JP2005255396A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2005255396A
JP2005255396A JP2004073045A JP2004073045A JP2005255396A JP 2005255396 A JP2005255396 A JP 2005255396A JP 2004073045 A JP2004073045 A JP 2004073045A JP 2004073045 A JP2004073045 A JP 2004073045A JP 2005255396 A JP2005255396 A JP 2005255396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
pallet
code
article
turntable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004073045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4433387B2 (ja
Inventor
Isato Fukutaki
勲人 福瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2004073045A priority Critical patent/JP4433387B2/ja
Publication of JP2005255396A publication Critical patent/JP2005255396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4433387B2 publication Critical patent/JP4433387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】 出庫後のピッキング作業が能率良く行える自動倉庫を提供する。
【解決手段】 自動倉庫1は、物品を積載するパレット2を複数格納可能なラック4,5と、パレット2の搬送を担うスタッカクレーン3と、スタッカクレーン3が軌道31に従って反復走行する区間の途中に配置されたターンテーブル7と、ラック4,5のそれぞれの端に位置する第1,第2の入出庫ステーション8,9とを備え、パレット2の複数の収納区分領域のうち、指定した収納区分領域が入出庫ステーション8,9に居るオペレータの正面に位置するように、スタッカクレーン3にて搬送するパレット2を途中で一旦ターンテーブル7に置き、回転させてた後、入出庫ステーション8又は9に搬送する。
【選択図】 図1

Description

物品が積載されたパレットを複数収納可能なラックと、該ラックに沿って走行し前記パレットの入出庫を行うスタッカクレーンと、該スタッカクレーンのパレットの受渡しを行う複数の入出庫ステーションと、を備える自動倉庫に関する。
図5に例示した従来例の自動倉庫は、複数個の物品mを積載するパレットpを収納するために複数の格納位置を備えるラックa,bと、ラックa,b間に敷設されたレールrに沿って走行可能なスタッカクレーンsと、スタッカクレーンsによって運ばれるパレットの受渡しを行う入出庫ステーションcと、を備える。スタッカクレーンsはマストに沿って昇降可能なキャリッジを備え、このキャリッジに備える伸縮可能なフォークによってパレットpの取り降ろしを行う。入出庫ステーションcは図5の例ではオペレータ自身の操作に基づき(例えば、オペレータの手によって、またはオペレータのボタン等の操作によって)回転可能なターンテーブルtを備え、ターンテーブルt上に載せたパレットpの向きを変えることができる。このような自動倉庫としては、下記の特許文献に開示されたものがある。
特開平8−91507号公報
上記自動倉庫によると、入出庫ステーションcにパレットpを搬送した状態で、オペレ一夕がパレットpに積載された複数の物品mの何れかを選択して取り出す、いわゆるピッキング作業を行う場合に次の間題が起こる。即ち、ピッキング作業を行う際に、オペレ一夕が入出庫ステーションcの例えば一端y付近に立つとする。この状態で、ターンテーブルtをオペレ一夕自身の操作に基づき回転させることにより、物品mを一端y寄りへ移動させるという操作を伴う。この操作は物品mが一端yから離れて在る場合に、このような物品mまでオペレー夕の手が届かなかったり無理な姿勢で作業するのを避けるために頻繁に行われる。また、入出庫ステーションcにパレットpが搬送された後、所望の物品mがパレットpの何処に載っているかをオペレ一夕が直ちに見分けられない場合もオペレー夕自身がターンテーブルtを小刻みに回転させながら物品mを探すという手間を要する。
本発明は上記の問題に鑑みて成されたものであり、出庫後のピッキング作業が能率良く行える自動倉庫を提供することを目的とする。
本発明に係る自動倉庫は、物品が積載されたパレットを複数収納可能なラックと、該ラックに沿って走行し前記パレットの入出庫を行うスタッカクレーンと、該スタッカクレーンのパレットの受渡しを行う複数の入出庫ステーションと、を備える自動倉庫であって、 前記スタッカクレーンの走行区間の途中に配置され、鉛直軸周りに駆動回転するターンテーブルと、前記スタッカクレーンの入出庫動作と前記ターンテーブルの回転駆動とを制御する制御装置と、前記パレットに積載された複数の物品を特定するための物品コードが入力される入力手段と、前記パレットを区割りした複数の収納区分領域をパレットに特定する収納区分コードに、前記物品コードを対応させて記録する在庫情報記憶手段と、前記複数の収納区分領域に合致するように個々の前記入出庫ステーションを区割りした複数の作業区分領域、及び該複数の作業区分領域の何れかに定められるピッキングエリアを各々特定する、作業区分コードを記録する作業区分記憶手段とを備え、前記制御装置は、出庫の対象となる前記物品の物品コードを出庫指令コードとして認識し、該出庫指令コードにて特定される物品を積載するパレットの収納区分コードを前記複数の入出庫ステーションから選択される1つの入出庫ステーションの作業区分コードに照合し、前記出庫指令コードに対応する収納区分コードが、前記1つの入出庫ステーションのピッキングエリアを特定する作業区分コードに相違することに基づき、前記出庫の対象となる物品を積載するパレットを、前記スタッカクレーンにより前記ラックから前記選択された入出庫ステーションへ出庫する途中で前記ターンテーブルへ搬送し、前記出庫の対象となる物品の属する収納区分領域が前記ピッキングエリアに一致する方向に、前記ターンテーブルを回転させ、該回転させたパレットを該ターンテーブルから前記選択された入出庫ステーションに出庫することを特徴とする。
更に、本発明に係る自動倉庫は、前記ターンテーブルの回転に従って方向転換する前記パレットの収納区分領域に基づいて、前記在庫情報記憶手段に記録された作業区分コードを更新することを特徴とする。
本発明に係る自動倉庫によれば、パレットに積載される物品毎に、これを特定する物品コードを入力できる。このため、新たな物品を入庫する度に、新たな物品の物品コードを、パレットを区割りした複数の収納区分領域を特定する収納区分コードに対応させて記録しておけば、1つの物品コードに基づき、同物品コードによって特定される物品を積載するパレットを特定でき、しかも、このように特定された物品が、パレットに定めた複数の収納区分領域の何れに属するのかまでを認識することができる。
一方、個々の入出庫ステーションに、パレットの複数の収納区分領域に合致する複数の作業区分領域を定め、更に複数の作業区分領域の何れかをピッキングエリアと定めれば、これら複数の作業区分領域、及びピッキングエリアを、それぞれ作業区分コードとして特定することができる。
上記の物品を出庫させる場合に、その対象となる物品(以下で「出庫物」と記す。)の物品コードを出庫指令コードとして認識し、複数の入出庫ステーションから選択される1つの入出庫ステーションの作業区分コードに、出庫物を積載するパレットの収納区分コードを照合する。そして、出庫指令コードに対応する収納区分コードが、1つの入出庫ステーションのピッキングエリアを特定する作業区分コードに相違することを判定した場合には、出庫物を積載するパレットをラックから入出庫ステーションへ搬送する途中で一旦ターンテーブルへ搬送し、出庫物が属する収納区分領域がピッキングエリアに一致する方向に、ターンテーブルを回転させる。上記判定の結果、出庫物の位置が初めから入出庫ステーションのピッキングエリアに一致する場合は出庫物を積載するパレットをターンテーブルへ搬送するととなく直接に入出庫ステーションに搬送する。
上記のピッキングエリアを、例えば、ピッキング作業を行うオペレ一タが立つ場所又はその付近に定めておけば、出庫物の位置がピッキングエリアに一致しないことに基づきターンテーブルを回転させてパレットの方向転換を図った上で、出庫物を積載するパレットをターンテーブルから入出庫ステーションへ搬送することにより、出庫物の位置をピッキングエリアに一致させることができる。これにより、ピッキング作業を行うオペレータから、パレットに積載された出庫物までの距離を最適化できるので、従来のようなオペレ一タが無理な姿勢で作業しなければならない場合の問題を解決でき、ピッキング作業を迅速且つ容易に行うことができる。
しかも、ターンテーブルを上記のように回転させた結果として、出庫物は必ずピッキングエリアの限られた範囲に位置するので、オペレ一タが出庫物を求めてパレット全体を探すという煩雑さを回避することができる。更に、本発明に係る自動倉庫は、既存の自動倉庫においてターンテーブルに駆動機構を持つものであれば動作指令を担うプログラムを変更するだけで、スタッカクレーン及びターンテーブルの動作制御が簡単に実現できるので、その製造コストが極めて安価であり、また設備投資を最小限に抑えることができる。
更に、本発明に係る自動倉庫によれば、複数の入出庫ステーションから選択される1つの入出庫ステーションが、入力手段から入力可能なステーションコードにより特定されるので、複数の入出庫ステーション毎に異なるピッキングエリアを定める必要がある場合、ピッキングエリアの変更、又はピッキングエリアの数を増減する場合に、これらの設定は、所望のステーションコードをオペレータ等が入力手段から入力するだけで、簡単に行うことができる。
更に、本発明に係る自動倉庫によれば、ターンテーブルの回転に従って方向転換するパレットの収納区分領域に基づいて、在庫情報記憶手段に記録された作業区分コードを更新することができる。このため、ターンテーブルを上記のように回転させた結果、出庫以前にラックに収納されていた状態のパレットの収納区分領域と、出庫後にピッキング作業を終えたパレットの収納区分領域とが相違するに至った場合に、ターンテーブルの向きを出庫以前の状態に復帰させなくても、同パレットを再出庫する際に、同パレットの複数の収納区分にそれぞれ属する物品が何であるかを正確に認識し、上記の効果を繰り返し達成することができる。
本発明の実施形態に係る自動倉庫を以下に説明する。また、スタッカクレーン、ターンテーブル、マイクロコンピュータ、及びラック等の自明の技術については、その詳細な図示及び説明を省略する。
図1に示すように、実施例1の自動倉庫1は、物品を積載するパレット2の格納位置を複数備える2列のラック4,5と、このラック4,5間に敷かれたレール31上を走行するスタッカクレーン3と、ラック4,5のそれぞれの端に配置された第1の入出庫ステーション8及び第2の入出庫ステーション9と、スタッカクレーン3の走行区間の途中に配置されたターンテーブル7と、を備える。なお、上記ラック4,5は、高さ方向における格納位置の数え方を「段」とし、下から1段、2段、…と数えると共に、スタッカクレーン3の走行方向と平行な方向における格納位置の数え方を「連」とし、入出庫ステーション8に近い側から1連、2連、…と数える。
自動倉庫1は、図2に示すように、スタッカクレーン3にその動作を制御する制御信号を送信する制御装置10と、バーコードリーダ等を主体とする第1の入力手段11、及びキーボードを主体とする第2の入力手段15と、制御装置10が適時アクセス可能な情報が記録されるメモリから成る在庫情報記憶手段12、及び同じくメモリから成る作業区分記憶手段13を含めた記憶手段14と、を備える。
パレット2は、物品を荷受面に積載したままスタッカクレーン3のフォークで掬い上げられる枠体の他、物品を積載した状態でスタッカクレーン3によって搬送できるものであれば籠体又は箱体等でも良い。ここで「物品」には、荷物、部品、材料、食品類のような流通の対象となり得る物総てが含まれ、更には、これらを収納するためのケース又は容器等も含まれる。スタッカクレーン3は、レール31に沿って走行可能であり、マストに沿って昇降自在に支持されるキャリッジに、ラック4又はラック5の内外に進退動できるフォークが設けられている。
上記入出庫ステーション8,9はスタッカクレーン3によってパレットpのやり取りを行う位置と、オペレータがピッキングする位置との間を走行可能なステーション台車20,21を備える。
上記ターンテーブル7は減速機を介して電動機等の駆動源に接続されており、この駆動源を起動することにより図1中で時計回り又は反時計回りに回転される。また、駆動源の起動/停止の制御は、上記制御装置10から送出される制御信号に基づいて行われる。
上記制御装置10はCPUを主体とし、第1の入力手段11、第2の入力手段15、記憶手段14、及びディスプレイ部16と共にマイクロコンピュータを構成している。記憶手段14は、例えばハードディスクのように、制御装置10が適時読み込み可能なプログラム等を記録できる記憶媒体であれば良い。また、在庫情報記憶手段12及び作業区分記憶手段13は、それぞれ個別の記憶媒体であっても良いが、在庫情報記憶手段12及び作業区分記憶手段13にそれぞれ対応する記憶領域を1つのハードディスク等に設定しても良い。第1の入力手段11は、複数のパレット2に積載される物品毎に、これらを逐一特定するための物品コードが入力できる。例えば、新たに物品を入庫する度に、その荷札にバーコードとして記した物品固有の物品コードを、第1の入力手段11で読み取れば、これを制御装置10が認識する。そして、制御装置10は、この新たに入庫した物品を、既に在庫している多数の物品と区別できる。
また、制御装置10は、複数のパレット2のそれぞれの荷受面を2以上に区割りした収納区分領域を定め、これらを収納区分コードとして認識できる。図示の収納区分領域A〜Dは、荷受面を4つに区割りした例であるが、荷受面を2分割、3分割としても良く、或いは5つ以上に細かく区割りしても良い。在庫情報記憶手段12は、個々のパレット2毎に収納区分領域A〜Dを特定する収納区分コードを、図3に例示するように、第1の入力手段11から入力される物品コードに対応させて記録する。
図3は、物品コード「0001」にて特定される物品の収納区分コードが「113(A)」であることを意味し、物品コード「0002」にて特定される物品の収納区分コ−ドが「215(C)」であることを意味する。収納区分コード「113(A)」は、その物品がラック4の1段,3連のパレット2’に収納されることに加え、その物品が同パレット2’の収納区分領域Aに積載されることを意味し、収納区分コード「215(C)」は、その物品が他のラック5の1段,5連のパレット2’に収納されることに加え、その物品が同パレット2’の収納区分額域Cに積載されることを意味する。
一方、制御装置10は、第1、第2の入出庫ステーション8,9を特定するステーションコードによって両者を区別し、第1,第2の入出庫ステーション8,9に、それぞれ複数の収納区分領域A〜Dに合致する複数の作業区分領域A’〜D’を定め、更に複数の作業区分領域A’〜D’の何れかをピッキングエリアとして定め、これらの作業区分領域A’〜D’及びピッキングエリアを特定する作業区分コードとして認識する。
上記のステーションコードは、入出庫ステーションの台数を増減する場合に、オペレ一タによって第2の入力手段15から入力し、又は既に入力したものを変更できる。また、ピッキングエリアは、自動倉庫1を設置する構内の状況等に応じて設定/変更できる。例えば、第1の入出庫ステーション8のピッキングエリアをC’としても良い。この設定は、オペレ一タが第1の入出庫ステーション8の一端y付近に立ってピッキング作業を行うことに基づいている。同様に、第2の入出庫ステーション9のピッキングエリアをC’としても良いが、オペレ一タが第2の入出庫ステーション9の側部X付近に立ってピッキング作業を行うことを考慮してB’に変更しても良く、又はB’とC’の両方をピッキングエリアに設定しても良い。
以下に、本発明に係る自動倉庫1による出庫について、図1乃至図4に基づき説明する。文中のSl〜S8は、図4のフローチャートにおけるステップを表している。
即ち、自動倉庫1に入庫される物品はパレット2に積載された状態で、ラック4,又はラック5に収納されている。このように収納された物品は、それぞれを特定する物品コードが既に第1の入力手段11を経て制御装置10に入力され(S1)、在庫情報記憶手段12に蓄積されている。更に、在庫情報記憶手段12は、図3に例示したように、総ての物品の物品コードを、パレツト2の荷受面を区割りして定めた複数の収納区分領域A〜Dを特定する収納区分コードに対応させて記録している。従って、制御装置10は、1つの物品コードに基づき、これによって特定される物品を積載するパレット2を特定でき、更にはパレット2に定めた複数の収納区分領域の何れに、どの様な物品が積載されているかを認識できる。
ラック4,5に収納された多数の物品の中から1つの物品を出庫する要請があった場合に、この出庫の対象となる物品(以下で「出庫物」と記す。)の物品コードを出庫指令コードとして、オペレ一タが第2の入力手段15に入力する(S2)。第2の入力手段15から制御装置10へ物品コードを含む出庫指令コードが送られると、制御装置10は、スタッカクレーン3を、出庫物を積載するパレット2(2’を含む)へ向かって走行させ、同パレット2をラック4又はラック5から出庫する動作を開始する(S3)。また、上記の出庫指令コードに基づき、制御装置10は、第1の入出庫ステーション8又は第2の入出庫ステーション9の何れかを選択して、その収納区分領域A’〜D’を特定する作業区分コードに、出庫指令コードに対応する収納区分コードを照合する(S4)。
ここで、制御装置10が第1,第2の入出庫ステーション8,9の何れを選択するかは、両者の一方に先行して出庫されたパレット2が残留している場合に、他方を選択するように予めプログラムにより規定しても良い。或いは、オペレ一タが出庫指令コードを入力する操作に併せて、オペレ一タが自発的に、所望の作業ステーションのステーションコードを入力し、同コードに従って選択するようにしても良い。
続いて、制御装置10は、出庫物の位置が上記例示のピッキングエリアC’に一致するか否かを判定する(S5)。この結果に基づき、制御装置10は以下の制御を実行する。例えば、出庫物が収納区分領域Aに属する場合、言い換えれば、第1,第2の入出庫ステーション8,9の何れかにパレット2が搬送された時点で出庫物の位置が作業区分領域A’に一致する場合は、先ず、スタッカクレーン3により、出庫物を積載したパレット2をターンテーブル7まで搬送する(S6)。そして、ターンテーブル7を図1中で時計回り又は反時計回りに180度回転させる(S7)ことにより、ターンテーブル7に置かれたパレット2の収納区分領域Aを、ピッキングエリア(作業区分領域)C’に一致させる。
また、例えば、第1の入出庫ステーション8が選択され場合において、出庫物が収納区分領域B(作業区分領域B’)に属する場合は、ターンテーブル7を図1中で時計回りに90度回転させる(S7)ことにより、パレット2の収納区分領域BをピッキングエリアC’に一致させる。或いは、出庫物が収納区分領域D(作業区分領域D’)に属する場合は、ターンテーブル7を図1中で反時計回りに90度回転させることにより、パレット2の収納区分領域DをピッキングエリアC’に一致させる。
更に、制御装置10は、ターンテーブル7の回転に伴い方向転回したパレット2を、第1,第2の入出庫ステーション8,9の何れか選択された方へ搬送する(S8)。但し、出庫物が出庫以前から収納領域Cに積載されているならば、上記のようにパレット2をターンテーブル7まで搬送する動作を省略し、パレット2を直接に第1又は第2の入出庫ステーション8,9まで搬送する。
以上のようにターンテーブル7を適宜に回転させることにより、出庫物の位置をピッキングエリアC’に一致させ、ピッキング作業を行うオペレ一タの前に出庫物を位置させることができる。従って、ピッキング作業を迅速且つ容易に行うことができる。しかも、ターンテーブル7を上記のように回転させた結果として、出庫物は必ずピッキングエリアC’の限られた範囲に位置するので、オペレ一タはパレット2の全体から出庫物を探す必要はない。
また、以上の構成は、既存のマイクロコンピュータ等を制御装置10として適用する場合でも、このマイクロコンピュータ等が適時読込み可能なプログラムを変更するだけで、簡単に実現できるという利点がある。
以上の構成に加え、制御装置10は、ターンテーブル7の回転に従って方向転換するパレット2の収納区分領域A〜Dに基づいて、在庫情報記憶手段12に記憶された作業区分コードを更新しても良い。これにより、ターンテーブル7を上記のように回転させた結果、出庫以前にラック4,5に収納されていた状態のパレット2の収納区分領域A〜Dと、出庫後にピッキング作業を終えたパレット2の収納区分領域A〜Dとが相違するに至った場合に、ターンテーブル7の向きを出庫以前の状態に復帰させなくても、同パレットを再出庫する際に、同パレットの複数の収納区分領域A〜Dにそれぞれ属する物品が何であるかを、制御装置10は正確に認識することができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できるものである。例えば、入出庫ステーション8を3台以上に増設しても良い。
本発明によれば、物品の出庫後にオペレ一タがそのピッキング作業を容易且つ迅速に行えるシステムを実現することができる。
本発明に係る自動倉庫の平面図。 本発明に係る自動倉庫の要部の構成を示すブロック図。 本発明に係る自動倉庫に適用した在庫情報記憶手段に記録される情報の一覧表。 本発明に係る自動倉庫の出庫管理工程を表すフローチャート。 ・従来例の自動倉庫の平面図。
符号の説明
1:自動倉庫
2:パレット
3:スタッカクレーン
4,5:ラック
7:ターンテーブル
8,9:入出庫ステーション
10:制御装置
11,15:入力手段
12:在庫情報記憶手段
13:作業区分記憶手段
20,21:ステーション台車
A,B,C,D:収納区分領域
A’,B’,C’,D’;作業区分領域(ピッキングエリア)

Claims (2)

  1. 物品が積載されたパレットを複数収納可能なラックと、該ラックに沿って走行し前記パレットの入出庫を行うスタッカクレーンと、該スタッカクレーンのパレットの受渡しを行う複数の入出庫ステーションと、を備える自動倉庫であって、
    前記スタッカクレーンの走行区間の途中に配置され、鉛直軸周りに駆動回転するターンテーブルと、
    前記スタッカクレーンの入出庫動作と前記ターンテーブルの回転駆動とを制御する制御装置と、
    前記パレットに積載された複数の物品を特定するための物品コードが入力される入力手段と、
    前記パレットを区割りした複数の収納区分領域をパレットに特定する収納区分コードに、前記物品コードを対応させて記録する在庫情報記憶手段と、
    前記複数の収納区分領域に合致するように個々の前記入出庫ステーションを区割りした複数の作業区分領域、及び該複数の作業区分領域の何れかに定められるピッキングエリアを各々特定する、作業区分コードを記録する作業区分記憶手段とを備え、
    前記制御装置は、出庫の対象となる前記物品の物品コードを出庫指令コードとして認識し、該出庫指令コードにて特定される物品を積載するパレットの収納区分コードを前記複数の入出庫ステーションから選択される1つの入出庫ステーションの作業区分コードに照合し、
    前記出庫指令コードに対応する収納区分コードが、前記1つの入出庫ステーションのピッキングエリアを特定する作業区分コードに相違することに基づき、前記出庫の対象となる物品を積載するパレットを、前記スタッカクレーンにより前記ラックから前記選択された入出庫ステーションへ出庫する途中で前記ターンテーブルへ搬送し、
    前記出庫の対象となる物品の属する収納区分領域が前記ピッキングエリアに一致する方向に、前記ターンテーブルを回転させ、
    該回転させたパレットを該ターンテーブルから前記選択された入出庫ステーションに出庫することを特徴とする自動倉庫。
  2. 前記ターンテーブルの回転に従って方向転換する前記パレットの収納区分領域に基づいて、前記在庫情報記憶手段に記録された作業区分コードを更新することを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫。
JP2004073045A 2004-03-15 2004-03-15 自動倉庫 Expired - Fee Related JP4433387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073045A JP4433387B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073045A JP4433387B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 自動倉庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005255396A true JP2005255396A (ja) 2005-09-22
JP4433387B2 JP4433387B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=35081504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004073045A Expired - Fee Related JP4433387B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 自動倉庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4433387B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011157198A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Daifuku Co Ltd ピッキング設備
RU2643615C2 (ru) * 2016-03-09 2018-02-02 Юрий Петрович Уфуков Транспортная складская система
JP2020117351A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社ダイフク 物品搬送設備
CN111738636A (zh) * 2019-03-25 2020-10-02 北京京东尚科信息技术有限公司 多楼层建筑仓库及其生产方法、货梯和仓库管理系统
CN116750390A (zh) * 2023-08-16 2023-09-15 浙江菜鸟供应链管理有限公司 仓储节点中物流对象的处理方法、装置、设备及介质

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011157198A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Daifuku Co Ltd ピッキング設備
RU2643615C2 (ru) * 2016-03-09 2018-02-02 Юрий Петрович Уфуков Транспортная складская система
JP2020117351A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社ダイフク 物品搬送設備
JP7111003B2 (ja) 2019-01-23 2022-08-02 株式会社ダイフク 物品搬送設備
CN111738636A (zh) * 2019-03-25 2020-10-02 北京京东尚科信息技术有限公司 多楼层建筑仓库及其生产方法、货梯和仓库管理系统
CN111738636B (zh) * 2019-03-25 2024-03-08 北京京东振世信息技术有限公司 多楼层建筑仓库及其生产方法、货梯和仓库管理系统
CN116750390A (zh) * 2023-08-16 2023-09-15 浙江菜鸟供应链管理有限公司 仓储节点中物流对象的处理方法、装置、设备及介质
CN116750390B (zh) * 2023-08-16 2023-11-03 浙江菜鸟供应链管理有限公司 仓储节点中物流对象的处理方法、装置、设备及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4433387B2 (ja) 2010-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006059675A1 (ja) 自動倉庫
JPH03272907A (ja) 搬送システム
JP2007254078A (ja) 物品積み付け装置
JP5235100B2 (ja) 自動書庫
JP5641338B2 (ja) ピッキング方法
JP4433387B2 (ja) 自動倉庫
JP2005255395A (ja) 自動倉庫
JP4475093B2 (ja) 仕分けシステム
JP4367310B2 (ja) 仕分けシステム
JP2003104563A (ja) 入荷設備
JP4356985B2 (ja) 自動倉庫
JP6657661B2 (ja) 自動倉庫システム
JP4949869B2 (ja) コラムの段積み順検出装置
JP3890873B2 (ja) 入出庫制御装置及びその入出庫制御装置を有する自動倉庫
JPH0873009A (ja) 在庫管理システム
JP2000272716A (ja) 物品保管管理システム
JP4067292B2 (ja) 処理設備
JPH11208825A (ja) 最適経路決定装置
JP2005089023A (ja) 自動倉庫の在庫管理装置
JP2002114326A (ja) 自動倉庫のレーン管理方法および装置
JP2006225089A (ja) コンテナ管理装置
JP2569575B2 (ja) 自動倉庫設備
JP3989119B2 (ja) 物品保管管理システム
JP2005324936A (ja) 自動倉庫の在庫管理装置、及びその方法
JP3974285B2 (ja) 物品保管管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4433387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees