JP2005240276A - 吊戸の吊設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上レールの簡単な施工調整により天井面の不陸に起因する室内高さバラツキを容易に吸収可能な施工の容易な吊戸の吊設構造を提供すること。
【解決手段】 扉体2を上レール4に摺動自在に吊支させる吊戸の吊設構造である。扉体2の上端部に回転自在に軸支されたローラ3を摺動させる上レール4の上面に弾性部材5を介在させる。上レール4を下側から天井面7に向け螺着させて成る。前記上レール4を断面視略コ字状とし、その連結片の両側に前記弾性部材5より低位置となるよう当該弾性部材5を側面視において隠蔽させる突条を形成させてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み扉や引き戸などの扉体を上レールに吊り下げた状態で摺動自在に吊設させる吊戸の吊設構造に関する。
従来から、この種の吊設装置として、不陸と呼ばれている、天井面の仕上げのバラツキ等によって扉体を吊設させる室内高さのバラツキを、上レールに係止した吊下げ用ローラの高さ位置を調整することにて円滑に摺動できるようにさせるものがある。また、例えば図5に示す、特開平6−146726公報に開示されたものの如く、扉体100の上端に取付けられる取付座101に垂直螺子孔を設け、この螺子孔に螺杆体102の下部を螺合させ、該螺杆体102の中間部に回動操作部材103を固着すると共に、両側面にローラ104、104を回転自在に軸支している吊支部材105の中央貫通孔に前記螺杆体102の上端部を挿通して該吊支部材105を前記回動操作部材103上で螺杆体回りに回転自在とし、さらに、この吊支部材105の上記中央貫通孔の上端周囲に係止凹部106を形成し、この係止凹部106に螺杆体102の上端に固着している係止突起片107を係脱自在に係止させる吊戸の吊設構造が提案されている。
この場合、吊戸を施工するときに、扉体100上端の螺杆体102を僅かに上動させて係止突起片107を係止凹部106から離脱させた状態で螺杆体102を回動操作することにより、取付座101からの螺杆体102の突出長、即ち、吊支部材105に対する扉体100の吊支位置を簡単且つ正確に調整することができる構造を簡単な構成で実現できる。
しかしながら、この場合には、図6に示すように、長尺状の上レール108の多箇所において取付座101からの螺杆体102の突出長を調節するための螺杆体回動の操作をおこなう必要があり、不陸状態への対応の自由度が高い反面、吊戸を吊設させるための施工調整に多くの時間を要することが考えられた。また、わずかな不陸の状態であっても同様の螺杆体の回動操作による扉体吊支位置の調節作業が必要であり、施工調整に多くの時間を要することが想定され、施工に手間がかかるということが懸念される。
特開平6−146726号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、上レールの簡単な施工調整により天井面の不陸に起因する室内高さバラツキを容易に吸収可能な施工の容易な吊戸の吊設構造を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の吊戸の吊設構造は、扉体を上レールに摺動自在に吊支させる吊戸の吊設構造であって、扉体の上端部に回転自在に軸支されたローラを摺動させる上レールの上面に弾性部材を介在させ、同上レールを下側から天井面に向け螺着させて成るものとしている。
また、前記上レールを断面視略コ字状とし、その連結片の両側に前記弾性部材より低位置となるよう当該弾性部材を側面視において隠蔽させる突条を形成させて成るのが好ましい。
さらに、前記連結片の中間部に垂直螺子孔を穿設するとともに前記弾性部材を同螺子孔の両側に並設させ、木ねじ等の固定具をその螺子孔に貫通させて前記上レールを螺着させて成ることが好ましい。
本願発明の吊戸の吊設構造においては、回転自在に軸支された扉体上端部のローラを摺動させる上レールが、その上面に配設された弾性部材を介して天井面に向けて下側から螺着されるので、天井面の不陸状態が弾性部材によって吸収され、以って、上レールの簡単な施工調整により、天井面の不陸に起因する室内高さバラツキを容易に吸収することができる。
また、天井面の様々な不陸状態が弾性部材によって吸収される状態を、側面から見たときに、弾性部材の部分が、断面視略コ字状の上レールの連結片両側の突条にて略隠蔽されるので、上レールと天井との接合面の美観上好ましい。
さらに、断面視略コ字状の上レールが、その連結片上面の螺子孔両側に並設された弾性部材それぞれが圧縮された状態にて、連結片中間部に設けられた垂直螺子孔に木ねじ等の固定具が貫通されて天井面に向け下側から螺着されるので、天井面の僅かな不陸状態の変化に対しても弾性部材が適切に対応して圧縮されることとなり施工性がさらに向上する。
図1〜3は、本願の請求項1乃至請求項3に対応した一実施形態である吊戸の吊設構造を示している。この実施形態の吊戸の吊設構造は、背景技術の項にて説明した折り畳み扉や引き戸などの扉体を上レールに吊り下げた状態で摺動自在に吊設させる構造である。そして、図1の部分図に示す如く扉体2を上レール4に摺動自在に吊支させる吊戸1の吊設構造であって、扉体2の上端部に回転自在に軸支されたローラ3を摺動させる上レー4
の上面に弾性部材51、51を介在させ、同上レール4を下側から天井面7に向け螺着させている。
この場合、前記上レール4を断面視略コ字状とし、その連結片44の両側に前記弾性部材51、51より低位置となるよう当該弾性部材51を側面視において隠蔽させる突条46、46を形成させてもいる。また、前記連結片44の中間部に垂直螺子孔47を穿設するとともに前記弾性部材51、51を同螺子孔47の両側に並設させ、木ねじ6等の固定具をその螺子孔47に貫通させて前記上レール4を螺着させてもいる。
詳しくは、吊戸1は、図2に示すような複数の扉体2を天井面7に沿って摺動させ、部屋間の間仕切りをおこなう折り畳み扉で、木質材料製の扉体2と、上レール4とを備えている。なお、同図には示していないが、扉体2の下端部には、部屋の開口に設置した状態で、床面8に埋設されたガイドレールに沿って扉体2を摺動ガイドをおこなう下ローラやガイド片などが設けられ、扉体2を移動させる際の操作性を向上させている。
ローラ3は、この場合、扉体2上面に突設された軸32に回転自在に軸支されたポリアミド樹脂などの熱可塑性の合成樹脂製横車31で、図1に示すように、その車の外周が、後述する上レール4の一方の側壁41下端に形成された下向きの傾斜片42に当たって回点するよう軸32先端に抜け止め係止されており、扉体2の上端部に、進行方向の前後に2つ配置されている。したがって、当該上レール4を側面視薄型状に形成させることが出来て、設置状態の美観において優れるものとなる。
上レール4は、この場合、アルミニウム材料による断面視略コ字状の、押し出し成形長尺材で、側壁41、側壁43の何れか一方に上記ローラ3を摺動させる摺動部となる傾斜片42が設けられる。コ字状における連結片44には、図1に示すような中間部凹所が長手方向に連通形成され、垂直螺子孔47が同中間部凹所において長手方向に等間隔に設けられている。したがって、同図に示すように、上レール4を天井面7へ螺着させた状態にあって、木ねじ6の頭部が突出してもローラ3の摺動を妨げないようにしてある。この場合、突条46、46が側壁41、43の上部に長手方向に連設されて、後述する弾性部材51を中間部まで隠蔽させる構造としているが、これにより、天井面7の不陸の状態が部屋全体で大きく変動した場合においても、弾性部材51の変形状態の変化を目立ちにくくさせることとなり、上レール4と天井との接合面の美観上好ましい。
弾性部材51は、この場合、上レール4の螺子孔47の両側に並設されるもので、図3に示すような断面形状をもった、エラストマー材料等の弾性合成樹脂材料製の長尺状押し出し成形部材である。この弾性部材51は、上記上レール4に形成された溝45に係合する板状の基端部52の上部に、断面円環状で弾性変形可能な天井当設部53が一体に連設され、上レール4の長さと略同一となるよう成形後に切断される。この弾性部材51は、その下端部が上レール4の螺子孔47の両側に連通形成された溝45、45に係止されて容易に上レール4に装着されるようになっているため、天井材や天井に帖着される壁紙などの色合いと合わすことも容易におこなうことが可能となる。
木ねじ等の固定具をその螺子孔に貫通させて前記上レールを螺着させて成ることが好ましい。
上記吊戸の吊設構造にあっては、回転自在に軸支された扉体2上端部のローラ3を摺動させる上レール4が、その上面に配設された弾性部材5を介して天井面7に向けて下側から螺着される。このとき、天井面7に様々な不陸状態があっても、弾性部材5によって吸収される状態を側面から見たときにおいても、弾性部材5の部分が断面視略コ字状の上レール4の連結片44両側の突条46、46にて略隠蔽されることとなる。さらに、断面視略コ字状の上レール4が、その連結片44上面の螺子孔47両側に並設された弾性部材51、51それぞれが圧縮された状態にて、連結片47中間部に設けられた垂直螺子孔47に木ねじ等の固定具6が貫通されて天井面7に向け下側から螺着されるので、天井面7の僅かな不陸状態の変化に対しても弾性部材51、51が適切に対応して圧縮されることとなるのである。
したがって、以上説明した吊戸の吊設構造によると、回転自在に軸支された扉体2上端部のローラ3を摺動させる上レール4が、その上面に配設された弾性部材5を介して天井面7に向けて下側から螺着されるので、天井面7の不陸状態が弾性部材5によって吸収され、以って、上レール4の簡単な施工調整により、天井面7の不陸に起因する室内高さバラツキを容易に吸収することができる。
また、天井面7の様々な不陸状態が弾性部材によって吸収される状態を、側面から見たときに、弾性部材5の部分が、断面視略コ字状の上レール4の連結片44両側の突条46、46にて略隠蔽されるので、上レール4と天井との接合面の美観上好ましい。
さらに、断面視略コ字状の上レール4が、その連結片44上面の螺子孔47両側に並設された弾性部材51、51それぞれが圧縮された状態にて、連結片44中間部に設けられた垂直螺子孔47に木ねじ等の固定具が貫通されて天井面7に向け下側から螺着されるので、天井面7の僅かな不陸状態の変化に対しても弾性部材が適切に対応して圧縮されることとなり施工性がさらに向上する。
なお、本発明は、以上説明した、連結片44の中間部に垂直螺子孔47を穿設させて弾性部材51、51を同螺子孔47の両側に並設させたもの以外に、図3に示すように、略平板状長尺材による弾性部材54として中間部に固定具貫通孔を設けたもの、あるいは、扉体2上面に軸32を突設させ回転自在に横車31を軸支させる構成以外のもの等、各種構成によるものを含むことは言うまでも無い。
本願発明の一実施形態である吊戸の吊設構造を示した概略部分構成図。 同吊戸の吊設構造による施工状態を示す説明図。 同吊戸の吊設構造による弾性部材を示す断面図。 本願発明の他実施形態による吊戸の吊設構造を示した概略部分構成図。 従来例である吊戸の吊設構造を示した概略部分構成図。 同吊戸の吊設構造による施工状態を示す説明図。
符号の説明
1 吊戸
2 扉体
3 ローラ
4 上レール
42 傾斜片
44 連結片
46 突条
47 螺子孔
5 弾性部材
6 固定具
7 天井面

Claims (3)

  1. 扉体を上レールに摺動自在に吊支させる吊戸の吊設構造であって、扉体の上端部に回転自在に軸支されたローラを摺動させる上レールの上面に弾性部材を介在させ、同上レールを下側から天井面に向け螺着させて成る吊戸の吊設構造。
  2. 前記上レールを断面視略コ字状とし、その連結片の両側に前記弾性部材より低位置となるよう当該弾性部材を側面視において隠蔽させる突条を形成させて成ることを特徴とする請求項1記載の吊戸の吊設構造。
  3. 前記連結片の中間部に垂直螺子孔を穿設するとともに前記弾性部材を同螺子孔の両側に並設させ、木ねじ等の固定具をその螺子孔に貫通させて前記上レールを螺着させて成ることを特徴とする請求項2記載の吊戸の吊設構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062720A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Solic:Kk 自動ドア用取付装置
JP2014173241A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Ykk Ap株式会社 建具の枠材
JP2015017499A (ja) * 2014-09-22 2015-01-29 株式会社ソリック 自動ドア用取付装置
JP2018150798A (ja) * 2018-05-07 2018-09-27 株式会社ソリック 自動ドア取付装置

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