JP2005237045A - モールドクラック発生の検出装置、および検出方法 - Google Patents

モールドクラック発生の検出装置、および検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005237045A
JP2005237045A JP2004039393A JP2004039393A JP2005237045A JP 2005237045 A JP2005237045 A JP 2005237045A JP 2004039393 A JP2004039393 A JP 2004039393A JP 2004039393 A JP2004039393 A JP 2004039393A JP 2005237045 A JP2005237045 A JP 2005237045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
occurrence
crack
current
oscillating current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004039393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4561117B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
浩史 山口
Yoshinaga Kataoka
良長 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2004039393A priority Critical patent/JP4561117B2/ja
Publication of JP2005237045A publication Critical patent/JP2005237045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561117B2 publication Critical patent/JP4561117B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Patch Boards (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

【課題】特殊なセンサを設けることなく、固体絶縁開閉装置自体およびその接続導体にモールドクラックが発生したことを確実、容易に検出する。
【解決手段】検出器4は、モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって固体絶縁開閉装置3の接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出し、この検出電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみをバンドパスフィルタで抽出し、この高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あり、一定時間内に一定回数以上あるときにモールドクラックの発生と判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧導体を絶縁性樹脂でモールドして電気絶縁を得る固体絶縁方式の開閉装置に係り、特に部分放電検出法によりモールドクラックの発生を検出する装置および方法に関する。
変電所などに多数設備される開閉装置(しゃ断器、断路器、接地開閉器など)は、その開閉部の絶縁手段として、開閉部容器内にSF6ガスを圧縮充填するガス絶縁方式、または開閉部の電極に接続する導体をエポキシ樹脂などによりモールドする固体絶縁方式が多く採用される。
これら絶縁方式において、いずれも絶縁機能が低下する問題がある。ガス絶縁方式では、ガス中に金属異物が混入することなどによって金属容器内に不平等電界が発生し、装置の運転時に部分放電を起こし、ついには絶縁破壊を起こす。
固体絶縁方式では、図3に開閉部の固体絶縁導体の断面図を示すように、内部導体の外周部をエポキシ樹脂でモールドし、最外周に金属メタリコンによる接地線をもつ構造にされる。この構造において、過渡過電圧および汚損などの原因によりモールド部分にクラックが発生すると、内部導体からクラック部位を通して接地線に部分放電(間欠放電や連続放電)を起こし、このまま放置しておくとモールド自体の焼損や地絡事故へと進展する。
上記の開閉装置などの電力機器の絶縁破壊発生には、その初期に部分放電を伴うことを利用して、部分放電を検出することで事故波及を予防する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1の検出方法は、ガス絶縁開閉装置の金属容器内に絶縁スペーサを介して埋設電極を設け、金属容器内の高圧導体と埋設電極間の浮遊容量と、金属容器と埋設電極との間の浮遊容量による分圧回路を構成し、部分放電が発生したことを埋設電極に電気信号として検出する。この検出信号から部分放電で発生する可能性のある複数の部分放電波形の周波数特性データとノイズ波形の周波数特性データより、周波数に対する累積値分布を求め、この累積値分布をニューラルネットワークの学習用データとして用いることで、絶縁性能低下による部分放電とノイズや系統事故などの他の原因による信号を分離抽出する。
特許文献2の検出方法は、ガス絶縁電気機器の金属容器内に部分放電が発生したときの音波をアコースティックエミッションセンサで集音して電気信号に変換し、この電気信号から部分放電がもつ周波数スペクトル部分のみをバンドパスフィルタで抽出し、絶縁性能低下による部分放電と他の原因(話し声や足音)による信号成分を分離抽出する。
なお、音波による部分放電検出に代えて、部分放電時に発生する電磁誘導をアンテナで検出し、フィルタ処理する電磁誘導方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平07−262866号公報 特開平05−45402号公報 特公昭63−49845号公報
電力機器で発生する部分放電波形は、機器の構造や設置環境、および部分放電検出器の接続位置などによって、それに含まれる周波数特性が大きく異なる。さらに、部分放電波形にはノイズが含まれ、また系統事故や雷サージが含まれる場合がある。このため、電力機器の絶縁性能の低下による部分放電を高い判別性能をもって検出するには、検出信号から他の原因による信号成分を的確に取り除く必要がある。
このような事情から、特許文献1の部分放電検出方法では、検出信号の周波数特性の累積値分布を抽出することでそのパターン化を行い、さらにニューラルネットワークによる学習機能を利用してパターン認識しようとするもので、これには複雑で高価な信号処理手段が必要となる。また、開閉装置の開閉部または接続導体に埋設電極を設けることを必要とし、開閉装置の改造や設計変更を必要とする。さらに、確実な検出には複数箇所に埋設電極を設け、それぞれの検出信号を処理する手段が必要となる。
特許文献2の音波による部分放電検出方法では、放電音検出にアコースティックエミッションセンサなど特殊なマイクロホンを必要とするし、マイクロホンの取付位置によっては検出が困難となる問題があった。また、マイクロホン自体がアンテナになり、電磁誘導が重畳され、部分放電のみを精度よく検出するのが難しかった。
特許文献3の電磁誘導による部分放電検出方法では、クラック放電時に発生するパルス状の波形を電力機器内に設置したアンテナで検出するが、クラック放電による発弧消弧現象がしゃ断器の「切り」操作時に発生する絶縁回復特性に応じた発弧現象(遮断サージ)とレベル、波形が似通っており、フィルタ処理のみでは判別が難しい問題があった。
本発明の目的は、上記の埋設電極やマイクロホン、アンテナなどの特殊なセンサを固体絶縁開閉装置に設けることなく、固体絶縁開閉装置自体およびその接続導体にモールドクラックが発生したことを確実、容易に検出できる検出装置および方法を提供することにある。
固体絶縁開閉装置自体およびその接続導体にモールドクラックが発生した場合、内部導体からクラック部位を通して接地線に間欠的または連続的な放電が起き、接地線に地絡電流が流れる。クラック発生初期にはクラック部位がダメージを受けないため、放電は発弧サージ電流になる。その後、クラックのダメージが進展すると、放電は開閉装置が接続される回路のLC共振による高周波振動電流になる。図4は、振動電流の計測波形の例を示す。この振動電流の周波数帯域は、電力系統などで発生する地絡事故電流に含まれる周波数帯域と異なり、バンドパスフィルタによって分離抽出できることをシミュレーションで検証した。また、モールドクラックにより接地線に流れる高周波振動電流と、外部地絡事故により接地線に流れる高周波振動電流は電流振幅が著しく異なることも見いだした。
そこで、本発明は、モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって固体絶縁開閉装置の接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出し、この検出電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみをバンドパスフィルタで抽出し、この高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定するようにしたもので、以下の検出装置および検出方法を特徴とする。
(1)高圧導体を絶縁性樹脂でモールドし、その外周部に接地線を設けた固体絶縁開閉装置におけるモールドクラック発生の検出装置であって、
前記モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって前記接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出する電流検出回路と、
前記高周波振動電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみを抽出するバンドパスフィルタと、
前記バンドパスフィルタで抽出した高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定する判定回路とを備えたことを特徴とする。
(2)前記判定回路は、一定時間内に、前記高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上に一定回数以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とする。
(3)高圧導体を絶縁性樹脂でモールドし、その外周部に接地線を設けた固体絶縁開閉装置におけるモールドクラック発生の検出方法であって、
前記モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって前記接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出し、この検出電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみをバンドパスフィルタで抽出し、この高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とする。
(4)前記モールドクラック発生の判定は、一定時間内に、前記高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上に一定回数以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって固体絶縁開閉装置の接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出し、この検出電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみをバンドパスフィルタで抽出し、この高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定するようにしたため、従来の部分放電検出方法における埋設電極やマイクロホン、アンテナなどの特殊なセンサを固体絶縁開閉装置に設けることなく、固体絶縁開閉装置自体およびその接続導体にモールドクラックが発生したことを確実、容易に検出できる。
図1は、配電変電所のトランス1とフィーダおよび負荷2間に固体絶縁開閉装置3を接続した場合の等価回路を示す。
配電変電所系統の場合、非接地系のため、対地との電気的結合は健全相では静電容量になり、図1のC0はトランスよりの引き込みケーブル容量(例えば、MAX40000pF)、C1は固体絶縁開閉装置の容量(例えば、8000pF)、C2はフィーダ容量(例えば、5〜15μF/相)を示す。なお、Lはトランスのトランスインピーダンス、R1は固体絶縁開閉装置の接地線インピーダンス、R2は固体絶縁開閉装置の漏れ接地インピーダンスとする。
図1において、固体絶縁開閉装置3内のA点にモールドクラックにより地絡電流が発生すると、トランス1と固体絶縁開閉装置3と、フィーダおよび負荷2の各健全相の静電容量で吸い上げられた地絡電流i0A(i0A0またはi0A1)がA点に流れ込む。
一方、フィーダ2側のB点に外部地絡が発生したとき、トランス1と固体絶縁開閉装置3と、フィーダおよび負荷2の各健全相の静電容量で吸い上げられた地絡電流i0Bが流れるが、この電流i0Bは電流経路に介在するA点の固体絶縁開閉装置3の静電容量C1で分流する。
したがって、地絡電流i0Aはその殆どが固体絶縁開閉装置に流れ、外部地絡電流i0Bはその一部が固体絶縁開閉装置に流れる。これら電流は、固体絶縁開閉装置の接地線にはインピーダンスR1とR2の比で流れる。この接地線に流れる電流iEA,iEBは下記の表1に示す関係になり、固体絶縁開閉装置のモールドクラックによる地絡電流と外部地絡電流とは同じ電流レベルでも容量比C1/C2によって大きく異なる。なお、i0はA点地絡あるいはB点地絡が発生したときの全地絡電流、C2は2つの健全相から吸い上げられる地絡電流(i0B/2)の容量に相当する。
実際には、A点地絡事故とB点地絡事故により接地線に流れる地絡電流は、標準的な系統(フィーダ容量C2=8μF/相)では上記の表による計算式から、A点地絡事故時の方が約1000倍大きくなる。
また、モールドクラックによる地絡電流i0Aに含まれる高周波振動電流の周波数成分と、外部事故による地絡電流i0Bに含まれる周波数成分は、図5に固体絶縁開閉装置を異なる系統に設置した場合で示すように互いに異なる。
この理由を説明する。モールドクラックにより固体絶縁開閉装置の地絡事故に進展した場合、電源になるトランスから見た回路構成は、フィーダ容量C2を短絡したものと等価になり、電源インピーダンスLと浮遊容量C1の値が接地線に流れる高周波振動電流の周波数成分を決定する。一方、外部地絡事故により接地線に流れる高周波電流は、固体絶縁開閉装置3の静電容量C1を短絡したものと等価になり、事故点までのフィーダのインピーダンスLFが周波数成分を決定する。
以上のことから、本実施形態では、固体絶縁開閉装置3の接地線に流れる電流を変流器CTを通して検出器4に取り込み、検出器4ではモールドクラック特有の高周波振動電流をバンドパスフィルタで抽出して外部事故により接地線に流れる高周波振動電流の周波数成分を除去し、さらに接地線に流れる高周波振動電流のレベルの違いからモールドクラック発生時と外部地絡事故発生時との違いを比較器で識別することで、外部地絡事故とは的確に区別してモールドクラック発生を検出する。
図2は、検出器4の機能ブロック図を示す。補助変流器で構成する入力回路11は、変流器CTの変成電流を2芯ケーブルで取り込み、1A/0.5mAの変成比で変成した二次電流(高周波振動電流)を数ボルトの電圧波形に変換する。バッファ12は、入力回路11の出力を高インピーダンスで受け、低インピーダンス出力で高周波振動電流の電圧波形を得る。これら変流器CTと入力回路11およびバッファ12は、接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出する高周波電流検出回路になる。
バンドパスフィルタ13は、入力電圧波形からモールドクラックによる周波数成分のみを出力する。このバンドパスフィルタ13の通過帯域は、図5の周波数帯域を基にして設定され、例えば、250Hz〜2kHzにすることで、外部地絡事故による高周波成分を除去する。
整流回路14は、バンドパスフィルタ13から得る高周波振動電圧波形を整流および平滑して直流化する。レベル判定回路15は、整流回路14の直流出力が設定レベルを越えたか否かを判定し、設定レベルを越えた期間とそうでない期間に対応する幅のパルス出力を得る。これら回路14、15はバンドパスフィルタで抽出した高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラック発生と判定する判定回路になる。
サンプル周期タイマー16は、レベル判定回路15にパルス出力が得られたときに起動し、一定時間(例えば、40ms)幅のパルス出力を得る。カウンタ17は、サンプル周期タイマー16のパルス出力期間(40ms)に、レベル判定回路15のパルス出力を計数し、この計数値が一定値(例えば、4パルス)を越えたときにモールドクラック発生の判定出力(論理出力)を得る。リレードライブ回路18は、カウンタ17にモールドクラック発生の判定出力が得られたときに、補助リレー19をドライブする。補助リレー19は、そのドライブでモールドクラック発生の表示器20を点滅または連続点灯させる。これら回路16〜20はバンドパスフィルタで抽出した高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あり、かつ一定時間内に一定回数以上あることで誤判定を防止してモールドクラック発生を判定する。
以上の構成とする検出器4は、その回路構成を適宜設計変更して同等の作用効果を得ることができる。例えば、表示器20による表示に代えて、または表示に並行して、モールドクラック発生の判定出力を変電所の保護継電装置に異常発生信号伝送や監視室に通知することもできる。
なお、本実施形態では、配電変電所のトランスとフィーダとの間に設ける固体絶縁開閉装置のモールドクラックを検出する場合を示すが、変電所内の回線切換開閉器に適用して、また発電所や電力連系用電気所などに設けられる各種の固体絶縁開閉装置に適用して同等の作用効果を得ることができる。
本発明の実施形態を説明するための等価回路。 実施形態における検出器の機能ブロック図。 固体絶縁導体の断面図。 振動電流の計測波形例。 クラック放電と外部地絡での周波数帯域。
符号の説明
1 配電変電所のトランス
2 フィーダ及び負荷
3 固体絶縁開閉装置
4 モールドクラック検出器
11 入力回路
12 バッファ
13 バンドパスフィルタ
14 整流回路
15 レベル判定回路
16 サンプル周期タイマー
17 カウンター
18 リレードライブ回路
19 補助リレー
20 表示器

Claims (4)

  1. 高圧導体を絶縁性樹脂でモールドし、その外周部に接地線を設けた固体絶縁開閉装置におけるモールドクラック発生の検出装置であって、
    前記モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって前記接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出する電流検出回路と、
    前記高周波振動電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみを抽出するバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタで抽出した高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定する判定回路とを備えたことを特徴とするモールドクラック発生の検出装置。
  2. 前記判定回路は、一定時間内に、前記高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上に一定回数以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とする請求項1に記載のモールドクラック発生の検出装置。
  3. 高圧導体を絶縁性樹脂でモールドし、その外周部に接地線を設けた固体絶縁開閉装置におけるモールドクラック発生の検出方法であって、
    前記モールドクラックの発生または外部地絡事故の発生によって前記接地線に流れるLC共振による高周波振動電流を検出し、この検出電流に含まれるモールドクラック特有の周波数帯域をもつ高周波振動電流のみをバンドパスフィルタで抽出し、この高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とするモールドクラック発生の検出方法。
  4. 前記モールドクラック発生の判定は、一定時間内に、前記高周波振動電流の振幅レベルが一定値以上に一定回数以上あるときにモールドクラックの発生と判定することを特徴とする請求項3に記載のモールドクラック発生の検出方法。
JP2004039393A 2004-02-17 2004-02-17 モールドクラック発生の検出装置、および検出方法 Expired - Fee Related JP4561117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039393A JP4561117B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 モールドクラック発生の検出装置、および検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039393A JP4561117B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 モールドクラック発生の検出装置、および検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005237045A true JP2005237045A (ja) 2005-09-02
JP4561117B2 JP4561117B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=35019454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004039393A Expired - Fee Related JP4561117B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 モールドクラック発生の検出装置、および検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561117B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168489A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toshiba Corp 絶縁監視装置および絶縁診断方法
WO2024060688A1 (zh) * 2022-09-20 2024-03-28 联合汽车电子有限公司 一种变压器微裂纹的监测方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01248926A (ja) * 1988-03-28 1989-10-04 Hitachi Ltd ガス絶縁機器の異常診断装置
JPH0533608U (ja) * 1991-10-02 1993-04-30 中国電力株式会社 キユービクルの絶縁異常検出装置
JPH07107627A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Toshiba Corp スイッチギヤの部分放電検出装置
JPH0894682A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Toshiba Corp 絶縁劣化診断装置
JPH10170591A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Toshiba Corp 外層接地機器の部分放電検出装置及び部分放電検出方法
JP2003016881A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Toshiba Corp 電気機器の接続装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01248926A (ja) * 1988-03-28 1989-10-04 Hitachi Ltd ガス絶縁機器の異常診断装置
JPH0533608U (ja) * 1991-10-02 1993-04-30 中国電力株式会社 キユービクルの絶縁異常検出装置
JPH07107627A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Toshiba Corp スイッチギヤの部分放電検出装置
JPH0894682A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Toshiba Corp 絶縁劣化診断装置
JPH10170591A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Toshiba Corp 外層接地機器の部分放電検出装置及び部分放電検出方法
JP2003016881A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Toshiba Corp 電気機器の接続装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168489A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toshiba Corp 絶縁監視装置および絶縁診断方法
WO2024060688A1 (zh) * 2022-09-20 2024-03-28 联合汽车电子有限公司 一种变压器微裂纹的监测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4561117B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102132164B (zh) 电力设备的部分放电噪音消除装置及部分放电产生区域的检测装置
JP6008853B2 (ja) 電力系統保護用の連続無停止ac接地システム
CN108427068A (zh) 一种开关柜局部放电检测设备及方法
EP3214453A1 (en) Method and apparatus for arc fault detection in electrical systems
CN109417285B (zh) 直流电气回路保护装置及电弧检测方法
CN204044296U (zh) 一种局部放电检测系统
KR101284399B1 (ko) 로고스키 코일을 이용한 부분방전 감시 장치
EP2438666B1 (en) Arc fault detector with an impedance-based current sensor
CN105262075A (zh) 一种应用于变压器绕组变形带电检测的末屏保护电路及其应用
CN106526383A (zh) 避雷器状态监测系统及监测方法
KR20100049216A (ko) 배전시스템내의 아크 검출방법 및 이를 이용한 아크 발생 경보시스템
JP5224825B2 (ja) 絶縁監視装置
CN107870281A (zh) 一种漏电和故障电弧检测方法及其装置
CN1244819C (zh) 交联聚乙烯电力电缆外护套绝缘在线检测装置
KR101972325B1 (ko) 개폐기의 고장 진단 장치 및 그 방법
JP2006200898A (ja) 割込絶縁計測装置
JP4561117B2 (ja) モールドクラック発生の検出装置、および検出方法
JP2008191113A (ja) ケーブル終端部の部分放電検出装置
JP6118627B2 (ja) 真空バルブの真空漏れ監視装置
CN107765138B (zh) 一种电网监测系统
CN106970306A (zh) 一种开关柜局部放电监测系统和监测方法
CN208443966U (zh) 一种开关柜局部放电检测设备
KR101102547B1 (ko) 전기 절연기기 열화감지센서 및 그 센서를 이용한 기기상태 분석장치
CN205156847U (zh) 一种变压器绕组变形带电检测装置
EP0415370A1 (en) Power apparatus, power transmission/distribution unit, and tripping method therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees