JP2005249227A - 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー - Google Patents
地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005249227A JP2005249227A JP2004056151A JP2004056151A JP2005249227A JP 2005249227 A JP2005249227 A JP 2005249227A JP 2004056151 A JP2004056151 A JP 2004056151A JP 2004056151 A JP2004056151 A JP 2004056151A JP 2005249227 A JP2005249227 A JP 2005249227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- roller
- pressure
- landmine
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41H—ARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
- F41H11/00—Defence installations; Defence devices
- F41H11/12—Means for clearing land minefields; Systems specially adapted for detection of landmines
- F41H11/16—Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles
- F41H11/30—Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles with rollers creating a surface load on the ground, e.g. steadily increasing surface load, for triggering purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
【解決手段】 地雷処理装置7のカバー8であって、加圧輪71の上方を覆うカバー本体80と、カバー本体80に下方に向けて突設されるとともに加圧輪71の軸芯線方向に沿って設けられた障害物除去部材83とをそなえて構成される。
【選択図】 図1
Description
そこで、地中の地雷を処理するための技術が従来より種々開発されており、このような技術として、例えば特許文献1に開示された地雷除去装置がある。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、安定して地雷処理を行なえるようにした、地雷処理装置及び地雷処理装置のカバーを提供することを目的とする。
請求項2記載の本発明の地雷処理装置のカバーは、請求項1記載の地雷処理装置のカバーにおいて、該障害物除去部材の形状が、上記の加圧輪の軸心線方向に沿って設けられたたことを特徴としている。
請求項4記載の本発明の地雷処理装置のカバーは、請求項3記載の地雷処理装置のカバーにおいて、該エッジ部材が、該ベース部材に取り外し可能に構成されたことを特徴としている。
請求項5記載の本発明の地雷処理装置は、上記の請求項1〜4の何れか1項に記載の地雷処理装置のカバーと、地面を加圧する加圧輪とをそなえて構成されたことを特徴としている。
図1〜図6は、本発明の一実施形態としての地雷処理装置及び地雷処理装置のカバーに関する図であり、図1はその構成を斜め上方からみた模式的な斜視図、図2はその構成を示す図であって、(a)はその模式的な背面図(キャビン側からみた図)、(b)はその模式的な側面図、図3はその障害物除去部材の構成を示す図であって、(a)はその模式的な正面図〔図2(a)のA矢視図に相当する図〕、(b)は(a)の模式的なB−B断面図〕、図4は地雷処理機械の全体構成を示す模式的な側面図、図5は地雷処理装置の背面視による模式的な断面図、図6は加圧ローラ及びシャフトの要部寸法の設定方法を説明するための図であって地雷処理装置をカバーを取り外した状態で示す模式的な側面図である。
地雷処理機械1は、下部走行体2と、キャビン3aを有し下部走行体2の上側に旋回可能に配設された上部旋回体3と、上部旋回体3に設けられ種々の作業を行なう作業装置4とをそなえて構成されている。
このカバー8の上部外側には、左右一対のブラケット81,81が形成されており、これらのブラケット81,81は、それぞれ、その前部を連結リンク22の一端に揺動自在に軸支されるとともに、その後部をアーム6の先端部に揺動自在に軸支されている。また、上記の連結リンク22の他端は、ローラシリンダ11の先端部に揺動自在に軸支され、さらに、ローラシリンダ11の先端部とアーム6の先端部とは左右一対のリンク23を介して連結されている。
以下、図1〜図3及び図5を参照して、マルチローラ7及びカバー8についてさらに説明する。
各加圧ローラ71は、中央に挿通穴71cの形成された環状のものであり、ここでは、その外径に比して比較的軸方向の厚さの薄い形状に設定されている。これらの加圧ローラ71の挿通穴71cには、シャフト70が挿通されており、複数の加圧ローラ71がシャフト70に沿って横方向に並べられた状態でシャフト70を介してカバー8に組み付けられている。各加圧ローラ71は、接地状態において、シャフト70に移動に応じて地上を転動することとなる。
また、キャビン3a内のオペレータからは見られない、カバー8の加圧ローラ71よりも前方は、カットされ上方に角度がつけられている(ここでは加圧ローラ71よりも後方下縁に対し、上記の前方の下縁には上方に45度の角度がつけられている)。これにより、ローラ前方においてカバー8が地面などに不要に衝突してしまうことを回避するようにしている。
そして、本地雷処理装置のカバー8の大きな特徴であるが、前加圧ローラ71の前後左右及び上方を覆うスカート形状のカバー本体80の背面(キャビン3a側であってマルチローラ7の地雷処理時の主体的な移動方向Cにおける下流側)84には、この背面84を下方に向けて延在させたような(つまり、背面84と同じく、上記移動方向Cへ斜め下方に向く姿勢で)ブレード(障害物除去部材)83が取り付けられている。このブレード83は、カバー幅方向(つまり、加圧ローラの回転軸方向でありシャフト70の長手方向)に沿って設けられるものであって、ここでは、上記のカバー幅方向に沿って長い単一のプレート材を全加圧ローラ71及びカバ−8の全幅に亘るようにして配設している。なお、障害物除去部材として、上記のカバー幅方向に対する寸法の短いプレート材を、所定のピッチで、全加圧ローラ71及びカバ−8の全幅に亘って複数設けるようにしても良い。
このような構成により、図2(b)中に矢印Cで示すように、マルチローラ7をキャビン3a側に移動させて加圧ローラ71により転圧を行なう際、加圧ローラ71の転圧に先駆け、このブレード83により比較的大きな石などの障害物gLが押し退けられるようになっている。
一方、エッジプレート83bは、その上縁(基端)をカバー背面84の下縁に一致させるとともにその下縁(先端)をベースプレート83aから突出させるようして、ベースプレート83aの背面側(地雷処理時における、予め設定されたマルチローラ7の主体的な移動方向Cで下流側)に設定されている。このように、エッジプレート83bは、ブレード83の背面、即ち石などの障害物に衝突する主体的な衝突面となるためベースプレート83aに較べ消耗が激しく、その消耗に応じて適宜交換されるものである。換言すれば、ブレード83は、消耗の激しい背面を交換可能に構成されているのである。
また、エッジプレート83bの上下両縁部は、整地するのに使用できるよう鋭角化されており、下方に向く一方の縁部が磨耗により鈍角化した場合には、それまで上方に向いていた磨耗していない他方の縁部を下方に向ける姿勢に上下反転させる。このため、エッジプレート83bは、上下反転させてカバー8に取り付けられるように、図3(b)に示すようにその上下中央においてボルト90が挿通されている。
なお、上記特許公報1に記載された地雷除去装置の加圧輪には凹凸部材が装着されているが、この凹凸部材は、加圧輪のスリップ防止のためのものであって、本加圧ローラに周面に形成された凹凸形状とは本質的に異なるものである。
このように、相互に隣り合う加圧ローラ71A,71Bの高低差が最大となる状態においても、これらの加圧ローラ71が、その挿通穴71cを完全に包囲する領域Aで接触するようにするためには、加圧ローラ71Aに着目すれば、この状態において、加圧ローラ71Aの歯底71baを通る円周上の最も低い位置POが、加圧ローラ71Bの挿通穴71c(内周面)の最も低い位置PIよりも低くなるようにすれば良い。
LO=(DRO−DRI)/2 ・・・(1)
なお、上記DROは、加圧ローラ71の円中心に最も近接した側面を通る円周を意図するものであり、ここでは、上述の通り歯底径となり、以下、ローラ最小外径DROともいう。加圧ローラ71が周面に凹凸のないプレーンローラである場合には、ローラ最小外径DROは、ローラ外径となる。
LI=(DRI−DS) ・・・(2)
位置POが位置PIよりも低いということは、上記距離LOが上記距離LIよりも長いことと等価であるから、下式(3)の条件を満たすように、ローラ最小外径(歯底径)DRO,ローラ内径DRI及びシャフト径DSを設定することにより、加圧ローラ71Aは、常に、隣り合う加圧ローラ71Bによって全周に亘って(全周方向位置で)支持されるようになる。
ここでは、歯底径DROは400mmに設定され、ローラ内径DRIは180mmに設定され、シャフトDSは80mmに設定されており、上式(3)の左辺は10mmとなり、上式(3)を満足するようにローラ最小外径DRO,ローラ内径DRI及びシャフトDSが設定されている。
例えば、上記実施形態では、加圧ローラ71を円周面に凹凸の形成された歯車形状としたが、加圧ローラ71の形状はこれに限定されず、加圧ローラ71として、周面の平滑なプレーンローラを使用しても良い。
8 カバー
71 加圧ローラ(加圧輪)
83 ブレード(障害物除去部材)
83a ベースプレート(ベース部材)
83b エッジプレート(エッジ部材)
Claims (5)
- 移動しながら加圧輪により地面を転圧して地中の地雷を起爆処理する地雷処理装置において、該加圧輪に対し取り付けられる、地雷処理装置のカバーであって、
該加圧輪の上方を覆うカバー本体と、
該カバー本体に下方に向けて突設された障害物除去部材とをそなえて構成された
ことを特徴とする、地雷処理装置のカバー。 - 該障害物除去部材が、上記の加圧輪の軸心線方向に沿って設けられた
ことを特徴とする、請求項1記載の地雷処理装置のカバー。 - 該障害物除去部材が、
該カバー本体に取り付けられるベース部材と、
該ベース部材に突出して取り付けられたエッジ部材とをそなえて
構成されたことを特徴とする、請求項1又は2記載の地雷処理装置のカバー。 - 該エッジ部材が、該ベース部材に取り外し可能に構成された
ことを特徴とする、請求項3記載の地雷処理装置のカバー。 - 上記の請求項1〜4の何れか1項に記載の地雷処理装置のカバーと、
地面を加圧する加圧輪とをそなえて構成された
ことを特徴とする、地雷処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004056151A JP2005249227A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004056151A JP2005249227A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005249227A true JP2005249227A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35029863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004056151A Pending JP2005249227A (ja) | 2004-03-01 | 2004-03-01 | 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005249227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013231541A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Komatsu Ltd | 作業機及び危険物処理装置 |
WO2024126184A1 (fr) * | 2022-12-15 | 2024-06-20 | Sera Ingenierie | Engin d'ouverture d'itineraire en zone urbanisee degradee |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110310U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-22 | 株式会社小松製作所 | 道路補修機械 |
JPH0655093U (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-26 | 信正 吉田 | 地雷処理車 |
JP2003041630A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Komatsu Ltd | ブレード |
JP2004044911A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Yoshimura Hiroshi | 地雷処理車両 |
-
2004
- 2004-03-01 JP JP2004056151A patent/JP2005249227A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110310U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-22 | 株式会社小松製作所 | 道路補修機械 |
JPH0655093U (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-26 | 信正 吉田 | 地雷処理車 |
JP2003041630A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Komatsu Ltd | ブレード |
JP2004044911A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Yoshimura Hiroshi | 地雷処理車両 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013231541A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Komatsu Ltd | 作業機及び危険物処理装置 |
WO2024126184A1 (fr) * | 2022-12-15 | 2024-06-20 | Sera Ingenierie | Engin d'ouverture d'itineraire en zone urbanisee degradee |
FR3143729A1 (fr) * | 2022-12-15 | 2024-06-21 | Sera Ingenierir | Engin d'ouverture d'itinéraire en zone urbanisée dégradée. |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2016317394B2 (en) | Undercarriage assembly and track links for assembly | |
US20050253454A1 (en) | Grouser shoe and fabrication method | |
SE464095B (sv) | Graevskopstand vid en graevmaskin | |
JP6392988B2 (ja) | ラグバー、履板およびラグバーの製造方法 | |
JP2005249227A (ja) | 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー | |
JP4418253B2 (ja) | 地雷処理装置 | |
CN110637128B (zh) | 机动平路机的作业装置 | |
CN113226901A (zh) | 防斜钉履带板 | |
JP4235137B2 (ja) | 地雷処理装置のシャフト引き抜きシステム | |
DE10018248B4 (de) | Minenräumfahrzeug | |
KR102689746B1 (ko) | 노치를 갖는 윙형 스프로켓 세그먼트 | |
JP3737805B2 (ja) | ロータリーカッタ式地雷処理装置 | |
US12116058B2 (en) | Track shoe assembly including a shoe plate and a grouser and related method of manufacture | |
JP7533278B2 (ja) | 弾性クローラの走行試験装置 | |
JP7122149B2 (ja) | 履帯 | |
JP6656676B2 (ja) | 弾性クローラとクローラ式走行装置 | |
JP6132763B2 (ja) | 液圧ハンマー用装置および液圧ハンマー | |
DE29602464U1 (de) | Gerätesatz zur Minenräumung | |
US10005651B2 (en) | Implements and methods of manufacturing and using same | |
US20150345290A1 (en) | Surface mining tooth retention | |
JP2002090095A (ja) | 地雷除去装置 | |
JP5793536B2 (ja) | 地雷処理装置 | |
JP2589550B2 (ja) | 電子ビーム溶接により角鋼管を製造する際の鋼管内面保護方法 | |
JPH0711350Y2 (ja) | 地雷処理ローラ | |
JP2001091200A (ja) | 地雷除去用前処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20100713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |