JP2005231964A - 水素製造装置および水素製造方法 - Google Patents

水素製造装置および水素製造方法 Download PDF

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新一 牧野
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昇 瀬川
Kazuya Yamada
和矢 山田
Akihiro Hara
昭浩 原
Kimichika Fukushima
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Abstract

【課題】高効率で水素を製造し、水素の安定的な供給を可能にする水素製造装置および水素製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る水素生成装置は、改質器の改質管にγ−アルミナで作製した触媒をセラミックス成形体18に担持させた担持体14を構成し、この担持体14に水蒸気を加えた原燃料を通過させ、前記触媒により水蒸気改質を行って水素リッチな燃料改質ガスを生成する水素生成装置であり、前記触媒は、CuおよびZnを含有し、CuのZnに対する質量比が5〜1000である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、原燃料から水蒸気改質により水素を製造する水素製造装置および水素製造方法に関する。
近年の電力産業分野や自動車産業分野等においては、化石燃料の枯渇に対応するための省エネルギー化の促進や、環境保全等の観点に基づくCOやNOの濃度の低減を実現するために、燃料を多様化する技術の研究および導入が促進されている。こうした燃料多様化技術の一つとして水素ガスの利用技術が挙げられる。
この水素ガスの利用技術としては、例えば、燃料電池発電プラントや水素燃焼発電プラントが挙げられる。
燃料電池発電プラントは、炭化水素等を改質させた水素リッチな燃料改質ガスと酸素とを電気化学的に反応させ、直接電気エネルギーを発生させるものであり、従来、多くの発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、水素燃焼発電プラントは、高圧の水素ガスと純酸素ガスを燃焼させ高温の水蒸気を発生させ、発生した高温の水蒸気によってタービンで膨張仕事をさせ、その際に発生する動力で発電機を駆動して発電を行うものである(例えば、特許文献2参照)。
燃料電池発電プラント、水素燃焼発電プラントともにNO,SO,CO等の環境汚染物質や温暖化ガスを発生させないという点で、理想的なエネルギーであるとされており、新エネルギー推進政策の一環として研究開発の成果が期待されている。
特開2001−85040号公報 特開平11−36820号公報
こうした水素利用技術の向上および導入については、水素の安定的な供給が不可欠であるが、上述の水素利用技術を普遍的なエネルギーとして活用するには、水素製造技術のさらなる改善が必要である。しかしながら、従来の水素製造装置および水素製造方法は、製造効率およびコストの点で、必ずしも安定的な水素供給を満足する技術といえなかった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、高効率で水素を製造し、水素の安定的な供給を可能にする水素製造装置および水素製造方法を提供するものである。
本発明の水素製造装置は、上述した課題を解決するために、構成元素としてCuおよびZnを含む触媒のCuのZnに対する質量比が5以上1000以下であり、前記触媒がセラミックス成形体の表面に担持されて担持体が形成され、この担持体が容器に充填されて構成された水蒸気改質器を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の水素製造方法は、上述した課題を解決するために、構成元素としてCuおよびZnを含み、CuのZnに対する質量比が5〜1000の範囲である触媒をセラミックス成形体の表面に担持して担持体を形成し、この担持体を容器に充填して水蒸気改質器を構成し、この水蒸気改質器に原燃料と水蒸気とを混合した混合燃料ガスを流通して、前記混合燃料ガスを燃料改質ガスとすることを特徴とする方法である。
本発明の水素製造装置および水素製造方法によれば、高効率で水素を製造することが可能となるので、水素利用技術に必要な水素を安定的に供給することが可能となる。
本発明に係る水素製造装置の実施例について、図面を参照して以下に説明する。
図1に実施例1の水素製造装置の基本的な構成図を示す。
本実施例の水素製造装置は、エーテル類やアルコール類等の含酸素炭化水素を原燃料とし、具体的には、例えば、ジメチルエーテルやメタノール等を原材料とする。
この水素製造装置は、水素製造機器である水蒸気改質器1と、水蒸気改質器1に水蒸気を供給する熱交換器2と、CO変成器3と、CO除去器5とを備えた構成とされる。水蒸気改質器1には、上記のような原材料に水蒸気を加えた混合燃料ガスを加熱するバーナ7が設けられ、水蒸気改質器1内の改質部8において燃料改質ガスが生成される。
以下、燃料改質ガスの製造プロセスについて、図1に示す構成図のプロセスフローに従って説明する。
まず原燃料に熱交換器2からの水蒸気を加えて混合燃料ガスとする。この熱交換器2は、水蒸気改質器1の排熱ガスと供給水との熱交換により水蒸気を発生させる。次に、混合燃料ガスを水蒸気改質器1に組み込んだ改質部8に供給し、ここでバーナ7からの燃焼ガスによる加熱条件下で水蒸気改質を行って、水素リッチな燃料改質ガスを生成する。
このとき、燃料改質ガスに含まれる一酸化炭素(CO)の濃度をCO変成器3およびCO除去器5により低減する。CO変成器3の構成については、公知の技術であり、例えば、一酸化炭素燃焼法等が適用される。
なお、図1に示す本実施例の水素製造装置は、CO変成器3およびCO除去器5を備えた構成としたが、一酸化炭素の濃度は、製造した水素の使用目的や設備の設置条件により設定すれば良いので、例えば、CO変成器5およびCO除去器6のうち、少なくとも一方を省略する構成としても良い。例えば、製造した水素を燃料電池に使用する場合は、燃料改質ガスに含まれる一酸化炭素濃度を10ppm以下とすることが好ましい。
図2に水蒸気改質器1の構造図を示す。
この水蒸気改質器1は、ジメチルエーテル等の含酸素炭化水素を原燃料とし、この原燃料に水蒸気を加えて混合させた混合燃料ガスを水蒸気改質させる。
水蒸気改質器1の本体を構成する容器9の上部側には、燃焼ガスと空気とを混合して混合燃料ガスとし、この混合燃料ガスを加熱して燃料改質ガスを生成させるバーナ7が設けられる。一方、外管11と内管12とで構成される改質管13が容器9内に設けられ、外管11側には、触媒を担持させた担持体14が充填されて改質部8が構成される。
また、容器9の底部側には、水蒸気を加えた混合燃料ガスを水蒸気改質器に導入する入口マニホールド15と、水蒸気改質された燃料改質ガスを水蒸気改質器1外に排出する出口マニホールド16とが設けられる。さらに、容器9の底部側には、バーナ7で燃焼ガスを燃焼した後の排熱ガスを、熱源として図1に示す熱交換器2に供給するための燃焼ガス出口17が設置される。
入口マニホールド15から供給される混合燃料ガスが担持体14を通る際、燃焼ガスにより燃焼温度250℃〜350℃に加熱され、混合燃料ガスが水素リッチな燃料改質ガスに改質される。改質された水素リッチな燃料改質ガスが内管12および出口マニホールド16を介して下流の図1に示すCO変成器3に流通される。
本発明の水素製造装置において、水蒸気改質器1の改質部8に充填される担持体14は、三次元網目状の中実柱体に成形加工されたセラミックス成形体としてのセラミックス多孔体により形成される。
図3に、実施例1の担持体14の形状を示す構成図を示す。また、図4は、図3において鎖線で囲む領域IV部の構造を示す部分的拡大図であり、担持体14の細部構造を示している。
この担持体14の本体は、繊維状骨格で構成された骨材19からなるセラミックス多孔体18であり、開気孔20が形成される。開気孔20の口径は、0.5mm〜10mmであることが好ましい。また、セラミックス多孔体18の気孔率は、例えば70%以上であることが好ましい。
開気孔20の口径を0.5mm〜10mmとすることが好ましい理由としては、開気孔20の口径が0.5mm以下であると目詰まりを起すことがあり、一方、開気孔20の口径が10mm以上であると、セラミックス多孔体18の機械強度が低下し、破損するおそれがあるためである。
なお、上述の数値範囲は、本発明者らの実験によって確認された好ましい適用範囲であるが、開気孔20の口径および気孔率は、本実施例に示す数値範囲に限定されない。
一方、担持体14の本体として三次元網目状の中実柱体(円柱状)に成形加工されたセラミックス多孔体18の材質は、アルミニウム、セレン、ジルコニウム、チタン、珪素、マグネシウムのうちから選択される少なくとも一つ以上の元素の酸化物、窒化物または炭化物であることが好ましい。
上記元素の酸化物、窒化物または炭化物は、燃焼ガス温度250℃〜400℃の加熱条件下で、混合燃料ガスを水蒸気改質させる際の充分な耐食性を備えている。
一方、セラミックス多孔体18の表面には、混合燃料ガスを水蒸気改質させるための触媒が担持されて担持体14が形成される。
この触媒は、γ−アルミナを主成分とし、γ−アルミナで担持された触媒層内には、金属元素、具体的には、CuおよびZnのうち少なくとも一種以上の金属元素が含まれる。上記金属は、粒径が例えば1nm〜500nmであることが好ましい。また、この触媒は、CuのZnに対する質量比が5〜1000の範囲の組成を有し、Cu組成が好ましくは10質量%〜50質量%の範囲、より好ましくは29質量%〜30質量%の範囲かつZn組成が好ましくは0.1質量%〜3質量%の範囲、より好ましくは0.25質量%〜1質量%の範囲の組成を有することが好ましい。
触媒の主成分としてγ−アルミナを選定することにより、燃焼ガス温度250℃〜400℃の加熱条件下で混合燃料ガスを水蒸気改質させる際に、ジメチルエーテル(DME)からメタノールを得る改質反応(化学式、CHOCH+HO→2CHOHで示される改質反応)を円滑に行わせることが可能である。
また、γ−アルミナで作製された触媒に、CuおよびZnのうち少なくとも一種以上の金属を混入させることにより、混合燃料ガスを水蒸気改質させる際に、例えば、メタノールやジメチルエーテルを用いた場合、CHOH+HO→CO+3Hで表される反応を促進することが可能である。特に、Cu組成が29質量%〜30質量%の範囲かつZn組成が0.25質量%〜1質量%の範囲の組成とすることにより、触媒による改質効率がさらに向上する。
また、触媒に含有させるCuおよびZnの金属元素の粒径を1nm〜50nmとすることにより、さらに触媒を活性化し、改質反応を促進させる。
なお、担持体14を図2に示す改質管13に充填する際に、触媒の密度(層厚)を混合燃料ガスの流れ方向に沿って入口側を高く、出口側を相対的に低くするように設けてもよい。このような触媒密度の構成により、水蒸気改質を無駄なく、より効果的に反応させることが可能である。
このように、本実施例の水素製造装置は、担持体14として三次元網目状の微細構造を有する中実柱体に成形加工されたセラミックス多孔体18を用いるとともに、セラミックス多孔体18の開気孔20を例えば0.5mm〜10mmの孔径とし、気孔率を例えば70%以上にすることにより、触媒の表面積をより増大させ、また、セラミックス多孔体18をγ−アルミナを主成分として、その表面に触媒反応を向上させるCuおよびZnの少なくとも一方を含有させた触媒を担持させる構造としたので、混合燃料ガスの水蒸気改質の際に、担持体14を通過する混合燃料の圧力損失を低減し、さらに触媒を活性化して改質反応を促進し、高効率で混合燃料ガスを水素リッチな改質燃料ガスとする。
なお、本実施例の水素製造装置においては、担持体14の本体として三次元網目状の中実柱体に成形加工されたセラミックス多孔体18を用いたが、例えば、図5に示すように、中央を中空にした中空柱体(円筒状)に成形加工したセラミックス多孔体18を用いて担持体14を形成してもよい。また、例えば、ハニカム構造に成形加工されたセラミックス多孔体(図示せず)を用いて担持体を形成してもよい。
また、担持体14は、図3や図5に示した形状以外にも、例えば、長尺の中実柱体または中空柱体のセラミックス多孔体により構成してもよく、また、図6に示すような小さいペレット形状の担持体14を複数個集合させてもよい。あるいは、図7に示すように、中実の球形形状構造の担持体14を複数個集合させてもよく、さらに、図8に断面形状を模式的に示すような中空の球形形状構造の担持体14を複数個集合させてもよい。
このように、担持体14の形状は特に限定されるものでなく、例えば、粒子状の形状構造にしてもよい。なお、図5〜図8に示した担持体14は、それぞれ、図3に示したセラミックス多孔体18と同様に、図4の拡大図に示すような三次元網目状構造を有する。
次に、γ−アルミナ等を主成分とした触媒を、担持体14に担持させる製造方法について説明する。
触媒をセラミックス多孔体18に担持させるには、気相法、ゾル−ゲル法(アルコキシド加水分解法)、共沈法、熱水法、凍結乾燥法、噴霧熱分解法、エマルジョン等の手法が用いられる。
例えば、ゾル−ゲル法を用いる場合、γ−アルミナにCuおよびZnのうち少なくとも一種以上の金属の金属水溶液を加えて撹拌してゾルを合成し、三次元網目状の柱体に成形加工したセラミックス多孔体18にコーティングし、必要に応じて蒸発乾燥させ、還元処理する。
このゾル−ゲル法によって調製したγ−アルミナは、触媒として機能し、CHOCH+HO→2CHOHで表される反応により、ジメチルエーテル(DME)を効果的にメタノールに改質させることができる。
また、γ−アルミナにCuおよびZnのうち少なくとも一種以上の金属を含有させると、メタノールは、CHOH+HO→CO+3Hで表される反応により分解して、水素を生成するので、燃料改質ガスを生成することができる。
図9にジメチルエーテルを水蒸気改質させる場合に、燃焼ガスの温度を変化させて水素の改質率(水素生成率)を試験圧力ごとに測定した改質率線図を示す。
なお、水素生成率とは、ジメチルエーテルの水蒸気改質試験により実際に生成した水素量の、化学量論的に生成する理論的な水素量に対する百分率である。
図9に示す改質率線図から、ジメチルエーテルは、圧力が低いほど水素の改質率が高くなる傾向が明確である。特に、燃焼ガス温度250℃〜400℃の加熱条件下でジメチルエーテルを加熱する場合、圧力20atmにおいて、水素生成率が85%以上と高水準である。
一方、図10に担持体14として三次元網目状の中実柱体に成形加工したセラミックス多孔体18にCuを29質量%かつZnを1質量%担持した触媒を使用したときの水素生成率の温度変化の試験結果を示す。
このときのジメチルエーテル流量は、触媒1gあたり3.3mmol/h(担体含まず)とし、ジメチルエーテル/HO比は1/4とし、圧力は常圧とした。
図10に示すように、触媒としてγ−アルミナにCuを含有させると、温度250℃以上で水素生成率が向上しており、燃焼ガス温度300℃以上で、水素生成率がほぼ100%となり、特に、燃焼ガス350℃以上で水素生成率が非常に高くなっている。なお、400℃を超えると水素生成率に対する熱効率が悪くなることから400℃以下が適正温度となる。
これら図9および図10に示す試験結果より、ジメチルエーテルを水蒸気改質させる場合の燃焼ガスの温度は、250℃〜400℃が好ましい適正温度であると判断した。
本発明に係る水素製造装置の装置構成を示す構成図。 水蒸気改質器の構造を示す断面図。 実施例の水蒸気改質器に適用される担持体の形状を示す構成図。 図3のIV部の構造を示す部分的拡大図。 担持体の第2の形状例を示す構成図。 担持体の第3の形状例を示す構成図。 担持体の第4の形状例を示す構成図。 担持体の第5の形状例の断面形状を模式的に示す構成図。 ジメチルエーテルを水蒸気改質させる場合の、各温度の水素生成率を試験圧力ごとに測定した水蒸気生成率線図。 本発明に係る触媒を使用した水素製造装置における水素生成率の温度変化図。
符号の説明
1 水蒸気改質器
2 熱交換器
3 一酸化炭素変成器
5 一酸化炭素除去器
8 改質部
7 バーナ
9 容器
11 外管
12 内管
13 改質管
14 担持体
15 入口マニホールド
16 出口マニホールド
17 燃焼ガス出口
18 セラミック多孔体
19 骨材
20 開気孔

Claims (10)

  1. 構成元素としてCuおよびZnを含む触媒のCuのZnに対する質量比が5以上1000以下であり、前記触媒がセラミックス成形体の表面に担持されて担持体が形成され、この担持体が容器に充填されて構成された水蒸気改質器を備えたことを特徴とする水素製造装置。
  2. 前記触媒は、Cuの組成が10質量%〜50質量%の範囲であり、Znの組成が0.1質量%〜3質量%の範囲であることを特徴とする請求項1記載の水素生成装置。
  3. 前記触媒が、γ−アルミナを主成分とすることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  4. 前記水蒸気改質器に供給される原燃料が、ジメチルエーテルであることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  5. 前記触媒を担持させた前記セラミックス成形体が、三次元網目構造を有するセラミックス多孔体であることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  6. 前記セラミックス成形体の形状が、中実柱体および中空柱体のいずれか一方であることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  7. 前記セラミックス多孔体の形状が、中実球形構造および中空球形構造のいずれか一方であることを特徴とする請求項5記載の水素製造装置。
  8. γ−アルミナを主成分とする前記触媒を前記セラミックス成形体に担持させた前記担持体が、粒子状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  9. 前記触媒に含有されるCuまたはZnの粒径が1nm〜500nmであることを特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  10. 構成元素としてCuおよびZnを含み、CuのZnに対する質量比が5〜1000の範囲である触媒をセラミックス成形体の表面に担持して担持体を形成し、この担持体を容器に充填して水蒸気改質器を構成し、この水蒸気改質器に原燃料と水蒸気とを混合した混合燃料ガスを流通して、前記混合燃料ガスを燃料改質ガスに改質することを特徴とする水素製造方法。
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