JP2005233823A - 駆動体診断方法および駆動体診断システム - Google Patents

駆動体診断方法および駆動体診断システム Download PDF

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Abstract

【課題】 多数の駆動体を有する装置や設備における駆動体の診断を迅速に行うことのできる駆動体診断方法、および、この駆動体診断方法の実施に好適な駆動体診断システムを提供する。
【解決手段】 複数の駆動体で構成される、複数の駆動体群それぞれにおいて集音した駆動音に、駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、複数の駆動体群それぞれについて得た残差成分に基づいて、複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定し、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音し、各駆動体から集音した駆動音に基づいて各駆動体の駆動が正常か不良かを判定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、駆動体診断方法、および、この駆動体診断方法を実施するのに好適な駆動体診断システムに関する。
従来より、使い捨ての衛生用紙製品として、「生理用ナプキン」や「紙おむつ」などが知られている。
これら製品は、複数の加工工程をそれぞれ実行する複数の加工部が配備された生産経路上を、これら複数の加工部による加工処理を被加工物が順次受けながら通過することにより生産されている。
これら使い捨ての衛生用紙製品を生産する生産ラインでは、上記複数の加工部に駆動力を伝達する、多数の駆動部品で構成された駆動系統部が、上記生産経路に沿った片側に壁を隔てて配備されている場合がある。これは、駆動部品に用いられている潤滑油などが飛散してこれら製品に付着しないように、また、これら紙製品の加工に伴って発生する紙粉が駆動部品に供給されている潤滑油を吸収してしまわないようにするためである。
ところで、このような生産ラインで生産される紙製品に不良が発生し、その原因が駆動系統部に有ると判明した場合に、この駆動系統部に配備された多くの駆動部品のうちのいずれの駆動部品に駆動不良が発生しているかを突き止めるには、振動計を各駆動部品に接触させ、駆動部品が振動異常を起こしているか否かをみる手法や、赤外線センサで各駆動部品の温度を計り、駆動が不良のときに生じる熱が発生しているか否かを見る手法などが挙げられる。
しかし、これらの方法では、多くの駆動部品を1つ1つ検査しなければならず時間がかかるという問題がある。
さらに、劣化が始まってはいるものの、未だ異常振動や異常発熱という現象が現れていない駆動部品の駆動不良によって製品不良が引き起こされている場合には、これらの手法が使えないという問題がある。
そこで、劣化が始まっている駆動部品からは、異常振動や異常発熱が発生する前段階として異常音が発生することに着目し、検査対象の駆動部品それぞれが正常状態にあるときの各駆動音を基準駆動音としてマイクロフォンで集音し、集音した基準駆動音について予め逆フィルタを作成しておき、その後に駆動不良の駆動部品を突き止める際には、各駆動部品から集音した駆動音に、駆動部品毎に作成した逆フィルタをそれぞれ作用させることで得られた残差成分を評価することでその駆動部品の正常異常を判定するという手法(例えば、特許文献1参照)を取り入れることが考えられる。
特開平7−43259号公報
しかし、上記手法を取り入れることで、異音が出ている初期段階の駆動不良を検出することが可能にはなるものの、多くの駆動部品を1つ1つ検査すると、時間がかかるという問題は依然として残る。
尚、この問題は、生産する製品に不良が発生した場合に、駆動不良を起こしている駆動部品を検出する際に限って生じるものではなく、多くの駆動部品を備えた設備については、製品の生産停止からの早期復旧を前提としない定期診断を行う際などにも同様に生じる問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、多数の駆動体を有する装置や設備における駆動体の診断を迅速に行うことのできる駆動体診断方法、および、この駆動体診断方法の実施に好適な駆動体診断システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の駆動体診断方法のうちの第1の駆動体診断方法は、
それぞれが駆動する複数の駆動体からなる駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
上記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
上記駆動体群における駆動音を、上記基準時点よりも後の時点で、上記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
上記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、この群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、上記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
上記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する第1判定過程と、
上記第1判定過程において、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
上記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、この駆動体が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2判定過程とを有することを特徴とする。
従来は、上記特許文献1の手法を駆動体群に適用しても、特に、同種の駆動体を複数含んでいる場合には、駆動不良に起因した残差成分を逆フィルタで確実に抽出することは困難であると考えられていた。しかし、本発明の発明者らは、駆動体群からでも上記残差成分を抽出することが可能であることを発見した。この発見に基づく本発明の第1の駆動体診断方法では、複数の駆動体からなる駆動体群毎に作成した逆フィルタを用いることで、駆動体群ごとに駆動不良の駆動体の有無を判定するので、例えば、定期診断では、全駆動体の正常駆動を短時間で確認することができる。また、製品に不良が生じて駆動不良の駆動体を突き止める場合も、駆動不良の駆動体を含んでいないと判定された駆動体群を構成する駆動体個々についての駆動不良の有無の判定を省略して、駆動不良の駆動体を含んでいると判定した駆動体群についてのみ、この駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについての駆動音を集音して駆動不良の有無を判定することで、短時間で突き止めることができる。このように、本発明の第1の駆動体診断方法によれば、多くの駆動体を有する装置や設備における駆動体の診断を迅速に行なうことができる。
上記目的を達成するための本発明の駆動体診断方法のうちの第2の駆動体診断方法は、
複数の加工工程をそれぞれ実行する複数の加工部が配備された、被加工物を、この複数の加工部を順次に経て通過させることによって、この複数の加工工程をこの被加工物に対して順次施すことにより使い捨て紙製品を生産する生産経路と、上記加工部に駆動力を伝達する、それぞれが駆動する複数の駆動体からなる複数の駆動体群とを備えた生産ラインの、上記複数の駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
上記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
上記駆動体群における駆動音を、上記基準時点よりも後の時点で、上記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
上記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、この群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、上記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
上記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する判定過程とを有することを特徴とする。
衛生品質が重要視される使い捨て紙製品の生産ラインでは、生産経路と複数の駆動体群とを分離して配置する必要があるために、衛生品質があまり重要視されない製品を生産する生産ラインと比べて、駆動体群の配置スペースが制限される。このため、使い捨て紙製品の生産ラインでは、駆動体群に駆動体が高密度に配備されがちである。さらに、衛生品を製造する観点から、駆動体群を生産経路に沿って片側に配置されてなる駆動系統部を備えた生産ラインでは、その密集度はより高くなる傾向にある。したがって、従来の手法で1つ1つの駆動体について駆動音を分離して集音するのは非常に手間がかかり、実質的に実施不可能と考えられていた。本発明の第2の駆動体診断方法では、駆動不良を起こしている駆動体が含まれていないと判定された駆動体群については、駆動体個々についての駆動不良の有無の判定は省略できるため、使い捨ての紙製品の生産ラインにおける駆動体の診断を迅速に行なうことができる。尚、本発明で使い捨て紙製品の一例としては、紙おむつ、生理用ナプキン、および発汗吸収用、母乳用、若しくは失禁用のパット等、あるいは、化粧拭きシートや掃除用シートなどが挙げられる。
ここで、上記判定過程において、駆動が不良な駆動体が含まれていると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
上記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、駆動音が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2の判定過程とを有することが好適である。
このような過程を有する第2の駆動体診断方法によれば、駆動体群を構成する駆動体個々についての駆動不良の有無まで、駆動体の駆動音に基づいて診断することができ、駆動不良を初期段階で検出することができる。
また、上記群基準駆動音集音過程および上記群実働駆動音集音過程が、一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共にこの頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が上記音反射内壁内に位置すると共にこの受音面が上記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する集音器で上記群基準駆動音および上記群実働駆動音の集音を行なうものであることが好ましく、上記駆動音集音過程が、一端に開口を有するフード、受音面が上記フード内で上記開口の方を向くように配置され、この受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、このマイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端にこのマイクロフォンおよび上記フードが取り付けられ、内部にこの信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する集音器で上記駆動音を集音するものであることも好ましい態様である。
上記目的を達成するための本発明の設備診断システムは、
一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共にこの頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が上記音反射内壁内に位置すると共にこの受音面が上記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する第1の集音器と、
上記第1の集音器により集音した駆動音に、この駆動音の基準となる基準駆動音に基づく逆フィルタを作用させることにより残差成分を抽出する残差成分抽出部と、
一端に開口を有する、第1の集音器のフードよりも小さいフード、受音面が上記フード内で上記開口の方を向くように配置され、この受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、このマイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端にこのマイクロフォンおよび上記フードが取り付けられ、内部にこの信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する第2の集音器とを備えたことを特徴とする。
本発明の駆動体診断システムは、上記フード形状により指向性の高い集音が可能な第1の集音器と、第1の集音器で集音した駆動音に、逆フィルタを作用させて残差成分を抽出する残差成分抽出部と、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプの先端にマイクロフォンおよびフードが取り付けられた第2の集音器とを備えているので、第1の集音器によって、周囲の音を排除した、目標の駆動体群の駆動音のみを集音して、残差成分抽出部で高精度に残差成分を抽出することができる。さらに、第2の集音器によって、例えば、手前側に障害物があり、その奥側に駆動体が配備されている場合などでも容易且つ安全にその奥側の駆動体のみの駆動音を集音することができる。
ここで、上記残差成分抽出部で抽出した残差成分を表示する表示部と、
上記第2の集音器の上記マイクロフォンから出力された信号が表す音を再生するヘッドホーンとを備えることが好ましい。
このような表示部およびヘッドホーンを備えることによって、残差成分抽出部で抽出される残差成分を視認することができ、また、第2の集音器で集音した駆動音を周囲の雑音から切り離して聴くことができる。
本発明の駆動体診断方法によれば、多数の駆動体を有する装置や設備における駆動体の診断を迅速に行うことができ、また、本発明の駆動体診断システムを好適に用いることができる。
本発明の実施形態について説明する。
図1は、「紙おむつ」の生産ラインを上方から見た場合の概略図である。
図1に示す生産ライン100は、通過する被加工物に順次加工が施される、図1の左から右に向けて移動する生産経路101と、この生産経路上に配設され、生産経路を通過する被加工物に処理を施す複数の加工部からなる加工系統部102と、この加工系統部102に駆動力を伝達する駆動系統部103と、これら生産経路101と駆動系統部103とを仕切る仕切壁104とで構成されている。この生産ライン100では、加工系統部102に駆動力を伝達する、多数の駆動部品で構成された駆動系統部103が、製品が生産される上記生産経路101に沿った片側一方に仕切壁104を隔てて配備されている。これにより、駆動系統部103に配備されている駆動部品に用いられている潤滑油などの製品への付着や、製品の加工に伴って発生する紙粉の、駆動系統部103の駆動部品への付着が防止されている。
図2は、図1に示す生産ラインを、図1に示す矢印A方向に見た場合の外観斜視図である。
図2には、加工系統部102による処理の概略が示されており、図2の左側から順に、母紙1021aに粉砕したパルプ1022aを積層するパルプ積層加工部102a、パルプ1022a側に高分子吸収体1021bを積層する吸収体積層加工部102b、母紙1021a側にカバーシート1021cを積層するシート積層加工部102c、高分子吸収体1021b側に不織布1021dを積層する不織布積層加工部102d、これらを製品単位に切断する切断加工部102eが示されており、この後、不図示の、折り曲げ工程および梱包工程を経て製品は生産ラインから外れる。
図3は、図2に示すシート積層加工部における処理を施すための駆動力を伝達する駆動系統部を、図1に示す矢印B方向に見た場合の概略構成図である。
図3には、図2に示すシート積層加工部102cにおけるカバーシート1021cのロールに回転駆動力を伝達するための、ギアボックス1030、ギア1031、プーリ1032、ベルト1033、およびモータ1034などが備えられている様子が示されており、これらは、図1に示す駆動系統部103を構成する多数の駆動部品の一部である。尚、図3には、図2に示すシート積層加工部102cのカバーシート1021cも示されている。しかし、加工系統部102と駆動系統部103との間に備えられている仕切壁104の図示は省略している。したがって、カバーシート1021cのロールへの回転駆動力の伝達は、仕切壁104に穿設された孔に挿通された軸1033aを通じて行なわれている。また、図3に示す2点鎖線で囲まれた範囲Cについての説明は後に譲る。
図4は、本発明の設備診断システムの一実施形態の外観図である。
図4には、本実施形態の診断システム1を構成する、ゾーン集音器11、ポイント集音器12、ヘッドホーン13、および液晶表示パネル14aを備えた本体14が示されている。
図5は、ゾーン集音器およびポイント集音器の断面図である。
図4および図5(a)に示すゾーン集音器11は、回転面形状の音反射内壁が形成されたフード111、および、受音面112aが音反射内壁内に位置すると共に受音面112aがフード111の開口の方を向くように配置され、受音面112aで受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン112を有する。
ここで、図1に示す駆動系統部103の定期診断は、この駆動系統部103に配備された多数の駆動部品から400カ所の駆動部品群をピックアップして行なわれる。図3の範囲Cで示される駆動部品群もそのピックアップされた400カ所の駆動部品群のうちの1つである。
ゾーン集音器11は、これら駆動部品群における駆動音を集音するためのものであり、ゾーン集音器11のフード111には、各駆動部品群における駆動音のみを集音するための、一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点Fを有するものが採用されており、これにより、指向性の高い集音が可能になっている。尚、このゾーン集音器11のフード111には、この集音器を構えやすくするための持ち手113が取り付けられており、また、マイクロフォン112で集音された音を表す信号は、コード150を通じて出力されるようになっている。
図4および図5(b)に示すポイント集音器12は、ゾーン集音器11とは形状の異なる、ゾーン集音器11のフード111よりも小さなフード121、ゾーン集音器11のマイクロフォン112と同じ種類のマイクロフォン112、および、フード121およびマイクロフォン112が先端に取り付けられ、くの字形状に屈曲された中空パイプ122で構成されている。また、このポイント集音器12は、中空パイプ122に対する相対位置を変更するための位置決めガイド123、この位置決めガイド123をマイクロフォン112に固定するためのネジ124bを備え、位置決めガイド123が固定されたマイクロフォン112を、中空パイプ122の先端との間で挟み込んでいるフード121を中空パイプ122に留め置くためのネジ124aも備えている。
このポイント集音器12は、駆動部品群を構成する駆動部品それぞれの駆動音を集音するためのものであり、中空パイプ122内には、マイクロフォン112から出力される、集音した音を表す信号を伝達するコード150が挿通されている。このように、中空パイプ123が屈曲していると、障害物の奥側に配備されている駆動部品の駆動音を容易に集音することができる。また、中空パイプ122内にマイクロフォン112のコード150を挿通することができるため、コード150が垂れ下がるなどして回転を伴う駆動部品などに巻きこまれることを防止することができる。
図4に示す本体は、液晶表示パネル14aを保護するための上蓋14bが取り付けられている折り畳みタイプのものである。また、図4に示すように、この本体14の側面には、ゾーン集音器11またはポイント集音器12のコード150を接続するためのジャック(不図示)が備えられている。
ここで、図4に示す本体14の機能の説明を図6を用いて説明する。
図6は、本体の機能構成図である。
図6には、本体14の構成要素として、ゾーン集音器11またはポイント集音器12のコード150が差し込まれるジャック141と、診断者による、後述するモード選択によって、ジャック141から入力されてきた、音を表す信号の送信先を切り替える切替部142と、切替部142による切替により選択される2つの送信先のうちの一方である逆フィルタ作成部143とが示されている。
この逆フィルタ作成部143では、ゾーン集音器11により集音され入力されてきた、前述の400カ所の駆動部品群が正常の時の駆動音をデジタル的にモデル化し、それを基に逆フィルタを作成する。
また、図6には、本体14の構成要素として、切替部142による切替により選択される2つの送信先のうち、上記逆フィルタ作成部143に対するもう一方の送信先である残差成分抽出部145と、逆フィルタ作成部143で作成された逆フィルタが記憶される逆フィルタメモリ144も示されている。
残差成分抽出部145では、ゾーン集音器11により集音されて入力されてきた、前述の400カ所の駆動部品群の診断時に群駆動音として集音した駆動音と、上記逆フィルタメモリに144に記憶されている、この群駆動音の集音を行なった駆動部品群の逆フィルタとが入力され、この駆動部品群についての、群基準駆動音と群駆動音との差分である残差成分の抽出が行なわれる。
さらに、図6には、残差成分抽出部145で抽出された残差成分を記憶する残差成分メモリ147と、残差成分メモリ147に記憶された残差成分や後述するメニュー表示を行なう液晶表示パネル14aの制御を行なう液晶制御部146とが示されている。尚、図6には、これら構成要素全体の制御を行なうCPU148、およびヘッドホーン13のコード150が接続されるジャック149も示されている。
次に、図7は、本発明の第1の駆動体診断方法および第2の駆動体診断方法の共通の一実施形態を示す図である。
図7には、図1に示す、「紙おむつ」の生産ラインの駆動系統部103に配備された多数の駆動部品の定期診断2における作業の流れが示されている。尚、診断システム1は、この定期診断2において適宜用いられている。
定期診断2は、前述したピックアップされた400カ所の駆動部品群それぞれがまだ正常である時の、駆動部品群それぞれの駆動音を群基準駆動音として既にゾーン集音器11によって集音(フェーズA)され逆フィルタが作成(フェーズB)済みであることが前提であり、その後、この定期診断2においてこれら駆動部品群の駆動音を群実働駆動音としてゾーン集音器11によって集音(フェーズC)し、この実働群駆動音に、この実働群駆動音を集音した駆動部品群の逆フィルタを作用させて残差成分を抽出(フェーズD)することで、診断した駆動部品群に、駆動不良の駆動部品が含まれているか否かをまず判定(フェーズE)する。これにより、駆動不良の駆動部品が含まれている駆動部品群であると判定された場合には、次に、駆動不良の駆動部品が含まれていると判定した駆動部品群を構成する各駆動部品の駆動音を、ポイント集音器12を用いてそれぞれ集音(フェーズF)し、診断者が、その駆動音をヘッドホーンで聴きながら、駆動部品の正常異常を判定(フェースG)する。
ここで、逆フィルタの作成作業について説明する。
逆フィルタの作成は、上述したように、ピックアップされた400カ所の駆動部品群それぞれがまだ正常である時の、駆動部品群それぞれにおける駆動音を群基準駆動音としてゾーン集音器11によって集音することから始まる。
図8および図9は、群基準駆動音の集音の際の診断システムの使用態様である。
図8には、本体14にゾーン集音器11のコード150が接続されている様子が示されており、図9には、診断者が、図1に示す駆動系統部103にゾーン集音器11を向けて、各駆動部品群の群基準駆動音の集音をおこなっている様子が示されている。
ここで、図10は、本体の図示しない電源をオンした後の液晶表示パネルの表示を示す図である。
図10に示す液晶表示パネル14aには、電源がオンされると、上から順に、各駆動部品群から群基準駆動音を集音し逆フィルタを作成するためのアイコン‘逆フィルタ作成’、診断用のアイコン‘診断’、および駆動部品毎の診断結果の履歴を表示するためのアイコン‘履歴表示’が初期メニューとして表示されるようになっている。
図11は、図10に示す初期メニューにおいて、アイコン‘逆フィルタ作成’を選択した場合の液晶表示パネルの表示を示す図である。
図11には、右側上半分に、既に群基準駆動音が集音されて逆フィルタが作成済みである駆動部品群の番号およびゾーン名が表示されており、左側上半分に、これから逆フィルタを作成しようとするゾーン番号およびゾーン名を入力する入力欄141aが示されている。尚、右側上端部には、ゾーン登録の表示をスクロールするためのスクローラ142aが示されている。また、図11の下半分には、集音を開始した群基準駆動音の記録開始を指示するアイコン‘START’、記録終了を指示するアイコン‘STOP’、記録した音についての逆フィルタの作成を指示すると共に、図6に示す逆フィルタメモリへの登録を指示するアイコン‘登録’、図10に示す初期メニューに戻るためのアイコン‘戻る’が表示され、その下方に設けられた波形表示欄143aには、記録した群基準駆動音の波形が表示される。
次に、初期メニューにおいてアイコン‘診断’を選択した場合について説明する。尚、一度逆フィルタを作成すれば、逆フィルタを作成した駆動部品群のいずれかの駆動部品が交換されるまで、その駆動部品群についての定期点検はこれ以下を実施することになる。
図12は、初期メニューにおいて、アイコン‘診断’を選択した場合の、液晶表示パネルの表示を示す図である。
図12には、右側上半分には、図11と同様に、既に群基準駆動音が集音されて逆フィルタが作成済みである駆動部品群の番号およびゾーン名が表示されており、左側上半分には、診断日を入力する入力欄145aと、これから診断を行う駆動部品群の番号を入力する入力欄146a、および、残差成分のボリュームと、判定とが出力される出力欄144aが示されている。出力欄144aのうち‘判定’の欄には、‘正常’または‘異常’のいずれかが表示されるようになっている。尚、右側上端部には、図11と同様に、ゾーン登録の表示をスクロールするためのスクローラ142aが示されている。また、図12の下半分には、集音を開始した駆動部品群の群実働駆動音の記憶開始を指示するアイコン‘START’、記録終了を指示するアイコン‘STOP’、記録した群実働駆動音に逆フィルタを作用させためのアイコン‘抽出’、抽出された残差成分を登録するためのアイコン‘登録’、図10に示す初期メニューに戻るためのアイコン‘戻る’が表示され、その下方に確保されている波形表示欄143aには、診断を行なった駆動部品群の残差成分波形が表示される。尚、診断時における、駆動部品群毎の群実働駆動音の集音は、群基準駆動音を集音する場合、即ち図8に示す、診断システム1の使用態様で、かつ図9に示すように行なわれ、残差成分ボリュームおよび判定は、図12に示す出力欄144aに表示される。また、アイコン‘登録’への操作により、残差ボリュームが図6に示す残差成分メモリ147に記憶される。
ここで、図12に示す表示画面の出力欄‘判定’に‘異常’が表示された場合には、異常と判定された駆動部品群を構成する駆動部品それぞれの駆動音を診断者が聴いて駆動部品毎に正常か異常かの判定を行なう。
図13および図14は、駆動部品群を構成する駆動部品の駆動音を集音する際の診断システムの使用態様である。
図13には、ポイント集音器12のコード150、および、ヘッドホン13のコード150が本合い14に接続されている様子が示されている。
また、図14には、診断者が、図3に範囲Cで示す駆動部品群に駆動不良の駆動部品が含まれているとして、この駆動部品群を構成する複数の駆動部品の1つからポイント集音器12によって駆動音を集音している様子が示されている。
このポイント集音器12は、一部が屈曲した部分を有する中空パイプ122の先端にマイクロフォン112が取り付けられているものであるために、手前に障害物が存在する場合でもその奥側に配備されている駆動部品における駆動音を簡単に集音することができる。
図15は、図10に示す初期メニューにおいて、アイコン‘履歴表示’を選択した場合の、液晶表示パネルの表示を示す図である。
図15には、選択した駆動部品群(ここでは、ゾーン登録番号が1から8)についての、定期診断毎の残差ボリューム履歴が示されており、ここには、直近の診断時にゾーン登録番号5の駆動部品群である‘第2プレス変速器’の残差成分が跳ね上がっている様子が示されており、これは、‘第2プレス変速器’を構成する駆動部品に駆動不良が発生していたおそれがあることを示している。
「紙おむつ」などの使い捨て衛生用紙製品は、高精度の加工が要求されるため、振動や発熱を生じる前の、異音を発する段階で的確に駆動不良を検出する必要があり、また、これらの生産ラインでは、品質確保のために生産経路と駆動系統部とを分離して配置する必要があるために、衛生品質があまり重要視されない製品を生産する生産ラインと比べて、駆動系統部の配置スペースが制限されるため、生産ラインでは、駆動系統部に駆動部品が高密度に配備されがちであるが、図7に示す定期診断2の流れにしたがって、診断システム1を、図8および図13に示す2つの使用態様で適宜使用することにより、駆動不良を起こしている駆動部品が含まれていないと判定された駆動部品群については、駆動部品個々についての駆動不良の有無の判定は省略できるため、生産ラインにおける駆動部品の診断を的確にかつ迅速に行なうことができる。
尚、診断システム1が、液晶表示パネル14aおよびヘッドホン13を備えておらず、例えば、抽出した残差成分および駆動部品における駆動音を出力するスピーカを備えたものであってもよく、定期診断2が、第1の集音器11とは異なる集音器で駆動体群における駆動音を集音するものであってもよく、また、第2の集音器12とは異なる集音器で駆動部品における駆動音を集音するものであってもよい。また、定期診断2における、駆動不良が含まれていると判定された駆動部品群を構成する各駆動部品の駆動不良の有無の判定を、各駆動部品における駆動音に基づいて行なうのではなく、振動計や赤外線センサを用いて行なうものであってもよい。
「紙おむつ」の生産ラインを上方から見た場合の概略図である。 図1に示す生産ラインを、図1に示す矢印A方向に見た場合の外観斜視図である。 図2に示すシート積層加工部における処理を施すための駆動力を伝達する駆動系統部を、図1に示す矢印B方向に見た場合の概略構成図である。 本発明の設備診断システムの一実施形態の外観図である。 ゾーン集音器およびポイント集音器の断面図である。 本体の機能構成図である。 本発明の第1の駆動体診断方法および第2の駆動体診断方法の共通の一実施形態を示す図である。 群基準駆動音の集音の際の診断システムの使用態様である。 群基準駆動音の集音の際の診断システムの使用態様である。 本体の図示しない電源をオンした後の液晶表示パネルの表示を示す図である。 図10に示す初期メニューにおいて、アイコン‘逆フィルタ作成’を選択した場合の液晶表示パネルの表示を示す図である。 初期メニューにおいて、アイコン‘診断’を選択した場合の、液晶表示パネルの表示を示す図である。 駆動部品群を構成する駆動部品の駆動音を集音する際の診断システムの使用態様である。 駆動部品群を構成する駆動部品の駆動音を集音する際の診断システムの使用態様である。 図10に示す初期メニューにおいて、アイコン‘履歴表示’を選択した場合の、液晶表示パネルの表示を示す図である。
符号の説明
1 診断システム
11 ゾーン集音器
111、121 フード
112 マイクロフォン
112a 受音面
12 ポイント集音器
13 ヘッドホーン
14 本体
141、149 ジャック
142 切替部
143 逆フィルタ作成部
144 逆フィルタメモリ
145 残差成分抽出部
146 液晶制御部
147 残差成分メモリ
148 CPU
14a 液晶表示パネル
2 定期診断
100 生産ライン
101 生産経路
102 加工系統部
103 駆動系統部
104 仕切壁

Claims (7)

  1. それぞれが駆動する複数の駆動体からなる駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
    前記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
    前記駆動体群における駆動音を、前記基準時点よりも後の時点で、前記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
    前記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、該群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、前記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
    前記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する第1判定過程と、
    前記第1判定過程において、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
    前記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、該駆動体が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2判定過程とを有することを特徴とする駆動体診断方法。
  2. 複数の加工工程をそれぞれ実行する複数の加工部が配備された、被加工物を、該複数の加工部を順次に経て通過させることによって、該複数の加工工程を該被加工物に対して順次施すことにより使い捨て紙製品を生産する生産経路と、前記加工部に駆動力を伝達する、それぞれが駆動する複数の駆動体からなる複数の駆動体群とを備えた生産ラインの、前記複数の駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
    前記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
    前記駆動体群における駆動音を、前記基準時点よりも後の時点で、前記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
    前記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、該群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、前記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
    前記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する判定過程とを有することを特徴とする駆動体診断方法。
  3. 前記判定過程において、駆動が不良な駆動体が含まれていると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
    前記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、駆動音が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2の判定過程とを有する請求項2記載の駆動体診断方法。
  4. 前記群基準駆動音集音過程および前記群実働駆動音集音過程が、一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共に該頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が前記音反射内壁内に位置すると共に該受音面が前記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する集音器で前記群基準駆動音および前記群実働駆動音の集音を行なう過程のものであることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動体診断方法。
  5. 前記駆動音集音過程が、一端に開口を有するフード、受音面が前記フード内で前記開口の方を向くように配置され、該受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、該マイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端に該マイクロフォンおよび前記フードが取り付けられ、内部に該信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する集音器で前記駆動音を集音するものであることを特徴とする請求項1または3記載の駆動体診断方法。
  6. 一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共に該頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が前記音反射内壁内に位置すると共に該受音面が前記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する第1の集音器と、
    前記第1の集音器により集音した駆動音に、該駆動音の基準となる基準駆動音に基づく逆フィルタを作用させることにより残差成分を抽出する残差成分抽出部と、
    一端に開口を有する、第1の集音器のフードよりも小さいフード、受音面が前記フード内で前記開口の方を向くように配置され、該受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、該マイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端に該マイクロフォンおよび前記フードが取り付けられ、内部に該信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する第2の集音器とを備えたことを特徴とする駆動体診断システム。
  7. 前記残差成分抽出部で抽出した残差成分を表示する表示部と、
    前記第2の集音器の前記マイクロフォンから出力された信号が表す音を再生するヘッドホーンとを備えたことを特徴とする請求項6記載の駆動体診断システム。
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