JP2005235991A - 転写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高精度のパターニングが達成できるとともに、装置の低価格化が図れる転写装置を提供する。
【解決手段】基板上のレジストにビームによってパターンを描く転写装置。平行なビームを出射し偏向走査する鏡筒部と、ビームの径路に配置されるマスクステージ76と、マスクステージに近接配置され、表面にビーム感応性レジストの層が形成された基板を保持するウエハステージ62と、マスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置を変更可能とする相対位置移動手段と、マスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置を固定する相対位置固定手段とを備える。描画の際に相対位置固定手段によりマスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置が固定可能となっている。
【選択図】 図1
【解決手段】基板上のレジストにビームによってパターンを描く転写装置。平行なビームを出射し偏向走査する鏡筒部と、ビームの径路に配置されるマスクステージ76と、マスクステージに近接配置され、表面にビーム感応性レジストの層が形成された基板を保持するウエハステージ62と、マスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置を変更可能とする相対位置移動手段と、マスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置を固定する相対位置固定手段とを備える。描画の際に相対位置固定手段によりマスクステージとウエハステージとの水平方向の相対位置が固定可能となっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、転写装置に係り、特に、集積回路デバイス等の製造に好適な転写装置に関する。
集積回路製造の重要な工程の一つとして、半導体ウエハの表面におけるパターニングが挙げられる。このパターニングは、イオン注入領域、接触窓領域、ボンディングパッド領域等のようなパターンを、集積回路デバイス内の各種の領域に画成することにある。このパターニングは、一般的に、集積回路デバイスを形成するウエハの表面にレジストを形成し、このレジスト層にマスクの幾何学形状パターンを転写することによりなされる。
多くの場合、設計パターンの数倍のサイズのパターンが形成されたマスクを使用し、これをレジストへ縮小投影させる縮小投影露光方式が採用されている。このフォトリソグラフィーのために使用される輻射線のエネルギーは光学的波長のものである。ところが、デザインルールの微細化に伴い、光学的波長の輻射線による従来のフォトリソグラフィーの解像度は限界に近づいてきている。
これに対処すべく、X線、超紫外線、及び電子ビームの使用が提唱されており、量産を前提とし、サブミクロン又はそれより小さいサイズのパターンニングをするために、十分なスループット及び精度をもつ、低エネルギー電子ビームの近接投射リソグラフィ用のシステムが提案されている(特許文献1参照。)。
図21は上記電子ビーム近接露光装置の基本構成を示す図である。この電子ビーム近接露光装置10は、主として電子ビーム15を発生する電子ビーム源14、電子ビーム15を平行ビームにするレンズ16及び整形アパーチャ18を含む電子銃12と、主偏向器22、24及び副偏向器26、28を含み、電子ビーム15を光軸に平行に走査する走査手段20と、マスク30とから構成されている。
このマスク30は、表面にレジスト層42が形成されたウエハ40に近接するように(たとえば、隙間が50μmとなるように)配置される。この状態で、マスク30に垂直に電子ビーム15を照射すると、マスク30のマスクパターンを通過した電子ビーム15がウエハ40上のレジスト層42に照射される。
また、走査手段20は、図22に示されるように電子ビーム15がマスク30の全面を走査するように電子ビーム15を偏向制御する。これにより、マスク30のマスクパターンがウエハ40上のレジスト層42に等倍転写される。
この電子ビーム近接露光装置10は、図23に示されるように真空チャンバ44内に設けられている。真空チャンバ44内には、マスク30を移動させることができるマスクステージ48が設けられている。同様に、ウエハ40を吸着するために静電チャック41と、この静電チャック41に吸着されたウエハ40を水平の直交2軸方向に移動させるとともに、水平面内で回転させるためのθXYステージ46が設けられている。θXYステージ46は、マスクパターンの等倍転写が終了するごとにウエハ40を所定量移動させ、このステップ&リピート動作により1枚のウエハ40に複数のマスクパターンが転写できるようにしている。
また、これ以外にも、同様な電子ビーム露光装置で、XY方向の移動ステージを備え、磁場の乱れが少なく装置の小型・軽量を可能とする露光装置も提案されている(特許文献2参照。)。
特許第2951947号公報
特開2002−353118号公報
しかしながら、このような電子ビーム転写システムにおいて、更に高精度のパターンを得るには、従来の露光装置(特許文献1、2等)では不十分であった。すなわち、従来の露光装置においては、マスクを保持するマスクステージ、及び基板(ウエハ)を保持する基板ステージ(θXYステージ)は、それぞれ装置本体(たとえば、図23においては真空チャンバ44)に支持されており、装置の振動によりマスクと基板との相対位置がずれるという問題を生じており、高精度のパターニング(たとえば、10nmの精度)は困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、集積回路デバイス等の製造に適用される電子ビーム転写等の技術分野において、高精度のパターニングが達成できるとともに、装置の低価格化が図れる転写装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、基板上のレジストにビームによってパターンを転写する転写装置において、平行なビームを出射し偏向走査する鏡筒部と、前記ビームの径路に配置されるマスク装着部と、前記マスク装着部に近接配置され、表面にビーム感応性レジストの層が形成された基板を保持する基板保持部と、前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置を変更可能とする相対位置移動手段と、前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置を固定する相対位置固定手段と、を備え、転写の際に前記相対位置固定手段により前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置が固定可能となっていることを特徴とする転写装置を提供する。
本発明によれば、転写装置は、マスク装着部と基板保持部との水平方向の相対位置を変更可能とする相対位置移動手段と、マスク装着部と基板保持部との水平方向の相対位置を固定する相対位置固定手段と、を備えており、転写の際に相対位置固定手段によりマスク装着部と基板保持部との水平方向の相対位置が固定可能となっている。これにより、マスクと基板とが一体化され、装置の振動等の影響を受けず、高精度のパターニングが達成できる。
更に、一体化したマスクと基板とを移動させながら転写を行うことにより、ビームの水平方向での走査を2軸から1軸に減らすことができる。
本発明において、前記相対位置移動手段は、その固定部及び移動部のいずれか一方が前記基板保持部上に固定された水平1軸方向の第1の1軸案内手段と、前記第1の1軸案内手段の固定部及び移動部のいずれか他方にその固定部及び移動部のいずれか一方が固定されるとともに、その固定部及び移動部のいずれか他方が前記マスク装着部上に固定された、前記水平1軸方向と直交する水平1軸方向の第2の1軸案内手段とよりなることが好ましい。このように、相対位置移動手段が直交2軸の案内手段よりなることにより、マスクと基板との相対位置精度を良好とできる。
また、本発明において、前記相対位置固定手段は、前記第1の1軸案内手段及び/又は前記第2の1軸案内手段の駆動を停止させるブレーキ手段であることが好ましい。このようなブレーキ手段を固定手段として採用することにより、装置構成を簡易にできる。
また、本発明において、前記基板保持部と転写装置本体との間には、前記基板保持部の水平1軸方向又は水平2軸方向の相対位置を変更可能とする基板保持部移動手段を備えていることが好ましい。このように、基板保持部の相対位置を変更可能とすることにより、基板の略全面の露光が容易に行える。
また、本発明において、前記転写装置本体には、前記マスク装着部及び/又は前記基板保持部の水平方向の位置を固定するストッパ手段を備えていることが好ましい。このように、ストッパ手段を備えていることにより、マスク装着部や基板保持部の不要な動きが抑制できる。
また、本発明において、前記基板保持部には前記基板の鉛直軸に対する回転角度を可変とする基板回転手段が設けられていることが好ましい。このように、基板回転手段が設けられていれば、基板のθ軸周りの位置決めが容易となる。
また、本発明において、前記マスク装着部にはマスクの鉛直軸に対する回転角度を可変とするマスク回転手段が設けられていることが好ましい。このように、マスク回転手段が設けられていれば、マスクのθ軸周りの位置決めが容易となる。
また、本発明において、前記基板保持部には前記基板の鉛直方向の位置及び/又は前記基板の水平に対する傾き角度を可変とする基板昇降手段が設けられていることが好ましい。このように、基板昇降手段が設けられていれば、基板の鉛直方向の位置及び/又は基板の水平に対する傾き角度の調整が容易となる。
また、本発明において、前記マスク装着部には前記マスクの鉛直方向の位置及び/又は前記マスクの水平に対する傾き角度を可変とするマスク昇降手段が設けられていることが好ましい。このように、マスク昇降手段が設けられていれば、マスクの鉛直方向の位置及び/又はマスクの水平に対する傾き角度の調整が容易となる。
また、本発明において、出射された前記平行なビームが前記鏡筒部により水平1軸方向に偏向走査され、前記基板保持部移動手段により前記基板が前記水平1軸方向と直交する水平1軸方向に移動され、これにより前記基板と前記マスクとが一体化されている状態で
移動しながらパターンが転写される方式も採用できる。このように、パターンの転写に際し、ビームが水平2軸方向に偏向走査されるのではなく、ビームが水平1軸方向に偏向走査され、一体化したマスクと基板がこれと直交する方向に移動される構成も採用できる。
移動しながらパターンが転写される方式も採用できる。このように、パターンの転写に際し、ビームが水平2軸方向に偏向走査されるのではなく、ビームが水平1軸方向に偏向走査され、一体化したマスクと基板がこれと直交する方向に移動される構成も採用できる。
以上説明したように、本発明によれば、転写の際に相対位置固定手段によりマスク装着部と基板保持部との水平方向の相対位置が固定可能となっている。これにより、マスクと基板とが一体化され、装置の振動等の影響を受けず、高精度のパターニングが達成できる。
以下、添付図面に従って、本発明に係る転写装置の好ましい実施の態様について説明する。この実施の態様において説明する電子ビーム近接転写装置は、既述の図21〜図23に示される電子ビーム近接露光装置10と同様の原理による電子ビーム近接露光装置である、したがって、この電子ビーム近接転写装置10の構成と、同一、 類似の部材については、同様の符号を附し、その説明を省略する。
図1は、マスク装着部と、基板保持部と、相対位置移動手段と、相対位置固定手段とを備える位置合せ装置50の全体構成図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、平面図である。図2は、位置合せ装置50のうち、マスク装着部と基板保持部との位置関係を説明する概略図であり、(a)は、右側面図であり、(b)は、平面図である。
この位置合せ装置50は、真空チャンバ44(図23参照)内に固定される位置合せ装置本体52上に設けられる各種の部材より構成される。位置合せ装置本体52は、真空チャンバ44の底部に固定される矩形状の底板54と、底板54の左右端辺より鉛直(Z方向)に立設される側壁56、56と、両側壁56の上端部中央より底板54と平行に延設される上板58、58よりなる。この上板58は、平面視でT字状をなす片持ちの梁であり、側壁56より所定距離までは幅狭の梁となっており、先端部においては底板54と同一幅となっている。
底板54の上面と上板58との間には、底板54に対し水平左右方向(以下、「X方向」という)に移動可能なベースステージ60と、ベースステージ60上に設けられ、ベースステージ60に対し水平前後方向(以下、「Y方向」という)に移動可能なウエハステージ62が設けられている。これにより、後述する駆動手段により、ウエハステージ62は位置合せ装置本体52に対しX、Y方向に相対移動が可能となっている。
すなわち、底板54とベースステージ60との間には、X方向ガイド60Aが設けられており、ベースステージ60とウエハステージ62との間には、Y方向ガイド62Aが設けられている。これらのガイド手段は、公知の1軸案内手段、たとえば、THK社製のもの(商品名:LMガイド)が採用できる。
ベースステージ60を位置合せ装置本体52に対してX方向に駆動させる手段、及び、ウエハステージ62をベースステージ60に対してY方向に駆動させる手段としては、公知の1軸駆動装置が採用できる。この1軸駆動装置としては、たとえば、ボールねじとステッピングモータとの組み合わせ、又は、リニアモータ等が好ましく採用できる。また、ウエハステージ62を位置合せ装置本体52に対して固定する固定手段を設けることが好ましい。
ウエハステージ62の上面の手前側及び奥側の辺の近傍には、X方向のレール(Xレール64、64)が固着されている。このXレール64、64にはガイドローラ66、66…を介して中間ベース68がX方向に移動自在に取り付けられている。この中間ベース68は、外形が略十字状の平板部材であり、X方向の中央部には、Y方向に伸びる細長いスリットが形成されている(図示略)。このスリットは、転写の際における電子ビームが通り抜ける開口となる。
この中間ベース68とウエハステージ62とのX方向の相対位置が固定できるように、中間ベース68のY方向の両端部近傍には、相対位置固定手段であるXブレーキ70、70が設けられている。このXブレーキ70、70を作動させると、Xブレーキ70とガイドローラ66、66…とでXレール64を挟み込んで、中間ベース68とウエハステージ62とのX方向の相対移動が規制される。このXブレーキ70としてピエゾ素子が採用されている。なお、ピエゾ素子以外にも、同様の作用を奏する公知の各種素子(磁気シールドされたソレノイドや、内部に封止された気体の圧力制御によって伸縮するベローズ等)が使用できる。
中間ベース68のX方向の両端部近傍には、Y方向の略全長さに及ぶYレール72、72が固着されている。このYレール72、72にはガイドローラ74、74…(図2参照)を介してマスクステージ76がY方向に移動自在に取り付けられている。
このマスクステージ76と中間ベース68とのY方向の相対位置が固定できるように、マスクステージ76下面のYレール72、72の近傍には、相対位置固定手段であるYブレーキ78、78が設けられている。このYブレーキ78、78を作動させるとYブレーキ78とガイドローラ74、74…とでYレール72を挟み込んで、マスクステージ76と中間ベース68とのY方向の相対移動が規制される。このYブレーキ78としてピエゾ素子が採用されている。なお、ピエゾ素子以外にも、同様の作用を奏する公知の各種素子(磁気シールドされたソレノイドや、内部に封止された気体の圧力制御によって伸縮するベローズ等)が使用できる。
なお、図1における位置合せ装置50のX方向の中心線をCXと、Y方向の中心線をCYして表示する。この両中心線CXとCYとの交点Cは、電子銃12(図21参照)の軸心に該当する。
更に、図3の部分分解斜視図、及び図4に示されるように、上板58の幅狭の梁先端部には、中間ベース68のY方向の位置移動を可能とするガイド58A、58Aが、Y方向を長手方向として2本平行に設置されている。
また、中間ベース68とマスクステージ76が、上板58に対し移動を停止できるストッパ手段であるストッパ58B、68Bが設けられている。このストッパ58B、68Bは、上板58の右側上面に固着されたストッパ受け部58Cに支持されている。
これらの構成により、中間ベース68及びマスクステージ76の上板58に対する位置調整が可能となっている。
次に、ウエハステージ62のX方向及びY方向の移動手段(基板保持部移動手段)について説明する。図5〜図7は、図2と同様に、位置合せ装置のうち、マスク装着部と基板保持部との位置関係を説明する概略図である。これらの図5〜図7において、(a)は正断面図であり、(b)は平面図であり、(c)は右側面図である。このうち、図5は、ウエハステージ62の中心が、中心線CXとCYとの交点Cと一致した状態を示す図であり、図6は、ウエハステージ62がX方向(左方)に駆動された状態を示す図であり、図7は、ウエハステージ62が更にY方向(奥側)に駆動された状態を示す図である。
なお、図5において、ウエハステージ62のみならず、中間ベース68及びマスクステージ76の中心も、中心線CXとCYとの交点Cと一致した状態となっている。
図5において、ウエハステージ62の右側端には、X方向駆動手段60Bの先端部が当接しており、このX方向駆動手段60Bを駆動することにより、ウエハステージ62(ベースステージ60も)がX方向ガイド60A(図1参照)にガイドされて、X方向(左方)に駆動され、図6に示される状態となる。
この際、上板58に対する中間ベース68とマスクステージ76のストッパ58B、68Bを機能させ、中間ベース68とマスクステージ76の有するXブレーキ70、70及びYブレーキ78、78は機能させない状態となっているので、中間ベース68とマスクステージ76とは移動せず、ウエハステージ62のみがX方向に駆動される。
図6において、中間ベース68の手前側端には、Y方向駆動手段62B(図7参照)の先端部が当接しており(図6では、図示を省略)、このY方向駆動手段62Bを駆動することにより、ウエハステージ62がY方向ガイド62A(図1参照)にガイドされて、Y方向(奥側)に駆動され、図7に示される状態となる。
この際、上板58に対するマスクステージ76のストッパ58B、68Bと中間ベース68の有するXブレーキ70、70は機能させ、マスクステージ76の有するYブレーキ78、78は機能させない状態となっているので、ウエハステージ62上にXレール64、64及びガイドローラ66、66…を介して係合している中間ベース68は、ウエハステージ62と一体となってY方向にのみ移動する。
また、中間ベース68上にYレール72、72及びガイドローラ74、74…を介して係合しているマスクステージ76は、原点に止まったままである。
すなわち、マスクステージ76に対して、ウエハステージ62は、水平面内の任意の位置に移動できる。
上記のX方向駆動手段60B及びY方向駆動手段62Bとしては、ピエゾ素子や公知の1軸駆動装置が採用できる。1軸駆動装置としては、たとえば、ボールねじとステッピングモータとの組み合わせ、又は、リニアモータ等が好ましく採用できる。
図8は、図7における位置関係において、転写する際の位置合せ装置の状態を示す説明図である。すなわち、図7において、相対位置固定手段である既述のXブレーキ70、70が図の矢印方向に作動され、中間ベース68とウエハステージ62とのX方向の相対移動が規制されている。また、相対位置固定手段である既述のYブレーキ78、78が図の矢印方向に作動され、マスクステージ76と中間ベース68とのY方向の相対移動が規制されている。また、ストッパ58B、68Bは解除させておく。これにより、マスク吸着板31にあるマスク30(図12参照)とウエハステージ62上の基板(ウエハ40)とが一体化され、装置の振動等の影響を受けず、高精度のパターニングが達成できる。
なお、転写されるマスクの領域は、パターン中心が、中心線CXとCYとの交点Cと一致した転写領域Aである。この転写領域Aのサイズは、たとえば33mm角とできる。
次に、マスクステージ76のX方向及びY方向の移動手段について説明する。図9及び図10は、図2と同様に、位置合せ装置のうち、マスク装着部と基板保持部との位置関係を説明する概略図である。
このうち、図9は、ウエハステージ62が任意の位置、たとえば、X方向(左方)に駆動された状態で、かつ、中間ベース68及びマスクステージ76の中心が、中心線CXとCYとの交点Cと一致した状態を示す図であり、これまでの説明にしたがって動作した結果の状態を示す。
一方、図10は、更にウエハステージ62及び中間ベース68のみならずマスクステージ76もがY方向(奥側)に駆動された状態を示す図である。これは、図7により説明された、中間ベース68及びマスクステージ76をY方向に駆動させる際に、マスクステージ76のYブレーキ78、78を用いて、中間ベース68とマスクステージ76とを一時的に一体化することにより実現させている。この駆動においては、当然、中間ベース68とマスクステージ76が有する上板58に対するストッパは解除させておく。
図9においては、図8と同様に、パターン中心が、中心線CXとCYとの交点Cと一致した転写領域Aとなっている。一方、図10においては、パターン中心が、中心線CXとCYとの交点Cと一致しているのは、転写領域Aの手前側に隣接する転写領域Bとなっている。
図9及び図10に示されるように、ウエハ(ウエハステージ62)に対しマスク(マスクステージ76)を相対移動させることにより、ウエハの同一の被転写領域に異なるマスクパターン(図10では、A、B及びC)を重ね合わせ転写できる構成となっている。また、ウエハ上の複数の被転写領域に異なるマスクパターンを転写できる構成でもある。
図11は、図10に示される状態から、マスク(マスクステージ76)を固定したまま、ウエハ(ウエハステージ62及び中間ベース68)をY方向(手前側)に移動させた状態を示す図である。すなわち、Xブレーキ70、70およびマスクステージ76と上板58を固定するストッパ58Bを作動させ、Yブレーキ78、78および中間ベース68と上板58を固定するストッパ68Bを解除してY方向移動手段62Bを用いて移動させる。この場合、マスクの転写領域Bのパターンが、図10におけるウエハの被転写領域の奥側に隣接する被転写領域に転写される状態となっている。
次に、マスクステージ76の詳細について説明する。図12及び図13は、マスクステージ76の説明図である。このうち、図12は、マスクの回転機構を説明するもので、(a)は正断面図であり、(b)は平面図である。図13は、マスクの傾斜機構、及び、マスクとウエハとの間の間隙の調整機構を説明するもので、(a)は正断面図であり、(b)は一部を切り欠いた平面図である。
図12に示されるように、マスクステージ本体76Aの中央部には、マスク受けプレート76Bが落し込めるような円状の凹部が形成されている。また、このマスク受けプレート76Bの下面には静電チャック76Cが隣接して設けられており、マスク台32の固定ができるようになっている。なお、マスク30は、マスク吸着板31の下面に吸着される(図13参照)。
マスクステージ本体76Aの中央部の円状の凹部の表面は、ダイヤモンドライクカーボンで形成されており、マスク受けプレート76Bが鉛直軸を中心として円滑に回転できるようになっている。そして、マスクステージ本体76Aの中央部の円状の凹部に隣接して、回転用の超音波モータ76Dが設けられている。
この構成により、超音波モータ76Dの駆動により、マスク台32を保持したマスク受けプレート76Bが鉛直軸を中心として円滑に回転可能となっている。
更に、図13に示されるように、マスクステージ本体76Aの中央部の円状の凹部の3箇所には、Z軸ピエゾアクチュエータ(ピン形状をしており、昇降動作をする)76E、76E、76Eが設けられている。このZ軸ピエゾアクチュエータ76E、76E、76Eの配置は、略正三角形の頂点に当る位置であり、Z軸ピエゾアクチュエータ76E、76E、76Eの上端がマスク台32の下面に固着されており、Z軸ピエゾアクチュエータ76E、76E、76Eの下端はマスク吸着板31に固着されている。
図13に示される上記の構成により、Z軸ピエゾアクチュエータ76E、76E、76Eが個別に上下動制御でき、マスク台32のZ軸方向の微動、すなわち、マスクとウエハとの間の間隙の調整、及び、マスク吸着板31の水平面に対する傾斜制御が可能となっている。マスク30は、図示しない静電チャックによりマスク吸着板31の下面に吸着されている。
次に、ウエハステージ62の詳細について説明する。図14及び図15は、ウエハステージ62の説明図である。このうち、図14は、ウエハの回転機構を説明するもので、(a)は正断面図であり、(b)は平面図である。図15は、ウエハの微動機構を説明するもので、(a)は正断面図であり、(b)は平面図である。
図14に示されるように、ウエハステージ62の中央部には、ウエハ40が落し込めるような円状の凹部が形成されている。また、この凹部には3箇所に静電チャック62C、62C、62Cが設けられており、これによりウエハ40の固定ができるようになっている。また、この凹部により、保持固定されたウエハ40の表面が、ウエハステージ62の表面と面一となる。
ウエハステージ62の中央部の円状の凹部の表面は、ダイヤモンドライクカーボンで形成されており、ウエハ40が鉛直軸を中心として円滑に回転できるようになっている。そして、ウエハステージ62の中央部の円状の凹部に隣接して、回転用の超音波モータ62Dが設けられている。
この構成により、超音波モータ62Dの駆動により、ウエハ40が鉛直軸を中心として円滑に回転可能となっている。
図15に示されるように、ウエハステージ62の右側端には、X方向駆動手段60に加えてX方向微動手段62Eが直列に設けられており、これによりウエハステージ62のX方向の微動調整が可能となっている。このX方向微動手段62Eとしては、公知の各種手段が採用できるが、たとえば、ピエゾ素子が好ましく採用できる。
次に、本発明に係る転写装置を使用したパターン転写方法について説明する(図16参照)。ここで、マスク30の転写パターンは、既述のA、B及びCの3パターンとし、このパターンは、Y方向に隣接してC、A、Bの順で配置する。一方、ウエハ40の被転写領域は、後述する図20に示されるようにW1〜W9の9領域とし、3×3のマトリックス配置で左上の被転写領域W1から右下の被転写領域W9とする。図16〜図20は、図2と同様に、位置合せ装置のうち、マスク装着部と基板保持部との位置関係を説明する概略図であり、この転写を順に説明するものである。
図16において、ウエハステージ62の中心は、中心線CXとCYとの交点C(電子銃12(図21参照)の軸心)と一致している。一方、マスクステージ76の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向手前側に1ピッチ(隣接するマスクパターン同士の間隔、及び、隣接する被転写領域同士の間隔を指す。以下、同様に「ピッチ」と称する)ずれている。すなわち、この図16に示される状態では、ウエハ40の被転写領域W1(図20参照)にマスクパターンCが転写される。
図17は、図16の状態よりウエハステージ62がY方向に1ピッチ移動し、マスクステージ76も同様にY方向に1ピッチ移動した状態である。図17において、ウエハステージ62の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向奥側に1ピッチずれている。一方、マスクステージ76の中心は、中心線CXとCYとの交点Cと一致している。すなわち、この状態では、ウエハ40の被転写領域W2(図20参照)にマスクパターンAが転写される。
図18は、図17の状態よりウエハステージ62がY方向に1ピッチ移動し、マスクステージ76も同様にY方向に1ピッチ移動した状態である。図18において、ウエハステージ62の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向奥側に2ピッチずれている。一方、マスクステージ76の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向奥側に1ピッチずれている。すなわち、この状態では、ウエハ40の被転写領域W3(図20参照)にマスクパターンBが転写される。
図19は、図18の状態よりウエハステージ62がX方向に1ピッチ移動し、マスクステージ76の移動がなかった状態である。図19において、ウエハステージ62の中心は、中心線CXよりX方向左側に1ピッチずれており、中心線CYよりY方向奥側に2ピッチずれている。一方、マスクステージ76の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向奥側に1ピッチずれている。すなわち、この状態では、ウエハ40の被転写領域W6(図20参照)にマスクパターンBが転写される。
図20は、図19の状態より、上記と同様に順次ウエハステージ62及びマスクステージ76を移動させ(マスクステージ76の移動がない場合もある)、被転写領域にマスクパターンを転写し、全て(9個)の被転写領域に転写がなされた状態である。図20において、ウエハステージ62の中心は、中心線CXよりX方向左側に2ピッチずれており、中心線CYよりY方向奥側に2ピッチずれている。一方、マスクステージ76の中心は、中心線CXと一致しており、中心線CYよりY方向奥側に1ピッチずれている。すなわち、この状態では、ウエハ40の被転写領域W9にマスクパターンBが転写される。なお、転写中は、ストッパ58B、68Bは当然解除している。
以上のようにしてなされる転写の際に相対位置固定手段であるXブレーキ70、70及びYブレーキ78、78によりマスクステージ76(マスク装着部)とウエハステージ62(基板保持部)との水平方向の相対位置が固定されるので、マスク30とウエハ40(基板)とが一体化され、装置の振動等の影響を受けず、高精度のパターニングが達成できる。
以上、図16〜図20により転写の例を説明したが、転写の態様はこの例に限られるものではなく、各種の態様が採り得る。たとえば、ウエハ40の全て(9個)の被転写領域(W1〜W9)にマスク30のマスクパターンA、B及びCを重ね合わせ転写する態様(たとえば、マスクパターンA、B、Cの順で重ね合わせ転写する)も採り得、この場合も同様の効果が得られる。
また、図16〜図20による転写(描画)の例では、マスク30に設けられるパターンが、Y方向に隣接した3パターン(マスクパターンA、B及びC)であり、マスクステージ76がY方向にのみ移動しているが、マスク30に設けられるパターンをX方向及びY方向のマトリックス配置とし(たとえば、3×3の9パターン)、マスクステージ76のX方向移動機構及び上板58とX方向で移動可能なクランパを追加することにより、マスクステージ76をX方向及びY方向に移動させる転写方法も採用できる。
以上、本発明に係る転写装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。
特に重要な態様としては、ビームをX方向のみに走査しながら、マスクステージとウエハステージを一体化したまま、Y方向に連続的に送ることによりパターン転写を可能とする構成が挙げられる。
図16〜図18で説明した動作では、マスクもウエハもY方向に一体化されている状態でステップ&リピート方式で駆動するようになっているが、この態様では、Y方向への3動作を一回の運動で行う。この際、ビームはX方向にのみ偏向する。ただし、マスクとウエハのY方向への速度変動に伴う位置誤差をレーザ測長機で測定して、ビーム偏向で補正するのは、前述のウエハ連続移動描画方式と同様である。この動作により、図20で示されるW1〜W3までの領域が、マスク及びウエハの一回のみの連続移動動作で転写できる。
次に、図19で説明した動作で、X方向にステップ移動し、再び前述の連続移動転写を行うことにより、図20で示されるW4〜W6までの領域が転写できる。これを繰り返すことにより、図20で示されるW7〜W9までの領域、更には、ウエハ全面にわたる転写が能率良く行える。
このほか、本実施形態では、転写の際に、Xブレーキ70、70及びYブレーキ78、78によりマスクステージ76とウエハステージ62との水平方向の相対位置が固定されているが、Xブレーキ70、70又はYブレーキ78、78の一方のみ作動させる態様も採り得る。この場合であっても、従来の転写装置と比べて格段の効果が得られる。
更に、既述したように、本実施形態で採用されている各種の駆動手段(超音波モータ62D、76D、X方向微動手段62E、Z軸ピエゾアクチュエータ76E、等)は一例であり、これらと同様の公知の各種手段も採用できる。
また、本実施形態では、転写装置として電子ビーム転写装置を採用しているが、本発明は、これ以外の荷電粒子ビーム転写装置、光露光装置等にも適用できる。
12…電子銃、14…電子ビーム源、15…電子ビーム、16…レンズ、18…整形アパーチャ、20…走査手段、22、24…主偏向器、26、28…副偏向器、30…マスク、31…マスク吸着板、32…マスク台、40…ウエハ(基板)、42…レジスト層、44…真空チャンバ、50…位置合せ装置、62…ウエハステージ、70…Xブレーキ、76…マスクステージ、78…Yブレーキ
Claims (12)
- 基板上のレジストにビームによってパターンを描く転写装置において、
平行なビームを出射し偏向走査する鏡筒部と、
前記ビームの径路に配置されるマスク装着部と、
前記マスク装着部に近接配置され、表面にビーム感応性レジストの層が形成された基板を保持する基板保持部と、
前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置を変更可能とする相対位置移動手段と、
前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置を固定する相対位置固定手段と、を備え、
転写の際に前記相対位置固定手段により前記マスク装着部と前記基板保持部との水平方向の相対位置が固定可能となっていることを特徴とする転写装置。 - 前記相対位置移動手段は、その固定部及び移動部のいずれか一方が前記基板保持部上に固定された水平1軸方向の第1の1軸案内手段と、前記第1の1軸案内手段の固定部及び移動部のいずれか他方にその固定部及び移動部のいずれか一方が固定されるとともに、その固定部及び移動部のいずれか他方が前記マスク装着部上に固定された、前記水平1軸方向と直交する水平1軸方向の第2の1軸案内手段とよりなる請求項1に記載の転写装置。
- 前記相対位置固定手段は、前記第1の1軸案内手段及び/又は前記第2の1軸案内手段の駆動を停止させるブレーキ手段である請求項1又は2に記載の転写装置。
- 前記基板保持部と転写装置本体との間には、前記基板保持部の水平1軸方向又は水平2軸方向の相対位置を変更可能とする基板保持部移動手段を備えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記転写装置本体には、前記マスク装着部及び/又は前記基板保持部の水平方向の位置を固定するストッパ手段を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記基板保持部には前記基板の鉛直軸に対する回転角度を可変とする基板回転手段が設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記マスク装着部にはマスクの鉛直軸に対する回転角度を可変とするマスク回転手段が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記基板保持部には前記基板の鉛直方向の位置及び/又は前記基板の水平に対する傾き角度を可変とする基板昇降手段が設けられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記マスク装着部には前記マスクの鉛直方向の位置及び/又は前記マスクの水平に対する傾き角度を可変とするマスク昇降手段が設けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の転写装置。
- 出射された前記平行なビームが前記鏡筒部により水平1軸方向に偏向走査され、前記基板保持部移動手段により前記基板が前記水平1軸方向と直交する水平1軸方向に移動され、これにより前記基板と前記マスクとが一体化されている状態で移動しながらパターンが転写される請求項4〜9のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記ビームが荷電粒子ビームである請求項1〜10のいずれか1項に記載の転写装置。
- 前記基板が半導体基板である請求項1〜11のいずれか1項に記載の転写装置。
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JP2004042717A JP2005235991A (ja) | 2004-02-19 | 2004-02-19 | 転写装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007324045A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Hitachi High-Technologies Corp | 電子顕微鏡装置およびブレーキ機構 |
JP2009260265A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-11-05 | Nuflare Technology Inc | 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法 |
JP2016173943A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社日立製作所 | 試料ホルダ、ステージ装置およびそれを用いた荷電粒子線装置 |
KR101785238B1 (ko) * | 2008-08-18 | 2017-10-12 | 마퍼 리쏘그라피 아이피 비.브이. | 하전 입자 빔 리소그래피 시스템 및 타겟 위치 결정 장치 |
-
2004
- 2004-02-19 JP JP2004042717A patent/JP2005235991A/ja active Pending
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