JP2005233823A - 駆動体診断方法および駆動体診断システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の駆動体で構成される、複数の駆動体群それぞれにおいて集音した駆動音に、駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、複数の駆動体群それぞれについて得た残差成分に基づいて、複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定し、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音し、各駆動体から集音した駆動音に基づいて各駆動体の駆動が正常か不良かを判定する。
【選択図】 図4
Description
それぞれが駆動する複数の駆動体からなる駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
上記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
上記駆動体群における駆動音を、上記基準時点よりも後の時点で、上記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
上記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、この群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、上記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
上記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する第1判定過程と、
上記第1判定過程において、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
上記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、この駆動体が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2判定過程とを有することを特徴とする。
複数の加工工程をそれぞれ実行する複数の加工部が配備された、被加工物を、この複数の加工部を順次に経て通過させることによって、この複数の加工工程をこの被加工物に対して順次施すことにより使い捨て紙製品を生産する生産経路と、上記加工部に駆動力を伝達する、それぞれが駆動する複数の駆動体からなる複数の駆動体群とを備えた生産ラインの、上記複数の駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
上記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
上記駆動体群における駆動音を、上記基準時点よりも後の時点で、上記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
上記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、この群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、上記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
上記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、上記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する判定過程とを有することを特徴とする。
上記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、駆動音が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2の判定過程とを有することが好適である。
一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共にこの頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が上記音反射内壁内に位置すると共にこの受音面が上記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する第1の集音器と、
上記第1の集音器により集音した駆動音に、この駆動音の基準となる基準駆動音に基づく逆フィルタを作用させることにより残差成分を抽出する残差成分抽出部と、
一端に開口を有する、第1の集音器のフードよりも小さいフード、受音面が上記フード内で上記開口の方を向くように配置され、この受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、このマイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端にこのマイクロフォンおよび上記フードが取り付けられ、内部にこの信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する第2の集音器とを備えたことを特徴とする。
上記第2の集音器の上記マイクロフォンから出力された信号が表す音を再生するヘッドホーンとを備えることが好ましい。
11 ゾーン集音器
111、121 フード
112 マイクロフォン
112a 受音面
12 ポイント集音器
13 ヘッドホーン
14 本体
141、149 ジャック
142 切替部
143 逆フィルタ作成部
144 逆フィルタメモリ
145 残差成分抽出部
146 液晶制御部
147 残差成分メモリ
148 CPU
14a 液晶表示パネル
2 定期診断
100 生産ライン
101 生産経路
102 加工系統部
103 駆動系統部
104 仕切壁
Claims (7)
- それぞれが駆動する複数の駆動体からなる駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
前記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
前記駆動体群における駆動音を、前記基準時点よりも後の時点で、前記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
前記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、該群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、前記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
前記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する第1判定過程と、
前記第1判定過程において、駆動が不良な駆動体を含んでいると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
前記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、該駆動体が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2判定過程とを有することを特徴とする駆動体診断方法。 - 複数の加工工程をそれぞれ実行する複数の加工部が配備された、被加工物を、該複数の加工部を順次に経て通過させることによって、該複数の加工工程を該被加工物に対して順次施すことにより使い捨て紙製品を生産する生産経路と、前記加工部に駆動力を伝達する、それぞれが駆動する複数の駆動体からなる複数の駆動体群とを備えた生産ラインの、前記複数の駆動体群における駆動音を、ある基準時点で、複数の駆動体群それぞれについて、群基準駆動音として集音する群基準駆動音集音過程と、
前記群基準駆動音集音過程で集音された群基準駆動音に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて逆フィルタを作成する逆フィルタ作成過程と、
前記駆動体群における駆動音を、前記基準時点よりも後の時点で、前記複数の駆動体群それぞれについて、群実働駆動音として集音する群実働駆動音集音過程と、
前記群実働駆動音集音過程で集音した群実働駆動音に、該群実働駆動音が集音された駆動体群について作成された逆フィルタを作用させて、前記複数の駆動体群それぞれについて残差成分を抽出する残差成分抽出過程と、
前記残差成分抽出過程で抽出された残差成分に基づいて、前記複数の駆動体群それぞれについて、駆動が不良な駆動体を含んでいるか否かを判定する判定過程とを有することを特徴とする駆動体診断方法。 - 前記判定過程において、駆動が不良な駆動体が含まれていると判定された駆動体群を構成する複数の駆動体それぞれについて駆動音を集音する駆動音集音過程と、
前記駆動音集音過程で集音された駆動音に基づいて、駆動音が集音された駆動体の駆動が正常か不良かを判定する第2の判定過程とを有する請求項2記載の駆動体診断方法。 - 前記群基準駆動音集音過程および前記群実働駆動音集音過程が、一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共に該頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が前記音反射内壁内に位置すると共に該受音面が前記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する集音器で前記群基準駆動音および前記群実働駆動音の集音を行なう過程のものであることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動体診断方法。
- 前記駆動音集音過程が、一端に開口を有するフード、受音面が前記フード内で前記開口の方を向くように配置され、該受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、該マイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端に該マイクロフォンおよび前記フードが取り付けられ、内部に該信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する集音器で前記駆動音を集音するものであることを特徴とする請求項1または3記載の駆動体診断方法。
- 一端の頂点から所定の焦点距離はなれた位置に焦点を有すると共に該頂点とは反対側の他端に開口を有する回転面形状の音反射内壁が形成されたフード、および、受音面が前記音反射内壁内に位置すると共に該受音面が前記開口の方を向くように配置されたマイクロフォンを有する第1の集音器と、
前記第1の集音器により集音した駆動音に、該駆動音の基準となる基準駆動音に基づく逆フィルタを作用させることにより残差成分を抽出する残差成分抽出部と、
一端に開口を有する、第1の集音器のフードよりも小さいフード、受音面が前記フード内で前記開口の方を向くように配置され、該受音面で受音した音を表す信号を出力するマイクロフォン、該マイクロフォンが出力する信号を伝達する信号コード、および、先端に該マイクロフォンおよび前記フードが取り付けられ、内部に該信号コードが挿通された、一部が屈曲若しくは湾曲した中空パイプを有する第2の集音器とを備えたことを特徴とする駆動体診断システム。 - 前記残差成分抽出部で抽出した残差成分を表示する表示部と、
前記第2の集音器の前記マイクロフォンから出力された信号が表す音を再生するヘッドホーンとを備えたことを特徴とする請求項6記載の駆動体診断システム。
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