JP2005232905A - 洗面化粧台の排水構造 - Google Patents

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JP2005232905A
JP2005232905A JP2004046262A JP2004046262A JP2005232905A JP 2005232905 A JP2005232905 A JP 2005232905A JP 2004046262 A JP2004046262 A JP 2004046262A JP 2004046262 A JP2004046262 A JP 2004046262A JP 2005232905 A JP2005232905 A JP 2005232905A
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Tomohiro Hagino
知浩 萩野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】広い収納スペースを確保できるとともに、収納物の出し入れも容易であり、キャビネット内の見た目もよい洗面化粧台の排水構造を提供する。
【解決手段】洗面ボウルBの下部に垂設された排水口3と、椀トラップとからなる排水構造であって、該椀トラップは、椀トラップ本体1と、その底部を貫通する排水管4の上部開放端5に切り欠き部を周設した溢流口51と、この溢流口51を覆うとともに、上記椀トラップ本体1と水封構造を形成する円筒形蓋体の水封部2とからなり、上記排水口3に椀トラップ本体1が着脱自在に係合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗面化粧台に関する。さらに詳しくは、洗面化粧台のキャビネット内に設けられ、排水トラップを備えた洗面化粧台の排水構造に関する。
従来、洗面化粧台において洗面ボウルを支持するキャネット内では、排水本管から臭気が上昇逆流することを防ぐため、通常、略垂直な排水管の中程をS字状に蛇行させてU字管部を形成するとともに、このU字管部に排水自身を滞留させて封止水とする排水トラップが設けられている。しかしながら、上記S字状に配管された排水トラップがキャビネットの略中央部に位置するため、収納物の出し入れの邪魔となり、また、キャネット内の収納スペースが減少し、さらに、キャビネットを開けたとき、S字状の配管が見えて外見上も好ましくないという問題がある。そこで、これらの問題を解決するため、種々の先行技術が提案されている。
特開2003−144341号公報(第1−3頁、第1〜4図) 特開平9−316955号公報(第1−4頁、第1図、第6図)
本発明は、上記問題を解決して、サニタリー用品等の物品を収納する、さらに広い収納スペースを確保できるとともに、配管が収納物の出し入れの邪魔とならないように配設され、余分な配管をなくし、キャビネット内の見た目もよい洗面化粧台の排水構造を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明によれば、洗面ボウルの下部に垂設された排水口と、椀トラップとからなる排水構造であって、該椀トラップは、椀トラップ本体と、その底部を貫通する排水管の上部開放端に切り欠き部を周設した溢流口と、この溢流口を覆うとともに、上記椀トラップ本体と水封構造を形成する円筒形蓋体の水封部とからなり、上記排水口に椀トラップ本体が着脱自在に係合された洗面化粧台の排水構造が提供される。
上記椀トラップ本体を弾性を有する合成樹脂から形成するとともに、その上部開口縁内側に係止部を周設し、上記排水口の外周縁に被係止部が周設されることが好ましい。上記弾性を有する合成樹脂としては、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等をあげることができる。上記排水管が椀トラップ本体の底部中央部を貫通して垂設され、排水本管に接続されることが好ましい。
請求項1に記載の発明は上記のとおりであり、とくに、洗面ボウルに垂設された排水口に椀トラップ本体が着脱自在に係合されているため、余分な配管を設けることなく、上記排水口と椀トラップとが直結されて水封構造を形成し、排水本管から臭気が上昇逆流することを防ぐ。
上記椀トラップ本体を弾性を有する合成樹脂から形成するとともに、その上部開口縁内側に係止部を周設し、上記排水口の外周縁に被係止部が周設されているため、上記弾性を有する係止部を、陶製の被係止部にワンタッチで弾性係合できるため、取付けの作業性を向上させることができる。また、保守、リフォーム等の場合には椀トラップ本体の弾性係合を解除して容易に取り外すことができる。
上記排水管が椀トラップ本体の底部中央部を貫通して垂設され、排水本管に接続されているため、キャビネット内に余分な配管を設けることが不要となり、収納スペースを大きく取ることができるとともに、収納物の出し入れも容易となり、また、キャビネット内がスッキリと、見た目もよいものとなる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかる洗面化粧台の排水構造を示す分解断面図である。図1からよくわかるように、上記排水構造は、洗面ボウルBの下部に垂設された排水口3と、椀トラップを構成する椀トラップ本体1と、椀トラップ本体1の底部12を貫通し、排水を流す排水管4と、この排水管4の上部開放端5を切欠いて設けられた溢流口51と、この溢流口5をカバーするとともに、水封する円筒形蓋体の水封部2とからなっている。上記洗面ボウルBは陶製であり、弾性合成樹脂から形成された椀トラップ本体1の内周面に設けられた係止部11は、洗面ボウルBの下部に垂設された排水口3の外周面に設けられた被係止部31に着脱自在に弾性係合する。
図2は、図1に示す係止部11を被係止部31に弾性係合し、上記排水口3と椀トラップ1とを一体的に構成してなる、本発明にかかる排水構造を示す部分断面図である。上記排水構造は、後記するように、洗面化粧台のキャビネットC内に収められ、このキャビネットC内には、通常、サニタリー用品等が収納されている。図3は、椀トラップ本体1の底部12を貫通し、排水を流す排水管4と、この排水管4の上部開放端5を切欠いて設けた溢流口51を示す部分断面斜視図である。
図2、図3からよくわかるように、排水は洗面ボウルB内を矢印で示すように水封部2の回りを流れ、封止脚部21を経て溢流口51から排水管4に流れる。上記排水は、流出が止まった後は、椀トラップ本体1内に貯留して封止水Wとして機能し、排水本管(図示せず)から排水管4を経て逆流した臭気は、封止脚部21で水封され、さらに上昇することを防げる。また、図3からよくわかるように、上記溢流口51は髪の毛、ゴミ等の等の夾雑物を遮って、水のみをスムースに流出させるとともに、フィルターとしても機能し、溜まった夾雑物は、水封部2を取れば容易に除去することができる。
図4は、本発明の排水構造を備えた洗面化粧台を示す概略構成図である。図4から、洗面ボウルBの下部に垂設された排水口3から椀トラップ本体1を介して排水管4がキャビネットC内を垂下し、スッキリと配管されていることが明らかである。したがって、従来のS字状配管によるデッドスペースをなくして収納スペースを大きく取ることが可能となり、また、収納物の出し入れが容易となるとともに、キャビネットCを開けたときの見た目もよいものとなる。
本発明にかかる洗面化粧台の排水構造を示す分解断面図である。 本発明にかかる洗面化粧台の排水構造を示す要部断面図である。 椀トラップの要部を示す一部切欠き斜視図である。 本発明の排水構造を備えた洗面化粧台を示す概略構成図である。
符号の説明
1 椀トラップ本体
11 係止部
12 底部
2 水封部
21 封止脚部
3 排水口
31 被係止部
4 排水管
5 排水管の上部開放端
51 溢流口
B 洗面ボウル
C キャビネット
W 封止水

Claims (3)

  1. 洗面ボウルの下部に垂設された排水口と、椀トラップとからなる排水構造であって、該椀トラップは、椀トラップ本体と、その底部を貫通する排水管の上部開放端に切り欠き部を周設した溢流口と、この溢流口を覆うとともに、上記椀トラップ本体と水封構造を形成する円筒形蓋体の水封部とからなり、上記排水口に椀トラップ本体が着脱自在に係合された洗面化粧台の排水構造。
  2. 上記椀トラップ本体を弾性を有する合成樹脂から形成するとともに、その上部開口縁内側に係止部を周設し、上記排水口の外周縁に周設された被係止部と着脱自在に係合する請求項1に記載の洗面化粧台の排水構造。
  3. 上記排水管が椀トラップ本体の底部中央部を貫通して垂設され、排水本管に接続された請求項1に記載の洗面化粧台の排水構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144523A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Daikyo Nishikawa Kk ボウルの排水構造
JP2011020011A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Kubota Corp 洗米装置
CN103147494A (zh) * 2013-02-06 2013-06-12 泉州科发卫浴有限公司 一种水槽下水器及水槽下水器防臭方法

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