JP2005236123A - Ic接続構造および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動ICのバンプのピッチが微細化した場合にもバンプの幅を小さくすることを必要とせずに端子間のショートを防止し、信頼性の高い接続を確保することのできる表示素子のIC接続構造および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】
表示素子に接続された複数の接続端子が端部に配列された絶縁性基板1、および複数のバンプ6を有し、フリップチップ方式で、上記バンプ6が上記接続端子に接続されるように実装された上記表示素子駆動用の駆動IC7を備え、上記接続端子の短辺の実質的な幅Wpを上記駆動ICのバンプ6の短辺の幅Wbよりも小さくした。
【選択図】図2

Description

この発明は、二枚の透明絶縁基板の間に液晶が挟まれ、一方の基板上に駆動用ICを直接実装したCOG(Chip On Glass)実装方式におけるIC接続構造および液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置は2枚の絶縁性基板の間に液晶を挟んだものに駆動回路を接続し、照明装置の上に重ねたものである。例えば、薄膜トランジスタ(TFT)を用いた液晶表示装置では、2枚の透明絶縁性基板(絶縁性基板)のうちの一方の基板(TFT基板)上に、マトリクス状にTFTが配列されており、もう一方の基板(CF基板)よりも外形が張り出した形で重ね合わされてパネルが構成されている。各TFTには各々に一つずつ画素が形成されており、TFTをON/OFFすることにより、画素に送られる画像信号を制御している。
各TFTのソース電極から画像信号を入力するためのソース配線が絶縁性基板の短辺と平行に引き出され、TFT基板の長辺側の端部付近に、駆動回路を接続するための端子が形成されている。また、各TFTのゲート電極からTFTをON/OFFするためのゲート配線がTFT基板の長辺と平行に引き出され、TFT基板の短辺側の端部付近に、ソース側と同様に駆動回路を接続するための端子が形成されている。例えば、COG実装方式で駆動回路を実装する形態では、パネル端部のTFT基板が張り出した部分に配置された接続用端子に異方性導電膜(ACF:AnisotropicConductive Film)と呼ばれる接着樹脂中に導電性の微細粒子を分散させたものを介して駆動ICが直接実装される。
近年、画像の高精細化の要求から駆動回路である駆動ICの出力ピン数は急速に増加している。また、駆動ICの製造コストを削減するために、駆動IC外形がシュリンクされ、ピン数の増加と相まって駆動ICバンプのピッチは非常に微細になってきている。従って、その駆動ICを絶縁性基板に搭載する精度も非常に高いものが要求されてきている。これまで、このような微細ピッチのCOG実装に対してはいくつかの対策が施されてきた。一つはバンプの配列を千鳥状にすることである。こうすることによりバンプピッチは一列に配置した場合の二倍になり、搭載精度が緩和できる。さらにバンプの配列を3列や4列の千鳥にする方法も考えられるが、バンプの配置するための面積が大きくなるため、あまり行われていない。
別の対策として、異方性導電膜中の導電粒子径を小さくする方法がある。バンプのピッチが微細化するとそれだけ隣接端子間の距離も小さくなるため、バンプ間あるいはバンプと隣接の端子間の導電粒子の連なりによる、いわゆる端子間ショートの発生率が増加してくる。従来、COG用の異方性導電膜の導電粒子径は5μmφであったが、近年は端子間のショートを防止するため4μmφ、3μmφといった径の小さい粒子が適用されてきている。また、端子構造面からの対策として、バンプのピッチが微細化すると端子間ショートを防止するためにバンプの幅を小さくしていく必要がある。これまでにバンプの幅はバンプのピッチが微細化するに従って小さくなってきている。
このような、バンプと端子の接続、あるいは液晶表示装置における駆動ICのバンプ形成に関しては各種の提案がなされているが、一例として特許文献1に開示されたものがある。
特開平11−258620号公報
ところで、パネル側の絶縁基板上に形成される端子のパターンの製作精度に比べて、バンプの製作精度は一般的に低い。上述した端子間ショートを回避するため、バンプの幅を小さくした場合、バンプの欠損、剥がれ、変形、バンプ高さのバラツキの発生が増加して問題となっている。本発明は上記の問題を解決するため、駆動ICのバンプのピッチが微細化した場合にもバンプの幅を小さくすることなく端子間のショート発生を防止し、信頼性の高い接続を確保することのできる接続構造および液晶表示装置を提供することを目的とする。
この発明に係るIC接続構造は、表示素子に接続された複数の接続端子が端部に配列された絶縁基板、および複数のバンプを有し、フリップチップ方式で、上記バンプが上記接続端子に接続されるように実装された上記表示素子の駆動ICを備え、上記接続端子の短辺の実質的な端子幅が上記駆動ICのバンプの短辺の幅よりも小さいことを特徴とするものである。
また、この発明に係る液晶表示装置は、上記のIC接続構造を用いたものである。
本発明によれば、駆動ICのバンプのピッチが微細化した場合にもバンプの幅を小さくすることなく端子間のショートを防止し、信頼性の高い接続構造を確保したIC接続構造および信頼性の高い液晶表示装置が得られる。
実施の形態1.
次に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1はこの発明に係る液晶表示装置を概念的に示す斜視図である。液晶表示装置は、液晶を挟む絶縁性基板1とカラーフィルタ20とを備えている。カラーフィルタ20上には偏光板21が配置されている。カラーフィルタ20部分から張り出している絶縁性基板1上には異方性導電膜8が設けられ、その上に駆動IC6が実装されている。駆動IC6にはTFTからのソース配線3が後述するバンプを通して接続される。さらに、絶縁性基板1には異方性導電膜8を介してフレキシブル回路基板22が設けられている。
図2は本発明に係るIC接続構造を示す断面図である。図2において、絶縁性基板1の上に第一の絶縁膜2が形成されており、その上にソース配線3が形成され、さらに、ソース配線3を保護するための第二の絶縁膜4が形成されている。第二の絶縁膜4はソース配線3と後述するバンプ6との接続部を形成するためにエッチングで除去されており、除去されてソース配線3が露出した部分に透明な導電膜であるITO(Indium Tin Oxide)端子5が形成されてパネルの接続端子が形成されている。この接続端子の上に、バンプ6が形成された駆動IC7が配置される。バンプ6は、異方性導電膜(ACF)8により絶縁性基板1に固着される。異方性導電膜8は接着樹脂中に導電粒子9を分散させたものである。バンプ6とITO電極5との間に導電粒子9が挟まれることにより、バンプ6とITO電極5との間に電気的な導通が発現する。異方性導電膜8によりバンプ6の周辺が機械的に絶縁性基板1に保持されることによりバンプ6とITO電極5との導通が保たれる。
ここで、接続端子とは、バンプ6とソース配線3とを電気的に接続する部分を指している。図2の構造では、接続端子はITO電極5と一致している。図2では、ITO電極5とソース配線3とはほぼ同じ寸法を有する。
実施の形態1に示す本発明の特徴は、バンプ6とソース配線3との接続を行う接続端子の短辺の幅(ここではITO電極5の幅と一致している)Wpをバンプ6の短辺の幅Wbに比べて小さく形成した点である。バンプ6と接続端子の配置関係を図3に示している。図3に破線で示すソース配線3あるいはITO電極5が接続端子と一致する。
こうすることにより、例えばバンプ6の製作時あるいは駆動IC7の組み付け時に、バンプ6の中心とパネルの接続端子の中心とがずれた場合でも、ずれたバンプが隣接のITO電極に接近して、両者間に導電粒子9を介してのショート、すなわち隣接する接続端子間のショートが発生することが抑えられる。バンプ6の中心とパネルの接続端子の中心とがずれた場合でも、隣接する接続端子間の距離はバンプ6の端部から隣接するバンプ6の端部までの距離におさまることになり、端子間のショートの発生を抑えることができる。
図3は本発明の実施の形態1におけるバンプ6とソース配線3またはITO電極5の寸法関係を説明する平面図であり、上述のように、パネルの接続端子の短辺の幅Wpはバンプ6の短辺の幅Wbに比べて小さく形成されている。パネルの接続端子の長辺の長さLpはバンプ6との接続面積を確保するためにバンプ6の長辺の長さLbに比べて長く形成することが好ましい。パネルの接続端子の長さLpはITO電極5のパターンの長さとする。バンプ6の面積が十分に大きい場合は、接続端子の長さLpはバンプ6の長さLbよりも長くする必要はない。
従来の構造では、接続端子となるソース配線またはITO電極の幅はバンプの幅よりも大きく、バンプの両側よりはみ出すように設定されていたため、バンプの製作時または駆動ICの組み付け時にバンプが横へずれると、ずれたバンプが隣接のITO電極である接続端子と接近し、異方性導電膜8中の導電粒子9を通してショートする場合があったが、本実施の形態によれば、ある程度のバンプのずれ量の範囲内であれば、バンプ6と隣接するバンプのITO電極5とは隔たっているため、バンプと接続端子、つまり接続端子間のショートの発生を抑えることができる。
バンプの平面形状は、ソース配線に沿って、ほぼ長方形になされているが、接続端子の幅はバンプの短辺より小さく、接続端子の長さはバンプの長辺より長くして、接続面積を確保する。こうすることにより、駆動ICの搭載精度のバラツキによりバンプがパネル上の接続端子からある程度ずれても、パネル上の接続端子はバンプの外形からはみ出していないので隣接接続端子間の距離は変わらず、導電粒子が隣接接続端子間で連なる確率が変化しないため、隣接接続端子間のショートの発生を抑えることができる。
実施の形態2.
次に、図4により本発明の実施の形態2を説明する。図4は本発明の実施の形態2のバンプ部の断面構造である。絶縁性基板1の上にゲート配線10が形成され、ゲート配線10を保護するための絶縁膜11がゲート配線11間に形成されている。バンプ6とゲート配線10との接続部分における絶縁膜11は、端子部を形成するためにエッチングで除去されている。除去されてゲート配線10が露出した部分が実質的なパネルの接続端子となり、これはゲート配線10よりも小さい幅となる。この接続端子の上にバンプ6の形成された駆動IC7が配置される。バンプ6とゲート配線10はその接続端子の部分において、導電粒子9を含む異方性導電膜8介して電気的に接続される。
このとき、パネルの接続端子の短辺の幅Wpはバンプ6の短辺の幅Wbに比べて小さく形成する。ここでパネルの接続端子幅Wpはゲート配線10上の、絶縁膜11がエッチングされて露出した部分の幅である。こうすることにより、本発明の実施の形態1と同様に、バンプ6の中心とパネルの接続端子の中心とがずれた場合でも、隣接する接続端子間の距離はバンプ6の端部から隣接するバンプ6の端部までの距離となり、これはある程度のずれ量の範囲内であれば変化しないため、接続端子間のショートの発生を抑えることができる。また本発明の実施の形態1と同様に、パネルの接続端子の長辺方向長さLpは、接続面積を確保するために、バンプ6の長辺方向の長さLbに比べて長く形成することが好ましい。
この発明に係るIC接続構造は、液晶表示装置のIC実装に適用できる。
この発明に係る液晶表示装置を概念的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るIC接続構造を示す断面図である。 実施の形態1のバンプおよび端子の配置関係を説明するための平面図である。 この発明の実施の形態2に係るIC接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1 絶縁性基板、 2 絶縁膜、
3 ソース配線、 4 絶縁膜、
5 ITO電極、 6 バンプ、
7 駆動IC、 8 異方性導電膜、
9 導電粒子、 10 ゲート配線、
11 絶縁膜、 20 カラーフィルタ、
21 偏光板、 22 フレキシブル回路基板。

Claims (4)

  1. 表示素子に接続された複数の接続端子が端部に配列された絶縁性基板、および複数のバンプを有し、フリップチップ方式で、上記バンプが上記接続端子に接続されるように実装された上記表示素子駆動用の駆動ICを備え、上記接続端子の短辺の実質的な端子幅が上記駆動ICのバンプの短辺の幅よりも小さいことを特徴とするIC接続構造。
  2. 上記接続端子は、異方性導電膜を介して上記駆動ICのバンプに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のIC接続構造。
  3. 上記接続端子は,長辺方向の長さが上記駆動ICのバンプの長辺方向の長さより長いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のIC接続構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のIC接続構造を備えた液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008072510A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Sharp Kabushiki Kaisha 半導体装置
JP2009277745A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 ▲しい▼創電子股▲ふん▼有限公司 基板電極構造及び基板電極と駆動素子を使用した接合構造
US8624251B2 (en) 2011-03-31 2014-01-07 Japan Display Inc. Electronic panel

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