JP2005236718A - 音声通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ある国の電話番号を、他の国で容易に利用することができるシステムを提供することである。
【解決手段】 米国の電話番号を日本に位置する電話機に割り当てる。インターネット10に接続する第1の利用者側システム12が日本に位置する。VoIP通信事業者側のシステム14は米国に存在しており、インターネット10に接続している。このVoIP通信事業者13は、他の通信事業者13を経由して電話網16に接続している。その電話網16には、第2の利用者の電話装置18や第3の利用者の電話装置20が接続されている。第1の利用者側システム12の電話装置12aに接続するルータターミナル12bには、米国の電話番号が割り当てられている。第2の利用者の電話装置16から電話装置12aに電話をかけると、インターネット10を介して国際通話を行える。米国内の番号に電話をかけることで国際通話ができ、利便性に富むシステムが実現される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP網(ネットワーク)を利用したいわゆるIP電話に関する。
近年、いわゆるIP電話の利用が広がりつつある。このIP電話は、音声通信コストの低減を図れるものとして注目されている。
最近では、IP網と従来の電話網とのゲートウェイが確立され、従来のいわゆるPSTN電話機とIP電話機との間の音声通信も広く利用されている。例えば、下記特許文献1及び下記特許文献2にそのような技術の一例が提案されている。
また、無線による電話をIP電話機として利用可能とする技術も種々提案されている。例えば、下記特許文献3にそのような技術の一例が提案されている。
また、電話番号を変更せずに、IP電話に移行する技術が特許文献4に記載されている。
特開2001−177577号公報 特開2002−252655号公報 特開2002−125069号公報 特開2003−324486号公報
このように、従来のIP電話システムにおける電話番号の割り当ては、以下のものが知られている。
(1)IP電話固有の電話番号が割り当てられる。
(2)従来から用いられている通常の電話番号が割り当てられる。
ところが、米国の電話番号を日本で利用したり、フィリピンの電話番号を日本にある電話機に割り当てるための使いやすい、安心感のある有用なシステムは知られていない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ある国の電話番号を、他の国で容易に利用することができるシステムを提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、IP網と、前記IP網に接続する第1の利用者側システムと、前記IP網に接続する通信事業者側システムと、前記通信事業者側システムに接続する第2の利用者側システムと、を含むIP網を利用した音声通信システムにおいて、前記第1の利用者側システムは、第1の電話装置と、前記第1の電話装置が取り扱う音声信号と、前記IP網上を流れるディジタルデータのパケットとを相互に変換するターミナルと、を備え、前記通信事業者側システムは、場所と、電話番号との対応表を格納し、電話番号を含む問い合わせに対して前記場所を回答するデータベースサーバであって、前記対応表中に、前記ターミナルの場所の情報であるアドレスと、そのターミナルに割り当てられた電話番号が記述されているデータベースサーバと、前記IP網を介して電話呼び出しのリクエストを受信し、前記リクエストに応じて前記データベースサーバを参照し、前記呼び出しの相手方の場所を特定し、特定した場所に対して呼び出しを行うプロキシサーバと、前記IP網と、前記通信事業者が保有する電話網とを接続するゲートウェイと、を備え、前記第2の利用者側システムは、前記通信事業者が保有する電話網に接続する第2の電話装置、を含み、前記データベースサーバには、前記第1の利用者側システムの前記ターミナルのアドレスに対して、前記第2の電話装置が接続する前記電話網中に存在しうるいずれかの電話番号が割り当てられている対応表が格納されていることを特徴とするIP網を利用した音声通信システムである。
このような構成によって、第1の電話装置からIP網を介して通信事業者に接続することによって、その通信事業者に接続する第2の電話装置と通話することが可能である。
また、本発明は、上記音声通信システムにおいて、前記第2の電話装置は、移動体通信装置であり、前記通信事業者が保有する電話網は、移動体通信網であることを特徴とする音声通信システムである。
このような構成によって、IP網を介して移動体通信装置と音声通信を行うことが可能である。
また、本発明は、上記音声通信システムにおいて、前記ターミナルは、前記第1の電話装置が入出力する音声信号と、IP網上のパケットデータとを相互に変換するモデムターミナルと、前記IP網と、前記代の利用者側システムとの間で、アドレス変換を行い、相互通信を可能とするブロードバンドルータと、を含むことを特徴とする音声通信システムである。
このような構成によって、機能毎に変更が容易な構成が実現できる。
また、本発明は、上記音声通信システムにおいて、前記第1の利用者側システムは、第1の国に位置し、前記通信事業者側システムは、前記第1の国とは異なる第2の国に位置し、前記第1の利用者側システムの前記ターミナルには、前記第2の国における前記電話網中の電話番号が割り当てられていることを特徴とする音声通信システムである。
このような構成によって、第1の国でも、第2の国の電話番号を利用することが可能である。
さらに、本発明は、この音声通信システムにおいて、 前記第1の利用者側システムは、第1の国に位置し、前記第2の電話装置は、前記第1の国とは異なる第2の国に位置し、前記第1の利用者側システムの前記ターミナルには、前記第2の電話装置が位置する国の局番を持つ電話番号が割り当てられていることを特徴とする音声通信システムである。
このような構成によって、同一局番同士の通話として取り扱うことが可能となる。
本発明によれば、IP網を利用した音声通信において、電話番号の割り当てに柔軟性を持たせることができ、利便性の高いシステムを構築することが可能である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づき説明する。
実施の形態1
図1には、本実施の形態1の音声通信システムの概念図が示されている。本実施の形態1では、図1に示す構成を用いて米国の電話番号を日本に位置する電話機に割り当てるサービスを説明する。
図1に示すように、このシステムは、インターネット10に接続するUser A側のシステム12が備えられている。なお、User Aを第1の利用者11と呼ぶ。この第1の利用者11側のシステム12は日本に存在する。
一方、VoIP-Operator側のシステム14は米国に存在しており、第1の利用者11側のシステム12と同様にインターネット10に接続している。なお、VoIP-Operatorを、VoIP通信事業者13と呼ぶ。このVoIP通信事業者13には、他の通信事業者214を介して電話網16が接続されている。このVoIP通信事業者13側のシステム14には、その電話網16を利用するUser F の電話装置218やUser Gの電話装置220が接続されている。これら電話装置218、220は従来のいわゆるPSTN(Public Switched Telephone Network)で利用される従来から用いられている電話装置である。なお、User Fを第6の利用者217と呼び、User Gを第7の利用者219と呼ぶ。
なお、VoIP通信事業者13は、請求の範囲の「通信事業者」の一例に相当する。また、VoIP通信事業者13は、いわゆるVoIP(Voice Over IP)によるIP電話サービスの提供を行う通信事業者である。また、一般公衆網とインターネット10を接続する役割を果たしている。この場合、VoIP通信事業者13のIP電話加入者同士の通話は、IP電話対IP電話の通信となる。
また、他の通信事業者の加入者との呼び出し及び待ち受けは、データベースサーバ14b中の対応表に記述された電話番号と「場所」の情報を用いて、他の通信事業者214を介して実行する。具体的には、他の通信事業者214の、交換機214dを経由して行う。
第1の利用者側のシステム
第1の利用者側のシステム12には、PSTN(Public Switched Telephone Network)で利用される従来タイプの電話装置12aと、ルータターミナル12bとが備えられている。電話装置12aは、一般的なアナログ式の電話装置である。ルータターミナル12bは、アナログの音声信号と、インターネット上のディジタルデータのパケットを相互に変換する装置である。このルータターミナル12bは、アナログ音声信号と、ディジタル信号とを相互に変換する機能と、インターネット10に接続する機能と、の2種の機能を有している。本実施の形態ではこの2種の機能を1個の装置で実現したが、2個の装置に分割しても良い。
また、第1の利用者側のシステム12と同様のシステムが、米国にいる第2の利用者17のために設けられている(図1参照)。このシステムもインターネット10に接続している。
第2の利用者側のシステム18には、PSTN(Public Switched Telephone Network)で利用される従来タイプの電話装置18aと、ルータターミナル18bとが備えられている。電話装置18aは、一般的なアナログ式の電話装置である。ルータターミナル18bは、アナログの音声信号と、インターネット上のディジタルデータのパケットを相互に変換する装置である。
また、第1の利用者側のシステム12と同様のシステムが、米国にいる第3の利用者197のために設けられている(図1参照)。このシステムもインターネット10に接続している。
第3の利用者側のシステム20には、PSTN(Public Switched Telephone Network)で利用される従来タイプの電話装置20aと、ルータターミナル20bとが備えられている。電話装置20aは、一般的なアナログ式の電話装置である。ルータターミナル20bは、アナログの音声信号と、インターネット上のディジタルデータのパケットを相互に変換する装置である。
VoIP通信事業者側のシステム
VoIP通信事業者側のシステム14には、SIP Proxy Server(以下、単にプロキシサーバ14aと呼ぶ)が備えられている。このプロキシサーバ14aは、インターネット10に接続しており、インターネット10上の電話の発信者からの要求によって、後述するデータベースサーバ14bを参照し、発信者が呼び出したい相手方の場所を探す。ここで、場所とは、相手方がインターネット10上の装置である場合には、そのMACアドレスやIPアドレス等を言う。一般的には、MACアドレスが好ましい。IPアドレスは、必ずしも固定されていない場合もあり、その相手先が使用するルータターミナル12bに固有のアドレスであるMACアドレスを用いることによって相手を一意に特定できる場合が多いからである。また、上記「場所」とは、相手方がインターネット10上にない場合は、その相手方にアクセスするための経路や経由する事業者等の情報を言う。
プロキシサーバ14aは、このように利用者からのリクエストに基づき、データベースサーバ14bを参照し、呼び出し先の相手の場所を特定する。そして、相手先が同じ事業者の加入者であれば呼び出しを実行する。一方、相手先が他の事業者の加入者であれば、ゲートウェイ14c(後述する)に呼び出しのリクエストを出すのである。
さて、場所に関する情報は、データベースサーバ14b内に格納されている。データベースサーバ14b内に格納されているデータベースの概念図が、「対応表」として図1中に示されている。この対応表中には、MACアドレスと電話番号が対応している様子が模式的に示されている。なお、このデータベースサーバ14bもインターネット10に接続している。
本実施の形態1において特徴的なことは、第1の利用者11の電話番号が、第1の利用者11のルータターミナル12bのMACアドレスと共に、対応表に格納されていることである。そして、この電話番号は、上述したように、米国の電話番号である。特に、第1の利用者11に割り当てられている米国の電話番号は、第2の利用者17や第3の利用者19と同一の局番が割り当てられている。その結果、第1の利用者11は、第2の利用者17や第3の利用者19と同一市内に位置する電話としての取り扱いを受けることが可能である。
また、VoIP通信事業者13側のシステム14には、SIP Gateway(以下、単にゲートウェイ14cと呼ぶ)が備えられている。このゲートウェイ14cは、インターネット10と、一般的な電話網との中継装置である。インターネット10に接続している電話装置12a等が、同じくインターネット10に接続する電話装置に電話をかける場合には、このゲートウェイ14cは利用されない。しかし、インターネット10に接続する電話装置12a等が、従来の一般的な電話装置と通話をしようとする場合は、このゲートウェイ14cを介して通信が行われる。つまり、IP電話の利用者が他の事業者の加入者を呼び出した場合、アナログの電気信号に変換し、他の通信事業者214の交換機214d(次に説明する)を経由して呼び出しを行う。
ゲートウェイ14cは、インターネット10と電話網を結ぶ装置である。図1の例では、他の通信事業者214のCircuit Switch(以下、交換機214dと呼ぶ)を結んでいる。インターネット10側から送信されてきた音声信号のパケットは、ゲートウェイ14cによって電話信号に変換されて、交換機214dに供給される。交換機214dは、従来の電話網における交換機であり、その機能は従来の電話交換機と同様である。
さらに他の通信事業者
図1に示すように、VoIP通信事業者13は、VoIP通信事業者13が接続する他の通信事業者214の交換機214dを経由して、さらに他のOperator (以下、単に通信事業者21と呼ぶ)とも相互接続を行っている。このさらに他の通信事業者21側のシステム22にも交換機22aが設けられており、この交換機22aにはUser D(以下、第4の利用者25と呼ぶ)の電話装置26が接続している。また、VoIP通信事業者13が接続する他の通信事業者214の交換機214dには、Mobile Operator(以下、移動体通信事業者23と呼ぶ)も相互接続している。具体的には、交換機214dと、移動体通信事業者23側のシステム24中の交換機24aとが相互に接続している。また、移動体通信事業者23の交換機24aには、User E(以下、第5の利用者27と呼ぶ)の移動体通信端末28が無線によって接続している。
特徴
上記のような構成の下、本システムには以下のような特徴がある。なお、本実施の形態で説明するサービスをVVNO(VoIP Virtual Network Service Operator)と呼ぶ。
・VoIP通信事業者13の利用者同士が通話を行う場合と同じ条件を、インターネット10を経由した利用者にVoIPサービスを用いて提供する。ここで、VoIPサービスとは、インターネット10上で音声信号を送るプロトコル群及び技術体系であるVoIP(Voice over Internet Protocol)を利用したサービスを言う。
・すなわち、VoIP 通信事業者13の利用者同士(例えば、第2の利用者17(User B)と、第3の利用者19(User C))が固定料金で通話可能な場合には、第1の利用者11(User A)も第2の利用者17(User B)、第3の利用者19(User C)に対し同じ料金で通話可能である。これらの利用者は、いずれもIP電話の利用者である。
・第1の利用者11(User A)は、VVNOを利用可能な国の中から、利用を希望する国のVoIP通信事業者13から付与された電話番号を自分の電話番号として利用し、呼び出し及び待ち受けが可能となる。このように、第1の利用者11は、日本にいながら、米国の電話番号を割り当てられているので、第1の利用者11は、日本にいながらインターネット10を介して米国のVoIP通信事業者13のサービスを受けることができるのである。
・第1の利用者11(User A)が呼び出しを行う(発呼する)場合、現在いる場所に関わらず、その発信は、第1の利用者11に電話番号を付与したVoIP 通信事業者13を通じて行うため、常に同一の電話番号を利用することができる。これは、発呼が、常にVoIP通信事業者13を介して行われるからである。また、第1の利用者11が呼び出される場合も、他社は第1の利用者11に対して常に同一の電話番号を利用可能である。第1の利用者11が読み出される場合も同様に、常にVoIP通信事業者13を介して呼び出されるからである。
動作
以下、本実施の形態の具体的な動作を説明する。
動作例1
まず、動作例1では、第1の利用者11が発呼する場合についてその動作を説明する。
(ステップ1)
この動作例においては、第1の利用者11(User A)の所持するルータターミナル12bは固有のMACアドレスを持っており、第1の利用者11に提供される際に、VoIP通信事業者13のデータベースサーバ14bに実在の電話番号と関連付けられて登録される。この実在の電話番号とは、第1の利用者11に割り当てられた電話番号である。この電話番号は、米国の電話番号であり、第6の利用者217の電話装置218と同一の局番の電話番号である。
(ステップ2)
まず、第1の利用者11(User A)が電話装置12aの受話器を持ち上げると、ルータターミナル12bが、インターネット10を介してプロキシサーバ14aへセッション初期化の要求を行う。この電話装置12aは、請求の範囲の「第1の電話装置」の一例に相当する。
なお、第1の利用者11の呼び出し先は、第6の利用者217である場合を中心にして以下説明を行う。呼び出し先が第6の利用者217である場合は、第6の利用者217側のシステムである電話装置218は、請求の範囲の「第2の利用者側システム」の一例に相当する。より具体的に言えば、電話装置18は、請求の範囲の「第2の電話装置」の一例に相当する。
(ステップ3)
プロキシサーバ14aがセッションを認めると、そのセッションリクエストはゲートウェイ14cに送られる。
(ステップ4)
ゲートウェイ14cは、送られてきたセッションリクエストの認証を行う。
(ステップ5)
認証が成功した場合、ゲートウェイ14cはセッションリクエストの許可をプロキシサーバ14aに送る。
(ステップ6)
許可が送られると、プロキシサーバ14aは、第1の利用者11(User A)のルータターミナル12bとの間でリンクを構築する。これによって、呼び出しの準備が完了する。このとき、第1の利用者11の電話装置12aの受話器から発信音が鳴る。第1の利用者11はこの発信音を聞くことによって、「リンクが張られたこと」「呼び出しの準備が完了したこと」を認識することができる。
(ステップ7)
第1の利用者11(User A)がダイヤルすると、そのダイヤル情報に基づきルータターミナル12bが「呼び出し要求」と「URL形式で埋め込まれたリクエストとしての相手先の電話番号」とをプロキシサーバ14aに送る。
(ステップ8)
プロキシサーバ14aが上記リクエストを受け付けた場合、電話番号の対応表に基づいて、上記リクエストに係る相手先の電話番号に対応する場所を読み出す。この電話番号の対応表は上述したようにデータベースサーバ14bに格納されている。この「場所」は、相手の電話装置のアクセス経路がわかるような場所であればどのような情報でもかまわないが、上述のように典型的にはMACアドレス等が好ましい。
そして、プロキシサーバ14aは、読み出した「場所」に基づき、対応する呼び出し要求をゲートウェイ14cに送信する。
(ステップ9)
呼び出し要求を受信したゲートウェイ14cは、他の通信事業者214の交換機214d経由で呼び出し先(相手先)の利用者の(電話装置の)状態を確認する。ここで、相手先が第5の利用者217や第6の利用者219の(電話装置の)場合は、電話網16を介して状態を知ることができる。また、第4の利用者25や第5の利用者27の(電話装置の)場合は、他の通信事業者21、移動体通信事業者23を介してその状態を知ることになる。
(ステップ10)
次に、ゲートウェイ14cは、相手先の状態が呼び出し可能な状況であれば、上記呼び出し要求の経路を決定する。その経路はゲートウェイ14cの内部で管理する。管理とは具体的には「記憶」しておくことを言う。
(ステップ11)
ゲートウェイ14cは、決定した経路を通じて、相手先が位置するネットワークとリンクを形成する。相手先が第6の利用者217や第7の利用者219の場合は、相手先が位置するネットワークとは電話網16である。
なお、相手先が第4の利用者25の場合は、通信事業者21側のシステム22を介して相手の電話網に接続し、リンクを構成する。このリンクを構成することによって、相手先を呼び出すことになり、相手先(第4の利用者25)の電話装置26から呼び出し音が鳴る。
(ステップ12)
相手先の電話装置の利用者が呼び出しに応じ、通話状態が確保される。
(ステップ13)
VoIP通信事業者13と、第1の利用者11(User A)との間でRTP(Real-Time Transport Protocol)チャネルが確立される。そして、CDR(Call Detail Record)プロセスが開始される。これによって、第1の利用者11と、通話の相手先との間で会話が可能な状態になる。ここで相手先とは、第4の利用者25〜第7の利用者219のいずれかである。
(ステップ14)
次に、実際の通話が開始される。
(ステップ15)
通話が終了し、「受話器を置く」「切断キーを押下する」等の動作がなされた場合、いずれかの電話装置から終了のリクエストがプロキシサーバ14aに送られる。
(ステップ16)
プロキシサーバ14aが上記のリクエストを受信すると、RTPチャネルを切断する。
(ステップ17)
さらに、プロキシサーバ14aは、CDRプロセスを停止し、課金データベースを更新する。なお、課金データベースは、プロキシサーバ14aに存在するが、何処に存在しても良い。データベースサーバ14bに位置しても良いし、ゲートウェイ14cに格納されていてもかまわない。
このように本実施の形態1においては、第1の利用者11がVoIP通信事業者13と契約する利用者として取り扱われており、米国における電話番号が割り当てられている。特に、第1の利用者11には、第6の利用者217が居住する国の局番を持つ電話番号が割り当てられている。すなわち、日本にいながら、米国に位置する第6の利用者217や第7の利用者219と同等の取り扱いを受けることができる。

その結果、第1の利用者11が、第6の利用者217や第7の利用者219と通話する場合は、VoIP通信事業者13にとっては、いわゆる近距離の「市内通話」が行われたとの同等の取り扱いをすることができる。したがって、第1の利用者11は近距離の市内通話のコストで国際電話を実行することができ、利便性に富む通信システムが実現されている。
さらに、日本にいる第1の利用者11は、米国にいる第6の利用者217及び第7の利用者219と同等の取り扱いを受けるのであるから、第1の利用者11から第4(又は第5)の利用者に電話をかける場合、その料金は第6(又は第7)の利用者から第4(又は第5)の利用者に電話をかける場合と同等にすることができる。
動作例2
上記の例では、第1の利用者11が他の利用者に電話をかける例を説明したが、他の利用者から第1の利用者11に電話をかけることも同様に行えることは言うまでもない。
例えば、第2の利用者17や第3の利用者19から第1の利用者11へ電話をかける場合も、同じ近距離の市内通話として電話をかけることができ、心理的な抑圧を感じることなく国際電話を実行することが可能である。もちろん、料金としても、近距離の市内通話の料金として扱うことが可能である。
第6の利用者217や第7の利用者219から第1の利用者11へ電話をかける場合も同様である。
同様に、第4(第5)の利用者25(27)から第1の利用者11へ電話をかける場合、その料金は第4(第5)の利用者25(27)から、第2(第3)の利用者17(19)へ電話をかける場合と同等にすることができる。
以上述べたように、本実施の形態1によれば、第1の利用者11は日本にいながら、米国の電話番号が割り当てられ、米国にいるのと同等の取り扱いを受けることが可能となる。その結果、国際電話を市内通話の如く取り扱うことができ、国際通話料金の低減を図ることができるシステムが得られる。
実施の形態2
上記実施の形態1では、VoIP通信事業者13が、一般的な電話網16に接続する例について説明した。しかし、VoIP通信事業者13は、携帯電話の電話網に接続していてもかまわない。本実施の形態2では、VoIP通信事業者13が携帯電話の電話網に接続する例について説明する。
このような場合の概念図が図2に示されている。このように、本実施の形態2のVoIP通信事業者113は、移動体通信事業者である他の通信事業者114に接続する。この場合にも、実施の形態1(図1)とほぼ同様の動作を行うことができ、各利用者は同様のサービスを利用することが可能である。
但し、以下の相違点がある。
VoIP通信事業者113が、移動体通信事業者である他の通信事業者314に接続する場合には、図1と異なり、他の通信事業者314には、無線電話網116が接続している。VoIP通信事業者113側のシステム114は、図1と同様に、プロキシサーバ114a、データベースサーバ114b、ゲートウェイ114c、を備えており、その動作・機能は、実施の形態1(図1)と同様である。
また、本実施の形態2においては、第6の利用者217の電話装置318は、移動体通信端末(携帯電話やPHS等)であり、第7の利用者219の電話装置320も、移動体通信端末(携帯電話やPHS等)である。
以上のような相違点を除き、各利用者は、実施の形態1と同様のサービスを利用することができる。その結果、国際電話を市内通話の如く取り扱うことができ、国際通話料金の低減を図ることができるシステムが得られる。
実施の形態3
上述した実施の形態1においては、通信規制のない国(例えば米国)を例にして説明した。しかし、通信規制のある国(例えばフィリピン)においても、所定の規制は存在するものの、上記実施の形態1と同様のシステムを採用することは可能である。すなわち、第1の利用者11側の電話装置12aにフィリピンの電話番号が割り当てられることによって、実施の形態1と同様のシステムを構築することが可能である。フィリピンの電話番号が割り当てられることは、より詳細に言えば、ルータターミナル12bのMACアドレスとフィリピンの電話番号がデータベースサーバ14b内の対応表に登録されていることである。
さて、上記図1に示した通信システムにおいて、VoIP通信事業者13、第5の利用者17、第6の利用者19、第4の利用者25、第5の利用者27がいずれもフィリピンに位置する場合を本実施の形態3では説明する。第1の利用者11は上記実施の形態1と同様に日本に位置する場合を説明する。また、第2の利用者17はどの国に位置しても良いが、フィリピンの電話番号が割り当てられている。同様に、第3の利用者19もどの国に位置しても良いが、フィリピンの電話番号が割り当てられている。
本実施の形態3では、第1の利用者11は、実施の形態1と同様に第6の利用者217や第7の利用者219とは、近距離の市内通話としての通話を行うことが可能である。その結果、料金も従来から利用されている一般的な市内通話料金を適用することが可能である。また、例えば、月額固定料金とすることも可能である。
また、契約内容によっては、第1の利用者11が、第6の利用者217及び第7の利用者219の電話の基本料金を負担することも可能である。例えば、これら利用者が家族の場合等に有用な取り扱いと考えられる。
一方、第1の利用者11は、VoIP通信事業者13と接続している他の通信事業者を介する相手先、すなわち、第4の利用者25や第5の利用者27を呼び出すことができない。すなわち、第4(5)の利用者に対しては、「呼び出し」が法規制により不可能となっている。逆に、第4(5)の利用者から第1の利用者11に対する「呼び出し」が規制されている場合もあるし、そのような規制がない場合もある。
この結果、第4(5)の利用者も第1の利用者11に電話をかけることができない場合もあるし、電話かをかけることができる場合もある。しばしばこのような通信規制が設けられている国や、設けられていない国が存在する。第1の利用者11は第4の利用者25や第5の利用者27と通話ができない点を除き、実施の形態1と同様の電話サービスを利用することが可能である。
また、国によっては、「呼び出し」のみが許可されず、「待ち受け」のみが可能とする国も存在するし、その逆の規制が存在する場合もある。
この場合は、第1の利用者11は第4(5)の利用者25(27)を呼び出すことはできるが、第4(5)の利用者25(27)からの電話を受けることはできないし、またその逆の規制となる場合もある。
本実施の形態3においては、通信規制によって通話できない相手先がいることを除けば、実施の形態1と同様のサービスを実現することができる。
実施の形態4
上述した実施の形態2においては、通信規制のない国(例えば米国)を例にして説明した。しかし、通信規制のある国(例えばフィリピン)においても、所定の規制は存在するものの、上記実施の形態2と同様のシステムを採用することは可能である。つまり、第1の利用者11の電話装置12aにフィリピンの電話番号を割り当てるのである。具体的には、ルータターミナル12bのMACアドレスに対してフィリピンの電話番号が割り当てられ、その対応が、データベースサーバ114b内の対応表に登録されているのである。
例えば、上記図2に示した通信システムにおいて、VoIP通信事業者113、第6の利用者217、第7の利用者219、第4の利用者25、第5の利用者27がいずれもフィリピンに位置する場合を本実施の形態4では説明する。第1の利用者11は上記実施の形態2と同様に日本に位置する場合を説明する。また、第2の利用者17はどの国に位置しても良いが、フィリピンの電話番号が割り当てられている。同様に、第3の利用者19もどの国に位置しても良いが、フィリピンの電話番号が割り当てられている。
この場合、実施の形態3と同様に、所定の通信規制が存在する場合でも、その規制指された通話以外は、上記実施の形態2と同様のサービスを各利用者は利用することが可能である。
すなわち、本実施の形態4では、第1の利用者11は、実施の形態2と同様に第2の利用者17や第3の利用者19と通話をする場合は、その通話は近距離の市内通話として取り扱うことが可能である。
一方、第1の利用者11は、通信規制によって、VoIP通信事業者113に接続する他の通信事業者を介する相手先、すなわち、第4の利用者25や第5の利用者27とは通話をすることができない。
また、国によっては、通信規制によって、第1の利用者11が第4(5)の利用者からの電話を受けることはできるが、第4(5)の利用者に電話を受けることはできないという場合も存在するし、逆の規制もある場合もある。
本実施の形態4においては、通信規制によって通話できない相手先がいることを除けば、実施の形態2と同様のサービスを実現することができる。
実施の形態5
図1や図2のルータターミナル12bは、アナログの音声信号と、インターネット上のディジタルデータのパケットを相互に変換する装置であることは既に説明した。そして、このルータターミナル12bは、アナログ音声信号と、ディジタル信号とを相互に変換する機能と、インターネット10に接続する機能と、の2種の機能を有している。
図1や図2では、ルータターミナル12bがこの2種の機能を受け持っていたが、2個に分割することも好ましい。本実施の形態5ではこのように2種の機能を2個に分割した例について説明する。
このような構成の例が図3に示されている。図3には、本実施の形態5における第1の利用者側システム112の概念図が示されている。図3には、VoIP通信事業者13等も示されているが、VoIP通信事業者13やインターネット10は図1と同様であるので、説明は省略する。
図3において特徴的な事項は、第1の利用者側のシステム112には、電話装置112aの他に、ターミナル112b、ブロードバンドルータ112cが備えられていることである。この電話装置112aは、図1の電話装置12aと同様の装置である。
このように本実施の形態5においては、図1のルータターミナル12bが、モデムターミナルと112bと、ブロードバンドルータ112cとの2個の装置に分割されていることである。なお、図3における第1の利用者側システム112は、いわゆるLAN(Local Area Network)を構成している。本実施の形態5では、これをUser LANと呼ぶ。
ターミナル112bは、電話装置112aが入出力するアナログ電気信号(音声信号)を、ディジタル信号に変換し、音声データの圧縮、パケット分割を行い、IPネットワーク(IP網)に流せる形式に変換する。ここでは、IP網としてインターネット10を用いている。
ブロードバンドルータ112cは、第1の利用者側システム12(User LAN)とインターネットサービスプロバイダ200のネットワークを接続する機能を有する。ブロードバンドルータ112cは、インターネットサービスプロバイダ200から付与されたグローバルIPアドレスを1又は2以上備えている。一方、第1の利用者側システム112はいわゆるLANを構成しており、各構成機器にはIPアドレスが付されている。このIPアドレスは一般にローカルIPアドレスと呼ばれている。なお、図3に示されているインターネットサービスプロバイダ200は、インターネット10に対する接続サービスを行う事業者である。
そして、ブロードバンドルータ112cは、第1の利用者側システム112内のローカルIPアドレスと、グローバルIPアドレスとの対応を管理し、適宜アドレス変換等を実行し、インターネット10側と、第1の利用者側システム112(User LAN)側との通信を管理している。このようなアドレス変換技術は従来から良く知られているのでその詳細は省略する。
このように、2個の装置に分割することによって、電話装置112aに変更が生じた場合においても、ターミナル112bのみを交換することによって、新しい電話装置に柔軟に対応可能である。これに対して図1の構成では、ルータターミナル12bを全て交換しなければならず、繁雑な作業が必要となる場合がある。一方、図3の構成によれば、電話装置112aの交換が生じても、ブロードバンドルータ112cは交換する必要がないので、設備の有効活用が図れる。
また、インターネット10に対する接続環境が変更された場合においては、ブロードバンドルータ112cのみを交換することによって、新しい接続環境に柔軟に対応可能である。これに対して図1の構成では、ルータターミナル12bを全て交換しなければならず、繁雑な作業が必要となる場合がある。一方、図3の構成によれば、インターネット10に対する接続環境の変化が生じても、ターミナル112bは交換する必要がないので、設備の有効活用が図れる。
なお、インターネット10に対する接続環境の変化とは、回線種別の変更の他、インターネットサービスプロバイダ200の変更等が挙げられる。
以上述べたように、本実施の形態5によれば、図1や図2におけるターミナルを2個の装置に分割したので、各種の変化・変更に対して設備の有効活用を図ることができる。
変形例
(1)以上述べた実施の形態1−4においては、インターネット10を利用する例について説明した。しかし、所定の電気通信ネットワークであればどのようなものでもかまわない。例えば、いわゆるIP網が好ましい。また、ネットワークの一部が無線や光ファイバ等で構成されていても良い。
(2)以上述べた実施の形態1−4においては、日本と米国、日本とフィリピンを例にして通信システムの動作を説明した。この場合、日本は請求の範囲における「第1の国」、米国やフィリピンは請求の範囲の「第2の国」の一例にそれぞれ相当する。しかし、第1の国や第2の国はどのような国でも良い。
(3)以上述べた実施の形態1−4においては、第1の利用者11側の電話装置12aがいわゆる固定電話である例について説明したが、携帯電話の如き移動体通信端末でもかまわない。また、現在使用されている種々の音声通話手段を、上記実施の形態1−4における「電話装置」「移動体通信端末」として利用可能である。
(4)上記実施の形態1−4においては、第1の利用者側システムの電話装置12aに、第2の利用者側システムの電話装置18や118と同一局番の電話番号が割り当てられている例を示したが、異なる局番でもかまわない。単なる表記上の数字が異なるだけであり、同様のサービスを提供することが可能である。
本実施の形態1の音声通信システムの概念図である。 本実施の形態2の音声通信システムの概念図である。 ルーターターミナルの他の構成例を示す説明図である。
符号の説明
10 インターネット
11 第1の利用者
12 第1の利用者側のシステム
12a 電話装置
12b ルーターターミナル
13 VoIP通信事業者
14 VoIP通信事業者側のシステム
14a プロキシサーバ
14b データベースサーバ
14c ゲートウェイ
16 電話網
17 第2の利用者
18 (第2の利用者(User B)の)電話装置
18b ルーターターミナル
19 第3の利用者
19b ルーターターミナル
20 (第3の利用者(User C)の)電話装置
21 他の通信事業者
22 他の通信事業者側のシステム
22a 交換機
24 移動体通信事業者側のシステム
24a 交換機
25 第4の利用者
26 (第4の利用者(User D)の)電話装置
27 第5の利用者
28 移動体通信端末
112 第1の利用者側システム
112a 電話装置
112b ターミナル
112c ブロードバンドルータ
200 インターネットサービスプロバイダ
214 他の通信事業者
214d 交換機
217 第6の利用者
218 電話装置
219 第7の利用者
220 電話装置
314 他の通信事業者
314d 交換機

Claims (5)

  1. IP網と、
    前記IP網に接続する第1の利用者側システムと、
    前記IP網に接続する通信事業者側システムと、
    前記通信事業者側システムに接続する第2の利用者側システムと、
    を含むIP網を利用した音声通信システムにおいて、
    前記第1の利用者側システムは、
    第1の電話装置と、
    前記第1の電話装置が取り扱う音声信号と、前記IP網上を流れるディジタルデータのパケットとを相互に変換するルータターミナルと、
    を備え、
    前記通信事業者側システムは、
    場所と、電話番号との対応表を格納し、電話番号を含む問い合わせに対して前記場所を回答するデータベースサーバであって、前記対応表中に、前記ターミナルの場所の情報であるアドレスと、そのターミナルに割り当てられた電話番号が記述されているデータベースサーバと、
    前記IP網を介して電話呼び出しのリクエストを受信し、前記リクエストに応じて前記データベースサーバを参照し、前記呼び出しの相手方の場所を特定し、特定した場所に対して呼び出しを行うプロキシサーバと、
    前記IP網と、前記通信事業者が保有する電話網とを接続するゲートウェイと、
    を備え、
    前記第2の利用者側システムは、
    前記通信事業者が保有する電話網に接続する第2の電話装置、
    を含み、
    前記データベースサーバには、前記第1の利用者側システムの前記ターミナルのアドレスに対して、前記第2の電話装置が接続する前記電話網中に存在しうるいずれかの電話番号が割り当てられている対応表が格納されていることを特徴とするIP網を利用した音声通信システム。
  2. 請求項1記載の音声通信システムにおいて、
    前記第2の電話装置は、移動体通信装置であり、前記通信事業者が保有する電話網は、移動体通信網であることを特徴とする音声通信システム。
  3. 請求項1記載の音声通信システムにおいて、
    前記ルータターミナルは、
    前記第1の電話装置が入出力する音声信号と、IP網上のパケットデータとを相互に変換するターミナルと、
    前記IP網と、前記代の利用者側システムとの間で、アドレス変換を行い、相互通信を可能とするブロードバンドルータと、
    を含むことを特徴とする音声通信システム。
  4. 請求項1記載の音声通信システムにおいて、
    前記第1の利用者側システムは、第1の国に位置し、
    前記通信事業者側システムは、前記第1の国とは異なる第2の国に位置し、
    前記第1の利用者側システムの前記ルータターミナルには、前記第2の国における前記電話網中の電話番号が割り当てられていることを特徴とする音声通信システム。
  5. 請求項1記載の音声通信システムにおいて、
    前記第1の利用者側システムは、第1の国に位置し、
    前記第2の電話装置は、前記第1の国とは異なる第2の国に位置し、
    前記第1の利用者側システムの前記ルータターミナルには、前記第2の電話装置が位置する国の局番を持つ電話番号が割り当てられていることを特徴とする音声通信システム。
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