JP2005237252A - モアのブレード及びブレードの取付方法 - Google Patents
モアのブレード及びブレードの取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005237252A JP2005237252A JP2004050239A JP2004050239A JP2005237252A JP 2005237252 A JP2005237252 A JP 2005237252A JP 2004050239 A JP2004050239 A JP 2004050239A JP 2004050239 A JP2004050239 A JP 2004050239A JP 2005237252 A JP2005237252 A JP 2005237252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- mower
- casing
- shape
- rotated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】モアケーシング21内に突出した上下方向の軸29から半径方向に突出するように固定して回転させるモアのブレード14であって、該ブレードを末広形状に構成し、該ブレードの回転方向の後端縁33を曲面に構成し、該ブレード14の外周縁34を曲面に構成し、該ブレード14の回転方向の後端部の中心側に切欠35を設けた。
【選択図】図4
Description
該モアにおけるブレードは帯状に構成して、中央に駆動軸を固定して回転させ、刈取作業を行うようにしている。この刈り取り作業が良好に行え、かつ、刈草を後方または側方に効率良く搬送できるとともに、回転時に発生する騒音を低減できるようにした技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術のブレードは、帯状に構成して、平面視で両端部を前進翼状に回転方向前方に屈曲させた形状とし、更に、ブレードの両端部における後縁は立ち上げるように折り曲げ形成して、風起片とする構成となっていた。
そこで本発明は、このようなブレード回りにおける風圧の高い部分や低い部分、及び、流速の高い部分や低い部分の分布が偏って大きくならないようにして、回転時における騒音の低下を図ろうとするものである。
図1は本発明が適用されたローンモアの全体側面図、図2は同じくローンモアの全体平面図である。
前記ブレード14は出力軸19の下方に軸受を介して回転自在に支持された駆動軸29上に固設され、該出力軸19と駆動軸29の間に介装したクラッチをON・OFFすることにより動力伝達を「入」「切」できるようにしている。該クラッチは作業クラッチ操作レバー23に連結されて、該クラッチ操作レバー23を操作することにより作業クラッチをON・OFFできるようになっている。
図3はモアケーシングを下方から見た斜視図、図4はブレードの平面図、図5はブレードの正面図、図6はブレードの側面図、図7はブレードの斜視図、図8は回転時の圧力状態を示す図である。
図3、図4、図5に示すように、ブレード14は出力軸19の延長上に配置した駆動軸29に取り付けるための取付孔30を中央に開口し、該取付孔30より所定幅Dで直径方向(両側)に延出して、中心Oより所定長さLは取付座27の幅に合わせた長さとして水平方向に延設して取付部14aとしている。該取付部14aには複数の取付孔31・31を開口している。本実施例では両側に2個開口している。但し、ブレードを複数枚配置する構成とした場合には半径方向に等角度毎に突出する。
そして、本実施例では、翼部14cは前進翼として、前端縁32がブレード14の取付部14aの延長線よりも回転方向前方となるように構成している。該前端縁32は立ち上げ部14b、つまり、翼部14c基部より外方向に直線状に延びる刃部として、断面を鋭角に構成することができる。但し、後端縁33をブレード14の取付部14aの延長線よりも回転方向後方となるように配置した後退翼とすることも可能である。
即ち、図6、図8に示すように、翼部14cは回転方向前端縁が低く、後端縁が高くなる曲面に構成している。つまり、側面視において回転方向前側から後方に向かって徐々に上方に湾曲した形状としており、図8において、翼部14cの回転方向の最大長さを翼長(弦長)Bとし、翼部14cの最低部から最高部までの高さを翼高Aとすると、水平線に対して下端と上端を結ぶ線の角度を反り角Cとし(キャンバーの反り角とする)、翼高Aは送風させたり、モアケーシング21内に収納させたりしなければならないために、ある程度の高さは必要である。よって、翼長を変化させることになに。このとき、反り角CはtanC=A/Bと表され。本発明ではこのA/Bの値を0.2以下となるように構成している。
更に、このように構成したブレード14の表面圧力の時間波形は、図9に示すように、細い実線で示す従来波形は、鋭角な山と谷が周期的に変化して形成していたが、本発明のブレード14では太実線で示すようにサインカーブ(sin波形)の形に近づくようになり、圧力変動の高次周波数成分が抑えられて、人間が感じ易い周波数帯域の騒音を低下することができるのである。
即ち、翼平面に対して直角に切断すると、空気の流れが乱れて騒音の原因となっていたので、後端縁を面取りまたは曲面状に形成することにより、風の流れが円滑となって、騒音を低減できるようになったのである。
こうして、翼平面に対して直角に切断すると、空気の流れが乱れて騒音の原因となっていたので、後端円を面取りまたは曲面状に形成することにより、風の流れが円滑となって、騒音を低減できるようになったのである。
しかし、本発明の末広状の前進翼を用いた場合には、最適間隔は45mmであったが、本発明のブレードを用いると35mm付近にピークが現れる。即ち、26mmから42mmの範囲で騒音を著しく低下させることができる。言い換えると、ブレード径(刈り幅)Eに対する間隔Hとの関係、即ち、H/Eの値が0.13以上、1以下とし、好ましくは0.15〜0.182の範囲として騒音を低下することができたのである。
29 軸
14 ブレード
33 後端縁
34 外周縁
35 切欠
Claims (6)
- モアケーシング内に突出した上下方向の軸から半径方向に突出するように固定して回転させるモアのブレードであって、該ブレードを末広形状に構成したことを特徴とするモアのブレード。
- モアケーシング内に突出した上下方向の軸に半径方向に突出するように固定して回転させるモアのブレードであって、該ブレードのキャンバーの反り角をCとし、tanCを0.2以下に構成したことを特徴とするモアのブレード。
- 前記ブレードの回転方向の後端縁を曲面に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモアのブレード。
- 前記ブレードの外周縁を曲面に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモアのブレード。
- モアケーシング内に突出した上下方向の軸に半径方向に突出するように固定して回転させるモアのブレードであって、該ブレードの回転方向の後端部の中心側に切欠を設けたことを特徴とするモアのブレード。
- モアケーシング内に突出した上下方向の軸に半径方向に突出するように固定して回転させるモアのブレードであって、モアケーシングの内面とブレード上端との間の距離Hとブレードの刈幅Eの比(H/E)を、0.13以上、1以下としたモアのブレードの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004050239A JP4231802B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | モアのブレード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004050239A JP4231802B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | モアのブレード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005237252A true JP2005237252A (ja) | 2005-09-08 |
JP4231802B2 JP4231802B2 (ja) | 2009-03-04 |
Family
ID=35019637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004050239A Expired - Fee Related JP4231802B2 (ja) | 2004-02-25 | 2004-02-25 | モアのブレード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4231802B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011000015A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Fujii Toshiko | 刈払刃 |
CN108419504A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-08-21 | 浙江亚特电器有限公司 | 一种旋刀式割草机的切割刀片及旋刀式割草机 |
JP2020188712A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | モーアのカッターブレード |
-
2004
- 2004-02-25 JP JP2004050239A patent/JP4231802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011000015A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Fujii Toshiko | 刈払刃 |
CN108419504A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-08-21 | 浙江亚特电器有限公司 | 一种旋刀式割草机的切割刀片及旋刀式割草机 |
JP2020188712A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | モーアのカッターブレード |
US11690317B2 (en) | 2019-05-21 | 2023-07-04 | Kubota Corporation | Cutter blade of mower |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4231802B2 (ja) | 2009-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10285328B2 (en) | Lawn mower cutter blade | |
US10054131B2 (en) | High efficiency ducted fan | |
EP1577562B1 (en) | Axial flow fan | |
JP3703734B2 (ja) | 芝刈機のカッタブレード | |
JP6151659B2 (ja) | 芝刈機 | |
US5012633A (en) | Lawn mower | |
CN101233328B (zh) | 轴流风扇 | |
US7186080B2 (en) | Fan inlet and housing for a centrifugal blower whose impeller has forward curved fan blades | |
JP2018102235A (ja) | カッタブレード及び芝刈機 | |
WO2018124020A1 (ja) | カッタブレード及び芝刈機 | |
US20070065279A1 (en) | Blade structure for a radial airflow fan | |
JP4163062B2 (ja) | スプリッタランナおよび水力機械 | |
GB2041103A (en) | A radiator cooling fan | |
JP4231802B2 (ja) | モアのブレード | |
US11835051B2 (en) | Ceiling fan | |
JP2006020531A (ja) | モーア用のブレード | |
CN109661168B (zh) | 切割刀片及割草机 | |
US5873225A (en) | Ducted fan mower deck | |
JP6228056B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP4973623B2 (ja) | 遠心圧縮機のインペラ | |
JP2007205230A (ja) | 送風機羽根車 | |
US2027050A (en) | Fluid operating propeller | |
JP5526499B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP2007014250A (ja) | 草刈機 | |
JP5577738B2 (ja) | ラジアルタービンのインペラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |