JP2005257005A - 密封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイドシールリップが接触する側板部の面ブレに対するサイドシールリップの追随性を高めた密封装置を提供する。
【解決手段】 スリンガ10を静止ハウジング102に固定し、サイドシールリップ23を有するシール本体20を回転軸101に固定し、サイドシールリップ23をスリンガ10の内向き側板部12に向かって徐々に回転軸101に近づく方向に傾斜する構成とし、回転軸101が回転した際の遠心力によってサイドシールリップ23がスリンガ10の内向き側板部12に押し付けられる構成とした。また、シール本体20の第2固定環部21外周には、回転軸101が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせる円筒面ねじ部24を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のハブ軸受等のシールに用いられる密封装置に関するものである。
従来のこの種の密封装置としては、たとえば、特許文献1に記載のようなものが知られている。
すなわち、これらの密封装置は、ハブ軸受の外輪と内輪の間の環状隙間をシールするもので、外輪に装着される第1シール部材と、内輪に装着される第2シール部材とを有している。第1シール部材は外輪内周に嵌合固定される第1固定環部と、この第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、第2シール部材は、第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部とを有している。
第1シール部材の内向き側板部には、第2シール部材の外向き側板部に向かって回転部材から離れる方向に傾斜して延びてリップ先端が外向き側板部に摺動自在に密封接触する構造となっていた。
そして、第2シール部材の外向き側板部の外端部には反密封対象流体側に延びる円筒部が設けられ、この円筒部と第1固定環部の間に流体ポンピング作用によって密封対象流体を密封対象流体側空間に排出するラビリンスシール部が設けられていた。
しかし、上記した特許文献1に記載の密封装置は、内輪と外輪の中心軸が平行にずれた場合には、サイドシールリップの接触部が第2シール部材の外向き側板部に沿ってずれるだけでシール性が維持できるものの、内輪と外輪の中心軸が角度をもってずれた場合には、サイドシールリップが接触する外向き側板部がミソスリ運動等によって面ブレを生じ、サイドシールリップが追随できずに隙間が生じる可能性がある。
また、流体ポンピング作用についても十分ではなく、より密封対象流体の排出効果を高めた密封装置が要請されている。特に、密封対象流体が泥水の場合、装置内に泥水が滞留するとサイドシールリップの摩耗を促進し、シール寿命を短くする原因となる。
実開平7−010630号
本発明の目的の1つとして、サイドシールリップが接触する側板部の面ブレに対するサイドシールリップの追随性を高めることが挙げられる。
また、本発明の目的の1つとして、密封装置内に浸入する泥水等の密封対象流体の排出効果をより高めることが挙げられる。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置としては、外側部材と外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、外側部材に装着され
る第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、第2シール部材は、第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、を有し、サイドシールリップは内向き側板部に向かって徐々に内側回転部材に近づく方向に傾斜する構成となっていることを特徴とするものが挙げられる。
本発明の構成によれば、サイドシールリップを備えた第2シール部材を内側回転部材に固定し、内側回転部材の回転時に遠心力がサイドシールリップのリップ先端を内向き側板部に押し付けるように作用する構成となっているので、第1シール部材の内向き側板部がミソスリ運動のように運動しても、サイドシールリップは側板部の運動に追随し、リップ先端が内向き側板部に常に密接して良好なシール状態を保つことができる。
ここで、第2シール部材の第2固定環部外周に、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けると好適である。
これにより、第2固定環部外周に密封対象流体を排出するポンピング作用部を設けたので、第1シール部材の内向き側板部の内端と第2固定環部との間の隙間から密封対象流体を外部に排出する効果を付与することができ、サイドシールリップ部にかかる泥水等の量を低減することができる。
また、本発明の密封装置としては、他に、外側部材と外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、第2シール部材は、第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、外向き側板部の外端部から前記内向き側板部に向けて屈曲して延びる円筒部と、を有し、サイドシールリップは内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成とし、円筒部外周には、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とするものが挙げられる。
この発明の構成によれば、第2シール部材の外向き側板部の外端に円筒部を設け、この円筒部外周に内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたので、密封装置内に泥水等の密封対象流体が入りにくくなり、シール性向上を図ることができる。
また、サイドシールリップを内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップを内向き側板部から引き離す方向に作用するので、回転時の低トルク化を図ることができる。
ここで、円筒部の反密封対象流体側端部から半径方向外方に向けて密封対象流体側に傾
斜して延びてリップ先端が第1固定環内周に摺動自在に密封接触する外周リップを有すると好適である。
これにより、円筒部の外周のポンピング作用部の反密封対象流体側に外周リップを設けたので、ポンピング作用部のポンピング作用と相俟って、泥水等の密封対象流体に対してよりシール性向上を図ることができる。
また、本発明の密封装置としては、他に、外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、前記第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、を有し、サイドシールリップは内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成とし、第2シール部材の外向き側板部には第1シール部材の内向き側板部に対して微小間隙を介して対向する環状凸部を設け、環状凸部の端面には、内側回転部材が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とするものが挙げられる。
この構成によれば、第2シール部材の外向き側板部に第1シール部材の内向き側板部に対して微小間隙を介して対向する環状凸部を設け、環状凸部の端面にポンピング作用部を設けたので、密封装置内に入り込んだ泥水等の密封対象流体は、ポンピング作用に加えて遠心力によって外側に送られ、第1シール部材の第1円環部内周面を伝って密封対象流体側空間に排出することができる。
また、サイドシールリップを内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップを内向き側板部から引き離す方向に作用し、回転時の低トルク化を図ることができる。
更に、本発明の密封装置としては、他に、外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、外向き側板部の外端部から前記内向き側板部に向けて屈曲して延びる円筒部と、を有し、円筒部外周には、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設け、第2シール部材の外向き側板部には第1シール部材の内向き側板部に対して微小間隙を介して対向する環状凸部を設け、環状凸部の端面には、内側回転部材が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とするものが挙げられる。
この構成によれば、第2シール部材の外向き側板部の外端の円筒部外周にポンピング作用部を設けるとともに、第2シール部材の外向き側板部に設けた環状凸部にポンピング作用部を設けたので、密封装置内に入り込んだ泥水等の密封対象流体は、両ポンピング作用部によって密封対象流体側空間に排出することができ、密封対象流体をより効率的に排出することができる。
また、サイドシールリップを内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップを内向き側板部から引き離す方向に作用し、回転時の低トルク化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、サイドシールリップが接触する側板部の面ブレに対するサイドシールリップの追随性を高めることができる。また、密封装置内に浸入する泥水等の密封対象流体の排出効果をより高めることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る密封装置を示している。
すなわち、この密封装置1は、外側部材としてのハウジング100と、ハウジング100に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材としての回転軸101間の環状隙間をシールするもので、ハウジング100に装着される第1シール部材としてのスリンガ10と、回転軸101に固定される第2シール部材としてのシール本体20とを有している。
スリンガ10は断面L字形状の金属環で、ハウジング100内周に嵌合固定される第1固定環部11と、第1固定環部11の密封対象流体側Fの端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部12とを有している。
シール本体20は、第1固定環部11と対向して回転軸101に固定される金属製の第2固定環部21と、第2固定環部21の反密封対象流体側Oの端部から半径方向外方に向けて延びてスリンガ10の内向き側板部12と対向する金属製の外向き側板部22、外向き側板部22に焼付け固定されスリンガ10の内向き側板部12に向かって延びてリップ先端が内向き側板部12に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体によって構成されるサイドシールリップ23と、を備えている。サイドシールリップ23は内向き側板部12に向かって回転軸101に近づく方向に傾斜する構成となっている。
また、シール本体20の第2固定環部21外周には、回転軸101が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部としての円筒面ねじ部24が設けられている。この円筒面ねじ部24はゴム状弾性体によって構成され、第2固定環部21に焼き付け固定されている。
図示例では、スリンガ10の内向き側板部12の内径端がシール本体20の第2固定環部21と微小隙間gを介して近接しており、この微小隙間gを介して密封対象流体側の空間Fと密封装置1内が連通している。
スリンガ10の内向き側板部12の内径端は第2固定環部21の密封対象流体側の端末に位置しており、円筒面ねじ部24は微小隙間gから第2固定環部21のほぼ全幅にわたって形成されている。円筒ねじ部24の構成は、たとえば、三角形状の溝や突起など、ポンピング作用を生じる種々の構成を採用可能である。
また、外向き側板部22の外端部には、第1固定環部11に向けて伸びてリップ先端が第1固定環部11内周に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体製の外周リップ25が設けられている。この外周リップ25も第1固定環部11に向けて密封対象流体側に傾いている。外周リップ25、サイドシールリップ23および円筒面ねじ部25は、ゴム状弾性体の被覆部26によってつながっている。
本実施例1によれば、サイドシールリップ23を備えたシール本体20が回転軸101に固定されているので、回転軸101の回転に伴ってサイドシールリップ23に遠心力が作用する。この遠心力がサイドシールリップ20のリップ先端を内向き側板部12に押し付けるように作用するので、スリンガ10の内向き側板部12がミソスリ運動のように運動しても、サイドシールリップ23は内向き側板部12の運動に追随し、リップ先端が内向き側板部12に常に密接して良好なシール状態を保つことができる。
また、第2固定環部22外周に密封対象流体を排出する円筒面ねじ部24のポンピング作用によって、スリンガ10の内向き側板部12の内端と第2固定環部21との間の微小隙間gから装置内部に浸入した泥水等の密封対象流体が密封対象流体側空間Fに排出され、サイドシールリップ23にかかる泥水等の量を低減することができる。
さらに、サイドシールリップ23から反密封対象流体側に漏れた密封対象流体は外周リップ25によってシールされ、反密封対象流体側への漏れを防止することができる。
図2(A)には本発明の実施例2に係る密封装置が示されている。
すなわち、この実施例2に係る密封装置201も、ハウジング100と、ハウジング100と同心的に回転自在に組みつけられる回転軸101の間の環状隙間をシールするもので、ハウジング100に装着されるスリンガ210と、回転軸101に装着されるシール本体220とを有している。
スリンガ210は断面L字形状の金属環で、金属ハウジング100内周に嵌合固定される第1固定環部211と、第1固定環部211の反密封対象流体側Oの端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部212とを有している。
シール本体220は、第1固定環部211と対向して回転軸101に固定される金属製の第2固定環部221と、第2固定環部221の密封対象流体側Fの端部から半径方向外方に向けて延びてスリンガ210の内向き側板部212と対向する金属製の外向き側板部222と、外向き側板部222に固定され内向き側板部212に向かって延びてリップ先端が内向き側板部212に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体のサイドシールリップ223と、外向き側板部222の外端部から前記内向き側板部212に向けて屈曲して延びる円筒部224と、を有している。
サイドシールリップ223は内向き側板部212に向かって回転軸101から離れる方向に傾斜する構成となっている。
また、円筒部224外周には、回転軸101が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部としてのゴム状弾性体製の円筒面ねじ部225が設けられている。
円筒面ねじ部225は、図2(B)に示すように、密封対象流体側Fに向かって開く三角形状の三角溝225aを円周方向に複数設けることによって構成される。三角溝325aは、頂点位置から密封対象流体側に向かって徐々に深くなっている。
また、円筒部224には半径方向外方に向けて密封対象流体側に傾斜して延びてリップ先端が第1固定環部211内周に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体の外周リップ226が焼き付け固定され、密封装置内に密封対象流体が浸入する入口部分をシールしている。外周リップ226は、その付け根部が円筒部224の反密封対象流体側端部に位置し、リップ先端の第1固定環部211内周との接触位置が円筒部224の中央に対応する位置となっている。
外周リップ226、サイドシールリップ223および円筒面ねじ部225は、ゴム状弾性体の被覆部227によってつながっている。
また、この実施例2では、シール本体220の第2固定環部221と外向き側板部222との角部に回転軸101との嵌着部をシールするゴム状弾性体製の固定シール部228が焼き付け固定され、この固定シール部228と円筒面ねじ部225が、外向き側板部222の密封対象流体側側面を被覆するゴム状弾性体製の端面被覆部229を介してつながっている。
この実施例2に係る密封装置は、スリンガ210の第1固定環部211に摺接する外周リップ226およびスリンガの内向き側板部212に摺接するサイドシールリップ223によって泥水等の密封対象流体がシールされる。回転軸101が回転すると、シール本体220の円筒部224に設けたられた円筒面ねじ部225のポンピング作用と遠心力により、密封対象流体を密封対象流体側空間Fに排出する方向の流れを生じ、外周リップ226による接触シール部と相俟って、密封装置内への泥水等の密封対象流体の浸入を防止することができる。
また、サイドシールリップ223を内向き側板部212に向かって回転軸101から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップ223を内向き側板部212から引き離す方向に作用するので、回転時の低トルク化を図ることができる。
図3(A)は、本発明の実施例3に係る密封装置を示している。
すなわち、この密封装置301も、ハウジング100と、ハウジング100と同心的に回転自在に組みつけられる回転軸101の間の環状隙間をシールするもので、ハウジング100に装着されるスリンガ310と、回転軸101に装着されるシール本体320とを有している。
スリンガ310は断面L字形状の金属環で、ハウジング100内周に嵌合固定される第1固定環部311と、第1固定環部311の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部312とを有している。
シール本体320は、第1固定環部311と対向して回転軸101に固定される金属製
の第2固定環部321と、第2固定環部321の密封対象流体側Fの端部から半径方向外方に向けて延びてスリンガ310の内向き側板部312と対向する金属製の外向き側板部322と、外向き側板部322に固定されスリンガ310の内向き側板部312に向かって延びてリップ先端が内向き側板部312に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体製のサイドシールリップ323と、を有している。
サイドシールリップ323は内向き側板部312に向かって回転軸101から離れる方向に傾斜する構成となっている。
また、シール本体320の外向き側板部322にはスリンガ310の内向き側板部312に対して微小間隙を介して対向するゴム状弾性体製の環状凸部324が焼き付け固定され、環状凸部324の端面には、回転軸101が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部としての端面ねじ部325が設けられている。
図示例では、端面ねじ部325がサイドシールリップ323の接触部に対して回転軸101側に配置されている。内向き側板部312の内径端は第2固定環部321に微小隙間g2を介して近接しており、端面ねじ部325は内向き側板部312の内径側半部に対向して形成され、サイドシールリップ323は内向き側板部312の外径端に近い位置に接触している。
端面ねじ部325は、たとえば、図3(B)に示すように、放射状の溝325aによって構成される。この端面ねじ部325は、図3(C)に示すように、サイドシールリップ323の接触部に対して内側(回転軸側)に設けてもよい。
また、シール本体320の外向き側板部322の外径端には半径方向外方に向けて密封対象流体側Fに傾斜して延びリップ先端が第1固定環部211内周に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体の外周リップ326が焼き付け固定され、密封装置内に密封対象流体が浸入する入口部分をシールしている。外周リップ326は、その付け根部が外向き側板部322よりも反密封対象流体側にずらして設けられている。また、サイドシールリップ323の付け根位置の外向き側板部322の外径端付近に設けられ、サイドシールリップ323と外周リップ326が外向き側板部322の外径端付近から分岐する構成となっている。
外周リップ326、サイドシールリップ323および環状凸部324は、外向き側板部322の半密封流体側端面を被覆するゴム状弾性体製の厚肉被覆部327によってつながっている。
この実施例3に係る密封装置は、スリンガ310の第1固定環部311に摺接する外周リップ326およびスリンガ310の内向き側板部312に摺接するサイドシールリップ323によって泥水等の密封対象流体がシールされる。回転軸101が回転すると、シール本体320の環状凸部324端面に設けたられた端面ねじ部325のポンピング作用と遠心力により、密封対象流体を密封対象流体側空間Fに排出する方向の流れが生じ、密封装置内への泥水等の密封対象流体の浸入を防止することができる。
また、サイドシールリップ323を内向き側板部312に向かって回転軸101から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップ323を内向き側板部312から引き離す方向に作用するので、回転時の低トルク化を図ることができる。
図4は、本発明の実施例4に係る密封装置を示している。
この実施例は、ポンピング作用部として、実施例2の円筒面ねじ部と、実施例3の端面ねじ部を組み合わせた構成で、泥水等の密封対象流体の排出効果をさらに高めたものである。
すなわち、この密封装置401も、ハウジング100と、ハウジング100と同心的に回転自在に組みつけられる回転軸101の間の環状隙間をシールするもので、ハウジング100に装着されるスリンガ410と、回転軸101に装着されるシール本体420とを有している。
スリンガ410は断面L字形状の金属環で、ハウジング100内周に嵌合固定される第1固定環部411と、第1固定環部411の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部と412を有している。
シール本体420は、前記第1固定環部411と対向して回転軸101に固定される金属製の第2固定環部421と、第2固定環部421の密封対象流体側Fの端部から半径方向外方に向けて延びてスリンガ410の内向き側板部412と対向する金属製の外向き側板部422と、外向き側板部422に固定されスリンガ410の内向き側板部412に向かって延びてリップ先端が内向き側板部412に摺動自在に密封接触するゴム状弾性体製のサイドシールリップ423と、外向き側板部422の外端部から前記内向き側板部412に向けて屈曲して延びる金属製の円筒部424と、を有している。
円筒部424外周には、回転軸101が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部としての円筒面ねじ部425が設けられている。
円筒面ねじ部425は、図4(B)に示すように、密封対象流体側Fに向かって開く三角形状の三角溝425aを円周方向に複数設けることによって構成される。三角溝425aは、頂点位置から密封対象流体側に向かって徐々に深くなっている。
また、シール本体420の円筒部424の反密封対象流体側の端部にはスリンガ410の内向き側板部412に対して微小間隙を介して対向するゴム状弾性体製の環状凸部426が設けられ、環状凸部426の端面に、回転軸101が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間Fに排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部としての端面ねじ部427が設けられている。
端面ねじ部427は、たとえば、図4(C)に示すように、放射状の溝427aによって構成される。
この実施例4では、実施例2と異なり、密封対象流体の入口側の円筒部424外周には外周リップが設けられておらず、円筒面ねじ部425と端面ねじ部427が隣接して設けられた構成となっている。端面ねじ部427とサイドシール部423は、円筒部424内周面および外向き側板部422の反密封対象流体側側面に被覆されるゴム状弾性体製の内側被覆部427aを介してつながっている。
また、シール本体420の第2固定環部421と外向き側板部422との角部には回転軸101との嵌着部をシールするゴム状弾性体製の固定シール部428が焼き付け固定され、この固定シール部428と円筒面ねじ部425が、外向き側板部422の密封対象流
体側側面を被覆するゴム状弾性体製の端面被覆部429を介してつながっている。
さらに、この実施例では、内向き側板部412の内径端と第2固定環部421の間の微小隙間g2を、内向き側板部412に固定される内周リップ部413によってシールしている。この内周リップ413は、付け根部が内向き側板部412の内径端に焼き付け固定され、第2固定環部421に向けて徐々に密封対象流体側に向けて傾斜して延び、リップ先端が第2固定環部421に摺動自在に密封接触する構成となっている。
この実施例4に係る密封装置は、スリンガ410の内向き側板部412に摺接するサイドシールリップ423と、第2固定環部421に摺接する内周リップ413とによって、泥水等の密封対象流体がシールされる。回転軸101が回転すると、シール本体420の円筒部424に設けたられた円筒面ねじ部425のポンピング作用および遠心力により、密封対象流体を密封対象流体側空間Fに排出する方向の流れを生じさせ、内周リップ413による接触シール部と相俟って、密封装置内への泥水等の密封対象流体の浸入を防止することができる。
また、サイドシールリップ423を内向き側板部412に向かって回転軸101から離れる方向に傾斜する構成としたので、回転中に遠心力がサイドシールリップ423を内向き側板部412から引き離す方向に作用するので、回転時の低トルク化を図ることができる。
図1は本発明の実施例1に係る密封装置の要部縦断面図である。 図2(A)は本発明の実施例2に係る密封装置の腰部縦断面図、同図(B)は同図(A)の円筒面ねじ部の部分展開図である。 図3(A)は本発明の実施例3に係る密封装置の腰部縦断面図、同図(B)は同図(A)の端面ねじ部の部分展開図である。 図4(A)は本発明の実施例4に係る密封装置の腰部縦断面図、同図(B)は同図(A)の円筒面ねじ部の部分展開図、同図(C)は同図(A)の端面ねじ部の部分展開図である。
符号の説明
1 密封装置
10 スリンガ
11 第1固定環部
12 内向き側板部
20 シール本体
21 第2固定環部
22 外向き側板部
23 サイドシールリップ
24 円筒面ねじ部
25 外周リップ
26 ゴム状弾性体の被覆部
100 ハウジング
101 回転軸
201 密封装置
210 スリンガ
211 第1固定環部
212 内向き側板部
220 シール本体
221 第2固定環部
222 外向き側板部
223 サイドシールリップ
224 円筒部
225 円筒面ねじ部
226 外周リップ
227 被覆部
228 固定シール部
229 端面被覆部
301 密封装置
310 スリンガ
311 第1固定環部
312 内向き側板部
320 シール本体
321 第1固定環部
321 第2固定環部
322 外向き側板部
323 サイドシールリップ
324 環状凸部
325 端面ねじ部
326 外周リップ
327 厚肉被覆部
401 密封装置
410 スリンガ
411 第1固定環部
412 内向き側板部
413 内周リップ
420 シール本体
421 第2固定環部
422 外向き側板部
423 サイドシールリップ
424 円筒部
425 円筒面ねじ部
425a 三角溝
426 環状凸部
427 端面ねじ部
427a 放射状の溝
428 固定シール部
429 端面被覆部
A 反密封対象流体側空間
F 密封対象流体側空間
g 微小隙間

Claims (6)

  1. 外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、
    外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、
    前記第1シール部材は、外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、
    前記第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部とを有し、該外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップとを有し、
    該サイドシールリップは内向き側板部に向かって内側回転部材に近づく方向に傾斜する構成となっていることを特徴とする密封装置。
  2. 第2シール部材の第2固定環部外周には、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、
    外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、
    第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、
    前記第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、該外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、前記外向き側板部の外端部から前記内向き側板部に向けて屈曲して延びる円筒部と、を有し、
    前記サイドシールリップは内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成とし、
    前記円筒部外周には、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とする密封装置。
  4. 前記円筒部の反密封対象流体側端部から半径方向外方に向けて密封対象流体側に傾斜して延びてリップ先端が第1固定環内周に摺動自在に密封接触する外周リップを有する請求項3に記載の密封装置。
  5. 外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、
    外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、
    第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、
    前記第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に向けて延びて第1
    シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、該外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、を有し、
    前記サイドシールリップは内向き側板部に向かって内側回転部材から離れる方向に傾斜する構成とし、
    第2シール部材の外向き側板部には第1シール部材の内向き側板部に対して微小間隙を介して対向する環状凸部を設け、該環状凸部の端面には、内側回転部材が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とする密封装置。
  6. 外側部材と該外側部材に対して同心的に回転自在に組み付けられる内側回転部材の間の環状隙間をシールするもので、
    外側部材に装着される第1シール部材と、内側回転部材に装着される第2シール部材とを有し、
    第1シール部材は外側部材内周に嵌合固定される第1固定環部と、該第1固定環部の反密封対象流体側の端部から半径方向内方に向けて伸びる内向き側板部とを有し、
    前記第2シール部材は、前記第1固定環部と対向して内側回転部材に固定される第2固定環部と、該第2固定環部の密封対象流体側の端部から半径方向外方に延びて第1シール部材の内向き側板部と対向する外向き側板部と、該外向き側板部に固定され前記第1シール部材の内向き側板部に向かって延びてリップ先端が内向き側板部に摺動自在に密封接触するサイドシールリップと、前記外向き側板部の外端部から前記内向き側板部に向けて屈曲して延びる円筒部と、を有し、
    該円筒部外周には、内側回転部材が回転した際に密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設け、
    前記第2シール部材の外向き側板部には第1シール部材の内向き側板部に対して微小間隙を介して対向する環状凸部を設け、該環状凸部の端面には、内側回転部材が回転した際に密封装置内に浸入した密封対象流体を密封対象流体側の空間に排出する方向の流れを生じさせるポンピング作用部を設けたことを特徴とする密封装置。
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