JP2005233219A - サーボピストン機構及び流量調整弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ケーシング内の高圧プレナム部13と流路22とを接続するリリーフ通路31が設けられている。このリリーフ通路31は、ピストン12の開口22aと流路22とを接続するピストン通路21より下流側に設けられてあって、一端が高圧プレナム部13に向けて開口されると共に、他端が流路22の途中位置に直に開口されている。そして、このリリーフ通路31の途中位置に第1のオリフィス32が設けられている。また、前記流路22においてリリーフ通路31より下流側に第2のオリフィス33が設けられている。
【選択図】 図1
Description
その際、前記差圧がさほど大きくなく、流路22の開口22a側の圧力が、低圧プレナム部14の圧力と同じ圧の場合には、開口22aと低圧プレナム部14との間で流体の移動が発生しないが、高圧プレナム部13と低圧プレナム部14との流体の差圧が、予め設定された値以上に大きくなり、流体が流路22内に流入してその内部圧力が低圧プレナム部14の圧力と同圧まで上昇すると、逆止弁23が開放作動することで、流路22に入り込んだ流体がスリーブ15の端部における開口22bからケースプレナム部24に排出され、これによって、ピストン12にシール手段を設けなくとも高圧プレナム部13からの高圧流体が低圧プレナム部14側に漏出するのを防いで、高圧プレナム部13及び低圧プレナム部14間のシール性を確保すると共に、ピストン12の良好な制御を行えるようにしている。
しかしながら、従来のサーボピストン機構1は、逆止弁23が設けられていると、その構成部品点数が多く、組立工数の増加を招くばかりでなく、逆止弁自体が元々高価であるという問題があり、ひいてはこれを採用した流量調整弁が高騰するなどの問題があった。
請求項1に係る発明は、流体が供給されるケーシングと、スリーブが設けられて前記ケーシング内の高圧プレナム部と低圧プレナム部との間に摺動可能に取り付けられたピストンと、該ピストン及び前記スリーブの内部に形成されて前記ピストンの外周部とスリーブの端部との開口を接続する流路の途中位置に設けられ、前記スリーブの端部方向への流体移動を許容する一方、その逆方向の流体移動を防ぐリリーフ手段とを備えたサーボピストン機構において、前記リリーフ手段は、前記高圧プレナム部と前記流路とを接続するリリーフ通路が形成されると共に、該リリーフ通路と、前記流路の前記リリーフ通路より下流側とにオリフィスがそれぞれ設けられて構成することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のサーボピストン機構において、前記リリーフ通路は、前記流路に対し、前記ピストンの開口と前記流路とを接続するピストン通路の下流側に接続されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のサーボピストン機構を備えることを特徴とする。
図1に示す実施形態のサーボピストン機構10は、サーボ圧発生手段2により油等の流体がサーボ圧供給路3A、3Bを介してケーシング11内の高圧プレナム部13及び低圧プレナム部14に送り込まれることで、ピストン12が高圧プレナム部13及び低圧プレナム部14間で摺動され、ピストン12に設けられたスリーブ15が流路16と接続される排出通路17を開閉したりその開度を調節することで、液体消費系5に送り出される液体の送出流量を調整するようになっている。
なお、図2におけるケーシング11は、概略形状を表した図1のものとは作図上若干異なっているが、機能上では全く同一である。
そして、この実施形態では、ケーシング1内の高圧プレナム部13と流路22とを接続するリリーフ通路31が設けられている。このリリーフ通路31は、ピストン12の開口22aと流路22とを接続するピストン通路21より下流側に設けられてあって、一端が高圧プレナム部13に向けて開口されると共に、他端が流路22の途中位置に直に開口されている。そして、このリリーフ通路31の途中位置に第1のオリフィス32が設けられている。また、前記流路22においてリリーフ通路31より下流側に第2のオリフィス33が設けられ、この第2のオリフィス33と第1のオリフィス32とリリーフ通路31とでリリーフ手段が構成されている。
従って、この実施形態によれば、高圧側の流体が低圧側に漏出するのを防止することができ、部品点数及び組立工数を削減して構成の簡素化を図ると共に、低廉化を図ることもできる。
なお、図示実施形態において、サーボピストン機構が液体の送出流量を調整する場合について示したが、液体のみならず、気体であってもよく、従って、流体の供給流量を調整できる種々の流量調整弁に適用しても、同様の作用効果を得ることができる。
11 ケーシング
12 ピストン
13 高圧プレナム部
14 低圧プレナム部
15 スリーブ
21 ピストン通路
22 流路
22a、22b 開口
31 リリーフ通路
32 第1のオリフィス
33 第2のオリフィス
Claims (3)
- 流体が供給されるケーシングと、スリーブが設けられて前記ケーシング内の高圧プレナム部及び低圧プレナム部間に摺動可能に取り付けられたピストンと、該ピストン及び前記スリーブの内部に形成されて前記ピストンの外周部と前記スリーブの端部との開口を接続する流路の途中位置に設けられ、前記スリーブの端部方向への流体移動を許容する一方、その逆方向の流体移動を防ぐリリーフ手段とを備えたサーボピストン機構において、
前記リリーフ手段は、前記高圧プレナム部と前記流路とを接続するリリーフ通路が形成されると共に、該リリーフ通路と、前記流路の前記リリーフ通路より下流側とにオリフィスがそれぞれ設けられて構成されることを特徴とするサーボピストン機構。 - 請求項1記載のサーボピストン機構において、
前記リリーフ通路は、前記流路に対し、前記ピストンの開口と前記流路とを接続するピストン通路の下流側に接続されていることを特徴とするサーボピストン機構。 - 請求項1又は2記載のサーボピストン機構を備えることを特徴とする流量調整弁。
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