JP2005237210A - 定水位給水装置に係る周辺用具と植物を栽培する方法及び植物栽培器 - Google Patents

定水位給水装置に係る周辺用具と植物を栽培する方法及び植物栽培器 Download PDF

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Abstract

【課題】定水位給水装置について周辺用具、植物栽培関係の分野を更に研究開発し、ぺット飼育と植物栽培の利便性と経済効果を高め、植物での環境美化を図ること。
【解決手段】定水位給水装置周辺用具の解決手段として、栓となる駒、座板、弾性体リング、面取り等の形状をもつ吐出孔、水を受ける槽等、夫々の手段をもつ水盤式台座を開発。植物栽培方法解決手段として、二重鉢、多孔質粒状物質を入れた植木鉢、剛体多孔質連続気泡物体を利用、台座要部部分と苔玉等、夫々の栽培方法を開発。植物栽培器の解決手段として、水盤式台座と植木鉢をもつ、同台座に植木鉢と培養土及び種子をもつ、同台座と多孔質粒状物質及び植木鉢をもつ、同台座と接地部空間所有型植木鉢をもつ、同台座と培養土充填用窪み付きの剛体多孔質連続気泡物体をもつ、凸凹結合型貯水槽をもつ、指定形状の吐出孔をもつ等、夫々の手段をもつ植物栽培器を開発した。
【選択図】 図1

Description

従来よりある陶器製のにわ鳥用の自動式水飲み器の原理の発展により出願した、特願平10−164077を更に技術上より研究、開発を加え、実践的にすることを図った。つまり水を供給するための水源となる吐出孔付密閉式の貯水槽と単体の水盤式台座(吐出部平面座付貯水槽または、座板を受ける貯水槽用平面座受部分及び通水路部原点より台座要部部分に水を通水する通水路部分及び目的を果たすための場所である台座要部部分の3部分を備えている)の組み合わせにより、成りたつ定水位給水装置(定水位給水装置のみで使用しペットの飲用給水用等に利用する飲用定水位給水装置、及び定水位給水装置と植物その他を組み合わせて使用し、植物の根に給水用として利用する定水位底面給水装置の2種類がある)を、更に利便性を高めるため、現実的な使い勝手の観点より進歩発展させることに関した定水位給水装置に係る周辺用具と植物栽培方法及び植物栽培器を開発したことによる、水の供給装置及び植物栽培技術関係の分野に属する。
従来、本願に出願の定水位給水装置に関する専門用の周辺用具及び植物栽培方法及び植物栽培器については、存在しなかった。
特開平11−318216号公報
従来よりある陶器製のにわ鳥用の自動式水飲み器の原理の発展により出願した、定水位給水装置について周辺用具、植物栽培方法、植物栽培器等の分野を更に研究開発し、ぺット飼育と植物栽培の利便性と経済効果を高め、水盤式台座周辺の製造産業の起業と発展、植物での環境美化を図ることを課題とした。具体的には、請求項1については、従来の吐出孔付密閉式の貯水槽では、吐出孔を下にした時に指先で水のこぼれを防止する方法の考え方であるが、孔径に制限があり指先も濡れる欠点があった、また栓を同貯水槽内に内臓する方法は、加工が複雑になり余分な加工費が必要で内部清掃にも手間がかかり不便であるので本請求項によりこれらを解消するためのものである。請求項2については、貯水槽用平面座受部分の形状の付いた水盤式台座に吐出孔付密閉式の貯水槽を設置するための座板を貯水槽用平面座受部分に着脱できる様に取り付け、通水路部分の上部を覆い外観を向上すると同時に吐出孔の周囲に平面座のないボトル形状の吐出孔付密閉式の貯水槽にも貯水槽用受部分として使用でき、同ボトル形状品を、垂直に保持することができる構造の水盤式台座の開発を図り、更に水盤式台座の通水路部原点を除く通水路部分(及び台座要部部分)に白砂等粒状物質を敷き詰めた場合に、座板の上に設置した吐出孔付密閉式の一種である吐出部平面座付貯水槽(吐出孔の周囲に平面座を持つている吐出孔付密閉式の貯水槽のことをいう)に、上記粒状物質が付着しない構造の開発を図るものである、尚、白砂等粒状物質の目的については、上記各貯水槽の中に虫が侵入しないための予防用、鉢底の高さを調節し培養土の水分調整のための下敷き用、鉢底の最低部がフラツトであつても鉢底穴まで水を誘導到達させる水の浸潤素材用及び保水性向上による水の滞留時間の延長用、同粒状物質の湿り度合いにより吐出孔付密閉式の貯水槽が非透明製であっても同貯水槽中の水が、空状態になったことが早期に判断できる様に付け加える等が目的である。請求項3は、弾性体リングを吐出孔に嵌め込むことにより、吐出部平面座付貯水槽を定位置に設置する場合に座板または、貯水槽用平面座受部分の穴への位置決めが容易にできる様に、更には、吐出部平面座付貯水槽の底部材質が陶器製等にて破損し易い場合でも底面先端を衝撃による破損から保護し、かつ、栓または、指先で吐出孔を閉じる場合に栓等との密着性を良くし、同時に吐出孔の形状が、多少不定形であっても吐出孔内径を円形に修正する方法の開発を図るものである。請求項4は、吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔において、吐出孔断面の内径が底面の素材の厚み中心部と末端部では、外に近いほど広くなる寸法差がある様に製作することにより、吐出孔より排出する時の水の表面張力が、弱まり排出性を向上するものである。
請求項5は、外側とする鉢は、装飾を施した鉢(駄温鉢等でも可能)を使用し、その鉢中に開花植物(苗でも可能)を出荷用鉢付きのまま生け花感覚にて投入し、出荷用鉢は、美しくなくとも、外側にある鉢は、装飾鉢等により、外観を美しく見せると同時に一定期間の間一定水位にて無人でも給水できる栽培方法の開発を図り給水の省力と草花栽培の普及等を行なうものである。請求項6は、請求項5を具現化する植物栽培器を製作し、出荷用鉢付植物(ポット苗)の需要拡大及び環境美化を図る機会を一般に提供するものである。請求項7は、培養土及び種子(または、球根)を一組にして内蔵した植木鉢は、栽培が簡便にできるが、更に便利にするために、同植木鉢に一定期間の間一定水位にて無人で給水できる植物栽培器の開発を図るものである。請求項8は、多孔質粒状物質(商品名ハイドロボール、セラミス等)を植木鉢に入れ、その植木鉢に植えた植物に一定期間の間一定水位にて無人で給水できる栽培方法の開発を図りハイドロカルチャーの幅を多様に広げるものである。請求項9は、請求項8を具現化する植物栽培器を製作し、多孔質粒状物質を入れた植木鉢に植えた植物の需要拡大及び室内雰囲気の環境美化を図るものである。請求項10については、従来の特願平10−164077の図中に記載され使用されている植木鉢は、全周囲が接地面であるので水の侵入路が遮られ、水が植木鉢の中迄、迅速に入らない場合があったが、本項出願の植木鉢が使用された場合には、水盤式台座の台座要部部分内の鉢外に貯えられた水が、(本項出願の植木鉢を同台座の台座要部部分に置いた状態で植木鉢の外側と鉢底孔の間に繋がった)空間部を通して吐出孔付密閉式の貯水槽に水のある間は、必ず絶え間無く水が鉢内に補給される様にするものである。請求項11は、剛体多孔質連続気泡物体に植えた植物に一定期間の間一定水位にて無人で給水できる栽培方法の開発を図るものであるが、同物体は自然の溶岩に近い造形で植木鉢の代替品となるものである。請求項12は、請求項11を具現化する植物栽培器を製作することであり、剛体多孔質連続気泡物体で製作したところの植木鉢代替品に植える山野草等の植物栽培の普及、及び室内雰囲気の環境美化を図るものである、尚、剛体多孔質連続気泡物体は、人造の剛体多孔質連続気泡物体と溶岩質体の自然の剛体多孔質連続気泡物体、更には、木材、竹材等の植物を炭状に焼き上げた剛体多孔質連続気泡物体があるが、人造の剛体多孔質連続気泡物体については、廃棄物のガス化溶融焼却炉等から成形できるので廃棄物の再利用を図れるものである。請求項13は、培養土表面を苔で球状に覆われた植物に一定期間の間一定水位にて無人でも給水できる栽培方法の開発を図るものである。請求項14は、同項の水盤式台座を手で持ち移動する場合に発生する水の振動、吐出孔付密閉式の貯水槽を所定の部分に置く場合に人の動作の過ち等により発生する床、または、足元への、水のこぼれを防止する方法の開発を図るものである。
請求項15は、同項に使用の、上体部と底部の二分割で形成された吐出部平面座付貯水槽において、上体部と底部が密着でき、分離、脱落の防止と槽内の気密を保つことを可能とする結合方法の開発を図るものである、尚、同貯水槽を二分割で形成する目的は、同貯水槽の内部が簡単に清掃でき、また、ビー玉等を中に入れることのできる様にするため等である。請求項16は、同項に使用の貯水槽の吐出孔より水を同貯水槽の中に入れる場合に極力短時間で完了する様に吐出孔の面積を広く、かつ円形型に限らず一定の寸法形状であれば吐出孔の寸法と指先全体の使い方の組み合わせ、または、円形型であれば請求項1の図1に示す様に単体の栓で吐出孔をほぼ閉止できる形状の、貯水槽の吐出孔寸法範囲の開発を図るものである。
請求項1は、栓となる単体の駒として円錐状の木製品を製作し、吐出孔付密閉式の貯水槽に水を入れた後、この栓を指先で保持して円錐の先端より吐出孔に差し込み、同水槽を逆さにして同水槽を座板または、貯水槽用平面座受部分に据える直前に、栓を外すこととした。他の例としてはスプーンの形状または、串団子の様に柄を取り付ける方法もある。請求項2は、貯水槽用平面座受部分において、円形の穴を開けた座板を取り付け、その穴を利用しボトル形状の吐出孔付密閉式の貯水槽または、吐出部平面座付貯水槽を設置することとした。請求項3は、吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔において断面が凹型形状の弾性体リングを嵌め込み、同貯水槽と一体化させ同リングの水平面が同貯水槽の本来の吐出孔より突き出て同貯水槽全体として同リングが最下面と成る構造にすることとした。請求項4は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置の吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔において、吐出孔断面の内径が底面の素材の厚みの中心部と末端部で寸法を比較すると外側の末端部になるほど広くなるように加工し、仕上げ方法は、面取り用ドリルまたは、弾性体リングの場合は、リーマを用いて製作することとした。
請求項5は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置を利用し、同台座の台座要部部分に透明性の鉢を置き(水深の調整を行なう場合は、台座要部部分に多孔質粒状物質または、粒状物の白砂等を敷いてその上に同鉢を置く)、同鉢の中に出荷用鉢付ポット苗を入れ植物を栽培することとした。請求項6は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に空の植木鉢を備えて(出荷用鉢の外側周囲に充填するための粒状物質または、多孔質粒状物質を含む)一式とすることとした。請求項7は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に培養土と種子(または、球根)を内臓した植木鉢を備えて(粒状物質または、多孔質粒状物質を含む)植物栽培器として一式とすることとした。請求項8は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に、培土として通気性と保水性の優れた多孔質粒状物質を中に入れた植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を備え付けて、同鉢内で植物を栽培することとした。請求項9は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に、多孔質粒状物質を中に入れた植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を備えて植物栽培器として一式とすることとした、例として図9に示す様に多孔質粒状物質に商品名セラミス及びハイドロボール(発泡煉石)の混合品を使用し植物栽培器を製作したものであるが、輸送中に多孔質粒状物質が外に出ない様に蓋付きとした。
請求項10は、本願の定水位底面給水装置に使用する植木鉢に付いてであるが、接地部分の一部を切り欠き空間部と脚部を作ることで水は、鉢底孔を通して絶え間無く補給される、例としてプラスチック既製品のツバ付き容器を改造して本項の植木鉢を製作する場合を考えた場合には、糸尻と呼ばれる接地部分の一部を切り欠き脚部を作り、同容器の底面に小穴を開けることで水は、鉢底孔を通して絶え間無く補給される。請求項11は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置を利用して培養土を充填するための穴状の窪みを付けた溶岩質体を水盤式台座の台座要部部分に備え付けて植物を栽培することとした。請求項12は、吐出孔付密閉式貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置を利用して、培養土を充填するための穴状の窪みを付けた剛体多孔質連続気泡物体の溶岩質体を同定水位底面給水装置に具備されて(組み合わせて)一式とすることとした。請求項13は、培養土の表面を苔で球状に覆われた観葉植物を吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座をもつ定水位底面給水装置の台座要部部分に置いて栽培することとした。請求項14は、水盤式台座の周囲に水を受けるためのU字溝型の水槽を設けることとしたが、水盤式台座を受け皿に収納し水盤式台座と受け皿で形成された溝部分で水を受ける方法もある。請求項15は、吐出孔付密閉式の貯水槽を二分割とし底部外周端面の接続部における断面を弾力性のある凹型にすることで結合力を強力にし、かつ接触面積を広くし、分離、脱落を防止すると同時に貯水槽内に空気の侵入を防止することとした。請求項16は、真円状でなく楕円型吐出孔であっても長径方向に指の腹部を当てることにより、また円形型の吐出孔の内径については、約50mmの直径の大きさの栓を当てることにより、吐出孔を閉じることのできる寸法範囲を従来より広げる中で任意の内径を選択することとした。
請求項1については、吐出孔付密法閉式の貯水槽の吐出孔内径を従来の14mm程度より40mm程度迄大きくできた等、本項の解決しようとする課題を達成できた。請求項2の図2(a)については、吐出孔付密閉式の貯水槽としてボトルを使用し同ボトルを立体的に常時一定の位置に垂直に設置することがきた、また図2(b)については、水盤式台座の通水路部原点を除く通水路部分に白砂の粒状物質を敷き詰め、座板に設置した吐出孔付密閉式の吐出部平面座付貯水槽に同粒状物質が付着しないことを確認し、上記貯水槽を設置する場合の位置決めも容易になった。請求項3については、弾性体リングの水平面が吐出孔より突き出し指先との密着性を良くし、弾性体リングの貯水槽用平面座受部分への穴または、座板への穴への位置決めが容易になり同時に吐出孔の形状が不定形でも断面が凹型形状のリングを取り付け凹部の窪みの範囲で各種不定形寸法を吸収し吐出孔内径を14mmの円にすることができた。請求項4は、吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔(弾性体リングの吐出孔を含む)において吐出孔断面の内径が底面厚みの中心部と末端部では、外に近くなる末端部ほど広くなる様な寸法差があるように製作することにより、結果として内径が垂直な孔と本請求項の同内径の孔を比較した場合、従来の垂直な孔より本請求項の孔の方が水の表面張力が弱くなり排出性が向上した。
請求項5及び請求項6については、植木鉢の中に草花のポット苗を入れる方法で栽培し吐出孔付密閉式の貯水槽の容量0、25リットルのものを使用し、3月の時点で1回の給水で約8mmの一定水位にて、約10日間、無人で給水でき植物成長も順調であった。請求項7については、図7(a)及び図7(b)の種類の植物栽培器にてトルコ桔梗を室内の出窓に置き、週一回の水やりで咲かせることができた、尚、図7(b)の粒状物質については、白砂を鉢底の水位の位置を調節するため下敷き用として付け加え培養土の水分調節ができた。請求項8及び請求項9については、多孔質粒状物質として商品名ハイドロボールを入れた植木鉢で栽培した観葉植物に、吐出孔付密閉式の貯水槽の容量0、25リットルのものを使用し、3月の時点で1回の給水で約8mmの一定水位にて、約10日間、無人で給水でき植物成長も順調であった。請求項10については、トルコ桔梗及び観葉植物であるフィッカス・プミラを室内の出窓に置き、週一回の水やりで成長させることができた。請求項11及び請求項12については、剛体多孔質連続気泡物体として溶岩質体の植木鉢代替品に植えた観葉植物に吐出孔付密閉式貯水槽 の容量0、25リットルのものを使用し、3月の時点で1回の給水で約8mmの一定水位にて、約15日間、無人で 給水でき植物成長も順調であった。請求項13については、水盤式台座の台座要部部分に粒状物質の白砂を敷き詰め観葉植物の培養土表面を苔で球状に覆い、園芸店で通称苔玉と呼ばれて市販されているものを約10日間、無人で給水でき植物成長も順調であった。請求項14については、特に室内において移動時に吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座をもつ定水位底面給水装置の台座が揺れ、溢れた水が槽部に溜り床に落下するのを防止できた。請求項15については、同請求項に使用の吐出孔付密閉式の貯水槽の上体部と底部で形成された同貯水槽て゛双方を密着し脱落防止と槽内の気密を保つ等が目的の結合方法であるが本項の方法を採用し、結合することにより同貯水槽の双方の離脱防止と空気が槽内に侵入する事の防止を実現できた。請求項16については、同項に使用の陶器製で外観がボールの造形物で吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔について短径約15長径約27mmで成形された形状の状態で、長径方向に指先の腹部を当て孔を密閉して同貯水槽の吐出孔を下にして同貯水槽より足元または、床に水をこぼさないで、貯水槽用平面座受部分に置く直前で指を離し同受部に設置できた、また内径約21mmの円形状の吐出孔の貯水槽についても約50mmの直径の大きさの栓を当てることにより同吐出孔を閉止し、足元または、床に水をこぼさないで同受部分に設置できた、また水を同貯水槽の中に入れる時間は、従来より約9割程度の短時間で完了した。
請求項1は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置に使用する目的において、栓となる単体の駒を具備した上記貯水槽による定水位給水装置に係る用具であるが、栓となる単体の駒としては、円錐状の木製品を製作し同貯水槽に水を入れた後に吐出孔にこの栓を差し込み、同貯水槽を逆さにした後、定位置に据える直前に栓を外す、尚、同栓は、外した後、常時近くに保管しその都度使用する。請求項2は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置に使用する目的において、上記貯水槽と同貯水槽用平面座受部分の中間部に、上記貯水槽を設置するための座板を具備した水盤式台座による定水位給水装置に係る用具であるが、同座板の形状は、図2(a)について示した様に断面の中心部を凹型にして二段型の穴付きにする方法、または、図2(b)について示した様に平らのままストレート型の穴付きに開ける方法等があるが、図2(a)は、ボトル形状貯水槽に図2(b)は、吐出部平面座付貯水槽にそれぞれ適している。座板の素材は、単体の剛体である、尚、水盤式台座は、貯水槽用平面座受部分、通水路部分、台座要部部分の3部分を備えている。請求項3は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置の上記貯水槽の吐出孔に使用する目的において、片面の断面が凹型形状の弾性体リングを嵌め込み、同貯水槽と一体化させる、その結果、上記リングの片側の水平面は、同貯水槽の本来の吐出孔より張り出し、また吐出孔を下向きにして、同貯水槽全体として観察した場合には、同貯水槽より張り出して外になつた同リングの片側の水平面が、最下面に成るような構造とした上記貯水槽による定水位給水装置に係る用具であるが、同リング材質は、天然ゴムを使用し凹型の窪みは、2mm程度とした。請求項4は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置の上記貯水槽の吐出孔、または、請求項3の弾性体リングの吐出孔において、内径が素材の厚みの末端部で外に広がる様に面取り、または、テーパの形状をもたせた上記吐出孔による定水位給水装置に係る用具であるが、面取り用ドリルを用いて開き角度90度に製作しテーパについては、リ―マで加工した。
請求項5は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に植木鉢を備え付けて、同鉢の中に植物を出荷用鉢付きのまま入れ二重の鉢として植物を栽培する方法であるが、図5に示す様に外鉢と内鉢の間に粒状物質を充填し保水力を高める方法が望まれる、また台座要部部分に粒状物質等を敷きその上に鉢を置き鉢底の高さを変えることもできる。請求項6は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座と単体の植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を具備した植物栽培器であるが、図6は、その栽培器の例である、尚、植木鉢は、透明のものを使用した空の植木鉢で、白砂の粒状物質を鉢底の位置を調節するため下敷き用として付け加えた。請求項7は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、植木鉢と培養土及び種子(または、球根)を具備した植物栽培器であるが、図7は、その栽培器の例である、尚、植木鉢は、透明のものを使用した空の植木鉢で、また植木鉢については輸送の段階で、内蔵したものが外に出ない様に蓋を装着した。また白砂の粒状物質を、鉢底の位置を調節するため及び同粒状物質の湿り度合いにより吐出孔付密閉式の貯水槽が非透明製で作られても水が、空の状態になった場合に判断できる様に付け加えた。また本項については、図7(a)にて示す様に培養土と種子を植木鉢に詰めセツトとした栽培器の例を示すが、図7(b)にて培養土と種子(ヤシの木等の粉末圧縮体に種子を含有させている)及び粒状物質と植木鉢(蓋付)を備えた物も製作し定水位底面給水装置にて栽培した。請求項8は、 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に、多孔質粒状物質を中に入れた植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を備え付けて、同鉢で植物を栽培する方法であるが植木鉢を水盤式台座の台座要部部分に直接置く方法または、下に白砂等の粒状物質を敷いて高さを調節し、その上に同植木鉢を乗せ植物を栽培する方法がある。請求項9は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座と多孔質粒状物質及び植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を具備した植物栽培器であるが、図9は、その栽培器の例で、多孔質粒状物質として商品名セラミス及びハイドロボール(発泡煉石)の混合品を使用し植木鉢には、観葉植物を植えたが他の植物を植える方法もある。
請求項10は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座の台座要部部分に置いた状態で植木鉢外側と植木鉢の鉢底孔の間に繋がった空間部を持つ接地部空間所有型植木鉢を具備した植物栽培器であるが、同植木鉢の鉢底孔は、同鉢への水の侵入を確保するため台座要部部分の底面との間に0.5mm以上の高さを持った脚部が必要である。請求項11は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に培養土充填用窪み付き剛体多孔質連続気泡物体を備え付けて、同物体の培養土充填用窪みに培養土を入れ植物を栽培する方法であるが、培養土としては、けと土と呼ばれるものを使用することが望ましい。請求項12は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座と培養土充填用窪み付きの剛体多孔質連続気泡物体を具備した植物栽培器であるが、剛体多孔質連続気泡物体の溶岩質体を同定水位底面給水装置と組み合わせて一式とすることとした。図12は、その栽培器の例で、剛体多孔質連続気泡物体の溶岩質体として火山地帯の表面より採取の溶岩ブロックに穴を開け植木鉢の代替とし、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座をもつ定水位底面給水装置を組み合わせ植物栽培器とした。請求項13は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に培養土の表面が、苔で球状に覆われた苔玉と称する植物体を置いて同植物を栽培する方法であるが、水盤式台座の台座要部分に粒状物質の白砂を敷き詰め観葉植物の培養土表面を苔で球状に覆い、園芸店で通称苔玉と呼ばれて市販されているものを栽培した。請求項14は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置に使用する目的において、上記水盤式台座の上面より溢れた水を受け入れる槽部または、受け皿を具備した同台座による定水位給水装置に係る用具であるが、図14(a)は、槽部を具備したその例で、木製で製作し防水性の透明塗料で一体で成形して目的を達成した。図14(b)は、木製の水盤式台座に槽部の代替として受け皿を具備した例で、受け皿をプラスチックで成形して目的を達成した。
請求項15は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置の上記貯水槽において、上体部と底部の組み合わせで形成され、その双方の端末の結合部の構造が凸型相当部を凹型相当部で挟み込む結合方法とした凸凹結合型貯水槽を具備した植物栽培器であるが、上記貯水槽においては、上体部端末を底部端末の凹型の形状部で挟み込む結合方法とした、尚、同貯水槽を二分割とした目的は、槽内の清掃を容易にするため、または、ビー玉等を中に入れるためである。請求項16は、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置の上記貯水槽において、中空の造形物(または、像)に成形され、かつ吐出孔の内法寸法が短径20mm以内、長径30mm以内の範囲内の楕円型吐出孔を持つ中空の造形物型貯水槽、または、40mm以内の円形型吐出孔を具備した植物栽培器であるが、同水槽の原形を粘土で作り焼いた場合に、吐出孔を円形にするのには、歪みが発生し、かなり難かしいが、本請求項の寸法の楕円の許容範囲内に作ることで製作を安易にし、同貯水槽内に貯えた水を床にこぼさず、水盤式台座の平面座受部分に設置する方法としては、吐出孔の長径方向に指先の腹部を当てれば吐出孔をほぼ閉止できるので、同方法により吐出孔を閉止し、反転し水盤式台座の平面座受部分に設置することで本請求項の課題を達成できた。
請求項1については、図1の参考図にて栓の使用実施例を示す。単体の栓となる駒
として底部の形が約50mmで高さ25mmの円錐状の木製品を製作し、吐出孔付密閉式の貯水槽に水を入れた後、この栓を指先で保持して円錐の先端より吐出孔に差し込み、同水槽を逆さにして同水槽を座板または、貯水槽用平面座受部分に据える直前に、栓を外すこととしたが、吐出孔付密法閉式の貯水槽の吐出孔内径を従来の14mm程度より40mm程度迄大きくできた等、本項の解決しようとする課題を達成できた。尚、同栓は、外した後、常時近くに保管しその都度使用する。
請求項2については、座板を貯水槽用平面座受部分に着脱できる様に1mm程度の隙間をあけて取り付ける。図2(a)は、吐出孔付密閉式のボトル形状の貯水槽と同貯水槽用平面座受部分の間において、凹型断面の二段型の穴付きにした座板を取り付けた水盤式台座を示し、同ボトルを立体的に常時一定の位置に垂直に設置することがきた、図2(b)は、ストレート型の穴付きに加工した座板を取り付けて吐出部平面座付貯水槽を設置する座板を具備した水盤式台座を示している、素材は、単体の剛体であるが実施例としては、木製で製作した。
請求項3については、図3にて吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔に片面の断面が凹型形状の弾性体リングを嵌め込み、同貯水槽と一体化させる、その結果、上記リングの片側の水平面は、同貯水槽の本来の吐出孔より張り出し、また吐出孔を下向きにして、同貯水槽全体として観察した場合には、同リングの片側の水平面を、最下面に成るような構造とし、同リング材質は、天然ゴムを使用し凹型の窪みは、2mm程度とした。吐出孔の形状が不定形でも各種不定形寸法を吸収し吐出孔内径を14mmの円にすることができた。
請求項4については、図4(a)及び図4(b)にて吐出孔断面の内径が外に広がる様に寸法差をもたせた吐出孔の例を示す。図4(a)は、吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔において吐出孔断面の内径が底面厚みの中心部と末端部では、外に近くなるほど広くなる寸法差がある様に面取りの形状をもたせた、尚加工は、面取り用ドリルを用いて開き角度約90度に製作した。図4(b)は、弾性体リングの吐出孔において、内径が素材の厚みの末端部で外に広がる様にテーパの形状をもたせた、尚加工は、テーパについては、リーマを用いて製作した。結果として内径が垂直な孔と本請求項の同内径の孔を比較した場合、従来の垂直な孔より本請求項の孔の方が水の表面張力が弱くなり排出性が向上した。
請求項5については、図5にて栽培方法の例を示すが、室内で水盤式台座の台座要部部分に透明性のツバ付きの鉢を置き出荷用鉢付ポット苗をその中に生け花感覚で置いて二重の鉢として植物を栽培した。吐出孔付密閉式の貯水槽の0、25リットルのものを使用し、3月の時点で1回の給水で約8mmの一定水位にて、約10日間、無人で給水でき植物成長も順調であった。
請求項6については、図6にて中味の空の請求項10の植木鉢を水盤式台座の台座要部部分に備え付けてセットとした栽培器の例を示す、水盤式台座は、木製としウレタン性の透明塗料を塗り耐水性を持たせた。植木鉢は、プラスチック製透明のものを使用し、白砂の粒状物質を鉢底の位置を調節するため下敷き用として付け加えた。使用する方法としては、請求項5の植物を栽培する方法等で利用する。
請求項7については、水盤式台座に植木鉢と培養土及び種子(または、球根)を具備した植物栽培器であるが、図7(a)は、培養土と種子を植木鉢(蓋付)に詰め粒状物質を備えて水盤式台座とセットとした栽培器例の断面図を示す。図7(b)は、培養土、種子、粒状物質、植木鉢(蓋付)を備えて水盤式台座とセットとした栽培器例の断面図を示す、尚種子は、ヤシの木等の粉末圧縮体に種子を含有させている。図7(c)は、図7(b)を使用した栽培器の使用例を示すが、トルコ桔梗を室内の出窓に置き、週一回の水やりで咲かせることができた粒状物質は、白砂を使用した。
請求項8については、図8にて多孔質粒状物質を使用の植物栽培方法の例を示し、室内にて植木鉢に多孔質粒状物質として商品名ハイドロボールを入れ観葉植物を植え、容量0、25リットルの吐出孔付密閉式の貯水槽を使用し、3月の時点で1回の給水で約8mmの一定水位にて、約10日間、無人で給水でき植物の成長も順調であった。
請求項9については、水盤式台座と多孔質粒状物質を中に入れた植木鉢(請求項10の植木鉢を含む)を備えて植物栽培器として一式とした、例として図9に示す様に多孔質粒状物質に商品名セラミス及びハイドロボール(発泡煉石)の混合品を使用したもので、輸送中に多孔質粒状物質が外に出ない様に蓋付きとした。使用する方法としては、請求項11の植物を栽培する方法で利用する。
請求項10については、図10(a)にて定水位底面給水装置用の接地部空間所有型植木鉢の例を示す。植木鉢に付いては、プラスチック既製品のツバ付き容器を改造して本項の植木鉢を製作したが、鉢への水の侵入を確保するため糸尻と呼ばれる0.5mm以上の高さを持った接地部分の一部を切り欠き脚部を作り、同容器の底面に小穴を開けることで水は、鉢底孔を通して絶え間無く補給され、室内にてトルコ桔梗及び観葉植物であるフィッカス・プミラを室内の出窓に置き、週一回の水やりで成長させることができた。
請求項11については、図11にて培養土充填用窪み付き剛体多孔質連続気泡物体利用による植物栽培方法の例を示すが、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位底面給水装置において、同台座の台座要部部分に植木鉢代替品として培養土充填用窪み付き剛体多孔質連続気泡物体を備え付けて、同物体の窪みに培養土を入れ植物を栽培する方法であるが、培養土としては、けと土と呼ばれるものを使用した。室内で剛体多孔質連続気泡物体として溶岩質体に植えた観葉植物に対し、吐出孔付密閉式貯水槽 の容量0、25リットルのものを使用し、3月の時点で約8mmの一定水位にて、約15日間、無人で 給水でき植物成長も順調であった。
請求項12については、図12にて水盤式台座と剛体多孔質連続気泡物体の利用による植物栽培器の例を示す。剛体多孔質連続気泡物体の溶岩質体として販売店より購入の溶岩ブロックに、培養土充填用窪みとして直径約2cm深さ約3cmの穴を開け底部にもまた約2mmの水抜き穴を加工し植木鉢の代替とした上で水盤式台座を備え付けて、植物栽培器とした。尚、使用する場合は、吐出孔付密閉式の貯水槽と組み合わせの上で上記の培養土充填用窪み付き剛体多孔質連続気泡物体に植物を植えて請求項11の植物を栽培する方法で利用する。
請求項13については、図13にて示し、吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座をもつ定水位底面給水装置の台座要部部分に、水位の高さを調節するため下敷きとして粒状物質の白砂を敷き詰め、植物の培養土表面を苔で球状に覆った、園芸店で通称苔玉と呼ばれて市販されているところの観葉植物を櫃内で栽培した、その結果約10日間、無人で給水でき植物成長も順調であった。
請求項14の図14(a)については、水を受け入れる槽部のU字型溝を付帯させた形の水盤式台座の定水位給水装置で、水盤式台座を木製で成形し槽部については、周囲にU字型溝を付けて一体となる様に成形し防水性の透明塗料で仕上げた、特に室内において移動時に吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座が揺れ、溢れた水が槽部に溜り床に落下するのを防止できた。図14(b)については、木製の水盤式台座に槽部の代替として受け皿を具備した例で、受け皿をプラスチックで成形して目的を達成した。
請求項15については、吐出孔付密閉式の貯水槽を図15にて示し、同貯水槽は、硬質プラスチック製の上体部と弾力のあるポリエチレン製底部で形成し、上体部に底部を差し込み結合させた、尚、本項の方法を採用し、結合することにより同水槽の双方の離脱防止と空気が槽内に侵入する事の防止を実現できた。
請求項16の吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔については、楕円型と円形型の2種類あるが楕円状は、図16(a)と図16(b)にて示し、吐出孔付密閉式の貯水槽である陶器製で中空の造形物として作られたボールの吐出孔を、短径約15mm、長径約27mmでの楕円型で形成し、長径方向に指先の腹部を当て孔を密閉して同水槽の吐出孔を下にして、貯水槽用平面座受部分に置く直前で指を離し足元または、床に水をこぼさないで同受部分に設置できた。また円形型は、図16(c)にて示し、竹筒製の吐出孔付密閉式の貯水槽を内径約21mmの円形型の吐出孔に加工し、請求項1の栓を使用して同吐出孔を密閉し、足元または、床に水をこぼさないで同受部分に設置できた。吐出孔を円形型にするのには、ドリルにて成形した。
請求項1について(a)は、定水位給水装置において単体の円錐型栓の使用例における断面参考図を示す、(b)は、定水位給水装置(及び定水位底面給水装置)に使用する水盤式台座例の平面参考図を示す。 請求項2について(a)は、ボトルに成形された吐出孔付密閉式の貯水槽を水盤式台座の貯水槽用平面座受部分に置いたところの凹型断面の座板の断面図を示す(水の部分は、省略しました)、(b)は、弾性体リングを嵌めた吐出部平面座付貯水槽を、水盤式台座の貯水槽用平面座受部分に置いたストレート型の穴付き座板に設置した断面図を示す(水の部分は、省略しました)。 請求項3について吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔に本請求項の弾性体リングを嵌めた例の断面図を示す(水の部分は、省略しました)。 請求項4について(a)は、吐出孔付密閉式の貯水槽の吐出孔断面において出口の末端部内径が外に開く様に面取りをして製作した吐出孔の断面図を示す、(b)は、弾性体リングの吐出孔において、内径が素材の厚みの末端部内径で外に広がる様にテーパをもたせた上記弾性体リング吐出孔部の断面図を示す。 請求項5について出荷用鉢付きの植物(ポット苗)の栽培方法例の断面図を示す。 請求項6について植物栽培器例の断面図を示す。 請求項7について(a)は、培養土と種子を植木鉢(蓋付)に詰め粒状物質を備えて水盤式台座とセットとした栽培器例の断面図を示す、(b)は、培養土、種子、粒状物質、植木鉢(蓋付)を備えて水盤式台座とセットとした栽培器例の断面図を示す、尚、種子は、ヤシの木等の粉末圧縮体に種子を含有させている、(c)は、(b)を使用した栽培の例を示すが粒状物質は、例として白砂を使用している。 請求項8について多孔質粒状物質使用の植物栽培方法例の断面図を示す。 請求項9について多孔質粒状物質使用の植物栽培器例の断面図を示す。 請求項10について水盤式台座及び接地部空間所有型植木鉢の断面図を示す。 請求項11について培養土充填用窪み付き剛体多孔質連続気泡物体利用による植物栽培方法の例の断面図を示す(水の部分は、省略しました)。 請求項12について剛体多孔質連続気泡物体利用による植物栽培器例の断面図を示す。 請求項13について苔玉の利用に粒状物質を下敷き用として付け加えた植物栽培方法例の断面図を示す(水の部分は、省略しました)。 請求項14の水盤式台座について(a)は、水を受け入れる槽部(U型溝)を具備させた形の例の断面図を示す、(b)は、槽部として受け皿を具備させた形の例の、水盤式台座の断面図を示す。 請求項15の吐出孔付密閉式の貯水槽について上体部と底部で形成され結合部の構造が、凸型形状部を凹型形状部で挟み込む凸凹結合型貯水槽とした例の断面図を示す。 請求項16について(a)は、吐出孔付密閉式の貯水槽である中空の造形物のボールの側面図を示す、(b)は、(a)の底面図で楕円型吐出孔の例を示す、(c)は、円形型吐出孔の例の底面図を示す。
符号の説明
1吐出部平面座付貯水槽 2水盤式台座 3台座要部部分 4単体の栓
5剛体多孔質連続気泡物体 6ポット苗 7出荷用鉢 8培養土 9種子 10植木鉢
11貯水槽用平面座受部分 12多孔質粒状物質 13粒状物質(白砂等)
14接地部空間所有型植木鉢 15培養土充填用窪み 16苔玉 17楕円型吐出孔
18水 19上体部 20底部 21凸型相当部 22凹型相当部 23弾性体リング
24底面厚みの中心部内径 25末端部内径 26ボトル 27植物 28蓋
29水を受け入れる槽部 30座板 31通水路部原点 32吐出孔付密閉式の貯水槽
33通水路部分 34ポリ袋 35吐出孔 36吐出部平面座 37水平面
38面取り 39テーパ 40鉢底孔 41脚部 42定水位給水装置
43飲用定水位給水装置 44定水位底面給水装置 45空間部
46凸凹結合型貯水槽 47水抜き穴 48中空の造形物型貯水槽の例
49本来の吐出孔 50受け皿 51円形型吐出孔 52糸尻

Claims (16)

  1. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位給水装置42に使用する目的において、栓となる単体の駒を具備した上記貯水槽32による定水位給水装置に係る用具。
  2. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位給水装置42に使用する目的において、上記貯水槽32と同貯水槽用平面座受部分11の中間部に、上記貯水槽32を設置するための座板30を具備した水盤式台座2による定水位給水装置に係る用具。
  3. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位給水装置42の上記貯水槽32の吐出孔35に使用する目的において、片面の断面が凹型形状の弾性体リング23を嵌め込み、同貯水槽32と一体化させる、その結果、上記リング23の片側の水平面37は、同貯水槽32の本来の吐出孔49より張り出し、また吐出孔35を下向きにして、同貯水槽全体として観察した場合には、同貯水槽32より張り出して外になつた同リング23の片側の水平面37が、最下面に成るような構造とした上記貯水槽32による定水位給水装置に係る用具。
  4. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座より成る定水位給水装置の上記貯水槽32の吐出孔35または、請求項3の弾性体リング23の吐出孔35において、内径が素材の厚みの末端部で外に広がる様に面取り38、または、テーパ39の形状をもたせた上記吐出孔35による定水位給水装置に係る用具。
  5. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44において、同台座2の台座要部部分3に植木鉢を備え付けて、同鉢の中に植物を出荷用鉢7付きのまま入れ二重の鉢として植物を栽培する方法。
  6. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座2と単体の植木鉢10を具備した植物栽培器。
  7. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44に使用する目的において、水盤式台座2に植木鉢と培養土8及び種子9(または、球根)を具備した植物栽培器。
  8. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44において、同台座2の台座要部部分に、多孔質粒状物質12を中に入れた植木鉢10を備え付けて、同鉢10で植物を栽培する方法。
  9. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座2と多孔質粒状物質12及び植木鉢10を具備した植物栽培器。
  10. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置に使用する目的において、水盤式台座2の台座要部部分3に置いた状態で植木鉢外側と植木鉢の鉢底孔40の間に繋がった空間部45を持つ接地部空間所有型植木鉢14を具備した植物栽培器。
  11. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44において、同台座2の台座要部部分3に培養土充填用窪み15付き剛体多孔質連続気泡物体5を備え付けて、同物体5の培養土充填用窪み15に培養土8を入れ植物を栽培する方法。
  12. 吐出孔付密閉式の貯水槽と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44に使用する目的において、水盤式台座2と培養土充填用窪み15付きの剛体多孔質連続気泡物体5を具備した植物栽培器。
  13. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位底面給水装置44において、同台座2の台座要部部分3に培養土8の表面が、苔で球状に覆われた苔玉16と称する植物体を置いて同植物を栽培する方法。
  14. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座2より成る定水位給水装置42に使用する目的において、上記水盤式台座2の上面より溢れた水を受け入れる槽部29または、受け皿50を具備した同台座2による定水位給水装置に係る用具。
  15. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座より成る定水位底面給水装置の上記貯水槽32において、上体部19と底部20の組み合わせで形成され、その双方の端末の結合部の構造が凸型相当部21を凹型相当部22で挟み込む結合方法とした凸凹結合型貯水槽46を具備した植物栽培器。
  16. 吐出孔付密閉式の貯水槽32と水盤式台座より成る定水位底面給水装置の上記貯水槽32において、中空の造形物(または、像)に成形され、かつ吐出孔35の内法寸法が短径20mm以内、長径30mm以内の範囲内の楕円型吐出孔17を持つ中空の造形物型貯水槽48、または、40mm以内の円形型吐出孔51を具備した植物栽培器。
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