JP2005256412A - 雨樋内への異物侵入防止材 - Google Patents

雨樋内への異物侵入防止材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005256412A
JP2005256412A JP2004069291A JP2004069291A JP2005256412A JP 2005256412 A JP2005256412 A JP 2005256412A JP 2004069291 A JP2004069291 A JP 2004069291A JP 2004069291 A JP2004069291 A JP 2004069291A JP 2005256412 A JP2005256412 A JP 2005256412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foreign matter
rain gutter
preventive material
gutter
rain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004069291A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiko Tanaka
澄子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004069291A priority Critical patent/JP2005256412A/ja
Publication of JP2005256412A publication Critical patent/JP2005256412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】 雨樋へ容易に装着できる雨樋内への異物侵入防止材を提供することを目的とするもので、枯葉等の異物が雨樋内に滞留することはなく、晴天になればそのまま風によって飛散してしまい、雨水はそのままこの防止材中を容易に透過する構造とした。このため、異物は勿論であるが、雨水の滞留は全くなく、異物を取り除く作業も不要となる防止材を提供したものである。
【解決手段】 連通気泡性の樹脂フォ−ム或いは繊維マトリックスにて構成され、側面が雨樋の内側面に嵌め込み可能な形状となし、下面が雨樋面と間隔をもつ形状として、雨樋の長手方向に嵌め込まれたことを特徴とする雨樋内への異物侵入防止材。1‥異物侵入防止材、2、3‥異物侵入防止材の側面部、4‥異物侵入防止材の上面部、5‥異物侵入防止材の下面に形成した凹み、11‥雨樋、12‥雨樋の内側面、13‥雨樋の両縁部、14‥雨樋の底部、15‥流路。
【選択図】 図4

Description

本発明は雨樋内への異物侵入防止材に関するものである。
雨樋の上部は雨水を受けるために開成しているが、この開成面から枯葉等の異物が入ると雨樋の排水管口が詰まって、雨天時に雨樋に溜った雨水が雨樋から溢れ出し、家屋の外壁を汚したり、或いは外壁に滲み込んで雨漏りの原因となり、家屋を傷める等の支障をもたらす。
それで、ネット材を雨樋の寸法に合わせてカットし、カットしたネットカバーを針金等で止めて雨樋に張設したり、ネットカバ−をクリップで雨樋の両縁に装着したり(特許文献1)、或いはネットカバーが一体になっている雨樋のものがある。
特開2000−096787号公報
図1は特許文献1におけるネットカバ−21を示すものであり、合成樹脂材製である。そして、前後の縁枠部32a、32b、左右の縁枠部32c、32dで左右に長い矩形状に形成してあって、縁枠部内には網部33を形成してあり、若干可撓性を持たせることにより側面からみて弧状に撓めるようにしてある。32eは中間に設けた補強板である。
図2は雨樋25にネットカバ−21を装着した例であり、雨樋25の両縁25aに嵌合部26a、26bを備えたクリップ26を使用して両者を装着したものである。
しかるに、ネット材のカットやネットカバーを雨樋に取り付ける作業が面倒で厄介であり、更に、ネットカバーから塵埃や虫等入っても、ネットカバーが一体の場合には外せないので、雨樋内の掃除ができず、長年月の使用により雨樋の排水口が塵埃等で詰まるという弊害が生じる。
そして、かかるネットカバ−には特に枯葉の茎部が突き刺さり、又、ネットメッシュより小さいゴミは侵入し、これが取れずに何時までも雨樋の排水が不調となるという点でも大きな欠点があり、更にこれを取り除くには手作業で取り除く以外になく、その作業性は極めて難しく、作業性にも大きな危険が伴っている。
本発明は上述した問題点が除去され、雨樋へ容易に装着できる雨樋内への異物侵入防止材を提供することを目的とするものである。
本発明の要旨は、連通気泡性の樹脂フォ−ム或いは繊維マトリックスにて構成され、側面が雨樋の内側面に嵌め込み可能な形状となし、下面が雨樋面と間隔をもつ形状として、雨樋の長手方向に嵌め込まれたことを特徴とする雨樋内への異物侵入防止材に係るものである。
本発明は以上の通りであり、枯葉等の異物が雨樋内に滞留することはなく、晴天になればそのまま風によって飛散してしまい、雨水はそのままこの防止材中を容易に透過する構造としたものであり、このため、異物は勿論であるが、雨水の滞留は全くなく、異物を取り除く作業も不要となる防止材を提供したものである。
本発明は雨樋の長手方向に特殊な異物侵入防止材を嵌め込んでなるものであり、雨水はそのまま透過してしまい、更には、枯葉の茎部が刺さることはなく、乾燥状態になれば枯葉が飛散してしまい、雨樋内を清掃する必要がないという特徴がある。
本発明の異物侵入防止材としては、連通気泡性の樹脂フォ−ム或いは繊維マトリックスにて構成されている。連通気泡性の樹脂フォ−ムとしては、一般にはウレタンフォ−ムであり、連通気泡とするためにウレタンフォ−ムのセル膜を爆発法にて除去したものが好適である。そして、セル数が10〜30個/インチのものが好ましい。雨水の透過は速やかであり、小さいゴミも除去でき、晴天になれば乾燥は早く、しかも枯葉の茎部が刺さることもない。
本発明の異物侵入防止材の他の例としては、繊維マトリックスであり、不織布或いは化繊綿が代表的であり、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維が代表的なものである。これも又雨水の透過は速やかであり、小さいゴミも除去でき、晴天になれば乾燥は早く、しかも枯葉の茎部が刺さることもない。
そして、異物侵入防止材の側面が雨樋の内側面に嵌め込み可能な形状とするもので、例えば、雨樋の内側面とほぼ同一形状、或いはわずかに大きい形状としたものである。
そして、異物侵入防止材の上面が雨樋上縁部と略同一平面状をなすのが好ましく、凹凸形状であれば雨水を集めるのにはよいが、枯葉等の異物の集積場所となりやすいということから平面状とするのがよい。
又、異物侵入防止材の下面が雨樋の内面に接するのではなく、ある程度の空間をもつような形状とするものであり、集められた雨水が流れやすいようにされている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図3はウレタンフォ−ムからなる異物侵入防止材1であって、図4は雨樋に嵌め込んだ状態を示す断面図である。
さて、用いたウレタンフォ−ムはセル数が20/個のフォ−ムであり、セル膜が爆発法にて除去されたものである。これはブロック状に発泡成形されたウレタンフォ−ムより切断されて得られる。かかる異物侵入防止材1の側面2、3はほぼ雨樋11の内側面12とほぼ同形状となっており、上面4はほぼ平坦状となっている。この上面4は雨樋11内に嵌め込まれた場合には雨樋11の両縁部13とほぼ同一面をなすようにするのがよい。そして、嵌め込まれた場合に、雨樋11の底部14との間に流路15を形成するように、この例では凹み5が形成されている。
かくして雨樋中に嵌め込まれた異物侵入防止材は、屋根からの雨水を確実に捕らえ、直に雨樋のいわゆる流路にこれを導くことになる。しかるに、雨樋中には枯葉等の異物の侵入が阻止され、雨樋が枯葉等の異物で詰まることはない。
しかも、枯葉等はこの異物侵入防止材に突き刺さることはなく、容易に脱落し易く、しかも風によって容易に飛ばされ、枯葉等の異物で埋まってしまうことがない。
図1はネットカバ−を示す平面図である。 図2は雨樋にネットカバ−を装着した例である。 図3はウレタンフォ−ムからなる異物侵入防止材の斜視図である。 図4は図3の異物侵入防止材を雨樋に嵌め込んだ際の断面図である。
符号の説明
1‥異物侵入防止材、
2、3‥異物侵入防止材の側面部、
4‥異物侵入防止材の上面部、
5‥異物侵入防止材の下面に形成した凹み、
11‥雨樋、
12‥雨樋の内側面、
13‥雨樋の両縁部、
14‥雨樋の底部、
15‥流路。

Claims (7)

  1. 連通気泡性の樹脂フォ−ム或いは繊維マトリックスにて構成され、側面が雨樋の内側面に嵌め込み可能な形状となし、下面が雨樋面と間隔をもつ形状として、雨樋の長手方向に嵌め込まれたことを特徴とする雨樋内への異物侵入防止材。
  2. 上面が雨樋上縁部と略同一平面状をなす請求項1記載の雨樋内への異物侵入防止材。
  3. 樹脂フォ−ムがウレタンフォ−ムである請求項1記載の雨樋内への異物侵入防止材。
  4. ウレタンフォ−ムがセル膜を除去したものである請求項3記載の雨樋内への異物侵入防止材。
  5. ウレタンフォ−ムのセル数が10〜30個/インチである請求項4記載の雨樋内への異物侵入防止材。
  6. 繊維マトリックスが不織布或いは化繊綿である請求項1記載の雨樋内への異物侵入防止材。
  7. 不織布がナイロン繊維或いはポリエステル繊維である請求項6記載の雨樋内への異物侵入防止材。
JP2004069291A 2004-03-11 2004-03-11 雨樋内への異物侵入防止材 Pending JP2005256412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004069291A JP2005256412A (ja) 2004-03-11 2004-03-11 雨樋内への異物侵入防止材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004069291A JP2005256412A (ja) 2004-03-11 2004-03-11 雨樋内への異物侵入防止材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005256412A true JP2005256412A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35082414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004069291A Pending JP2005256412A (ja) 2004-03-11 2004-03-11 雨樋内への異物侵入防止材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005256412A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200969B2 (en) * 2003-01-14 2007-04-10 Rotter Martin J Down spout guard made from non-woven material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200969B2 (en) * 2003-01-14 2007-04-10 Rotter Martin J Down spout guard made from non-woven material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7740755B2 (en) Foam insert for rain gutter
US8312677B2 (en) Non clogging screen
CA2469378C (en) Gutter foam filter
US8397436B2 (en) Self cleaning shield
MXPA06013499A (es) Blindaje auto-limpiador.
EP1627975A3 (en) Down Spout Guard Made From Non-Woven Material
WO2009014370A2 (en) Waste collecting and deodorizing chamber for manhole
JP2009207468A (ja) 果実袋
US5159789A (en) Noise baffle for drain pipes
KR20170049471A (ko) 도로 배수구용 거름판
JP2005256412A (ja) 雨樋内への異物侵入防止材
US7950188B1 (en) Gutter protector
KR20160093976A (ko) 배수구 그레이팅 필터
US20110185642A1 (en) Greatest Gutter Guard
US9388559B2 (en) Device for filtering debris in a gutter downspout and related method
JP4948832B2 (ja) 側溝ブロック
KR101959442B1 (ko) 파이프 어셈블리
KR200486458Y1 (ko) 물받이용 낙엽 방지 커버
JP3036758U (ja) 脱水篭用水切り袋
JP2010013843A (ja) 集水器カバー部材とその取付け構造
JP4506551B2 (ja) 換気棟構造
JP3215255U (ja) 雨樋のごみ侵入防止装置
JPS5815536Y2 (ja) 温室その他の組立てハウスにおける屋根板と軒げたの取付け構造
JP2007120153A (ja) 軒先用集水部材及びこれを用いた軒先構造
KR101744534B1 (ko) 그레이팅의 스크린 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630