JP2005234902A - 文書処理装置、文書処理方法、及びプログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子文書に対してグルーピングやアクセス制限の付与を行なうことを可能にする。
【解決手段】 識別情報を無線発信するIDタグ102が埋め込まれた用紙に、電子文書保存部107から読み出された電子文書データ106に基づき印刷が行われて得られた印刷物101に対して、所定の物理的処理が加えられたことを検出したとき、印刷物に埋め込まれたIDタグから該印刷物の識別情報を受信し、該受信された印刷物の識別情報に対応する、電子文書保存部107に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す。所定の物理的処理は、複数の印刷物に対するステイプル処理、または特定の印刷物に付箋紙を貼り付ける処理であり、電子的処理は、複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データに対するグルーピング処理、または特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書処理装置、文書処理方法、及びプログラムに関し、特に、電子文書に基づく印刷が行われた印刷物に対して所定の物理的処理が加えられたとき、該印刷物に対応する電子文書データに対して電子的処理を行う文書処理装置、該文書処理装置に適用される文書処理方法、及び該文書処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来、文章や画像を印刷した印刷物に、近接無線交信を行うIDタグのような無線交信素子を埋め込んで、印刷物を個々に管理できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この技術によれば、書類上の無線交信素子の格納情報を、印鑑やペンの形をした読取装置を用いて読み取ることで、書類を用紙レベルで識別して、例えば承認処理を行ったりすることができる。また、IDタグの読取装置を有したマグネットによって印刷物を掲示板に貼り付けることで、どの電子文書が掲示板に貼り付けられているかを認識して管理したりすることができる。さらに、書類と電子文書とを連動させて書類を管理したりすることができる。
特開2002−120475号公報
しかしながら、上記従来の文書処理方式において、印刷物に対して物理的な処理が加えられたときに、該処理を加えられた印刷物に元々印刷するために使用された電子文書データに対しては、何らの電子的処理が行なわれていなかった。
すなわち例えば、複数枚の印刷物に対してステイプラで綴じるステイプラ処理が行なわれたり、特定の印刷物に付箋紙が貼られるといった物理的処理が加えられたりした場合に、該ステイプラ処理の対象となった複数の印刷物に対応する電子文書のデータに対してグルーピングを行なったり、付箋紙が貼られた特定の印刷物に対応する電子文書のデータに対して、付箋紙を貼ったユーザのみがアクセスできるアクセス制限を付与したりしたいという要求があったが、従来、こうした要請に応えることはできなかった。
なお、特許文献1に記載の発明では、掲示板に印刷物を複数枚束ねて貼り付けた場合に、どの印刷物が貼り付けられたかを認識することはできたが、グルーピングやアクセス制限の処理はできなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、電子文書に対してグルーピングやアクセス制限の付与を行なうことを可能にした文書処理装置、文書処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられた否かを検出する検出手段と、前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信する受信手段と、前記検出手段によって、前記印刷物に対して前記所定の物理的処理が加えられたことが検出されたとき、前記受信手段によって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す処理手段とを有することを特徴とする文書処理装置が提供される。
また、請求項6記載の発明によれば、識別情報を無線発信する第1の無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理を加えるための処理付加物であって、所定命令情報を無線発信する第2の無線通信素子が埋め込まれた処理付加物と、前記印刷物に埋め込まれた前記第1の無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信するとともに、前記処理付加物に埋め込まれた前記第2の無線通信素子から前記所定命令情報を受信する受信手段と、前記印刷物に対して前記処理付加物によって前記所定の物理的処理が加えられたとき、前記受信手段によって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信手段によって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施す処理手段とを有することを特徴とする文書処理装置が提供される。
また、請求項11記載の発明によれば、識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられた否かを検出する検出ステップと、前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信する受信ステップと、前記検出ステップによって、前記印刷物に対して前記所定の物理的処理が加えられたことが検出されたとき、前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す処理ステップとを有することを特徴とする文書処理方法が提供される。
また、請求項16記載の発明によれば、識別情報を無線発信する第1の無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定命令情報を無線発信する第2の無線通信素子が埋め込まれた処理付加物によって、所定の物理的処理が加えられたときの文書処理方法であって、前記印刷物に埋め込まれた前記第1の無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信するとともに、前記処理付加物に埋め込まれた前記第2の無線通信素子から前記所定命令情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信ステップによって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施す処理ステップとを有することを特徴とする文書処理方法が提供される。
さらに、上記文書処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられたことを検出したとき、前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信し、該受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す。
なお、前記所定の物理的処理は、複数の印刷物を一纏めに綴じる処理であり、前記電子的処理は、複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データを一纏めにする処理である。
これによって、一纏めにされた印刷物に係る各電子文書データを、分散したファイルからを探す手間が省ける。
また、前記所定の物理的処理は、特定の印刷物に所定用紙を貼り付ける処理であり、前記電子的処理は、特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理である。
これにより、特定の印刷物に所定用紙(付箋紙)を単に貼り付けるだけで、特定のユーザ(例えば所有者)だけが、特定の印刷物に対応する電子文書データにアクセスできるようにでき、セキュリティの強化を簡単に行なうことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る文書処理装置の構成を示す図である。
本文書処理装置は、HDD(Hard Disk Driver)からなる電子文書保持部107と、電子文書保持部107に有線接続されたPC(Personal Computer)からなる電子文書処理部105と、印刷物処理部103とで構成される。なお、印刷物処理部103と電子文書処理部105とは、無線通信部104によって接続される。電子文書保持部107は電子文書106を保持し、複数枚の印刷物101は、この電子文書106に基づいて予め印刷が行われた結果得られたものである(詳しくは図5を参照して後述する)。印刷物101には、近接無線交信を行うことができるIDタグ102がそれぞれ埋め込まれている。
印刷物処理部103は、複数枚の印刷物101を綴じるステイプラ処理機能と、このステイプラ処理を行なうときに、処理対象の印刷物101に埋め込まれたIDタグ102を読み取る機能とを備え、このIDタグ102から読み取られたIDタグ情報は、無線通信部104を介して電子文書処理部105へ送信される。なお、本実施の形態における印刷物処理部103はステイプラ処理機能を備えるが、印刷物処理部103は印刷物に対する他の処理機能を備えるようにしてもよい。
電子文書処理部105は、印刷物処理部103から送られたIDタグ情報に基づき、電子文書106における対応する電子文書データのグルーピングを行なう。
図2は、図1に示す文書処理装置の各部における機能構成を示すブロック図である。
印刷物に埋め込まれたIDタグ102は各々、情報保持部201と情報発信部202とを含み、情報保持部201は、対応する印刷物の識別符号(IDタグ情報)を保持する。情報発信部202は、情報保持部201に保持されたIDタグ情報を無線信号で発信する。
印刷物処理部103は、情報読取部203と命令保持部204と情報送信部205とから構成され、情報読取部203は、IDタグ102の情報発信部202から発信された無線信号を受信してIDタグ情報を読み取る。命令保持部204は、電子文書の処理方法を示す命令情報をあらかじめ保持する。本実施の形態では、電子文書に対してグルーピングを行なうという命令が保持されている。情報送信部205は、情報読取部203で読み取ったIDタグ情報と、命令保持部204に保持されている命令情報とを電子文書処理部105に送信する。
電子文書処理部105は、情報受信部206と情報解析部207と電子文書処理部208とから構成され、情報受信部206は、情報送信部205から送信されたIDタグ情報と命令情報とを受信する。情報解析部207は、情報受信部206で受信したIDタグ情報と命令情報とを解析する。電子文書処理部208は、情報解析部207での解析結果に基づいて、電子文書保持部107に保持された電子文書106に対して、命令保持部204に保持された命令情報に従った処理を実行する。本実施の形態では、電子文書106に対してグルーピングの処理を施す。
電子文書保持部107は、電子文書107を保持するとともに、印刷物101と電子文書107との対応関係を記録したテーブルを保持する。該テーブルには、各印刷物にそれぞれ付与されたIDタグ情報と、各印刷物にそれぞれ印刷された電子文書データとの対応関係が記録される。
図3は、印刷物処理部103のハードウエア構成を示すブロック図である。
同図において、301はCPUであり、図6を参照して後述するグルーピング処理のプログラムを実行する。
302はRAMであり、CPU301による上記プログラムの実行において必要となる記憶領域を提供する。
303はROMであり、上記グルーピング処理のプログラムを保持する。
304はIDタグ読取装置である。
305は無線送信器であり、電子文書処理部105へ無線送信を行う。
306は命令保持用メモリであり、電子文書の処理方法を示す命令情報をあらかじめ保持する。
307はバスである。
図4は、電子文書処理部105のハードウエア構成を示すブロック図である。
同図において、401はCPUであり、図5を参照して後述する電子文書出力処理のプログラム、および図6を参照して後述するグルーピング処理のプログラムを実行する。
402はRAMであり、CPU401による上記プログラムの実行において必要となる記憶領域を提供する。
403はROMであり、上記電子文書出力処理およびグルーピング処理のプログラムを保持する。
404はHDDである。
405は無線受信器であり、印刷物処理部103からの無線受信を行う。
406はバスである。
以上のように構成される文書処理装置の動作について、以下に説明する。
まず、IDタグを有する用紙に電子文書を出力する方法について説明する。
この電子文書の出力のために、電子文書処理部105に、IDタグ読取機能を有するプリンタ(図示せず)が接続される。
図5は、電子文書処理部105およびプリンタにおいて行なわれる電子文書出力処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが電子文書処理部105において、電子文書保持部107に保存されている電子文書106の中から所望の電子文書データを選択し、印刷の指示を行う。
上記印刷の指示を受けた電子文書処理部105は、選択指示された電子文書データに関する印刷タスクを発行し(S501)、プリンタに印刷タスクを送信する(S502)。その後、電子文書処理部105は、プリンタから、印刷された印刷物のIDタグ情報を受信するまで待ち状態となる。
IDタグ読取機能を有するプリンタでは、印刷タスクを受信し(S503)、IDタグを有する用紙を給紙する(S504)。そして、受信した印刷タスクに従い印刷を行う(S505)と同時に、用紙のIDタグに保持されているIDタグ情報(用紙毎に一意に付与された識別符号)を読込み(S506)、このIDタグ情報を電子文書処理部105に送信する(S507)。
待ち状態であった電子文書処理部105が、プリンタで印刷した印刷物のIDタグ情報を受信すると(S508)、印刷物に対応する電子文書データと、印刷され用紙のIDタグ情報との関連付けを行い、その対応関係を電子文書保持部107内のテーブルに保存する(S509)。
次に、図5に示す電子文書出力処理によって作成された複数枚の印刷物に対して、ユーザが印刷物処理部103を用いてステイプリング(複数枚の用紙をステイプルによって綴じること)を行なった場合に、該複数枚の印刷物に対応する電子文書データを一纏めにするグルーピング処理について説明する。
図6は、印刷物処理部103および電子文書処理部105において行なわれるグルーピング処理の手順を示すフローチャートである。
印刷物処理部103では、複数枚の印刷物に対してステイプリングが行なわれたことを検知すると(S601でYES)、IDタグ読取装置304が各印刷物のIDタグを読み取る(S602)。その結果、IDタグ読取装置304から各IDタグ情報が出力されると(S603でYES)、情報送信部205が、該各IDタグ情報と、命令保持用メモリ306に予め保持されている命令情報とを、送信部305を介して電子文書処理部105に送信する(S604)。なお、ステップS603で、IDタグ読取装置304からIDタグ情報が出力されていないと判別されたならば、印刷物がIDタグを有していないので、ステップS601へ戻る。
電子文書処理部105は、各IDタグ情報と命令情報を受信すると(S605)、受信した命令情報の解析を行う(S606)。本実施の形態では、電子文書に対してグルーピング処理を行う命令であることが判明する。次に、受信した各IDタグ情報に対応した電子文書データを電子文書保持部107においてそれぞれ検索する(S607)。対応する各電子文書データが存在するならば(S608でYES)、それらを抽出し(S609)、グルーピング処理として、同一フォルダへ移動する(S610)。なお、対応する電子文書データが存在しないならば(S608でNO)、本グルーピング処理を終了する。
以上のようにして、ステイプリングされた複数枚の印刷物に対応する各電子文書データをグルーピングして同一のフォルダに保存することができるので、ステイプリングされた一纏まりの印刷物に係る電子文書データを、分散したファイルからを探す手間が省ける。
なお、上記実施の形態においては、電子文書データをグルーピングする方法として、抽出した電子文書データを同一フォルダに移動したが、これに代わって、抽出した電子文書データのコピーを同一フォルダに保存するようにしてもよい。
また、上記実施の形態における抽出電子文書データの同一フォルダへの移動に代わって、抽出した電子文書データのショートカットを作成して、同一フォルダにそのショートカットを保存するようにしてもよい。
また、上記実施の形態における抽出電子文書データの同一フォルダへの移動に代わって、抽出した電子文書データへのリンク情報を記録したファイルを作成し、該ファイルを参照して電子文書データを提示可能なビューアを用いて、電子文書データを提示できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態における抽出電子文書データの同一フォルダへの移動に代わって、抽出した電子文書データを結合して一つの電子文書として新たに保存するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、印刷物処理部103の命令保持部204に保持される命令情報が、電子文書に対してグルーピング処理を行う命令を示していたが、これに代わって別の命令情報でもよく、例えば電子文書に対してグルーピング専用、読取専用、属性付与専用などといった処理を行う命令を示すものであってもよい。
また、上記実施の形態においては、命令情報が予め設定されて印刷物処理部103の命令保持部204に保持されていたが、これに代わって、命令情報をユーザによって変更できるようにしてもよく、具体的には、印刷物処理部103に音声認識機能を持たせ、ユーザからの音声指示によって命令情報を変更できるようにする。例えば、印刷物処理部103に向かって、ユーザが「読取専用」と発声して命令情報を変更する。これによって、ステイプリングの後、対応する電子文書の属性が読取専用に設定される。
〔第2の実施の形態〕
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用する。
第2の実施の形態では、図3に示す第1の実施の形態の印刷物処理部103に更に、印刷物101と略同じ大きさのシート状の薄型圧力センサ(例えば、特開2002−333373号公報参照)を設けるとともに、印刷物に付箋紙を貼ることを許されたユーザのユーザ名を保持するユーザ情報保持用メモリを設ける。ただし、第2の実施の形態における印刷物処理部103aでは、複数枚の印刷物101を綴じるステイプラ処理機能を備えない。また、命令保持用メモリ306aには、アクセス制限付与処理を行うという命令が予め保持される。このアクセス制限付与処理では、付箋紙が貼られた印刷物に対応する電子文書データに対して、ユーザ情報保持用メモリに保持されているユーザ名以外の者がアクセスすることを禁止するための設定が行なわれる。
図7は、第2の実施の形態における印刷物処理部103aおよび電子文書処理部105において行なわれるアクセス制限付与処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザ情報保持用メモリにユーザ名が保持されているユーザが、印刷物処理部103aに設けられた薄型圧力センサの上に置かれた印刷物101を閲覧して、印刷物101の中の特定の印刷物に付箋紙を貼ったとする。この付箋紙は、上記特定の印刷物に対応する電子文書データに対して、上記ユーザ以外の者がアクセスすることを禁止したいときに、上記ユーザによって貼られるものである。なお、特定の印刷物に付箋紙を貼るときに、ユーザが該特定の印刷物を指で押圧することになるので、該特定の印刷物の下に位置する薄型圧力センサがその押圧を検知し、これによって印刷物処理部103aでは、該特定の印刷物に付箋紙が貼られたということを認識することができる。
印刷物処理部103aは、付箋紙が特定の印刷物に貼られたことを検知すると(S701でYES)、IDタグ読取装置304が、この特定の印刷物に埋め込まれているIDタグを読み取る(S702)。この結果、IDタグ読取装置304からIDタグ情報が出力されたならば(S703でYES)、このIDタグ情報と、ユーザ情報保持用メモリに保存されている付箋紙を貼ったユーザのユーザ名(所有者情報)と、命令保持用メモリ306aに保存されている、アクセス制限付与処理を行うという命令情報とを、電子文書処理部105に送信する(S704)。なお、ステップS703で、IDタグ読取装置304からIDタグ情報が出力されないと判別されたならば、ステップS701へ戻る。
電子文書処理部105は、IDタグ情報とユーザ名(所有者情報)と命令情報とを受信すると(S705)、受信した命令情報の解析を行う(S706)。本実施の形態では、対応の電子文書に対してアクセス制限付与処理を行うという命令であることが判明する。次に、受信したIDタグ情報に対応する電子文書データを電子文書保持部107より検索する(S707)。対応する電子文書データが存在するならば(S708でYES)、それを抽出し(S709)、該抽出された電子文書データに対して、受信したユーザ名以外の者が該電子文書データにアクセスすることを禁止する設定を行なう(S710)。なお、ステップS708で、対応する電子文書データが存在しないと判別されたならば、本アクセス制限付与処理を終了する。
この後、アクセスすることを禁止する設定がなされた特定の電子文書データに対してユーザによってアクセスが行なわれると、該ユーザのユーザ名が、該特定の電子文書データに対して設定されているユーザ名と同一であるか否かの判定が行われ、同一でない場合にはこのアクセスは禁止される。
したがって、特定の印刷物に付箋紙を単に貼り付けるだけで、特定のユーザ(例えば所有者)だけが、特定の印刷物に対応する電子文書データにアクセスできるようにでき、セキュリティの強化を簡単に行なうことが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第3の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用する。
第3の実施の形態では、印刷物処理部103bが第1の実施の形態の印刷物処理部103に相当するが、印刷物処理部103bは、図3に示す第1の実施の形態の命令保持用メモリ306を備えない。その代わりに、複数の印刷物を綴じるためのステイプラ針に、命令IDタグを埋め込む。この命令IDタグには予め、対応のステイプラ針によって綴じられた複数の印刷物に対応する電子文書データに対してグルーピング処理を行なうという命令情報を記憶させておく。そして、印刷物処理部103bには、上記ステイプラ針によって綴じられた複数の印刷物を搭載できる棚を設け、印刷物処理部103bのIDタグ読取装置304は、この棚に置かれた複数の印刷物の各々に埋め込まれたIDタグと、該複数の印刷物を綴じたステイプラ針に埋め込まれた命令IDタグとを読み取ることができるものとする。
図8は、第3の実施の形態における印刷物処理部103bおよび電子文書処理部105において行なわれるグルーピング処理の手順を示すフローチャートである。
印刷物処理部103bは、上記のステイプラ針で綴じられた複数の印刷物が上記の棚に置かれたことを検知すると(S801でYES)、IDタグ読取装置304により、複数の印刷物にそれぞれ埋め込まれた各IDタグと、ステイプラ針に埋め込まれた命令IDタグとを読み取る(S802)。その結果、IDタグ読取装置304から各IDタグ情報と命令IDタグ情報とが出力されたならば(S803でYES)、該各印刷物のIDタグ情報(識別符号)とステイプラ針の命令IDタグ情報(命令情報)とを、電子文書処理部105へ送信する(S804)。これらの情報がIDタグ読取装置304から出力されないならば、印刷物がIDタグを有していない、あるいはステイプラ針が命令IDタグを有してないと判断し、ステップS801へ戻る。
電子文書処理部105では、印刷物のIDタグ情報とステイプラ針の命令IDタグ情報とを受信すると(S805)、ステイプラ針のIDタグ情報を解析する(S806)。ここでは、ステイプラ針で綴じられた複数の印刷物に対応する電子文書データに対してグルーピング処理を行う命令であることが判明する。次に、受信した印刷物の複数のIDタグ情報に対応した電子文書データを電子文書保持部107より検索する(S807)。対応する電子文書データが存在するならば(S808でYES)、それらを抽出し(S809)、それらの電子文書データを同一フォルダへ移動する(S810)。なお、ステップS808で、対応する電子文書データが存在しないと判別されたならば、本グルーピング処理を終了する。
なお、上記の印刷物処理部103bおよび電子文書保持部107の各機能を複写機に実装するようにしてもよい。すなわち、この複写機は、基本的には原稿台上の原稿の光学的な複写を行うが、前記ステイプラ針で綴じられた複数の印刷物が原稿台に置かれたとき、該原稿台に設けられたIDタグ読取装置が、複数の印刷物のIDタグ情報とステイプラ針の命令IDタグ情報とを出力する。複写機は、これらの情報に基づいて、電子文書保持部107から上記の複数の印刷物に対応する各電子文書データを読み出して印刷を行う。複写機がステイプラ処理機能を備えていれば、さらに、印刷された複数の印物物を綴じるようにする。
これにより、ステイプラ針で綴じられた複数の印刷物を複写する時に、ステイプラ針を外して原稿台にセットするという作業が不必要となる。
〔第4の実施の形態〕
次に本発明の第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第4の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用する。
第4の実施の形態では、印刷物処理部103cが第1の実施の形態の印刷物処理部103に相当するが、印刷物処理部103cは、図3に示す第1の実施の形態の命令保持用メモリ306を備えない。その代わりに、特定の印刷物に貼り付ける付箋紙に、命令IDタグを埋め込む。この命令IDタグには予め、対応の付箋紙を印刷物に貼り付けるユーザのユーザ名と、該印刷物に該ユーザ名以外の者がアクセスすることを禁止するための設定を行なう命令とを含む命令情報を記憶させておく。そして、印刷物処理部103cには、上記特定の印刷物を搭載できる棚を設け、印刷物処理部103cのIDタグ読取装置304は、この棚に置かれた特定の印刷物の埋め込まれたIDタグと、該特定の印刷物に貼り付けられた付箋紙に埋め込まれた命令IDタグとを読み取ることができるものとする。
図9は、第4の実施の形態における印刷物処理部103cおよび電子文書処理部105において行なわれるアクセス制限付与処理の手順を示すフローチャートである。
印刷物処理部103cは、上記の付箋紙が貼られた特定の印刷物が上記の棚に置かれたことを検知すると(S901でYES)、IDタグ読取装置304により、特定の印刷物に埋め込まれたIDタグと、該特定の印刷物に貼られた付箋紙に埋め込まれた命令IDタグとを読み取る(S902)。その結果、IDタグ読取装置304からIDタグ情報と命令IDタグ情報とが出力されたならば(S903でYES)、該印刷物のIDタグ情報(識別符号)と付箋紙の命令IDタグ情報(命令情報)とを、電子文書処理部105へ送信する(S904)。これらの情報がIDタグ読取装置304から出力されないならば、印刷物がIDタグを有していない、あるいは付箋紙が命令IDタグを有してないと判断し、ステップS901へ戻る。
電子文書処理部105では、特定の印刷物のIDタグ情報と付箋紙の命令IDタグ情報とを受信すると(S905)、付箋紙のIDタグ情報を解析する(S806)。ここでは、特定の印刷物に、指定のユーザ名以外の者がアクセスすることを禁止する設定を行なうという命令であることが判明する。次に、受信した特定の印刷物のIDタグ情報に対応した電子文書データを電子文書保持部107より検索する(S907)。対応する電子文書データが存在するならば(S908でYES)、それを抽出し(S909)、その電子文書データに対して、指定のユーザ名以外の者がアクセスすることを禁止する設定を行なう(S910)。なお、ステップS908で、対応する電子文書データが存在しないと判別されたならば、本アクセス制限付与処理を終了する。
〔他の実施の形態〕
上記第1の実施の形態における印刷物処理部103のIDタグ読取装置304の近傍に封筒を設け、該封筒に、IDタグがそれぞれ埋め込まれた複数の印刷物が投入されたとき、IDタグ読取装置304によって、封筒に投入された複数の印刷物のIDタグを読み取り、得られた各IDタグ情報に対応する電子文書データをグルーピングするようにしてもよい。
また、封筒にIDタグを埋め込んでおき、該IDタグには、予め所定のメールアドレスを記憶しておき、さらにポストにIDタグ読取機能を設けておく。そして、上記の封筒が該ポストに投函されと、該ポストは封筒のIDタグを読んで、得られた所定のメールアドレスに対して、上記封筒が送られた旨を通知するメールを送信するようにしてもよい。
また、1つの電子文書に対し複数枚の印刷物を割り当てるようにしてもよい。この場合に、1つの電子文書に対応する複数枚の印刷物のうちの1部分だけをユーザが選択して、例えばステイプラ処理を行なったとき、電子文書処理部105は、選択された部分に対応する電子文書のデータ部分のみを抽出して、グルーピング処理を行うようにする。
また、上記各実施の形態においては、本発明に係る各種プログラムをROMに保持するようにしているが、これに限定されるものではなく、該各種プログラムを任意の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。また、該各種プログラムに相当する動作を行なう回路によって本発明を実現してもよい。
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なおまた、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る文書処理装置の構成を示す図である。 図1に示す文書処理装置の各部における機能構成を示すブロック図である。 印刷物処理部のハードウエア構成を示すブロック図である。 電子文書処理部のハードウエア構成を示すブロック図である。 電子文書処理部およびプリンタにおいて行なわれる電子文書出力処理の手順を示すフローチャートである。 印刷物処理部および電子文書処理部において行なわれるグルーピング処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における印刷物処理部および電子文書処理部において行なわれるアクセス制限付与処理の手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における印刷物処理部および電子文書処理部において行なわれるグルーピング処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態における印刷物処理部および電子文書処理部において行なわれるアクセス制限付与処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 複数枚の印刷物
102 IDタグ(無線通信素子)
103 印刷物処理部(検出手段)
104 無線通信部
105 電子文書処理部(処理手段)
106 電子文書
107 電子文書保持部(電子文書保存手段)
201 情報保持部
202 情報発信部
203 情報読取部(受信手段)
204 命令保持部
205 情報送信部
206 情報受信部
207 情報解析部
208 電子文書処理部
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 IDタグ読取装置
305 無線送信器
306 命令保持用メモリ
307 バス

Claims (22)

  1. 識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられた否かを検出する検出手段と、
    前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信する受信手段と、
    前記検出手段によって、前記印刷物に対して前記所定の物理的処理が加えられたことが検出されたとき、前記受信手段によって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す処理手段と
    を有することを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記所定の物理的処理は、複数の印刷物を一纏めに綴じる処理であり、
    前記処理手段は、前記受信手段によって受信された複数の印刷物の識別情報にそれぞれ対応する、前記電子文書保存手段に保存された各電子文書データに対して電子的処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 前記電子的処理は、前記複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データを一纏めにする処理であることを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置。
  4. 前記所定の物理的処理は、特定の印刷物に所定用紙を貼り付ける処理であり、
    前記処理手段は、前記受信手段によって受信された特定の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  5. 前記電子的処理は、前記特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理であることを特徴とする請求項4に記載の文書処理装置。
  6. 識別情報を無線発信する第1の無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理を加えるための処理付加物であって、所定命令情報を無線発信する第2の無線通信素子が埋め込まれた処理付加物と、
    前記印刷物に埋め込まれた前記第1の無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信するとともに、前記処理付加物に埋め込まれた前記第2の無線通信素子から前記所定命令情報を受信する受信手段と、
    前記印刷物に対して前記処理付加物によって前記所定の物理的処理が加えられたとき、前記受信手段によって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信手段によって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施す処理手段と
    を有することを特徴とする文書処理装置。
  7. 前記処理付加物は、複数の印刷物を一纏めに綴じるステイプラ針であり、
    前記処理手段は、前記複数の印刷物が前記ステイプラ針によって一纏めに綴じられたとき、前記受信手段によって受信された複数の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された各電子文書データに対して、前記受信手段によって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施すことを特徴とする請求項6に記載の文書処理装置。
  8. 前記電子的処理は、前記複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データを一纏めにする処理であることを特徴とする請求項7に記載の文書処理装置。
  9. 前記処理付加物は、特定の印刷物に貼り付けられる所定用紙であり、
    前記処理手段は、前記特定の印刷物に前記所定用紙が貼り付けられたとき、前記受信手段によって受信された特定の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信手段によって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施すことを特徴とする請求項6に記載の文書処理装置。
  10. 前記電子的処理は、前記特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理であることを特徴とする請求項9に記載の文書処理装置。
  11. 識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられた否かを検出する検出ステップと、
    前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信する受信ステップと、
    前記検出ステップによって、前記印刷物に対して前記所定の物理的処理が加えられたことが検出されたとき、前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す処理ステップと
    を有することを特徴とする文書処理方法。
  12. 前記所定の物理的処理は、複数の印刷物を一纏めに綴じる処理であり、
    前記処理ステップは、前記受信ステップによって受信された複数の印刷物の識別情報にそれぞれ対応する、前記電子文書保存手段に保存された各電子文書データに対して電子的処理を施すことを特徴とする請求項11に記載の文書処理方法。
  13. 前記電子的処理は、前記複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データを一纏めにする処理であることを特徴とする請求項12に記載の文書処理方法。
  14. 前記所定の物理的処理は、特定の印刷物に所定用紙を貼り付ける処理であり、
    前記処理ステップは、前記受信ステップによって受信された特定の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施すことを特徴とする請求項11に記載の文書処理方法。
  15. 前記電子的処理は、前記特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理であることを特徴とする請求項14に記載の文書処理方法。
  16. 識別情報を無線発信する第1の無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定命令情報を無線発信する第2の無線通信素子が埋め込まれた処理付加物によって、所定の物理的処理が加えられたときの文書処理方法であって、
    前記印刷物に埋め込まれた前記第1の無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信するとともに、前記処理付加物に埋め込まれた前記第2の無線通信素子から前記所定命令情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信ステップによって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施す処理ステップと
    を有することを特徴とする文書処理方法。
  17. 前記処理付加物は、複数の印刷物を一纏めに綴じるステイプラ針であり、
    前記処理ステップは、前記複数の印刷物が前記ステイプラ針によって一纏めに綴じられたとき、前記受信ステップによって受信された複数の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された各電子文書データに対して、前記受信ステップによって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施すことを特徴とする請求項16に記載の文書処理方法。
  18. 前記電子的処理は、前記複数の印刷物にそれぞれ対応する各電子文書データを一纏めにする処理であることを特徴とする請求項17に記載の文書処理方法。
  19. 前記処理付加物は、特定の印刷物に貼り付けられる所定用紙であり、
    前記処理ステップは、前記特定の印刷物に前記所定用紙が貼り付けられたとき、前記受信ステップによって受信された特定の印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信ステップによって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施すことを特徴とする請求項16に記載の文書処理方法。
  20. 前記電子的処理は、前記特定の印刷物に対応する電子文書データに対してアクセス制限を付与する処理であることを特徴とする請求項19に記載の文書処理方法。
  21. 識別情報を無線発信する無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定の物理的処理が加えられた否かを検出する検出ステップと、
    前記印刷物に埋め込まれた無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信する受信ステップと、
    前記検出ステップによって、前記印刷物に対して前記所定の物理的処理が加えられたことが検出されたとき、前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して電子的処理を施す処理ステップと
    を有することを特徴とする、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  22. 識別情報を無線発信する第1の無線通信素子が埋め込まれた用紙に、電子文書保存手段から読み出された電子文書データに基づき印刷が行われて得られた印刷物に対して、所定命令情報を無線発信する第2の無線通信素子が埋め込まれた処理付加物によって、所定の物理的処理が加えられたときの文書処理方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記印刷物に埋め込まれた前記第1の無線通信素子から該印刷物の識別情報を受信するとともに、前記処理付加物に埋め込まれた前記第2の無線通信素子から前記所定命令情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された印刷物の識別情報に対応する、前記電子文書保存手段に保存された電子文書データに対して、前記受信ステップによって受信された所定命令情報に従って電子的処理を施す処理ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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JP2007310545A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 電子文書管理装置、プログラム及び方法
JP2010505716A (ja) * 2006-10-13 2010-02-25 フェラーク アーゲー Rfid印刷製品の個体識別

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