JP2005251438A - 面板発光装置及びフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】発光棚に発色機能を選択的に付加することができ、色の変更も自由に行うことができるようにした新規有用な面板発光装置を提供する。
【解決手段】導光板21を有した棚板本体2と、この棚板本体2の後端2aに沿って設けた横架材3と、この横架材3の内部に収容されて棚板本体2に光を導入する発光体41とを具備するものにおいて、棚板本体2の後端2aと発光体41との間に着脱可能にフィルタ6を介在させることとした。
【選択図】図6

Description

本発明は、種々の物品を面板全体から照明する場合等に有用となる面板発光装置及びフィルタに関するものである。
この種の面板発光装置として、例えば特許文献1に示されるように、導光板を有した棚板本体と、この棚板本体の後端に沿って設けた横架材と、この横架材の内部に収容されて前記棚板本体に光を導入する発光体とを具備し、横架材及び棚板本体の左右両端をブラケットを介して什器本体に支持させるようにした発光棚装置が知られている。
実開平6−38117号公報
ところで、かかる従来の発光棚装置は、単に発光体からの光を棚板本体に導入するようにしているだけである。このため、商品の展示効果や室内の装飾効果には一定の限界がある。
そこで、このような効果をより高めるために、棚を発色させることが一つの有効な手段として考えられる。そして、そのために発色機能を備えた発光体、例えばネオン管や、発光体の周囲にフィルタを巻き付けたものを用いることが具体的手段として想到し得る。しかし、ネオン管は封入するガスの種類によって発色が異なるため色違いに対応するためには別異のネオン管を使用しなければならず、目的・用途に応じて色を変更するにはコストが掛かる上に、長尺方向に沿って光色を異ならせる等の配色の変化もつけにくいという難点がある。一方、発光体の周囲にフィルムを巻き付けるものは、色違いに対応するためにフィルムを巻き変えるか、やはり発光体それ自体を変更しなければならず、ユーザー等に作業やコスト面での負担を強いるものである。
一方、発光体に依存せずに光色を変える手法として、棚板本体の木口に粘着テープを用いてフィルムを貼り付ける手法も考えられるが、色違いに対応するためにはやはりユーザー等に貼り替え作業を強いるか若しくは棚板の交換を要求することとなる。その上、この手法では棚板本体に陳列してある商品を撤去した状態で作業を行わなければならない点も不便であり、しかも棚板本体に前後方向が生じるため、取り付け間違い等が生じる原因ともなる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、棚を始めとして各種面板に発色機能を簡単に付与することができ、色の変更もユーザー等を煩わせることなく簡単に行えるようにした新規有用な面板発光装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の面板発光装置は、導光板を有した面板本体と、この面板本体の後端に沿って設けた長尺部材と、この長尺部材に配置されて前記面板本体に光を導入する発光体とを具備してなるものにおいて、前記面板本体の後端と前記発光体との間に、所定の色光を得るためのフィルタを着脱可能に介在させたことを特徴とする。なお、所定の色光を得ることには、発光体から照射される光のうち特定の光波長をフィルタで吸収して目に優しい照度、明るさの光に変換することも含まれる。
このようなものであると、フィルタを抜脱して別異のフィルタを挿入するだけで光色を変更することができるため、発光体に依存せずに済み、変更作業もユーザー等の手を殆ど煩わせることなく簡易に行うことができる。特に、面板本体に商品が陳列してある状態でも商品を撤去せずにフィルタの交換が行えるため、作業性はこの点でも一層良好なものとなる。
色光を効率良く導出するためには、前記長尺部材が面板本体の後端に臨む開口を有する発光体収容空間を形成しており、この発光体収容空間内において、前記開口を介して当該発光体収容空間に収容した面板本体の後端と発光体との間にフィルタを介在させていることが好ましい。
色光の変更等に便ならしめるためには、発光体収容空間を開閉する位置に蓋を設け、この蓋を開成させてフィルタの着脱を行えるようにしていることが望ましい。
フィルタを適切に介在させることを可能にするためには、蓋は開口を拡開させる位置から開くものとし、この蓋を開成させた状態で面板本体の後端を発光体収容空間に挿入して発光体に近接配置する操作をフィルタの着脱に併せて行えるようにしておくことが好ましい。
かかる位置関係を適切に保持するためには、面板本体を挿入した後に蓋を閉止することによって、面板本体が開口から抜脱する方向へ変位することを禁止する制止機構を面板本体と蓋との間に形成しておくことが好ましい。
視覚効果をより高めるためには、フィルタが、単体で若しくは複数枚が集合することによって長手方向に色の異なる複数の色光領域を形成するものであることが効果的である。
面板本体の仕様を変えずに発光領域を一部に限定するためには、フィルタが、少なくとも一部に光を遮断する部位を備えていることが好ましい。
好ましい適用例としては、面板本体が棚板本体であり、長尺部材が横架材であるものが挙げられる。
面板発光装置を構成するためには、フィルタは、長さが面板幅に略等しく、幅が面板厚に略等しい形態をなすことが好適であり、取扱いを容易にするためには、ポリエステル製の着色フィルムにラミネート加工を施して構成しておくことが好ましい。
本発明の面板発光装置によれば、面板本体に発色機能を簡単に付加することができ、色の変更もフィルタの面倒な貼り替えや商品の撤去等を伴わずにユーザー等の簡単な操作で自由に行うことができる。このため、取扱い簡単にして、商品ごとにイメージカラーを表現するなど、より陳列効果、装飾効果の高い照明装置としての幅広い利用が可能になる。例えば、例えば発光体に市販の蛍光灯を用いても、フィルタを介在させるだけで当該蛍光灯の所定性能をユーザーにて一定の範囲でアレンジすることができるようになる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の面板発光装置Zは、図1及び図2等に示すように、発光機能のある面板本体たる棚板本体2と、この棚板本体2の後端2aに沿って設けた長尺部材たる横架材3と、この横架材3に配置されて前記棚板本体2に光を導入する発光体41(図4参照)とを具備し、横架材3及び棚板本体2をブラケット5を介して自立性を有する什器本体1に支持させたものである。以下、具体的に説明する。
什器本体1は、一対の支柱11、ベース12及び上下の枠材13を具備している。
支柱11は、長手方向に所定ピッチでフック孔11aを開口させてなるもので、左右の支柱11はフック孔11aの位置が整合しており、下端部間及び上端部間が上下の枠材13によって接合されている。
ベース12は、左右の支柱11の下端に接合され、長手方向を上下の枠材13と直交する方向に延出させてなるもので、延出端にそれぞれキャスタが取り付けられている。
棚板本体2は、図3(A)〜(C)に模式的に示すように、導光板21を主体として構成されている。同図(a)は導光板21の斜視図であり、(b)はそのA−A線拡大断面図、(c)はそのB−B線拡大断面図である。導光板21は、透光性を有するアクリル板21aと、アクリル板21aの下面に設けた反射板21bと、アクリル板21aの上面に設けた透明の保護シート21cとを具備するもので、アクリル板21aの上面に短手方向に延びるV字溝21a1が幅方向に沿って所定間隔で設けてあり、このV字溝21a1が光りを拡散させる作用をなす。すなわち、アクリル板21aの後端に光が導入されると、光はアクリル板21aの板厚内を前端に向かって前進する。この間、反射板21bにおいて反射した一部の光は、アクリル板21aを通過し、アクリル板21aから抜け出る際にV字溝21a1の拡散作用で棚板本体2の上面に光を拡散させる。よって、この実施形態は棚板本体2の上面に載置された物品を下から照明する機能を有する。
勿論、V字溝21a1及び保護シート21cをアクリル板21aの下面側に設け、アクリル板21aの上面に反射板21bを設けて導光板21を構成してもよい。この場合は、下段側の棚板本体2に載置される物品を上段側の棚板本体2の下面から放出される光によって照明することになる。又は、これらを組み合わせれば、1つの棚板本体2の上下両面から光を導出する構造も容易に採用することができる。
なお、この棚板本体2の後端2a側における左右両端近傍には、図2に示すように、肉厚方向に貫通する掛止孔21が設けてある。
横架材3は、図1、図2及び図4等に示すように、押し出し材よりなる中空体状の第1部材31及び第2部材32をジョイント材33を介して上下に接合したもので、第1部材31は横架材3の長手方向略全域に亘り、第2部材32は横架材3の中央部に位置する。
前記第1部材31内は、図4〜図5に示すように、発光体収容空間S1として設定されており、アパーチャ管等の発光体41を差し込む電極を供えたコネクタCを所定距離を隔てて対向配置している。この第1部材31は、部材本体の頂壁の一部が、後端側に形成したヒンジHを介して開閉可能な蓋31bとされ、開放することによって発光体41の着脱を行い得るものである。図5において符号STで示すものは発光体41を取り出すときに利用する発光体取り出しシートであり、一端を第1部材31内に固定され、途中を発光体41の端部とコネクタCとの間に介在させて、他端を上方に引き出したものである。このため、このシートSTを引くと、発光体41が一方のコネクタCから離れて、上方に引き出すことができる。勿論、このとき他方のコネクタCが退避して、これによりコネクタC、C間の距離が一時的に広がる構造を有することが前提である。
発光体収容空間S1は、前述したように第1部材31に設けた蓋31bによって開閉可能とされたもので、第1部材31には、図2及び図3に示すように蓋31bを閉じた状態で略全巾に亘り前記発光体収容空間S1を棚板本体2側に開放する開口31aが形成されている。
また、前記第2部材32内は、図4等に示すように、補助空間S2として設定されている。この補助空間S2には、発光体41とともに照明具4を構成するインバータ等の安定器42を収容するために必要な内寸が確保されている。
照明具4がアパーチャ管等の発光体41とインバータなどの安定器42とを少なくとも備えてのは上記の通りであるが、これ以外の部品等を備える場合には、補助空間S2内に収容される。
発光体41は、横架材3の発光体収容空間S1に配置したコネクタC、C間に挿脱される。蓋31bを開けて発光体41を挿入し、蓋31bを閉じると、発光体41は図4に示すように前記第1部材31の開口31aに臨む部位に位置づけられる。発光体41と安定器42は、図示しない結線を通じて接続され、安定器42を介して発光体41にゆらぎのない安定した給電がなされる。
ブラケット5は、図2に示すように、板状のブラケット本体51の後端側に、支柱11のフック孔11aに係合させ得る係合爪(図示省略)を突出させて設けたもので、支柱11に取り付けた状態でブラケット本体51を支柱11から前方に突出させるようにしている。そして、このブラケット本体51の突出端側の上端に棚載置面51aを設け、この棚載置面51aの後方、すなわちブラケット5の基端側の上端に横架材3を載置する横架材載置面51bを設けている。横架材載置面51bは、棚載置面51aの後方位置に窪ませて設けた凹所内に形成されており、凹所の前後寸法は前記横架材3の前後寸法に略対応し、深さは前記横架材3の端部領域を構成する第1部材31の一部を挿入する寸法に設定されている。棚板本体2は、この横架材3の前方において棚載置面51aに載置される。
そして、横架材3を利用しその蓋31bの開閉を通じて、前方に棚板本体2を位置決め固定するようにしている。蓋31bは図4(a)、(b)に示すように、開口31aを拡開させる位置から開くものであり、蓋31bを開いた状態で棚板本体2の後端2aを発光体収容空間S1に対して挿脱させ得るものである。そして、棚板本体2の後端2aを横架材3の発光体収容空間S1に挿入し、蓋31bを閉止することによって、棚板本体2の開口31aから抜脱する方向へ変位することを禁止する制止機構Mを、棚板本体2と蓋31bとの間に形成している。この制止機構Mは、前記棚板本体2の後端2a側における左右両端近傍に設けた掛止孔21に打ち込んで起立させたピン22と、棚板本体2の後端2a側を第1部材31内に挿入して蓋31bを閉めた際に前記ピン22と係り合うように蓋31bの一部に設けた係合凹部mとから構成されている。
以上のように、本実施形態の面板発光装置Zは、導光板21を有する棚板本体2から均一な発光を得るようにしており、しかも発光体41が棚板本体2から離間した位置にあって棚板本体2の表面が蓄熱しないので、棚表面に陳列する化粧品等の商品に対する有効な視覚的効果が得られると同時に、商品の変質等も有効に回避することが可能となるものである。
このような構成に加えて、本実施形態は、図6に示すように棚板本体2の後端2aと発光体41との間に、所定の色光を得るためのフィルタ6を着脱可能に介在させている。
フィルタ6は、図7(b)に示すように、ポリエステル製の着色フィルム61の表裏にラミネート加工を施すことによって接着層62及びラミネート層63を形成したもので、同図(a)に示す長さ6Lが棚幅2Wに略対応し、幅6Wが棚厚2Tに略対応し、全体が細長のフィルム状ないしシート状をなす。同図(b)に示す着色フィルム61の厚み61Tは略150μであり、それ自体可撓性を有するものであるが、ラミネート加工によって着色フィルム61の表裏が適宜の厚みを有するラミネート層63によりバックアップされるため、フィルタ6全体としてはある程度撓りを有するものの基本的には直線に近い形状を保持し得るものである。接着層62には耐熱性のある適宜の接着剤が使用されている。
そして、このフィルタ6が、図6の発光体収容空間S1内において、開口31aを介して当該発光体収容空間S1に収容した棚板本体2の後端2aと発光体41との間に介在される。
前述したごとく横架材3には発光体収容空間S1を開閉する位置に蓋31bが設けてあるため、フィルタ6の着脱はこの蓋31bを開成させた状態で行う。蓋31bは開口31aを拡開させる位置から開くため、蓋31bを開成させた状態で先にフィルタ6を配置し、その上で棚板本体2の後端2aを発光体収容空間S1に挿入していってフィルタ6を発光体41との間に挟み込むか、或いは棚板本体2の後端2aを挿入した後に当該後端2aと発光体41との隙間にフィルタ6を差し込むか、何れの手順によるかは随意である。
棚板本体2を挿入した後に蓋31bを閉止すると、棚板本体2と蓋31bとの間に形成される制止機構Mによって棚板本体2が開口31aから抜脱する方向へ変位することを禁止されるため、フィルタ6も所定位置から位置ずれを起こすことが禁止される。
フィルタ6を構成する着色フィルム61は全体が赤、青、黄色など、所定の色光を導出するために単一色から構成されるのが基本であるが、図8に示すように、長手方向に色の異なる複数の色光領域(61X、61Y、61Z)を形成するものであってもよい。この場合、単一の着色フィルム61の色を途中で変化させる態様のほか、複数の色違いの着色フィルム61を順次継ぎ合わせて全体で1つの着色フィルムを構成する態様も可能である。或いは、照度に問題がなければ、フィルタ6同士を厚み方向に重合させて色の混合を行う手法も採用し得る。また、部分的に発光しない領域を棚板本体2に設けたければ、特定の発光領域(例えば図8の61Y)に対応する着色フィルム61に光を遮断する着色を施すことによって目的を達成することができる。
以上のように、本実施形態の面板発光装置Zは、棚板本体2の後端2aと発光体41との間に所定の色光を得るためのフィルタ6を着脱可能に介在させたものであり、フィルタ6を抜脱して別異のフィルタ6を挿入するだけで光色を変更することができるため、ユーザーサイドにおいても簡単な操作で種々のバリエーションを容易に試行、選択することが可能となり、カラーイメージを表すなど、商品に対する陳列効果や室内の装飾効果を飛躍的に高める演出ツールをユーザーに有効に提供することができる。
また、発光体収容空間S1内に開口31aを介して収容した棚板本体2の後端2aと発光体41との間にフィルタ6を介在させているため、発光体41の光を即座に色光にして直近に位置する棚板本体2内に効率良く導光することができる。
特に、発光体収容空間S1を開閉する位置に蓋31bを設け、この蓋31bを開成させてフィルタ6の着脱を行えるようにしているため、面板発光装置Zを分解せずともフィルタ6の取り替えを簡単に行うことができ、発光体41の交換を始めとして各種メンテナンスの便も有効に向上させることができる。
加えて、蓋31bを開口31aを拡開させる位置から開くものとし、この蓋31bを開成させた状態で棚板本体2の後端2aを発光体収容空間S1に挿入して発光体41に近接配置する操作をフィルタ6の着脱に併せて行えるようにしているため、棚板本体2と発光体41とを適切な位置関係下に配置する作業を極めて簡便に行うことができ、その作業と絡めてフィルタ6を介在させる作業を適切に行うことが可能になる。
また、制止機構Mが棚板本体2の変位を禁止することで、フィルタ6が所定位置から位置ずれないし脱落することが有効に防止されるため、フィルタ6が薄肉で長尺なものであっても、これによる色光導出効果を適切に維持することが可能となる。
フィルタ6が、単体で若しくは複数枚が集合することによって長手方向に色の異なる複数の色光領域61X等を形成するものであると、配色のバリエーションに自由度が得られるため、より陳列効果、装飾効果の高い態様を種々に追求することが可能となる。
フィルタ6が、少なくとも一部に光を遮断する部位を備えているものであると、棚板本体2全体が発光機能を有するものであっても、棚板本体2の一部のみを発光させる態様を、棚板本体2を別仕様のもの(すなわち発光を所望する部位のみに溝を形成したもの等)に取り替えることなく簡易に実現することができる。
さらに、本実施形態のごとくフィルタ6に、ポリエステル製の着色フィルムにラミネート加工を施したものを採用すれば、発光体41に密接に配置しても耐熱性に優れ、またフィルム6に腰が出て長尺形状に保形し易くなるため、脱着作業を容易に行うことができ、装着状態も撓り等を生じることなく適正に保持することが可能になる。
特に、本実施形態は、面板本体として棚板本体2を用い、長尺部材として横架材3を用い、この横架材3に発光体41及びフィルタ6を仕込んで棚板本体2に光色を導入するものであるため、各段ごとに色違いの発光棚を構成するなど、追求できるバリエーションをさらに豊富なものにすることができる。
なお、面板本体を立面体とし、長尺部材を支柱としても構わない。また、導光板には、一般に市販されているフローとガラスや、含有鉄分を抑えることによりガラス独特の青みを抜いて高透過率、高透明感を実現したいわゆる「高透過ガラス」等も好適に利用することができる。さらに、本発明の面板発光装置は、陳列棚のバックパネル、収納庫の棚板や側パネル、デスクに付帯するデスクトップパネルや棚板など、オフィスや住宅等の随所に配置される各種設備に好適に適用することができる。
その他、各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態を什器本体に適用した状態で示す斜視図。 図1の分解斜視図。 同実施形態に係る導光板の構成を示す概略的な説明図。 同実施形態に係る横架材の構成を示す拡大横断面図。 同実施形態に係る発光体の取付構造を説明する説明図。 同実施形態に係るフィルタの取付状態を示す図4に対応した断面図。 同実施形態に係るフィルタの構造及び棚板本体との関係を示す図。 同実施形態に係るフィルタのバリエーションを示す図7に対応した図。
符号の説明
2…面板本体(棚板本体)
2a…後端
3…長尺部材(横架材)
6…フィルタ
21…導光板
31a…開口
31b…蓋
41…発光体
M…制止機構
S1…発光体収容空間

Claims (11)

  1. 導光板を有した面板本体と、この面板本体の後端に沿って設けた長尺部材と、この長尺部材に配置されて前記面板本体に光を導入する発光体とを具備してなるものにおいて、
    前記面板本体の後端と前記発光体との間に、所定の色光を得るためのフィルタを着脱可能に介在させたことを特徴とする面板発光装置。
  2. 前記長尺部材は、面板本体の後端に臨む開口を有する発光体収容空間を形成しており、この発光体収容空間内において、前記開口を介して当該発光体収容空間に収容した面板本体の後端と発光体との間にフィルタを介在させたものである請求項1記載の面板発光装置。
  3. 発光体収容空間を開閉する位置に蓋を設け、この蓋を開成させてフィルタの着脱を行えるようにしている請求項2記載の面板発光装置。
  4. 蓋は開口を拡開させる位置から開くものであり、蓋を開成させた状態で面板本体の後端を発光体収容空間に挿入して発光体に近接配置する操作をフィルタの着脱に併せて行えるようにしている請求項3記載の面板発光装置。
  5. 面板本体を挿入した後に蓋を閉止することによって、面板本体が開口から抜脱する方向へ変位することを禁止する制止機構を面板本体と蓋との間に形成している請求項4記載の面板発光装置。
  6. フィルタが、単体で若しくは複数枚が集合することによって長手方向に色の異なる複数の色光領域を形成している請求項1〜5記載の面板発光装置。
  7. フィルタが、少なくとも一部に光の遮断領域を形成している請求項1〜6記載の面板発光装置。
  8. フィルタが、ポリエステル製の着色フィルムにラミネート加工を施したものである請求項1〜7記載の面板発光装置。
  9. 面板本体が棚板本体であり、長尺部材が横架材である請求項1〜8記載の面板発光装置。
  10. 面板発光装置を構成するものであって、長さが面板幅に略等しく、幅が面板厚に略等しいものであることを特徴とするフィルタ。
  11. ポリエステル製の着色フィルムにラミネート加工を施して構成される請求項10記載のフィルタ。
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