JP2005235785A - 発光装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 発光素子を備えた複数の画素103R、G、及びBが設けられた有効領域2aの外側に、陰極12に接続される陰極用配線13が、有効領域2aを囲むように設けられ、陰極用配線13と有効領域2aとの間に画素電極に接続される第1〜第3電源線103G、103B、及び103Rが設けられている。
【選択図】 図1
Description
前記電極用配線は前記基板の外周をなす複数の辺のうち少なくとも1つの辺に沿って延在しているので、前記第2の電極と前記電極用配線との十分な接触面積を確保することができる。
上記の発光装置では、前記第2の電極と前記電極用配線との十分な接触面積を確保するとともに、狭額縁化することも可能となる。
この構成によれば、発光素子、回路、が外気にさらされるのを防ぎ、これらが外気中の水や酸素によって劣化するのを防ぐことができる。また、前記第2の電極側からの光を遮り、光リーク等による回路の誤動作等の問題を回避することができる。また、例えば静電気などにより外部からの注入される電荷を前記2の電極を介して除去することができる。
この構成によれば、前記電極用配線と前記電源線との交差部を少なくすることができるので、断線等のリスクを低減することができる。
なお、「有効領域用電源線」とは、具体的には、例えば、後述する表示用電源線103に対応している。
これにより、前記電源線における断線等の問題を低減することができる。
上記の発光装置において、前記基板は矩形形状を有しており、前記電極用配線は、前記基板の外周をなす4辺のうち3辺と前記有効領域との間に配置されていることが好ましい。
さらに、前記複数の画素と前記電極用配線との配線距離を十分に小さくすることができるので、配線の引き回し等による電圧降下を抑制することができる。
上記の発光装置において、前記有効領域には、前記複数の画素に走査信号を供給するための走査線及びデータ信号を供給するためのデータ線が設けられ、前記電極用配線は前記走査線及び前記データ線のいずれかと同一の材料により構成されていることが好ましい。あるいは前記電極用配線と、前記走査線及び前記データ線のいずれかとを同一工程で形成することが好ましい。
上記の発光装置において、前記電極用配線は、層間絶縁膜により隔てられた複数の配線層と前記複数の配線層を互いに電気的に接続する導電材料とにより形成されていることが好ましい。
上記の発光装置において、さらに、前記第2の電極を覆う封止部材を含み、前記封止部材は前記基板上の接合部で接合されており、前記電源線の少なくとも1部と前記接合部とが重なっていることが好ましい。
上記の発光装置において、前記第1の電極は画素電極であり、前記第2の電極は、前記画素電極の上方に設けられた共通電極であってもよい。
上記の発光装置において、前記第1の電極は陽極であり、前記第2の電極は陰極であってもよい。
上記の発光装置において、前記電極用配線の、前記第2の電極との接合部の占める面積は、前記電極用配線の面積の50%以上であることが好ましい。
図1に示すように、発光装置1の表示領域2aに対応して、赤色の発光を示す画素R、緑色の発光を示す画素G、及び青色の発光を示す画素Bが設けられている。画素R、画素G、及び画素Bに対応して、上述の走査線101(図示せず。)、データ線102(図示せず。)、及び表示用電源線103(図示せず。)が設けられている。図示しないが、表示用電源線103は、第1〜第3電源線103G、103B、及び103Rと表示領域2aの外側で接続されている。
第1の電源線103Gの第2の部分103G2は、回路基板4のフレキシブル基板5が取り付けられた側の一辺4d側から一辺4dに対向する一辺4aの方向に延びており、第1の部分103G1と第2の部分103G2とは、第1の電源線103Gが屈曲した形状となるように接続されている。
第3電源線103Rも上述の第1電源線103Gと第2電源線103Bと同様にL字状の形状を有している。第3電源線103Rの第1の部分103R1は、第2電源線103Bの第1の部分103B1と回路基板4の外周をなす4辺のうちフレキシブル基板の取り付けられた側の辺4dと対向する辺4aとの間に設けられており、第3の電源線103Rの第1の部分103R1で、画素Rに対して設けられた表示用電源線103と接続されている。
第3電源線103Rの第2の部分103R2は、上記の第1電源線103G及び第2電源線103Bの第2の部分103G2及び103B2が形成された側の辺である一辺4cとは対向する一辺4bと表示領域2aとの間に形成されている。
回路基板4の一辺4dに取り付けられたフレキシブル基板5は、その上に駆動用IC6を備えている。
走査線駆動回路105を制御するための信号を伝送する駆動回路用制御信号配線105a及び駆動回路用電源配線105bは、それぞれ、走査線駆動回路105と第3電源線103Rの第2の部分103R2及び第1電源線103Gの第2の部分103G2との間に設けられている。
図2は発光装置1の断面を示す図である。発光装置は、回路基板4と回路基板4上に配置された電気光学層10とにより構成されている。
正孔注入/輸送層110aは、発光層110bの発光効率、寿命等の素子特性を高めるためのもので、正孔を発光層110bに注入する機能を有するとともに、正孔を正孔注入/輸送層110a内部において輸送する機能を有する。
発光層110bと正孔注入/輸送層110aとは画素電極111と画素電極111の上方に設けられた陰極12との間に配置されている。
画素電極111は、例えばITOから形成され、平面視略矩形にパターニングされて形成されている。この画素電極111の厚さは、50〜200nmの範囲が好ましく、特に150nm程度が望ましい。
陰極12は、メカニカルマスクなどを用いて蒸着法、スパッタ法、CVD法等で形成することができる。
発光層110bと正孔注入/輸送層110aとは、バンク部112により隣接する発光素子110の発光層110a及び正孔注入/輸送層110bと隔てられている。バンク部112は、図3に示すように複数の層から成っており、能動素子層14側には、無機物バンク層112a(第1バンク層)と、陰極12側に位置する有機物バンク層112b(第2バンク層)とが積層されて構成されている。
無機物バンク層112aは、例えば、SiO2、TiO2等の無機材料からなることが好ましい。この無機物バンク層112aの厚さは、50〜200nmの範囲が好ましく、特に150nm程度が望ましい。
封止基板34は封止樹脂33を介して回路基板4と接合されている。封止樹脂33に用いられる材料は、封止基板34と回路基板4とを接着するものであることが必要であるが、それに加えて、封止基板34と同様、電気光学層10の内部に外気中の水や酸素など陰極12あるいは発光素子110の劣化の要因となる物質の透過を抑制、あるいは遮断する材料であることが望ましい。
具体的な材料としては、Al、Mo、Ta、Ti、W、Cu、TiN、およびこれらの合金を挙げることができる。
第1〜第3電源線103G、103B、及び103Rの少なくともいずれか一つの少なくとも1部分が、封止基板34と回路基板4とを接合する位置と重なるように設けられていることが好ましい。
駆動回路用制御信号配線105a及び駆動回路用電源配線105bは第1の層間絶縁膜144a上に設けられており、データ線102及び表示用電源線103のうち少なくともいずれかと同一層に、あるいは同一工程で形成されている。
駆動回路用制御信号配線105a及び駆動回路用電源配線105bの材料としては、上述の第1〜第3電源線の材料と、同様な材料が採用可能である。
走査線101、データ線102、及び表示用電源線103は、第1の層間絶縁膜144a内あるいは第1の層間絶縁膜144a上に設けられる。
半導体膜141上には、半導体膜141を覆うゲート絶縁膜142が形成されている。ゲート絶縁膜142上にはAl、Mo、Ta、Ti、W等からなるゲート電極143が形成され、ゲート電極143およびゲート絶縁膜142の一部は第1層間絶縁膜144aに覆われている。
このため、この電気抵抗に起因する電圧降下によって、発光素子110に供給される電流の電流量が低下するのを防ぐことができる。
従って発光素子110における輝度、表示ムラ、あるいはコントラスト低下などを防ぎ、優れた表示特性を得ることができる。
発光素子110の位置による供給される電流の電流量のバラツキを低減することができる。
従って、表示領域2aの輝度を均一化することができる。
このため、陰極12と陰極用配線13との接触面積を十分に確保することができる。よって、陰極12と陰極用配線13との間の電気抵抗が大きくなるのを防ぎ、発光輝度の低下を防ぐことができる。
また、表示領域2a、走査線駆動回路105、検査回路106が陰極12に覆われているので、上記の回路に含まれる薄膜トランジスタの光による誤動作を防止することができる。
また静電気などに対する装置の耐性も確保される。静電気などによって注入された電荷は速やかに陰極12を通して除去することができる。
上述の実施形態において、画素電極111を陽極として説明したが、逆に画素電極111を陰極、陰極12を陽極としても、もちろん、本発明の範囲から逸脱しない。
2a 表示領域
3 封止部
4 回路基板
10 電気光学層
11 発光素子
12 陰極
12c 外周
13 陰極用配線(電極用配線)
110 発光素子
110b 発光層
111 画素電極
600 携帯電話本体(電子機器)
700 情報処理装置(電子機器)
800 時計本体(電子機器)
Claims (10)
- 基板上に第1の電極と第2の電極との間に挟まれた発光層を有する発光素子を備えた複数の画素からなる有効領域と、
前記有効領域の外側で前記第2の電極に接続された電極用配線と、を含み、
前記電極用配線と前記第2の電極とが接続される部分は、前記有効領域と前記基板の外周をなす複数の辺のうち少なくとも1つの辺に沿って延在していることを特徴とする発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置において、
前記電極用配線は、前記第2の電極の外周より前記有効領域側に設けられていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1又は2に記載の発光装置において、
前記有効領域の外側に設けられ、前記複数の画素に電気信号を供給するための駆動回路と、を含み、
前記第2の電極は、前記有効領域及び前記駆動回路を覆うように形成されていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の発光装置において、
前記第1の電極と、前記有効領域に設けられた有効領域用電源線を介して、前記有効領域の外側で接続された電源線をさらに含み、
前記電源線は、前記電極用配線よりも前記有効領域のより近い位置に設けられていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の発光装置において、
前記第1の電極と、前記有効領域に設けられた有効領域用電源線を介して、前記有効領域の外側で接続された電源線をさらに含み、
前記第2の電極は、前記電源線及び前記電極用配線の少なくとも1部を覆っていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の発光装置において、
前記基板は矩形形状を有しており、
前記電極用配線と前記第2の電極と接続される部分は、前記基板の外周をなす4辺のうち3辺と前記有効領域との間に配置されていることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の発光装置において、
前記第1の電極は画素電極であり、
前記第2の電極は、前記画素電極の上方に設けられた共通電極であることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の発光装置において、
前記第1の電極は陽極であり、
前記第2の電極は陰極であることを特徴とする発光装置。 - 請求項1乃至8のいずれかに記載の発光装置において、前記電極用配線と前記第2の電極とが接続される部分の占める面積は、前記電極用配線の面積の50%以上であることを特徴とする発光装置。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載の発光装置を備えた電子機器。
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