JP2005248975A - ツインクラッチ式歯車変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
この発明は、この発明は、2本のカウンター軸を同軸上に配置するツインクラッチ式の歯車変速装置において、同一軸上に配置する軸受けの数が増加しても、変速装置の全長を長くすることなく、変速装置をコンパクトにできるツインクラッチ式歯車変速装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
第二カウンター軸の第一ギア部材8aには、その内周部に後方側から前方側に凹む凹部82を形成し、その第一ギア部材8aは、その凹部82の内周面82aで、ニードルベアリング83を介して第一カウンター軸7の突出部72に支持される。すなわち、第二カウンター軸の第一ギア部材8aが、第一カウンター軸7に支持され、その支持位置も第一ギア部材の第二減速ギア81と軸方向に重畳(オーバーラップ)するように設定している。
【選択図】 図4

Description

この発明は、自動車等の動力伝達経路に用いられる歯車変速装置、特に入力軸上に二つのクラッチ機構を近接配置したツインクラッチ式歯車変速装置に関する。
従来より、入力軸上に2つのクラッチ機構を備え、一方のクラッチ機構が接続されている間に、他方のフリーなクラッチ機構の側でシフトを行ない、クラッチ機構の切換えを行うことにより瞬間的に変速を行うツインクラッチ式の歯車変速装置が知られている。
例えば、下記特許文献1に、このツインクラッチ式歯車変速装置が開示されている。この特許文献1に記載されているように、ツインクラッチ式歯車変速装置では、入力軸から出力軸に至る動力伝達経路を2つ設ける必要があるため、カウンター軸を2本設ける必要がある。
しかし、カウンター軸2本を別軸にして変速装置内に設けると、変速装置が大きくなり、車両フロアのトンネル部内に配置できないという問題が生じる。
そこで、下記特許文献2に記載されているように、2本のカウンター軸を同軸上に配置することが考えられる。
すなわち、第一のカウンター軸を中空の筒部材で構成し、第二のカウンター軸を、その中を挿通する軸部材で構成することで、2本のカウンター軸を同軸上に配置するのである。
このように、2本のカウンター軸を同軸上に配置することで、ツインクラッチ式歯車変速装置であっても、変速装置をコンパクトにすることができ、前述の問題を解消することができる。
米国特許4463621号明細書。
米国特許6460425号明細書。
ところで、歯車変速装置においては、エンジン等の駆動源から駆動トルクを駆動輪に伝達しているが、この駆動トルクを伝達する際、ギアには大きな負荷が掛かり「ギアの倒れ」という現象が生じる。そこで、歯車変速装置ではこのギアの倒れを抑制するため、軸受けの数を増すなどして支持剛性を増加させるのが一般である。
前述の特許文献2に記載されているツインクラッチ式歯車変速装置の場合には、カウンター軸を2本設けることになるため、一般のカウンター軸を1本とした歯車変速装置よりも、軸受けの数をさらに増やす必要が生じる(少なくともカウンター軸を支持する軸受けが4つ必要となる)。
しかしながら、多くの軸受けを同一軸上に設けることになると、その軸受けの数だけ設置場所を設けなければならないため、カウンター軸の軸長が必然的に長くなり、結果的に変速装置が長くなるといった問題がある。
そこで、この発明は、2本のカウンター軸を同軸上に配置するツインクラッチ式の歯車変速装置において、同一軸上に配置する軸受けの数が増加しても、変速装置の全長を長くすることなく、変速装置をコンパクトにできるツインクラッチ式歯車変速装置を提供することを目的とする。
この発明によるツインクラッチ式歯車変速装置は、入力軸と、該入力軸と同軸上に配置した出力軸と、該出力軸と平行に配置した筒状の第一カウンター軸と、該第一カウンター軸内を挿通配置した第二カウンター軸と、前記入力軸上に設置され第一カウンター軸及び第二カウンター軸に対して動力を伝達する第一クラッチ機構と第二クラッチ機構とを備えたツインクラッチ式歯車変速装置にあって、前記第一カウンター軸を、第一の軸受けを介してケーシングに支持し、該第一カウンター軸の端部を、前記第二カウンター軸上に設けたギアの内周部まで突出させることで、該ギアと軸方向に重畳するように配置し、該第二カウンター軸上のギアを、該第一カウンター軸の端部で第二の軸受けを介して支持したものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸は、第一の軸受けを介してケーシングに支持させつつ、その第一カウンター軸の端部を、第二カウンター軸上のギア内周部まで突出させることで、そのギアと軸方向に重畳するように配置して、その端部で、第二の軸受けを介してその第二カウンター軸上のギアを支持する。すなわち、第二カウンター軸を、第一カウンター軸を利用して支持し、その支持位置を第二カウンター軸上のギアと軸方向に重畳、所謂、オーバーラップをするように設定するのである。
このため、第二カウンター軸を支持する第二の軸受けは、第二カウンター軸上のギアと軸方向に重なり合うため、軸受けの設置場所を別途軸方向に設ける必要がなくなる。よって、カウンター軸の軸長を短くできる。
この発明の一実施態様においては、前記第一の軸受けを、前記第一カウンター軸の端部近傍に配置し、前記第二の軸受けに隣接配置したものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸をケーシングに支持する第一の軸受けを、第二の軸受けに隣接配置することで、ケーシングの支持剛性を第二の軸受けでも得ることができるため、より第二の軸受けによる支持剛性を向上することができる。
この発明の一実施態様においては、前記第一カウンター軸を、第二カウンター軸よりも短軸に設定し、前記第一の軸受けを、該第一カウンター軸の両端に設けたものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸を第二カウンター軸よりも短軸にして、且つその両端を第一の軸受けで支持したことにより、第一カウンター軸の支持剛性を向上することができる。よって、第二カウンター軸を第一カウンター軸で支持したとしても、十分に支持剛性を確保できるため、確実に第二カウンター軸の支持を行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、前記出力軸と、第一カウンター軸及び第二カウンター軸との間には複数の歯車列を配置し、前記第二カウンター軸上には、該歯車列のうち、前進偶数段用のカウンターギアを集中配置したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸上に前進偶数段用のカウンターギアを配置したことにより、前進最低速段(1速段)用のカウンターギアや後退段用のカウンターギアといった伝達トルクの大きいギアを、第二カウンター軸で支持しなくてもよいため、第二カウンター軸を第一カウンター軸で支持したとしても、十分にその支持剛性を確保できる。よって、この構成においても確実に第二カウンター軸の支持を行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二カウンター軸の両端を第三の軸受けを介してケーシングに支持したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸の両端が第三の軸受けを介してケーシングに支持される。このため、第二カウンター軸の支持剛性が、単に第二の軸受けを介して第一カウンター軸で支持するものよりも、さらに支持剛性を向上することができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二カウンター軸を、少なくとも第一カウンター軸内を挿通する軸部材とギアを外周に設けたギア部材の二部材で構成し、両部材の結合位置を、前記第二の軸受けに隣接するように設定したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸を、少なくとも軸部材とギア部材との二部材で構成したことにより、第二カウンター軸の成形性を向上することができる。また、このように二部材で構成したとしても、その結合位置を第二の軸受けに隣接するように設定したことで、両部材の間でこじれ等の問題も生じないため、変速装置の耐久性を向上することができる。
この発明によれば、第二カウンター軸を支持する第二の軸受けは、第二カウンター軸上のギアと軸方向に重畳、所謂オーバーラップをするため、軸受けの設置場所を別途軸方向に設ける必要がなくなる。よって、カウンター軸の軸長を短くできる。
したがって、2本のカウンター軸を同軸上に配置するツインクラッチ式の歯車変速装置において、同一軸上に配置する軸受けの数が増加しても、変速装置の全長を長くすることなく、変速装置をコンパクトにできるツインクラッチ式歯車変速装置を提供することができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施形態を詳述する。まず、第一の実施態様について説明する。
図1は本実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置1の全体断面図、図2はその歯車変速装置1のスケルトン図、図3はツインクラッチ式歯車変速装置1の制御システムのブロック図、図4は歯車変速装置1の前部における要部詳細図、図5は歯車変速装置1の後部における要部詳細図である。
このツインクラッチ式歯車変速装置1は、前方に配置したエンジン等の駆動源(図示せず)の回転駆動力を、後方の駆動輪(図示せず)に伝達する駆動伝達経路に介装され、駆動源の回転駆動力を駆動輪に減速又は増速して伝達するように構成している。
このツインクラッチ式歯車変速装置1は、油圧シリンダー等のアクチュエータによって、自動的に変速及びクラッチ操作を行う、所謂、自動変速装置であり、図3のブロック図に示すような制御システムによって制御される。
すなわち、この制御システムでは、シフトレバー11、車速12、アクセル開度13、エンジン負荷14、ブレーキ15等からの信号を、変速装置CPU16に取り込み、その取り込んだ情報を基に、変速装置CPU16で制御信号の演算を行い、変速装置CPU16からクラッチ機構1Aにクラッチ信号を、変速機構1Bに変速信号を、それぞれ発信することで、クラッチ断接及び変速制御を行うように構成している。
また、この制御システムでは、クラッチ機構1Aの状態を検出するクラッチセンサ17、各シャフトの回転状態を検出するシャフトセンサ18、それにシフトロッド等の状態を検出するシフトセンサ19を設け、変速装置1内の状態を検出して、常時フィードバック制御を行うように構成している。
なお、具体的な制御方法については、説明を省略するが、一般的には、一方のクラッチ機構が接続されている間に、他方のフリーなクラッチ機構の側でシフト切換えを行い、この状態で一方のクラッチ機構から他方にクラッチ機構に動力伝達経路を切換えるといった制御を行うことで変速装置の制御を行なう。このように、予め他方のクラッチ機構の側でシフト切換えが行われているため、2つのクラッチ機構を切換えるだけで、瞬間的に変速を行うことが可能となるのである。
次に、このツインクラッチ式歯車変速装置1の内部構造について説明する。
この変速装置1は、図1、図2に示すように、クラッチハウジング2とギアケーシング3とを有し、クラッチハウジング2内には、第一クラッチ機構1Aaと第二クラッチ機構1Abを備える。一方、ギアケーシング3内には、前後方向に延びる軸状の第一入力軸4、その外周に位置する筒状の第二入力軸5、第一入力軸4の後方に配置した軸状の出力軸6、所定の軸間距離をもって出力軸6と平行に配置した筒状の第一カウンター軸7、第一カウンター軸7内を挿通する軸状の第二カウンター軸8、これら軸類と平行に配置したリバースアイドル軸9とを具備する。
前述の第一入力軸4は、前端に第一クラッチ機構1Aaのクラッチ板41が固定された軸状部材で構成され、第一クラッチ機構1Aaが接続されると駆動源の回転駆動力を第一カウンター軸7に伝達する。
この第一入力軸4は、ギアケーシング3の前方から前後方向に延び、その後端外周には第一カウンター軸7に回転駆動力を伝達する第一入力ギア42を設けている。また、第一入力ギア42に隣接する前側位置には、テーパーベアリング31を設け、このテーパーベアリング31によってギアケーシング3に支持される。
前述の第二入力軸5は、前端に第二クラッチ機構1Abのクラッチ板51が固定された筒状部材で構成され、第二クラッチ機構1Abが接続されると駆動源の回転駆動力を第二カウンター軸8に伝達する。
この第二入力軸5も、ギアケーシング3の前方から前後方向に延び、その後端外周には第二カウンター軸8に回転駆動力を伝達する第二入力ギア52を設けている。また、第二入力軸5は、第一入力軸4にニードルベアリング53を介して支持される。
前述の出力軸6は、第一入力軸4の後方で同軸上に配置する軸状部材で構成され、第一カウンター軸7、第二カウンター軸8、又は第一入力軸4から直接回転駆動力を受けて、後方の駆動輪にその回転駆動力を伝達する。
この出力軸6は、ギアケーシング3内を前方から後方に延びるように配置され、その前端が第一入力軸4の後端に支持されるとともに、その中央及び後部がテーパーベアリング32及びボールベアリング33を介してギアケーシング3に支持される。
前述の第一カウンター軸7は、前部に前述の第一入力ギア42と噛合する第一減速ギア71を設けた筒状部材で構成され、第一入力軸4から受けた回転駆動力を出力軸6に伝達する。
この第一カウンター軸7は、その前端及び後端を、それぞれローラベアリング34,35を介してギアケーシング3に支持され、その軸の外周には、複数のカウンターギアを設けている。
前述の第二カウンター軸8は、第一カウンター軸7と異なり、三つの部材で構成される。すなわち、前述の第二入力ギア52と噛合する第二減速ギア81をその外周に設けた第一ギア部材8aと、第一カウンター軸7内を挿通する軸状の第二軸部材8bと、複数のカウンターギアを外周に設ける第三ギア部材8cと、の三部材から構成される。これら三部材8a,8b,8cは、それぞれスプライン結合によって軸方向に連結固定され、これら三部材8a,8b,8cを連結した状態で第二カウンター軸8を構成している。
このように、第二カウンター軸8を三部材8a,8b,8cで構成することで、ギアの成形等を行なう場合に、旋盤等で大型の治具を必要としないため、生産性を向上することができる。また、各ギアの成形の際には、各部材ごとに成形を行なうため、成形精度も高めることができる。
なお、本実施態様では、三つの部材8a,8b,8cで第二カウンター軸8を構成しているが、第一ギア部材8aと第二軸部材8bを一体にした部材を設け、この部材と第三ギア部材8cの二部材で第二カウンター軸8を構成しても、ほぼ同様の効果を得ることができる。また、第二軸部材8bと第三ギア部材8cを一体にして、第一ギア部材8aと二部材としてもよい。
この第二カウンター軸8も、第一カウンター軸7と同様に、第二入力軸5から受けた回転駆動力を出力軸6に伝達する。
また、この第二カウンター軸8は、第一ギア部材8aの前端でニードルベアリング36を介して、ギアケーシング3に固定したケース部材37に支持され、第三ギア部材8cの後端でローラベアリング38を介してギアケーシング3に支持される。
前述のリバースアイドル軸9は、短い軸部材で構成され、両端がギアケーシング3に支持された状態で、ピン固定される。
次に、出力軸6、第一カウンター軸7及び第二カウンター軸8上にそれぞれ配置した複数の歯車列及び同期装置について説明する。
出力軸6と、第一カウンター軸7又は第二カウンター軸8の間には、前方側から、後退段21、3速段22、1速段23、4速段24、2速段25、6速段26の歯車列(ギア対)を配置している。
この歯車列のうち、出力軸6上に配置した全ての出力ギア21A〜26Aは、出力軸6に遊転支持される。一方、第一カウンター軸7、第二カウンター軸8上に配置した全てのカウンターギア21B〜26Bは、各カウンター軸7,8に一体形成され、各カウンター軸7,8と一体回転するように構成される。
また、同期装置27〜30は、出力軸6にスプライン結合で固定され、前方側から、直結5速とリバースを同期する5−R同期装置27、3速と1速を同期する3−1同期装置28、4速と2速を同期する4−2同期装置29、6速を同期する6同期装置30が、それぞれ前述の各歯車列21〜26の間に配置される。
これら同期装置27〜30は、同期装置のスリーブSをシフト(軸方向に移動)させることで、各出力ギア21A〜26Aと出力軸6を連結し、一体回転するように構成している。なお同期装置の同期作用については、周知であるため具体的な説明を省略する。
次に、この歯車変速装置1のより具体的な構造について、図4、図5により説明する。
前述のように、第一入力軸4には第一入力ギア42を、第二入力軸5には第二入力ギア52をそれぞれ設けているが、図4からも分かるように、第一入力ギア42の径の方を第二入力ギア52の径よりも小径に設定している。すなわち、第一入力ギア42と第一減速ギア71からなる第一減速歯車列R1の減速比を、第二入力ギア52と第二減速ギア81からなる第二減速歯車列R2の減速比よりも大きく設定している。
このように、第一減速歯車列R1の減速比を第二減速歯車列R2の減速比よりも大きく設定することにより、第一カウンター軸7の回転速度を低速として、第二カウンター軸8の回転速度を高速とすることができる。このように減速比を2つのカウンター軸7,8の間で変更することで、第一カウンター軸7を低速側、第二カウンター軸8を高速側と振り分けることが可能となるため、入出力軸4,6とカウンター軸7,8との間の軸間距離を大きくしなくても、ギア比のレンジ幅を大きくすることができる。
また、第一減速歯車列R1と第二減速歯車列R2との間には、ギアケーシング3に対して各軸4〜8を支持するベアリング類31,34を配置している。このように、第一減速歯車列R1と第二減速歯車列R2との間にベアリング類31,34を設けることで、2つの駆動伝達経路に対して、一箇所の軸受け位置で効果的に支持剛性を確保することができる。このため、駆動伝達経路が増えたとしても、別途、軸受け位置を必要としないため、変速装置1の軸方向長さをコンパクトにすることができる。
また、第二カウンター軸の第一ギア部材8aには、その内周部に後方側から前方側に凹む凹部82を形成し、その第一ギア部材8aは、その凹部82の内周面82aで、ニードルベアリング83を介して第一カウンター軸7の突出部72に支持される。すなわち、第二カウンター軸の第一ギア部材8aが、第一カウンター軸7に支持され、その支持位置も第一ギア部材の第二減速ギア81と軸方向に重畳(オーバーラップ)するように設定している。
このように、第二カウンター軸の第一ギア部材8aを第一カウンター軸7に支持させ、さらに、その支持位置を軸方向に重畳させたことにより、カウンター軸を2本設けたとしても、別途、ギアケーシング3に対する軸受け位置を、軸方向に設けなくてもよいため、変速装置1の軸方向長さをコンパクトにできる。
また、このニードルベアリング83は、前述の第一カウンター軸をギアケーシングに支持するローラベアリング34の前側に隣接配置している。このようにニードルベアリング83をローラベアリング34に隣接配置することで、ギアケーシング3の支持剛性をニードルベアリング83でも得ることができるため、より支持剛性を向上することができる。
また、ニードルベアリング83の前側の隣接位置には、前述の第一ギア部材8aと第二軸部材8cのスプライン結合部86が設定されている。このように設定されていることにより、スプライン結合部86を支持する支持剛性が高まるため、第一ギア部材8aと第二軸部材8cとの間でこじれ発生のおそれを無くすことができる。よって、この部分での破損防止が図られ、変速装置の耐久性を向上することができる。
さらに、本実施態様では、後進段用カウンターギア21Bを第一カウンター軸7上に配設している。この第一カウンター軸7は、前述のように、ある程度の径を有する筒状部材であり、また、第二カウンター軸8よりも短軸であり、しかも、その両端をローラベアリング34,35(図1参照)によって、ギアケーシング3に直接両持ち支持されるものである。よって、比較的大きな駆動トルクを伝達する後退段用カウンターギア21Bをその軸上に配置しても、第一カウンター軸7は、確実にその支持を行うことができる。
また、このように第一カウンター軸7の支持剛性が高いため、第二カウンター軸8を、ニードルベアリング83を介して支持したとしても、十分に支持することができる。
また、第二入力軸5の前端部分には、ケース部材37との間で、オイルポンプ91を設けている。このオイルポンプ91は、第二入力軸8が回転することにより、油圧を発生するものであり、変速装置1内の油圧制御や潤滑に用いるものである。
また、図5に示すように、本実施態様では、1速段用カウンターギア23Bを第一カウンター軸7上に配置している。この第一カウンター軸7は、前述したように、ある程度の径を有する、両持ち支持の短軸の筒状部材である。よって、伝達駆動トルクが最も大きい1速段用カウンターギア23Bを、その軸上に配置しても、確実に支持することができる。
また、このように、1速段用カウンターギア23Bや後進段段用カウンターギア21Bを、第一カウンター軸7上に集中的に配置することで、第二カウンター軸8では、その他の歯車列、具体的には、4速段用カウンターギア24B、2速段用カウンターギア25B、6速段用カウンターギア26Bといった比較的伝達トルクが小さい、偶数速段のカウンターギアを支持するだけでよくなる。
このため、第二カウンター軸8の軸径は、これらギアの最大トルクに耐えうるだけの径に設計すればよいため、第二カウンター軸8の軸径、具体的には、第二カウンター軸の第二軸部材8bの軸径を小さくすることができる。
こうして、第二カウンター軸の第二軸部材8bを小径にできれば、その外周に位置する第一カウンター軸7も、第二カウンター軸8の影響を受けることなく小径にすることができ、このように第一カウンター軸7を小径とすれば、その外周に設けるギア径も小径にすることができる。そして、結果的には軸間距離も小さくできるため、変速装置全体としてコンパクトな変速装置とすることができる。
また、第二カウンター軸8の支持するカウンターギアが、前述のように比較的伝達トルクが小さい、偶数速段のカウンターギア24B,25B,26Bであるため、第二カウンター軸8には大きな負荷が掛からない。よって、第一カウンター軸7で第二カウンター軸8を支持したとしても、その支持剛性が悪化することはない。
また、1速段用カウンターギア23Bの後側の隣接位置には、ローラベアリング35を配置して、ギアケーシング3で直接支持するように構成している。
このようにローラベアリング35を1速段用カウンターギア23Bに隣接させることで、第一カウンター軸7で最も伝達トルクが作用する位置を確実に支持することができるため、第一カウンター軸7の支持剛性を、径を大きくしなくても確実に確保することができる。よって、第一カウンター軸7上に1速段用カウンターギア23Bを配置したとしても、第一カウンター軸7の径を小さくすることができる。
また、第二カウンター軸の第三ギア部材8cには、第一ギア部材8a同様、その内周部に前方側から後方側に凹む凹部84を形成し、その第三ギア部材8cは、その凹部84の内周面84aで、軸受けブッシュ85を介して第一カウンター軸7の突出部73に支持される。すなわち、第二カウンター軸の第三ギア部材8cも、第一カウンター軸7に支持され、その支持位置も第三ギア部材の4速段用カウンターギア24Bと軸方向に重畳(オーバーラップ)するように設定している。
よって、この第三ギア部材8cにおいても、前述の第一ギア部材8aと同様、カウンター軸を2本設けたとしても、別途、ギアケーシング3に対する軸受け位置を、軸方向に設けなくてもよいため、変速装置1の軸方向長さをコンパクトにできる。
また、この軸受けブッシュ85も、前述のニードルベアリング83と同様、第一カウンター軸7をギアケーシング3に支持するローラベアリング35の後側に隣接配置している。よってこの軸受けブッシュ85でも、ギアケーシング3の支持剛性を得ることができるため、より支持剛性を向上することができる。
さらに、この軸受けブッシュ85も、その後側の隣接位置に第二軸部材8bと第三ギア部材8cのスプライン結合部87を設定している。このため、前述したようにスプライン結合部87の支持剛性が高まるため、第二軸部材8bと第三ギア部材8cとの間でこじれ発生のおそれが無くなる。よって、この部分でも破損防止が図れ、変速装置の耐久性を向上することができる。
なお、6速同期装置30の後方に設けられたギアはパーキングギア92であり、駆動輪に回転駆動力を伝達せず出力軸6を固定したい場合には、このパーキングギア92に固定ギア(図示せず)を噛合させることで、出力軸6を固定する。
また、出力軸6を支持するボールベアリング33の後方には、ロックナット93及びスピードメータギア94を配置している。
次に、以上のように構成した本実施態様の作用及び効果について詳述する。
このように、本実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置1は、入力軸4,5と、該入力軸4,5と同軸上に配置した出力軸6と、該出力軸6と平行に配置した筒状の第一カウンター軸7と、該第一カウンター軸7内を挿通配置した第二カウンター軸8と、前記入力軸4,5上に設置され第一カウンター軸7及び第二カウンター軸8に対して動力を伝達する第一クラッチ機構1Aaと第二クラッチ機構1Abとを備えたツインクラッチ式歯車変速装置1にあって、前記第一カウンター軸7を、ローラベアリング34,35を介してギアケーシング3に支持し、該第一カウンター軸7の突出部72,73を、前記第二カウンター軸8上に設けた第二減速ギア81又は4速段用カウンターギア24Bの内周部まで突出させることで、該ギアと軸方向に重畳するように配置し、該第二カウンター軸8上の第二減速ギア81又は4速段用カウンターギア24Bを、該第一カウンター軸の突出部72,73でニードルベアリング83又は軸受けブッシュ85を介して支持したものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸7は、ローラベアリング34,35を介してギアケーシング3に支持させつつ、その第一カウンター軸7の突出部72,73を、第二カウンター軸8上の第二減速ギア81又は4速段用カウンターギア24Bの内周部まで突出させることで、そのギア81,24Bと軸方向に重畳するように配置して、その突出部72,73で、ニードルベアリング83又は軸受けブッシュ85を介して、その第二減速ギア81又は4速段用カウンターギア24Bを支持する。すなわち、第二カウンター軸8を、第一カウンター軸7を利用して支持し、その支持位置を第二カウンター軸8上のギア81,24Bと軸方向に重畳、所謂、オーバーラップをするように設定するのである。
このため、第二カウンター軸を支持するニードルベアリング83や軸受けブッシュ85は、第二カウンター軸8上のギア81,24Bと軸方向に重なり合うため、軸受けの設置場所を別途軸方向に設ける必要がなくなる。よって、カウンター軸7,8の軸長を短くできる。
したがって、2本のカウンター軸7,8を同軸上に配置するツインクラッチ式の歯車変速装置1において、同一軸上に配置する軸受けの数が増加しても、変速装置の全長を長くすることなく、変速装置をコンパクトにできる。
また、この実施態様では、前記ローラベアリング34,35を、前記第一カウンター軸7の端部近傍に配置し、前記ニードルベアリング83や軸受けブッシュ85に隣接配置したものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸7をギアケーシング3に支持するローラベアリング34,35を、ニードルベアリング83や軸受けブッシュ85に隣接配置することで、ギアケーシング3の支持剛性をニードルベアリング83や軸受けブッシュ85でも得ることができるため、よりニードルベアリング83や軸受けブッシュ85による支持剛性を向上することができる。
また、この実施態様では、前記第一カウンター軸7を、第二カウンター軸8よりも短軸に設定し、前記ローラベアリング34,35を、該第一カウンター軸8の両端に設けたものである。
上記構成によれば、第一カウンター軸7を第二カウンター軸8よりも短軸にして、且つその両端をローラベアリング34,35で支持したことにより、第一カウンター軸8の支持剛性を向上することができる。よって、第二カウンター軸8を第一カウンター軸7で支持したとしても、十分に支持剛性を確保できるため、確実に第二カウンター軸8の支持を行なうことができる。
また、この実施態様では、前記出力軸6と、第一カウンター軸7及び第二カウンター軸8の間には複数の歯車列を配置し、前記第二カウンター軸8上には、該歯車列のうち、前進偶数段用のカウンターギア24B,25B,26Bを集中配置したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸8上に前進偶数段用のカウンターギア24B,25B,26Bを配置したことにより、1速段用のカウンターギア23Bや後退段用のカウンターギア21Bといった伝達トルクの大きいギアを、第二カウンター軸8で支持しなくてもよいため、第二カウンター軸8を第一カウンター軸7で支持したとしても、十分にその支持剛性を確保できる。よって、この構成においても確実に第二カウンター軸8の支持を行うことができる。
また、この実施態様では、前記第二カウンター軸8の両端をニードルベアリング36とローラベアリング38を介してギアケーシング3等に支持したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸8の両端がニードルベアリング36とローラベアリング38を介してギアケーシング3等に支持される。このため、第二カウンター軸8の支持剛性が、単にニードルベアリング83や軸受けブッシュ85を介して第一カウンター軸7で支持したものよりも、さらに支持剛性を向上することができる。
また、この実施態様では、前記第二カウンター軸8を、少なくとも第一カウンター軸7内を挿通する第二軸部材8bとギアを外周に設けた第一ギア部材8a又は第三ギア部材8cの二部材で構成し、両部材のスプライン結合部86,87を、前記ニードルベアリング83や軸受けブッシュ85に隣接するように設定したものである。
上記構成によれば、第二カウンター軸8を、少なくとも第二軸部材8bと第一ギア部材8a又は第三ギア部材8cの二部材で構成したことにより、第二カウンター軸8の成形性を向上することができる。また、このように二部材で構成したとしても、そのスプライン結合部86,87をニードルベアリング83や軸受けブッシュ85に隣接するように設定したことで、両部材の間でこじれ等の問題も生じないため、変速装置の耐久性を向上することができる。
次に、その他の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置の内部構造について、図6〜図8のスケルトン図に基づき、さらに説明する。図6は第二の実施態様の歯車変速装置101、図7は第三の実施態様の歯車変速装置201、図8は第四の実施態様の歯車変速装置301である。なお、前述の第一の実施態様と同じ構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
まず、図6の第二の実施態様について説明する。本実施態様では、第二カウンター軸108上の歯車列を前方側から2速段125、4速段124、6速段126と配置したものである。
このように2速段125の歯車列を、第二カウンター軸108の中央部分に配置した場合は、1速段23の次に伝達トルクが大きい歯車列を、第一カウンター軸7を支持するローラベアリング35に隣接配置することになるため、第二カウンター軸108の支持剛性を、軸径を大きくしなくても確保することができる。
よって、この実施態様の場合も、変速装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、その他の作用効果については、第一の実施態様と同様である。
次に、図7の第三の実施態様について説明する。本実施態様では、第二カウンター軸208上の歯車列を前方側から6速段226、4速段224、2速段225と配置したものである。
このように、6速段226の歯車列を、第二カウンター軸108の中央部分に配置した場合には、第一の実施態様で示したように、第三ギア部材8cの内周部を第二カウンター軸の突出部73で支持するような場合には、第三ギア部材8cの内周部を大きく凹設することが可能となるため、設計自由度を広げることができる。
また、2速段225の歯車列も第二カウンター軸208の後端に配置することで、ローラベアリング38に近接配置することができるため、第二カウンター軸208の支持剛性を、径をあまり大きくしなくても確保することができる。
よって、この実施態様の場合も、変速装置のコンパクト化を図ることができ、さらに、設計自由度を広げることができる。
なお、この実施態様も、その他の作用効果については第一の実施態様と同様である。
最後に、図8の第四の実施態様について説明する。本実施態様では、第二カウンター軸308上の歯車列を前方側から6速段326、2速段325、4速段324と配置したものである。
このように、歯車列を配置した場合には、同期装置が、6速と2速の同期装置329と、4速の同期装置330とに分かれることになる。このような組み合わせで、同期装置を構成すると、シフトチェンジする場合、例えば4速から2速に3速を飛び越して減速操作を行なう場合、同期装置329,330が別々であるため、同時に同期装置をシフトすることが可能となり、瞬時に4速から2速への切換えを行うことができる。
よって、この実施態様の場合は、飛び越し変速における、変速切換えがより瞬時に行う変速装置を提供することができる。
なお、この実施態様も、その他の作用効果については第一の実施態様と同様である。
以上、この発明の構成と、前述の実施態様との対応において、
この発明の入力軸は、実施態様の第一入力軸4、第二入力軸5に対応し、
以下同様に、
ケーシングは、ギアケーシング3に対応し、
第一の軸受けは、ローラベアリング34,35に対応し、
第一カウンター軸の端部は、突出部72,73に対応し、
第二カウンター軸上のギアは、第二減速ギア81、4速段用カウンターギア24Bに対応し、
第二の軸受けは、ニードルベアリング83、軸受けブッシュ85に対応するも、
この発明は、前述の実施態様の構成のみに限定されるものではなく、その他様々な実施態様を含むものである。
本発明を採用した第一の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置の全体断面図。 第一の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置のスケルトン図。 制御システムのブロック図。 歯車変速装置の前部における要部詳細図。 歯車変速装置の後部における要部詳細図。 第二の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置のスケルトン図。 第三の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置のスケルトン図。 第四の実施態様のツインクラッチ式歯車変速装置のスケルトン図。
符号の説明
1,101,201,301…ツインクラッチ式歯車変速装置
4…第一入力軸(入力軸)
5…第二入力軸(入力軸)
6…出力軸
7…第一カウンター軸
8,108,208,308…第二カウンター軸
24B…4速段用カウンターギア(第二カウンター軸上のギア)
34,35…ローラベアリング(第一の軸受け)
72,73…突出部(第一カウンター軸の端部)
81…第二減速ギア(第二カウンター軸上のギア)
83…ニードルベアリング(第二の軸受け)
85…軸受けブッシュ(第二の軸受け)

Claims (6)

  1. 入力軸と、該入力軸と同軸上に配置した出力軸と、該出力軸と平行に配置した筒状の第一カウンター軸と、該第一カウンター軸内を挿通配置した第二カウンター軸と、前記入力軸上に設置され第一カウンター軸及び第二カウンター軸に対して動力を伝達する第一クラッチ機構と第二クラッチ機構とを備えたツインクラッチ式歯車変速装置にあって、
    前記第一カウンター軸を、第一の軸受けを介してケーシングに支持し、
    該第一カウンター軸の端部を、前記第二カウンター軸上に設けたギアの内周部まで突出させることで、該ギアと軸方向に重畳するように配置し、
    該第二カウンター軸上のギアを、該第一カウンター軸の端部で第二の軸受けを介して支持した
    ツインクラッチ式歯車変速装置。
  2. 前記第一の軸受けを、前記第一カウンター軸の端部近傍に配置し、前記第二の軸受けに隣接配置した
    請求項1記載のツインクラッチ式歯車変速装置。
  3. 前記第一カウンター軸を、第二カウンター軸よりも短軸に設定し、
    前記第一の軸受けを、該第一カウンター軸の両端に設けた
    請求項1又は2記載のツインクラッチ式歯車変速装置。
  4. 前記出力軸と、第一カウンター軸及び第二カウンター軸との間には複数の歯車列を配置し、
    前記第二カウンター軸上には、該歯車列のうち、前進偶数段用のカウンターギアを集中配置した
    請求項1〜3のいずれかに記載のツインクラッチ式歯車変速装置。
  5. 前記第二カウンター軸の両端を第三の軸受けを介してケーシングに支持した
    請求項1〜4のいずれかに記載のツインクラッチ式歯車変速装置。
  6. 前記第二カウンター軸を、少なくとも第一カウンター軸内を挿通する軸部材とギアを外周に設けたギア部材の二部材で構成し、
    両部材の結合位置を、前記第二の軸受け部材の位置に隣接するように設定した
    請求項1〜5のいずれかに記載のツインクラッチ式歯車変速装置。
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