JP2005252669A - ゲートウエイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 H323−H320ゲートウエイは、LAN側とISDN側との同時に動作させるために高速なDSPを複数、実装するなどをして高価なものになってしまう。
【解決手段】 ISDN通信I/Fと、LANI/Fと、ホスト・デバイスの両機能を有するUSBI/Fと、一系統の設定可能なコーデックとより構成され、H323−H320ゲートウエイ用のH320端末として、該テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH320ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをイネーブル、LANI/Fをディスエーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH320モードに設定する事を為し、H323−H320ゲートウエイ用のH323端末として、LANI/F付きのパソコンを使用し、所定のソフトウエアをロードし、該H320端末と該パソコンをUSBにて接続し、H323−H320ゲートウエイ機能を実現する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、一般公衆電話回線網とローカルエリアネットワーク(LAN)に接続され、動画像、音声情報を双方に変換伝送を行うテレビ電話・会議システムのゲートウエイ装置に関する。
現在、テレビ電話・会議システムとして、2BのISDN回線を利用する製品が多く市販されている。これらは、N−ISDNのAV(オーディオ・ビジュアル)システムの構成とその端末装置に関するITU−T勧告のH.320規格の基づく製品である(特許文献1参照。)。
これらの公衆ISDN回線を使用するテレビ会議システムは、従量性、距離に依存する料金体系のため、例えば、一企業の同じビル内でも、使用時間に応じた通信コストが掛かってしまう。又、遠距離の相手とテレビ会議を行う場合は、距離に応じて、割高な市外通話料金が掛かってしまう。これに対し、通常の音声電話の場合は、同一の企業内では、内線が利用できるので、通信コストは、基本的に掛からず、又、遠距離の相手との電話も、テレビ会議の2B料金に比較すれば、半額以下で済むため、結果的に、テレビ電話・会議導入の動機付けが低下する。このように、現状のテレビ会議システムは、よほど、映像の価値が重要な場合でしか、使用の理由が無く、その機能とは、裏腹に、通信コストの問題で、なかなか普及が進まないという問題が有った。
又、ISDNの場合、設置の問題も、指摘される事が多い。即ち、テレビ電話・会議を導入しようとすると、新規にISDN回線を引かなければならない。この問題も、普及が進まない一因として、指摘されている。
以上のようなISDNベースのテレビ電話・会議システムの問題点を解決すべく、LANベースのテレビ電話・会議システムシステムの製品化が、近年、行われている。これは、ITU−T勧告のH323規格に基づくもので、企業内に敷設済みのLAN上で、データのパケット伝送により、テレビ電話・会議を行えるようにした製品である。このH323システムは、設置に関しては、企業内インフラとして、LANが存在する場合が多く、該システムを既存のLANに接続するだけで良く、又、同じLAN内では、基本的に通信料金が、掛からないという特徴がある。又、会社間のテレビ電話・会議の場合でも、両者のLANが、高速回線で、接続されていれば、同じ様に電話料金の問題は、無く、H323システム同士で、交信が出来る。しかし、ファイア・ウォールの存在で、H323のパケットが、通らないと言う問題があったり、又、両者のLAN同士が接続されていないと言う場合では、テレビ電話・会議の際に、ISDN回線を使って、一時的に両者のLANの接続を行う必要がある。この場合、両企業内のLANに、H323−H320ゲートウエイなる装置を、それぞれ、設置し、一方の会社のH323テレビ電話・会議システムは、同社の該ゲートウエイを介して、他社の該ゲートウエイにH320コールを行う。他社の該ゲートウエイ装置は、該コールを受け、該H320コールをH323に変換し、対応するH323テレビ電話・会議システムに接続する。こうして、H323−H320ゲートウエイの使用により、接続の無いLAN間でのH323テレビ電話・会議が可能になる。
又、LAN内のH323システムから、H320に基づく既存のISDNベーステレビ電話・会議システムとの交信を行う場合にも、H323からH320への変換が必要であり、H323システムは、同じLAN内のH323−H320ゲートウエイを介して、外部のH320システムと交信する。
即ち、H323−H320ゲートウエイは、
1.LAN間の接続の実現、
2.既存H320システムとの交信の実現
と言う重要な機能を有し、H323システムの普及に欠かせない製品である。
該H.323−H.320ゲートウエイの機能を示した概略図を図1に示す。同図に示すように、H.323−H.320ゲートウエイは、H.323端末機能とH.320端末機能との間の変換機能を有する。該変換機能は異なる端末標準間の送信フォーマット、呼設定信号と手順、通信制御と手順、オーディオ、ビデオおよびデータストリームの必要な変換機能を提供する。
特開2002−290937号公報
このようなH323−H320ゲートウエイ装置の実現方法は、第一に、H323のエンコーダー・デコーダー(コーデック)、H320のエンコーダー・デコーダー(コーデック)の機能を実現するDSPを複数実装し、専用のハードウエアとするものである。図2に示すようにLAN側とISDN側との同時に動作させるために高速なDSPを複数、実装するなどをして、テレビ電話・会議システム2つ分のコーデック機能を装置に組み込まなくてはならない。即ち、この場合の問題点は、2系統のコーデックを実装するため、コストが上がる事、また、この種のゲートウエイは、LAN内で共有で用いられるので、必要台数が少なく、このため、数量効果が期待できず、一般的に高価なものになってしまう。
第2に、コストを下げるため、図3に示すように、パソコンの汎用拡張ボードとして、2系統のコーデックを実装し、ゲートウエイを実現する方法もある。しかるに、この方法では、筐体、MPUなどの分のコストダウンは、パソコンを利用するので、可能であるが、一方で、対象にした汎用パソコン後継機の拡張バス関係の仕様変更、又、頻繁に発生するパソコンOSのアップグレード等との整合性の問題、又、障害時、拡張ボードの交換が面倒であるなど、内部バス利用に伴う、さまざまな保守上の問題点を有する。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、本発明の第1の目的は、上記第1の問題点を解決したローコストのH323−H320ゲートウエイを実現することである。
更に、本発明の第2の目的は、上記第2の問題点を解決した保守上の問題点の少ないH323−H320ゲートウエイを実現する事である。
本発明の第1の実施例では、
1.ISDN通信I/Fと、LANI/Fと、ホスト・デバイスの両機能を有するUSBI/Fと、一系統のコーデックを有する、共通テレビ会議端末装置を使用する。
2.H323端末として、該共通テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH323ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをディスエーブル、LANI/Fをイネーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH323モードに設定する。
3.323−H320ゲートウエイ用のH320端末として、該共通テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH320ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをイネーブル、LANI/Fをディスエーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH320モードに設定する。
4.323−H320ゲートウエイ用のH323端末として、LANI/F付きのパソコンを使用し、所定のソフトウエアをロードする。該ソフトウエアにより、該パソコンは、H323のデコード、エンコードの機能をソフトウエアで実行する。
5.H320端末と4のパソコンをUSBにて接続し、H323−H320ゲートウエイ機能を達成する。
本発明の第2の実施例では、
1.ISDN通信I/Fと、LANI/Fと、ホスト・デバイスの両機能を有するUSBI/Fと、一系統のコーデックを有する、共通テレビ会議端末装置を使用する。
2.H323端末として、該共通テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH323ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをディスエーブル、LANI/Fをイネーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH323モードに設定する。
3.H323−H320ゲートウエイ用のH320端末として、該共通テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH320ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをイネーブル、LANI/Fをディスエーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH320モードに設定する。
1から3までは、第1の実施例に同じで、以下が第2の実施例に固有である。
4.H323−H320ゲートウエイ用のH323端末として、該共通テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをディスエーブル、LANI/Fをイネーブル、USBI/Fをホスト動作、コーデックをH323モードに設定する。
5.3のH320端末と4のH323端末とをUSBにて接続し、H323−H320ゲートウエイ機能を達成する。
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、通常のテレビ電話・会議端末1台と既存のホストPC端末とを組み合わせることで高機能のLAN−WAN変換機能を持ったゲートウエイ装置を実現できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図4は、本発明の実施例における共通テレビ会議端末装置の構成図である。同図において、501はISDN回線I/F、502は、LANI/F、503は、デコード処理部で、ソフトウエアに応じて、H320の場合は、多重デコード、H323の場合は、デパケット処理を行う。504は、エンコード処理部で、ソフトウエアに応じて、H320の場合は、多重エンコード、H323の場合は、パケット化処理を行う。505は、圧縮されたビデオ信号の伸張を行うビデオデコーダー、506は、圧縮された音声信号の伸張を行うオーディオデコーダー、507は、入力されたビデオ信号の圧縮を行うビデオエンコーダー、508は、入力された音声信号の圧縮を行うオーディオエンコーダー、509は、USBホスト機能とUSBデバイス機能の両機能を選択的に有するUSBI/F回路、510は、制御用MPUで、各構成要素を制御し、所定の動作を行わしめる。511は、503から508の機能を包含するDSPである。
同図の共通テレビ会議端末装置においては、例えば、503、505、506のデコード系ブロック、504、507、508のエンコード系ブロックは、コーデックと呼ばれるDSPに実装される場合が多い。該DSPは、通常SRAMをコード用のメモリー(DSPに内蔵又は、外付け。図示せず)として使用し、該SRAMに起動時、MPU510から、所定のコードがダウンロードされる。該MPUは、通常、プログラム実行用のSRAM及び、プログラム保持用のフラッシュメモリーを有し(内蔵又は、外付け。図示せず)、起動時、該フラッシュメモリーから、所定のコードを、実行用のSRAMに移動し、プログラムを実行する。該プログラムは、所定の内部初期化を行ってから、DSPに、所定のDSPプログラムコードを該フラッシュメモリーから、読み出しダウンロードを行ない、該ダウンロード終了後、DSPプログラムの起動をかける。該DSPは、H320、又は、H323の2種類のコードが、動作するように設計されており、どちらのコードをダウンロードするかで、どちらかの動作を行う。通常、H320及び、H323の両方のコードがフラッシュメモリーに保持される。
図5は、図4に示す共通テレビ会議端末装置を、H323端末として、動作せしめた場合の構成図である。同図5において、501から511は、図4に同じで、520は、本端末に接続されるビデオディスプレイ、521は、本端末に接続されるスピーカー、522は、本端末に接続されるビデオカメラ、523は、本端末に接続されるマイク、524は、本端末に接続されるパソコンで、データ会議時のT120端末として動作する。
同図5において、所定の設定スイッチなどにより、本端末をH323端末モードにセットすると、起動時、MPU510は、ISDN I/F501をディスエーブルし、USBホスト・デバイスI/F回路509をデバイスモードに設定し、H323用のコードをDSP511にダウンロードする。該ダウンロードされたプログラムが起動されると該DSP内の503は、H323のデパケット処理を、504は、H323のパケット化処理を行うように動作する。ビデオデコーダー505、オーディオデコーダー506、ビデオエンコーダー507、オーディオエンコーダー508は、所定の例えば、H261(ビデオの圧縮・伸張方式),G711(オーディオの圧縮・伸張方式)に基づく動作を行う。
図6は図4に示す共通テレビ会議端末装置を、H320端末として、動作せしめた場合の構成図である。同図6において、501から511は、図4に同じで、520は、本端末に接続されるビデオディスプレイ、521は、本端末に接続されるスピーカー、522は、本端末に接続されるビデオカメラ、523は、本端末に接続されるマイク、524は、本端末に接続されるパソコンで、データ会議時のT120端末として動作する。
同図6において、所定の設定スイッチなどにより、本端末をH320端末モードにセットすると、起動時、MPU510は、LAN I/F502をディスエーブルし、USBホスト・デバイスI/F回路509をデバイスモードに設定し、H320のコードをDSP511にダウンロードする。該ダウンロードされたプログラムが起動されると該DSP内の503は、H320の多重デコード処理を、同504は、H320の多重エンコード処理を行うように動作する。ビデオデコーダー505、オーディオデコーダー506、ビデオエンコーダー507、オーディオエンコーダー508は、所定の例えば、H261(ビデオの圧縮・伸張方式),G711(オーディオの圧縮・伸張方式)に基づく動作を行う。
図5及び図6において、520のビデオディスプレイは、ビデオデコーダー505より出力される相手方のビデオ信号を表示し、スピーカー521は、オーディオデコーダー506から出力される相手方の音声を出力する。ビデオカメラ522は、例えば、デジタル方式のビデオカメラで、所定のデジタル映像信号をビデオエンコーダー507に入力する。マイク523は、例えば、アナログ方式のマイクで、話者の音声を検知し、オーディオエンコーダー508に送る。該オーディオエンコーダーは、デジタル処理のため、アナログオーディオ信号をデジタル化するA/D変換機(図示せず)が、該オーディオエンコーダー508の前に必要である。524は、パソコンで、USBI/Fにより、H323又は、H320端末に接続される。パソコン524は、USBのホストI/Fを有し、H323及びH320端末側は、USBのデバイス側I/Fを有する。こうして、パソコン上で、所定のソフトウエアを起動する事で、パソコン524は、データ会議の際のデータ端末として動作する。
図7に、本発明の第1実施例になるH323−H320ゲートウエイの構成図を示す。同図で、550は、図6のH320端末と同じハードウエアを使うが、ソフトウエアは、異なる。即ち、H323−H320ゲートウエイ用のH320端末モードを実現するため、所定の設定スイッチを、当該モードに設定する。再起動時、MPU510は、LANI/F502をディスエーブルし、USBホスト・デバイスI/F回路509をデバイスモードに設定し、H323−H320ゲートウエイ用H320のコードをDSP511にダウンロードする。該ダウンロードされたプログラムが起動されると該DSP内の503は、ISDNI/F501からの信号を多重デコードし、圧縮ビデオ信号及び圧縮オーディオ信号に分離する。該分離された信号は、USBデバイスI/F509に送られる。一方、USBデバイスI/F509により、パソコン551から受信したLAN回線I/F532からの圧縮ビデオ信号及び圧縮オーディオ信号は、それぞれ、ビデオデコーダー505、オーディオデコーダー506に送られ、伸張される。該伸張された信号は、それぞれ、ビデオエンコーダー507、オーディオエンコーダー508により、ISDN回線上の相手側の能力に応じて、圧縮される。該圧縮信号は、多重エンコード回路504により、多重され、ISDNI/F501に送出される。
一方、パソコン551は、H323−H320ゲートウエイ用のH323動作を行う。即ち、LANI/F532で、受信した相手方の信号をデパケット処理(533)し、時間情報の再現されたビデオ圧縮信号及びオーディオ圧縮信号を生成する。該圧縮信号は、USBホストI/F539に送られ、USB経由で、端末550に送られる。一方、USBホストI/F539にて受信した端末550からの圧縮ビデオ信号及び圧縮オーディオ信号は、それぞれ、ビデオデコーダー535及びオーディオデコーダー536に送られ、伸張される。
該伸張された信号は、ビデオエンコーダー537、オーディオエンコーダー538により、LAN回線上の相手側の能力に応じて、再度圧縮される。該圧縮されたビデオ信号及びオーディオ信号は、パケット化処理ブロック534に送られ、パケット化されLANI/F532に送られる。
端末550とパソコン551の総合的なH323−H320ゲートウエイとしての動作は、以下の様である。図9に、全体の接続図を示す。同図で、600は、H323−H320ゲートウエイで、ゲートウエイ用H320端末550及びパソコン551により構成される。601、602、603、604、605は、H323端末で、同一のLAN内で相互に接続されている。610、611、612、613、614は、H323端末に接続されたデータ会議用のT120端末即ち、パソコンである。H323では、100BaseTの高速LANを用いると、1Mbpsくらいの高速のLAN上テレビ会議を実現でき、ビデオ圧縮方式には、画質・フレームレートの良いH263が、音声の圧縮方式には、PCMに近いG722などが好んで使用される。該LAN上のH323端末と、外部の例えば、H320端末と交信する場合、H323−H320ゲートウエイ600が使用される。通常外部のH320端末は、ビデオ圧縮には、H261、音声圧縮には、G728が用いられる場合が多い。又、H320端末の通常の使用帯域は、2Bの128Kbps(音声16Kbps,ビデオ112Kbps)である。該外部のH320端末とLAN上のH323端末が交信する場合、ゲートウエイ600が、両者を2BクラスのH261,G728モードに設定する事が可能である。しかし、こうすると、第2のH323端末が、会議に参加した場合、同じH323端末間でも、2BクラスのH261,G728モードとなり、画質音質が低下する。これを防ぐため、LAN上のH323端末は、1MbpsクラスのH263とG722(64Kbps)を送信し、ゲートウエイが、H320端末に送信する際に、2BクラスのH261,G728モードに変換すれば良い。こうすると、H323端末間では、画質音質が保たれる。
この場合のH323−H320ゲートウエイの動作は、以下のようである。LAN回線から、受信した1MbpsクラスのH263とG722(64Kbps)信号は、533にてデパケット化処理がなされ、H263,G722の圧縮信号に時系列で並べられる。該圧縮信号は、USBI/F539、509経由でビデオデコーダー505、オーディオデコーダー506に送られる。該ビデオデコーダー505とビデオエンコーダー507は、1MbpsクラスのH263を、112KbpsのH261に変換する。
オーディオデコーダー506とオーディオエンコーダー508は、G722(64Kbps)をG728(16Kbps)に変換する。こうして得られたH261、G728信号は、多重エンコーダー504で、多重され、ISDNI/F501経由で、外部のH320端末の送信される。
一方、外部のH320端末から受信した2BクラスのH261、G728信号は、多重デコード回路503で、多重分離され、それぞれ、USB I/F509、539経由で、ビデオデコーダー535、オーディオデコーダー536に送られる。該ビデオデコーダー535とビデオエンコーダー537は、112KbpsのH261を112KbpsクラスのH263に変換する。
オーディオデコーダー536とオーディオエンコーダー538は、G728(16Kbps)をG722(64Kbps)に変換する。こうして得られたH263、G722信号は、パケット化処理ブロック534にてパケット化され、LANI/F532経由で、LAN上のH323端末に送信される。
こうして、H323端末と共通のハードウエアを利用したH320部分と、パソコンとで、ローコストのH323−H320ゲートウエイが実現される。又、該H323−H320ゲートウエイは、USBI/Fを使用しているので、保守上の問題点が少ない。
次に、本発明の第2の実施例を図8に示す。
第2の実施例は、第1の実施例のパソコンの代わりに、共通テレビ会議端末装置を使用するものである。即ち、共通テレビ会議端末装置のハードウエアを利用し、ソフトウエアを変更する。同図で、550は、第1の実施例に同じ為、説明を省略する。
同図で、701は、以下の様にして図4の共通テレビ会議端末装置から設定を行う。
即ち、H323−H320ゲートウエイ用のH323端末モードを実現するため、所定の設定スイッチを、当該モードに設定する。再起動時、MPU703は、ISDN I/F702をディスエーブルし、USBホスト・デバイスI/F回路539をホストモードに設定し、H323−H320ゲートウエイ用H323のコードをDSP704にダウンロードする。該ダウンロードされたプログラムが起動されると該DSP内の533は、LAN I/F532で、受信した相手方の信号をデパケット処理(533)し、時間情報の再現されたビデオ圧縮信号及びオーディオ圧縮信号を生成する。該圧縮信号は、USBホストI/F539に送られ、USB経由で、端末550に送られる。一方、USBホストI/F539にて受信した端末550からの圧縮ビデオ信号及び圧縮オーディオ信号は、それぞれ、ビデオデコーダー535及びオーディオデコーダー536に送られ、伸張される。
該伸張された信号は、ビデオエンコーダー537、オーディオエンコーダー538により、LAN回線上の相手側の能力に応じて、再度圧縮される。該圧縮されたビデオ信号及びオーディオ信号は、パケット化処理ブロック534に送られ、パケット化されLANI/F532に送られる。
端末550と端末701の総合的なH323−H320ゲートウエイとしての動作は、以下の様である。図10に、全体の接続図を示す。同図で、800は、H323−H320ゲートウエイで、ゲートウエイ用H320端末550及びゲートウエイ用H323端末701により構成される。
601、602、603、604、605は、H323端末で、同一のLAN内で相互に接続されている。610、611、612、613、614は、H323端末に接続されたデータ会議用のT120端末即ち、パソコンである。H323では、100BaseTの高速LANを用いると、1Mbpsくらいの高速のLAN上テレビ会議を実現でき、ビデオ圧縮方式には、画質・フレームレートの良いH263が、音声の圧縮方式には、PCMに近いG722などが好んで使用される。該LAN上のH323端末と、外部の例えば、H320端末と交信する場合、H323−H320ゲートウエイ800が使用される。通常外部のH320端末は、ビデオ圧縮には、H261、音声圧縮には、G728が用いられる場合が多い。又、H320端末の通常の使用帯域は、2Bの128Kbps(音声16Kbps,ビデオ112Kbps)である。該外部のH320端末とLAN上のH323端末が交信する場合、ゲートウエイ800が、両者を2BクラスのH261,G728モードに設定する事が可能である。しかし、こうすると、第2のH323端末が、会議に参加した場合、同じH323端末間でも、2BクラスのH261,G728モードとなり、画質音質が低下する。これを防ぐため、LAN上のH323端末は、1MbpsクラスのH263とG722(64Kbps)を送信し、ゲートウエイが、H320端末に送信する際に、2BクラスのH261,G728モードに変換すれば良い。こうすると、H323端末間では、画質音質が保たれる。
この場合のH323−H320ゲートウエイの動作は、以下のようである。LAN回線から、受信した1MbpsクラスのH263とG722(64Kbps)信号は、図8の533にてデパケット化処理がなされ、H263,G722の圧縮信号に時系列で並べられる。該圧縮信号は、USBI/F539、509経由でビデオデコーダー505、オーディオデコーダー506に送られる。該ビデオデコーダー505とビデオエンコーダー507は、1MbpsクラスのH263を、112KbpsのH261に変換する。
オーディオデコーダー506とオーディオエンコーダー508は、G722(64Kbps)をG728(16Kbps)に変換する。こうして得られたH261、G728信号は、多重エンコーダー504で、多重され、ISDNI/F501経由で、外部のH320端末の送信される。
一方、外部のH320端末から受信した2BクラスのH261、G728信号は、多重デコード回路503で、多重分離され、それぞれ、USB I/F509、539経由で、ビデオデコーダー535、オーディオデコーダー536に送られる。該ビデオデコーダー535とビデオエンコーダー537は、112KbpsのH261を112KbpsクラスのH263に変換する。
オーディオデコーダー536とオーディオエンコーダー538は、G728(16Kbps)をG722(64Kbps)に変換する。こうして得られたH263、G722信号は、パケット化処理ブロック534にてパケット化され、LANI/F532経由で、LAN上のH323端末に送信される。こうして、共通のハードウエアを利用したH320部分とH323部分とで、ローコストのH323−H320ゲートウエイが実現される。又、該H323−H320ゲートウエイは、USBI/Fを使用しているので、保守上の問題点が少ない。
H.323−H.320ゲートウエイの概略構成を示した図である。 従来のH.323−H.320ゲートウエイ装置本体のブロック構成図である。 従来のH.323−H.320ゲートウエイ装置本体のブロック構成図である。 本発明の実施例を示す共通テレビ会議端末装置の構成図である。 本発明の実施例を示すH.323テレビ会議端末装置の構成図である。 本発明の実施例を示すH.320テレビ会議端末装置の構成図である。 本発明の一実施例1を示すゲートウエイ装置本体のブロック構成図である。 本発明の一実施例2を示すゲートウエイ装置本体のブロック構成図である。 H.323−H.320ゲートウエイの接続構成を示した図である。 H.323−H.320ゲートウエイの接続構成を示した図である。
符号の説明
511 コーデック
541 ソフトコーデック

Claims (2)

  1. ISDN通信I/Fと、LANI/Fと、ホスト・デバイスの両機能を有するUSBI/Fと、一系統の設定可能なコーデックとより構成されるテレビ会議端末装置において、
    H323−H320ゲートウエイ用のH320端末として、該テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH320ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをイネーブル、LANI/Fをディスエーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH320モードに設定する事を為し、H323−H320ゲートウエイ用のH323端末として、LANI/F付きのパソコンを使用し、所定のソフトウエアをロードし、該H320端末と該パソコンをUSBにて接続し、H323−H320ゲートウエイ機能を実現する事を特徴とするゲートウエイ装置。
  2. ISDN通信I/Fと、LANI/Fと、ホスト・デバイスの両機能を有するUSBI/Fと、一系統の設定可能なコーデックとより構成されるテレビ会議端末装置において、
    H323−H320ゲートウエイ用のH320端末として、該テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のH320ソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをイネーブル、LANI/Fをディスエーブル、USBI/Fをデバイス動作、コーデックをH320モードに設定する事を為し、H323−H320ゲートウエイ用のH323端末として、該テレビ会議端末装置を使用する場合は、所定のソフトウエアをロードし、ISDNI/Fをディスエーブル、LANI/Fをイネーブル、USBI/Fをホスト動作、コーデックをH323モードに設定する事を為し、該H320端末と該H323端末とをUSBにて接続し、H323−H320ゲートウエイ機能を実現する事を特徴とするゲートウエイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8090884B2 (en) 2005-11-25 2012-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for interfacing between A/V system and portable device
USRE46302E1 (en) 2005-11-25 2017-02-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for interfacing between A/V system and portable device

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