、本実施形態のワイヤクランプの作用効果について説明する。本実施形態のワイヤクランプ9のクランプ本体90は、ガイド部900L、900Rを備えている。このため、ワイヤ5の配線経路を確保することができる。また、ガイド部900L、900Rは、左右方向に対称に配置されている。このため、図4、図5に示すように、ワイヤ5の取り出し方向に依らず、配線経路を確保することができる。
仮に、押圧部92を配置しない場合、クランプ本体90とセンシングプレート2との隙間を、ワイヤ5により埋める必要がある。しかしながら、ワイヤ5はツイストワイヤである。このため、ワイヤ5の外径は一定ではない。このため、クランプ本体90とセンシングプレート2との隙間にワイヤ5の大径部位が挟まれると、係止力が大きくなる。その反面、同隙間にワイヤ5の小径部位が挟まれると、係止力が小さくなる。すなわち、ワイヤ5の挟持部位により係止力がばらついてしまう。この点、本実施形態のワイヤクランプ9は、押圧部92を備えている。押圧部92は、クランプ本体90とセンシングプレート2とが接近するのを抑制している。反対に、係止爪910L、910Rは、クランプ本体90とセンシングプレート2とが離間するのを抑制している。これら係止爪910L、910Rと押圧部92との作用により、クランプ本体90とセンシングプレート2との距離を一定に保つことができる。つまり、ワイヤ5の外径に依らず、センシングプレート2に対するワイヤクランプ9のがたつきを抑制することができる。
また、本実施形態のワイヤクランプ9によると、センシングプレート2下面とクランプ本体90上面とにより囲まれた空間内にワイヤ5の配線経路が確保される。このため、ワイヤ5の湾曲部分が近隣部材と干渉するおそれが小さい。
<第二実施形態>
本実施形態と第一実施形態との相違点は、クランプ本体の下面にガイド部が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。図6に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサ(左側)のセンシングプレート前端の透過斜視図を示す。なお、図4と対応する部位については、同じ符号で示す。
本実施形態と第一実施形態との相違点は、クランプ本体の下面にガイド部が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。図6に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサ(左側)のセンシングプレート前端の透過斜視図を示す。なお、図4と対応する部位については、同じ符号で示す。
図に示すように、ワイヤクランプ9のクランプ本体90の下面(本発明における「外面」に相当)からは、左右対称にガイド部900L、900Rが突設されている。並びに、左右対称にガイド部900L’、900R’が突設されている。一方、クランプ本体90の上面からは、センシングプレート2下面に押接する押圧部92が突設されている。ワイヤ5は、ガイド部900Rおよびガイド部900R’に沿って、略S字状に、センシングプレート2から右側に取り出されている。
図7に、本実施形態のワイヤクランプが装着された荷重センサ(右側)のセンシングプレート前端の透過斜視図を示す。なお、図5と対応する部位については、同じ符号で示す。図に示すように、ワイヤクランプ9は、前出図6のワイヤクランプと同一である。ただし、ワイヤ5は、ガイド部900Lおよびガイド部900L’に沿って、略S字状に、センシングプレート2から左側に取り出されている。本実施形態のワイヤクランプ9は、第一実施形態のワイヤクランプと同様の作用効果を有する。
また、本実施形態のワイヤクランプ9によると、センシングプレート2にワイヤクランプ9を組み付けた後からでも、ガイド部900L、900L’またはガイド部900R、900R’に沿ってワイヤ5を配線することができる。
<その他>
以上、本発明のワイヤクランプの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
以上、本発明のワイヤクランプの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、ガイド部900L、900R、900L’、900R’の配置、数、形状は、特に限定しない。ワイヤ5を横方向に取り出せればよい。また、ワイヤ5は、ツイストワイヤに限定しない。外径が一定のワイヤの場合は、押圧部92を用いずに、ワイヤによりセンシングプレート2を押圧してもよい。
1a〜1d:荷重センサ、2:センシングプレート、20:後端固定孔、21:前端固定孔、3:歪みゲージ部、4:アンプ、40:ワイヤ用コネクタ、41:ECU用コネクタ、42:アンプ固定孔、420:ボルト、5:ワイヤ、50:ワイヤ側コネクタ、6:アッパアーム、60:左壁、600:凹部、61:右壁、62:架橋部、63:プレート前端保持壁、64:シート側固定孔、7:ロアアーム、70:平板部、700:フロア側固定孔、701:プレート後端保持壁、71:隆起部、710:突起、80:スペーサ、800:スペーサ側固定孔、801:ボルト、81:ブラケット、810:ブラケット側固定孔、811:ボルト、812:アンプ用固定孔、9:ワイヤクランプ、90:クランプ本体、900L:ガイド部、900R:ガイド部、900L’:ガイド部、900R’:ガイド部、901L:テーパ面、901R:テーパ面、91L:係止部、91R:係止部、910L:係止爪、910R:係止爪、92:押圧部、10:シートレール、100:アッパレール(フロア側部材)、101:ロワレール、102:シート、103:乗員検知ECU。
Claims (4)
- フロア側部材に対するシート側部材の上下動により撓むセンシングプレートと、該センシングプレートに配設される歪みゲージ部と、該センシングプレートの一端から横方向に突設され該センシングプレートの撓みにより発生する該歪みゲージ部の電気信号を増幅するアンプと、該歪みゲージ部と該アンプとの間を連結し該電気信号を伝達するワイヤと、を備えてなる荷重センサの、該センシングプレートに装着されるワイヤクランプであって、
前記ワイヤを湾曲させながら案内するガイド部を持ち前記センシングプレートの一面に対向するクランプ本体と、該クランプ本体を該センシングプレートに係止する係止部と、を備え、該ガイド部は、横方向に略対称に複数配置されていることを特徴とするワイヤクランプ。 - 前記係止部は、前記センシングプレートにおける前記一面の背面を把持し、
該クランプ本体は、さらに、該センシングプレートの該一面を押圧する押圧部を持つ請求項1に記載のワイヤクランプ。 - 前記ガイド部は、前記クランプ本体の内面に配置されている請求項1に記載のワイヤクランプ。
- 前記ガイド部は、前記クランプ本体の外面に配置されている請求項1に記載のワイヤクランプ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004067560A JP2005257385A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | ワイヤクランプ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008134232A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-06-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両のシート用乗員荷重センサ |
-
2004
- 2004-03-10 JP JP2004067560A patent/JP2005257385A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008134232A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-06-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両のシート用乗員荷重センサ |
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