JP2005256392A - ループ斜張橋 - Google Patents

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泰生 江頭
Tsutomu Miyagawa
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Abstract

【課題】 本発明は、従来のループ橋が、その桁下空間の利用が阻害されることの不都合に鑑みなされたもので、その桁下空間の有効利用が図れるループ斜張橋を得ることを目的とする。
【解決手段】 ループ斜張橋であって、閉断面で、ループ状とした橋桁を、該橋桁のループの中央位置に立設した塔に斜材を介して吊持すると共に、該橋桁の両端部を地上道路と高架道路に固定手段により固定連結し、かつ、橋桁内に交通床版を施設した。
また、閉断面とした橋桁の上面に、斜材の橋桁への取り付け構造を設けたこと、橋桁と塔との間に横揺れ部材を配設したこと、および閉断面形状を楕円形、円形、矩形としたことも特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上に設置された道路(以下地上道路とする)から高架道路へ繋がる摺り付け部などに設置されるループ斜張橋に係わる。
一般に、地上道路から高架道路に繋がる摺り付け部には斜路が設置される。短区間の道路にこのような斜路を設置する場合、スパイラル状の斜路が設置されている。斜路としては、通常、土盛りで形成されたり、ループ橋が用いられている。
従来のループ橋は、スパイラル状の桁橋を橋脚で支える構成になっている(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。
しかし、このような構成の場合、スパイラル状の桁橋の下面には、所定の間隔で、下面に沿って多数の橋脚が設置されることになり、スパイラル状桁橋の桁下空間の利用が阻害され、土地の有効利用の観点から問題であった。
前記非特許文献1に示されるものは、海上にループ橋を設置したものであるが、この場合も同様に、桁下空間は有効利用されていない。
文献「橋梁年鑑」平成6年版 平成6年9月27日 社団法人 日本橋梁建設協会発行(第76頁)。 文献「橋梁年鑑」平成13年版 平成13年9月26日 社団 法人日本橋梁建設協会発行(第66頁)。
本発明は、従来のループ橋が、その桁下空間の利用が阻害されることの不都合に鑑みなされたもので、その桁下空間の有効利用が図れるループ斜張橋を得ることを目的とする。
ループ斜張橋であって、閉断面で、ループ状とした橋桁を、該橋桁のループの中央位置に立設した塔に斜材を介して吊持すると共に、該橋桁の両端部を地上道路と高架道路に固定手段により固定連結し、かつ、橋桁内に交通床版を施設した。
また、閉断面とした橋桁の上面に、斜材の橋桁への取り付け構造を設けたこと、橋桁と塔との間に横揺れ部材を配設したこと、および閉断面形状を楕円形、円形、矩形としたことも特徴とする。
従来のループ橋と斜張橋を組み合わせた構成に相当し、ループ橋の桁下から塔以外の地上構造物を排除した構成となり、桁下の空間に駐車場や店舗の設置、あるいは、公園やプレーゾーンなどを造営でき、土地を有効利用することができるようになった。
また、このループ橋を海上に設置する場合でも、該桁下空間部にヨットハーバーやボート桟橋、あるいは、水上店舗などを構えることができるようになった。
以下図に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明によるループ斜張橋の概略を示す側面図、図2は同平面図、図3は図1のA−A線に沿った正断面図である。
図において、1は高架道路であり、2は高架道路1の橋脚である。3は地上道路面、4は地上道路面3から高架道路1に乗り上げるためのループ橋である。5はループ橋4の橋桁であって、閉断面で、ループ状とした形状であり、鉄鋼製や鉄鋼とコンクリートの複合材あるいはアルミニウム材製などであり、楕円形、円形、矩形などの閉断面としてねじり剛性の高い形状にしてある。
6はループ橋4の塔であって、ループ橋4を設置する位置の中央、つまり、ループ橋4のループの中央位置に立設されており、鋼管製やコンクリート製などの塔である。
7は塔6の頂部と橋桁5の上面適所間に張られたワイヤーロープなどの斜材であり、橋桁5は塔6に斜材7によって斜張されている。
8は橋桁5の吊り点を示しており、図では4点吊りの状態にしているが、必要に応じて適所に吊り点8を設けることができる。吊り点8には、吊り具など斜材7の橋桁5への適宜の取り付け構造が固定されている。
橋桁5の両端部は高架道路1および地上道路面3に固定連結されている。固定手段については図示していないが、例えば、橋桁5の両端部にベースプレートを取り付け、高架道路1および地上道路面3に施設されたアンカーボルトにボルト止めするなど適宜の手段で固定される。したがって、橋桁5は塔6に吊持されると共に、固定手段によって平面的にも安定して固定されることになる。
なお、高架道路1の橋桁も、本発明のループ橋4の橋桁5と同一形状の閉断面構造(閉断面で、チューブ状の橋桁)とすれば、ループ橋4と高架道路1の接続は、簡単な固定手段でスムーズな接続が得られる。
9は橋桁5内に施設された交通床版であり、10は交通床版9上両側に設けられた地覆である。11は交通床版9の支承体である。また、12は交通床版9と地上道路面3との段差を無くすために、地上道路面3に施工されたスロープである。
なお、図中13は橋桁5と塔6との間に配設された横揺れ防止部材であって、橋桁5と塔6とに固定され、水平に配設されており、図2に示すごとく平面視して前後、左右方向に配設されている。この横揺れ防止部材13を配設することにより、橋桁5は極めて安定した状態で吊持される。
このように本発明は、閉断面で、ねじり剛性を高めたループ状とした橋桁5を、斜材7を介して塔6に斜張する構成としたものであり、従来のループ橋と斜張橋を組み合わせた構成に相当するもので、塔6以外の地上構造物を排除したので、桁下空間を多用途に有効利用することが可能である。
なお、橋桁5を閉断面構造としているので、吊り点8は橋桁5の上面に設けることができ、斜材7の橋桁5への取り付け構造は極めて簡単なものとなるし、斜材7の取り付け構造が橋桁5内の交通に何らの制約を与えることもない。
また、図示した橋桁5の閉断面形状は楕円形であって、構造材として高いねじり剛性が得られ、交通床版9の幅も広くとれる。円形の閉断面形状とした場合は、上下に若干の空部を生じるが、極めて高いねじり剛性が得られるし、矩形の閉断面形状とした場合は、上下の空部を減らし、幅一杯に交通床版を施設できると云うメリットがあり、閉断面形状は任意に選択される。
なお、橋桁5に窓状の明かり採りや排気口を設けることは可能である。
本発明によるループ斜張橋の概略を示す側面図。 同平面図。 図1のA−A線に沿った正断面図。
符号の説明
1 高架道路 2 橋脚
3 地上道路面 4 ループ橋
5 橋桁 6 塔
7 斜材 8 吊り点
9 交通床版 10 地覆
11 支承体 12 スロープ
13 横揺れ防止部材

Claims (6)

  1. 閉断面で、ループ状とした橋桁を、該橋桁のループの中央位置に立設した塔に斜材を介して吊持すると共に、該橋桁の両端部を高架道路および地上道路面に、固定手段により固定連結し、かつ、該橋桁内に交通床版を施設したことを特徴とするループ斜張橋。
  2. 閉断面とした橋桁の上面に、斜材の橋桁への取り付け構造を設けたことを特徴とする請求項1記載のループ斜張橋。
  3. 橋桁と塔との間に横揺れ防止部材を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のループ斜張橋。
  4. 閉断面を楕円形としたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のループ斜張橋。
  5. 閉断面を円形としたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のループ斜張橋。
  6. 閉断面を矩形としたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のループ斜張橋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109972496A (zh) * 2019-04-25 2019-07-05 中铁第一勘察设计院集团有限公司 圆形斜拉桥结构
KR20200122783A (ko) * 2019-04-19 2020-10-28 주식회사 포스코 교량구조물
KR102323751B1 (ko) * 2021-05-13 2021-11-08 임영삼 형하공간 확보를 위한 주탑부 경사로를 구비하는 해상 현수인도교

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