JP2005251085A - キーボード装置およびこの組立方法 - Google Patents

キーボード装置およびこの組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005251085A
JP2005251085A JP2004064104A JP2004064104A JP2005251085A JP 2005251085 A JP2005251085 A JP 2005251085A JP 2004064104 A JP2004064104 A JP 2004064104A JP 2004064104 A JP2004064104 A JP 2004064104A JP 2005251085 A JP2005251085 A JP 2005251085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
support portion
key
lower support
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004064104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4227542B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Yokoyama
和弘 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2004064104A priority Critical patent/JP4227542B2/ja
Publication of JP2005251085A publication Critical patent/JP2005251085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4227542B2 publication Critical patent/JP4227542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、簡単な構造のキートップおよびベースプレートでキートップの組違いを容易に防止することができるキーボード装置およびこの組立方法を提供すること。
【解決手段】 第1キートップ4上部支持部4d〜4gは、第2キートップ5の上部支持部5d〜5gに対して縦方向に所定寸法位置ズレさせて形成し、ベースプレート7は、第1キートップ4を支持可能な第1下方支持部8を第1キートップ4の上方支持部4d〜4gの位置ズレに対応して形成すると共に、第2キートップ5を支持可能な第2下方支持部9を第2キートップ5の上方支持部5d〜5gの位置ズレに対応して形成した。
【選択図】 図2


Description

本発明はキーボード装置およびこの組立方法に係わり、特に、種類の異なるキートップの組違いを防止することができるキーボード装置およびこの組立方法に関する。
従来のキーボード装置を、特許文献1記載のもので、図9に基づいて説明すると、上部側に配設したキートップ52には、長方形の天板53と、この天板53の周縁から下方に延びる側壁54と、この側壁54の一端部側から更に下方に延びる上部コード部55とが形成されている。
また、上部コード部55は、横方向に4分割されて、それぞれビット55a、55b、55c、55dが形成され、両端のビット55aおよび55dが下方に向けて凸部を形成し、中間のビット15b、15cが凹部を形成し、これによって、キートップの種類により定められた凸部と凹部との組み合わせからなるキートップ側種別コードが形成されている。
また、キートップ52下部には、ベースプレート60と、このベースプレート60上に載置されてキートップ52を上方に弾性付勢するゴムスプリング(図示せず)が配設されている。
また、キートップ52の上部コード部55と対向する位置に、上方に延びる下部コード部61が形成されている。前記下部コード部61は、上部コード部55と同様に横方向に4分割され、ビット61a、61b、61c、61dが形成されている。そして、両端のビット61a、および61dが、上部コード部55の凸部からなるビット55a、55dと対応する凹部に形成され、中央部のビット6b、61cが上部ビット55の凹部からなるビット55b、55cと対応する凸部に形成されている。
また、キートップ52は、ゴムスプリング(図示せず)に載置して所定量押し込むことで、キートップ52に形成した爪部(図示せず)がベースプレート60に形成した爪受孔(図示せず)に係合支持される。
このことにより、キートップ52が昇降自在にベースプレート60に支持されるととに、キートップ52を最下端まで押し込むことで、ベースプレート60側に形成したメンブレンスイッチ(図示せず)が押し込まれてスイッチ回路が切り換わるようになっている。
また、キートップ52の押圧を解除すると、ゴムスプリングの付勢力でキートップ52が初期位置まで上昇する。
このような従来のキーボード装置51の組立方法は、ベースプレート60に取り付けたゴムスプリング(図示せず)上にキートップ52を載置して下方に押し込む。すると、爪部が爪受孔に係合すると共に、上部コード部55の凸ビット55a、55dが、下部コード部61の凹ビット61a、61dに挿入され、下部コード部61の凸ビット61b、61cが、上部コード55の凹ビット55b、55cに挿入されて、キートップ52の降下を押し込みを妨害しない。
同時に、爪部が爪受孔に係合して、ベースプレート60に昇降自在にキートップ52が組み付けされる。
また、キートップ52の種類が、例えば、上部コード部55の両端のビット55aおよび55dが凹部を形成し、中間のビット15b、15cが凸部を形成した異なる種類のものを、誤って組み違えた場合には、上部コード部55が下部コード部61にぶつかって、キートップ52を下方のメンブレンスイッチまで押し下げることができず、スイッチ操作ができないようになっている。
特開2000−112620号公報
しかし、従来のキーボード装置51およびこの組立方法は、種類の異なるキートップ52を誤って組み違えた場合に、種類の異なるキートップ52の外観形状が似通っていると、一目で組み違いを発見するのが難しく、組み違いした不良品のままで出荷されるおそれがあった。
また、種類の異なるキートップ52に、4分割されたビットからなる上部コード部55をそれぞれ形成し、この上部コード部55が対向するベースプレート60の全ての位置に、4分割されたビットからなる下部コード部61を突出形成していたので、キートップ52およびベースプレート60の構造が複雑となり、コストアップになる問題があった。
本発明は前述したような課題を解決して、簡単な構造のキートップおよびベースプレートでキートップの組違いを容易に発見および防止することができるキーボード装置およびこの組立方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の手段として本発明のキーボード装置は、複数のキートップと、このキートップを昇降可能に所定位置に支持するリンク部材と、このリンク部材を介して前記キートップを支持可能なベースプレートとを備え、前記キートップは、外形の一部が異なる第1、第2キートップの少なくとも2種類がからなり、この2種類の前記キートップは、前記ベースプレートと対向する裏面側の天井面に前記リンク部材の一端部側を支持可能な上方支持部を形成し、前記第2キートップの前記上方支持部は、前記第1キートップの前記上方支持部に対して所定寸法位置ズレして形成され、前記ベースプレートには、前記リンク部材の他端部側を支持可能な下方支持部が形成され、この下方支持部は、前記第1キートップの前記上方支持部を支持して前記所定位置である正規位置に前記第1キートップを支持可能な第1下方支持部と、前記第2キートップの前記位置ズレした前記上方支持部を支持して前記正規位置に前記第2キートップを支持可能な第2下方支持部とが形成され、前記第1下方支持部に前記第2キートップ、または前記第2下方支持部に前記第1キートップを組み付ける組み違いをした場合は、組み違いをした前記第1または第2キートップが前記正規位置から位置ズレするようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の手段として、前記第1、第2キートップは、左右の横方向に隣り合って配置され、前記第1、第2キートップの前記上方支持部は、縦方向に位置ズレして形成され、前記第1または第2キートップを前記組み違いをしたときは、この組み違いをした前記第1または第2キートップが縦方向に前記位置ズレすることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記第1キートップには、前記天井面の一方側から前記ベースプレート側に略垂直状に突出する一方の外周壁が形成され、この一方の外周壁と前記上方支持部との間に所定の幅寸法の凹部を形成し、前記ベースプレートは、少なくとも前記第1下方支持部近傍に前記凹部に侵入可能な凸部を形成し、前記第1下方支持部に支持した前記第1キートップを押し下げ操作したときに、前記凸部が前記凹部に侵入するようにしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の手段として本発明のキーボード装置の組立方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキーボード装置において、前記ベースプレートの前記第1下方支持部に支持した前記リンク部材に前記第1キートップの前記上方支持部を位置合わせすると共に、前記ベースプレートの前記第2下方支持部に支持した前記リンク部材に前記第2キートップの前記上方支持部を位置合わせして、前記第1、第2キートップに押圧荷重を加えて押し下げると、左右の横方向に隣り合う前記第1、第2キートップが整列配置されて組み立てられることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の手段として、前記第1キートップを前記押し下げると、少なくとも前記第1下方支持部近傍に形成した凸部が前記第1キートップに形成した凹部に侵入して、前記第1下方支持部に前記第1キートップが組み付けされることを特徴とす。
本発明のキーボード装置において、第1下方支持部に第2キートップ、または第2下方支持部に第1キートップを組み付ける組み違いをした場合は、組み違いをした第1または第2キートップが正規位置から位置ズレするようにしたので、キートップの組み違いを容易に発見して修正することができる。
また、従来のキートップおよびベースプレートに形成した横方向に4分割されたビットが不要となり、キートップおよびベースプレートの製造が容易でコストダウンが可能になる。
また、第1、第2キートップは、左右の横方向に隣り合って配置され、第1、第2キートップの上方支持部は、縦方向に位置ズレして形成され、第1または第2キートップを組み違いをしたときは、この組み違いをした第1または第2キートップが縦方向に位置ズレするので、更にキートップの組み違いを容易に発見できる。
また、第1下方支持部に支持した第1キートップを押し下げ操作したときに、凸部が凹部に侵入するようにしたので、組み違いをして第1下方支持部に第2キートップを組み付けようとしても、凸部が邪魔になって第2キートップを第1下方支持部に組み付けるような組み違いを事前に防止することができる。
また、本発明のキーボード装置の組立方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキーボード装置において、ベースプレートの第1下方支持部に支持したリンク部材に第1キートップの上方支持部を位置合わせすると共に、ベースプレートの第2下方支持部に支持したリンク部材に第2キートップの上方支持部を位置合わせして、第1、第2キートップに押圧荷重を加えて押し下げると、左右の横方向に隣り合う第1、第2キートップが整列配置されて組み立てられるので、異なる種類のキートップを組み違いなく組み立てることができる。
また、第1キートップを押し下げると、少なくとも第1下方支持部近傍に形成した凸部が第1キートップに形成した凹部に侵入して、第1下方支持部に第1キートップが組み付けされるので、第1下方支持部に第2キートップを組み付ける組み違いをしたとしても、凸部が邪魔になって第2キートップを第1下方支持部に組み付けような組み違いを事前に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1は本発明に関するキーボード装置の平面図であり、図2は本発明に係わる第1キートップの下面図であり、図3の本発明に係わる第2キートップの下面図であり、図4は本発明に係わるベースプレートの部分拡大図であり、図5は発明に係わる第2キートップの組立を説明する側面図であり、図6は本発明に係わる第1キートップの組み間違いを説明する側面図であり、図7は本発明に係わる第1キートップの組立を説明する側面図であり、図8は本発明に係わる第2キートップの組み間違いを説明する側面図である。
まず、本発明の実施の形態のキーボード装置1は、図1に示すように、異なる種類の複数のキートップ2が所定位置にそれぞれ整列配置されている。
前記複数のキートップ2は、横長状のスペースキー2aや、略正方形に形成された文字入力キーである、複数の第1、第2キートップ4、5が、前後左右に隣り合って整列配置されている。
そして、文字入力キーは、少なくとも2個のホームポジションキーF、Jからなる第1キートップ4と、この2個の第1キートップ4以外の複数のノーマルキーG、H、B等からなる第2キートップ5とを有している。
前記第1キートップ4は、図2の下面図に示すように、矩形状の天井面4aを底面とし、この天井面4aの4面の外周部に外周壁4b、4cが形成されて略椀状に形成されている。
そして、図示上部側の一方の外周壁4bは、紙面に対して略垂直に形成されると共に、一方の外周面4b以外の3つの外周壁4cは、斜めにスカート状に形成されている。即ち、一方の外周壁4bは、図1に示す状態のおいて、後述するベースプレート7側に略垂直状に突出形成されている。
また、へこみ形成された天上面4aには、上方支持部4d〜4gが4箇所に形成され、この上方支持部4d〜4gに、図5〜図8に示すような複数のリンク部材6の一端部側がスライド自在に支持可能になっている。
また、図示上下方向に対向形成された一対の上部支持部4d、4fは、寸法Aの間隔をもって形成され、寸法Aの略中央部には、3本の凸壁を60°間隔で交叉させて6方向に所定寸法で延るラバー支持部4hが形成されている。
前記ラバー支持部4hには、ラバースプリンブ(図示せず)が支持可能になっており、ラバースプリングによって第1キートップ4が後述するベースプレート7から離れる方向の上方に弾性付勢されている。
また、一方の外周壁4bの内面から図示上方の一方の上部支持部4dの支持面までが寸法Bで形成されている。
そして、一方の外周壁4bと一方の上部支持部4dとの間には、所定の幅寸法である幅寸法Cの凹部4jが形成されている。
このようなホームポジションキーからなる第1キートップ4は、上面にすじ状の突部からなる指先検出部が形成されているので、ホームポジションキーである第1キートップ4を、操作者の指先で容易に検出することができる。
また、ノーマルキーからなる第2キートップ5は、第1キートップ4の指先検出部がないだけで、外形は第1キートップ4と同じに形成されている。
このような第2キートップ5は、図3の下面図に示すように、第1キートップ4と略同じに形成さた略矩形状の天井面5aを有し、この天井面5aに一方の外周壁5bと他方の外周壁5cとが形成され、天井面5aの4箇所に上方支持部5d〜5gが形成されている。
この上方支持部5d〜5gに、複数のリンク部材6の一端部側がスライド自在に支持可能になっている。
そして、互いに対向する一対の上部支持部5d、5fは、第1キートップ4と同じように、寸法Aの間隔をもって形成され、寸法Aの略中央部には、第1キートップ4と同様なラバー支持部5hが形成されて、ラバースプリング(図示せず)を支持可能になっている。
また、図示上部側の一方の外周壁5bの内面から一方の上部支持部5dの支持面までが、第1キートップ4の寸法Bより小さな寸法Dで形成され、一方の外周壁5bと一方の上部支持部5dとの間に、第1キートップ4の寸法Cより小さい寸法Eの凹部5jが形成されている。
即ち、第1キートップ5の上方支持部5d〜5gは、第1キートップ4の上方支持部4d〜4gに対して所定寸法(B−D)、図示上下方向の縦方向に位置ズレして形成されている。
また、図1に示すように、複数のキートップ2と対向する下方側には、複数のキートップ2を載置可能な面積の大きな金属板からなるベースプレート7が配設され、このベースプレート7上には、フィルム状の後述するメンブレンシート11が載置されている。
前記ベースプレート7には、リンク部材6の他端部側を回動自在に支持可能な下方支持部が形成され、この下方支持部は、図4に示すように、第1キートップ4の上方支持部4d〜4gをリンク部材6を介して支持して、所定位置である正規位置に第1キートップ4を支持可能な第1下方支持部8が6箇所に切り起こし形成されている。
この6箇所の第1下方支持部8は、それぞれ支持孔8aが形成されて、リンク部材6の下端部側を回動自在に支持可能になっている。
そして、6箇所の第1下方支持部8に支持したリンク部材6を介して、ホームポジションキーである第1キートップ4を正規位置に支持可能になっている。
また、6箇所の第1下方支持部8が形成された領域の図示左となりには、第2キートップ5の上方支持部5d〜5gをリンク部材6を介して支持して、所定位置である正規位置に第2キートップ5を支持可能な第2下方支持部9が6箇所に切り起こし形成されている。
また、第2下方支持部9のそれぞれには、第1下方支持部8と同じように、それぞれ支持孔9aが形成されている。
そして、第2下方支持部9に、ノーマルキーである第2キートップ5を正規位置に支持可能になっている。
また、互いに隣り合う第1、第2下方支持部8、9は、第1、第2キートップ4、5の上方支持部4d〜4g、5d〜5gの位置ズレに対応して、寸法Gの位置ズレをさせて形成されている。即ち、B−D=Gの関係になっている。
また、図4に示す第1下方支持部8近傍の図示上部側には、ベースプレート7を切り起こして所定高さの凸部10が形成され、この凸部10が、第1下方支持部8に組み付けした第1キートップ4の凹部4jに侵入するようになっている。 また、ベースプレート7の上面に載置するメンブレンシート11は、フィルムシートを複数枚積層し、それぞれのキートップ2に対応する位置に、それぞれスイッチ回路が形成されている。
前記スイッチ回路を形成した部分のメンブレンシート11には、内部が空洞でドーム状に形成されたラバースプリング(図示せず)が接着剤等で固着されている。そして、キートップ2を押し下げ操作すると、ラバースプリングが弾性変形してメンブレンシート11を押圧し、スイッチ回路が切り換わるようになっている。
このような構成の本発明のキーボード装置1の組立方法は、まず、複数のスイッチ回路に対応する位置に、それぞれラバースプリングを固着したメンブレンシート11をベースプレート7上に載置する。
すると、複数の第1、第2下方支持部8、9がメンブレンシート11から上方に突出する。次ぎに、それぞれの第1、第2下方支持部8、9の支持孔8a、9aにリンク部材6の下端部側を挿入してリンク部材6をベースプレート7に支持する。
その後、第1下方支持部8に支持したリンク部材6の上から第1キートップ4を位置合わせして載置すると共に、第2下方支持部8、9に支持したリンク部材6の上から第2キートップ5を位置合わせして載置する。
そして、例えば押圧治具(図示せず)等で、複数のキートップ2を下方に押圧すると、それぞれの上方支持部4d〜4g、5d〜5gにリンク部材6の一端部側である上端側が同時にスナップインされて、複数のキートップ2がリンク部材6を介してベースプレート7に組み付けされる。
その後、押圧治具による押圧を解除すると、それぞれのキートップ2は、ゴムスプリングの付勢力で、リンク部材6に支持された所定高さまで上昇して、正規位置に組み付けされる。
このように、正規位置に組み付けされた第1、第2キートップ4、5は、横方向に直線状に延びる基準線Fに沿って整列されて、本発明のキーボード装置1が組立されている。
また、本発明のキーボード装置1は、組立時に第1下方支持部8上に第1キートップ4を載置して押圧治具で押圧すると、図5に示すように、第1キートップ4の凹部4jに凸部10が侵入して、第1キートップ4が正規位置に位置して正常な組立が行われ、一方の外周壁4bが基準線Fに沿って組立される。
しかし、組立時に誤って、第1下方支持部8に第2キートップ5を位置合わせした場合は、図6に示すように、第2キートップ5は、基準線Fに対して寸法G図示左方向に位置ズレする。
この位置ズレした状態の第2キートップ5を押圧治具でベースプレート7側に押圧しても、一方の外周壁5bがベースプレート7の凸部10にぶつかって、それ以上第2キートップ5が降下せず、第1下方支持部8に第2キートップ5を組み付けできないようになっている。
そのために、第1下方支持部8に誤って第2キートップ5が組み付けされるような組み違いを事前に防止することができる。
また、図7に示すように、第2下方支持部9に組み付けされて正規位置に位置する第2キートップ5は、一方の外周壁5bが基準線Fに沿って組立される。しかし、組立時に誤って、図8に示すように、第2下方支持部9に第1キートップ4を組み付けた場合は、図6に示すように、第1キートップ4は、基準線Fに対して寸法G図示右方向に位置ズレした状態で組立される。
このような組み違いされた第2キートップ5は、基準線Fに対して寸法Gズレが発生するので、目視で確認することができ組み違いを容易に発見することができる。また、第2キートップ5に組み違いによって発生する位置ズレ寸法Gを大きくすることによって、図1に示す縦方向(図示前後方向)に隣り合うキートップ2がぶつかって、組み違いを事前に防止することも可能である。
そして、図1に示すように組立された本発明のキーボード装置1は、所望のキートップ2をラバースプリングの付勢力に抗して押し込み操作することにより、メンブレンシート8のスイッチ回路が切り換わって、例えばパソコン側に所望の文字等が入力されて、ディスプレー上に表示されるようになっている。
尚、本発明の実施の形態では、第1キートップ4の一方の外周壁4bから上方支持部4dまでの寸法Bが、第2キートップ5の一方の外周壁5bから上方支持部5dまでの寸法Dより大きくなるように、縦方向に互いに位置ズレさせて形成したもので説明したが、第1キートップ4の一方の外周壁4bから上方支持部4dまでの寸法が、第2キートップ5の一方の外周壁5bから上方支持部5dまでの寸法より小さくなるように互いに位置ズレさせたものでも良い。
即ち、第1キートップ4の上方支持部4dは、少なくとも第2キートップ5の上方支持部5dよりも一方の外周壁4bからの寸法が大きくなる方向に位置ズレさせて形成されている。
また、ベースプレート7側の凸部10を第1下方支持部8近傍側だけに形成したもので説明したが、第2下方支持部9近傍にも、第2キートップ5の凹部5jに侵入可能な凸部10を形成しても良い。
即ち、ベースプレート7には、少なくとも第1下方支持部8近傍に凹部4jに侵入可能な凸部10を形成したものである。
また、本発明の実施の形態では、キートップ2を文字入力用の第1、第2キートップ4、5で説明したが、スペースキー等の横長のキートップに実施することも可能である。
本発明に関するキーボード装置の平面図である。 本発明に係わる第1キートップの下面図である。 本発明に係わる第2キートップの下面図である。 本発明に係わるベースプレートの部分拡大図である。 発明に係わる第1キートップの組立を説明する側面図である。 本発明に係わる第2キートップの組み間違いを説明する側面図である。 本発明に係わる第2キートップの組立を説明する側面図である。 本発明に係わる第1キートップの組み間違いを説明する側面図である。 従来のキーボード装置の概略図である。
符号の説明
1 本発明のキーボード装置
2 キートップ
2a スペースキー
4 第1キートップ
4a 天井面
4b 一方の外周壁
4c 他方の外周壁
4d〜4g 上方支持部
4h ラバー支持部
4j 凹部
5 第2キートップ
5a 天井面
5b 一方の外周壁
5c 他方の外周壁
5d〜5g 上方支持部
5h ラバー支持部
5j 凹部
6 リンク部材
7 ベースプレート
8 第1下方支持部
8a 支持孔
9 第2下方支持部
9a 支持孔
10 突部
F 基準線

Claims (5)

  1. 複数のキートップと、このキートップを昇降可能に所定位置に支持するリンク部材と、このリンク部材を介して前記キートップを支持可能なベースプレートとを備え、前記キートップは、外形の一部が異なる第1、第2キートップの少なくとも2種類がからなり、この2種類の前記キートップは、前記ベースプレートと対向する裏面側の天井面に前記リンク部材の一端部側を支持可能な上方支持部を形成し、前記第2キートップの前記上方支持部は、前記第1キートップの前記上方支持部に対して所定寸法位置ズレして形成され、
    前記ベースプレートには、前記リンク部材の他端部側を支持可能な下方支持部が形成され、この下方支持部は、前記第1キートップの前記上方支持部を支持して前記所定位置である正規位置に前記第1キートップを支持可能な第1下方支持部と、前記第2キートップの前記位置ズレした前記上方支持部を支持して前記正規位置に前記第2キートップを支持可能な第2下方支持部とが形成され、
    前記第1下方支持部に前記第2キートップ、または前記第2下方支持部に前記第1キートップを組み付ける組み違いをした場合は、組み違いをした前記第1または第2キートップが前記正規位置から位置ズレするようにしたことを特徴とするキーボード装置。
  2. 前記第1、第2キートップは、左右の横方向に隣り合って配置され、前記第1、第2キートップの前記上方支持部は、縦方向に位置ズレして形成され、前記第1または第2キートップを前記組み違いをしたときは、この組み違いをした前記第1または第2キートップが縦方向に前記位置ズレすることを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
  3. 前記第1キートップには、前記天井面の一方側から前記ベースプレート側に略垂直状に突出する一方の外周壁が形成され、この一方の外周壁と前記上方支持部との間に所定の幅寸法の凹部を形成し、前記ベースプレートは、少なくとも前記第1下方支持部近傍に前記凹部に侵入可能な凸部を形成し、前記第1下方支持部に支持した前記第1キートップを押し下げ操作したときに、前記凸部が前記凹部に侵入するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のキーボード装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキーボード装置において、前記ベースプレートの前記第1下方支持部に支持した前記リンク部材に前記第1キートップの前記上方支持部を位置合わせすると共に、前記ベースプレートの前記第2下方支持部に支持した前記リンク部材に前記第2キートップの前記上方支持部を位置合わせして、前記第1、第2キートップに押圧荷重を加えて押し下げると、左右の横方向に隣り合う前記第1、第2キートップが整列配置されて組み立てられることを特徴とするキーボード装置の組立方法。
  5. 前記第1キートップを前記押し下げると、少なくとも前記第1下方支持部近傍に形成した凸部が前記第1キートップに形成した凹部に侵入して、前記第1下方支持部に前記第1キートップが組み付けされることを特徴とする請求項4記載のキーボード装置の組立方法。
JP2004064104A 2004-03-08 2004-03-08 キーボード装置およびこの組立方法 Expired - Fee Related JP4227542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064104A JP4227542B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 キーボード装置およびこの組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064104A JP4227542B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 キーボード装置およびこの組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005251085A true JP2005251085A (ja) 2005-09-15
JP4227542B2 JP4227542B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=35031480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004064104A Expired - Fee Related JP4227542B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 キーボード装置およびこの組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4227542B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108648945A (zh) * 2018-03-30 2018-10-12 北京汉德默兹克科技有限公司 键帽及使用该键帽的机械键盘

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108648945A (zh) * 2018-03-30 2018-10-12 北京汉德默兹克科技有限公司 键帽及使用该键帽的机械键盘

Also Published As

Publication number Publication date
JP4227542B2 (ja) 2009-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7094984B2 (en) Key switch and keyboard input device using the same
US9024214B2 (en) Narrow key switch
US20110042195A1 (en) Keyboard
KR20020012494A (ko) 키보드장치 및 이 키보드장치의 조립방법
US20190214200A1 (en) Key switch device
CN113299511B (zh) 按键结构
CN100483589C (zh) 键盘单元和具有键盘单元的电子设备
JP4227542B2 (ja) キーボード装置およびこの組立方法
US6833522B1 (en) Key switch device and method for manufacturing the same
JP2011107824A (ja) キーボード装置
JP4394562B2 (ja) ポインティングデバイス
JP2006286582A (ja) スイッチ装置
JP2006190552A (ja) キースイッチ
JP2012059512A (ja) 押圧式入力装置
JP2012059513A (ja) 押圧式入力装置
JP2005056769A (ja) キーボードスイッチ
JP2005242656A (ja) 座標入力装置およびこれを用いたキーボード入力装置
JP6204232B2 (ja) 入力装置
JP4398738B2 (ja) キーシート
JP2022098101A (ja) キースイッチ
CN1855333B (zh) 按键结构
CN105575704B (zh) 按键结构及输入装置
JP3157096U (ja) キーボード
JP4897288B2 (ja) 識別方法
JP2021036510A (ja) スイッチ装置及びキー入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060901

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees