JP2005232831A - 自動水栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】混合水栓用としても単水栓用としても共通に使用可能な自動水栓を安価に提供する。
【解決手段】吐水口16に到る主水路20上に設けた電気式開閉弁90をセンサ18による人体の感知・非感知に基づいて制御部24により開閉させ、吐水口16から自動的に吐水又は吐水停止するようになした自動水栓10において、電気式開閉弁90の上流側に、吐水口16からの吐水の流量調節と温度調節とを行うための手動式開閉弁をユニット化して成る弁カートリッジを嵌込状態に組込み可能なカートリッジ穴76を備えておき、そこに弁カートリッジを組み込むのに代えて、カートリッジ穴76の開口部を閉鎖する盲キャップ及びカートリッジ穴76に臨む湯の流入口40を閉鎖する栓体を装着して自動水栓10を単水栓化する。
【選択図】 図2
【解決手段】吐水口16に到る主水路20上に設けた電気式開閉弁90をセンサ18による人体の感知・非感知に基づいて制御部24により開閉させ、吐水口16から自動的に吐水又は吐水停止するようになした自動水栓10において、電気式開閉弁90の上流側に、吐水口16からの吐水の流量調節と温度調節とを行うための手動式開閉弁をユニット化して成る弁カートリッジを嵌込状態に組込み可能なカートリッジ穴76を備えておき、そこに弁カートリッジを組み込むのに代えて、カートリッジ穴76の開口部を閉鎖する盲キャップ及びカートリッジ穴76に臨む湯の流入口40を閉鎖する栓体を装着して自動水栓10を単水栓化する。
【選択図】 図2
Description
この発明は自動水栓に関し、詳しくは吐水口からの吐水と吐水停止(止水)とを自動的に行うための電気式開閉弁の上流側に、吐水の流量調節を行う手動式開閉弁をユニット化して成る弁カートリッジの組込用のカートリッジ穴を備えて成る自動水栓に関する。
従来より、レバーハンドルの操作一つで吐水口からの吐水及び吐水停止(止水)、吐水の流量調節及び温度調節を行うように成したシングルレバー式の混合水栓が広く使用されている。
図10,図11はその具体例を示している。
図10及び図11において、200はシングルレバー式の混合水栓202における水栓本体で、204はその水栓本体200から延び出した吐水管、206は吐水管204の前端部に設けられた吐水口である。
208は水栓本体200の上部に設けられたハンドルで、前方に延び出したレバー210を備えている。
図10,図11はその具体例を示している。
図10及び図11において、200はシングルレバー式の混合水栓202における水栓本体で、204はその水栓本体200から延び出した吐水管、206は吐水管204の前端部に設けられた吐水口である。
208は水栓本体200の上部に設けられたハンドルで、前方に延び出したレバー210を備えている。
このシングルレバー式の混合水栓202では、レバー210によってハンドル208を左右に回転操作することで、水,湯のサプライ管212を通じて送られて来た水,湯の混合比率即ち温度調節が行われ、また上下に回転操作することで吐水口206からの吐水の流量調節及び吐水・吐水停止が行われる。
この混合水栓202は、水栓本体200の内部に吐水の流量調節と温度調節とを行うための手動式開閉弁214が組み込まれている。
手動式開閉弁214は、固定弁体216とその上面の摺動面を摺動する可動弁体218とを有している。
手動式開閉弁214は、弁ケーシング220及び可動弁体218とハンドル208とを作動的に連結する係合レバー222等とともに弁カートリッジ224としてユニット化されており、そしてその弁カートリッジ224が、水栓本体200に設けられたカートリッジ穴226に図中下向きに嵌め込まれた上、固定ナット228にて固定され、更にその固定ナット228による固定部分が化粧キャップ230にて表面化粧されている。
手動式開閉弁214は、固定弁体216とその上面の摺動面を摺動する可動弁体218とを有している。
手動式開閉弁214は、弁ケーシング220及び可動弁体218とハンドル208とを作動的に連結する係合レバー222等とともに弁カートリッジ224としてユニット化されており、そしてその弁カートリッジ224が、水栓本体200に設けられたカートリッジ穴226に図中下向きに嵌め込まれた上、固定ナット228にて固定され、更にその固定ナット228による固定部分が化粧キャップ230にて表面化粧されている。
水栓本体200にはまた、カートリッジ穴226の下側において水,湯の各水路232(図10ではその一方のみが示されている)が設けられており、そしてその上端の水,湯の各流入口234(図10ではその一方のみが示されている)がカートリッジ穴226に臨んで開口させられている。
ところでこのシングルレバー式の混合水栓202の場合、これを単水栓として使用するとき、即ち水のみを吐水する水栓として使用するときにおいても、弁カートリッジ224を搭載した状態でそのまま単水栓として使用していた。
単水栓として使用するときには湯水の混合機能即ち温度調節機能は不要であり、従って単水栓として使用するときにはその温度調節機能は余分な機能となるが、このシングルレバー式の混合水栓202の場合、手動式開閉弁214により流量調節と温度調節とを一体で併せて行うことから、これを取り外して単水栓化するということが実際上できないことによる。
即ち手動式開閉弁214を取り除いてしまうと吐水・吐水停止機能及び流量調節機能が失われてしまって、水栓として機能しなくなってしまうからである。
単水栓として使用するときには湯水の混合機能即ち温度調節機能は不要であり、従って単水栓として使用するときにはその温度調節機能は余分な機能となるが、このシングルレバー式の混合水栓202の場合、手動式開閉弁214により流量調節と温度調節とを一体で併せて行うことから、これを取り外して単水栓化するということが実際上できないことによる。
即ち手動式開閉弁214を取り除いてしまうと吐水・吐水停止機能及び流量調節機能が失われてしまって、水栓として機能しなくなってしまうからである。
一方公共トイレの手洗用水栓等として、吐水口に到る主水路上に電気式開閉弁を設け、その電気式開閉弁をセンサによる人体の感知・非感知に基づいて制御部により開閉させ、吐水口から自動的に吐水・吐水停止するように成した自動水栓が広く使用されている。
この自動水栓は、センサ前方に手を差し出したり手を引き抜いたりするだけで、非接触で吐水・吐水停止させ得て手洗いを行うことができ、衛生的であることから、公共トイレの手洗用水栓等として好適に用いられている。
近年、この自動水栓を家庭用の水栓として用いることも考えられており、この場合単に手洗い以外の用途でも水栓を用い得るようにかかる自動水栓に吐水の流量調節機能を備えておくことが望ましい。
この自動水栓は、センサ前方に手を差し出したり手を引き抜いたりするだけで、非接触で吐水・吐水停止させ得て手洗いを行うことができ、衛生的であることから、公共トイレの手洗用水栓等として好適に用いられている。
近年、この自動水栓を家庭用の水栓として用いることも考えられており、この場合単に手洗い以外の用途でも水栓を用い得るようにかかる自動水栓に吐水の流量調節機能を備えておくことが望ましい。
従来、この種流量調節機能付きの自動水栓として、電気式開閉弁の上流側に主水路を流通する水量即ち吐水口からの吐水の流量及び温度調節可能な手動式開閉弁を設けるとともに、その手動式開閉弁を操作するハンドルを備えた形態のものが提案されている。
例えば下記特許文献1に、この種手動式開閉弁及びハンドルを備えた形態の自動水栓が開示されている。
この吐水口からの吐水の流量調節及び温度調節を行う手動式開閉弁付きの自動水栓の場合、単に吐水・吐水停止のみならず吐水口からの流量調節と温度調節をも行うことができ、家庭等の水栓として用いる場合に利便性が高く好適なものである。
例えば下記特許文献1に、この種手動式開閉弁及びハンドルを備えた形態の自動水栓が開示されている。
この吐水口からの吐水の流量調節及び温度調節を行う手動式開閉弁付きの自動水栓の場合、単に吐水・吐水停止のみならず吐水口からの流量調節と温度調節をも行うことができ、家庭等の水栓として用いる場合に利便性が高く好適なものである。
この自動水栓においても、これを湯水混合水栓として用いる場合と、単に水のみを吐水させる単水栓として用いる場合、即ち単水栓としての機能のみで十分の場合があり、この場合混合水栓専用の自動水栓と単水栓専用の自動水栓とを別々に構成すると2種類の自動水栓が必要となり、必然的にコストも高いものとなってしまう。
一方でこのような場合に、上記のシングルレバー式の混合水栓と同様、自動水栓を単水栓として用いる場合においても、流量調節及び温度調節の機能を備えた手動式開閉弁をそのまま自動水栓に搭載したままこれを単水栓として用いることも考えられる。
しかしながらこのようにして、特に必要としない流量調節機能及び温度調節機能のための手動式開閉弁をそのまま搭載しておくことは無駄が多く(自動水栓を単水栓として使用するときには吐水・止水(吐水停止)動作させるだけで良く、手動式開閉弁における流量調節機能もまた不要である)、手動式開閉弁に要するコストが余分なコストとなってしまう。
しかしながらこのようにして、特に必要としない流量調節機能及び温度調節機能のための手動式開閉弁をそのまま搭載しておくことは無駄が多く(自動水栓を単水栓として使用するときには吐水・止水(吐水停止)動作させるだけで良く、手動式開閉弁における流量調節機能もまた不要である)、手動式開閉弁に要するコストが余分なコストとなってしまう。
以上では手動式開閉弁が流量調節と温度調節とを行う弁である場合について述べたが、かかる手動式開閉弁が単に流量調節だけを行う弁である場合においても事情は同様で、流量調節機能付きの自動水栓をそのような流量調節機能を有しない単に吐水と吐水停止のみを行う自動水栓として用いる場合においても同様の問題が生じる。
本発明はこのような事情を背景とし、流量調節機能を備えた水栓としても、またそのような流量調節機能を持たず単なる吐水・止水だけを行う水栓としても共通に使用可能な自動水栓を安価に提供することを目的として成されたものである。
而して請求項1のものは、吐水口に到る主水路上に設けた電気式開閉弁をセンサによる人体の感知・非感知に基づいて制御部により開閉させ、該吐水口から自動的に吐水又は吐水停止するようになした自動水栓において、前記電気式開閉弁の上流側に、前記吐水口からの吐水の流量調節を行うための手動式開閉弁をユニット化して成る弁カートリッジを嵌込状態に組込み可能なカートリッジ穴が備えてあるとともに、該カートリッジ穴に前記弁カートリッジを組み込むのに代えて該カートリッジ穴の、外部に開放された開口部を閉鎖する盲キャップが備えてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記手動式開閉弁が温度調節機能を有する弁であり、前記カートリッジ穴に臨む湯の流入口を閉鎖する栓体を更に備えてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記栓体が前記盲キャップに設けてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記盲キャップが、該盲キャップの装着時に前記弁カートリッジの組込み時とほぼ同等の通水空間を前記カートリッジ穴内部に形成するダミーの弁カートリッジとして構成してあることを特徴とする。
以上のように本発明の自動水栓は、電気式開閉弁の上流側に流量調節を行うための手動式開閉弁の弁カートリッジの組込用のカートリッジ穴を備えるとともに、弁カートリッジを組み込むのに代えてカートリッジ穴における開口部を閉鎖する盲キャップを備えたものである。
本発明では、上記盲キャップの装着に代えてカートリッジ穴に流量調節を行うための手動式開閉弁のユニット、即ち弁カートリッジを組み込んでおくことで、自動水栓を流量調節機能を有する水栓として構成することができ、また弁カートリッジに代えて盲キャップを装着しておくことで、自動水栓を流量調節機能を有しない単に吐水・止水を行う水栓として構成することができる。
この場合、盲キャップにて閉鎖されたカートリッジ穴の内部は単に水の通路となる。
この場合、盲キャップにて閉鎖されたカートリッジ穴の内部は単に水の通路となる。
而してこのように自動水栓を単に吐水・止水のみを行う水栓として構成するとき、本発明ではカートリッジ穴に弁カートリッジを組み込んでおかず、即ち自動水栓に弁カートリッジを搭載しておかず、カートリッジ穴を単に盲キャップで閉鎖するだけであるため、本来必要としない弁カートリッジのためにコストが高くなるといった問題を解決することができる。
本発明の対象とする自動水栓の場合には、手動式開閉弁とは別に吐水口からの吐水・吐水停止を自動的に行うための電気式開閉弁が別途に備えてあり、従って弁カートリッジを無くしても特に支障は生じない。
本発明はこのような自動水栓の特質に着眼してなされたものである。
本発明はこのような自動水栓の特質に着眼してなされたものである。
本発明では、自動水栓を単水栓化するに際し、単に弁カートリッジを省略できるだけでなく、その操作用の手動ハンドルや化粧キャップ等も併せて不要化し得、それらに要するコストも併せて削減することができる。
本発明は上記手動式開閉弁が温度調節機能を有する弁である場合にも適用でき、この場合において弁カートリッジを装着するのに代えてカートリッジ穴を盲キャップで閉鎖し、またカートリッジ穴に臨む湯の流入口を栓体で閉鎖しておくことで、流量調節及び温度調節機能を有しない単水栓として自動水栓を構成することができる(請求項2)。
上記湯の流入口を閉鎖する栓体は、これを盲キャップに設けておくことができる(請求項3)。
このようにすれば所要部品点数を更に削減することができ、また組付けの工数も低減することができる。
このようにすれば所要部品点数を更に削減することができ、また組付けの工数も低減することができる。
請求項4は、盲キャップを、その盲キャップの装着時に弁カートリッジの組込み時とほぼ同等の通水空間をカートリッジ穴内部に形成するダミーの弁カートリッジとして構成したもので、このようにすれば、カートリッジ穴が不必要に広い通水空間となるのを避け得て、そのカートリッジ穴内部に多量の水が停滞してこれが死水となってしまうのを避けることができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10は自動水栓で、12はその水栓本体である。
水栓本体12はカウンター等の取付基体の上面14から起立する状態で設置されている。即ち水栓本体12は取付基体の表側に露出する状態で設置されている。
図1及び図2において、10は自動水栓で、12はその水栓本体である。
水栓本体12はカウンター等の取付基体の上面14から起立する状態で設置されている。即ち水栓本体12は取付基体の表側に露出する状態で設置されている。
図1及び図2に示しているように、水栓本体12の先端部下面には吐水口16が設けられており、更にその近傍位置にセンサ18が前方斜め下向きに向けて設けられている。
この自動水栓10にあっては、センサ18による人体(使用者)、具体的には差し出された手の感知・非感知に基づいて吐水口16から自動的に吐水又は吐水停止する。
この自動水栓10にあっては、センサ18による人体(使用者)、具体的には差し出された手の感知・非感知に基づいて吐水口16から自動的に吐水又は吐水停止する。
水栓本体12の上面には押ボタン式のスイッチ21が設けられている。
この自動水栓10にあっては、スイッチ21をオン操作することによっても吐水口16から吐水させることができる。具体的にはスイッチ21をオン操作することで、後述の電磁弁32を開弁させて吐水口16から吐水開始することができる。
この自動水栓10にあっては、スイッチ21をオン操作することによっても吐水口16から吐水させることができる。具体的にはスイッチ21をオン操作することで、後述の電磁弁32を開弁させて吐水口16から吐水開始することができる。
この場合スイッチ21から手を離しても、即ちスイッチ21に対する操作力を除いた後においても電磁弁32は設定時間(ここでは10分間)開弁状態に保持され、従って吐水口16からはその設定時間吐水が継続される。
そして設定時間経過すると自動的に電磁弁32が閉弁されて吐水口16からの吐水が停止する。
そして設定時間経過すると自動的に電磁弁32が閉弁されて吐水口16からの吐水が停止する。
図2において、24は制御基板でセンサ18,スイッチ21及び電磁弁32等がこの制御基板24に電気的に接続されている。
水栓本体12の内部には、図3に詳しく示しているように吐水口16に到る主水路20上に、主弁としてのダイヤフラム弁22とパイロット弁としての電磁弁32とを備えた電気式開閉弁90が設けられている。
26は主水路20上に設けられた弁座で、この弁座26に対しダイヤフラム弁22が着座することで、主水路20がダイヤフラム弁22より上流側の配管側水路20Aと、それより下流側の吐水口側水路20Bとに遮断されるようになっている。
26は主水路20上に設けられた弁座で、この弁座26に対しダイヤフラム弁22が着座することで、主水路20がダイヤフラム弁22より上流側の配管側水路20Aと、それより下流側の吐水口側水路20Bとに遮断されるようになっている。
28はそのダイヤフラム弁22の背面側に形成された背圧室で、ダイヤフラム弁22はこの背圧室28の圧力(水圧)によって閉弁させられ且つ閉弁状態に保持される。
30はこの背圧室28と主水路20における吐水口側水路20Bとを連絡するパイロット水路で、このパイロット水路30上にプランジャ弁体31を有するパイロット弁としての電磁弁32が、パイロット水路30を開閉可能に配設されている。
30はこの背圧室28と主水路20における吐水口側水路20Bとを連絡するパイロット水路で、このパイロット水路30上にプランジャ弁体31を有するパイロット弁としての電磁弁32が、パイロット水路30を開閉可能に配設されている。
本実施形態の自動水栓10にあっては、電磁弁32の開弁によってパイロット水路30が開放されると、背圧室28内の水がパイロット水路30を通じて主水路20における吐水口側水路20Bへと流れ出す。
これにより、図4に示しているように背圧室28内の圧力が消失してダイヤフラム弁22が給水圧により開弁させられる。即ち主水路20が開放される。
ここにおいて配管側水路20Aから吐水口側水路20Bに水が流通して、吐水口16から吐水される。
これにより、図4に示しているように背圧室28内の圧力が消失してダイヤフラム弁22が給水圧により開弁させられる。即ち主水路20が開放される。
ここにおいて配管側水路20Aから吐水口側水路20Bに水が流通して、吐水口16から吐水される。
一方電磁弁32の閉弁によってパイロット水路30が遮断されると、配管側水路20Aの水がダイヤフラム弁22を貫通して設けられた連通孔34を通じて背圧室28内に流入し、これにより背圧室28の圧力が漸次増大して、その増大した圧力によってダイヤフラム弁22が閉弁させられる(図3参照)。
ここにおいて主水路20が配管側水路20Aと吐水口側水路20Bとに遮断された状態となって、吐水口16からの吐水が停止する。
ここにおいて主水路20が配管側水路20Aと吐水口側水路20Bとに遮断された状態となって、吐水口16からの吐水が停止する。
本実施形態の自動水栓10では、電気式開閉弁90の上流側、詳しくは図5に示しているように配管側水路20A上に手動式開閉弁36が設けられている。
図5(A)にその手動式開閉弁36及びこれを含む弁ユニットとしての弁カートリッジ74の構成が示してある。
この手動式開閉弁36は、電気式開閉弁90側への給水を遮断又は遮断解除するとともに流量調節する流調弁(流量調節弁)としての機能と、給水の温度調節を行う温調弁(温度調節弁)としての機能とを有するもので、固定弁体44と固定弁体44の摺動面(図5(A)中上面)を摺動する可動弁体46とを有している。
図5(A)にその手動式開閉弁36及びこれを含む弁ユニットとしての弁カートリッジ74の構成が示してある。
この手動式開閉弁36は、電気式開閉弁90側への給水を遮断又は遮断解除するとともに流量調節する流調弁(流量調節弁)としての機能と、給水の温度調節を行う温調弁(温度調節弁)としての機能とを有するもので、固定弁体44と固定弁体44の摺動面(図5(A)中上面)を摺動する可動弁体46とを有している。
固定弁体44は、図2の水,湯の各水路38の先端の水,湯の各流入口40(図5では一方のみが示されている)にそれぞれ連通した一対の開口部42(図5では一方のみが示されている)を有している。
一方、可動弁体46には混合室48が形成されており、一対の水,湯の開口部42から流入した水,湯を混合室48で混合する。その混合水は流出口52から流出される。
流出口52から流出した混合水は配管側水路20A、詳しくは手動式開閉弁36よりも下流側の水路へと流出して、主弁としてのダイヤフラム弁22側に到る。
尚水,湯の各水路38はそれぞれ配管側水路20Aの一部をなすものである。
一方、可動弁体46には混合室48が形成されており、一対の水,湯の開口部42から流入した水,湯を混合室48で混合する。その混合水は流出口52から流出される。
流出口52から流出した混合水は配管側水路20A、詳しくは手動式開閉弁36よりも下流側の水路へと流出して、主弁としてのダイヤフラム弁22側に到る。
尚水,湯の各水路38はそれぞれ配管側水路20Aの一部をなすものである。
ここで手動式開閉弁36は、可動弁体46が固定弁体44に対し図5(A)中左右方向に摺動することで流量調節を行い、また可動弁体46が固定弁体44に対し回転運動することで水,湯の混合比率の調節即ち温度調節を行う。
この手動式開閉弁36は、弁ケーシング70及び可動弁体46とハンドル54とを作動的に連結してハンドル54の操作力を可動弁体46に伝達する係合レバー72(図6参照)とともに、弁カートリッジ74としてユニット化されている。
そして図6に示しているようにこの弁カートリッジ74が、水栓本体12に形成されたカートリッジ穴76に嵌め込まれた上で、固定ナット78のねじ込みにより水栓本体12に組込固定される。
そして図6に示しているようにこの弁カートリッジ74が、水栓本体12に形成されたカートリッジ穴76に嵌め込まれた上で、固定ナット78のねじ込みにより水栓本体12に組込固定される。
固定ナット78による固定部分は、更にその外側に配された化粧キャップ80にて隠蔽されるようになっている。
この化粧キャップ80の外側には更にハンドル54が配置されていて、そのハンドル54が係合レバー72を介して可動弁体46に作動的に連結される。
ここでハンドル54にはレバー92が、使用者側に向かって前方に短く一体的に突出形成されている。
この化粧キャップ80の外側には更にハンドル54が配置されていて、そのハンドル54が係合レバー72を介して可動弁体46に作動的に連結される。
ここでハンドル54にはレバー92が、使用者側に向かって前方に短く一体的に突出形成されている。
この実施形態では、レバー92によってハンドル54を使用者から見て上下方向(図1(B)中上下方向)に回転操作することで温度調節が行われ、また左右方向(図5(A)中上下方向)に回転操作することで流量調節及び吐水・吐水停止(止水)が行われる。
具体的には、ここではレバー92を使用者から見て左方向に、つまり水栓本体12の側面に接近させる側に一杯まで回転操作すると、手動式開閉弁36が全閉状態となって吐水停止が行われ、また逆方向である右方向に一杯まで回転操作すると、手動式開閉弁36が全開状態となって吐水の流量が設定した最大流量となる。
またそれらの間においてハンドル54を左右回転操作すると、その回転操作量に応じて流量調節が行われる。
具体的には、ここではレバー92を使用者から見て左方向に、つまり水栓本体12の側面に接近させる側に一杯まで回転操作すると、手動式開閉弁36が全閉状態となって吐水停止が行われ、また逆方向である右方向に一杯まで回転操作すると、手動式開閉弁36が全開状態となって吐水の流量が設定した最大流量となる。
またそれらの間においてハンドル54を左右回転操作すると、その回転操作量に応じて流量調節が行われる。
図3,図4に詳しく示しているように、水栓本体12にはその下面側に水抜栓56が設けられている。
この水抜栓56は、主水路20における吐水口側水路20Bに連通する水抜孔58と、その水抜孔58を開閉する栓体60とを有している。
この水抜栓56は、主水路20における吐水口側水路20Bに連通する水抜孔58と、その水抜孔58を開閉する栓体60とを有している。
栓体60には回転操作つまみ62が設けられており、この回転操作つまみ62を回転操作することで、栓体60が軸方向にねじ送りで進退する。
そしてその前進時において栓体60に装着したシール部材64が水抜孔58を形成する筒体65の弁座66に着座して水抜孔58を閉鎖する。
そしてその前進時において栓体60に装着したシール部材64が水抜孔58を形成する筒体65の弁座66に着座して水抜孔58を閉鎖する。
本例の自動水栓10では、ハンドル54開状態、即ち手動式開閉弁36を全開にした状態の下でセンサ18の前方に手を差し出すと、センサ18がこれを感知し、これに基づいて制御基板24からパイロット弁としての電磁弁32に開弁信号が送られて電磁弁32が開弁する。
そして電磁弁32が開弁することによって主弁としてのダイヤフラム弁22が開弁し、吐水口16から吐水開始される。
そして電磁弁32が開弁することによって主弁としてのダイヤフラム弁22が開弁し、吐水口16から吐水開始される。
ここで電磁弁32はラッチ式の弁、即ち開弁後においては開弁状態を、閉弁後においては閉弁状態を保持するラッチ式の弁とされており、電磁弁32に開弁信号が送られて電磁弁32が開弁した後はその後開弁状態を保持する。従って吐水口16からの吐水が以後も継続される。
この状態でセンサ18の前方から手を引き戻すと、センサ18が手を非感知となって電磁弁32に閉弁信号が送られ、ここにおいて電磁弁32の閉弁、続いてダイヤフラム弁22の閉弁が行われて、吐水口16からの吐水が停止する。
本実施形態の自動水栓10はまた、吐水を開始するためのスイッチ21も備えており、そのスイッチ21をオン操作することによっても電磁弁32が開弁して、吐水口16からの吐水が行われる。
本実施形態では、前述したように電磁弁32はその後設定時間、具体的には10分間開弁状態に保持され、吐水口16からは10分間吐水が継続される。
そして制御基板24に備えられたタイマが10分後にタイムアップすると、電磁弁32に閉弁信号が送られて自動的に電磁弁32が閉弁され、ここにおいて吐水口16からの吐水が停止する。
そして制御基板24に備えられたタイマが10分後にタイムアップすると、電磁弁32に閉弁信号が送られて自動的に電磁弁32が閉弁され、ここにおいて吐水口16からの吐水が停止する。
以上は自動水栓10を混合水栓として構成した場合の例である。
一方図7は、自動水栓10を吐水・止水のみを行う単水栓として構成した場合の例を示している。
図示のようにこの場合には、図5及び図6に示す弁カートリッジ74をカートリッジ穴76から外しておき、そしてそのカートリッジ穴76に弁カートリッジ74を組み込むのに代えて、カートリッジ穴76の外部に開放された開口部82を盲キャップ84にて閉鎖しておく。
一方図7は、自動水栓10を吐水・止水のみを行う単水栓として構成した場合の例を示している。
図示のようにこの場合には、図5及び図6に示す弁カートリッジ74をカートリッジ穴76から外しておき、そしてそのカートリッジ穴76に弁カートリッジ74を組み込むのに代えて、カートリッジ穴76の外部に開放された開口部82を盲キャップ84にて閉鎖しておく。
この実施形態において、盲キャップ84には棒状の栓体86が一体に設けられており、その栓体86にて湯の流入口40、即ち湯の水路38のカートリッジ穴76に臨んで開口している湯の流入口40を閉鎖している。
尚、盲キャップ84の本体と栓体86にはシール材が設けてあって、そのシール材によって閉鎖部分をシールしている。
また盲キャップ84の本体には固定部88が設けられていて、その固定部88において、ねじ等の締結具98にて水栓本体12側に固定されている。
尚、盲キャップ84の本体と栓体86にはシール材が設けてあって、そのシール材によって閉鎖部分をシールしている。
また盲キャップ84の本体には固定部88が設けられていて、その固定部88において、ねじ等の締結具98にて水栓本体12側に固定されている。
このように本実施形態の自動水栓10では、カートリッジ穴76に弁カートリッジ74を組み込むのに代えて、図8に示しているように栓体86付きの盲キャップ84をカートリッジ穴76に装着することで、具体的にはカートリッジ穴76の開口部82を盲キャップ84で閉鎖し、また併せて盲キャップ84に備え付けた栓体86にて湯の流入口40を閉鎖することで、自動水栓10を容易に単水栓仕様となすことができる。
以上のような本実施形態によれば、カートリッジ穴76に弁カートリッジ74を組み込んでおくことで、自動水栓10を流量調節及び温度調節機能を有する混合水栓として用いることができ、またそのカートリッジ穴76に弁カートリッジ74を組み込むのに代えて栓体86付きの盲キャップ84を装着することで、自動水栓10を単水栓としてそのまま使用することができる。
而してこのように自動水栓10を単水栓として使用するとき、本実施形態では自動水栓10に弁カートリッジ74を搭載しておかず、カートリッジ穴76を単に盲キャップ84で閉鎖するだけであるため、本来必要としない弁カートリッジ74のためにコストが高くなるといった従来の問題を解決することができる。
而してこのように自動水栓10を単水栓として使用するとき、本実施形態では自動水栓10に弁カートリッジ74を搭載しておかず、カートリッジ穴76を単に盲キャップ84で閉鎖するだけであるため、本来必要としない弁カートリッジ74のためにコストが高くなるといった従来の問題を解決することができる。
ここで本実施形態の自動水栓10では、手動式開閉弁36とは別に吐水口16からの吐水・吐水停止を自動的に行うための電気式開閉弁90が別途に備えてあるため、弁カートリッジ74をなくしても吐水・吐水停止機能が失われることは無い。
本実施形態では、自動水栓10を単水栓化するに際し単に弁カートリッジ74を省略できるだけでなく、その操作用のハンドル54や化粧キャップ等も併せて不要化し得、それらに要するコストも削減することができる。
本実施形態では、自動水栓10を単水栓化するに際し単に弁カートリッジ74を省略できるだけでなく、その操作用のハンドル54や化粧キャップ等も併せて不要化し得、それらに要するコストも削減することができる。
また栓体86は盲キャップ84に備えてあるため、所要部品点数を更に削減することができ、また組付けの工数も低減することができる。
図9は本発明の他の実施形態を示したもので、ここでは盲キャップ100を、その装着時に弁カートリッジ74の組込み時とほぼ同等の通水空間をカートリッジ穴76内部に形成するダミーの弁カートリッジとして構成した例である。
この実施形態によれば、カートリッジ穴76が不必要に広い通水空間となるのを避け得て、そのカートリッジ穴76内部に多量の水が停滞してこれが死水となってしまうのを回避することができる。
この実施形態によれば、カートリッジ穴76が不必要に広い通水空間となるのを避け得て、そのカートリッジ穴76内部に多量の水が停滞してこれが死水となってしまうのを回避することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば本発明においては、予めカートリッジ穴76に組み込んである弁カートリッジ74をカートリッジ穴76から取り出した上で、そこに盲キャップ84,100を組み込むことで自動水栓10を単水栓化するといったことも可能であるし、或いはまたカートリッジ穴76を備えた自動水栓10に、弁カートリッジ74及び盲キャップ84,100の何れかを択一的に組み込んで自動水栓10を混合水栓又は単水栓の何れかに択一的に構成するといったことも可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
例えば本発明においては、予めカートリッジ穴76に組み込んである弁カートリッジ74をカートリッジ穴76から取り出した上で、そこに盲キャップ84,100を組み込むことで自動水栓10を単水栓化するといったことも可能であるし、或いはまたカートリッジ穴76を備えた自動水栓10に、弁カートリッジ74及び盲キャップ84,100の何れかを択一的に組み込んで自動水栓10を混合水栓又は単水栓の何れかに択一的に構成するといったことも可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
10 自動水栓
16 吐水口
18 センサ
20 主水路
24 制御基板(制御部)
36 手動式開閉弁
40 流入口
74 弁カートリッジ
76 カートリッジ穴
82 開口部
84,100 盲キャップ
86 栓体
90 電気式開閉弁
16 吐水口
18 センサ
20 主水路
24 制御基板(制御部)
36 手動式開閉弁
40 流入口
74 弁カートリッジ
76 カートリッジ穴
82 開口部
84,100 盲キャップ
86 栓体
90 電気式開閉弁
Claims (4)
- 吐水口に到る主水路上に設けた電気式開閉弁をセンサによる人体の感知・非感知に基づいて制御部により開閉させ、該吐水口から自動的に吐水又は吐水停止するようになした自動水栓において、
前記電気式開閉弁の上流側に、前記吐水口からの吐水の流量調節を行うための手動式開閉弁をユニット化して成る弁カートリッジを嵌込状態に組込み可能なカートリッジ穴が備えてあるとともに、該カートリッジ穴に前記弁カートリッジを組み込むのに代えて該カートリッジ穴の、外部に開放された開口部を閉鎖する盲キャップが備えてあることを特徴とする自動水栓。 - 請求項1において、前記手動式開閉弁が温度調節機能を有する弁であり、前記カートリッジ穴に臨む湯の流入口を閉鎖する栓体を更に備えてあることを特徴とする自動水栓。
- 請求項2において、前記栓体が前記盲キャップに設けてあることを特徴とする自動水栓。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記盲キャップが、該盲キャップの装着時に前記弁カートリッジの組込み時とほぼ同等の通水空間を前記カートリッジ穴内部に形成するダミーの弁カートリッジとして構成してあることを特徴とする自動水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004044083A JP2005232831A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 自動水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004044083A JP2005232831A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 自動水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005232831A true JP2005232831A (ja) | 2005-09-02 |
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ID=35016070
Family Applications (1)
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JP2004044083A Pending JP2005232831A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 自動水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005232831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008255743A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Inax Corp | 水栓 |
JP2009097330A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Sung-Man Ji | 自動水栓 |
US7871057B2 (en) | 2006-12-04 | 2011-01-18 | Toto Ltd. | Sensor actuated faucet |
-
2004
- 2004-02-20 JP JP2004044083A patent/JP2005232831A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008255743A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Inax Corp | 水栓 |
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