JP2005238021A - 切りくず破砕装置 - Google Patents
切りくず破砕装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005238021A JP2005238021A JP2004048068A JP2004048068A JP2005238021A JP 2005238021 A JP2005238021 A JP 2005238021A JP 2004048068 A JP2004048068 A JP 2004048068A JP 2004048068 A JP2004048068 A JP 2004048068A JP 2005238021 A JP2005238021 A JP 2005238021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- blade
- rotating shaft
- chip
- chips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
- B30B9/327—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for briquetting scrap metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
【課題】ホッパ内のブリッジの発生をなくすと共に切りくず破砕の生産能力を上昇させる。
【解決手段】切りくず破砕装置1は、上部に供給開口部13を備え且つ下部に搬出口15を備えたホッパ11の上部に、円周上に平板な羽根45を備えた上部回転軸35がほぼ水平方向に軸承され、前記平板な羽根45の回転軌跡の外側に上部回転軸35と並行して障害体33が設けられ、上部回転軸35と障害体33で一次破砕が行われる。また、ホッパ11の下部には、円周上に引き寄せ羽根53を備えた下部回転軸37がほぼ水平方向に軸承されている。前記引き寄せ羽根53とホッパ11の下部内壁との間で、さらに上部回転軸35の平板な羽根45と下部回転軸37の引き寄せ羽根53との間で、効率よく二次破砕が行われる。この二次破砕された切りくずは送りスクリューコンベア41で搬出口15からホッパ11の外部へ搬出される。
【選択図】図1
【解決手段】切りくず破砕装置1は、上部に供給開口部13を備え且つ下部に搬出口15を備えたホッパ11の上部に、円周上に平板な羽根45を備えた上部回転軸35がほぼ水平方向に軸承され、前記平板な羽根45の回転軌跡の外側に上部回転軸35と並行して障害体33が設けられ、上部回転軸35と障害体33で一次破砕が行われる。また、ホッパ11の下部には、円周上に引き寄せ羽根53を備えた下部回転軸37がほぼ水平方向に軸承されている。前記引き寄せ羽根53とホッパ11の下部内壁との間で、さらに上部回転軸35の平板な羽根45と下部回転軸37の引き寄せ羽根53との間で、効率よく二次破砕が行われる。この二次破砕された切りくずは送りスクリューコンベア41で搬出口15からホッパ11の外部へ搬出される。
【選択図】図1
Description
この発明は、切りくず破砕装置に関し、特に機械加工工場で発生する切りくず、例えばアルミ、普通鋼材、特殊鋼材、鋳物、銅などの切り粉を破砕する装置で、工作機械周辺技術、環境保全技術に属する内容で切りくず圧縮の前処理機としても使用できる切りくず破砕装置に関する。
切りくずの破砕には、固定刃と回転刃で構成される1軸破砕機と2つの回転刃による2軸方式が一般的である。これらはいずれも上記のカッタ刃の間に切りくずを挟み込み、切りくずの破断し易い場所や破断し易い方向に関係なく切りくずを裁断しようとするものである。
このために、大きな破断力が必要であるので、上記のカッタ刃の質量が大きくされ、その運動量も大きくされている。しかし、カッタ刃の裁断力には限界がある。特に、裁断できない場合や異物が混入した場合は過負荷となり、機械が停止してしまうという問題点があった。たとえ、破砕機に異常検知装置が付いていても、上述したようにカッタ刃の大きな運動量のために十分機能しないばかりか、カッタ刃の破損に至ることになる。しかも、一旦破損したカッタ刃の交換には費用と時間がかかるのが常であり、大きな問題点である。
従来の切りくず破砕装置では、切りくずを投入するホッパ内に、破砕ロータに切りくずを引っ掛ける破砕刃と、この破砕刃の対向位置に配置されたグリッド状の固定破砕刃とが設けられ、前記破砕刃と固定破砕刃との組み合わせにより、グリッド穴から切りくずが排出されるように構成されている。この切りくず破砕装置は前述したような裁断方式では無いので破砕エネルギーは低くても良いものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−126718号公報
ところで、特許文献1の従来の切りくず破砕装置においては、グリッドと破砕刃との調整がうまくいかず、異種の切りくずに対する対応が難しいために、場合によってはグリッド穴が詰まってしまうという問題点があった。
また、大量の切りくずが投入された場合は、ホッパ内でブリッジ現象が起きやすいという問題点があった。つまり、カール状・綿状の切りくずは、嵩比重が小さいので、大量の切りくずをホッパ内に収容した時に、ホッパ内でブリッジ現象を発生すると共に、嵩比重が小さいことから切りくず圧縮機の生産能力がチップ状の切りくずに比べて著しく低下するという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明の切りくず破砕装置は、上部に切りくずを投入する供給開口部を備えると共に下部に破砕した切りくずを搬出する搬出口を備えるホッパと、このホッパの上部にほぼ水平方向に軸承されると共に円周上に平板な羽根を備えた上部回転軸と、この上部回転軸の平板な羽根の回転軌跡の外側に前記上部回転軸と並行して設けた障害体と、前記ホッパの下部にほぼ水平方向に軸承されると共に円周上に引き寄せ羽根を備えた下部回転軸と、前記引き寄せ羽根の回転軌跡の外周側に位置するホッパの下部内壁と、前記ホッパの内側に前記搬出口からホッパの外部へ切りくずを送り込むための送りスクリューコンベアと、から構成してなることを特徴とするものである。
また、この発明の切りくず破砕装置は、前記切りくず破砕装置において、前記下部回転軸の引き寄せ羽根に切欠き部を設けていることが好ましい。
また、この発明の切りくず破砕装置は、前記切りくず破砕装置において、前記上部回転軸と下部回転軸が、連動し且つ同一方向に正逆回転するよう構成していることが好ましい。
また、この発明の切りくず破砕装置は、前記切りくず破砕装置において、前記障害体の先端が鋭利な刃形状に構成していることが好ましい。
また、この発明の切りくず破砕装置は、前記切りくず破砕装置において、前記ホッパの下部内壁に、前記引き寄せ羽根の回転軌跡の外周側に位置する突起体を設けてなることが好ましい。
また、この発明の切りくず破砕装置は、前記切りくず破砕装置において、前記障害体が、ホッパに回転自在に軸承し且つ円周上に平板な羽根を備えると共に前記上部回転軸と連動するように構成していることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、供給開口部からホッパ内に収容した切りくずを上部回転軸の平板な羽根で挟み込むと共に上部回転軸に絡ませ、この絡んだ切りくずを平板な羽根より外側に設けた障害物に衝突させて一次破砕及び切りくずのバラシを行うことができる。
また、上部回転軸の平板な羽根の回転により、切りくずを下部回転軸の方向に押し込むことができる。この切りくずを下部回転軸の引き寄せ羽根に設けた切欠き部に挟み込んで絡ませ、ホッパの下部内壁又は突起部との間に切りくずを衝突及び摩擦せしめて二次破砕することができる。
これに加えて、上部回転軸と下部回転軸を常に同一方向に回転し、且つ周期的に回転を正逆切り換えることにより、切りくずの前記上部、下部回転軸への巻き込み防止となり、且つ前記両軸に絡まった切りくず同士の衝突により上記の二次破砕を促進できると共に、ホッパの下部壁面の摩擦の平準化と混錬により、破砕される切りくずの品質のバラツキを押さえることができる。
また、下部回転軸の引き寄せ羽根により、二次破砕された切りくずを軸中央部に寄せることができるので、前記切りくずを送りスクリューコンベアによりホッパの外部へ排出できる。
以上のことから、ホッパ内のブリッジの発生をなくすことができ、圧縮と破砕の組合わせにより、効率的な破砕を行うことができるので、カール状・綿状の切りくずなどのように嵩比重が小さい切りくずに対しても、破砕の生産能力を上昇させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至は図3を参照するに、この発明の実施の形態に係る切りくず破砕装置1は、生産工場などで発生する金属のカール状・綿状の切りくずを圧縮しつつ破砕するものであり、例えば、切りくず圧縮機の前処理装置としても用いられる。切りくず圧縮機としては廃棄物圧縮固形化装置3があり、例えば、切りくず破砕装置1は前記廃棄物圧縮固形化装置3の一部として組み込まれる。
上記の廃棄物圧縮固形化装置3は、装置本体5をベースにしており、この装置本体5は図1において左右方向に延伸した支持フレーム7と、この支持フレーム7の右部に立設した箱形フレーム9が備えられている。この箱形フレーム9の図1において左側には、廃棄物(この実施の形態では主として金属切粉などの切りくず)を収容するホッパ11が設けられている。このホッパ11の内部に、この実施の形態の切りくず破砕装置1が組み込まれており、切りくず破砕装置1の詳細な説明は後述する。
また、上記のホッパ11の上側(図1において上側、図3において紙面に向かって表側)には供給開口部13が備えられていると共に、ホッパ11の下側には搬出口としての例えば排出口15が備えられている。このホッパ11における排出口15には連絡パイプ17の一端が一体的に連通して設けられている。
また、支持フレーム7におけるホッパ11の下側には断面円形の圧縮室19を備えた圧縮ボックス21が設けられており、上記の連絡パイプ17の他端は圧縮室19に供給開口23を介して連通可能に構成されている。圧縮ボックス21の左端部には蓋部材25が設けられており、この蓋部材25は開閉シリンダ(図示省略)の作動により圧縮室19の左端側(開口端側)を開閉する上下方向へ移動可能である。ホッパ11から連絡パイプ17を介して圧縮室19に送り込まれた廃棄物は密閉状態の下で圧縮固形化されるようにするために、圧縮室19には左右方向へ移動可能な円形の圧縮部材27が設けられている。
さらに、上記の圧縮部材27を左右方向へ移動させるため、支持フレーム7の中央部には左右方向へ移動可能でピストンロッド29を備えた圧縮シリンダ31が設けられており、このピストンロッド29の先端部が圧縮部材27に連結されている。なお、連絡パイプ17を設けることなく、ホッパ11における排出口15を供給開口23に直接連通させても差し支えない。
次に、この発明の第1の実施の形態の切りくず破砕装置1の詳細について説明する。
切りくず破砕装置1の主要構成は、ホッパ11と、障害体としての例えばフラットバー33と、上部回転軸35と、下部回転軸37とから構成されている。
ホッパ11は、底部に切りくずなどの廃棄物を集めるために、ホッパ11の断面がV字形状に構成されている。前述したように、ホッパ11の上側には供給開口部13が備えられると共に、底側には排出口15が備えられている。
また、排出口15から圧縮室19へ廃棄物を送り込むために、ホッパ11の内側には送り用搬送路39が形成されており、この送り用搬送路39には送りスクリューコンベア41が設けられていると共に、箱形フレーム9の図1において左部には送りスクリューコンベア41を送り方向及び反送り方向(前記送り方向の反対方向)へ正逆回転させる送りモータ43が設けられている。なお、送りスクリューコンベア41の先端部は圧縮室19の付近に位置するように構成されている。
上記のホッパ11の上部には、供給開口部13から投入された切りくずを下部へ押し込むための上部回転軸35が回転可能に設けられている。ここで、上部回転軸35は、図4(A)〜(C)に示されているように、上部回転軸35の円周上に平板な回転羽根45が備えられている。回転羽根45は、水平方向に互い違いに突出するように構成されており、回転羽根45が20mm以上の一定の厚みAを有しており、隣り合う回転羽根45の間隔Bは50〜100mmに設定される。
また、上部回転軸35から図1において右側にほぼ一定の距離をおいて、図5(A)〜(C)に示されているようなフラットバー33がほぼ水平方向(図1の紙面に垂直方向)に設けられている。なお、上記のフラットバー33は、図6(A)〜(C)に示されているように断面が上下方向に鋭利状に突起する刃47を有する形状であってもよい。この刃47は、切りくずをより一層細かく粉砕することに寄与する。また、図1の上部回転軸35に備えた回転羽根45の先端とフラットバー33との距離Cは、切りくずの衝突効率を上げるために、120mm以下の一定間隔に設定されている。
さらに、上記のホッパ11の底部には、切りくずの引き寄せ及び二次破砕を行うために、下部回転軸37が上記の上部回転軸35から一定の距離をおいて回転可能に設けられており、この下部回転軸37は図2に示されているように引き寄せモータ49により回転駆動される。
また、下部回転軸37は、上部回転軸35とベルト51(又はチェーン)で連動連結されており、引き寄せモータ49の駆動により、下部回転軸37と上部回転軸35の両軸はいずれも同一方向に回転するように構成されている。
なお、上記の下部回転軸37は、図7(A)〜(C)に示されているように、引き寄せ羽根53が下部回転軸37に巻き付くように備えられている。引き寄せ羽根53にはその先端部に切欠き部としての例えば一定の大きさのU字形状の切り欠き55があり、間口Dは60mm〜120mmで、切り欠き55の深さEは50mm〜100mmに設定されている。
図8(A)〜(C)を参照するに、他の実施例として、上記の引き寄せ羽根53には、図7(A)〜(C)のU字形状とは異なり、引き寄せ羽根53の先端部に切欠き部としての例えば一定の大きさのV字形状の切り欠き57が設けられていても構わない。この場合も、切り欠き57の間口Fは60mm〜120mmで、切り欠き57の深さGは50mm〜100mmに設定されている。
さらに、図9を参照するに、上部回転軸35に備えた回転羽根45の先端と下部回転軸37に備えた引き寄せ羽根53の先端との距離Hは、120mm以下に設定されている。
再び図1乃至は図3を参照するに、ホッパ11の底部の内壁には、多数の突起体59が引き寄せ羽根53にぶつからないように突出している。
また、送りスクリューコンベア41は、図1及び図2に示されているように、送りモータ43の出力軸に連動連結した送りスクリュー軸61と、この送りスクリュー軸61に巻き付くように一体的に設けたスパイラル状の送り羽根63とが備えられている。
なお、上記の送りスクリュー軸61は基端側から先端側に向かって徐々に細くなるようにテーパ状に構成されており、送り羽根63の巻き始めにおいて送りスクリュー軸61の側面から送り羽根63の外縁までの長さがほぼゼロから徐々に長くなるように構成されている。また、送りスクリュー軸61の側面から送り羽根63の外縁までの長さが送りスクリュー軸61の長手方向に沿ってほぼ一定であり、送り羽根63の羽根間のピッチが一定である。
次に、この発明の第1の実施の形態の切りくず破砕装置1の作用について説明する。
カール状・綿状の切りくずは供給開口部13からホッパ11内に投入される。上部回転軸35及び下部回転軸37が引き寄せモータ49の駆動によりベルト51(又はチェーン)を介して同じ方向に回転される。ホッパ11内の切りくずは、上部回転軸35に設けた平板な回転羽根45の回転により下部回転軸37の方向へ押し込まれると共に、前記切りくずが回転羽根45に絡んで挟まれるように捕らえられる。さらに、上部回転軸35に絡んだ切りくずは、上部回転軸35の回転によりフラットバー33に衝突して切くず破砕及びバラシなどの一次破砕が行われる。
下部回転軸37の方向に押し込まれた切りくずは、下部回転軸37の引き寄せ羽根53に設けたU字状の切り欠き55又はV字状の切り欠き57によって捕らえられ、下部回転軸37の回転により周囲のホッパ11の下部内壁や突起体59との摩擦によって破砕されると共に、上部回転軸35の回転羽根45に絡まった切りくずと、下部回転軸37の引き寄せ羽根53に絡まった切りくず同士が互いに衝突して二次破砕が行われる。
また、上部回転軸35及び下部回転軸37の回転は、図示しない方向切り換え手段により、切りくずの特性に応じて設定された時間毎に回転方向が交互に切り換えられることにより、切りくずが上部回転軸35及び下部回転軸37へ絡みつくことを解消すると共に、壁面の摩擦の平準化と混錬による切りくずの破砕品質のバラツキを減少させることができる。
また、引き寄せモータ49の駆動により、上記の二次破砕された切りくずは、回転する引き寄せ羽根53で軸中央部の排出口15の側に引き寄せられる。また、引き寄せ羽根53が引き寄せモータ49の駆動により逆方向へ回転して切りくずの引き寄せ状態が解除される。上記のように二次破砕切りくずの引き寄せ工程と、引き寄せ状態を解除する工程とが交互に繰り返される。
また、排出口15へ引き寄せられた切りくずは、送りモータ43の駆動で回転される送りスクリューコンベア41により排出口15からホッパ11の外部へ排出される。つまり、ホッパ11から連絡パイプ17を介して圧縮室19へ搬送される。
以上のことから、切りくずが上部回転軸35の平板な回転羽根45と下部回転軸の引き寄せ羽根53との作用により、ホッパ11内のブリッジの発生を皆無にできると共に、圧縮と破砕が組合わされるので、効率的な破砕を行うことができるために、カール状・綿状の切りくずなどのように嵩比重が小さい切りくずに対しても、嵩比重の向上並びに効率的な破砕を行うことができ、切りくず圧縮機の生産能力を大幅に上昇させることができる。
次に、この発明の第2の実施の形態の切りくず破砕装置1について説明する。なお、前述した第1の実施の形態の切りくず破砕装置1とほぼ同様であるので、同じ部材は同符号を付し、第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明する。
図10を参照するに、第2の実施の形態の切りくず破砕装置1としては、破砕効率を上げるために、ホッパ11内には、前述した第1の実施の形態の障害体としての固定されたフラットバー33の代わりに、ホッパ11に回転するように軸承された障害体が設けられている。この第2の実施の形態では、障害体としては第1の実施の形態における上部回転軸35とほぼ同様の構造の第2の上部回転軸65が設けられている。なお、上部回転軸65の円周上には、上部回転軸35と同様の構造で平板な回転羽根45が備えられている。
なお、第1の上部回転軸35及び第2の上部回転軸65と下部回転軸37との合計3本の回転軸は、ベルト67(又はチェーン)で連動連結されており、引き寄せモータ49の駆動により、上部回転軸35と上部回転軸65と下部回転軸37の3軸は、いずれも同一方向に回転するように構成されている。
したがって、障害体としての第2の上部回転軸65が回転することにより、第1の実施の形態に比べて、より一層効率的に破砕が促進されることになる。他の作用効果は第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
1 切りくず破砕装置
3 廃棄物圧縮固形化装置(切りくず圧縮機)
5 装置本体
11 ホッパ
13 供給開口部
15 排出口(搬出口)
17 連絡パイプ
19 圧縮室
23 供給開口
33 フラットバー(障害体)
35 上部回転軸
37 下部回転軸
39 送り用搬送路
41 送りスクリューコンベア
43 送りモータ
45 回転羽根(上部回転軸の平板な羽根)
47 刃
49 引き寄せモータ
51 ベルト(又はチェーン)
53 引き寄せ羽根
55 切り欠き(切欠き部)
57 切り欠き(切欠き部)
59 突起体
61 送りスクリュー軸
63 送り羽根
65 上部回転軸(第2実施の形態の)
67 ベルト(又はチェーン)
3 廃棄物圧縮固形化装置(切りくず圧縮機)
5 装置本体
11 ホッパ
13 供給開口部
15 排出口(搬出口)
17 連絡パイプ
19 圧縮室
23 供給開口
33 フラットバー(障害体)
35 上部回転軸
37 下部回転軸
39 送り用搬送路
41 送りスクリューコンベア
43 送りモータ
45 回転羽根(上部回転軸の平板な羽根)
47 刃
49 引き寄せモータ
51 ベルト(又はチェーン)
53 引き寄せ羽根
55 切り欠き(切欠き部)
57 切り欠き(切欠き部)
59 突起体
61 送りスクリュー軸
63 送り羽根
65 上部回転軸(第2実施の形態の)
67 ベルト(又はチェーン)
Claims (6)
- 上部に切りくずを投入する供給開口部を備えると共に下部に破砕した切りくずを搬出する搬出口を備えるホッパと、このホッパの上部にほぼ水平方向に軸承されると共に円周上に平板な羽根を備えた上部回転軸と、この上部回転軸の平板な羽根の回転軌跡の外側に前記上部回転軸と並行して設けた障害体と、前記ホッパの下部にほぼ水平方向に軸承されると共に円周上に引き寄せ羽根を備えた下部回転軸と、前記引き寄せ羽根の回転軌跡の外周側に位置するホッパの下部内壁と、前記ホッパの内側に前記搬出口からホッパの外部へ切りくずを送り込むための送りスクリューコンベアと、から構成してなることを特徴とする切りくず破砕装置。
- 前記下部回転軸の引き寄せ羽根に切欠き部を設けていることを特徴とする請求項1記載の切りくず破砕装置。
- 前記上部回転軸と下部回転軸が、連動し且つ同一方向に正逆回転するよう構成していることを特徴とする請求項1又は2記載の切りくず破砕装置。
- 前記障害体の先端が鋭利な刃形状に構成していることを特徴とする請求項1,2又は3記載の切りくず破砕装置。
- 前記ホッパの下部内壁に、前記引き寄せ羽根の回転軌跡の外周側に位置する突起体を設けてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の切りくず破砕装置。
- 前記障害体が、ホッパに回転自在に軸承し且つ円周上に平板な羽根を備えると共に前記上部回転軸と連動するように構成していることを特徴とする請求項1,2,3又は5記載の切りくず破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048068A JP2005238021A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 切りくず破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048068A JP2005238021A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 切りくず破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005238021A true JP2005238021A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35020321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004048068A Ceased JP2005238021A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 切りくず破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005238021A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082840A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Miike Iron Works Co Ltd | スプリング含有物処理装置及びスプリング含有物処理方法 |
JP2009083971A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | 炭化物貯留装置及びその方法 |
CN107696565A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-16 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 一种废旧智能手机处理装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981955A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-07 | ||
JPS5755463B2 (ja) * | 1980-04-11 | 1982-11-24 | ||
JPH0957142A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-04 | Yuasa Koki Kk | 廃プラスチック容器等の破砕機 |
JPH09239593A (ja) * | 1996-03-06 | 1997-09-16 | Amada Bantetsuku:Kk | 廃棄物圧縮固形化装置 |
JPH1034486A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-02-10 | San Mach Kk | 金属切削屑せん断処理装置 |
JP2000015537A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kowa Kikai Kk | 切屑切断機 |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004048068A patent/JP2005238021A/ja not_active Ceased
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981955A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-07 | ||
JPS5755463B2 (ja) * | 1980-04-11 | 1982-11-24 | ||
JPH0957142A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-04 | Yuasa Koki Kk | 廃プラスチック容器等の破砕機 |
JPH09239593A (ja) * | 1996-03-06 | 1997-09-16 | Amada Bantetsuku:Kk | 廃棄物圧縮固形化装置 |
JPH1034486A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-02-10 | San Mach Kk | 金属切削屑せん断処理装置 |
JP2000015537A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kowa Kikai Kk | 切屑切断機 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083971A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | 炭化物貯留装置及びその方法 |
JP2009082840A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Miike Iron Works Co Ltd | スプリング含有物処理装置及びスプリング含有物処理方法 |
JP4504408B2 (ja) * | 2007-09-29 | 2010-07-14 | 株式会社御池鐵工所 | スプリング含有物処理装置及びスプリング含有物処理方法 |
CN107696565A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-16 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 一种废旧智能手机处理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017042777A (ja) | 金属切削屑圧縮装置 | |
US9802201B2 (en) | Bale processor and flail for use with same | |
CN206748841U (zh) | 一种塑料破碎机 | |
JP2005238021A (ja) | 切りくず破砕装置 | |
JP2009082852A (ja) | 供給装置 | |
JP5918890B1 (ja) | 金属切粉破断搬送装置 | |
JP4574604B2 (ja) | 剪断式破砕装置 | |
JP2011156446A (ja) | 石膏ボードの破砕装置 | |
JP4453102B2 (ja) | 破砕機 | |
CN102225347A (zh) | 锤刀式垃圾破碎机 | |
US7766265B2 (en) | Swinging device for increasing capacity of trash bin | |
JP4411009B2 (ja) | 破砕処理装置 | |
JP4485242B2 (ja) | 破砕処理装置 | |
US20040069879A1 (en) | Cutting device, particularly for comminuting chips | |
JP3734464B2 (ja) | 破砕処理装置 | |
JP2009101268A (ja) | 破砕処理装置 | |
JP3730061B2 (ja) | 破砕機付き塵芥収集車 | |
RU2511999C2 (ru) | Вскрыватель тюков для энергетической установки на биомассе | |
CN101745453A (zh) | 垃圾破碎机 | |
KR200254467Y1 (ko) | 재활용 캔 분쇄장치 | |
JP2005230653A (ja) | 破砕処理装置付きコンベア装置、および、コンベア装置取り付け用破砕処理装置 | |
JP2006305419A (ja) | ロール軸型破砕装置およびそれを用いた石膏ボード破砕/分離機 | |
JP2006088132A (ja) | 廃プラスチック処理装置 | |
CN217042847U (zh) | 物料下降段进料的搅拌磨机 | |
KR101732949B1 (ko) | 수목가지 파쇄 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091013 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100420 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20100824 |