JP2005247443A - 建設機械用アタッチメントの作動シリンダ連結装置 - Google Patents

建設機械用アタッチメントの作動シリンダ連結装置 Download PDF

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貫司 小川
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Abstract

【課題】アタッチメントが捩じれ変形した際に、作動シリンダの連結部に作用する捩じれ方向の負荷を防止し、該作動シリンダの磨耗・損傷を防止するとともに、アタッチメントが常時安定して作動できるようにする。
【解決手段】ブーム(1)の先端部に作業用のアタッチメント(5)を回動可能に設け、前記アタッチメント(5)をブーム(1)の動きに対して個別に回動させる作動シリンダ(6)を設け、該作動シリンダ(6)は、一端部が第1継手(15)を介して前記ブーム(1)側に回動可能に連結され、他端部が第2継手(25)を介して前記アタッチメント(5)側に回動可能に連結されるとともに、前記第1、第2継手(15,25)のうち、少なくとも一方の継手を球面継手(15)とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワーショベル等、建設機械のブームの先端部に取付けて所定の作業が行えるようにする、グラップル、フォーク、バケット等のアタッチメントに関し、特に該アタッチメントをブームの動きに対して個別に回動させる作動シリンダの連結装置に関するものである。
材木をつかんで移動したり、樹木を挟圧して切断、あるいは割ったりする作業が行えるアタッチメントとして、図3に示すグラップルがある。図3において、1はパワーショベル等、建設機械のブームであり、該ブーム1の先端部に連結具2を介してグラップル5を回動可能に取り付ける。上記連結具2は、連結軸3、懸垂ブラケット4を介してブーム1の先端部に回動可能に取り付けられる上部連結具2a、及び該上部連結具2aに上下軸心を中心として回転可能に連結される旋回具2bを有する。
上記グラップル5は、円弧状に湾曲された左右一対のグラップルアーム5a、5bを互いに対向させ、その上端部にて上記旋回具2bに支点ピンP1,P2を介して接離(開閉)方向に回動可能に懸垂支持される。各グラップルアーム5a、5bは、旋回具2bの左右側部と各グラップルアーム5a、5bの外側部とに連結した左右一対の作動シリンダ6,6を伸縮作動させることにより、上記支点ピンP1,P2を中心として回動(開閉)される。
上記各作動シリンダ6,6は共に略同構造となっており、そのうち、左部のものを代表して図4により説明する。図4において、6は作動シリンダであり、シリンダケース6aにピストン(図示省略)を介してシリンダロッド6bを摺動可能に嵌合させ、シリンダケース6a内に作動油を供給してシリンダロッド6bを出没(伸縮)させるようになっている。上記シリンダケース6aの上端部に円筒状の上部軸受7を、上記シリンダロッド6bの下端部に円筒状の下部軸受8をそれぞれ固定する。また、旋回具2bにブラケット2c,2cを介して一対の円筒状の上部連結環9,9を固定し、また、グラップルアーム5aの上下中間部の外側にブラケット5c,5cを介して一対の円筒状の下部連結環10,10を固定する。
そして、上部連結環9,9間に作動シリンダ6の上部軸受7を同軸に介装するとともに、両者間に上軸ピン11を挿通し、作動シリンダ6の上部を旋回具2bに回動可能に連結する。また、下部連結環10,10間に作動シリンダ6の下部軸受8を同軸に介装するとともに、両者間に下軸ピン12を挿通し、作動シリンダ6の下部をグラップルアーム5aに回動可能に連結する。これにより、各作動シリンダ6を伸縮作動させて各グラップルアーム5a、5bを支点ピンP1,P2を中心として回動、つまり開閉させる。
特開平10−37487号公報
グラップル5で材木をつかんだり、樹木を挟圧したりした際に、グラップルアーム5a,5bの先端側が大きな荷重によって支点ピンP1,P2の軸線に対して縦向きあるいは横向きに捩じれることがある。この場合、従来のものは、作動シリンダ6が上記支点ピンP1,P2と平行する左右軸線を中心としてのみ回動されるようになっていたので、グラップルアーム5a,5bが上記支点ピンP1,P2の軸線に対して縦向きあるいは横向きに捩じれると、作動シリンダ6の上下軸受7,8部、及びシリンダケース6aの摺動部に過大な負荷が発生し、この部の磨耗・損傷が激しくなるとともに、作動シリンダの動きが悪くなるものであった。本発明は、作動シリンダの両端部の継手のうち、少なくとも一方を球面継手にすることにより、上記不具合を解消しようとするようにしたものである。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、ブームの先端部に作業用のアタッチメントを回動可能に設け、前記アタッチメントをブームの動きに対して個別に回動させる作動シリンダを設け、該作動シリンダは、一端部が第1継手を介して前記ブーム側に回動可能に連結され、他端部が第2継手を介して前記アタッチメント側に回動可能に連結されるとともに、前記第1、第2継手のうち、少なくとも一方の継手を球面継手としたものである。
作業時に対象物の負荷を受けてアタッチメントの先端側が該アタッチメントの回動軸線に対して縦向きあるいは横向きに捩じれると、この捩じれに追随して作動シリンダの姿勢が偏倚することになる。このとき、作動シリンダの少なくとも一方の継手が球面継手となっているので、該球面継手により上記作動シリンダの姿勢の偏倚が円滑に許容され、該作動シリンダ両端の連結部、及び作動シリンダの摺動部に過大な負荷が発生しなくなる。これにより、上記連結部、及び摺動部にの磨耗・損傷が回避されるとともに、作動シリンダの伸縮作動、従ってアタッチメントの作動が常時安定することになる。また、作動シリンダとの連結部に過大な負荷が発生しなくなるので、該連結部を簡素にして製作費を低減することができる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図面において、図1は本発明が適用されるアタッチメントの正面図、図2はその作動シリンダ部の要部断面側面図である。
図1において、5はアタッチメントをなすグラップルであり、前述したように、連結具2を介してブーム1の先端部に取り付けられ、左右一対のグラップルアーム5a、5bが作動シリンダ6,6により支点ピンP1,P2を中心として回動(開閉)され、材木をつかんで移動したり、樹木を挟圧して切断、あるいは割ったりする作業が行えるようになっている。
上記各作動シリンダ6,6は、その上端部が第1継手(第1球面継手)15,15を介して旋回具2bの左右両側に回動可能に連結され、また、各作動シリンダ6,6の下端部が第2継手(第2球面継手)25,25を介して各グラップアーム5a,5bの上下中間部の外側に回動可能に連結されている。上記各第1継手15,15、及び第2継手25,25は共に略同構造となっており、そのうち、左部のものを代表して図2により説明する。
まず、第1継手15は以下の如くなっている。即ち、シリンダケース6aの上端部に上部軸受ユニット16を取り付ける。この上部軸受ユニット16は、シリンダケース6aの上端部に短尺な円筒状の環体16aを一体的に連結し、該環体16aの内周に内面が球面に形成された円筒状の可動軸受16bを嵌合固定し、該可動軸受16bの内周に外面が球面に形成され、かつ軸心部に軸孔が形成された円筒状のガイド軸受16cを摺動可能に嵌合係止してなる。また、旋回具2bにブラケット2c,2cを介して左右一対の円筒状の上部連結環17,17を固定する。
そして、上記各上部連結環17,17間に上部軸受ユニット16を介装するとともに、両者間に上軸ピン18を挿通し、該上軸ピン18の右端部にストッパー19を係止して抜け止めする。これにより、作動シリンダ6の上部を旋回具2bに回動可能に連結する。20は上部軸受ユニット16の軸方向の移動を規制するスペーサである。
第2継手25は以下の如くなっている。即ち、シリンダロッド6bの下端部に下部軸受ユニット26を取り付ける。この下部軸受ユニット26は、シリンダロッド6bの下端部に短尺な円筒状の環体26aを一体的に連結し、該環体26aの内周に内面が球面に形成された円筒状の可動軸受26bを嵌合固定し、該可動軸受26bの内周に外面が球面に形成され、かつ軸心部に軸孔が形成された円筒状のガイド軸受26cを摺動可能に嵌合係止してなる。また、グラップルアーム5aの上下中間部の外側にブラケット5c,5cを介して左右一対の円筒状の下部連結環27,27を固定する。
そして、上記各下部連結環27,27間に下部軸受ユニット26を介装するとともに、両者間に下軸ピン28を挿通し、該下軸ピン28の右端部にストッパー29を係止して抜け止めする。これにより、作動シリンダ6の下部をグラップルアーム5aに回動可能に連結する。30は下部軸受ユニット26の軸方向の移動を規制するスペーサである。その他は前述したグラップル5と略同構造となっている。
上記実施例によれば、各作動シリンダ6を伸縮作動させると、各グラップルアーム5a、5bが支点ピンP1,P2を中心として回動、つまり開閉され、該グラップルアーム5a、5bにより材木をつかんで移動させたり、樹木を切断、あるいは割ったりすることができる。このとき、対象物の負荷を受けてグラップルアーム5a、5bの先端側が支点ピンP1,P2の軸線に対して縦向きあるいは横向きに捩じれると、この捩じれに追随して作動シリンダ6の姿勢が偏倚することになるが、該偏倚は第1、第2継手15,25を介して許容されることになる。
これにより、作動シリンダ6の両端部を連結するブラケット2c,5c、作動シリンダ6内のピストン(図示省略)及びシリンダロッド6bの摺動部に過大な負荷が発生しなくなり、この部の磨耗・損傷が回避されるとともに、作動シリンダ6の伸縮作動、従ってグラップル5の開閉作動が常時安定することになる。また、ブラケット2c,5c等、連結部に過大な負荷が発生しなくなるので、該連結部の強度を従来のように高くする必要がなくなり、この部を簡素な構造にして製作費を低減させることができる。
なお、第1継手15、及び第2継手25の双方を球面継手としたが、これは第1継手15、又は第2継手25のうち、一方継手のみを球面継手にするようにしてもよい。また、グラップル5の支点ピンP1,P2がブーム1の先端側に設けられる形式の場合は、上記作動シリンダ6の上端部は第1継手15を介して上記支点ピンP1,P2の上側に位置するブーム1側に連結するようにする。
本発明が適用されるアタッチメントの正面図である。 本発明による作動シリンダ部の要部断面側面図である。 従来例によるアタッチメントの正面図である。 従来例による作動シリンダ部の要部断面側面図である。
符号の説明
1 建設機械のブーム
2 連結具
2a 上部連結具
2b 旋回具
2c ブラケット
3 連結軸
4 懸垂ブラケット
5 グラップル(アタッチメント)
5a,5b グラップルアーム
5c ブラケット
6 作動シリンダ
6a シリンダケース
6b シリンダロッド
15 第1継手(第1球面継手)
16 上部軸受ユニット
16a 環体
16b 可動軸受
16c ガイド軸受
17 上部連結環
18 上軸ピン
19 ストッパー
20 スペーサ
25 第2継手(第2球面継手)
26 下部軸受ユニット
26a 環体
26b 可動軸受
26c ガイド軸受
27 上部連結環
28 上軸ピン
29 ストッパー
30 スペーサ

Claims (1)

  1. ブーム(1)の先端部に作業用のアタッチメント(5)を回動可能に設け、前記アタッチメント(5)をブーム(1)の動きに対して個別に回動させる作動シリンダ(6)を設け、該作動シリンダ(6)は、一端部が第1継手(15)を介して前記ブーム(1)側に回動可能に連結され、他端部が第2継手(25)を介して前記アタッチメント(5)側に回動可能に連結されるとともに、前記第1、第2継手(15,25)のうち、少なくとも一方の継手を球面継手(15)としたことを特徴とする建設機械用アタッチメントの作動シリンダ連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008308899A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 油圧シリンダの連結構造及びそれを備えた建設機械
JP2018113882A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 有限会社溝辺緑化産業 長尺物傾倒具

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