JP2005246889A - 筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構造でドライアップを回避できる筆記具を提供する。
【解決手段】
開口部1aの内側面に円弧面11が形成された第1の外筒1、第1の外筒1内で移動自在に設けられ一端にペン先部7aを有する筆記部材7、筆記部材7の移動に連動して上記円弧面に沿って移動し開口部1aを開閉するシャッター部材3、筆記部材7とシャッター部材3とを連結するギア機構を有する筆記具である。筆記部材7が開口部1a側に移動する際に、ギア機構を介してシャッター部材3が円弧面11に沿って移動して開口部1aが開き、ペン先部7aが開口部1aから第1の外筒1の外側に出る。
【選択図】 図1
【解決手段】
開口部1aの内側面に円弧面11が形成された第1の外筒1、第1の外筒1内で移動自在に設けられ一端にペン先部7aを有する筆記部材7、筆記部材7の移動に連動して上記円弧面に沿って移動し開口部1aを開閉するシャッター部材3、筆記部材7とシャッター部材3とを連結するギア機構を有する筆記具である。筆記部材7が開口部1a側に移動する際に、ギア機構を介してシャッター部材3が円弧面11に沿って移動して開口部1aが開き、ペン先部7aが開口部1aから第1の外筒1の外側に出る。
【選択図】 図1
Description
本発明は筆記具に関し、特に、サインペンやマーカーなどの揮発性のインクを用いる筆記具に有用な筆記具に関する。
筆記具としては種々のものが知られている。例えば、ペン先部などを含む筆記部材を筒体に内蔵し、この筒体の一端に配したノック部材を押圧することで、ペン先部を筒体の他端より出没させる、所謂ノック式の筆記具は便利な筆記具として従来より用いられている。
上記のようなノック式の筆記具としては、例えば、特開平8−72470号公報や特許第3221656号公報などに開示されたものがある。これら従来例の筆記具では、外側の筒体の内側に細径の筒状体を設け、筆記部材のペン先部が筒体内に入った状態、つまり筆記具を使用しない状態において、この筒状体内にペン先部を収納する構造としている。
ところで、筆記具としてサインペンやマーカーなどの、インクが揮発(蒸発や気化)し易い溶剤を含むものの場合、筆記具がドライアップするという問題がある。これは、使用の際などに筆記具のペン先部が空気中に置かれた場合、インク中の溶剤が空気中に揮発してペン先部が乾燥し、筆記具としての使用が困難になる状態を指す。このようなドライアップを防止するため、これらサインペンやマーカーなどでは、使用しない場合には筆記具の先端のペン先部にキャップを被せてペン先部の乾燥を防止する構造が多く採用されている。
ところが、このようなキャップを用いた構造では、使用後にキャップをし忘れることが多く、あるいは閉めたつもりでキャップの装着が不十分であることも多い。この場合、筆記具がドライアップして使用不能となったり、インクが出難くなるなどの問題が生じる。
ここで、筆記具がノック式であれば、使用後にノック部材を操作して直ちにペン先部を覆うことができるので、この種のドライアップは著しく低減することが可能である。しかしながら、従来技術のノック式筆記具の多くは、シャープペンやボールペンなどのドライアップがない筆記具が主に対象であり、この構造をサインペンやマーカーなどの揮発し易いインクを用いた筆記具に適用することは困難である。
また従来例では、ペン先部からの揮発を防止するために複雑な構造を採用したものもある。しかしながら、この種の従来の構造は複雑である故にコスト高となることから、これを安価なサインペンやマーカーなどに適用することは難しい。
また従来例では、ペン先部からの揮発を防止するために複雑な構造を採用したものもある。しかしながら、この種の従来の構造は複雑である故にコスト高となることから、これを安価なサインペンやマーカーなどに適用することは難しい。
また、日常生活において片手が塞がった状態で他方の手でメモをする機会は多く、これはサインペンやマーカーなどでも同様であり、例えばサインペンやマーカーなどでアンダーラインを引く場合などは特にその必要性が高い。このため、これらサインペンやマーカーなどにおける片手操作の必要性や要望は大きい。
そこで、本発明は、簡易な構造で上記のドライアップを回避できるノック式の筆記具を提供することを課題とする。
本発明の筆記具は、一端に開口部を有し且つ前記開口部の内側面に円弧面が形成された筒体と、前記筒体内において軸長方向に移動自在に設けられ且つ一端にペン先部を有する筆記部材と、前記筆記部材の移動に連動して前記円弧面に沿って移動し前記開口部を開閉するシャッター部材と、前記筒体の他端側に設けられたノック部材を有してなり前記ノック部材によって前記筆記部材を前記軸長方向に移動させるノック式移動機構と、前記筆記部材と前記シャッター部材とを連結するギア機構とを有してなる。そして、前記ノック部材を前記軸長方向において前記開口部側へ移動することで、前記筆記部材が連動して前記開口部側に移動し、この筆記部材の移動により、前記ギア機構を介して前記シャッター部材が前記円弧面に沿って移動して前記開口部が開くと共に、前記ペン先部が前記開口部から前記筒体の外側に出る、構成となっている。ここで、シャッター部材が筒体の開口部を閉じた状態において、シャッター部材の少なくとも開口部に当接ないし接触する部分に軟質材料層を設けることで、シャッター部材と開口部との密着性が高まり、シャッター部材による開口部の密閉度がさらに高めることができる。
好ましい実施形態では、前記ギア機構が、前記筆記部材と前記シャッター部材との間に設けられたラック部材と、前記筆記部材に形成された第1のラック部と、前記ラック部材に形成された第2のラック部、前記第1のラック部と前記第2のラック部との間に設けられ前記第1のラック部の動きを前記第2のラック部に伝達する回転ギア部と、前記ラック部材に形成された第3のラック部と、前記シャッター部材に形成されると共に前記第3のラック部に噛み合わされた第4のラック部とを有して構成される。この構成とすることで、直線運動をする筆記部材の動きを回転ギア部により直線運動をするラック部材に伝達すると共に、このラック部材の動きをシャッター部材に伝達することができる。これにより、筆記部材の移動をスムーズにシャッター部材に伝えることができ、シャッター部材に連動させてシャッター部材により開口部を開閉をスムーズに行うことができる。
また、前記シャッター部材の前記円弧面に沿って移動する部分において前記開口部側の面が前記筒体の円弧面に対応する曲面とすることが好ましい。これにより、シャッター部材を筒体の開口部の内側において円弧面に沿ってスムーズに移動させることができる。
さらに、前記シャッター部材の内側にシャッター押さえ部材を設け、前記シャッター部材が前記円弧面に沿って移動するように前記シャッター押させ部材により前記シャッター部材の前記移動の方向を規制する構成とすることが好ましい。この構成により、シャッター部材の動きをよりスムーズに行うことができる。
さらに、前記ラック部材に突起を設け、前記シャッター部材が前記開口部を閉じた状態において前記突起により前記シャッター押さえ部材を前記開口部側に押圧する構成とすることが好ましい。この構成とすることで、前記シャッター押さえ部材によって前記シャッター部材を前記開口部側に押圧して前記シャッター部材が前記開口部に密着するようになる。これにより、シャッター部材と開口部との密着度が高まり、シャッター部材により筒体の開口部を閉じた状態におけるインクの揮発をより確実に防止できる。
本発明の筆記具では、ノック部材の動きに連動する筆記部材の移動によってギア機構を介してシャッター部材を開閉する構成とすると共に、開口部の円弧面に沿ってシャッター部材を移動させることで、簡易な構造でドライアップを防止できる筆記具を提供できる。
以下に本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は実施形態の筆記具を例示したものである。この筆記具は、第1の外筒1、第2の外筒、シャッター部材3、シャッター押さえ部材4、ラック部材5、回転ギア部材6、筆記部材7、中間シーリング部材8、内筒部材9、タンク部材10、バネ部材11、ロックレバー部材12、蛇腹状カバー部材13などから構成されている。
図1は実施形態の筆記具を例示したものである。この筆記具は、第1の外筒1、第2の外筒、シャッター部材3、シャッター押さえ部材4、ラック部材5、回転ギア部材6、筆記部材7、中間シーリング部材8、内筒部材9、タンク部材10、バネ部材11、ロックレバー部材12、蛇腹状カバー部材13などから構成されている。
第1の外筒1と第2の外筒2は、プラスチックの成型などで作られたものであり、それらの間に中間シーリング部材8を介して接合され筒体を構成している。第1の外筒1には、その一端(図1において左端)に後述するペン先部4bが出入りする開口部1aが形成されている。また、この第1の外筒1の開口部1aの内側面11には凹状の円弧面が形成されている。
シャッター部材3は、プラスチックの成型などで作られたものであり、第1の外筒1の一端に形成された開口部1aの内側に第1の外筒1の内壁に隣接して配置される。シャッター部材3は、環状部3a、環状部3aに連続して形成された断面略コの字形状の係合部3bなどから構成される。また、係合部3bの外面、つまり図1において下側面には、ラック部3dが形成されている。この環状部3aの開口部1a側の面は、上記内側面11に対応する凸状の円弧面となっている。
ここで、図3をさらに参照して、シャッター部材3の、第1の外筒1の開口部1a側には、エラストマー樹脂やゴムなどの軟質材料層31が設けられている。なお、図示した例では軟質材料層31を環状部3aの略全体に設けたが、シャッター部材3により第1の外筒1の開口部1aを閉じた状態(図3の状態)において、シャッター部材3の、開口部1aの外縁に当接ないし接触する部分のみに軟質材料層31を設ける構成としても良い。すなわち、少なくともこの当接ないし接触する部分に軟質材料層を設ければ足りる。このような軟質材料層31を設けることで、シャッター部材3と開口部1aとの密着性が高まり、シャッター部材3による開口部1aの密閉度が高まる。
シャッター押さえ部材4は、プラスチックの成型などで作られたもので、シャッター部材3の内側に固定ないし固着された状態で配置されている。そして、シャッター押さえ部材4には、第1の外筒1の開口部1aと連通すると共に筆記部材7の先端部に設けられたペン先7aが通る開口部4a、略中央部に形成されシャッター部材3の係合部3bが挿抜される挿抜孔4bが、および回転ギア部材6の回転軸部が回動自在に嵌合される環状孔4cがそれぞれ形成されている。ここで、シャッター押さえ部材4の第1の外筒1の開口部1aが形成された端部に隣接する部分は、第1の外筒1内壁面からやや離間している。この離間により形成された空隙ないし空間にシャッター部材3が配置される。
ラック部材5は、プラスチックの成型などで作られたものであり、シャッター部材3およびシャッター押さえ部材6と第1の外筒1の内面との間において、図1で左右方向に移動自在に設けられる。そして、図2をさらに参照して、ラック部材5は、図1において左方向に延在する第1の突出部5a、図1において上方向に延在する第2の突出部5b、切欠き部5c、ラック部5d、突起5e、ラック部5fなどを有している。
回転ギヤ部材6は、プラスチックの成型などで作られたものであり、上記のようにその回転軸部がシャッター押さえ部材4の上で固定されている。また回転ギア部材6の外周に形成された歯車は、ラック部材5のラック部5f、および筆記部材7に形成されたラック部7dと噛み合っている。
ここで、ラック部材5、筆記部材7に形成されたラック部7d、ラック部材5に形成されたラック部5d、回転ギア部材6により、筆記部材7とシャッター部材3を連結するギア機構が構成される。そして、以下に説明するように、ロックレバー部材12(ノック部材)を移動することで筆記部材7が連動して移動する際、このギア機構を介してシャッター部材3が移動し開口部1aの開閉が行われる。
筆記部材7は、プラスチックの成型などで作られたものである。そして、先端部に設けられたペン先部7a、ペン先部7aを一端に保持する本体部7b、本体部7bの外周端部に設けられた突出片7cなどを有している。突出片7cには上記のラック部7dが形成されている。また本体部7dの他端7eには、中央にタンク部材10に連通した開口部が形成されている。そして、タンク部材10に保持されたインクはこの開口部から本体部7b内側を通ってペン先部7aに供給される。ここで、ペン先部7aは、図示例ではマーカー用のものであるが、これに限定されず、その他、サインペン用ペン先や筆ペン用ペン先などの適宜なものを使用可能であることは勿論である。
中間シーリング部材8は、プラスチックの成型などで作られたものであり、略円筒状の部材であり、第1の外筒部材1と第2の外筒部材2との間に設けられ、これら第1および第2の外筒部材1、2を一体的に連結するために使用される。中間シーリング部材8には、中央にリング状の突起8aが形成されている。また、タンク部材10の外径と略同じ内径を有する連結用開口部8cが中央に形成された底部8bが設けられている。
内筒部材9は、プラスチックの成型などで作られたものであり、外筒部2の内側に嵌合されて固定される。そして、係止穴9aと、係止片9bを有している。タンク部材10は、プラスチックの成型などで作られたものであり、筆記部材7に使用するインクを貯蔵するためのものである。そして、タンク部材10の外周にはリング状の係止突起10aが形成されている。バネ部材11はプラスチックや金属などで作られたものであり、タンク部材10のリング状突起10aと、中間シーリング部材の底部8bの内面との間に圧縮された状態で配置される。
ロックレバー部材12は、プラスチックの成型などで作られたものであり、内筒部材9の内側において軸長方向つまり図1において左右方向に移動自在に設けられる。このロックレバー部材12は、ノック部材として機能するものである。即ち、筆記具を使用状態、つまり筆記部材7のペン先部7aを第1の外筒1の開口部1aから外側に出す場合には、図1においてロックレバー部材12を左方向に移動する。この移動により、ロックレバー部材12に設けられた突起(図示せず)が内筒部材9の係止穴9a内を移動する。この突起は自らの弾性によって図1において上方向に付勢された状態にある。そして、この突起が係止穴9a内をさらに移動し係止突起9bを越えると、突起は弾性により上方に移動し、係止突起9bにより係止された状態となる。この係止の解除は、この係止状態からロックレバー部材12をさらに図1において左方向に移動させることで行われる。
なお、上記の移動は、例えば、筆記具の使用者が筆記具を手で保持した状態において、使用者の親指によりロックレバー部材12の右端を左方向に押圧することで行う。
蛇腹状カバー部材13は、プラスチックの成型などで作られたものであり、ロックレバー部材12の外側に設けられ、またその図1において左端部が第2の外筒2の内周面に挟着などにより固定される。また、この蛇腹状カバー部材13は、その蛇腹構造によって、図1において左右方向に伸縮自在となっている。このような蛇腹上カバー部材13を設けることで、第2の外筒2の図1において右側の開口部における密閉性を高めることができる。
以上の構成である実施形態のノック式筆記具の動作を説明する。
図1は筆記具の使用状態を示したものである。この状態では、ロックレバー部材12が左方向に移動して上記のように係止突起9bにより係止される。この状態では、タンク部材12を介して筆記部材7が左方向に移動し、筆記部材7のペン先部7aが第1の外筒1の開口部から外側に延出しており、筆記具は使用可能状態、つまりペン先部7aにより筆記が可能な状態となっている。
図1は筆記具の使用状態を示したものである。この状態では、ロックレバー部材12が左方向に移動して上記のように係止突起9bにより係止される。この状態では、タンク部材12を介して筆記部材7が左方向に移動し、筆記部材7のペン先部7aが第1の外筒1の開口部から外側に延出しており、筆記具は使用可能状態、つまりペン先部7aにより筆記が可能な状態となっている。
また、上記使用可能状態では、筆記部材7の左方向への移動により、回転ギア部材6が図2において時計回りに回転する。この回転運動は、ラック部5fが図2においてI方向に移動する結果、ラック部材5によってシャッター部材3が図1において右方向に引っ張られ、このため、シャッター部材3が第1の外筒1の開口部1aの下側に位置し、開口部1aが開いた状態となる。
一方、ロックレバー部材12を上記係止状態からさらに左方向に移動させて係止を解除すると、バネ部材11の弾性により、ロックレバー部材12は図1において右方向に付勢されて移動する。この移動は係止穴9aの図1において右端面にロックレバー部材12の突起(図示せず)が係止されるまで行われる。この時、タンク部材10を介して筆記部材7も同様に図1において右方向に移動する。すると、この移動によって、回転ギア部材6が図2において反時計回りに回転する。この回転運動に連動してラック部5fが図4においてII方向に移動する結果、ラック部材5によってシャッター部材3が図1において左方向に押され、このため、シャッター部材3の環状部3aにより第1の外筒1の開口部1aが閉じられた状態となる。
さらに、この状態において、図3をさらに参照して、ラック部材5の突起5eがシャッター押さえ部材4の端部4fを図3ないし図1において左方向に押圧する。これにより、シャッター押さえ部材4がシャッター部材3を図3ないし図1において左方向に押圧する結果、シャッター部材3の環状部3aが第1の外筒1の開口部1aの内面に強く押されて両者の密着度が高められ、この密着部の気密性が格段に向上する。
以上、好ましい実施形態を説明したが、上記の例は本発明の好ましい実施形態を例示したものにすぎず、形状、構造、などは当業者が適宜に変更可能なものである。
1 第1の外筒
2 第2の外筒
3 シャッター部材
4 シャッター押さえ部材
5 ラック部材
6 回転ギア部材
7 筆記部材
2 第2の外筒
3 シャッター部材
4 シャッター押さえ部材
5 ラック部材
6 回転ギア部材
7 筆記部材
Claims (5)
- 一端に開口部を有し且つ前記開口部の内側面に円弧面が形成された筒体と、
前記筒体内において軸長方向に移動自在に設けられ且つ一端にペン先部を有する筆記部材と、
前記筆記部材の移動に連動して前記円弧面に沿って移動し前記開口部を開閉するシャッター部材と、
前記筒体の他端側に設けられたノック部材を有してなり前記ノック部材によって前記筆記部材を前記軸長方向に移動させるノック式移動機構と、
前記筆記部材と前記シャッター部材とを連結するギア機構とを有してなり、
前記ノック部材を前記軸長方向において前記開口部側へ移動することで、前記筆記部材が連動して前記開口部側に移動し、この筆記部材の移動により、前記ギア機構を介して前記シャッター部材が前記円弧面に沿って移動して前記開口部が開くと共に、前記ペン先部が前記開口部から前記筒体の外側に出る、ことを特徴とする筆記具。 - 前記ギア機構が、前記筆記部材と前記シャッター部材との間に設けられたラック部材と、前記筆記部材に形成された第1のラック部と、前記ラック部材に形成された第2のラック部、前記第1のラック部と前記第2のラック部との間に設けられ前記第1のラック部の動きを前記第2のラック部に伝達する回転ギア部と、前記ラック部材に形成された第3のラック部と、前記シャッター部材に形成されると共に前記第3のラック部に噛み合わされた第4のラック部とを有してなる、ことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
- 前記シャッター部材の前記円弧面に沿って移動する部分において前記開口部側の面が前記筒体の円弧面に対応する曲面となっている、ことを特徴とする請求項1または2記載の筆記具。
- 前記シャッター部材の内側にシャッター押さえ部材を設けられており、前記シャッター部材が前記円弧面に沿って移動するように前記シャッター押させ部材によって前記シャッター部材の前記移動の方向を規制する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の筆記具。
- 前記ラック部材に突起を設けられており、
前記シャッター部材が前記開口部を閉じた状態において前記突起により前記シャッター押さえ部材を前記開口部側に押圧することで、前記シャッター押さえ部材によって前記シャッター部材を前記開口部側に押圧して前記シャッター部材を前記開口部に密着させる、ことを特徴とする請求項4記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063407A JP2005246889A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004063407A JP2005246889A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 筆記具 |
Publications (1)
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Family
ID=35027830
Family Applications (1)
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JP2004063407A Pending JP2005246889A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 筆記具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005246889A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143702A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-07-28 | Fujio Tsukada | 繰出式筆記具 |
JP4755285B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2011-08-24 | シュタビロ インターナツィオナール ゲーエムベーハー | ペン |
CN102950929A (zh) * | 2012-11-19 | 2013-03-06 | 吴正华 | 伸缩杆端部密封装置 |
CN110202977A (zh) * | 2019-07-11 | 2019-09-06 | 上海晨光文具股份有限公司 | 一种具有自动密封装置的揿动书写工具 |
-
2004
- 2004-03-08 JP JP2004063407A patent/JP2005246889A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110202977B (zh) * | 2019-07-11 | 2024-02-06 | 上海晨光文具股份有限公司 | 一种具有自动密封装置的揿动书写工具 |
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