JP2005234679A - 表示機能付き非接触タグおよび非接触タグシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触タグのメモリに格納される表示データの再表示の場合に、リーダライタからのコマンドデータなどに依存することがなく、しかも表示可能なデータを再現表示できるようにした非接触タグの提供。
【解決手段】非接触タグ2をリーダライタ1に接近させると、アンテナ21は、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧を誘起させる。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。その整流電圧により各部の電源がオン状態になると、この電源のオンに応じて各部がリセットされる。制御回路25は、不揮発性メモリ27に記憶される表示データを読み出し、この読み出した表示データを表示器26に書き込む。これにより、その表示データが表示器26に表示される。
【選択図】 図1
【解決手段】非接触タグ2をリーダライタ1に接近させると、アンテナ21は、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧を誘起させる。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。その整流電圧により各部の電源がオン状態になると、この電源のオンに応じて各部がリセットされる。制御回路25は、不揮発性メモリ27に記憶される表示データを読み出し、この読み出した表示データを表示器26に書き込む。これにより、その表示データが表示器26に表示される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リーダライタと組み合わせて使用される非接触タグに関し、特に、表示機能を備えた表示機能付き非接触タグに関するものである。
また、本発明は、その表示機能付き非接触タグとリーダライタとからなる非接触タグシステムに関するものである。
また、本発明は、その表示機能付き非接触タグとリーダライタとからなる非接触タグシステムに関するものである。
従来、非接触ICカードやRFタグのような非接触タグとリーダライタとからなり、その両者の間で、電磁誘導または電磁波により、データの授受および電力の供給ができるようになっている非接触タグシステム(非接触ICカードシステム)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−241383号公報
ところで、従来の非接触タグシステムに使用される非接触ICカードやRFタグのような非接触タグは、表示機能を持っていない。そこで、その非接触タグに表示器を搭載させ、表示機能を持たせることが考えられる。
この場合には、非接触タグをリーダライタの近傍に接近させると、非接触タグがリーダライタから電力の供給を受けられ、表示器が駆動でき所望の表示データの表示が可能となる。一方、非接触タグをリーダライタから遠ざけると、非接触タグはその電力の供給が受けられなくなり、表示器の駆動ができなくなっていったん表示された表示内容が消えてしまう。
この場合には、非接触タグをリーダライタの近傍に接近させると、非接触タグがリーダライタから電力の供給を受けられ、表示器が駆動でき所望の表示データの表示が可能となる。一方、非接触タグをリーダライタから遠ざけると、非接触タグはその電力の供給が受けられなくなり、表示器の駆動ができなくなっていったん表示された表示内容が消えてしまう。
このような不具合は、表示器として電源をオフにするとその表示内容が消えてしまう保存性のないLCDなどを使用する場合に著しい。そこで、表示器として電源をオフにしてもその表示内容が維持される保存性のあるもの、例えばマイクロカプセルを用いた電気泳動型の表示器を使用すれば、その表示内容が一定期間だけ維持される。しかし、電気泳動型の表示器は、保存性はあるものの時間の経過とともに徐々にコントラストが悪化していき表示内容が薄くなり、最後にその表示内容が消えてしまう。
このため、非接触タグに表示器を搭載させ、非接触タグのメモリに格納される表示データを表示器に表示させる場合には、ユーザの要望に応じてその表示データを再表示できることが望まれる。その再表示に際しては、リーダライタからのコマンドデータなどに依存することなく再表示でき、しかも、表示可能なデータを再表示することが望まれる。
さらに、上記のような表示機能を備えた非接触タグとリーダライタとの組み合わせからなる新たな非接触タグシステムを構築することが考えられる。この場合には、その非接触タグの再表示のために、新たなリーダライタの出現が望まれる。
さらに、上記のような表示機能を備えた非接触タグとリーダライタとの組み合わせからなる新たな非接触タグシステムを構築することが考えられる。この場合には、その非接触タグの再表示のために、新たなリーダライタの出現が望まれる。
そこで、本発明の第1の目的は、上記の点に鑑み、非接触タグのメモリに格納される表示データを再表示する場合に、リーダライタ側からのコマンドデータなどに依存することがなく、しかも表示可能なデータを再表示できるようにした表示機能付き非接触タグを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、非接触タグのメモリに格納される表示データの非接触タグを再表示する場合に、リーダライタ側が簡易な構成であっても、非接触タグ側はその表示データを再表示できるようにした非接触タグシステムを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、非接触タグのメモリに格納される表示データの非接触タグを再表示する場合に、リーダライタ側が簡易な構成であっても、非接触タグ側はその表示データを再表示できるようにした非接触タグシステムを提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のように構成するようにした
すなわち、第1の発明は、電磁誘導または電磁波により、外部からデータおよび電力を受信する受信手段と、表示用データを格納する不揮発性のメモリと、前記受信手段で受信した電力で駆動される表示手段と、前記受信手段が受信する電力で駆動され、この駆動を条件に、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えている。
すなわち、第1の発明は、電磁誘導または電磁波により、外部からデータおよび電力を受信する受信手段と、表示用データを格納する不揮発性のメモリと、前記受信手段で受信した電力で駆動される表示手段と、前記受信手段が受信する電力で駆動され、この駆動を条件に、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えている。
第2の発明は、電磁誘導または電磁波により、外部からデータおよび電力を受信する受信手段と、表示用データを格納する不揮発性のメモリと、前記受信手段で受信した電力で駆動される表示手段と、前記受信手段が受信する電力で駆動され、この駆動開始時には、前記受信手段が受信するコマンドデータの処理に先立って、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えている。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記制御手段は、さらに、前記メモリに格納される表示データを前記表示手段に表示すべきか否かを判定し、表示すべきと判定した場合に、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段で表示させるようになっている。
第4の発明は、第1または第3の発明のうちのいずれかの発明である表示機能付き非接触タグと、リーダライタとを備え、前記リーダライタは、前記表示機能付き非接触タグの前記受信手段に対して、電磁誘導または電磁波で電力を伝送する送信手段を備えるようにした。
第4の発明は、第1または第3の発明のうちのいずれかの発明である表示機能付き非接触タグと、リーダライタとを備え、前記リーダライタは、前記表示機能付き非接触タグの前記受信手段に対して、電磁誘導または電磁波で電力を伝送する送信手段を備えるようにした。
このような構成からなる本発明の表示機能付き非接触タグによれば、非接触タグのメモリに格納される表示データを再表示する場合に、リーダライタ側からのコマンドデータなどに依存することなく再表示できる。さらに、表示可能なデータを再表示することができる。
また、本発明の非接触タグシステムによれば、非接触タグのメモリに格納される表示データを非接触タグに再表示する場合に、リーダライタ側が簡易な構成であっても、非接触タグ側ではその表示データを再表示できる。
また、本発明の非接触タグシステムによれば、非接触タグのメモリに格納される表示データを非接触タグに再表示する場合に、リーダライタ側が簡易な構成であっても、非接触タグ側ではその表示データを再表示できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の非接触タグシステムの第1実施形態の全体の構成例を示すブロック図である。
この第1実施形態に係る非接触タグシステムは、図1に示すように、コンピュータなどの上位装置3と接続されるリーダライタ1と、このリーダライタ1との間で非接触によりデータの授受や電力の伝送を行う表示機能付き非接触タグ(以下、非接触タグという)2と、を備えている。
図1は、本発明の非接触タグシステムの第1実施形態の全体の構成例を示すブロック図である。
この第1実施形態に係る非接触タグシステムは、図1に示すように、コンピュータなどの上位装置3と接続されるリーダライタ1と、このリーダライタ1との間で非接触によりデータの授受や電力の伝送を行う表示機能付き非接触タグ(以下、非接触タグという)2と、を備えている。
そして、この非接触タグシステムは、電磁誘導または電磁波により、リーダライタ1からのデータおよび電力を非接触タグ2が受信すると、非接触タグ2はその受信した電力を用いて自己のメモリに格納する表示データを表示するようになっている。
ここで、上記の非接触タグ2は、非接触ICカード、RF−ID(RFタグ)など、リーダライタとの間で電磁誘導または電磁波により、すなわち非接触でデータの授受および電力の伝送ができるものを含む。
ここで、上記の非接触タグ2は、非接触ICカード、RF−ID(RFタグ)など、リーダライタとの間で電磁誘導または電磁波により、すなわち非接触でデータの授受および電力の伝送ができるものを含む。
次に、リーダライタ1の具体的な構成について、図1を参照して説明する。
このリーダライタ1は、図1に示すように、制御回路11と、送信回路12と、受信回路13と、アンテナ14とを備えている。
制御回路11は、コンピュータなどの上位装置3と接続され、その上位装置3との間でデータの授受を行うようになっている。また、制御回路11は、必要な送信データを生成し、その生成した送信データを送信回路12に送るようになっている。さらに、制御回路11は、受信回路13がデータを受信した場合には、その受信データを受け取るとともに、必要な場合にはその受信データを上位装置3に転送するようになっている。
このリーダライタ1は、図1に示すように、制御回路11と、送信回路12と、受信回路13と、アンテナ14とを備えている。
制御回路11は、コンピュータなどの上位装置3と接続され、その上位装置3との間でデータの授受を行うようになっている。また、制御回路11は、必要な送信データを生成し、その生成した送信データを送信回路12に送るようになっている。さらに、制御回路11は、受信回路13がデータを受信した場合には、その受信データを受け取るとともに、必要な場合にはその受信データを上位装置3に転送するようになっている。
送信回路12は、制御回路11から送信データが出力されるときには、その送信データで搬送波を変調して変調波を生成し、この生成した変調波をアンテナ14に供給するようになっている。受信回路13は、アンテナ14が受信した電波から送信データを復調し、この復調データを制御回路11に出力するようになっている。また、アンテナ14は、送信回路12からの変調波を受け取って電磁波の形態で放射したり、非接触タグ2のアンテナ21から放射される電波を受信するためのものである。
次に、非接触タグ2の具体的な構成について、図1を参照して説明する。
この非接触タグ2は、図1に示すように、アンテナ21と、受信回路22と、送信回路23と、整流回路24と、制御回路25と、表示器26と、不揮発性メモリ27と、を備えている。
アンテナ21は、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導による電圧を誘起させ、または送信回路23からの変調波を受け取って電磁波の形態で放射するためのものである。受信回路22は、アンテナ21が受信した電磁波に基づいて受信データを復調し、この復調データを制御回路25に出力するようになっている。また、送信回路23は、制御回路25から送信データが出力されるときには、その送信データで搬送波を変調して変調波を生成し、この生成した変調波をアンテナ21に供給するようになっている。
この非接触タグ2は、図1に示すように、アンテナ21と、受信回路22と、送信回路23と、整流回路24と、制御回路25と、表示器26と、不揮発性メモリ27と、を備えている。
アンテナ21は、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導による電圧を誘起させ、または送信回路23からの変調波を受け取って電磁波の形態で放射するためのものである。受信回路22は、アンテナ21が受信した電磁波に基づいて受信データを復調し、この復調データを制御回路25に出力するようになっている。また、送信回路23は、制御回路25から送信データが出力されるときには、その送信データで搬送波を変調して変調波を生成し、この生成した変調波をアンテナ21に供給するようになっている。
整流回路24は、アンテナ21が受信する電磁波または電磁誘導に基づいて誘起される電圧を整流して整流電圧を生成するようになっている。この整流回路24の整流電圧は、受信回路22、送信回路23、制御回路25、および表示器26の各電源電圧としてその各部に供給されるようになっている。
制御回路25は、受信回路22がデータを受信した場合にはその復調データを受け取り、所定の処理を行うようになっている。また、制御回路25は、必要な送信データを生成し、その生成した送信データを送信回路23に送るようになっている。
制御回路25は、受信回路22がデータを受信した場合にはその復調データを受け取り、所定の処理を行うようになっている。また、制御回路25は、必要な送信データを生成し、その生成した送信データを送信回路23に送るようになっている。
さらに、制御回路25は、非接触タグ2がリーダライタ1に接近し、整流回路24の整流電圧を使用して起動され、この起動を条件に、不揮発性メモリ27に格納される表示データを表示器26に表示するようになっている。この点の表示制御の詳細については、後述する。
表示器26は、各種の表示が可能であるとともに、後述のように不揮発性メモリ27に格納される表示データを表示するものである。この表示器26は、例えば電気泳動型の表示器のように、その表示内容が書き換えできる上に、一定時間にわたって保存性(メモリ性)があるものが使用される。不揮発性メモリ27は、書き換え自在な不揮発性メモリであって、表示器26に表示すべき表示データなどを格納するようになっている。
表示器26は、各種の表示が可能であるとともに、後述のように不揮発性メモリ27に格納される表示データを表示するものである。この表示器26は、例えば電気泳動型の表示器のように、その表示内容が書き換えできる上に、一定時間にわたって保存性(メモリ性)があるものが使用される。不揮発性メモリ27は、書き換え自在な不揮発性メモリであって、表示器26に表示すべき表示データなどを格納するようになっている。
次に、このような構成からなる第1実施形態に係る非接触タグシステムの動作例について、図面を参照して説明する。
まず、非接触タグ2が、リーダライタ1からの表示データを受信し、この受信データを表示する場合の動作について、図1を参照して説明する。
この場合には、非接触タグ2をリーダライタ1に接近させ、両者の間で所定のコマンドの授受を行い、通信が可能である場合に通信を開始する。通信が開始されると、リーダライタ1の制御回路11では表示データを作成し、送信回路12に出力する。送信回路12では、その表示データにより搬送波が変調されて変調波が生成され、この生成された変調波はアンテナ14に供給される。
まず、非接触タグ2が、リーダライタ1からの表示データを受信し、この受信データを表示する場合の動作について、図1を参照して説明する。
この場合には、非接触タグ2をリーダライタ1に接近させ、両者の間で所定のコマンドの授受を行い、通信が可能である場合に通信を開始する。通信が開始されると、リーダライタ1の制御回路11では表示データを作成し、送信回路12に出力する。送信回路12では、その表示データにより搬送波が変調されて変調波が生成され、この生成された変調波はアンテナ14に供給される。
そして、非接触タグ2のアンテナ21が、その変調波を受信すると、受信回路22はその変調波から表示データを復調する。この復調された表示データは、制御回路25により不揮発性メモリ27に書き込まれるとともに、表示器26に表示される。
このように非接触タグ2が受信した表示データは、非接触タグ2をリーダライタ1から遠ざけても、不揮発性メモリ27に記憶されている。
このように非接触タグ2が受信した表示データは、非接触タグ2をリーダライタ1から遠ざけても、不揮発性メモリ27に記憶されている。
次に、上記のように、非接触タグ2の不揮発性メモリ27に記憶された表示データを、表示器26に再表示する場合の第1の動作例について、図1および図2を参照して説明する。
いま、非接触タグ2をリーダライタ1に接近させると、アンテナ21には、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧が誘起される。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。
いま、非接触タグ2をリーダライタ1に接近させると、アンテナ21には、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧が誘起される。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。
そして、整流回路24の整流電圧により各部の電源(パワー)がオン状態になると(ステップS1)、この電源のオンに応じて各部がリセット(初期化)される(ステップS2)。次に、制御回路25は、不揮発性メモリ27に記憶される表示データを読み出し(ステップS3)、この読み出した表示データを表示器26に書き込む(ステップS4)。これにより、その表示データが表示器26に表示される。
その後、制御回路25は、受信回路22がリーダライタ1からのコマンドを受信する待機状態となる(ステップS5)。すなわち、制御回路25は、そのコマンドに優先して上記の表示制御を行う。その後、受信回路22がコマンドを受信すると、所定の一連の通信処理を開始する。
次に、非接触タグ2の不揮発性メモリ27に記憶されている表示データを、表示器26に再表示する場合の第2の動作例について、図1および図3を参照して説明する。
次に、非接触タグ2の不揮発性メモリ27に記憶されている表示データを、表示器26に再表示する場合の第2の動作例について、図1および図3を参照して説明する。
いま、非接触タグ2をリーダライタ1に接近させると、アンテナ21には、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧が誘起される。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。
そして、整流回路24の整流電圧により各部の電源がオン状態になると(ステップS11)、この電源のオンに応じて各部がリセットされる(ステップS12)。次に、制御回路25は、不揮発性メモリ27に格納される表示データを表示器26で表示すべき旨の表示フラグが有るか否かを判定する(ステップS13)。ここで、そのフラグは、リーダライタ1からの指示などに基づいてあらかじめ設定されているものとする。
そして、整流回路24の整流電圧により各部の電源がオン状態になると(ステップS11)、この電源のオンに応じて各部がリセットされる(ステップS12)。次に、制御回路25は、不揮発性メモリ27に格納される表示データを表示器26で表示すべき旨の表示フラグが有るか否かを判定する(ステップS13)。ここで、そのフラグは、リーダライタ1からの指示などに基づいてあらかじめ設定されているものとする。
この判定の結果、表示フラグがある場合には次のステップS14に進む。ステップS14では、制御回路25が、不揮発性メモリ27に記憶される表示データを読み出し、この読み出した表示データを表示器26に書き込む(ステップS15)。これにより、その表示データが表示器26に表示される。
一方、ステップS13において、表示フラグがないと判定された場合には、次のステップS16に進む。ステップS16では、制御回路25は、受信回路22がリーダライタ1からのコマンドを受信する待機状態となる。そして、受信回路22がコマンドを受信すると、所定の一連の通信処理が開始される。
一方、ステップS13において、表示フラグがないと判定された場合には、次のステップS16に進む。ステップS16では、制御回路25は、受信回路22がリーダライタ1からのコマンドを受信する待機状態となる。そして、受信回路22がコマンドを受信すると、所定の一連の通信処理が開始される。
以上説明したように、この実施形態の非接触タグ2によれば、不揮発性メモリ27に格納される表示データの再表示を行う場合に、リーダライタ1側からのコマンドデータなどに依存することがなく再表示できる。しかも、表示可能なデータのみを再表示できる。
次に、本発明の非接触タグシステムの第2実施形態の構成について、図4を参照して説明する。
次に、本発明の非接触タグシステムの第2実施形態の構成について、図4を参照して説明する。
この第2実施形態に係る非接触タグシステムは、図4に示すように、リーダライタ1Aと、このリーダライタ1Aから電磁誘導または電磁波によって電力を受信できる非接触タグ2とを備え、非接触タグ2はその受信した電力を用いて自己のメモリに格納する表示データを表示するようにしたものである。
すなわち、この第2実施形態は、図1に示す第1実施形態のリーダライタ1を、図4に示すリーダライタ1Aに置き換えたものである。従って、他の部分の構成は図1の第1実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略する。
すなわち、この第2実施形態は、図1に示す第1実施形態のリーダライタ1を、図4に示すリーダライタ1Aに置き換えたものである。従って、他の部分の構成は図1の第1実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略する。
リーダライタ1Aは、送信回路12とアンテナ14とからなり、送信回路12は電源が投入されると、一定の周波数の搬送波を発生し、その発生した搬送波をアンテナ14に出力するようになっている。すなわち、このリーダライタ1Aは、非接触タグ2のメモリ27に格納される表示データを表示器26に表示するために、非接触タグ2に対して非接触で電力を送信(伝送)する電力伝送専用のリーダライタである。
次に、このような構成からなる第2実施形態に係る非接触タグシステムの動作例について、図4を参照して説明する。
図4に示す非接触タグ2では、不揮発性メモリ27に記憶される表示データは、リーダライタ1Aを使用して表示器26に再表示するのに先立って、図1に示すリーダライタ1を使用して上記のように予め取得しておくものとする。
図4に示す非接触タグ2では、不揮発性メモリ27に記憶される表示データは、リーダライタ1Aを使用して表示器26に再表示するのに先立って、図1に示すリーダライタ1を使用して上記のように予め取得しておくものとする。
次に、このように取得した表示データを、図4に示すリーダライタ1Aを用いて非接触タグ2の表示器26に再表示する場合の動作例について説明する。
この場合には、非接触タグ2をリーダライタ1Aに接近させると、アンテナ21には、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧が誘起される。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。
この場合には、非接触タグ2をリーダライタ1Aに接近させると、アンテナ21には、リーダライタ1のアンテナ14から放射される電磁波または電磁誘導に基づいて電圧が誘起される。整流回路24は、その誘起電圧の整流動作を行い、この整流電圧が制御回路25や表示器26に電源電圧として供給される。
そして、整流回路24の整流電圧により各部の電源がオン状態になると、この電源のオンに応じて各部がリセットされる。次に、制御回路25は、不揮発性メモリ27に記憶される表示データを読み出し、これを表示器26に表示させる。
以上のように、この第2実施形態によれば、非接触タグ2のメモリに格納される表示データを非接触タグ2へ再表示する場合に、リーダライタ1A側の構成を簡易にすることができる。また、リーダライタ1Aは、図1に示すリーダライタ1と規格が異なる場合でも、再表示を行うことができる。
以上のように、この第2実施形態によれば、非接触タグ2のメモリに格納される表示データを非接触タグ2へ再表示する場合に、リーダライタ1A側の構成を簡易にすることができる。また、リーダライタ1Aは、図1に示すリーダライタ1と規格が異なる場合でも、再表示を行うことができる。
1、1A・・・リーダライタ、2・・・非接触タグ、11・・・制御回路、12・・・送信回路、13・・・受信回路、14・・・アンテナ、21・・・アンテナ、22・・・受信回路、23・・・送信回路、24・・・整流回路、25・・・制御回路、26・・・表示器、27・・・不揮発性メモリ。
Claims (4)
- 電磁誘導または電磁波により、外部からデータおよび電力を受信する受信手段と、
表示用データを格納する不揮発性のメモリと、
前記受信手段で受信した電力で駆動される表示手段と、
前記受信手段が受信する電力で駆動され、この駆動を条件に、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする表示機能付き非接触タグ。 - 電磁誘導または電磁波により、外部からデータおよび電力を受信する受信手段と、
表示用データを格納する不揮発性のメモリと、
前記受信手段で受信した電力で駆動される表示手段と、
前記受信手段が受信する電力で駆動され、この駆動開始時には、前記受信手段が受信するコマンドデータの処理に先立って、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする表示機能付き非接触タグ。 - 前記制御手段は、さらに、前記メモリに格納される表示データを前記表示手段に表示すべきか否かを判定し、表示すべきと判定した場合に、前記メモリに格納される表示用データを読み出して前記表示手段で表示させるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示機能付き非接触タグ。
- 請求項1または請求項3に記載の表示機能付き非接触タグと、リーダライタとからなる非接触タグシステムであって、
前記リーダライタは、
前記表示機能付き非接触タグの前記受信手段に対して、電磁誘導または電磁波で電力を伝送する送信手段を備えていることを特徴とする非接触タグシステム。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |