JP2005234227A - データ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できる。
【解決手段】 データ表示装置50は、データを受付ける入力部52と、入力部52が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解し、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定し、文字データを表示する領域の広さを決定し、かつ優先度と文字データを表示する領域の広さとに基づいて、表示する文字データを決定するCPU54と、CPU54が決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示する表示部70とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、文字列を含むデータを画面に表示するデータ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
文字列を含むデータを表示する際、表示画面の大きさとの兼ね合いにより、すべての文字列を表示できない場合がある。大容量のデータを保存可能な装置(たとえばハードディスクレコーダ)の、コンテンツデータの一覧表示がその一例である。ここでいう「コンテンツ」には、テレビ番組を録画した録画データ、およびデジタルカメラやビデオカメラから録画した画像データが含まれる。
ユーザがあらかじめ予約しておいた録画データ、ユーザが作成したデータ、およびお勧め情報などを保存するハードディスクレコーダが出現している。このようなハードディスクが出現した理由は、大容量のデータが保存できる点にある。ちなみに、ここでいう「お勧め情報」とは、お勧めアルゴリズムによって収集されたコンテンツのことである。「お勧めアルゴリズム」とは、ユーザの好みにあわせた情報を収集するアルゴリズムをいう。
このようなさまざまな大量のコンテンツを保存するハードディスクレコーダを利用する場合、ユーザが各コンテンツを識別しやすく、かつユーザが欲しいコンテンツを探しやすくすることは、不可欠である。
コンテンツ情報(コンテンツの内容を表わす情報のこと。タイトルがその一例である。)の一覧表示を行なった場合、画面にすべての文字情報を表示できないことがある。このことは、ユーザが大量のコンテンツから視聴したいコンテンツを探す際、ユーザが各コンテンツを識別しやすく、かつユーザが欲しいコンテンツを探しやすくすることに対する障壁となる。その理由は、画面にすべての文字情報が表示されない場合、ユーザがコンテンツを識別しにくくなる点にある。また、すべての文字情報が表示されない理由は、次の2点にある。その第1点は、タイトルなどの文字情報の文字数が多すぎる傾向があるという点である。第2点は、画面の表示面積および表示文字数に制限があるという点である。
一方、すべての文字情報を表示するために表示枠を大きくすると、一覧性が悪くなる。その理由は、1つの画面に表示できるコンテンツの数が少なくなる点にある。また、表示される文字サイズを小さくすると、表示された文字が読みにくくなる。表示された文字が読みにくくなると、ユーザは情報を探しにくくなる。このため、表示枠の大きさに基づいて文字数を加減することが工夫されている。
具体的には、特許文献1には、情報全体とその一部分である詳細情報との関係、および重要情報を容易に把握できる情報把握装置を開示する。この装置は、まず欄内の文字・数字そのものを単純に縮小する。縮小率があるしきい値以下になると、この装置は、複数のフォントで表示されていた文字・数字を、単一のフォントで表示させる。さらに縮小率が別のしきい値以下になると、この装置は、文字・数字の位置が矩形表示させる。さらに縮小率が所定のしきい値以下になると、この装置は、文字・数字の位置を直線表示させる。最後に、縮小率が予め定められたしきい値以下になると、この装置は、枠のみを表示させる。これにより、表であるということだけわかる。
また、特許文献2には、表示される文字数が多いと、小さい文字が表示されないように表示する表示装置が開示されている。小さい文字が表示されないので、この表示装置が表示する情報量は減少する。表示される情報量が減少するので、表示内容がより見やすくなり、かつ内容を把握しやすくなる。
しかしながら、特許文献1に開示されたように、欄内の文字や数字を簡略化・縮小化する場合には、縮小時に各欄の内容がわからなくなるという問題点がある。
特許文献2に開示されたように、表示される文字数が多いと、小さい文字が表示されないように表示する場合には、表示されるデータが、同じ文字サイズで構成されたり、ただのテキストデータであったりする(すなわち、そもそも文字のサイズを表わす情報がない)と、上述の効果が得られないという問題点がある。その理由は、文字サイズの大小によって表示するか否かを判断している点にある。
特開平5−80967号公報 特開2003−219294号公報
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面にしたがうと、データ表示装置は、データを受付けるための受付手段と、受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解するための分解手段と、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定するための第1の決定手段と、文字データを表示する領域の広さを決定するための第2の決定手段と、優先度と文字データを表示する領域の広さとに基づいて、表示する文字データを決定するための第3の決定手段と、第3の決定手段が決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示するための表示手段とを含む。
すなわち、受付手段は、データを受付ける。分解手段は、受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する。第1の決定手段は、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する。第2の決定手段は、文字データを表示する領域の広さを決定する。第3の決定手段は、優先度と文字データを表示する領域の広さとに基づいて、表示する文字データを決定する。表示手段は、第3の決定手段が決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示する。これにより、優先度に基づいて決定された、ユーザにとって必要な情報が表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示装置を提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、データ表示装置は、データを受付けるための受付手段と、受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解するための分解手段と、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定するための第1の決定手段と、文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定するための第2の決定手段と、優先度と同時に表示できる文字の文字数とに基づいて、表示する文字データを決定するための第3の決定手段と、第3の決定手段が決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示するための表示手段とを含む。
すなわち、受付手段は、データを受付ける。分解手段は、受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する。第1の決定手段は、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する。第2の決定手段は、文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定する。第3の決定手段は、優先度と同時に表示できる文字の文字数とに基づいて、表示する文字データを決定する。表示手段は、第3の決定手段が決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示する。これにより、優先度に基づいて決定された、ユーザにとって必要な情報が表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示装置を提供することができる。
また、上述の第1の決定手段は、共通する文字を表わす文字データの優先度を、共通する文字とは異なる文字を表わす文字データの優先度より低くするように、共通する文字に応じて優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、共通する文字に応じて優先度を決定するための手段は、共通する文字を表わす文字データの優先度を、共通する文字とは異なる文字を表わす文字データの優先度より低くするように、共通する文字に応じて優先度を決定する。これにより、ユーザにとって必要な情報が合理的に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ合理的に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
もしくは、上述の共通する文字に応じて優先度を決定するための手段は、共通する文字を表わす文字データの多さが優先度の低さに対応するように、優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、優先度を決定するための手段は、共通する文字を表わす文字データの多さが優先度の低さに対応するように、優先度を決定する。これにより、ユーザにとって必要な情報が特に合理的に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ特に合理的に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
また、上述のデータ表示装置は、表示データが属すジャンルを識別するための識別手段をさらに含むことが望ましい。あわせて第1の決定手段は、ジャンルに基づいて定められた文字を表わすか否かに応じて、優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、識別手段は、表示データが属すジャンルを識別する。第1の決定手段は、ジャンルに基づいて定められた文字を表わすか否かに応じて、優先度を決定する。これにより、ユーザにとって必要な情報が的確に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ的確に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
また、上述のデータ表示装置は、文字データが表わす文字の種別を特定するための特定手段をさらに含むことが望ましい。あわせて第1の決定手段は、文字の種別に基づいて、優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、特定手段は、文字データが表わす文字の種別を特定する。第1の決定手段は、文字の種別に基づいて、優先度を決定する。文字の種別は、ユーザにとっての必要性に対応することが多い。これにより、ユーザにとって必要な情報が的確に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ的確に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
また、上述のデータ表示装置は、受付手段が受付けたキーワードを格納するための格納手段をさらに含むことが望ましい。あわせて第1の決定手段は、格納手段が格納するキーワードと同じキーワードを表わす文字データの優先度が高くなるように、優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、格納手段は、受付手段が受付けたキーワードを格納する。第1の決定手段は、格納手段が格納するキーワードと同じキーワードを表わす文字データの優先度が高くなるように、優先度を決定する。これにより、ユーザにとって必要な情報が的確に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ的確に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
また、上述の表示データは、サブデータを含むことが望ましい。あわせてサブデータは、複数の文字列データのいずれかである第1の文字列データを含むことが望ましい。
すなわち、表示データは、サブデータを含む。サブデータは、複数の文字列データのいずれかである第1の文字列データを含む。サブデータには、ユーザにとって必要な情報が集められていることが多い。これにより、ユーザにとって必要な情報が特に合理的に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ特に合理的に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
もしくは、上述の第1の決定手段は、第1の文字列データを分解して得られた第1の文字データが、複数の文字列データのうち、第1の文字列データとは異なる第2の文字列データを分解して得られた第2の文字データと同じ文字を表わす場合、第2の文字データの優先度を、第1の文字データおよび第2の文字データとは異なる文字データの優先度より低くするように、優先度を決定するための手段を含むことが望ましい。
すなわち、第1の決定手段は、第1の文字列データを分解して得られた第1の文字データが、複数の文字列データのうち、第1の文字列データとは異なる第2の文字列データを分解して得られた第2の文字データと同じ文字を表わす場合、第2の文字データの優先度を、第1の文字データおよび第2の文字データとは異なる文字データの優先度より低くするように、優先度を決定する。これにより、ユーザにとって必要な情報が極めて合理的に表示される。その結果、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすくかつ極めて合理的に表示できるデータ表示装置を提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、データ表示プログラムは、データを受付ける受付ステップと、受付手段ステップにおいて受付けた表示データが含む文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する分解ステップと、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する第1の決定ステップと、文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定する第2の決定ステップと、優先度と文字数とに基づいて、表示する文字データを決定する第3の決定ステップと、第3の決定ステップにおいて決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示する表示ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。
すなわち、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示プログラムを提供することができる。
本発明の他の局面にしたがうと、記録媒体は、データ表示プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体である。記録媒体は、データを受付ける受付ステップと、受付手段ステップにおいて受付けた表示データが含む文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する分解ステップと、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する第1の決定ステップと、文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定する第2の決定ステップと、優先度と文字数とに基づいて、表示する文字データを決定する第3の決定ステップと、第3の決定ステップにおいて決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示する表示ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるためのデータ表示プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体である。
すなわち、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することができる。
本発明に係るデータ表示装置、データ表示プログラムおよびデータ表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。各説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係るデータ表示装置50は、入力部52と、CPU(Central Processing Unit)54と、メモリ56と、光磁気ディスク駆動装置58と、表示データ格納部60と、キーワード格納部62と、ジャンルテーブル64と、文字列格納部66と、文字数格納部68と、表示部70とを含む。本実施の形態に係るデータ表示装置50は、入力された表示データの種類に関わらず、その表示データを表示する装置である。「表示データ」とは、表示部70に表示されるデータのことである。録画した番組(お勧め番組を含む)を表わす番組データ、ビデオカメラで撮影した画像データ、ユーザの予定を表わす予定データ、およびお勧め情報が、表示データの一例である。なお、「お勧め番組」とは、上述したお勧めアルゴリズムにより録画された番組をいう。「お勧め情報」とは、お勧めアルゴリズムにより収集された情報をいう。
入力部52は、表示データ、表示データを表示できる最大の広さ、表示データを表示できる最大の文字数、表示指示、およびキーワードなどのデータを受付ける。「キーワード」とは、ユーザの興味があるジャンルや事柄を表わすデータのことである。「表示指示」とは、表示データが含む文字列データの一部を、優先度に基づいて表示させる旨の指示をいう。データ表示装置50は、入力部52が受付けたキーワードに基づいて、上述したお勧めアルゴリズムにより、お勧め番組を録画したり、お勧め情報を収集したりする。入力部52は、インターフェイスおよびキーボード(いずれも図示せず)を含む。インターフェイスは、データ表示装置50に接続されたシステム(図示せず)からデータ(上述したもの)の入力を受付ける。キーボードは、ユーザによるデータ(上述したもの)の入力を受付ける。インターフェイスからの入力とキーボードからの入力の内容に矛盾がある場合、キーボードから入力されたデータが優先される。CPU54は、データ表示装置50の各部を制御する。CPU54は、データ表示装置50が表示データを表示するために必要な情報を処理する回路でもある。メモリ56は、CPU54が処理する情報を一時的に記憶する。光磁気ディスク駆動装置58は、光磁気ディスク(以下、「MO(Magneto-Optical)」と称する)80を装着する。MO80は本実施の形態に係るデータ表示装置50を実現するためのプログラムを記憶する。表示データ格納部60は、入力部52が受付けた表示データを格納する。キーワード格納部62は、入力部52が受付けたキーワードを格納する。本実施の形態において、キーワード格納部62は、キーワードと共に、そのキーワードの優先度を合せて格納する。ジャンルテーブル64は、優先して表示されるキーワードを格納する。ジャンルテーブル64に格納されるキーワードは、ジャンル毎に分類される。ジャンルテーブル64は、ジャンルを表わす情報(「ドラマ」、「シリーズ」、「スポーツ」など)と、ジャンルごとに優先されるキーワード(ジャンルがドラマの場合、「第×話」や「第×回」など)とを対応付けて格納する。これにより、優先されるキーワードがジャンル別に分類されることとなる。後述する文字データが、これらの優先されるキーワードを表わす場合、その文字データの優先度は増加する。文字列格納部66は、後述する文字データ、およびその文字データの優先度を表わすデータを格納する。格納される文字データの「文字列の種別」が特定できる場合、文字列格納部66は、文字データとともに、その「文字列の種別」を表わすデータも格納する。「文字列の種別」とは、文字データの内容に基づいて判断できる種別をいう。時刻(数字の後に「:」が続く)、日付(数字の後に「/」が続く)、チャンネル(数字の後に「CH」が続く)などが「文字列の種別」の一例である。文字数格納部68は、表示部70が表示できる文字数を格納する。表示部70が格納できる文字数は、CPU54が決定する。表示部70で表示できる文字の数は、入力部52に入力された、表示データを表示できる最大の広さに基づいて決定される。表示部70は、表示データを表示する。
このデータ表示装置50は、コンピュータハードウェアとCPU54により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、MO80などの記録媒体に格納されて流通し、光磁気ディスク駆動装置58などにより記録媒体からメモリ56に読出されて、上述したCPU54により実行される。上述したコンピュータのハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、MO80などの記録媒体に記録されたソフトウェアである。なお、コンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
図2および図3を参照して、データ表示装置50で実行されるプログラムは、表示データの表示に関し、以下のような制御構造を有する。
ステップ100(以下、ステップをSと略す)にて、CPU54は、キーワード格納部62、ジャンルテーブル64、および文字列格納部66に格納された情報に基づいて優先度を設定する。優先度は、たとえば「+2」、「−1」などといった、値として設定される。あわせてCPU54は、ユーザまたはシステムの指示に応じて、次の事項を設定する。第1の事項は、メタデータの内容に基づいて文字列の優先度を設定するか否かという事項である。第2の事項は、サブデータ(本実施の形態において「サブデータ」とは、表示データを構成するデータのうち、独立して表示されるデータおよびその独立して表示されるデータに従属するデータをいう。サブデータは単一のデータを表わすこともあり、一群のデータを表わすこともある。)の表示が可能か否かという事項である。第3の事項は、メタデータ(本実施の形態における「メタデータ」とは、文字列データのことをいう。ただし、このステップにおける「メタデータ」は、表示するサブデータが含むメタデータのことをいう。)によって表示データ中の文字列の優先度を決定するか否かという事項である。ただし、第3の事項は、サブデータを表示データと共に表示する場合に設定される。
S102にて、入力部52は、データの入力を受付ける。あわせてCPU54は、入力部52が受付けた表示データを表示データ格納部60に格納する。キーワードを登録する旨の要求があった場合、CPU54は、入力部52が受付けたキーワードを、キーワード格納部62に格納する。さらにCPU54は、表示データの種類を識別する。表示データの種類が電子スケジュール帳などの特定の種類(ユーザが予め設定する)に属する場合、CPU54は、入力された表示データを表示部70に表示させる。
S104にて、CPU54は、ユーザもしくは上述したシステムからの表示指示があるか否かを判断する。表示指示があると判断した場合(S104にてYES)、処理はS106へと移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS102へと移される。
S106にて、CPU54は、表示データを表示する最大の面積に基づいて表示できる文字数を決定する。この「表示データを表示する最大の面積」は、入力部52が受付ける。CPU54は、入力部52が受付けた、表示データを表示する最大の面積を、実際に文字データを表示する領域の広さと決定する。但し、CPU54は、入力部52が、最大の面積に代えて、同時に表示できる文字の文字数を受付けた場合、入力部52が受付けた値を、文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数と決定する。
S108にて、CPU54は、表示データの文字数Nが上述した最大の文字数Lより大きいか否かを判断する。文字数Nが最大の文字数Lより大きいと判断した場合(S108にてYES)、処理はS110へと移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS180へと移される。
S110にて、CPU54は、入力部52が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを分解する。CPU54は、形態素解析により、文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす、文節毎の文字データに分解する。CPU54は、分解して得られた文字データを文字列格納部66に格納する。併せて、CPU54は、分解した文字列の「文字列の種別」を解析する。「文字列の種別」が解析されると、CPU54は、文字列の種別を表わす情報も文字列格納部66に格納する。さらにCPU54は、優先度(このステップでは、どの文字データの優先度も「0」である)を文字列格納部66に格納する。
S112にて、CPU54は、表示データが自動的に収集されたデータ(お勧め情報、お勧め番組など)であるか否かを判断する。自動的に収集されたデータと判断した場合(S112にてYES)、処理はS114へと移される。もしそうでないと(S112にてNO)、処理はS142へと移される。
S114にて、CPU54は、キーワード格納部62にキーワードが格納されているか否かを判断する。キーワードが格納されていると判断した場合(S114にてYES)、処理はS116へと移される。もしそうでないと(S114にてNO)、処理はS142へと移される。
S116にて、CPU54は、表示データが表示部70に表示できるサブデータを含むか否かを判断する。サブデータを含むと判断した場合(S116にてYES)、処理はS118へと移される。もしそうでないと(S116にてNO)、処理はS134へと移される。
S118にて、CPU54は、表示データに含まれたサブデータがメタデータを含むか否かを判断する。メタデータを含むと判断した場合(S118にてYES)、処理はS120へと移される。もしそうでないと(S118にてNO)、処理はS134へと移される。
S120にて、CPU54は、表示データおよびサブデータのいずれかが含むキーワードのうち、未処理のキーワードが存在するか否かを判断する。未処理のキーワードが存在すると判断した場合(S120にてYES)、処理はS122へと移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS132へと移される。
S122にて、CPU54は、未処理のキーワードのうち1つを抽出する。あわせて、CPU54は、キーワードの処理フラグを立てる。このフラグの値はメモリ56に記憶される。キーワードを抽出する方法は特に制限されない。たとえばキーワード格納部62に格納された順に従ってもよい。キーワードはランダムに抽出されてもよい。キーワードがキーワード格納部62に優先度の順に沿って格納されている場合、優先度が高い順に抽出されてもよい。本実施の形態の場合、キーワード毎に優先度(たとえば「+1」や「+3」など)が設定されているので、CPU54は、優先度が大きい順にキーワードを抽出することとする。
S124にて、CPU54は、キーワードを含むメタデータが存在するか否かを判断する。キーワードを含むメタデータが存在すると判断した場合(S124にてYES)、処理はS126へと移される。もしそうでないと(S124にてNO)、処理はS120へと移される。S126にて、CPU54は、メタデータ(キーワードを含むもの)が含まれるサブデータをメモリ56に格納する。これにより、表示されるサブデータが、メモリ56に格納されたサブデータである旨が決定されたこととなる。
S128にて、CPU54は、表示データが含む文字列の中に、メタデータが含む文字列と一致する文字列が存在するか否かを判断する。文字列が存在すると判断した場合(S128にてYES)、処理はS130へと移される。もしそうでないと(S128にてNO)、処理はS132へと移される。
S130にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された、メタデータが含む文字列と一致する文字列を表わす文字データの優先度を「1」下げる。これにより、CPU54は、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定することとなる。S132にて、CPU54は、キーワードの処理フラグをリセットする。
S134にて、CPU54は、表示データおよびサブデータのいずれかが含むキーワードの中に、未処理のキーワードが存在するか否かを判断する。未処理のキーワードが存在すると判断した場合(S134にてYES)、処理はS136へと移される。もしそうでないと(S134にてNO)、処理はS142へと移される。
S136にて、CPU54は、キーワード格納部62からキーワードを抽出する。キーワードを抽出する方法はS122と同一である。
S138にて、CPU54は、表示データがS136で抽出したキーワードを含むか否か判断する。表示データがキーワードを含むと判断した場合(S138にてYES)、処理はS140へと移される。もしそうでないと(S138にてNO)、処理はS134へと移される。
S140にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データのうち、S136にて抽出したキーワードに一致するものの優先度を「0.5」増加させる。これにより、CPU54は、キーワード格納部62が格納するキーワードと同じキーワードを表わす文字データの優先度が高くなるように、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定することとなる。
図4を参照して、データ表示装置50で実行されるプログラムは、表示データの表示に関し、以下のような制御構造を有する。
S142にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列の種別が判定できるか否かを判断する。判定できると判断した場合(S142にてYES)、処理はS144へと移される。もしそうでないと(S142にてNO)、処理はS146へと移される。
S144にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列の種別を決定する。CPU54によって決定された文字列の種別を表わす情報は文字列格納部66に格納される。
S146にて、CPU54は、表示データが含む文字列の中にジャンルテーブル64が格納する文字列と一致するものがあるか否かに基づいて、表示データが所定のジャンルのいずれかに属するか否かを判断する。これにより、CPU54は、表示データが属すジャンルを識別することとなる。所定のジャンルのいずれかに属すると判断した場合(S146にてYES)、処理はS148へと移される。もしそうでないと(S146にてNO)、処理はS152へと移される。
S148にて、CPU54は、表示データが、ジャンルテーブル64に格納された、優先度を増加させる文字列を含むか否かを判断する。文字列を含むと判断した場合(S148にてYES)、処理はS150へと移される。もしそうでないと(S148にてNO)、処理はS152へと移される。S150にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された優先度を表わす値のうち、S148にて一致した文字列の値を「1」増加させる。これにより、CPU54は、ジャンルに基づいて定められた文字を表わすか否かに応じて、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定することとなる。
S152にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列に、未処理の文字列が存在するか否かを判断する。未処理の文字列が存在すると判断した場合(S152にてYES)、処理はS154へと移される。もしそうでないと(S152にてNO)、処理はS168へと移される。S154にて、CPU54は、未処理の文字列を抽出する。抽出方法は、S122と同様である。
S156にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列の中に、未処理の他のデータが存在するか否かを判断する。他のデータが存在すると判断した場合(S156にてYES)、処理はS158へと移される。もしそうでないと(S156にてNO)、処理はS164へと移される。S158にて、CPU54は、S156にて存在すると判断された他のデータを抽出する。抽出方法はS122と同様である。
S160にて、CPU54は、表示データが含む文字列の中に、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列に共通する他の文字列が存在するか否かを判断する。他の文字列が存在すると判断した場合(S160にてYES)、処理はS162へと移される。もしそうでないと(S160にてNO)、処理はS156へと移される。S162にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された優先度のうち、S160にて共通すると判断された文字データの優先度を「1」下げる。これにより、CPU54は、共通する文字を表わす文字データの優先度を、その共通する文字とは異なる文字を表わす文字データの優先度より低くするように、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を、共通する文字に応じて決定することとなる。
S164にて、CPU54は、文字列の種別によって優先度を設定するか否かを判断する。優先度を設定すると判断した場合(S164にてYES)、処理はS166へと移される。もしそうでないと(S164にてNO)、処理はS152へと移される。S166にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データを1つ抽出する。文字データが抽出されると、CPU54は、その抽出された文字データが属する文字列の種別を特定する。文字列の種別が特定されると、CPU54は、その文字列の優先度を、所定の設定情報に従い変更する。本実施の形態の場合、文字列の種別が「時刻」に属する場合、優先度は「2」下げられる。これにより、CPU54は、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定することとなる。
図5を参照して、データ表示装置50で実行されるプログラムは、表示データの表示に関し、以下のような制御構造を有する。
S168にて、CPU54は、サブデータが表示でき、かつ表示されるサブデータが決定されていないか否かを判断する。サブデータが表示でき、かつ表示されるサブデータが決定されていないと判断した場合(S168にてYES)、処理はS170へと移される。もしそうでないと(S168にてNO)、処理はS180へと移される。
S170にて、CPU54は、表示されるサブデータを決定する。決定方法は、特に限定されない。表示方法は、たとえばS120〜S126と同じ処理を経る方法であってもよい。決定方法は、ランダムにサブデータが抽出される方法であってもよい。決定方法は、メタデータを含むサブデータを抽出してもよい。抽出方法は、メタデータが、表示データに含まれる文字列を含むサブデータを抽出する方法であってもよい。本実施の形態において、CPU54は、表示データなどの内容に基づいて、これらの方法のいずれかを選択する。
S172にて、CPU54は、表示されるサブデータがメタデータを含むか否かを判断する。メタデータを含むと判断した場合(S172にてYES)、処理はS174へと移される。もしそうでない場合(S172にてNO)、処理はS180へと移される。
S174にて、CPU54は、メタデータによって優先度を設定するか否かを判断する。優先度を設定すると判断した場合(S174にてYES)、処理はS176へと移される。もしそうでない場合(S174にてNO)、処理はS180へと移される。
S176にて、CPU54は、表示データが含む文字列(すなわちその文字列を表わす文字データ)の中に、メタデータが含む文字列と一致する文字列が存在するか否かを判断する。文字列が存在すると判断した場合(S176にてYES)、処理はS178へと移される。もしそうでない場合(S176にてNO)、処理はS180へと移される。S178にて、CPU54は、S176にて一致すると判断された文字データの優先度を「1」下げる。これにより、CPU54は、複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定することとなる。
図6を参照して、データ表示装置50で実行されるプログラムは、表示データの表示に関し、以下のような制御構造を有する。
S180にて、CPU54は、表示データの文字数Nが表示できる最大の文字数Lを上回るか否かを判断する。上回ると判断した場合(S180にてYES)、処理はS182へと移される。もしそうでないと(S180にてNO)、処理はS196へと移される。S182にて、CPU54は、変数Iに「0」を代入する。
S184にて、CPU54は、表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差が「0」より大きいか否か(まだ表示スペースが残っているか否か)を判断する。「0」より大きいと判断した場合(S184にてYES)、処理はS186へと移される。もしそうでないと(S184にてNO)、処理はS196へと移される。
S186にて、CPU54は、文字列格納部66に優先度が高い文字データが存在するか否か(文字列格納部66に格納された優先度がすべて同じ値ではないか否か)を判断する。優先度の高い文字データが存在すると判断した場合(S186にてYES)、処理はS188へと移される。もしそうでないと(S186にてNO)、処理はS192へと移される。
S188にて、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列のうち、優先度が最も高い文字列を抽出する。S190にて、CPU54は、S188にて抽出された文字データの長さ(文字の数)を変数Iに加える。
S192にて、CPU54は、文字列格納部66に格納され、かつ未だ抽出されていない文字データのうち、文字列格納部66における格納位置が先頭に近い文字データを抽出する。この場合、CPU54は、文字の数が表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差に一致するように、文字データを抽出する。S194にて、CPU54は、変数Iに表示可能な最大の文字数Lを代入する。S196にて、表示部70は、CPU54によって抽出された文字データを出現順に表示する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、データ表示装置50の動作について説明する。
[表題を有する画像データ集を表示させる場合]
CPU54は、優先度を設定する(S100)。優先度が設定されると、CPU54は、入力部52が受付けた表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。この場合、入力部52が受付けた表示データは、複数の画像(富士山に生息する鳥や花の写真などの画像)からなる画像集であって、画像集全体を説明する情報(画像集のタイトルなど)を文字列の形で含んでいることとする。この表示データは、表示データ本体とサブデータとを含む。サブデータは、サブデータ本体とメタデータ(この表示データの場合、サブデータを説明する情報のこと)とを含む。この場合、表示データ本体は「富士山の鳥と花の画像集」という画像集全体を説明する文字列であることとする。サブデータの1つは、富士山の画像データであることとする。このサブデータが含むメタデータは「富士山」という文字列であることとする。表示データが格納されると、CPU54は、ユーザもしくはシステムからの表示指示があるか否かを判断する(S104)。表示指示があると(S104にてYES)、CPU54は、入力部52が受付けた、表題を表示する領域の面積、および表題の文字のサイズに基づいて、表示部70が表示できる最大の文字数Lを決定する(S106)。表示データが複数ある場合、表示データをそれぞれ同様に処理する。しかしこの場合、表示データは上述のデータのみとする。
文字数が決定されると、CPU54は、表示データのタイトル部の文字数Nが表示できる最大の文字数Lを上回るか否かを判断する(S108)。この場合、表示する文字数Nが表示できる文字数Lを上回ると判断するので(S108にてYES)、CPU54は、表示データのうち、上述したタイトルの文字列を分解する。これにより、上述したタイトルは、「富士山の」「鳥や」「花の」および「画像集」に分解される。文字列が分解されると、CPU54は、表示データが自動的に収集されたデータか否かを判断する(S112)。この場合、表示データはそのようなデータではないので(S112にてNO)、CPU54は、文字列格納部66に格納された文字データが表わす、文字列の種別を判定できるか否かを判断する(S142)。この場合、文字列の種別は判定できないので(S142にてNO)、CPU54は、表示データが所定のジャンルのいずれかに属するか否かを判断する(S146)。この場合も表示データは所定のジャンルのいずれにも属していないので(S146にてNO)、CPU54は、文字列格納部66に格納されたすべての文字データが表わす文字列に、未処理の文字列が存在するか否かを判断する(S152)。この場合、どの文字列も未だ処理されていないので(S152にてYES)、CPU54は、文字列を抽出する。文字列は文字列格納部66に格納された文字データの順番が前となる文字列から抽出される。タイトル「富士山の鳥と花の画像集」の場合、文字列は「富士山の」、「鳥と」、「花の」、および「画像集」の順に抽出される。この場合、まず「富士山の」が抽出されることとする。文字列が抽出されると、CPU54は、未処理の他のデータが存在するか否かを判断する(S156)。この場合、文字列格納部66に格納された文字データが表わす他の文字列もすべて未処理なので(S156にてYES)、CPU54は、文字列格納部66から他の文字列を抽出する(S158)。この場合、文字列「鳥と」が抽出される。文字列が抽出されると、CPU54は、文字列が共通するか否かを判断する(S160)。この場合、文字列は共通しないので(S160にてNO)、S156〜S160の処理が繰返される。最終的に、CPU54は、文字列格納部66に、未処理の他のデータが存在しないと判断するので(S156にてNO)、CPU54は、文字列の種別によって優先度を設定するか否かを判断する(S164)。この場合、種別によっては優先度を設定しないと判断するので(S164にてNO)、CPU54は、文字列格納部66に未処理の文字列が存在するか否かを判断する(S152)。この場合、すべての文字列は処理されているので(S152にてNO)、CPU54は、サブデータの表示が可能で、かつ表示されるサブデータが決定されていないか否かを判断する(S168)。この場合、サブデータの表示が可能であって、かつ表示されるサブデータが未だ決定されていないので(S168にてYES)、CPU54は、表示されるサブデータを決定する(S170)。この場合、CPU54は、メタデータを含むサブデータを表示するように決定する。表示するサブデータが決定されると、CPU54は、表示されるサブデータがメタデータを含むか否かを判断する(S172)。この場合、メタデータが含まれるので(S172にてYES)、CPU54は、メタデータにより優先度を設定するか否かを判断する(S174)。この場合、メタデータによって優先度が設定されることとするので(S174にてYES)、CPU54は、表示データのうち、タイトル部分の文字列の中に、メタデータ中の文字列と一致する文字列「富士山」が含まれるか否かを判断する(S176)。この場合メタデータと一致する文字列「富士山」が含まれるので(S176にてYES)、CPU54は、その文字列「富士山」の優先度を「1」下げる(S178)。優先度が下げられると、CPU54は、表示データのタイトル部分の文字数Nが表示部70によって表示される最大の文字数Lを上回るか否かを判断する(S180)。この場合、タイトル部分の文字数Nが表示できる最大の文字数Lを上回るので(S180にてYES)、CPU54は、変数Iに「0」を代入する(S182)。値が代入されると、CPU54は、表示部70が表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差が「0」を上回るか否かを判断する。この場合、「0」を上回ると判断されるので(S184にてYES)、CPU54は、優先度の高い文字データが存在するか否かを判断する(S186)。この場合、優先度は、文字列「富士山」のものを除いてすべて同じ値「0」なので(S186にてYES)、CPU54は、優先度が「0」の文字データの中から順に、文字列「鳥や」を抽出する(S188)。文字データが抽出されると、CPU54は、変数IにS188にて抽出した文字データの文字数を加える(S190)。文字数が加えられると、S184〜S190の処理を経て、再びCPU54は、表示部70が表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差が「0」を上回るか否かを判断する(S184)。最終的には、その値は「0」を下回るので(S184にてNO)、表示部70は、抽出された文字列を表示する(S196)。この場合、表題「富士山の鳥と花の画像集」のうち文字列「富士山」の優先度が「−1」であった他はすべて同じ値(0)である。仮に、表示部70が表示できる最大の文字数Lが7であるとすると、「鳥と」、「花の」、および「画像集」の文字数の総和が7なので、表示部70は「鳥と花の画像集」という文字列を表示することとなる。この場合、表示されない文字列が存在することを明示するため、「…鳥と花の画像集」と表示される。これらS180〜S196の処理により、CPU54は、優先度と文字データを表示する領域の広さと(あるいは優先度と同時に表示できる文字の文字数と)に基づいて、表示する文字データを決定することとなる。また、CPU54は、自らが決定した文字データ、および表示データの少なくとも一部を表示することとなる。
[電子スケジュール帳を表示する場合]
CPU54は、入力部52が受付けた電子スケジュール帳を表わす表示データを、表示データ格納部60に格納する(S102)。入力部52は、インターフェイスから登録済みの予定を含む表示データおよび表示データを表示できる最大の広さ(1日分)の入力を、キーボードから新たに追加される予定の表示データの入力を受付ける。図7および図8を参照して、表示データ格納部60に格納された表示データの内容を説明する。表示データは、2種類のデータテーブルとして表示データ格納部60に格納される。図7に第1のデータテーブルの内容を示す。第1のデータテーブルは、ユーザが登録した予定とID(Identification)との関係を表わすデータテーブルである。図8に第2のデータテーブルの内容を示す。第2のデータテーブルは、IDとユーザが登録した予定の日時とを表わすデータテーブルである。CPU54は、入力部52が受付けた表示データを、予め2種類のデータテーブルに変換した上で、それらのデータテーブルを表示データ格納部60に格納する。この場合、キーボードから入力された表示データは「第1日」についての「9:00ミーティング」、ならびに「第3日」についての「12:00ミーティング」、および「15:00ミーティング」の3つのデータであることとする。この場合、CPU54は、入力された表示データを表示部70に表示させる。図9および図10はこのとき表示部70に表示される画像の内容を表わす。図9は表示データがリスト表示される場合の表示部70の内容を表わす図である。図10は、表示データがカレンダ表示される場合の表示部70の内容を表わす図である。図9に示すように、リスト表示の場合、ユーザが入力した各表示データがすべて表示されている。しかし、図10に示すように、表示データをカレンダ表示により表示すると、表示データの内容をすべて表示することができなくなる。その理由は、表示部70において、1日分の予定を表示する領域が小さ過ぎる点にある。表示データが格納されると、CPU54は、ユーザもしくはシステムからの表示指示があるか否かを判断する(S104)。「表示指示」があると判断されると(S104にてYES)、CPU54は、表示部70のうち1日分の領域に表示できる最大の文字数Lを決定する(S106)。この場合、その最大の文字数Lは10文字に決定されることとする。最大の文字数Lが決定されると、CPU54は、表示データの文字数Nが表示できる最大の文字数Lを上回るか否かを判断する(S108)。この場合、いずれの表示データも、文字数Nは最大の文字数Lを上回るので(S108にてYES)、CPU54は、文字列データを文節毎に分解する(S110)。この場合、表示データ「9:00ミーティング」は「9:00」および「ミーティング」に分解される。表示データ「12:00ミーティング」は「12:00」および「ミーティング」に分解される。表示データ「15:00ミーティング」は「15:00」および「ミーティング」に分解される。分解して得られた文字データは文字列格納部66に格納される。文字データが格納されると、S112を経てCPU54は、文字列格納部66に格納された文字データそれぞれについて種別の判定が可能か否かを判断する(S142)。この場合、「9:00」、「12:00」、および「15:00」は種別の判定が可能と判断されるので(S142にてYES)、CPU54は、これらの文字列の種別を「時刻」と決定する(S144)。文字列の種別が決定されると、S146の処理を経て、CPU54は、未処理の文字列が存在するか否かを判断する(S152)。この場合、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列はいずれも未処理なので(S152にてYES)、CPU54は、文字列「9:00」を抽出する(S154)。文字列が抽出されると、CPU54は、未処理の他のデータが存在するか否かを判断する(S156)。この場合、他のデータが存在するので(S156にてYES)、CPU54は、他の文字列「ミーティング」を抽出する(S158)。他の文字列が抽出されると、CPU54は、抽出された文字列の中に共通する文字列が存在するか否かを判断する(S160)。この場合、共通する文字列が存在しないので(S160にてNO)、S156〜S160の処理を繰返し、文字列「12:00」および「ミーティング」が抽出される。これらの文字列が抽出されると、CPU54は、再び共通する文字列が存在するか否かを判断する(S160)。この場合共通する文字列「ミーティング」が存在するので(S160にてYES)、CPU54は、文字列「ミーティング」の優先度を「1」下げる(S162)。優先度が下げられると、S156〜S162の処理が繰返され、文字列「ミーティング」の優先度は「−4」下げられる。当初、優先度はどの文字列の場合も「0」なので、文字列「ミーティング」の優先度は「−4」となる。これにより、CPU54は、共通する文字を表わす文字データの多さが優先度の低さに対応するように、優先度を決定することとなる。
優先度が下げられた後、CPU54は、未処理の他のデータが存在するか否かを再び判断する(S156)。この場合、未処理の他のデータは存在しないので(S156にてNO)、CPU54は、種別によって優先度を設定するか否かを判断する(S164)。この場合、優先度は設定されないので(S164にてNO)、S152の処理を経て、CPU54は、サブデータの表示が可能で、かつ表示されるサブデータが決定されていないか否かを判断する(S168)。この場合、サブデータが表示できないので(S168にてNO)、CPU54は、各表示データの文字数Nが表示部72の1日分の領域に表示できる最大の文字数Lを上回るか否かを判断する(S180)。この場合、いずれの表示データについても、表示データの文字数Nが表示できる最大の文字数Lを上回るので(S180にてYES)、CPU54は、変数Iに「0」を代入する(S182)。「0」が代入されると、CPU54は、表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差が「0」を上回るか否かを判断する(S184)。この場合、その差は「0」を上回るので(S184にてYES)、CPU54は優先度の高い文字データが存在するか否かを判断する(S186)。この場合、文字列「ミーティング」を表わす文字データの優先度が「−4」であることを除き、どの文字データの優先度も「0」なので(S186にてYES)、CPU54は、文字列「9:00」、「12:00」、および「15:00」をそれぞれ抽出する(S188)。文字データが抽出されると、CPU54は、変数Iに抽出された文字データの文字数Nを加算する(S190)。「第3日」の文字列「12:00」および「15:00」の文字数の総和がちょうど10なのでCPU54は、表示できる最大の文字数Lと変数Iとの差が「0」に等しいと判断する(S184にてNO)。その差が「0」に等しいと判断されるので、表示部70は「第3日」の欄に文字列「12:00」および「15:00」を表示させる(S196)。図11はこの場合の表示部70の表示内容を表わす図である。この図から明らかなように、本実施の形態にかかるデータ表示装置50は、ある文字列AをA1,A2,・・・,およびANといった短い文節に分解する。文字列が文節に分解されると、データ表示装置50は、それぞれの文節に優先度を設定する。優先度が設定されると、データ表示装置50は、A1,A2,・・・,およびANの文節から、表示できる最大の文字数Lに収まり、かつ優先度が高くなる順番で、表示する文節を選択する。この場合、文字列「ミーティング」は表示されない。しかし、表示部70に表示される文字列は元々ユーザが登録した予定である。表示された文字列がユーザにより登録された予定なので、ユーザは表示された文字列が予定を表わすことを容易に推測できる。
[番組一覧表を表示する場合(その1)]
CPU54は、入力部52が受付けた、番組一覧表を表わす表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。表示データが格納されると、S104〜S108の処理を経て、CPU54は、文字列データを文節毎に分解する(S110)。この場合、表示データは、番組名、曜日、時間、およびチャンネルに分解される。分解された文字データは文字列格納部66に格納される。文字データが格納されると、S112〜S150の処理を経て、CPU54は、未処理の文字列が存在するか否かを判断する(S152)。この場合、文字列格納部66に格納された文字データが表わす文字列はいずれも未処理なので(S152にてYES)、CPU54は、番組名を表わす文字列を抽出する(S154)。文字列が抽出されると、CPU54は、未処理の他のデータが存在するか否かを判断する(S156)。この場合、他のデータが存在するので(S156にてYES)、CPU54は、再び番組名を表わす文字列を抽出する(S158)。表示データが番組一覧表である場合、複数の番組の情報が含まれるため、番組名を表わす情報が複数含まれることがある。この点は、曜日、時間、およびチャンネルのいずれについても同様である。番組名を表わす文字列が抽出されると、CPU54は、抽出された文字列の中に共通する文字列が存在するか否かを判断する(S160)。この場合、共通する文字列(番組名)が存在するので(S160にてYES)、CPU54は、番組名を表わす文字列の優先度を「1」下げる(S162)。優先度が下げられると、S156〜S162の処理が繰返され、番組名を表わす文字列の優先度は次第に下げられる。さらにS156〜S162の処理が繰返され、曜日、時間、およびチャンネルを表わす文字列の優先度も下げられた後、CPU54は、未処理の他のデータが存在するか否かを再び判断する(S156)。
[番組一覧表を表示する場合(その2)]
CPU54は、入力部52が受付けた、番組一覧表を表わす表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。この場合に、入力される表示データは、録画されたテレビ番組の番組一覧表を表わすこととする。図12を参照して、表示データ格納部60に格納された表示データの内容を説明する。この表示データは、放送された日時、放送された時間、『木曜ドラマ「××××××××××××」第1話』といったタイトル、ジャンルを表わすキーワード、出演者の氏名、内容、およびGコードを含む。表示データが格納されると、CPU54は、入力された表示データのタイトル部分を表示部70に表示させる。図13にこのとき表示部70が表示する画像を示す。1つの表示データのための表示スペースが小さい。表示スペースが小さいのでタイトルを入れて表示しきれない。S104〜S108を経て、CPU54は、文字列データを文節毎に分解する(S110)。この場合、表示データのうちタイトルの文字列は、「木曜」、「ドラマ」、および「××××××××××××」、および「第1話」に分解される。これらの文節の優先度はそれぞれ「0」である。文字列データが分解されると、S112〜S142を経て、CPU54は、表示データが所定のジャンルのいずれかに属するか否かを判断する(S146)。この場合、表示データは所定のジャンルのうち「ドラマ」に属するので(S146にてYES)、CPU54は、表示データが、ジャンルテーブル64に格納された、優先度を増加させる文字列を含むか否かを判断する(S148)。図14にジャンルテーブル64に格納された、優先度を増加させる文字列を示す。本実施の形態の場合、ジャンルテーブル64に格納されたジャンルは「ドラマ」、「シリーズ」、および「スポーツ」である。ジャンル「ドラマ」についての優先度を上げる文字列は、「第×話」などである。ジャンル「シリーズ」も同様である。ジャンル「スポーツ」の場合、優先度を上げる文字列は、「チーム名VSチーム名」などである。この場合、表示データに、文字列「第1話」が含まれるので(S148にてYES)、CPU54は、その文字列「第1話」の優先度を「1」上げる(S150)。これにより、文字列「第1話」の優先度は「+1」となる。優先度が「1」上げられると、S152〜S190の処理を経て、表示部70は文字列を表示する(S196)。図15を参照して、このとき表示部70に表示される内容を説明する。優先度が最も高い「第一話」および最も先に文字列格納部66に格納されている「木曜ドラマ」が表示される。なお、「木曜ドラマ」と「第一話」との間に「…」といった省略を示す記号を表示させてもよい。但し、本実施の形態の場合、表示部70は、そのような記号を表示しないこととする。
[番組一覧表を表示する場合(その3)]
CPU54は、入力部52が受付けた表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。この場合、入力部52に受付けられる表示データは、上述した「番組一覧表を表示する場合(その2)」における、番組一覧表を表わすデータと同一のデータであるとする。表示データが格納されると、S104〜S112の処理を経て、CPU54は、分解した文字列の種別を判定可能か否かを判断する(S142)。この場合、文字列の種別を判定できると判断されるので(S142にてYES)、CPU54は、分解した文字データの、文字列の種別を決定する(S144)。これにより、文字列「9:00」および「10:08」の種別が「時刻」と決定される。文字列の種別が決定されると、S146〜S162の処理を経て、CPU54は、文字列の種別によって優先度を設定するか否かを判断する(S164)。この場合、文字列の種別によって優先度を設定すると判断されるので(S164にてYES)、CPU54は、文字列の種別に応じて文字データの優先度を変更する(S166)。この場合、文字データ毎の優先度はキーワード格納部62に格納された値に基づいて変更される。文字列の種別「時刻」の場合、キーワード格納部62に格納された値は「−1」である。これにより、文字列「9:00」および「10:08」の優先度はそれぞれ「−1」となる。優先度が変更されると、S152〜S190の処理を経て、表示部70は、文字列を表示する(S196)。図16に、このとき表示部70に表示される内容を示す。この場合、時刻は表示されなくなる。時刻が表示されなくなるのでその他の情報を表示できる。
[お勧め情報を表示する場合]
CPU54は、入力部52が受付けた表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。図17に、このとき表示データ格納部60に格納された表示データの内容を示す。この場合、入力部52が受付ける表示データは、システムが自動的に収集した「お勧め」情報(サブデータを含まない)である。併せて、CPU54は、入力部52のキーボードが受付けたキーワードをキーワード格納部62に格納する。この場合文字列「バーゲン」および「グルメ」が入力されたとする。図18は、このときのキーワード格納部62の内容を表わす図である。データが格納されると、S104〜S110の処理を経て、CPU54は、入力部52が受付けた表示データが「お勧め」表示か否かを判断する(S112)。この場合、表示データは「お勧め」表示なので(S112にてYES)、CPU54は、キーワード格納部62が登録キーワードを格納しているか否かを判断する(S114)。図17において下線を付したように、この場合、登録キーワードが格納されているので(S114にてYES)、CPU54は、表示部70がサブデータを表示できるか否かを判断する(S116)。この場合、サブデータの表示ができないので(S116にてNO)、S134〜S190の処理を経て、表示部70は表示データを表示する。図19を参照して、このとき表示部70が表示する情報の内容を説明する。表示データのうち、キーワード格納部62に格納された「バーゲン」および「グルメ」といった文字列が表示されている。ちなみに、バーゲンなどがある日にユーザが予定を表わす旨を入力した場合、その予定が優先して表示される。
[お勧め番組の番組データ(画像のサブデータ付き)を表示する場合]
入力部52は、表示データおよびユーザの好みのキーワード(ユーザの好みのタレント名など)を受付ける。表示データなどが受付けられると、CPU54は、入力部52が受付けた表示データを表示データ格納部60に格納する(S102)。図20を参照して、表示データ格納部60に格納されたデータの構成を説明する。各表示データは、それぞれID番号を割当てられている。表示データは、表示データ本体、およびサブデータを含む。表示データ本体は、放送された日時、放送された曜日、放送された時間帯、タイトル、ジャンル、出演者、内容、およびGコードを表わす情報を含む。サブデータは、番組データ中のあるワンシーンの画像を表わすデータ、およびメタデータを含む。メタデータは、ワンシーンの画像データの情報を表わす文字列データの一種である。メタデータが表わす内容は、メタデータが表わそうとするシーンの表示時刻、出演者、テロップ、そのシーンに出現する各被写体の名称、およびそのシーンの説明を含む。表示データが表示データ格納部60に格納されると、S104〜S110の処理を経て、CPU54は、入力部52が受付けた表示データがお勧め番組か否かを判断する(S112)。この場合、表示データはお勧め番組なので(S112にてYES)、CPU54は、キーワード格納部62が登録キーワードを格納しているか否かを判断する(S114)。この場合、登録キーワードが格納されているので(S114にてYES)、CPU54は、表示部70がサブデータを表示できるか否かを判断する(S116)。この場合、サブデータの表示ができるので(S116にてYES)、S118を経て、CPU54は、表示データおよびサブデータのいずれかが含むキーワードのうち、未処理のキーワードが存在するか否かを判断する(S120)。この場合、まだどのキーワードも処理されていないので(S120にてYES)、CPU54は、未処理のキーワードのうち1つを抽出する(S122)。キーワードが抽出されると、CPU54は、キーワードを含むメタデータが存在するか否かを判断する(S124)。この場合、キーワードを含むメタデータが存在するので(S124にてYES)、CPU54は、メタデータ(キーワードを含むもの)が含まれるサブデータをメモリ56に格納する(S126)。これにより、ユーザの好みのタレント(あらかじめ名前をキーワードとして登録しておく)が出演する番組が、お勧め番組として録画されていた場合、サブデータの画像とメタデータとからそのタレントが映っている画像を抜き出し、その画像の優先度をあげるといったことができる。「画像の優先度」とは、サブデータが複数の画像を含むとき、どの画像を優先的に表示するか決定するときの優先度のことである。サブデータがメモリ56に格納されると、CPU54は、表示データが含む文字列の中に、メタデータが含む文字列と一致する文字列が存在するか否かを判断する(S128)。文字列が存在すると判断した場合(S128にてYES)、CPU54は、文字列格納部66に格納された、メタデータが含む文字列と一致する文字列を表わす文字データの優先度を「1」下げる(S130)。すなわち、CPU54は、次のような場合、後者の文字データの優先度を、前者および後者の文字データとは異なる文字データの優先度より低くするように、優先度を決定することとなる。その場合とは、メタデータを分解して得られた文字データが、表示データが含む文字列データを分解して得られた文字データと同じ文字を表わす場合のことである。優先度が下げられると、CPU54は、キーワードの処理フラグをリセットする(S132)。フラグがリセットされると、CPU54は、表示データおよびサブデータのいずれかが含むキーワードの中に、未処理のキーワードが存在するか否かを判断する(S134)。この場合、未処理のキーワードが存在しないと判断されるので(S134にてNO)、S142〜S152の処理を経て、CPU54は、サブデータが表示可能であって、表示されるサブデータが決定されていないか否かを判断する(S168)。この場合、サブデータが表示でき、かつ表示されるサブデータがまだ決定されていないので(S168にてYES)、CPU54は、表示するサブデータを決定する(S170)。サブデータが決定されると、CPU54は、サブデータがメタデータを有するか否かを判断する(S172)。この場合、メタデータを有すると判断されるので(S172にてYES)、CPU54は、メタデータによって優先度を設定するか否かを判断する(S174)。この場合、メタデータによって優先度を設定すると判断されるので(S174にてYES)、CPU54は、表示データ本体に含まれた文字列にメタデータが含む文字列と一致する文字列が存在するか否かを判断する(S176)。この場合、メタデータが含む文字列と一致する文字列が含まれると判断されるので(S176にてYES)、CPU54は、その一致する文字データの優先度を「1」下げる(S178)。優先度が下げられると、S180〜S190の処理を経て、表示部70は、表示データを表示する(S196)。図21を参照して、このときの表示部70の内容を説明する。表示部70には、ドラマのワンシーンの画像、第何話かを表わす文字列、ユーザの好みのタレントの画像、および番組名を表わす情報が表示される。表示データの文字列のうち、メタデータの文字列と一致する文字列の優先度が下げられているので、メタデータの文字列に重複する出演者の名前などは表示されない。また、通常ならばタイトルである「××××××××××××第1話」が表示されるところ、「第1話」の文字列のみが表示される。ユーザは、自分が予約した番組なので、画像をみればその番組データを認識できると考えられる。
以上のようにして、本実施の形態に係るデータ表示装置は、優先度に基づき、表示する情報を選択する。優先度の高い情報が表示されるので、ユーザは少ない情報からその内容を的確に読取ることができる。すなわち、文字の情報量が多い場合に、表示文字数の制限がある画面を用いても、文字が表示される領域のさまざまなサイズに応じて、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できる。また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、複数のデータがある場合に、共通する情報が表示されないように、表示する情報を選択する。共通する情報が表示されないので、他のデータとの区別はつきやすくなる。特に、本実施の形態に係るデータ表示装置は、番組一覧表を表示する場合、番組名、曜日、時間、およびチャンネルなど、同じ内容の文字列の優先度を下げる。一方、番組名のうち、ドラマのメインタイトルの他に、毎回異なるサブタイトルが存在する場合、そのサブタイトルの優先度を相対的に高くする。連続ドラマを何話も録画している場合、同じ番組名、曜日、時間、およびチャンネルが並んでいると個々のデータを識別しにくい。これにより、本実施の形態に係るデータ表示装置は、ユーザは少ない情報から番組の内容を的確に読取ることができる。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、お勧め番組を表示する場合、サブデータである画像をみただけで推薦理由がわかり、かつ同時に表示されている文字情報から表示データの内容を把握できる。さらに、本実施の形態に係るデータ表示装置は、画像から把握できる事項(上述の実施の形態の場合であれば「富士山」などがこれにあたる)の優先度を下げる。優先度が下げられるので、冗長な情報は表示されなくなり、かつ小さい画面により幅広い情報を効率的に表示できる。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、ユーザが興味を引きやすく、かつ内容を把握しやすい情報を表示できる。そのような情報が表示されるので、ユーザが欲しい情報を探すことが容易になる。また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、お勧め情報を表示する場合、推薦理由をわかりやすく表示できる。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、録画されたドラマを表わす情報を表示する場合、番組中のシーンを表わす画像とともに、そのシーンのメタデータに含まれない文字列を表示する。それらが表示されると、表示される文字列が少なくてもより見やすく、かつ効率的に情報を表示できる。より見やすく、かつ効率的に情報を表示できる理由は、ユーザが、画像を見ればその番組をある程度認識できる点にある。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、予めジャンルを識別する文字列を格納している。これにより、表示データに特にジャンルを表わす情報が含まれていなくても、タイトルなどにジャンルを識別する文字列が含まれていれば、ジャンルを識別することが可能となる。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、各表示データに含まれる文字列の種別(本実施の形態の場合、「11/2」は日付、「(木)」は曜日、「9:00−10:08」は時間である)を特定し、その種別に基づいて優先度を決定する。たとえば電子スケジュール帳で「9:00ミーティング、12:00昼食」といった表示データを入力した場合、本実施の形態に係るデータ表示装置は、データ中の「9:00」、および「12:00」が時刻であることを解析できる。あらかじめ時刻の優先度をあげるように設定されていた場合、「9:00」、「12:00」が優先して表示されることになる。さらに表示できる文字数が10文字の場合、表示部70には「9:00 12:00」と表示される。この表示方法は、従来の表示方法「9:00ミーティング」よりも、複数の予定があることの把握が容易な方法である。番組一覧表を表示し、かつあらかじめ時刻の優先度を下げるように設定されていた場合、本実施の形態に係るデータ表示装置は、連続ドラマの放送時間が前後しても、放送時間を特に表示させたりせず、サブタイトルなど、より番組の内容の把握を助ける情報を表示させる。データ間で共通する文字列の優先度を下げるばかりでなく、このように情報を表示させることで、ユーザはより容易に番組の内容を把握できる。
また、本実施の形態に係るデータ表示装置は、予め登録されたキーワード(「バーゲン」や「グルメ」など)が文字列に含まれている場合、それらのキーワードに一致する文字列に対する優先度は「1」高くなる。これにより、優先度が高いキーワードが優先して表示される。キーワードが優先して表示されるので、従来の手法(前から順に表示可能な文字数だけ表示する。「××デパートで…」などと表示部70に表示される。または、全部の文字を表示するために文字を小さくする。)に比べ、お勧め情報が2件登録されていることや、バーゲンとグルメに関する情報であることをよりわかりやすく表示できる。詳細を知りたいと思えば、表示モードを変えるなどして全部のデータを見てもよい。それらのことが分かりやすく表示されるので、情報の存在、情報の内容、収集された理由などがある程度理解できる。収集された理由などが理解できるので、詳細に情報を閲覧するか否かの判断が容易となる。スケジュールだけでなく、テレビのお勧め番組の情報を表示する場合にも適用できる。お勧め番組ばかりでなく、通常の番組表や普通の表示データを表示する際にも、同様に適用できる。ユーザが普通に電子番組表を閲覧している場合に、好みの番組を見つけやすくなる。登録したキーワードが目に付きやすくなるためである。
その結果、ハードディスクレコーダ、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ、ビデオ、デジタルカメラ、携帯端末、および電子番組表などのさまざまなコンテンツのいずれかを格納し、かつ情報を表示する機器において、情報の一覧を表示する際、個々に保存されているコンテンツにつき、ユーザの嗜好によって、ユーザにとってより識別しやすく、かつ内容を推測しやすいように、情報を表示することが可能となる。すなわち、文字情報量が多い場合に、画面に表示できる文字数の制限があっても、ユーザにとって必要な情報をわかりやすく表示できるデータ表示装置を提供することができる。
なお、電子スケジュール帳を表示させる場合、S184〜S190の処理にて、表示される文字数が最大の文字数Lに等しくなるまで、文字データが抽出されてもよい。この場合、上述した「第3日」の欄に表示される文字は、「12:00ミーティング 15:00ミーテ」となる。これにより、優先度の高い文字列が、表示できる限り並べて表示される。表示できる限り並べて表示されるので、データ同士を識別しやすくし、かつユーザにとって有用な情報を表示できる。
また、連続ドラマを何回か録画したもののように、複数の番組の一覧表を表示する場合、ある一話にしか登場していない出演者が映っている画像(それぞれの表示データがもつサブデータの中で、表示データの内容を識別しやすいサブデータ)の優先度をあげてもよい。
また、表示データがGコードなどのアイコンを含む場合、そのアイコンをサブデータとみなしてもよい。番組データの一覧表を表示する場合、画面に番組の情報を表示するだけでなく、ユーザの操作を表す情報も表示する場合がある。たとえば、Gコードを使って予約できる場合のGコード予約を表わすアイコンや、複数の録画モードがある場合の録画モードを表わすアイコンが、ユーザの操作を表わす情報である。ユーザがいつも同じ操作やモードを選択する場合、このような情報を表示する意味はない。意味がないのでそれらの情報は省略できる。それらの情報が省略されると、その分タイトルを表示できる最大文字数を増加できる。つまり、ユーザの利用度が低く、かつ内容が共通するサブデータの優先度をさげる。これにより、ユーザの普段の操作に応じて表示を変えられるので、ユーザにとって都合のよい表示を実現される。
また、S110にて、CPU54は、文字列データからキーワード格納部62に格納されたキーワードを抜き出すことにより、文字列データを分解してもよい。この場合、文字列データは、キーワード格納部62に格納されたキーワードと内容が同一の文字データと、文字列データのうちキーワード格納部62に格納されたキーワードに一致しない文字列とに分解される。
また、S196にて、CPU54は、番組一覧表を表示させる場合、タイトルの一致度合い、出演者の一致度合い、曜日、時間帯の一致度合いに基づいて、表示データを選択し、表示させてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の全体構成図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示処理の制御の手順を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示処理の制御の手順を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示処理の制御の手順を示す第3のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示処理の制御の手順を示す第4のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示処理の制御の手順を示す第5のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る表示データ格納部に格納された第1のデータテーブルの内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る表示データ格納部に格納された第2のデータテーブルの内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が表示データをリスト表示する場合の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が入力された表示データをカレンダ表示する場合の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が優先度に応じて情報を表示する場合の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係る表示データ格納部に格納された表示データの内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が録画された表示データを優先度の如何に拘らず表示する場合の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置のジャンルテーブルに記憶された情報の内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が優先度に応じて情報を表示する場合の第1の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が優先度に応じて情報を表示する場合の第2の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示データ格納部が格納する表示データの内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置のキーワード格納部が格納する情報の内容を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が優先度に応じてお勧め情報を表示した場合の表示内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置の表示データ格納部が格納するサブデータ付き表示データの内容を表わす図である。 本発明の実施の形態に係るデータ表示装置が優先度に応じてサブデータを表示した場合の表示内容を表わす図である。
符号の説明
50 データ表示装置、52 入力部、54 CPU、56 メモリ、58 光磁気ディスク駆動装置、60 表示データ格納部、62 キーワード格納部、64 ジャンルテーブル、66 文字列格納部、68 文字数格納部、80 MO。

Claims (11)

  1. データを受付けるための受付手段と、
    前記受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解するための分解手段と、
    前記複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定するための第1の決定手段と、
    前記文字データを表示する領域の広さを決定するための第2の決定手段と、
    前記優先度と文字データを表示する領域の広さとに基づいて、表示する文字データを決定するための第3の決定手段と、
    前記第3の決定手段が決定した文字データ、および前記表示データの少なくとも一部を表示するための表示手段とを含む、データ表示装置。
  2. データを受付けるための受付手段と、
    前記受付手段が受付けた表示データのうち、文字列を表わす文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解するための分解手段と、
    前記複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定するための第1の決定手段と、
    前記文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定するための第2の決定手段と、
    前記優先度と同時に表示できる文字の文字数とに基づいて、表示する文字データを決定するための第3の決定手段と、
    前記第3の決定手段が決定した文字データ、および前記表示データの少なくとも一部を表示するための表示手段とを含む、データ表示装置。
  3. 前記第1の決定手段は、共通する文字を表わす文字データの優先度を、前記共通する文字とは異なる文字を表わす文字データの優先度より低くするように、前記共通する文字に応じて優先度を決定するための手段を含む、請求項2に記載のデータ表示装置。
  4. 前記共通する文字に応じて優先度を決定するための手段は、前記共通する文字を表わす文字データの多さが前記優先度の低さに対応するように、優先度を決定するための手段を含む、請求項3に記載のデータ表示装置。
  5. 前記データ表示装置は、前記表示データが属すジャンルを識別するための識別手段をさらに含み、
    前記第1の決定手段は、前記ジャンルに基づいて定められた文字を表わすか否かに応じて、前記優先度を決定するための手段を含む、請求項2に記載のデータ表示装置。
  6. 前記データ表示装置は、前記文字データが表わす文字の種別を特定するための特定手段をさらに含み、
    前記第1の決定手段は、前記文字の種別に基づいて、前記優先度を決定するための手段を含む、請求項2に記載のデータ表示装置。
  7. 前記データ表示装置は、前記受付手段が受付けたキーワードを格納するための格納手段をさらに含み、
    前記第1の決定手段は、前記格納手段が格納するキーワードと同じキーワードを表わす文字データの優先度が高くなるように、前記優先度を決定するための手段を含む、請求項2に記載のデータ表示装置。
  8. 前記表示データは、サブデータを含み、
    前記サブデータは、複数の前記文字列データのいずれかである第1の文字列データを含む、請求項2に記載のデータ表示装置。
  9. 前記第1の決定手段は、前記第1の文字列データを分解して得られた第1の文字データが、前記複数の文字列データのうち、前記第1の文字列データとは異なる第2の文字列データを分解して得られた第2の文字データと同じ文字を表わす場合、前記第2の文字データの優先度を、前記第1の文字データおよび第2の文字データとは異なる文字データの優先度より低くするように、前記優先度を決定するための手段を含む、請求項8に記載のデータ表示装置。
  10. データを受付ける受付ステップと、
    前記受付手段ステップにおいて受付けた表示データが含む文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する分解ステップと、
    前記複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する第1の決定ステップと、
    前記文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定する第2の決定ステップと、
    前記優先度と文字数とに基づいて、表示する文字データを決定する第3の決定ステップと、
    前記第3の決定ステップにおいて決定した文字データ、および前記表示データの少なくとも一部を表示する表示ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるためのデータ表示プログラム。
  11. データを受付ける受付ステップと、
    前記受付手段ステップにおいて受付けた表示データが含む文字列データを、それぞれ少なくとも1文字を表わす複数の文字データに分解する分解ステップと、
    前記複数の文字データ同士の、相対的な優先度を決定する第1の決定ステップと、
    前記文字データが表わす文字のうち、同時に表示できる文字の文字数を決定する第2の決定ステップと、
    前記優先度と文字数とに基づいて、表示する文字データを決定する第3の決定ステップと、
    前記第3の決定ステップにおいて決定した文字データ、および前記表示データの少なくとも一部を表示する表示ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるためのデータ表示プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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